JPH1075045A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

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JPH1075045A
JPH1075045A JP8231871A JP23187196A JPH1075045A JP H1075045 A JPH1075045 A JP H1075045A JP 8231871 A JP8231871 A JP 8231871A JP 23187196 A JP23187196 A JP 23187196A JP H1075045 A JPH1075045 A JP H1075045A
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3485Applying solder paste, slurry or powder

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】0.5mmさらには0.25mm以下の狭小ピ
ッチのパッド上に、従来の印刷法をベースとして予備は
んだを供給することで、実装不良を低減できるプリント
配線板を供給する。 【解決手段】本発明の予備はんだは、パッド2に対し帯
状の開口部4を2本以上持つマスクスクリーン3を用い
てパッド2方向に対して20〜45°の角度をつけて印
刷し、加熱・溶融、洗浄し形成する。この際使用するペ
ーストは、異種の組成(Sn45−55wt%:Pb
残、Sn85−95wt%:Pb残)のはんだ粉末を混
合したもの(50−80wt%)と活性ロジン系フラッ
クス(残部)からなる。活性ロジン系フラックスは、樹
脂(40−60wt%)、活性剤(0.2−3.0wt
%)、添加剤(0.−12.0et%)、溶剤(残部)
からなるものを用いる。また、本発明の予備はんだ形成
法は、従来の印刷法をベースにすることにより、高額な
設備投資を必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板の
製造方法に関し、特に狭ピッチパッド上へ予備はんだを
供給するプリント配線板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プリント配線板の各種搭載部品のは
んだ付けを行う場合、図2(a)〜(h)に示すよう
に、表面実装部品の実装を行う方法は、搭載する部品の
リード部分に対応する部分が開口しているマスク3と、
プリント配線板のその部品を搭載するパッド2と、両者
の位置が重なるようにプリント配線板にマスク3を重ね
た後に、マスクスクリーン3の上からスキージを用いて
パッド2の方向に対し垂直または平行にはんだペースト
5を印刷することにより、開口部4を通してパッド2上
にはんだペースト5を供給する。その後、はんだペース
ト5が供給されたプリント配線板に搭載部品をのせ、リ
フロー装置にてはんだペースト5を加熱,溶融させるこ
とにより、プリント配線板へのはんだ付けによる部品の
搭載が完了となる。ところが実装の高密度化にともなっ
てプリント配線板のパッドピッチおよび各部品のリード
ピッチも狭まってきている。よって狭小ピッチに対して
一般に使用されているはんだペースト5を用いて上記の
ような方法で部品実装を行った場合、マスクスクリーン
3の開口部4が非常に微細となるため、マスクスクリー
ン3の各部部品および部品リード6と各々対応した個々
の開口部4から基材1上にはんだペースト5が完全に転
写されず、はんだペースト5が開口部4よりプリント配
線板のパッド2上に供給されないためにはんだ不足が生
じたり、また個々の開口部4の間隔が狭まるため、供給
されたはんだペースト5でブリッジが生じたりする。ま
た各開口部4をプリント配線板の目的のパッドに正確に
合わせることも困難になるため、はんだペースト5の印
刷ずれが生じ、はんだ7の不足やブリッジ等の不良とな
る。
【0003】これらの問題を解決し狭小ピッチに対応し
た方法として、各リード部分をひとつの開口部にまとめ
た一文字タイプのマスクを用いた印刷方法が提案された
(特公昭60−58600号公報)。確かにこの方法
で、はんだペーストの供給性は向上し、プリント配線板
とマスクとの位置合わせ精度も向上したが、部品搭載を
行い加熱,溶融を行う際にブリッジを形成してしまうこ
とがある。また、ブリッジをしないようにはんだ量を制
御するとはんだ不足が生じる。
【0004】さらに解決する方法として、はんだペース
トのはんだ組成が異なるものを混合して用いることによ
り、はんだペーストの加熱,溶融時の挙動を制御する方
法が提案されている(特開平03−44996号公
報)。しかし、上記の一文字印刷方法と混合はんだペー
スト方法とを組み合わせて使用したとしても、0.5m
mピッチ程度の部品の搭載が限界となる。
【0005】また狭小ピッチのパッドにはんだを供給す
る方法として、プリント配線板に予備はんだを行なう方
法が提案されている(特開平04−174593号公
報、特開平06−152120号公報)。予備はんだ法
によって0.30mmピッチの部品搭載が可能となった
が、これらの方法は特殊化学反応を伴うため、高額な設
備投資面での問題が発生する。また0.3mmピッチ以
下の狭小ピッチにおいては、反応上はんだ膜形成性(膜
厚、均一性、等)に問題が残る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したとおり、リー
ドの間隙が0.5mm以下の狭小ピッチへの部品搭載
は、一文字印刷方法を用いた場合でも、一文字に印刷さ
れたはんだペーストが部品搭載の各々のパッドに分割さ
れずにブリッジが生じることがあった。また、混合はん
だペーストにより若干解決した(特開平03−4499
6号公報)としても、0.5mm以下のものについては
ブリッジの発生による不良率は極端に高くなる。また
0.5mmP以下について、予備はんだ法で解決したと
しても、高価な設備投資が必要となる。
【0007】本発明の目的は、ブリッジの発生がなく、
また、高価な設備投資を必要とせずに狭小ピッチに対応
した予備はんだを供給できるプリント配線板の製造方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、はんだ供給
プリント配線板に0.5mm以下の狭小ピッチの部品が
含まれる場合は、部品搭載以前の段階、つまりプリント
配線板の段階で予備はんだを供給することで解決しよう
としたものである。予備はんだ供給の中でもパッドピッ
チが0.5mm以下と狭小ピッチの場合には、はんだペ
ーストの供給方法と溶融時の挙動とが大きな問題となっ
てくる。そこで、プリント配線板に実装に充分な量のは
んだを印刷方法により提供することと、はんだ形成に利
用するペースト成分の組成を調整すること、マスクの開
口部設計を帯状とし、印刷時の方向に対し角度を設ける
ことで解決することとする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて詳細に説明する。
【0010】予備はんだの供給方法を帯状(一文字)の
開口設計を持つマスクスクリーンを用いて行い、位置合
わせのずれによるはんだブリッジおよびはんだ不足を防
止するとともに、マスク開口部設計からのはんだ供給性
を向上をねらう。帯状(一文字)形状のマスクスクリー
ンを用いた場合パッドに対して部分なはんだペーストの
供給となるが、帯状(一文字)の開孔部を2本以上設け
ることによりパッド上に安定して均一にはんだペースト
を印刷方式にて供給できる。また、異なる組成の個々の
はんだ粉末を混合しはんだ組成を調整することで共晶点
近傍ではんだの溶融状態を持続することが可能となり溶
融時のはんだペーストの挙動を制御するとともに、はん
だペースト内のフラックス成分の含有量を最適化するこ
とによりはんだのきれと流動性とを向上させ、膜厚が均
一でブリッジのない被膜形成を可能とした。また、本発
明の実施の形態による予備はんだ供給法では実装後の洗
浄と比較しより強力な洗浄が可能となるため、はんだ濡
れ拡がり性を確保できるだけの活性剤量、添加剤成分を
含有した活性ロジン系フラックスを使用できるようにな
った。さらに、本発明の実施の形態のはんだペーストは
2種の異なる組成のはんだ粉末を使用することで溶融温
度が230℃以下となるため、予備はんだ形成時のプリ
ント配線板への熱的ダメージを低減することができる。
一般に、電子部品とプリント配線板のはんだ付けに使わ
れるはんだは、はんだ付け強さやはんだ付け性の点から
63Sn−37Pbの供給はんだ、あるいはこの共晶点
近辺のはんだが使用されていることを考慮し、本発明の
実施の形態では形成後の予備はんだの融点が、共晶ある
いは共晶点近辺となるようにはんだ粉末混合比の調整を
行なった。
【0011】以下に、実施例を用いて本発明を説明す
る。 [実施例1]図1(a)〜(h)は本発明の実施例1の
予備はんだ形成のプロセス断面図および平面図である。
図1(a),(b)はプリント配線板の表層を表してお
り、サブトラクティブ法などによりパッドなどを形成し
たものである。本実施例では、はんだを供給する狭小パ
ッドのパッド幅を0.125mm,パッド間隙を0.1
25mm,パッドピッチを0.250mm,パッド長さ
を2.0mm,パッド厚みを37μmとした。図1
(c),(d)に示すようにこの狭小ピッチをもつプリ
ント配線板に一文字方式のマスクスクリーンを重ね、該
当する実装パッド2にマスクスクリーンの開口部4を位
置を合わせる。このときマスクスクリーンの開口部4
は、実装時に必要な量のはんだを提供できるように設計
する。またパッド2上に均一に予備はんだ層を形成でき
るように開口部4の形状を2文字とし、印刷方向に対し
て開口部4の角度を45°傾けて設計を行なう。
【0012】本実施例では、一群のパッド列に対してパ
ッド群長さ方向がパッド群プラス両脇0.65mmづ
つ、パッド長手方向太さが0.65mm、パッド長手方
向間隙が0.40mm、パッド長手方向に2本の帯状の
開口部を持つ、厚さ70μmのメタルマスクスクリーン
を用いた(図4)。
【0013】次に図1(e)、(f)に示すように、マ
スクスクリーン上にはんだペースト5をのせ、スキージ
を用いてはんだペースト5をプリント配線板の該当する
パッド2上に印刷方式により供給する。このときの供給
されたはんだペースト2の厚さは、70μm程度とな
る。このときはんだペースト2を供給する実装パッド2
は狭小パッド部のみで、他の実装用パッド2は実装時に
はんだ供給を行う。次に図1(g)、(h)に示すよう
に、はんだペースト5が供給された基板を予備加熱15
0℃60秒、本加熱ピーク温度230℃になる温度設定
で赤外線・エアー併用リフロー装置で処理し、狭小パッ
ド2上に供給されたはんだペースト5を加熱,溶融させ
る。はんだペースト5は、加熱・溶融時の挙動を制御す
るために、50Sn/50Pb粉末と90Sn/10P
b粉末の球形を混合した粉末60wt%と、残部活性剤
を0.4wt%含有したフラックス成分を混合し調整し
た。そののち、供給部以外に付着しているはんだやペー
スト中のフラックス成分等をエチレングリコール系洗浄
剤,30℃以上の湯洗,超音波洗浄を行ない、洗浄す
る。こうして、狭小パッド2上に実装時にはんだペース
ト5の供給なしで部品搭載が可能な量の予備はんだ被膜
が形成される。実装時には、通常工法でペースト印刷を
した後、一般の部品搭載した、予備はんだ被膜が形成さ
れている狭小部分に該当部品をのせ、はんだを溶融させ
て実装を行う。
【0014】本発明の実施例を用いた結果、狭小部分の
パッド上には20−50μmのはんだ被膜が形成され、
予備はんだ形成でブリッジは生じなかった。またこの予
備はんだを用いて実装を行った結果狭層ピッチパッド2
部分に実装不良は生じなかった。
【0015】なお、実施例1の条件を表1に示した。
【0016】
【表1】
【0017】[実施例2]本実施例では、サブトラクテ
ィブ法により形成したはんだを供給する狭小パッドのパ
ッド幅を0.075mm、パッド間隙を0.075m
m、パッドピッチを0.150mm、パッド長さを1.
2mm、パッド厚みを32μmとした。この狭小ピッチ
をもつプリント配線板に一文字方式のマスクスクリーン
を重ね、該当する実装パッドにマスクスクリーンの開口
部を位置を合わせる。またパッド上に均一に予備はんだ
層を形成できるように形状を3文字とし、印刷方向に対
して開口部分の角度を45°傾けて設計を行なう。マス
クスクリーン上にはんだペーストをのせ、スキージを用
いてはんだペーストをプリント配線板の該当するパッド
上に印刷方式にて供給する。このときの供給されたはん
だペーストの厚さは、100μm程度となる。このとき
はんだペーストを供給する実装パッドは狭小パッド部の
みで、他の実装用パッドは実装時にはんだ供給を行う。
はんだペーストが供給された基板を赤外線・エアー併用
リフロー装置で処理し、狭小パッド上に供給されたはん
だペーストを加熱,溶融させる。はんだペーストは、加
熱・溶融時の挙動を制御するために、50Sn/50P
b粉末と90Sn/10Pb粉末の球形を混合した粉末
50wt%と、残部活性剤を0.2wt%含有したフラ
ックス成分を混合し調整した。
【0018】そののち、供給部以外に付着しているはん
だやペース中のフラックス成分等を溶剤系洗浄剤、30
℃以上の湯洗,超音波洗浄を行ない洗浄する。こうし
て、狭小パッド上に実装時にはんだペーストの供給なし
で部品搭載が可能な量の予備はんだ被膜が形成される。
実装時には、通常工法でペースト印刷をした後、一般の
部品搭載した、予備はんだ被膜が形成されている狭小部
分に該当部品をのせ、はんだを溶融させて実装を行う。
【0019】本発明の実施例を用いた結果、狭小部分の
パッド上には20−40μmのはんだ被膜が形成され、
予備はんだ形成でブリッジは生じなかった。またこの予
備はんだを用いて実装を行った結果、狭小ピッチパッド
部分に実装不良は生じなかった。
【0020】なお、実施例2の条件を表2に示した。
【0021】
【表2】
【0022】[実施例3]本実施例では、アディティブ
法により形成したはんだを供給する狭小パッドのパッド
幅を0.060mm、パッド間隙を0.060mm、パ
ッドピッチを0.120mm、パッド長さを1.0m
m、パッド厚みを15μmとした。この狭小ピッチをも
つプリント配線板に一文字方式のマスクスクリーンを重
ね、該当する実装パッドにマスクスクリーンの開口部を
位置を合わせる。またパッド上に均一に予備はんだ層を
形成できるように形状を2文字とし、印刷方向に対して
開口部分の角度を20°傾けて設計を行なう。マスクス
クリーン上にはんだペーストをのせ、スキージを用いて
はんだペーストをプリント配線板の該当するパッド上に
印刷方式にて供給する。このときの供給されたはんだペ
ーストの厚さは、40μm程度となる。このときはんだ
ペーストを供給する実装パッドは狭小パッド部のみで、
他の実装用パッドは実装時にはんだ供給を行う。はんだ
ペーストが供給された基板を窒素リフロー装置で処理
し、狭小パッド上に供給されたはんだペーストを加熱,
溶融させる。はんだペーストは、加熱・溶融時の挙動を
制御するために、55Sn/45Pb粉末と95Sn/
5Pb粉末の球形を混合した粉末80wt%と、残部活
性剤を0.8wt%含有したフラックス成分を混合し調
整した。そののち、供給部以外に付着しているはんだや
ペース中のフラックス成分等をアルコール系洗浄剤、6
0℃以上の湯洗、超音波洗浄を行ない、洗浄する。こう
して、狭小パッド上に実装時にはんだペーストの供給な
しで部品搭載が可能な量の予備はんだ被膜が形成され
る。実装時には、通常工法でペースト印刷をした後、一
般の部品搭載した、予備はんだ被膜が形成されている狭
小部分に該当部品をのせ、はんだを溶融させて実装を行
う。
【0023】本発明の実施例を用いた結果、狭小部分の
パッド上には15−30μmのはんだ被膜が形成され、
予備はんだ形成でブリッジは生じなかった。またこの予
備はんだを用いて実装を行った結果、狭小ピッチパッド
部分に実装不良は生じなかった。
【0024】なお実施例3の条件を表3に示した。
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】本発明の実施の形態の工法、つまり、プ
リント配線板に実装に充分な量の予備はんだを印刷方法
により提供することと、はんだ形成に利用するペースト
成分の組成を調整すること、マスクスクリーンの開口部
設計を帯状とし、印刷時の方向に対し角度を設けること
で、0.5mmピッチ、さらには0.25mmピッチ以
下の狭生ピッチにおいて、実装不良を低減できる予備は
んだを形成したプリント配線板が供給できる。
【0027】また、予備はんだを形成する工程におい
て、実装に充分な量のはんだをばらつきがなく容易に形
成することができる。
【0028】さらに従来の印刷法をベースにすること
で、高額な設備投資をせずに狭小ピッチに対応した予備
はんだをプリント配線板上に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(h)は本発明の実施例1の予備はん
だ形成のプロセス断面図および平面図である。
【図2】(a)〜(h)は従来のプリント配線板の製造
方法の予備はんだ形成プロセスの一例の断面図および平
面図である。
【図3】(a),(b)は本発明のマスクスクリーンお
よび(c),(d)は従来のマスクスクリーンの平面図
である。
【符号の説明】
1 基材 2 パッド 3 マスク 4 開口部 5 はんだペースト 6 部品および部品リード 7 はんだ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/12 7511−4E H05K 3/12 D 3/24 7511−4E 3/24 B 3/26 7511−4E 3/26 A (72)発明者 角田 貴徳 富山県下新川郡入善町入膳560 富山日本 電気株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板のパッド上にはんだペー
    ストを帯状に印刷する工程と、前記はんだペーストを加
    熱・溶融し各前記パッド上に分離析出させる工程と、は
    んだ上に形成されたペースト残渣を洗浄除去する工程か
    らなるプリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記はんだペーストを帯状に印刷する工
    程が、帯状開口部を有するスクリーンもしくはメタルマ
    スクを20〜45°の角度をつけて設置したパッド上に
    開口部がくるように位置合せした後、スキージにより印
    刷することを特徴とする請求項1記載のプリント配線板
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記パッドあたり少くとも2本帯状開口
    部が設けられているスクリーンまたはメタルマスクを用
    いることを特徴とする請求項2記載のプリント配線板の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記はんだ上に形成されたペースト残渣
    を洗浄除去する工程において、洗浄剤および20〜80
    ℃の市水を用いた超音波洗浄もしくは通常のスプレー洗
    浄を行なうことを特徴とする請求項1記載のプリント配
    線板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記はんだペーストとして、種類の組成
    の異なるはんだ粉末と、活性ロジン系フラックスの混合
    物であり、はんだ粉末含有量が50〜80wt%と残部
    活性ロジン系フラックスを用いることを特徴とする請求
    項1記載のプリント配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記組成の異なる2種類のはんだ粉末と
    して、Sn45〜55wt%+残部Pbのはんだ粉末で
    あり、加熱・溶融時にSn:Pb比が共晶はんだ組成と
    なるように2種類のはんだ粉末が混合されたものを用い
    ることを特徴とする請求項5に記載のプリント配線板の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記活性ロジン系フラックスとして、樹
    脂40〜60wt%と活性剤0.2〜.0wt%と添加
    剤0.1〜12.0wt%と残部溶剤からなるフラック
    スを用いることを特徴とする請求項5に記載されたプリ
    ント配線板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116419498A (zh) * 2023-06-07 2023-07-11 方泰(广东)科技有限公司 一种电路板生产用制造装置及其制造工艺

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