JP2005183542A - プリント配線板のはんだコーティング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント配線板の所定部位に、厚さ10数μm〜数10μm程度のはんだ層を、従来法によらずに、厚さにばらつきを生じることなく、生産性よく形成すること。
【解決手段】溶融はんだAをノズル口23より吐出するノズルヘッド20を用い、ノズルヘッド20のノズル口23より溶融はんだをプリント配線板50の所定部位に定量吐出し、プリント配線板の所定部位にはんだ層を形成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、プリント配線板のはんだコーティング(塗布)方法に関し、特に、部品接続等のためのプリント配線板の表面処理として、プリント配線板の導体パターンによるパッド表面をはんだコートするはんだコーティング方法に関するものである。
部品接続等のために、プリント配線板のパッド表面に所定厚さのはんだ層(はんだ膜)を形成する方法として、スクリーン印刷によってはんだペーストをパッド表面に塗布する印刷法と、めっきによってパッド表面にはんだめっき層を形成するはんだめっき法が知られている(例えば、非特許文献1)。
印刷法は、プリント配線板上に、所定パターンの開口を有する印刷版(ステンシル)を載せ、版上に供給したはんだペーストをスキージによりプリント配線板の所定位置に転写させる方法であり、専ら、100μm以上の厚膜のはんだ層の形成に用いられる。
はんだめっき法は、めっき層を必要しない部分をめっきレジスト等によって遮蔽した後に、プリント配線板をめっき浴に浸漬させ、外部より電流を供給することにより、電解めっきによってパッド表面等にはんだめっき層を形成する方法であり、専ら、数μm程度の薄膜のはんだ層の形成に用いられる。
10数μm〜数10μmの厚さのはんだ層をプリント配線板上に形成させる場合には、印刷法では、そのはんだ層の厚さに応じて版厚が薄い印刷版と粘性の低いはんだペーストを用いて行うことになる。しかし、印刷条件等によって印刷むらやかすれを生じ易く、所定厚さのはんだ層をばらつきなく得ることが難しい。これに対し、はんだめっき法では、ばらつきがない均一厚さのはんだ層を形成することができるが、しかし、10数μm〜数10μmの厚さのはんだ層の形成には時間がかかり、生産性に問題が生じる。
吉見武、他2名「ハードディスクドライブ用ロングテールタイプ回路付サスペンション回路」、日東技報、40巻1号May,2002、25ページ〜28ページ。
この発明が解決しようとする課題は、プリント配線板の所定部位に、厚さ10数μm〜数10μm程度のはんだ層を、従来法によらずに、厚さにばらつきを生じることなく、生産性よく形成することである。
この発明によるプリント配線板のはんだコーティング方法は、溶融はんだをノズル口より吐出するノズルヘッドを用い、前記ノズルヘッドのノズル口より溶融はんだをプリント配線板の所定部位に定量吐出し、プリント配線板の所定部位にはんだ層を形成する。
溶融はんだの定量吐出は、1回の溶融はんだ吐出ごとに所定量のはんだを前記ノズルヘッドに与えること、あるいは、多数回分のはんだを前記ノズルヘッドに与え、1回の溶融はんだ吐出ごとに、ノズル口よりのはんだ吐出量を定量制御することにより実現できる。
また、この発明によるプリント配線板のはんだコーティング方法は、加熱炉内に、前記ノズルヘッド、前記プリント配線板を配置し、加熱炉内で溶融はんだの定量吐出を行うことができる。
また、この発明によるプリント配線板のはんだコーティング方法は、好ましは、真空あるいは不活性ガス雰囲気、または還元性ガス雰囲気のいずれかの雰囲気中で溶融はんだの定量吐出を行う。
この発明によるプリント配線板のはんだコーティング方法は、ノズルヘッドのノズル口より溶融はんだをプリント配線板の所定部位に定量吐出してプリント配線板の所定部位にはんだ層を形成するから、ノズルヘッドによる溶融はんだの吐出量を管理することにより、厚さ10数μm〜数10μm程度のはんだ層でも、厚さにばらつきを生じることなく高精度に、しかも生産性よく形成することができる。
この発明によるプリント配線板のはんだコーティング方法の一つの実施形態を、図1を参照して説明する。
図1において、符号10は加熱炉を示している。加熱炉10内には、ノズルヘッド(小るつぼ)20と、プリント配線板50とが配置されている。
加熱炉10の炉内11は、真空あるいは窒素ガス等による不活性ガス雰囲気、または一酸化炭素ガス等による還元性ガス雰囲気になっている。
ノズルヘッド20は、プリント配線板50の上方位置に配置され、図示していないXY軸送り機構によって炉内11をX軸方向(図1の左右方向)とY軸方向(図1の紙面を直角に貫通する方向)に各々水平に、位置決め移動する。
ノズルヘッド20は、ヒータ21と、溶融はんだ室22と、下向きのノズル口23とを有し、はんだ定量供給手段24より1回の溶融はんだ吐出ごとに、所定量のはんだ、つまり、吐出1回分のはんだを溶融はんだ室22に計量供給される。
なお、加熱炉10の炉内温度制御によって炉内11の温度をはんだ融点(183℃)以上、例えば、250℃以上に保つことにより、ノズルヘッド20のヒータ21を省略することが可能である。
ノズルヘッド20は、1回の溶融はんだ吐出ごとに、はんだ定量供給手段24よりはんだを溶融はんだ室22に予め計量供給され、ヒータ21による加熱によって溶融はんだ室22のはんだを溶融、あるい溶解状態を維持し、位置決め移動した後、ノズル口23より溶融はんだ室22の溶融はんだAをプリント配線板50の上面の所定部位、たとえば、プリント配線板50の上面の導体パターン51のランド部に向けて吐出する。
これにより、プリント配線板50の上面の導体パターン51のランド部表面に、所定量のはんだによって所定の厚膜のはんだ層が形成される。このはんだ層の厚膜は、1回の溶融はんだ吐出ごとに溶融はんだ室22に供給するはんだ量を予め計算した必要量に設定することにより、10数μm〜数10μm程度の所定値に確実に設定できる。
プリント配線板50の独立した複数の箇所にはんだ塗布(はんだ層の形成)が必要な場合には、その都度、ノズルヘッド20のXY位置を変更し、その都度、必要な量のはんだをはんだ定量供給手段24よりノズルヘッド20の溶融はんだ室22に供給する。
炉内11が真空あるいは不活性ガス雰囲気であると、はんだコーティング工程時における溶融はんだやプリント配線板50の導体パターン51の酸化が防止され、併せて導体パターン51上におけるはんだの濡れ広がりを制御することができる。
これに対し、炉内11が還元ガス雰囲気であると、溶融はんだやプリント配線板50の導体パターン51の酸化膜を除去し、良好なはんだの濡れ広がりを得ることができる。
なお、ノズルヘッド20は、炉内11に複数個設けられ、各ノズルヘッド20が担当する領域に対してはんだ吐出を行ってもよい。また、ノズルヘッド20は固定配置で、プリント配線板50が炉内11をX軸方向とY軸方向に各々水平に、位置決め移動してもよい。
つぎに、この発明によるプリント配線板のはんだコーティング方法の他の実施形態を、図1を参照して説明する。なお、図2において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
加熱炉10内には、ノズルヘッド(るつぼ)30と、プリント配線板50とが配置されている。
ノズルヘッド30は、プリント配線板50の上方位置に配置され、図示していないXY軸送り機構によって炉内11をX軸方向(図1の左右方向)とY軸方向(図1の紙面を直角に貫通する方向)に各々水平に、位置決め移動する。
ノズルヘッド30は、ヒータ31と、比較的大きい溶融はんだ室32と、下向きのノズル口33とを有し、溶融はんだ室32に多数回分のはんだを溶融状態で貯容する。溶融はんだ室32は多くの量の溶融はんだAを有する。溶融はんだ室32の上部は制御バルブ34を介して加圧空気源35と接続されている。
ノズルヘッド30は、加圧空気源35より溶融はんだ室32に供給される加圧空気量を制御バルブ34によって定量的に制御され、この加圧空気供給量に応じてノズル口33より吐出する溶融はんだAの量を制御される。
これにより、制御バルブ34による加圧空気量制御により、ノズル口33よりプリント配線板50吐出される溶融はんだ量が制御され、これを必要量に設定することにより、導体パターン51上に形成されるはんだ層の厚膜を厚さ10数μm〜数10μm程度の所定値に確実に設定できる。
この実施形態でも、炉内11が真空あるいは不活性ガス雰囲気であると、はんだコーティング工程時における溶融はんだやプリント配線板50の導体パターン51の酸化が防止され、併せて導体パターン51上におけるはんだの濡れ広がりを制御することができ、炉内11が還元ガス雰囲気であると、溶融はんだやプリント配線板50の導体パターン51の酸化膜を除去し、良好なはんだの濡れ広がりを得ることができる。
この発明によるプリント配線板のはんだコーティング方法の一つの実施形態の実施に用いられる装置の説明図である。 この発明によるプリント配線板のはんだコーティング方法の他の実施形態の実施に用いられる装置の説明図である。
符号の説明
10 加熱炉
20 ノズルヘッド
21 ヒータ
22 溶融はんだ室
23 ノズル口
24 はんだ定量供給手段
30 ノズルヘッド
31 ヒータ
32 溶融はんだ室
33 ノズル口
34 制御バルブ
35 加圧空気源
50 プリント配線板
51 導体パターン

Claims (5)

  1. 溶融はんだをノズル口より吐出するノズルヘッドを用い、前記ノズルヘッドのノズル口より溶融はんだをプリント配線板の所定部位に定量吐出し、プリント配線板の所定部位にはんだ層を形成するプリント配線板のはんだコーティング方法。
  2. 1回の溶融はんだ吐出ごとに所定量のはんだを前記ノズルヘッドに与える請求項1記載のプリント配線板のはんだコーティング方法。
  3. 多数回分のはんだを前記ノズルヘッドに与え、1回の溶融はんだ吐出ごとに、ノズル口よりのはんだ吐出量を定量制御する請求項1記載のプリント配線板のはんだコーティング方法。
  4. 加熱炉内に、前記ノズルヘッド、前記プリント配線板を配置し、加熱炉内で溶融はんだの定量吐出を行う請求項1〜3の何れか1項記載のプリント配線板のはんだコーティング方法。
  5. 真空あるいは不活性ガス雰囲気、または還元性ガス雰囲気のいずれかの雰囲気中で溶融はんだの定量吐出を行う請求項1〜4の何れか1項記載のプリント配線板のはんだコーティング方法。
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