JPH107478A - 窒化アルミニウム基板のメタライズ方法、窒化アルミニウム基板 - Google Patents

窒化アルミニウム基板のメタライズ方法、窒化アルミニウム基板

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JPH107478A
JPH107478A JP8180169A JP18016996A JPH107478A JP H107478 A JPH107478 A JP H107478A JP 8180169 A JP8180169 A JP 8180169A JP 18016996 A JP18016996 A JP 18016996A JP H107478 A JPH107478 A JP H107478A
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nitride substrate
light
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Mitsuo Ueno
光生 上野
Masayuki Fujimoto
正之 藤本
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱伝導を良好に保ちながら金属との密着性を
高める。 【解決手段】 真空チャンバ内の試料台に窒化アルミニ
ウム基板1の表面を下向きに吊持し、真空チャンバ内を
10-6torrの気圧とし、酸素ガスを基板表面に沿って横
から供給する。波長197nm、パルス発振形式のAr
Fエキシマレーザを窒化アルミニウム基板1の表面に対
し斜め下から照射する。このとき、レーザビームを可動
ミラーに反射させて、スポット位置を可変とする。1ス
ポット当たり、150ショットだけ照射しながら可動ミ
ラーを可動させてスポット位置を変え、所望領域全体に
レーザを照射する。レーザビームの照射で、均質な酸化
層が形成される。この窒化アルミニウム基板に厚膜メタ
ライズ法等で電極金属をメタライズすると、酸化層の形
成された箇所には良好な密着性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窒化アルミニウム基
板のメタライズ方法、窒化アルミニウム基板に係り、と
くに厚膜ペーストの印刷・焼成等による厚膜メタライズ
法、蒸着,スパッタリング等による薄膜メタライズ法な
どを用いた窒化アルミニウム基板のメタライズ方法、メ
タライズ膜形成用またはメタライズ膜を形成した窒化ア
ルミニウム基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体素子の集積度の向上、半導
体素子の実装密度の向上、GaAsFETなどの大電力
化の傾向に伴い、部品の熱的ダメージを回避するための
発熱対策が重要となっており、プリント配線板(PW
B)、マルチチップモジュール、ICパッケージ、ヒー
トシンクなどの基板に高熱伝導率の材料を用いることが
必須である。従来は主にアルミナ基板(Al2 3 )を
用いていたが、このアルミナ基板より熱伝導率が10倍
程度有り、一方、熱膨張率はSiと同じ程度で大型シリ
コンチップの搭載に有利な窒化アルミニウム基板(Al
N基板)が開発され、注目され始めている。アルミナ基
板や窒化アルミニウム基板は、回路形成のために表面に
導体膜(メタライズ膜)を被着(メタライズ)して使用
する。基板表面に形成するメタライズ膜の内、表面実装
部品をハンダ付するランド部分は基板との間に一定以上
の接着強度が要求される。一定以上の接着強度を得る方
法としてアルミナ基板に対しては、従来から、Ag,A
g−Pd,Ag−Pt,Au,Cuなどの厚膜ペースト
の印刷・空気中焼成又は還元雰囲気焼成(600〜90
0°C)による厚膜メタライズ法、Ti/Pd/Au,
Ti/Ni/Au,NiCr/Pd/Auなどの蒸着,
スパッタリングによる薄膜メタライズ法、Mo−Mnペ
ーストの印刷・水素中での焼成(1300°C、900
°Cまでは加湿),Mo−TiNペーストの印刷・窒素
中での焼成(1800°C),Wペーストの窒素中での
焼成(1800°C)などの高融点金属法、Cu−O共
晶反応(1070°C)を利用して銅板を接合するDB
C(Direct Bonded Copper)、Ag−Cu−Tiなどの
活性ろう材ペーストを印刷し、銅板を重ねて850°で
接合する活性金属法などが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、窒化アルミニウ
ム基板についても、上記した各種のメタライズ法が適用
可能であるが、窒化アルミニウム基板は導体膜(メタラ
イズ膜)との密着性が非常に悪く、単純には接着強度の
高いメタライズ膜を形成することができない。これは、
窒化アルミニウム基板がガラス質でないこと、すなわち
非酸化物であることによる。このため、窒化アルミニウ
ム基板を酸素雰囲気下で約1200°Cの温度で1時間
以上焼成して表面に酸化物層を形成し、メタライズ膜と
の密着性を上げる工夫をしているが、この方法では熱伝
導を阻害する酸素の含有層が厚くなるために熱伝導率が
著しく悪化してしまう。また、表面の一部を選択的に処
理できない欠点もある。
【0004】本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、
熱伝導を良好に保ちながら金属との密着性を高められる
窒化アルミニウム基板のメタライズ方法、メタライズ膜
形成用の窒化アルミニウム基板を提供することを、その
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の窒化アル
ミニウム基板のメタライズ方法の発明では、窒化アルミ
ニウム基板の表面に厚膜メタライズ法、薄膜メタライズ
法などでメタライズ膜を形成する際、予め、窒化アルミ
ニウム基板の表面(メタライズ膜を形成する面。以下、
同様)に、Al−Nの結合を解離可能な波長成分を有す
る光を照射するとともに酸素を与えることで厚さが1n
m以上で100nmより小さい酸化層を形成しておくこ
とを特徴としている。Al−Nの結合を解離可能な波長
成分を持つ光を用いることで、基板表面のAl−Nの結
合を確実に切ることができAlとOの緻密な再結合を促
すことができる。熱伝導を阻害する酸素の含有層の厚さ
が100nmより小さく処理されるので、基板の熱伝導
は良好に保たれる。また、酸化層の厚さが薄く処理され
ても、厚膜メタライズ法、薄膜メタライズ法などによる
メタライズ膜との十分な密着性が得られる。更に、Al
−Nの結合を解離可能な波長成分を持つ光をビーム状に
して基板表面に照射したり、当該ビーム状の光で基板表
面上の一部領域内を走査したり、或いは、Al−Nの結
合を解離可能な波長成分を持つ光を発生する光源と窒化
アルミニウム基板の表面との間に、窓の開いたマスクを
配置してAl−Nの結合を解離可能な波長成分を持つ光
を照射することで、基板表面の一部領域だけに選択的に
酸化層を形成でき、密着性の高いメタライズ膜の形成領
域が限られている場合に、熱伝導の低下を最小限に抑え
ることが簡単にできる。請求項19記載の窒化アルミニ
ウム基板の発明では、基板表面の全部または一部領域に
厚さが1nm以上で100nmより小さい酸化層を形成
したことを特徴としている。酸化層の形成により、後で
該酸化層の上に厚膜メタライズ法、薄膜メタライズ法な
どによりメタライズ膜を形成するときに十分な密着性を
得ることができる。そして、酸化層の厚みが100nm
より小さいため基板の熱伝導が悪化することはない。請
求項20記載の窒化アルミニウム基板の発明では、窒化
アルミニウム基板の表面に、Al−Nの結合を解離可能
な波長成分を有する光を照射するとともに酸素を与える
ことで厚さが1nm以上で100nmより小さい酸化層
を形成しておくことを特徴としている。Al−Nの結合
を解離可能な波長成分を持つ光を用いることで、基板表
面のAl−Nの結合を確実に切り、AlとOの緻密な再
結合を促すことができ、基板表面の全部または一部領域
に厚さが1nm以上で100nmより小さい酸化層を簡
単に形成することができる。
【0006】請求項2、請求項21記載の発明では、請
求項1、請求項20記載の発明において、Al−Nの結
合を解離可能な波長成分を有する光の照射後、前記窒化
アルミニウム基板を約700〜1100°Cに加熱し、
熱処理(post baking)を行う(加熱時間は約1時間以上
行えば良く、約1〜8時間程度が好ましい)。これによ
り、窒化アルミニウム基板の表面でレーザビームの照射
箇所内に局在的に形成されたアルミナ層や不安定な酸化
層を、より安定で連続的なアルミナ層に再構成すること
ができ、メタライズ膜との密着性が向上する。
【0007】請求項3、請求項22記載の発明では、請
求項1、請求項20記載の発明において、予め、窒化ア
ルミニウム基板の温度を約200〜1000°Cにした
状態で、窒化アルミニウム基板の表面に、Al−Nの結
合を解離可能な波長成分を有する光を照射するようにし
たこと、を特徴としている。窒化アルミニウム基板の温
度を約200〜1000°Cの範囲で変えることによ
り、表面に形成する酸化層の厚さを100nmより小さ
い範囲で、所望の厚さに制御でき、Ag,Ag−Pd,
Ag−Pt,Au,Cuなどの多種類の金属に対して密
着性を向上させることができる。
【0008】請求項10、請求項23記載の発明では、
窒化アルミニウム基板上に薄膜メタライズする場合にお
いて、真空チャンバ内に窒化アルミニウム基板を置き、
真空チャンバ内を約10-4〜10-10 torrの真空とし、
窒化アルミニウム基板の表面に、Al−Nの結合を解離
可能な波長を有する光を照射するとともに酸素を含むガ
スを供給することで厚さが1nm以上で100nmより
小さい酸化層を形成する。続いて、真空チャンバ内への
酸素を含むガスの供給を止め、蒸着またはスパッタリン
グにより窒化アルミニウム基板の表面に金属薄膜を形成
することを特徴としている。Al−Nの結合を解離可能
な波長成分を有する光を用いたことで、基板表面のAl
−Nの結合を確実に切り、AlとOの緻密な再結合を促
すことができる。よって、酸化層の厚さが薄く処理され
ても、薄膜との十分な密着性が得られ、熱伝導を阻害す
る酸素の含有層の厚さが100nmより小さく処理され
るので、基板の熱伝導は良好に保たれる。加えて、酸化
処理に続く薄膜形成処理を窒化アルミニウム基板をチャ
ンバから外に取り出さずに行えるので、窒化アルミニウ
ム基板の酸化処理表面と薄膜との間の界面に、有機物や
ガスが付着しないようにでき、薄膜との密着性が一層、
向上する。
【0009】請求項11、請求項24記載の発明では、
請求項10、請求項23記載の発明において、Al−N
の結合を解離可能な波長成分を有する光を照射後、前記
窒化アルミニウム基板を約700〜1100°Cに加熱
する熱処理を行う(加熱時間は約1時間以上行えば良
く、1〜8時間程度が好ましい)。これにより、窒化ア
ルミニウム基板の表面でAl−Nの結合を解離可能な波
長成分を有する光の照射箇所内に局在的に形成されたア
ルミナ層や不安定な酸化層を、より安定で連続的なアル
ミナ層に再構成することができ、メタライズ膜との密着
性が向上する。
【0010】請求項12、請求項25記載の発明では、
請求項10、請求項23記載の発明において、予め、窒
化アルミニウム基板の温度を約200〜1000°Cに
した状態で窒化アルミニウム基板の表面に、Al−Nの
結合を解離可能な波長成分を有する光を照射することを
特徴としている。窒化アルミニウム基板の温度を約20
0〜1000°Cの範囲で変えることにより、表面に形
成する酸化層の厚さを1nm以上、100nmより小さ
い範囲で、所望の厚さに制御でき、Ti/Pt/Au,
Ti/Ni/Au,NiCr/Pd/Auなどの多種類
の薄膜に対して密着性をより一層、向上させることがで
きる。
【0011】請求項4、請求項13、請求項23、請求
項32記載の発明では、請求項1〜3、請求項10〜1
2、請求項20〜23、請求項29〜31記載の発明に
おいて、窒化アルミニウム基板のメタライズ膜を形成す
る面を下向きに設置して、Al−Nの結合を解離可能な
波長成分を有する光を下から照射する。これにより、A
l−Nの結合を解離可能な波長成分を有する光の照射時
に基板表面からプルームとなって飛び散った材料が基板
表面に再付着し、表面を汚すのを防止できる。
【0012】請求項5、請求項14、請求項24、請求
項33記載の発明では、請求項1〜4、請求項10〜1
3、請求項20〜24、請求項29〜32記載の発明に
おいて、Al−Nの結合を解離可能な波長成分を有する
光の照射時、または照射後、または照射時から照射後に
かけて、酸素を含むガスを窒化アルミニウム基板の表面
に供給する。これにより、酸化層の確実な形成を助長す
ることができる。Al−Nの結合を解離可能な波長成分
を有する光の照射中は、Al−Nの結合が切れたあとA
lとOが結合しても該Al−Oの結合も切れてしまう恐
れがあるが、とくに、Al−Nの結合を解離可能な波長
成分を有する光の照射後(照射直後を含む)の適当なタ
イミングに、酸素を含むガスが窒化アルミニウム基板の
表面に供給されるようにすることで、Al−Oの結合が
切れてもAlとOの再度の結合を促進でき、酸化層のよ
り確実な形成を図れる。酸素を含むガスには、Air、
または酸素加圧したAir、または100%酸素ガス、
または酸素ガスと不活性ガスとの混合ガス等を用いるこ
とができる。
【0013】請求項6、請求項15、請求項25、請求
項34記載の発明では、請求項1〜5、請求項10〜1
4、請求項20〜24、請求項29〜33記載の発明に
おいて、Al−Nの結合を解離可能な波長成分を有する
光はビーム光であることを特徴としている。これによ
り、窒化アルミニウム基板の表面の所望ポイントを選択
的に酸化層を形成することができる。請求項7、請求項
16、請求項26、請求項35記載の発明では、請求項
6、請求項15、請求項25、請求項34記載の発明に
おいて、ビーム光はレーザビーム光であることを特徴と
している。これにより、Al−Nの結合を解離可能な所
望波長成分を有するビーム光を簡単かつ安定的に得るこ
とができる。
【0014】請求項8、請求項17、請求項27、請求
項36記載の発明では、請求項5,6、請求項15,1
6、請求項34,35記載の発明において、窒化アルミ
ニウム基板に対しビーム光を相対的に移動して、窒化ア
ルミニウム基板の一部領域に酸化層を形成する。これに
より、窒化アルミニウム基板の表面の内、接着強度の強
いメタライズ膜を形成したい任意の領域を選択的に酸化
層を形成することができ、残りの領域には酸化層を形成
しないことで熱伝導を悪化させずに済む。
【0015】請求項9、請求項18、請求項28、請求
項37記載の発明では、請求項1〜7、請求項10〜1
6、請求項20〜26、請求項29〜35記載の発明に
おいて、Al−Nの結合を解離可能な波長成分を有する
光を発生する光源と窒化アルミニウム基板のメタライズ
膜を形成する面との間にマスクを配置し、マスクに開け
た窓を通してAl−Nの結合を解離可能な波長成分を有
する光(ビーム光、レーザビーム光を含む)を照射する
ことで、窒化アルミニウム基板の一定領域に酸化層を形
成する。これによっても、窒化アルミニウム基板の表面
の内、接着強度の強いメタライズ膜を形成したい任意の
領域を選択的に酸化層を形成することができ、残りの領
域には酸化層を形成しないことで熱伝導を悪化させずに
済む。
【0016】請求項1、20の各発明において、窒化ア
ルミニウム基板の表面(Al−Nの結合を解離可能な波
長成分を有する光の照射される面)への酸素の与え方と
して、簡単には窒化アルミニウム基板を大気中に置いた
状態でAl−Nの結合を解離可能な波長成分を持つ光を
照射しても良い。また、窒化アルミニウム基板をチャン
バ内に置くとともに大気圧〜10-10 torrの真空に引
き、Air、または酸素加圧したAir、または100
%酸素ガス、または酸素ガスと不活性ガスとの混合ガス
等の酸素を含むガスを窒化アルミニウム基板の表面(A
l−Nの結合を解離可能な波長成分を持つ光の照射され
る面)に供給するようにすれば、酸化層の安定な形成を
助成することができる。これら酸素を含むガスの供給
は、Al−Nの結合を解離可能な波長成分を持つ光の照
射と同時に行っても良く、照射直後の適当なタイミング
で行ったり、Al−Nの結合を解離可能な波長成分を持
つ光の照射時から照射後に掛けて続けて行っても良い。
また、酸素を含むガスの供給量をシーケンサで適宜、制
御するようにしても良い。請求項10、29の各発明に
おいて、酸素を含むガスには、Air、または酸素加圧
したAir、または100%酸素ガス、または酸素ガス
と不活性ガスとの混合ガス等を用いることができる。そ
して、酸素を含むガスの供給は、Al−Nの結合を解離
可能な波長成分を持つ光の照射と同時に行っても良く、
照射直後の適当なタイミングで行ったり、Al−Nの結
合を解離可能な波長成分を持つ光の照射時から照射後に
掛けて続けて行っても良い。また、酸素を含むガスの供
給量をシーケンサで適宜、制御するようにしても良い。
【0017】請求項1、10、20、29の各発明にお
いて、Al−Nの結合を解離可能な波長は200nm以
下の波長であり、この波長成分を持つ光は窒化アルミニ
ウム基板の表面に対し広がりを持って照射しても良く、
ビーム光に絞って照射しても良い。そして、Al−Nの
結合を解離可能な波長成分を有する光の照射による酸化
層の形成は窒化アルミニウム基板の表面全体としても良
く、また、表面実装部品を接着するランド部分だけのよ
うに、基板表面の内、一定以上の密着強度の要求される
一部の領域だけに限定し、熱伝導の悪化を招く酸化層の
形成を必要最小限に抑えるようにしても良い。また、A
l−Nの結合を解離可能な波長成分を持つ光の光源は、
レーザ光源、アーク灯、キセノン灯、水銀灯など種々の
ものを適用できる。レーザビームはエキシマレーザなど
の気体レーザのほか、色素レーザなどの液体レーザ、半
導体レーザ、固体レーザなどが適用できる。一次発振波
長がAl−Nの結合を解離可能な200nm以下のレー
ザを用いるか、高次光にAl−Nの結合を解離可能な2
00nm以下の波長成分を有するレーザを用いる。レー
ザの発振形式はパルス発振、連続発振のいずれも適用で
きる。
【0018】請求項6、7、15、16、25、26、
34、35の各発明において、ビームのスポット径はと
くに制限はないが、集光レンズにより約0.1μm〜5
mm程度に絞ると良い。また、請求項8、17、27、
36の各発明において、レーザビームの相対移動は、レ
ーザビームを反射させるミラーを可動したり、基板を支
持する試料台を可動したり、或いは反射ミラーと試料台
の両者を可動とすることで達成できる。また、請求項
9、18、28、37の各発明において、窓の開いたマ
スクは窒化アルミニウム基板の表面に載せても良く、ま
た、Al−Nの結合を解離可能な波長成分を持つ光の伝
送経路中の任意箇所に配置しても良い。
【0019】
【実施例】次に、本発明の特徴及び利点の理解を容易と
するため、非限定的な実施例を説明する。第1実施例 真空チャンバ内の試料台に、厚さ0.635mmの窒化
アルミニウム基板の表面(メタライズ膜を形成する面)
を下向きに吊持しておき、真空チャンバ内を10-6torr
の気圧とし、毎時2m3 の100%酸素ガスを基板表面
に沿って横から供給し、酸化層の形成を助成可能とす
る。波長193nm、出力300mJ/パルスのパルス
発振形式のArFエキシマレーザを集光レンズでスポッ
ト径1mmに絞り、窒化アルミニウム基板の表面に対し
斜め下から照射する。レーザビームは可動ミラーに反射
させ、該可動ミラーを可動することでビームスポットを
移動可能としておく。図1に示す如く、窒化アルミニウ
ム基板1の表面に縦×横=1.4mm×1mmの大きさ
の電極ランド2を2ケ形成したい場合、可動ミラーを動
かしてまずレーザスポットの位置をLS1 に合わせ15
0ショット/スポットだけパルスビームを照射し、次
に、レーザスポットの位置をLS2 に移動し、150シ
ョット/スポットだけパルスビームを照射する。する
と、約1.4mm×1mmの面積に厚さ約60nmのほ
ぼ均質な酸化層が形成される(表面改質)。間隔を0.
8mm開け、同じ広さの面積に対して同様の処理を行
う。
【0020】このあと、銀電極用のメタライズ膜を厚膜
メタライズ法により形成するため、アルミナ基板用の銀
ペーストを今回、酸化層を形成した上に印刷し、787
°Cで焼成することで、メタライズ膜による電極ランド
が形成される(図1の符号2,2参照)。図2に示す如
く、電極ランド2,2の上に2125チップ素子3をは
んだ付けし、この2125チップ素子3に横から荷重F
を掛けたときの接着強さを試験したところ、酸化層を設
けない場合は約0.5kgf/mm2 であったが、上記
方法で酸化層を形成したときは約5kgf/mm2 と1
0倍に改善した。
【0021】第1実施例の変形例 なお、第1実施例において、図3の酸化層形成領域Dに
示す如く、窒化アルミニウム基板1の表面の内、幅は
0.1μm〜5mmと狭いが縦方向に或る長さを持つ一
部の領域の表面改質を行いたい場合、レーザビームのス
ポット径dをDの幅に合わせ、レーザビームを可動ミラ
ーに反射させて窒化アルミニウム基板1の表面の縦方向
に移動可能とし、1スポット当たり1ショット〜数千シ
ョットだけレーザビームを照射しながら、可動ミラーを
可動させてDの長手方向の一端から他端までレーザビー
ムのスポット位置をd/2〜d/4ずつ移動させていく
ようにする(図3のSP1 、SP2 、・・参照)。積算
のエネルギー密度は約10〜500J/mm2 程度とす
れば良い。レーザビームのスポット位置は固定とし、代
わりに窒化アルミニウム基板1を吊持している試料台の
方を可動とし、結果として、Dの一端から他端までレー
ザビームのスポット位置がd/2〜d/4ずつ移動して
いくようにしても良い。
【0022】第1実施例の他の変形例 また、図4の酸化層形成領域Eに示す如く、窒化アルミ
ニウム基板1の表面の内、幅と長さが或る程度の大きさ
を持つ一部の領域の表面改質を行いたい場合、レーザビ
ームのスポット径dを0.1μm〜5mm程度に絞り、
レーザビームを可動ミラーで反射させるようにし、1ス
ポット当たり1ショット〜数千ショットだけレーザビー
ムを照射しながら、該可動ミラーを可動してレーザビー
ムを基板表面の縦方向に往復させ(副走査)、かつ、試
料台をビームの往復動に対し直角な横方向に移動するこ
とで(主走査)、窒化アルミニウム基板1に対しビーム
を相対的に移動し、レーザビームのスポット位置をd/
2〜d/4ずつ移動させてビームスポットの移動軌跡が
Eの中を走査するようする(図4のSP11、SP12、・
・参照)。この際、積算のショット回数はエネルギー密
度が10〜500J/mm2 程度となるようにすれば良
い。
【0023】第1実施例の更に他の変形例 また、図5の酸化層形成領域Fに示す如く、窒化アルミ
ニウム基板1の表面の内、幅と長さが或る程度の大きさ
を持つ一部の領域の表面改質を行いたい場合、ArFエ
キシマレーザ光源4で発生したレーザビームをレンズ5
を含む光学系に通し、窒化アルミニウム基板1の表面上
でFより大きな径のスポットを作るようにして窒化アル
ミニウム基板1のメタライズ膜を形成する面に対し斜め
下から照射する。レンズ5の前(または後)に窓6を開
けたマスク7を配置し、マスク7で制限されたビームス
ポットが窒化アルミニウム基板1の上で丁度、Fの大き
さとなるようにする。レーザビームと窒化アルミニウム
基板1を固定した状態で、1〜数万ショットだけレーザ
ビームを照射するようにする。この際、積算のショット
回数はエネルギー密度が10〜500J/mm2 程度と
なるようにすれば良い。
【0024】第2実施例 第1実施例と同様の処理で酸化層を形成したあと、抵抗
ヒータにて約4時間、窒化アルミニウム基板表面の温度
を900°Cに上げて熱処理をする。これにより、窒化
アルミニウム基板の表面でレーザビームの照射箇所内に
局在的に形成されたアルミナ層や不安定な酸化層を、よ
り安定で連続的なアルミナ層に再構成することができ、
メタライズ膜との密着性が向上する。
【0025】第3実施例 真空チャンバ内の試料台に、厚さ0.5mmの窒化アル
ミニウム基板の表面(メタライズ膜を形成する面)を下
向きに吊持し、窒化アルミニウム基板の背面側に設置し
た抵抗ヒータにより、基板表面を200〜1000°C
の温度に上げておく。そして、真空チャンバ内を10-6
torrの気圧とし、毎時0.5〜5m3 の酸素ガスを基板
表面に沿って横から供給し、酸化層の形成を助成可能と
する。波長193nm、出力300mJ/パルスのパル
ス発振形式のArFエキシマレーザを集光レンズでスポ
ット径0.5mmに絞り、窒化アルミニウム基板の表面
に対し斜め下から照射する。80ショット/スポットだ
けパルスビームを照射すると(エネルギー密度120J
/mm2 )、基板表面の温度に応じて1nm以上で10
0nmより少ない範囲で厚さの調節された酸化層が形成
される。これにより、Agだけでなく、Ag−Pd,A
g−Pt,Au,Cuなどの各種の金属ペーストに対し
て、各々に適切な厚さの酸化層を形成することができ、
Ag−Pd,Ag−Pt,Au,Cuなど多種の電極用
のメタライズ膜を密着性を保ちながら基板上にメタライ
ズすることができる。
【0026】第3実施例の変形例 なお、第3実施例においても、図3の酸化層形成領域D
に示す如く、窒化アルミニウム基板1の表面の内、幅は
0.1μm〜5mm程度と狭いが縦方向に或る長さを持
つ一部の領域の表面改質を行いたい場合、レーザビーム
のスポット径dをDの幅に合わせ、レーザビームを可動
ミラーに反射させて窒化アルミニウム基板1の表面の縦
方向に移動可能とし、1スポット当たり1ショット〜数
千ショットだけレーザビームを照射しながら、可動ミラ
ーを可動させてDの一端から他端までレーザビームのス
ポット位置をd/2〜d/4ずつ移動させていくように
する(図3のSP1 、SP2 、・・参照)。積算のエネ
ルギー密度は約10〜500J/mm2 程度とすれば良
い。レーザビームのスポット位置は固定とし、代わりに
窒化アルミニウム基板1を吊持している試料台の方を可
動とし、結果として、Dの一端から他端までレーザビー
ムのスポット位置がd/2〜d/4ずつ移動していくよ
うにしても良い。
【0027】第3実施例の他の変形例 また、図4の酸化層形成領域Eに示す如く、窒化アルミ
ニウム基板1の表面の内、幅と長さが或る程度の大きさ
を持つ一部の領域の表面改質を行いたい場合、レーザビ
ームのスポット径dを0.1μm〜5mm程度に絞り、
レーザビームを可動ミラーで反射させるようにし、1ス
ポット当たり1ショット〜数千ショットだけレーザビー
ムを照射しながら、該可動ミラーを可動してレーザビー
ムを基板表面の縦方向に往復させ(副走査)、かつ、試
料台をビームの往復動に対し直角な横方向に移動するこ
とで(主走査)、窒化アルミニウム基板1に対しビーム
を相対的に移動し、レーザビームのスポット位置をd/
2〜d/4ずつ移動させてビームスポットの移動軌跡が
Eの中を走査するようする(図4のSP11、SP12、・
・参照)。この際、積算のショット回数はエネルギー密
度が10〜500J/mm2 程度となるようにすれば良
い。
【0028】第4実施例 第1実施例と同様に、真空チャンバ内の試料台に厚さ
0.635mmの窒化アルミニウム基板の表面(メタラ
イズ膜を形成する面)を下向きに吊持しておき、真空チ
ャンバ内を10-6torrの気圧とし、毎時0.5〜5m3
の酸素を含む不活性ガスを基板表面に沿って横から供給
し、酸化層の形成を助成する。そして、波長193n
m、出力300mJ/パルスのパルス発振形式のArF
エキシマレーザを集光レンズでスポット径1mmに絞
り、窒化アルミニウム基板の表面に対し斜め下から照射
する。レーザビームは可動ミラーに反射させ、該可動ミ
ラーを可動することでビームスポットを移動可能として
おく。図1に示す如く、可動ミラーを動かしてまずレー
ザスポットの位置をLS1 に合わせ150ショット/ス
ポットだけパルスビームを照射し、次に、レーザスポッ
トの位置をLS2 に移動し、150ショット/スポット
だけパルスビームを照射する。すると、約1.4mm×
1mmの面積に厚さ約60nmのほぼ均質な酸化層が形
成される(表面改質)。
【0029】このあと、薄膜電極用のメタライズ膜を薄
膜メタライズ法により形成するため、不活性ガスの供給
を止め、窒化アルミニウム基板を真空チャンバ内に設置
したまま、蒸着またはスパッタリングにより窒化アルミ
ニウム基板の表面にTi/Pd/Auの多層薄膜をメタ
ライズする。これにより、基板とメタライズ膜との間の
界面に有機物やガスが付着し、接着強度が落ちるのを回
避することができる。
【0030】第5実施例 第4実施例と同様の処理で酸化層を形成したあとで、薄
膜電極を形成する前に、酸素を含む不活性ガスの供給を
続けたまま抵抗ヒータにて窒化アルミニウム基板表面の
温度を約1時間の間、900°Cに加熱して熱処理をす
る。これにより、窒化アルミニウム基板の表面でレーザ
ビームの照射箇所内に局在的に形成されたアルミナ層や
不安定な酸化層を、より安定で連続的なアルミナ層に再
構成することができる。この後、不活性ガスの供給を止
め、蒸着またはスパッタリングで薄膜電極を形成すれ
ば、安定で連続的なアルミナ層の存在で薄膜電極用のメ
タライズ膜との密着性が向上する。
【0031】第6実施例 真空チャンバ内の試料台に厚さ0.635mmの窒化ア
ルミニウム基板の表面(メタライズ膜を形成する面)を
下向きに吊持し、窒化アルミニウム基板の背面側に設置
した抵抗ヒータにより、基板表面を200〜1000°
Cの温度に上げておく。そして、真空チャンバ内を10
-6torrの気圧とし、毎時2m3 の酸素を含む不活性ガス
を基板表面に沿って横から供給し、酸化層の形成を助成
可能とする。波長193nm、出力300mJ/パルス
のパルス発振形式のArFエキシマレーザを集光レンズ
でスポット径0.3mmに絞り、窒化アルミニウム基板
の表面に対し斜め下から照射する。100ショット/ス
ポットだけパルスビームを照射すると(エネルギー密度
424J/mm2 )、基板表面の温度に応じて1nm以
上で100nmより少ない範囲で厚さの調節された酸化
層が形成される。このあと、薄膜電極を薄膜メタライズ
法により形成するため、不活性ガスの供給を止め、窒化
アルミニウム基板を真空チャンバ内に設置したまま、蒸
着またはスパッタリングにより窒化アルミニウム基板の
表面に多層薄膜をメタライズする。これにより、Ti/
Pd/Auだけでなく、Ti/Ni/Au,NiCr/
Pd/Auなどの各種の多層薄膜に対して、各々に適切
な厚さの酸化層を形成することができ、これらTi/P
d/Au,Ti/Ni/Au,NiCr/Pd/Auな
どの各種の多層薄膜電極を良好な密着性を保ちながら基
板上にメタライズすることができる。
【0032】第6実施例の変形例 なお、第6実施例においても、図3の酸化層形成領域D
に示す如く、窒化アルミニウム基板1の表面の内、幅は
0.1μm〜5mm程度と狭いが縦方向に或る長さを持
つ一部の領域の表面改質を行いたい場合、レーザビーム
のスポット径dをDの幅に合わせ、レーザビームを可動
ミラーに反射させて窒化アルミニウム基板1の表面の縦
方向に移動可能とし、1スポット当たり1ショット〜数
千ショットだけレーザビームを照射しながら、可動ミラ
ーを可動させてDの一端から他端までレーザビームのス
ポット位置をd/2〜d/4ずつ移動させていくように
する(図3のSP1 、SP2 、・・参照)。積算のエネ
ルギー密度は約10〜500J/mm2 程度とすれば良
い。レーザビームのスポット位置は固定とし、代わりに
窒化アルミニウム基板1を吊持している試料台の方を可
動とし、結果として、Dの一端から他端までレーザビー
ムのスポット位置がd/2〜d/4ずつ移動していくよ
うにしても良い。
【0033】第6実施例の他の変形例 また、図4の酸化層形成領域Eに示す如く、窒化アルミ
ニウム基板1の表面の内、幅と長さが或る程度の大きさ
を持つ一部の領域の表面改質を行いたい場合、レーザビ
ームのスポット径dを0.1μm〜5mm程度に絞り、
レーザビームを可動ミラーで反射させるようにし、1ス
ポット当たり1ショット〜数千ショットだけレーザビー
ムを照射しながら、該可動ミラーを可動してレーザビー
ムを基板表面の縦方向に往復させ(副走査)、かつ、試
料台をビームの往復動に対し直角な横方向に移動するこ
とで(主走査)、窒化アルミニウム基板1に対しビーム
を相対的に移動し、レーザビームのスポット位置をd/
2〜d/4ずつ移動させてビームスポットの移動軌跡が
Eの中を走査するようする(図4のSP11、SP12、・
・参照)。この際、積算のショット回数はエネルギー密
度が10〜500J/mm2 程度となるようにすれば良
い。
【0034】
【発明の効果】本発明の窒化アルミニウム基板のメタラ
イズ法によれば、Al−Nの結合を解離可能な波長成分
を有する光を用いることで、基板表面のAl−Nの結合
を確実に切り、AlとOの緻密な再結合を促すことがで
きる。熱伝導を阻害する酸素の含有層の厚さが100n
mより小さく処理されるので、基板の熱伝導は良好に保
たれる。また、酸化層の厚さが薄く処理されても、厚膜
メタライズ法、薄膜メタライズ法などによるメタライズ
膜との十分な密着性が得られる。また、本発明の窒化ア
ルミニウム基板によれば、基板表面の全部または一部領
域に厚さが1nm以上で100nmより小さい酸化層を
形成したので、後で該酸化層の上に厚膜メタライズ法、
薄膜メタライズ法などによりメタライズ膜を形成すると
きに十分な密着性を得ることができる。そして、酸化層
の厚みが100nmより小さいため基板の熱伝導が悪化
することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】窒化アルミニウム基板に対するレーザビームの
照射方法の説明図である。
【図2】接着強度試験の方法を示す説明図である。
【図3】窒化アルミニウム基板の表面に対するレーザビ
ームの走査方法の説明図である。
【図4】窒化アルミニウム基板の表面に対するレーザビ
ームの走査方法の説明図である。
【図5】窒化アルミニウム基板の表面に対するレーザビ
ームの照射方法の説明図である。
【符号の説明】
1 窒化アルミニウム基板 2 電極ラン
ド 3 2125チップ素子 4 ArFレ
ーザ光源 5 レンズ 6 窓 7 マスク D、E、F 酸化層形成領域

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒化アルミニウム基板の表面にメタライ
    ズ膜を形成する際、予め、窒化アルミニウム基板のメタ
    ライズ膜を形成する面に、Al−Nの結合を解離可能な
    波長成分を有する光を照射するとともに酸素を与えるこ
    とで厚さが1nm以上で100nmより小さい酸化層を
    形成しておくようにしたこと、 を特徴とする窒化アルミニウム基板のメタライズ方法。
  2. 【請求項2】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分を
    有する光を照射後、窒化アルミニウム基板を約700〜
    1100°Cに加熱すること、 を特徴とする請求項1記載の窒化アルミニウム基板のメ
    タライズ方法。
  3. 【請求項3】 窒化アルミニウム基板の温度を約200
    〜1000°Cにした状態で、窒化アルミニウム基板の
    メタライズ膜を形成する面に、Al−Nの結合を解離可
    能な波長成分を有する光を照射するようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載の窒化アルミニウム基板のメ
    タライズ方法。
  4. 【請求項4】 窒化アルミニウム基板のメタライズ膜を
    形成する面を下向きに設置してAl−Nの結合を解離可
    能な波長成分を有する光を下から照射するようにしたこ
    と、 を特徴とする請求項1または2または3記載の窒化アル
    ミニウム基板のメタライズ方法。
  5. 【請求項5】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分を
    有する光の照射時または照射後または照射時から照射後
    にかけて酸素を含むガスを窒化アルミニウム基板の表面
    に供給すること、 を特徴とする請求項1または2または3または4記載の
    窒化アルミニウム基板のメタライズ方法。
  6. 【請求項6】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分を
    有する光はビーム光であること、 を特徴とする請求項1または2または3または4または
    5記載の窒化アルミニウム基板のメタライズ方法。
  7. 【請求項7】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分を
    有する光はレーザビーム光であること、 を特徴とする請求項6記載の窒化アルミニウム基板のメ
    タライズ方法。
  8. 【請求項8】 窒化アルミニウム基板に対しビーム光を
    相対的に移動しながら照射することで、窒化アルミニウ
    ム基板の一部領域に酸化層を形成すること、 を特徴とする請求項6または7記載の窒化アルミニウム
    基板のメタライズ方法。
  9. 【請求項9】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分を
    有する光を発生する光源と、窒化アルミニウム基板のメ
    タライズ膜を形成する面との間にマスクを配置し、マス
    クに開けた窓を通してAl−Nの結合を解離可能な波長
    成分を有する光を照射することで、窒化アルミニウム基
    板の一部領域に酸化層を形成すること、 を特徴とする請求項1または2または3または4または
    5または6または7記載の窒化アルミニウム基板のメタ
    ライズ方法。
  10. 【請求項10】 真空チャンバ内に窒化アルミニウム基
    板を置き、 真空チャンバ内を約10-4〜10-10 torrの真空とし、
    窒化アルミニウム基板のメタライズ膜を形成する面に、
    Al−Nの結合を解離可能な波長成分を有する光を照射
    するとともに酸素を含むガスを供給することで厚さが1
    nm以上で100nmより小さい酸化層を形成し、 次に、真空チャンバ内への酸素を含むガスの供給を止
    め、蒸着またはスパッタリングにより窒化アルミニウム
    基板の酸化層の形成面に金属薄膜を形成するようにした
    こと、 を特徴とする窒化アルミニウム基板のメタライズ方法。
  11. 【請求項11】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光を照射後、窒化アルミニウム基板を約700
    〜1100°Cに加熱すること、 を特徴とする請求項10記載の窒化アルミニウム基板の
    メタライズ方法。
  12. 【請求項12】 窒化アルミニウム基板の温度を約20
    0〜1000°Cにした状態で窒化アルミニウム基板の
    メタライズ膜を形成する面に、Al−Nの結合を解離可
    能な波長成分を有する光を照射するようにしたこと、 を特徴とする請求項10記載の窒化アルミニウム基板の
    メタライズ方法。
  13. 【請求項13】 窒化アルミニウム基板のメタライズ膜
    を形成する面を下向きに設置してAl−Nの結合を解離
    可能な波長成分を有する光を下から照射するようにした
    こと、 を特徴とする請求項10または11または12記載の窒
    化アルミニウム基板のメタライズ方法。
  14. 【請求項14】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光の照射時または照射後または照射時から照射
    後にかけて酸素を含むガスを窒化アルミニウム基板の表
    面に供給すること、 を特徴とする請求項10または11または12または1
    3記載の窒化アルミニウム基板のメタライズ方法。
  15. 【請求項15】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光はビーム光であること、 を特徴とする請求項10または11または12または1
    3または14記載の窒化アルミニウム基板のメタライズ
    方法。
  16. 【請求項16】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光はレーザビーム光であること、 を特徴とする請求項15記載の窒化アルミニウム基板の
    メタライズ方法。
  17. 【請求項17】 窒化アルミニウム基板に対しビーム光
    を相対的に移動しながら照射することで、窒化アルミニ
    ウム基板の一部領域に酸化層を形成すること、 を特徴とする請求項15または16記載の窒化アルミニ
    ウム基板のメタライズ方法。
  18. 【請求項18】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光を発生する光源と、窒化アルミニウム基板の
    メタライズ膜を形成する面との間にマスクを配置し、マ
    スクに開けた窓を通してAl−Nの結合を解離可能な波
    長成分を有する光を照射することで、窒化アルミニウム
    基板の一部領域に酸化層を形成すること、 を特徴とする請求項10または11または12または1
    3または14または15または16記載の窒化アルミニ
    ウム基板のメタライズ方法。
  19. 【請求項19】 基板表面の全部または一部領域に厚さ
    が1nm以上で100nmより小さい酸化層を形成した
    こと、 を特徴とする窒化アルミニウム基板。
  20. 【請求項20】 窒化アルミニウム基板の表面に、Al
    −Nの結合を解離可能な波長成分を有する光を照射する
    とともに酸素を与えることで厚さが1nm以上で100
    nmより小さい酸化層を形成したこと、 を特徴とする窒化アルミニウム基板。
  21. 【請求項21】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光を照射後、窒化アルミニウム基板を約700
    〜1100°Cに加熱したこと、 を特徴とする請求項20記載の窒化アルミニウム基板。
  22. 【請求項22】 窒化アルミニウム基板の温度を約20
    0〜1000°Cにした状態で、窒化アルミニウム基板
    の表面に、Al−Nの結合を解離可能な波長成分を有す
    る光を照射するようにしたこと、 を特徴とする請求項20記載の窒化アルミニウム基板。
  23. 【請求項23】 窒化アルミニウム基板のメタライズ膜
    を形成する面を下向きに設置してAl−Nの結合を解離
    可能な波長成分を有する光を下から照射するようにした
    こと、 を特徴とする請求項20または21または22記載の窒
    化アルミニウム基板のメタライズ方法。
  24. 【請求項24】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光の照射時または照射後または照射時から照射
    後にかけて酸素を含むガスを窒化アルミニウム基板の表
    面に供給すること、 を特徴とする請求項20または21または22または2
    3記載の窒化アルミニウム基板のメタライズ方法。
  25. 【請求項25】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光はビーム光であること、 を特徴とする請求項20または21または22または2
    3または24記載の窒化アルミニウム基板のメタライズ
    方法。
  26. 【請求項26】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光はレーザビーム光であること、 を特徴とする請求項25記載の窒化アルミニウム基板の
    メタライズ方法。
  27. 【請求項27】 窒化アルミニウム基板に対しビーム光
    を相対的に移動しながら照射することで、窒化アルミニ
    ウム基板の一部領域に酸化層を形成すること、 を特徴とする請求項25または26記載の窒化アルミニ
    ウム基板のメタライズ方法。
  28. 【請求項28】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光を発生する光源と、窒化アルミニウム基板の
    メタライズ膜を形成する面との間にマスクを配置し、マ
    スクに開けた窓を通してAl−Nの結合を解離可能な波
    長成分を有する光を照射することで、窒化アルミニウム
    基板の一部領域に酸化層を形成すること、 を特徴とする請求項20または21または22または2
    3または24または25または26記載の窒化アルミニ
    ウム基板のメタライズ方法。
  29. 【請求項29】 真空チャンバ内に窒化アルミニウム基
    板を置き、 真空チャンバ内を約10-4〜10-10 torrの真空とし、
    窒化アルミニウム基板のメタライズ膜を形成する面に、
    Al−Nの結合を解離可能な波長成分を有する光を照射
    するとともに酸素ガスまたは酸素を含む不活性ガスを供
    給することで厚さが1nm以上で100nmより小さい
    酸化層を形成し、 次に、真空チャンバ内への酸素ガスまたは酸素を含む不
    活性ガスの供給を止め、蒸着またはスパッタリングによ
    り窒化アルミニウム基板の酸化層の形成面に金属薄膜を
    形成したこと、 を特徴とする窒化アルミニウム基板。
  30. 【請求項30】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光を照射後、窒化アルミニウム基板を約700
    〜1100°Cに加熱したこと、 を特徴とする請求項29記載の窒化アルミニウム基板。
  31. 【請求項31】 窒化アルミニウム基板の温度を約20
    0〜1000°Cにした状態で、窒化アルミニウム基板
    のメタライズ膜を形成する面に、Al−Nの結合を解離
    可能な波長成分を有する光を照射するようにしたこと、 を特徴とする請求項29記載の窒化アルミニウム基板。
  32. 【請求項32】 窒化アルミニウム基板のメタライズ膜
    を形成する面を下向きに設置してAl−Nの結合を解離
    可能な波長成分を有する光を下から照射するようにした
    こと、 を特徴とする請求項29または30または31記載の窒
    化アルミニウム基板。
  33. 【請求項33】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光の照射時または照射後または照射時から照射
    後にかけて酸素を含むガスを窒化アルミニウム基板の表
    面に供給すること、 を特徴とする請求項29または30または31または3
    2記載の窒化アルミニウム基板。
  34. 【請求項34】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光はビーム光であること、 を特徴とする請求項29または30または31または3
    2または33記載の窒化アルミニウム基板。
  35. 【請求項35】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光はレーザビーム光であること、 を特徴とする請求項34記載の窒化アルミニウム基板。
  36. 【請求項36】 窒化アルミニウム基板に対しビーム光
    を相対的に移動しながら照射することで、窒化アルミニ
    ウム基板の一部領域に酸化層を形成すること、 を特徴とする請求項34または35記載の窒化アルミニ
    ウム基板のメタライズ方法。
  37. 【請求項37】 Al−Nの結合を解離可能な波長成分
    を有する光を発生する光源と、窒化アルミニウム基板の
    メタライズ膜を形成する面との間にマスクを配置し、マ
    スクに開けた窓を通してAl−Nの結合を解離可能な波
    長成分を有する光を照射することで、窒化アルミニウム
    基板の一部領域に酸化層を形成すること、 を特徴とする請求項29または30または31または3
    2または33または34または35記載の窒化アルミニ
    ウム基板。
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JP8180169A Withdrawn JPH107478A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 窒化アルミニウム基板のメタライズ方法、窒化アルミニウム基板

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