JPH1074563A - レバー式コネクタ - Google Patents
レバー式コネクタInfo
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- JPH1074563A JPH1074563A JP23228696A JP23228696A JPH1074563A JP H1074563 A JPH1074563 A JP H1074563A JP 23228696 A JP23228696 A JP 23228696A JP 23228696 A JP23228696 A JP 23228696A JP H1074563 A JPH1074563 A JP H1074563A
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Abstract
取り付けられており、そのレバー40には雄側コネクタ
Mの係合ピン15を挿入する挿入口44a及びそれに連
なるカム溝44が形成されている。そして、その挿入口
44aの位置は、ハウジングカバー30を雌側コネクタ
ハウジング20に装着した状態において、その雌側コネ
クタハウジング20の横方向に対する中心線上に配され
るように設定されている。従って、ハウジングカバー3
0を反転して逆方向から装着しても、その挿入口44a
の位置はかわらないことから、ハウジングカバー30の
装着向きを選択的に替えることができ、もって電線52
の引き出し方向を替えることができる。
Description
にレバーを備えたレバー式コネクタに関する。
るためにレバーを備えたものがある。たとえば、図10
に示すレバー式コネクタでは、レバー1は、雌側コネク
タハウジング2を覆うハウジングカバー3に装着されて
おり、そのレバー1には雄側コネクタハウジング4に形
成されたラック5に噛合可能な歯6が切り欠き形成され
ている。そして、歯6とラック5を噛み合わせた状態で
レバー1を回動操作すると、雌雄両コネクタハウジング
2,4は相互に結合方向へと移動して行くのである。
が開口してハウジング収容口7となっており、そのハウ
ジング収容口7を介して雌側コネクタハウジング2を収
容するようにしている。また、その開口の後部(図中、
奥部)は電線引出口8とされており、雌側コネクタハウ
ジング2から引き出された複数の電線が束ねられた状態
でそこから引き出されるようになっている。さらに、ハ
ウジングカバー3内には、一対のリテーナ突条9が対向
して設けられており、雌側コネクタハウジング2に嵌め
込むと、雌側コネクタハウジング2の上下両面に凹み形
成された溝10内に突出する雌側端子金具のスタビライ
ザに係合し、一次係止状態にある雌側端子金具をさらに
二次係止するようになっている。
は、ハウジングカバー3を雌側コネクタハウジング2に
対して左方向(図10中、左上方向)から装着した場合
には歯6とラック5が噛み合うが、これを反対方向から
装着した場合には、歯をラックに噛み合わせることがで
きない。即ち、上記構成ではハウジングカバーの装着
は、雌側コネクタハウジングに対する左方向からのみ許
され、その結果、電線の引き出し方向は一定方向(図1
0では、右下方向)に決まり、電線の引き回し作業にお
いて不便を生じることがあった。
さの雌側端子金具を組み付けて構成されるいわゆるハイ
ブリッドタイプのものがあるが、このようなコネクタで
は、たとえコネクタハウジングに対するハウジングカバ
ーの装着向きを替えることができたとしても、以下のよ
うな問題を生じることになる。ハイブリッドタイプのコ
ネクタでは、組み付けられる雌側端子金具の大きさに応
じて相手側端子金具である雄側端子金具が挿入される端
子挿入口の大きさもそれぞれ異なるから、それに合わせ
て当然にハウジングカバーにも大きさの異なる端子挿入
口が形成されることになる。従って、このようなコネク
タでは、コネクタハウジング側の端子挿入口とハウジン
グカバー側の端子挿入口とは相互に対応づけられた関係
にあるから、たとえコネクタハウジングに対するハウジ
ングカバーの装着向きを替えることができたとしても、
ハウジングカバー側の端子挿入口とコネクタハウジング
側の端子挿入口の大きさが一致しないという不具合を生
じることになってしまう。本発明は、上記事情に鑑みて
なされたもので、その目的は、ハウジングカバーにレバ
ーが装着されるものにおいて、そのハウジングカバーの
装着向きを替えることができるレバー式コネクタを提供
するところにある。
に、請求項1記載のレバー式コネクタは、相互に結合可
能な雌雄両コネクタハウジングの一方には、そのコネク
タハウジングを覆うとともに電線を引き出すための電線
引出口を一方の側面に有するハウジングカバーが装着さ
れ、そのハウジングカバーに回動操作によって雌雄両コ
ネクタハウジングを相互に結合方向に移動させるレバー
が取り付けられている構成のレバー式コネクタにおい
て、レバーには、相手側コネクタハウジングに形成され
た係合ピンに係合し、レバーの回動操作に基づくカム作
用によって係合ピンを雌雄両コネクタハウジンの結合方
向に移動させるカム溝が形成されるとともに、その係合
ピンとカム溝の係合ピンに対する挿入口とがそれぞれが
設けられたコネクタハウジングにおける雌雄両コネクタ
ハウジングの結合方向とは直交する方向の中心線上に配
され、ハウジングカバーがコネクタハウジングに対して
レバーの回動軸方向に対向する両側面の位置を反転させ
る向きで装着可能となっており、かつ、ハウジングカバ
ーの側面のうち、コネクタハウジングの相手側コネクタ
ハウジングとの嵌合面に整合する側面は開口しているこ
とに特徴を有する。
ジングカバーにはコネクタハウジングを挿入するための
ハウジング収容口が形成されるとともに、コネクタハウ
ジングにはキャビティ内に組み付けられた端子金具の一
部を露出させるための露出溝が形成され、ハウジングカ
バーには露出溝を介して端子金具を係止するリテーナ突
条が設けられており、かつ、そのリテーナ突条のハウジ
ング収容口側の端部は斜めに切り欠かれ、コネクタハウ
ジングの挿入時に半挿入状態にある端子金具を正規の組
み付け位置に押圧可能とされていることに特徴を有す
る。
バーはハウジングカバーに取り付けられている。また、
レバーのカム溝における係合ピンに対する挿入口は、コ
ネクタハウジングにおける雌雄両コネクタハウジングの
結合方向とは直交する方向の中心線上に配されるように
なっている。つまり、ハウジングカバーをレバーの回動
軸方向に対向する両側面を反転させる向きでコネクタハ
ウジングに装着してもカム溝の挿入口の位置はかわらな
い。従って、コネクタハウジングに対してハウジングカ
バーをレバーの回動軸方向に対向する両側面を反転・非
反転のどちら向きにも装着することができる。 その結
果、ハウジングカバーの一方の側面に設けられている電
線引出口の位置を必要に応じて替えることができ、もっ
て配索の自由度が広がり電線引き回し作業を効率よく行
うことができる。
コネクタハウジングの相手側コネクタハウジングに対す
る嵌合面が整合する側面は開口しているから、嵌合面に
形成される相手側端子金具の挿入される端子挿入口の大
きさがそれぞれ異なる場合でも、ハウジングカバーの装
着方向を反転させることができる。
カバーにはハウジング収容口が形成されており、このハ
ウジング収容口を介してコネクタハウジングはハウジン
グカバー内へと挿入されて行くのであるが、この際、ハ
ウジングカバーに形成されたリテーナ突条がコネクタハ
ウジングの露出溝を介して端子金具を係止する。また、
この際、端子金具が半挿入状態であれば、この端子金具
はリテーナ突条の斜めに切り欠かれた先端によって正規
の組み付け位置へと押圧される。従って、端子金具が半
挿入状態にあってもこれを正規の組み付け状態とし、か
つ係止することができる。
を具体化した一実施形態について図1〜図7を参照して
説明する。本発明のレバー式コネクタは、大小の端子金
具を組み付けて構成されるいわゆるハイブリッドタイプ
であり、図1に示すように、図示しない基板に実装され
る雄側コネクタMと、レバー40等を備えた雌側コネク
タFとから構成される。
の左側に示すように、横方向(図1中、左下から右上方
向)に偏平な直方体に形成された雄側コネクタハウジン
グ10を備え、その内部には雌側コネクタハウジング2
0を収容するための収容室11が形成されている。ま
た、この雄側コネクタハウジング10には大小の雄側端
子金具12が複数組み付けられており、その各雄側端子
金具12の一端部は収容室11内に突出し、他端部はほ
ぼ直角に折曲がり基板に半田付けされるようになってい
る。収容室11内には、その4隅に正面視左右両側壁
(図1中、手前側の側壁と奥側の側壁)との間にガイド
溝13を形成するようにガイド突条14が設けられてい
る。さらに、収容室11内にはその底面と天井面に対向
して一対の係合ピン15が突出形成されている(図1で
は底面に形成された係合ピン15のみ図示される)。こ
の係合ピン15の突出位置は、横方向(本発明にいう雌
雄両コネクタハウジングの結合方向とは直交する方向)
に対する中心線上に配設されている。
の右側及び図2に示すように、横方向(右下から左上方
向)に偏平な直方体に形成された雌側コネクタハウジン
グ20と、それを覆いかつレバー40が取り付けられた
ハウジングカバー30とを備えて構成される。雌側コネ
クタハウジング20の内部には、雌側端子金具50(図
7参照)の大きさに合わせた大小のキャビティ21が並
設され、かつ嵌合面(図2中、手前面)に雄側端子金具
12を挿入するための大小の端子挿入口21aを形成し
ている。また、雌側コネクタハウジング20の上下両面
には、左右両縁部間にわたってリテーナ挿入溝22がそ
れぞれ切り欠き形成されており、図7に示すように、上
面側に形成されたリテーナ挿入溝22内には各キャビテ
ィ21に組み付けられて一次係止状態にある雌側端子金
具50のスタビライザ51が配されるようになってい
る。さらに、上面の右側後隅部と下面の左側後隅部に
は、係合突部23が形成されており、後述するハウジン
グカバー30のロック孔34aに係合可能となってい
る。なお、図7では、大小のキャビティ21のうち、大
側のキャビティ21を示すが、小側のキャビティ21は
上下に2段となっている。そのため、上側のキャビティ
21に組み付けられた雌側端子金具50のスタビライザ
51は上面側のリテーナ挿入溝22内へ突出し、下側の
キャビティ21に組み付けられた雌側端子金具50のス
タビライザ51は下面側のリテーナ挿入溝22内へ突出
することになる。
し、その内部は上記雌側コネクタハウジング20を収容
するためのハウジング収容室31となり、かつ、正面視
右側面は開口し、雌側コネクタハウジング20をハウジ
ング収容室31内に挿入するためのハウジング収容口3
1aとなっている。そのハウジング収容室31内の天井
面と底面にはハウジング収容口31aから奥方に向けて
リテーナ突条32が対向して形成されており、ハウジン
グ収容室31内に雌側コネクタハウジング20を挿入す
ると上記各リテーナ挿入溝22に嵌り込みそこに突出す
るスタビライザ51を係止するようになっている。ま
た、この各リテーナ突条32のハウジング収容口31a
側の端部は斜めに切り欠かれて押圧面32aを形成して
おり、スタビライザ51を係止する際に、雌側端子金具
50が半挿入状態であればこれを正規の組み付け位置に
押圧するようにしている。
おける左右両側縁部はその前部(図2中、手前部分)が
それぞれ上下に突出してこじり防止片33となってお
り、上記雄側コネクタハウジング10のガイド溝13に
係合して雌雄両コネクタハウジング10,20の結合時
におけるこじりを防止するようにしている。さらに、ハ
ウジングカバー30の上面には、その右端部にロック片
34が撓み変形可能に切り欠き形成されており、かつそ
のロック片34には上記係合突部23のうちの一方に係
合可能なロック孔34aが形成されている。そのロック
片34と対向するハウジングカバー30の底面にはハウ
ジング収容口31aから奥方へ向けて係合溝35が形成
されており、上記係合突部23のうちの他方がここに係
合するようになっている。また、雌側コネクタハウジン
グ20の上下両面には、左縁部と右側後端部にそれぞれ
保持突部36,37が形成されている。
(図2中、奥側部分)は、電線引出口31bとされてお
り、各キャビティ21から引き出された電線52が束ね
られた状態でここから引き出されるようになっている。
また、ハウジングカバー30の前面(図2中、手前面)
は開放されて嵌合口31cとなっており、端子挿入口2
1aを有する雌側コネクタハウジング20の嵌合面がこ
こに臨むようになっている。
両側)に脚片部41が対向して配され、ハウジングカバ
ー30の上下両面を挟み込むように取り付けられてい
る。即ち、レバー40の両脚片部41の下端部には対向
する位置に取付孔41aが穿孔されるとともにハウジン
グカバー30の上下両面にも取付ピン38が突出形成さ
れており、各取付孔41aをそれぞれ取付ピン38に嵌
め込むことによってレバー40の装着がなされている。
また、各脚片部41の上端部にはそれぞれ対向する位置
に保持孔42,43が穿孔されており、保持孔42と保
持突部36とが係合することによりレバー40は待機位
置(図3に示す位置)に保持され、保持孔43と保持突
部37とが係合することによりレバー40は結合位置
(図4に示す位置)に保持されるようになっている。
ム溝44が形成されている。このカム溝44は、レバー
40の待機位置における前端部から下方(図2中、右
方)に円弧を描くように凹み形成されるとともに、前端
部から後端部に行くに従って徐々に取付孔41aに近付
くように設定されている。また、カム溝44の前端部は
レバー40の縁部に開口して挿入口44aとされてお
り、ここに上記雄側コネクタハウジング10の係合ピン
15を挿入させることができるようになっている。この
挿入口44aの位置は、レバー40をハウジングカバー
30に取着した状態において、雌側コネクタハウジング
20の横方向(本発明にいう雌雄両コネクタハウジング
の結合方向とは直交する方向)に対する中心線上に配さ
れるように設定されている。即ち、ハウジングカバー3
0を裏返して雌側コネクタハウジング20に装着(後述
する反転向きでの装着)しても、その挿入口44aの位
置は雌側コネクタハウジング20の嵌合面側から見た横
辺の中心にあり、その位置は裏返すことなく装着(後述
する非反転向きでの装着)した場合と何等かわらない位
置となっている。
着)ハウジングカバー30を非反転向きで装着するに
は、図2に示すように、雌側コネクタハウジング20に
対してハウジングカバー30を左側方へ持って行き、ハ
ウジング収容口31aを雌側コネクタハウジング20側
へ向けた姿勢とする。そして、ハウジング収容口31a
に雌側コネクタハウジング20を挿入するようにしてハ
ウジングカバー30を左方向から嵌め込む。
ウジング20が挿入されると、リテーナ突条32は雌側
コネクタハウジング20が挿入されるのにしたがってリ
テーナ挿入溝22に嵌り込んで行き、そこに突出する各
雌側端子金具50のスタビライザ51を順番に係止して
行く。これにより、一次係止状態にある雌側端子金具5
0が二次係止される。また、この際、雌側端子金具50
が半挿入状態にあれば、リテーナ突条32の押圧面32
aがスタビライザ51を前方に押圧することになり、そ
の結果、雌側端子金具50は半挿入位置から正規の組み
付け位置へと押し込まれる。
合突部23のうち、上面側に形成された係合突部23が
ロック孔34aに係合すれば、雌側コネクタハウジング
20はハウジング収容室31内に収容された状態で保持
される。これにより、電線引出口31bは右側に配され
るから、雌側コネクタハウジング20から引き出された
電線52を束ねてここから右方向へ引き出すことができ
る。
ハウジングカバー30を反転した向きで装着するには、
図5に示すように、ハウジングカバー30の上下両面を
反転させかつ雌側コネクタハウジング20の右側方に持
って行く。そして、ハウジング収容口31aに雌側コネ
クタハウジング20を挿入するようにしてハウジングカ
バー30を右方向から嵌め込む。すると、上記非反転向
きでの装着同様にリテーナ突条32がリテーナ挿入溝2
2に嵌り込んで各雌側端子金具50が二次係止される。
また、雌側コネクタハウジング20の下面側に形成され
た係合突部23がロック孔34aに係合して雌側コネク
タハウジング20はハウジング収容室31内に保持され
る。これにより、電線引出口31bは左側に配されるか
ら、電線52を束ねて左方向へ引き出すことができる
(図6参照)。
カバー30を非反転向きで装着した雌側コネクタFと雄
側コネクタMとの結合動作について簡単に述べる。ま
ず、レバー40を待機位置に保持した状態で雌側コネク
タハウジング20を雄側コネクタハウジング10の収容
室11内に嵌め込む。そして、レバー40を右方向(図
3中、矢印方向)に回動すると、レバー40の回動に伴
って、係合ピン15はカム溝44に沿ってその後端部側
へと誘導されて行く。これにより、雌雄両コネクタハウ
ジング10,20は結合方向へと移動し、レバー40の
回動位置が結合位置となれば、雌雄両コネクタハウジン
グ10,20は完全に嵌り合って結合状態となる。な
お、ハウジングカバー30を反転向きで装着した雌側コ
ネクタFの場合には、レバー40の回動方向が上記非反
転向きで装着した場合とは反対方向(左方向)になるだ
けでその他の動作は同様である。
態では、ハウジングカバー30を非反転・反転向きで雌
側コネクタハウジング20に装着することができるか
ら、その結果、選択的に電線52を左右どらら側からで
も引き出すことができ、もって配索の自由度が広がり電
線引き回し作業を効率よく行うことができる。しかも、
ハウジングカバー30の前側面は開放されているため、
雌側コネクタハウジング20の端子挿入口21aに拘ら
ず、ハウジングカバー30の装着向きを反転させること
ができる。
り欠いて押圧面32aを形成したから、各雌側端子金具
50を係止する際に、雌側端子金具50が半挿入状態で
あってもこれを正規の組み付け位置へと押し込むことが
できる。
コネクタを具体化した第2実施形態について図8を参照
して説明する。第1実施形態では、ハウジングカバー3
0の前面を開放することによってそこに嵌合口31c
(図2参照)を形成したが、本実施形態では、前面にお
いて正面視右縁部61aを残して嵌合口61は形成され
ている。また、雌側コネクタハウジング20は、上記嵌
合口61の左右両縁部61a,61bに対応して嵌合面
における左右両端部が切り欠かれており、ハウジングカ
バー30を装着した状態において嵌合面とハウジングカ
バー30の前面が面一となるようになっている。その他
の構成については第1実施形態と同様である。これによ
り、本実施形態では、第1実施形態での効果に加え、ハ
ウジングカバー30に対する剛性を高めることができる
という効果を奏する。
コネクタを具体化した第3実施形態について図9を参照
して説明する。第1実施形態は、レバー40の装着は、
ハウジングカバー30の上下両面から直接突出する取付
ピン38にレバー40の取付孔41aを嵌め込むことに
よりなされていた(図2参照)。
ー30の上面には取付台座81が形成されており、そこ
に取付ピン82の一方が設けられている。また、ハウジ
ングカバー30内に形成される係合溝35の底部をハウ
ジングカバー30の下面に突出させ、その突出部83の
中央部分に取付ピン82の他方が設けられている(図示
せず)。そして、レバー40の装着は、第1実施形態同
様に、レバー40の取付孔41aをそれぞれ取付ピン8
2に嵌め込むことによってなされる。その他の構成につ
いては第1実施形態と同様である。これにより、レバー
40の脚片部41がハウジングカバー30に直接押し当
たらないから、レバー40の円滑な回動操作を期待でき
る。
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
ができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属す
る。 (1) 上記各実施形態の雌側コネクタFは、組み付け
られる雌側端子金具50の大きさが異なるいわゆるハイ
ブリッドタイプのコネクタであったが、同じ大きさの雌
側端子金具が組み付けられる通常のコネクタであっても
よい。
条32を設けた構成のハウジングカバー30を示した
が、これを設けない構成のハウジングカバーであっても
よい。その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施することができる。
向きでの装着を示す斜視図である。
ウジングカバーは非反転向きで装着)を示す上面図であ
る。
ウジングカバーは非反転向きで装着)を示す上面図であ
る。
きでの装着を示す斜視図である。
きで装着した雌側コネクタを示す斜視図である。
ある。
である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 相互に結合可能な雌雄両コネクタハウジ
ングの一方には、そのコネクタハウジングを覆うととも
に電線を引き出すための電線引出口を一方の側面に有す
るハウジングカバーが装着され、そのハウジングカバー
に回動操作によって前記雌雄両コネクタハウジングを相
互に結合方向に移動させるレバーが取り付けられている
構成のレバー式コネクタにおいて、 前記レバーには、相手側コネクタハウジングに形成され
た係合ピンに係合し、前記レバーの回動操作に基づくカ
ム作用によって前記係合ピンを前記雌雄両コネクタハウ
ジンの結合方向に移動させるカム溝が形成されるととも
に、その係合ピンと前記カム溝の前記係合ピンに対する
挿入口とがそれぞれが設けられたコネクタハウジングに
おける雌雄両コネクタハウジングの結合方向とは直交す
る方向の中心線上に配され、前記ハウジングカバーが前
記コネクタハウジングに対して前記レバーの回動軸方向
に対向する両側面の位置を反転させる向きで装着可能と
なっており、 かつ、前記ハウジングカバーの側面のうち、前記コネク
タハウジングの相手側コネクタハウジングとの嵌合面に
整合する側面は開口していることを特徴とするレバー式
コネクタ。 - 【請求項2】 前記ハウジングカバーには前記コネクタ
ハウジングを挿入するためのハウジング収容口が形成さ
れるとともに、前記コネクタハウジングにはキャビティ
内に組み付けられた端子金具の一部を露出させるための
露出溝が形成され、前記ハウジングカバーには前記露出
溝を介して前記端子金具を係止するリテーナ突条が設け
られており、 かつ、そのリテーナ突条の前記ハウジング収容口側の端
部は斜めに切り欠かれ、前記コネクタハウジングの挿入
時に半挿入状態にある端子金具を正規の組み付け位置に
押圧可能とされていることを特徴とする請求項1記載の
レバー式コネクタ。
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---|---|---|---|
JP23228696A JP3278042B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | レバー式コネクタ |
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JP23228696A JP3278042B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | レバー式コネクタ |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1074563A true JPH1074563A (ja) | 1998-03-17 |
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ID=16936848
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JP23228696A Expired - Fee Related JP3278042B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | レバー式コネクタ |
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JP (1) | JP3278042B2 (ja) |
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