JPH1074081A - 電子弦楽器 - Google Patents

電子弦楽器

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JPH1074081A
JPH1074081A JP9183247A JP18324797A JPH1074081A JP H1074081 A JPH1074081 A JP H1074081A JP 9183247 A JP9183247 A JP 9183247A JP 18324797 A JP18324797 A JP 18324797A JP H1074081 A JPH1074081 A JP H1074081A
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繁 内山
Takeshi Imai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弦の振動を響板に伝える構造になっていない
電子弦楽器においても、アポヤンド奏法のような特殊な
演奏ができるようにする。 【解決手段】 トリガー弦部13は、弾弦部に設けられ
た弦が振動したことを検出する。フレット部12は、指
板部の各フレットに複数の弦に対応して複数の音高スイ
ッチを有し、各音高スイッチが所定の押圧変位に応じて
オンとなることにより押圧フレット位置を検出する。マ
イコン部11は、任意の弦が所定の閾値を超えて振動し
た後の所定時間内に、隣接する弦が所定の閾値を超えて
振動したときは、メモリ16からアポヤンド音色データ
を読み出して、アポヤンド奏法の楽音データを音源部1
4に供給する。音源部14は、その楽音データに応じて
波形データをアナログ部15に供給する。アナログ部1
5では、波形データをアナログ音響信号に変換してアポ
ヤンド演奏の音を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は電子ギター等の電
子弦楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の生ギター(アコースティクギタ
ー)においては、アルアイレ奏法と称する通常奏法の他
にアポヤンド奏法と称する特殊奏法がある。アルアイレ
奏法ではただ弦を「ひっかく」だけであるが、アポヤン
ド奏法では弦をひっかいた指を隣の弦に当てて止める。
生ギターのように響板をもつ構造では、弦の振動がこの
響板に伝わることにより発音される。この場合、弦の縦
振動は横振動よりも響板に伝わる度合いが強い。アポヤ
ンド奏法で弾弦した場合には、弦は縦振動を多く含むと
推定されるので、アルアイレ奏法よりも弦の振動が大き
くなって力強い音になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年普
及している電子ギターは、指板部には実際の弦が張られ
ておらず、弾弦操作をする部分のみに複数の弦が張られ
ている。この弦の近傍には弾弦の有無を検出するための
センサーであるトリガー弦部が設けられている。一方、
指板部には各弦及び各フレット位置に対応して音高スイ
ッチが設けられており、フレットの押圧によって音高ス
イッチがオンすることで音高が決定される。すなわち電
子ギターでは、弦の振動が音高を決定しないので弦の振
動を響板に伝える構造になっていない。このため、アポ
ヤンド奏法のような特殊な演奏ができないという問題が
あった。この発明の課題は、弦の振動を響板に伝える構
造になっていない電子弦楽器においても、アポヤンド奏
法のような特殊な演奏ができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、弾弦部及び
複数のフレットからなる指板部を有する本体の少なくと
も弾弦部に設けられた複数の弦と、各弦が振動したこと
を検出する弦振動検出手段と、指板部の各フレットに複
数の弦に対応して設けられ、所定の押圧変位に応じてオ
ンとなる音高スイッチを有する音高検出手段と、任意の
弦が所定の閾値を超えて振動したとき任意の弦に隣接す
る弦の振動状態に応じて、アルアイレ奏法及びアポヤン
ド奏法のいずれか一方の奏法の演奏処理を行う制御手段
と、を備えた構成になっている。このような構成によ
り、異なる奏法による弦の振動の相違を検出して、奏法
に応じた発音処理を行う。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図20を参照してこ
の発明の電子弦楽器の第1〜第4実施形態を電子ギター
を例に採り説明する。各実施形態における電子ギターに
は、図1に示すように、本体1に指板部2が取り付けら
れ、指板部2の本体1側の端部3と本体1の中央部に設
けられたテールピース4との間に6本の弦5が張られて
いる。そして、本体1の内部にはスピーカ6が取り付け
られている。指板部2の表面にはフレット番号FRET
(1)〜FRET(12)の12個のフレット7が形成
されている。指板部2には実際の弦に似せた6本の線状
部材8が弾性材によって形成され、実際の弦と同じよう
に押圧によって撓む構造になっている。さらに、この線
状部材8の下側の指板部2内部には、各弦5の各フレッ
ト7ごとに音高スイッチ9が設けられている。
【0006】この電子ギターの内部には、図2に示すよ
うに、制御手段であるマイコン部11を中核とする回路
ブロックが設けられている。すなわち、マイコン部11
の入出力(I/O)ポートにはフレット部(音高検出手
段)12が、AD入力にはトリガー弦部(弦振動検出手
段)13が、出力部には音源部14がそれぞれ接続され
ている。そして、音源部14の出力部にはアナログ部1
5が接続されている。
【0007】フレット部12は、図3に示すように、1
弦〜6弦の弦番号に対応してマイコン部11の出力ポー
トに接続された出力ラインと、1フレット〜12フレッ
トのフレット番号に対応してマイコン部11の入力ポー
トに接続された入力ラインとの交点に設けられたスイッ
チ9及び逆流防止用のダイオードで構成されている。そ
して、任意の弦番号に対応する出力ラインをローレベル
にしたとき、押圧されてオンになったフレット番号に対
応する入力ラインのみがローレベルになって、フレット
押下位置を示す負論理の入力データがマイコン部11に
取り込まれる。
【0008】トリガー弦部13は、図4に示すように、
弦5の振動を検出するピックアップ13a、ピックアッ
プ13aから出力される検出信号を増幅してマイコン部
11のAD入力に与えるセンサーアンプ13bで構成さ
れている。なお、ピックアップ13a及びセンサーアン
プ13bは各弦ごとに設けられている。センサーアンプ
13bから出力される検出信号はアナログ信号であるの
で、マイコン部11のA/D変換部(図示せず)でデジ
タル信号に変換される。
【0009】図2に示すように、マイコン部11はRO
M及びRAMからなるメモリ(記憶手段)16を有し、
ROMに格納されているプログラム及びデータに基づい
て、フレット部12及びトリガー弦部13から取り込ん
だ入力データを処理してRAMに記憶する。そして、入
力データに応じた音高データ、音色データ、ベロシティ
データ等からなる楽音データを音源部14に供給する。
音源部14は、マイコン部11から得られる楽音データ
に応じて、PCM波ROM17から波形データを読み出
してアナログ部15に供給する。アナログ部15では、
音源部14からの波形データをDAC(D/A変換部)
18でアナログ音響信号に変換し、アンプ19で増幅し
て、スピーカ6から放音させる。
【0010】次に、図5〜図7に示すマイコン部11の
フローチャートを参照して第1実施形態の動作について
説明する。この第1実施形態では、メモリ16のROM
内にアポヤンド音色データがあらかじめ格納されてい
る。図5のメインフローにおいて、マイコン部11はト
リガー弦部13より弦5の振動の入力データのAD値を
取り込んでデジタルデータに変換し(ステップS1)、
振動のレベルが所定の閾値を初めて超えたか否かを判別
する(ステップS2)。その弦が閾値を初めて超えた弦
でない場合には、ステップS1のAD値取り込みの処理
に移行する。一方、その弦が閾値を初めて超えた弦であ
る場合には、隣接する弦は閾値を超えているか否かを判
別する(ステップS3)。隣接する弦が閾値を超えてい
ない場合には、タイマをスタートさせる(ステップS
4)。
【0011】次に、タイマスタートから所定の時間がた
ったか否かを判別し(ステップS5)、所定の時間内で
ある場合にはトリガー弦部13よりAD値を取り込み
(ステップS6)、隣接する弦は閾値を超えているか否
かを判別する(ステップS7)。隣接する弦が閾値を超
えていない場合には、ステップS5に移行してステップ
S7までの処理ループを実行し、ステップS5において
所定の時間が経過するまでに隣接する弦が閾値を超えな
い場合には、アルアレイ奏法と判断してアルアイレ処理
を行う(ステップS8)。また、ステップS3において
隣接した弦の振動が閾値を超えている場合には、同時に
複数の弦が弾弦されたコード奏法と判断して、アルアイ
レ処理(和音処理)を行う(ステップS8)。アルアイ
レ処理は、図6に示すように、閾値を超えた弦の押圧フ
レット番号をフレット部12から取り込み(ステップS
11)、そのフレット番号と弦番号とで音高を計算し
(ステップS12)、求めた音高でノートオン処理をす
る(ステップS13)。
【0012】一方、図5のステップS7において、所定
の時間内に隣接する弦が閾値を超えた場合には、アポヤ
ンド処理を行う(ステップS9)。アポヤンド処理は、
図7に示すように、ROMからアポヤンド音色データを
選択して読み出し(ステップS14)、閾値を超えた弦
の押圧フレット番号をフレット部12から取り込み(ス
テップS15)、そのフレット番号と弦番号とで音高を
計算し(ステップS16)、求めた音高でアポヤンド音
色のノートオン処理をする(ステップS17)。
【0013】このように、上記第1実施形態では、任意
の弦が所定の閾値を超えて振動した後の所定時間内に、
隣接する弦が所定の閾値を超えて振動したときは、メモ
リ16のROMからアポヤンド音色データを読み出して
アポヤンド奏法の演奏処理を行う。したがって、弦の振
動を響板に伝える構造になっていない電子ギターにおい
ても、アポヤンド奏法のような特殊な演奏ができる。
【0014】次に、図8を参照して第2実施形態につい
て説明するが、マイコン部11のメインフロー及びアル
アイレ処理のフローは、第1実施形態における図5及び
図7と同じであるので、図面及び説明は割愛する。ま
た、この第2実施形態では、ROM内にアポヤンド音色
データは格納されていない。第2実施形態におけるアポ
ヤンド処理は、図8に示すように、閾値を超えた弦の押
圧フレット番号をフレット部12から取り込み(ステッ
プS18)、そのフレット番号と弦番号とで音高を計算
し(ステップS19)、ベロシティデータの値をアルア
イレ奏法のときより所定量(α)だけ増加して、求めた
音高で強い音のノートオン処理をする(ステップS2
0)。
【0015】このように、上記第2実施形態では、任意
の弦が所定の閾値を超えて振動した後の所定時間内に、
隣接する弦が所定の閾値を超えて振動したときは、ベロ
シティデータの値をアルアイレ奏法のときより所定量だ
け増加してアポヤンド奏法の演奏処理を行う。したがっ
て、弦の振動を響板に伝える構造になっていない電子ギ
ターにおいても、アポヤンド奏法のような特殊な演奏が
できる。さらに、ROM内にアポヤンド音色データを格
納しないので、メモリ16の容量を少なくできるのでコ
ストダウンを図ることができる。
【0016】次に、図9を参照して第3実施形態につい
て説明するが、この実施形態の場合もマイコン部11の
メインフロー及びアルアイレ処理のフローは、第1実施
形態における図5及び図7と同じであるので、図面及び
説明は割愛する。また、この第3実施形態も、ROM内
にはアポヤンド音色データは格納されていない。第3実
施形態におけるアポヤンド処理は、図9に示すように、
閾値を超えた弦の押圧フレット番号をフレット部12か
ら取り込み(ステップS21)、そのフレット番号と弦
番号とで音高を計算し(ステップS22)、求めた音高
を所定量だけ低くしてノートオン処理をする(ステップ
S23)。一般に、ピッキングによってアポヤンド奏法
の弾弦操作をした場合には、弾弦した弦の音高が下が
る。すなわちこの第3実施形態では、ピッキングによる
アポヤンド奏法と同じ状態を実現することができる。
【0017】このように、上記第3実施形態では、任意
の弦が所定の閾値を超えて振動した後の所定時間内に、
隣接する弦が所定の閾値を超えて振動したときは、音高
を所定量だけ低くしてアポヤンド奏法の演奏処理を行
う。したがって、弦の振動を響板に伝える構造になって
いない電子ギターにおいても、アポヤンド奏法のような
特殊な演奏ができる。さらにこの場合も、第2実施形態
と同様、ROM内にアポヤンド音色データを格納しない
ので、メモリ16の容量を少なくできるのでコストダウ
ンを図ることができる。
【0018】次に、図10〜図20を参照して第4実施
形態について説明する。図10は、弾弦部の部分断面図
であり、テールピース4に固定されたカバー20内の各
弦5に対応するピックアップの構造を示している。この
図に示すように、端部3に一端を固定された弦5は、カ
バー20の開口部20aを通って円筒状部材21の一方
の端部に固定されている。円筒状部材21の他方の端部
は、コイルスプリング22の一方の端に固定されてい
る。また、コイルスプリング22の他方の端は、テール
ピース4に固定されている。そして、コイルスプリング
22の収縮力は、弦5に対して弾弦演奏に必要な張力を
もたせている。また、各円筒状部材21に対応する本体
1側の位置には、フォトセンサ23が設けられている。
【0019】図10には示さないが、フォトセンサ23
は発光する光源部及び受光するフォトダイオードで構成
され、光源部から発光した光が円筒状部材21に照射
し、円筒状部材21の下部周面21aで反射した反射光
をフォトダイオードが受光する。このため、弦5が振動
や押圧によって変位したときは、円筒状部材21の下部
周面21aで反射する反射光も変化するので、フォトダ
イオードの受光量が変化する。したがって、フォトダイ
オードの出力波形により弦5の状態を検出することがで
きる。
【0020】図11は、i番目(i=1〜6)の弦5を
弾弦したときのフォトダイオードの出力波形を示してい
る。INZ(i)は弦静止時の出力レベルであり、IN
Z(i)+βはプラス側の閾値レベルであり、INZ
(i)−βはマイナス側の閾値レベルである。したがっ
て、弾弦する前は出力波形はINZ(i)になってい
る。例えば、弾弦開始時に弦5が指で本体側に押圧され
ると、その押圧によって円筒状部材21がフォトセンサ
23に接近してフォトダイオードの受光量が増加するの
で、図11に示すように、PSで示す部分において出力
波形がINZ(i)+βのレベルを超える。時刻Tで指
が弦5から放されると、弦5とともに円筒状部材21が
振動してフォトダイオードの受光量が急激に増減変化す
るので、出力波形はPVで示す部分のようになる。次
に、振動している弦5を指で本体側に押圧すると振動が
停止するとともに、円筒状部材21がフォトセンサ23
に接近してフォトダイオードの受光量が増加するので、
PEで示す部分において出力波形がプラス側の閾値IN
Z(i)+βのレベルを超える。
【0021】なお、指で弦5を押圧した場合でも、横方
向に押圧したときは、光源部から発光した光が円筒状部
材21の下部周面21aの中心部からはずれた位置に照
射することになり、その反射光が減少するためフォトダ
イオードの受光量が減少する。したがって、図11のマ
イナス側の閾値INZ(i)−βより小さい値になる。
【0022】図12は、図11の出力波形のPVの部分
を時間軸を10倍にして表したものである。図12に示
すように、出力波形は弦静止時の出力レベルINZ
(i)を中心にほぼ一定の周期でプラス側及びマイナス
側に変化している。INZ(i)+αはプラス側の閾値
レベルであり、INZ(i)−αはマイナス側の閾値レ
ベルである。振動による弦の変位は、押圧(接触)によ
る弦の変位より大きいので、αの値は、α>βに設定さ
れている。
【0023】次に、第4実施形態の動作について図13
及び図14のメインフロー、並びに図15〜図20のフ
ローにより説明する。図13において、まずイニシャラ
イズ処理をする(ステップA1)。この処理は、図15
に示すように、各弦5に対応するカウンタCNT(i)
{CNT(1)〜CNT(6)}に0をセットしてクリ
アし(ステップB1)、各弦5に対応するレジスタIN
Z(i){INZ(1)〜INZ(6)}に0をセット
する(ステップB1)。CNT(i)は、フォトダイオ
ード出力波形が図12のINZ(i)±αを超えた回数
を記憶するカウンタである。また、INZ(i)は、弦
静止時の出力レベルの平均値を記憶するレジスタであ
る。
【0024】メインフローにおいて、イニシャライズ処
理の後は、弦を指定するポインタiを1にセットして
(ステップA2)、i弦の弦状態を検出する(ステップ
A3)。次に、iをインクリメントして(ステップA
4)、i=7になったか否かすなわち最大弦を超えたか
否かを判別する(ステップA5)。iが6以下であると
きは、ステップA3に移行して弦状態検出を行う。
【0025】メインフローにおいて、タイマインタラプ
トが入るとその処理をする。弦状態検出においては、後
述する振動検出及び接触検出の際に、タイマレジスタT
IM(i)を用いる。TIM(i)は、タイマインタラ
プトごとにその値がインクリメントされる。すなわち、
図16に示すように、弦番号のポインタiを1にセット
して(ステップC1)、TIM(i)のインタラプトが
禁止解除であるか否かを判別する(ステップC2)。禁
止解除であるときは、TIM(i)の値をインクリメン
トして(ステップC3)、iをインクリメントする(ス
テップC4)。そして、iが7すなわち弦5の数6を超
えたか否かを判別する(ステップC5)。iが6以下で
あるときはステップC2に移行してステップC5までの
ループを繰り返す。そして、ステップC5においてiが
7になったときはメインフローに戻る。
【0026】ステップA3における弦状態検出は、図1
7に示すように、レジスタDATA[i]にi弦のレベ
ル(フォトダイオード出力のA/D変換値)をセットす
る(ステップD1)。そして、DATA[i]が0でな
いか否かを判別する(ステップD2)。DATA[i]
が0であるときは、弦状態を示すレジスタa[i]に0
をセットする(ステップD3)。a[i]は弦の状態を
示すレジスタであり、0〜2の値によって下記のように
定義される。 a[i]=0 弦は静止状態(非振動、非接触状
態) a[i]=1 弦は振動状態(弾弦状態) a[i]=2 弦は接触状態(押圧状態) ステップD2においてDATA[i]が0でないとき
は、DATA[i]が1でないか否かを判別する(ステ
ップD4)。a[i]が1であるときは、弦5が振動し
ているので振動検出をする(ステップD5)。a[i]
が1でないときすなわちa[i]が2であるときは、接
触検出をする(ステップD6)。
【0027】ステップD5における振動検出は、図18
に示すように、CNT(i)が0であるか否かを判別す
る(ステップE1)。CNT(i)が0であるとき、す
なわちフォトダイオード出力波形が図12のプラス側の
閾値又はマイナス側の閾値とクロスした回数が0である
ときは、DATAの値がINZ(i)+αより大きいか
否かを判別する(ステップE2)。INZ(i)+αよ
り大きいときは、フラグPLS(i)に1をセットする
(ステップE3)。ステップE2において、DATAの
値がINZ(i)+αより大きくない場合は、DATA
の値がINZ(i)−αより小さいか否かを判別する
(ステップE4)。INZ(i)−αより小さくない場
合はメインフローに戻る。DATAの値がINZ(i)
−αより小さいときは、PLS(i)に0をセットする
(ステップE5)。
【0028】ステップE3又はステップE5において、
PLS(i)に1又は0をセットした後は、TIM
(i)に0をセットしてクリアする(ステップE6)。
この場合は、フォトダイオード出力波形がINZ(i)
+α又はINZ(i)−αのいずれかの閾値とクロスし
た場合であるので、CNT(i)に1をセットする(ス
テップE7)。そして、TIM(i)のタイマインタラ
プト禁止を解除する(ステップE8)。この後、図17
の弦状態検出のフローに戻る。
【0029】ステップE1において、CNT(i)が0
でないときは、フォトダイオード出力波形がすでに少な
くとも1回閾値とクロスした後の状態である。この場合
は、図19において、DATAの値がINZ(i)+α
より大きいか否かを判別する(ステップE9)。INZ
(i)+αより大きくない場合は、DATAの値がIN
Z(i)−αより小さいか否かを判別する(ステップE
4)。INZ(i)−αより小さくない場合は、フォト
ダイオード出力波形がプラス側及びマイナス側のいずれ
の閾値ともクロスしていない場合である。この場合は、
TIM(i)がγを超えたか否かを判別する(ステップ
E)。γの値は弦5の振動の最大周期よりやや大きい
値、例えばγ=10msに設定されている。
【0030】ステップE11において、TIM(i)が
γより大きい場合は、例えば図12において、フォトダ
イオード出力波形がa点で閾値とクロスした場合であ
る。この場合はa点からγ以上経過しても閾値とクロス
しないので、弦は振動していないことになる。したがっ
て、CNT(i)に0をセットし(ステップE12)、
a[i]に0をセットする(ステップE13)。そし
て、TIM(i)のタイマインタラプトを禁止して(ス
テップE14)、図17の弦状態検出のフローに戻る。
【0031】ステップE9において、DATAの値がI
NZ(i)+αより大きいときは、フラグPLS(i)
が0であるか否かを判別する(ステップE15)。この
フラグが0であるときは、このフラグPLS(i)に1
をセットする(ステップE16)。次に、CNT(i)
が2であるか否かを判別する(ステップE17)。CN
T(i)が2であるときは、フォトダイオード出力波形
が閾値をすでに2回クロスしているので、今回のクロス
により、例えば図12においてb点、c点、d点で閾値
を3回クロスした状態に相当する。この場合は弦5が振
動していると判断して、a[i]に1をセットする(ス
テップE18)。ステップE17においてCNT(i)
が2でないときすなわち1のときは、フォトダイオード
出力波形が閾値をすでに1回クロスしているので、今回
のクロスにより2回クロスしたことになる。この場合
は、TIM(i)に0をセットして(ステップE1
9)、CNT(i)に2をセットする(ステップE2
0)。
【0032】ステップE10において、DATAの値が
INZ(i)−αより小さいときは、フラグPLS
(i)が1であるか否かを判別する(ステップE2
1)。このフラグが1であるときは、このフラグPLS
(i)に0をセットする(ステップE22)。そして、
ステップE17に移行してCNT(i)が2であるか否
かを判別する。CNT(i)が2であるときは、a
[i]に1をセットする(ステップE18)。ステップ
E17においてCNT(i)が2でないときすなわち1
のときは、TIM(i)に0をセットして(ステップE
19)、CNT(i)に2をセットする(ステップE2
0)。
【0033】ステップE15において、フラグPLS
(i)が1である場合は、フォトダイオード出力波形が
マイナス側の閾値とクロスすることなくプラス側の閾値
とクロスした場合である。また、ステップE21におい
てこのフラグPLS(i)が0である場合は、フォトダ
イオード出力波形がプラス側の閾値とクロスすることな
くマイナス側の閾値とクロスした場合である。これらの
場合はいずれも、ステップE11に移行してTIM
(i)の値とγの値とを比較する。
【0034】図17のステップD6における接触検出
は、図20に示すように、DATAがプラス側の閾値I
NZ(i)+βより大きいか否かを判別する(ステップ
F1)。DATAがこの閾値より大きいときは、フラグ
PLUS(i)が0であるか否かを判別する(ステップ
F2)。PLUS(i)は、図11において、フォトダ
イオード出力波形がプラス側の閾値より大きくなったと
き1にセットされるフラグであり、メインフローのイニ
シャライズでは0にセットされている。したがって、こ
のフラグが0のときは1にセットする(ステップF
3)。次に、TIM(i)に0をセットし(ステップF
4)、TIM(i)インタラプト禁止を解除する(ステ
ップF5)。そして、図17の弦状態検出のフローに戻
る。
【0035】ステップF1においてDATAがINZ
(i)+βより大きいときで、かつ、ステップF2にお
いてPLUS(i)が1であるときは、フォトダイオー
ド出力波形がプラス側の閾値を以前に超えて、閾値より
大きい状態を維持していることを示している。この場合
は、TIM(i)の値がγより大きいか否かを判別する
(ステップF6)。TIM(i)の値は、ステップF5
においてインタラプトを解除したので、タイマインタラ
プトごとにインクリメントされる。TIM(i)の値が
γより大きくない場合は、図17の弦状態検出のフロー
に戻る。その後フォトダイオード出力波形がプラス側の
閾値より大きい状態を維持している限りは、ステップF
1、ステップF2、ステップF6を繰り返し実行する。
そして、ステップF6においてTIM(i)の値がγを
超えたときは、弦接触と判断してa[i]に2をセット
する(ステップF7)。次に、TIM(i)インタラプ
トを禁止して(ステップF8)、図17の弦状態検出の
フローに戻る。
【0036】ステップF1において、DATAがINZ
(i)+βよりも大きくない場合は、そのときフラグP
LUS(i)が1であるならばこのフラグを0にセット
する(ステップF9)。そして、DATAがINZ
(i)−βよりも小さいか否かを判別する(ステップF
10)。DATAがこの閾値より小さいときは、フラグ
MINUS(i)が0であるか否かを判別する(ステッ
プF11)。MINUS(i)は、図11において、フ
ォトダイオード出力波形がマイナス側の閾値より小さく
なったとき1にセットされるフラグであり、メインフロ
ーのイニシャライズでは0にセットされている。したが
って、このフラグが0のときは1にセットする(ステッ
プF12)。次に、TIM(i)に0をセットし(ステ
ップF4)、TIM(i)インタラプト禁止を解除する
(ステップF5)。そして、図17の弦状態検出のフロ
ーに戻る。
【0037】ステップF10においてDATAがINZ
(i)−βより小さいときで、かつ、ステップF11に
おいてMINUS(i)が1であるときは、フォトダイ
オード出力波形がマイナス側の閾値を以前に超えて、閾
値より小さい状態を維持していることを示している。こ
の場合は、TIM(i)の値がγより大きいか否かを判
別する(ステップF6)。TIM(i)の値がγより大
きくない場合は、図17の弦状態検出のフローに戻る。
その後フォトダイオード出力波形がマイナス側の閾値よ
り小さい状態を維持している限りは、ステップF10、
ステップF11、ステップF6を繰り返し実行する。そ
して、ステップF6においてTIM(i)の値がγを超
えたときは、弦接触と判断してa[i]に2をセットす
る(ステップF7)。ステップF10においてDATA
がマイナス側の閾値INZ(i)−βより小さい場合
で、かつ、ステップF11においてMINUS(i)が
1であるときは、MINUS(i)に0をセットする
(ステップF13)。次に、TIM(i)インタラプト
を禁止して(ステップF14)、図17の弦状態検出の
フローに戻る。
【0038】図17の弦状態検出が終了すると、すでに
記述したように、図13においてステップA3からステ
ップA4に移行して、iをインクリメントする。そし
て、iが7になったか否かを判別する(ステップA
5)。iが6以下である場合には、ステップA3に移行
して、上記の弦状態検出を行う。ステップA4でインク
リメントしたiの値がステップA5において7になった
ときは、iに1をセットして(ステップA6)、図3の
フレット部12に対する指板走査を行う(ステップA
7)。走査した結果、フレットスイッチがオンであるか
否かを判別する(ステップA8)。フレットスイッチが
オンであるときは、レジスタFRET(i)にオン状態
のフレット番号をセットする(ステップA9)。フレッ
トスイッチがオフである場合は、FRET(i)に開放
弦のフレット番号0をセットする(ステップA10)。
【0039】次に、図14において、弦の状態を示すレ
ジスタa[i]が1であるか否か、すなわち弦が振動状
態であるか否かを判別する(ステップA11)。a
[i]が1であるときは、i−1が0でないか否かを判
別する(ステップA12)。すなわち、ポインタiで指
定している弦の隣の弦で音高の低い側の弦があるか否か
を判別する。該当する隣の弦があるときは、その弦の状
態a[i−1]が2であるか否か、すなわち該当する隣
の弦が接触状態であるか否かを判別する(ステップA1
3)。a[i−1]が2でなくその弦が接触状態でない
ときは、アルアイレ処理をする(ステップA14)。ア
ルアイレ処理は、図6に示したフローと同じである。一
方、その弦が接触状態であるときは、アポヤンド処理を
する(ステップA15)。アポヤンド処理は、図7、図
8又は図9のいずれかのフローと同じである。
【0040】ステップA12において、i−1が0であ
るとき、すなわちiで指定している弦の隣の弦で音高の
低い側の弦がない場合は、i+1が7でないか否かを判
別する(ステップA16)。すなわち、iで指定してい
る弦の隣の弦で音高の高い側の弦があるか否かを判別す
る。該当する隣の弦があるときは、その弦の状態a[i
+1]が2であるか否か、すなわち該当する隣の弦が接
触状態であるか否かを判別する(ステップA17)。a
[i+1]が2でなくその弦が接触状態でないとき、又
はステップA16において音高の高い側の該当する弦が
ない場合は、ステップA14においてアルアイレ処理を
する。その弦が接触状態であるときは、ステップA15
においてアポヤンド処理をする。
【0041】アルアイレ処理又はアポヤンド処理の後
は、iをインクリメントして(ステップA18)、iが
7になったか否かを判別する(ステップA19)。iが
6以下であるときは、図13のステップA7に移行し
て、iで指定した弦に対して指板走査を行う。図14の
ステップA19においてiが7になったときは、図13
のステップA2に移行して、i=1からi=6までiを
インクリメントしながら、すべての弦に対して弦状態検
出を行う。図14のステップA11において、a[i]
が1でない場合は、その弦が振動状態ではない。すなわ
ちその弦は弾弦されていないので、ステップA18でi
をインクリメントして次の弦を指定する。
【0042】このように、上記第4実施形態によれば、
マイコン部11は、任意の弦が所定の閾値を超えて振動
している期間に、その振動している弦に隣接する弦が接
触状態であると判別したとき、アポヤンド奏法の演奏処
理を行う。この場合において、隣接する弦の変位量であ
るDATAの値が、連続してγの期間より長い期間、所
定の変位範囲INZ(i)−β〜INZ(i)+βを超
えたときに、隣接する弦が接触状態であることを検出す
る。したがって、弦の振動を響板に伝える構造になって
いない電子弦楽器においても、アポヤンド奏法のような
特殊な演奏ができる。
【0043】なお、上記各実施形態では、電子ギターの
本体1の弾弦部に弦5を設け、指板部2には実際の弦を
設けず、弦に似た線状部材8を設けたが、弾弦部及び指
板部に亘って弦を張ってもよい。ただし、この場合でも
その弦の振動によっては音高は決定されず、指板部内部
に設けられた音高スイッチによって音高が決定すること
は変わりない。この場合も弦の振動を響板に伝える構造
になっていないので、この発明を適用することにより上
記各実施形態と同様の効果が得られる。
【0044】また、アポヤンド奏法では、指を止めた弦
の振動幅は弾弦した弦の振動幅より小さいので、この振
動幅の差異を検出してアポヤンド奏法の演奏処理を行う
構成にしてもよい。
【0045】また、上記各実施形態では、電子弦楽器と
して電子ギターを例に採って説明したが、電子ベース、
電子スチールギターその他の電子弦楽器にもこの発明を
適用することができる。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、異なる奏法による弦
の振動の相違を検出して、奏法に応じた発音処理を行
う。したがって、弦の振動を響板に伝える構造になって
いない電子弦楽器においても、アポヤンド奏法のような
特殊な演奏ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の各実施形態における電子ギターの平
面図。
【図2】図1における電子ギターの内部のシステム構成
を示すブロック図。
【図3】図2におけるフレット部の構成を示す回路図。
【図4】図2におけるトリガー弦部の構成を示す図。
【図5】第1実施形態の動作を示すマイコン部のメイン
フローチャート。
【図6】図5における第1実施形態のアルアイレ処理の
フローチャート。
【図7】図5における第1実施形態のアポヤンド処理の
フローチャート。
【図8】第2実施形態のアポヤンド処理のフローチャー
ト。
【図9】第3実施形態のアポヤンド処理のフローチャー
ト。
【図10】第4実施形態のトリガー部の構造を示す部分
断面図。
【図11】図10におけるフォトセンサの出力波形を示
す図。
【図12】図11の振動波形を時間軸を拡げて示した
図。
【図13】第4実施形態の動作を示すマイコン部のメイ
ンフローチャート。
【図14】図13に続くメインフローチャート。
【図15】図13におけるイニシャライズのフローチャ
ート。
【図16】タイマインタラプトのフローチャート。
【図17】図13における弦状態検出のフローチャー
ト。
【図18】図17における振動検出のフローチャート。
【図19】図18に続く振動検出のフローチャート。
【図20】図17における接触検出のフローチャート。
【符号の説明】
11 マイコン部 12 フレット部 13 トリガー弦部 14 音源部 15 アナログ部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾弦部及び複数のフレットからなる指板
    部を有する本体の少なくとも前記弾弦部に設けられた複
    数の弦と、 各弦が振動したことを検出する弦振動検出手段と、 前記指板部の各フレットに前記複数の弦に対応して設け
    られ、所定の押圧変位に応じてオンとなる音高スイッチ
    を有する音高検出手段と、 任意の弦が所定の閾値を超えて振動したとき当該任意の
    弦に隣接する弦の振動状態に応じて、アルアイレ奏法及
    びアポヤンド奏法のいずれか一方の奏法の演奏処理を行
    う制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子弦楽器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記任意の弦が前記所
    定の閾値を超えて振動した後の所定時間内に、前記任意
    の弦に隣接する弦が前記所定の閾値を超えて振動したと
    きは、前記アポヤンド奏法の演奏処理を行うことを特徴
    とする請求項1記載の電子弦楽器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、記憶手段から前記アポ
    ヤンド奏法の音色データを読み出すことにより前記アポ
    ヤンド奏法の演奏処理を行うことを特徴とする請求項1
    又は2記載の電子弦楽器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記アルアイレ奏法の
    音の強さを所定量だけ増加することにより前記アポヤン
    ド奏法の演奏処理を行うことを特徴とする請求項1又は
    2記載の電子弦楽器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記アルアイレ奏法の
    音の音高を所定量だけ低くすることにより前記アポヤン
    ド奏法の演奏処理を行うことを特徴とする請求項1又は
    2記載の電子弦楽器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記任意の弦が前記所
    定の閾値を超えて振動している期間に、当該振動してい
    る弦に隣接する弦が接触状態であると判別したときは、
    前記アポヤンド奏法の演奏処理を行うことを特徴とする
    請求項1記載の電子弦楽器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記隣接する弦の変位
    量が連続して所定期間より長い期間、所定の変位範囲を
    超えたときに、当該隣接する弦が接触状態であると判別
    することを特徴とする請求項6記載の電子弦楽器。
  8. 【請求項8】 前記所定期間は、弦が振動状態にあると
    きの振動の最大周期より大きい期間であることを特徴と
    する請求項7記載の電子弦楽器。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、記憶手段から前記アポ
    ヤンド奏法の音色データを読み出すことにより前記アポ
    ヤンド奏法の演奏処理を行うことを特徴とする請求項6
    又は7記載の電子弦楽器。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記アルアイレ奏法
    の音の強さを所定量だけ増加することにより前記アポヤ
    ンド奏法の演奏処理を行うことを特徴とする請求項6又
    は7記載の電子弦楽器。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記アルアイレ奏法
    の音の音高を所定量だけ低くすることにより前記アポヤ
    ンド奏法の演奏処理を行うことを特徴とする請求項6又
    は7記載の電子弦楽器。
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KR101524615B1 (ko) * 2015-01-19 2015-06-03 이자민 디지털 현악기의 연주데이터 실시간 생성 방법 및 이를 위한 기록매체
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