JPH09106274A - 電子弦楽器 - Google Patents

電子弦楽器

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JPH09106274A
JPH09106274A JP7286471A JP28647195A JPH09106274A JP H09106274 A JPH09106274 A JP H09106274A JP 7286471 A JP7286471 A JP 7286471A JP 28647195 A JP28647195 A JP 28647195A JP H09106274 A JPH09106274 A JP H09106274A
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string
vibration
detecting means
pitch
tone signal
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JP7286471A
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Shigeru Uchiyama
繁 内山
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弦を弾く方向に応じて楽音の音色を微妙に変
化させることのできる電子弦楽器を提供する。 【解決手段】 本体に張設された弦が弾かれると、その
弦の複数方向の振動がセンサ部22〜24により検出さ
れ、検出信号が制御部26に与えられる。制御部26
は、センサ部22〜24およびフレットスイッチ部25
からの信号に基づいて楽音データを生成して音源29に
出力する。音源29は、制御部28からの楽音データに
従って波形メモリ33から波形データを読み出し、フレ
ットスイッチ部24で指定された音高の楽音信号を弦振
動状態に応じた音色特性で発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子弦楽器に関
し、特に、弦振動検出手段により弦の振動を検出し、こ
れを合図に、音高指定手段により指定された音高の楽音
信号の発生を指示するようになした電子弦楽器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の急速な発展に伴って、
多種多様な音色の楽音を、生ギターなどの場合と同様な
ピッキング操作によって発音可能な電子弦楽器が開発さ
れている。この種の電子弦楽器として、ネック部の指板
の部分に配設した音高指定手段により、現在押圧操作さ
れているフレット位置を感知して、対応する音高の楽音
を指定するとともに、胴部に設けた弾弦感知部にて弦に
対するピッキング操作の有無を感知し、前記音高指定手
段にて指定されている音高で、所定の音色の楽音の発音
を行うようになした電子弦楽器がある。この種の電子弦
楽器の利点は、その単純化された構成、すなわち、弾弦
感知部により弦の振動開始を感知し、これを合図に楽音
を発生し、音高指定手段からの音高指定信号により、発
生すべき楽音の音高を決めるというシンプルな構成にあ
る。
【0003】ところで、生ギターにおいては、弦を弾く
ときの指やピックの角度を変えることにより音色を微妙
に変化させる演奏法が多く用いられる。たとえばクラシ
ックギターの分野においては、アルアイレ奏法とアポヤ
ンド奏法とを巧みに使い分けることにより表現力の豊か
な演奏が行なわれる。アルアイレ奏法は、弦を共鳴板に
対してほぼ平行方向に指で弾いた後、その指をそのまま
浮かしておく一般的な奏法である。これに対しアポヤン
ド奏法は、弦を共鳴板に対してほぼ垂直に指で弾き、そ
の指を弾弦直後に次の弦で止める奏法で、比較的強く太
い音を出すことができる。最近では、エレクトリックベ
ースの奏法にもアポヤンド奏法が一般的に取り入れられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の電子弦楽器は、弾弦感知部において弦振動を検出する
ことにより、ピッキング操作の有無のみしか感知し得な
かったので、弦を弾く方向を変えても、ある一定の音色
でしか楽音を発生させることができず、生ギターなどに
対して不自然な演奏を余儀なくされていた。
【0005】また、従来のこの種の電子弦楽器では、弦
の振動を検出するためのセンサの感度が弦の振動方向に
よって変動するため、同じ強さで弦を弾いた場合でも、
弦を弾く方向によって振動強度の検出レベルにばらつき
がでてしまい、楽音の強弱を適正にコントロールするこ
とができないという問題もあった。
【0006】本発明は、上記従来の技術の欠点を解消す
べく創案されたものであり、その第1の目的は、弦を弾
く方向に応じて楽音の音色特性を微妙に変化させて、自
然な演奏を行うことのできる電子弦楽器を提供すること
にある。
【0007】そして、本発明の第2の目的は、弦がどの
ような方向に弾かれた場合でも、ピッキングの強さに応
じて楽音の強弱を適正にコントロールすることができる
電子弦楽器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、本体に張設された弦と、発生すべき楽音の音高を指
定するための音高指定手段と、前記弦の複数方向の振動
を検出する弦振動検出手段と、前記弦振動検出手段によ
り検出された振動状態に応じた音色特性で、前記音高指
定手段により指定された音高の楽音信号の発生を指示す
る楽音信号発生指示手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0009】上記のように構成された電子弦楽器では、
本体に張設された弦が弾かれると、その弦の複数方向の
振動がそれぞれ弦振動検出手段により検出され、その検
出信号が楽信号発生手段に与えられる。楽音信号発生指
示手段は、弦振動検出手段から検出信号が与えられる
と、各振動方向の弦振動状態に基づいて楽音の音色特性
を決定し、その音色特性で、前記音高指定手段により指
定された音高の楽音信号を発生するよう音源装置などの
楽音信号発生手段に指示を与える。したがって本発明の
電子弦楽器によれば、弦の弾かれた方向に応じて、楽音
の音色特性を微妙に変化させて、生ギターに近い自然な
楽音を発生させることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1の弦振動
検出手段が、弦の張弦方向と直交する複数方向の振動を
それぞれ検出する手段を有することを特徴としている。
上記構成によれば、本体に張設された弦が弾かれると、
その弦の張弦方向と直交する複数方向の振動が弦振動検
出手段によりそれぞれ検出される。生ギターなどにおい
ては、主として弦が張弦方向と直交する方向に振動(横
振動)することにより音の発生がなされるので、このよ
うに弦の張弦方向と直交する複数方向の振動を検出し、
その振動状態に応じた音色特性で楽音信号を発生させる
ことにより、生ギターに近い自然な楽音をより効果的に
発生させることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、前記弦振動検出手
段が、前記本体の前記弦が張設されている面に対してほ
ぼ平行方向の振動を検出する第1の横振動検出手段と、
当該面に対してほぼ垂直方向の振動を検出する第2の横
振動検出手段とを有してなることを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、本体に張設された弦が
弾かれると、本体の弦張設面に対して平行方向の弦振動
が第1の横振動検出手段により検出され、当該面に対し
て垂直方向の振動が第2の横振動検出手段により検出さ
れる。生ギターなどにおいては、共鳴板に対して平行方
向に弦が弾かれた場合と、共鳴板に対して垂直方向に弦
が弾かれた場合とでは、弦を弾く強さあるいは速度が同
じでも発生する楽音の音色が著しく異なるので、このよ
うに楽音の音色特性に特に関係する上記2方向の振動状
態に応じた音色特性で楽音信号を発生させることによ
り、生ギターなどと同様に、弦の弾き方に応じて楽音の
音色を変化させることができる。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項3の
楽音信号発生指示手段が、第1の横振動検出手段により
検出された振動レベルと第2の横振動検出手段により検
出された振動レベルとの比あるいは差に応じた音色特性
で、前記音高指定手段により指定された音高の楽音信号
の発生を指示することを特徴としている。上記構成によ
れば、本体に張設された弦が弾かれると、楽音信号発生
指示手段は、第1の横振動検出手段により検出された弦
の平行方向の振動レベルと第2の横振動検出手段により
検出された弦の垂直方向の振動レベルとの比あるいは差
に基づいて楽音の音色特性を決定し、その音色特性で、
前記音高指定手段により指定された音高の楽音信号の発
生を指示する。このように、楽音の音色特性に特に関係
する上記2方向の振動レベルの比あるいは差に応じた音
色特性で楽音信号を発生させることにより、生ギターな
どと同様に、弦の弾き方に応じて楽音の音色を変化させ
ることができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4の楽音信
号発生指示手段が、第1の横振動検出手段により検出さ
れた振動レベルに対する第2の横振動検出手段により検
出された振動レベルの比率が所定の値に満たないときは
アポヤンド奏法に対応した音色特性の楽音信号の発生を
指示し、また、当該比率が所定の値以上のときはアルア
イレ奏法に対応した音色特性の楽音信号の発生を指示す
ることを特徴としている。このように第1の横振動検出
手段により検出された振動レベルに対する第2の横振動
検出手段により検出された振動レベルの比率に応じて、
アポヤンド奏法に対応した特性の楽音信号またはアルア
イレ奏法に対応した特性の楽音信号を選択的に発生させ
ることにより、生ギターなどと同様にアルアイレ奏法と
アポヤンド奏法とを巧みに使い分けて表現力の豊かな演
奏を行なうことが可能になる。
【0015】請求項6記載の発明は、前記弦振動検知手
段が、弦の張弦方向の振動を検出する縦振動検出手段を
有していることを特徴としている。生ギターなどにおい
ては、弦の横振動により発生する音だけでなく、張弦方
向の振動(縦振動)により発生する音も音色を決定する
重要な要素となる。したがって、上記のように弦振動検
知手段が、弦の張弦方向と直交する前記2方向の横振動
を検出する手段に加えて、縦振動を検出する手段を有し
ていることにより、音の発生に関係する弦の振動状態を
より正確に検知できる。そして、この振動状態に応じた
音色特性で楽音信号を発生させることにより、弦の弾か
れ方に応じて楽音の音色特性をより忠実に変化させるこ
とができる。
【0016】請求項7記載の発明は、前記楽音信号発生
指示手段が、第1、第2の横振動検出手段及び縦振動検
出手段のいずれかにより検出された振動レベルが所定の
レベルを越えたときに楽音信号の発生を指示することを
特徴としている。上記構成によれば、ノイズレベルの音
や、演奏者が意識しない程度のレベルの音の発生を防止
して、澄んだ音を発生させることができる。
【0017】次に、請求項8記載の発明は、本体に沿っ
て張設された弦と、発生すべき楽音の音高を指定するた
めの音高指定手段と、前記弦の張弦方向の振動を検出す
る弦振動検知手段と、前記弦振動検出手段により検出さ
れた振動レベルに応じた特性で、前記音高指定手段によ
り指定された音高の楽音信号の発生を指示する楽音信号
発生指示手段とを備えたことを特徴としている。
【0018】上記のように構成された電子弦楽器では、
本体に張設された弦が弾かれると、その弦の張弦方向の
振動が弦振動検出手段により検出され、その検出信号が
楽音信号発生指示手段に与えられる。楽音信号発生指示
手段は、弦振動検出手段により検出された振動レベルに
基づいて楽音の特性を決定し、その特性で、前記音高指
定手段により指定された音高の楽音信号を発生するよう
音源装置等の楽音信号発生手段に指示を与える。このよ
うに弦の張弦方向の振動を検出し、その検出レベルに応
じて楽音信号を発生させることにより、弦がどのような
方向に弾かれても弦の振動を確実に検知できるので、ピ
ッキングの強さに応じて音量を変化させるなどしてより
自然な演奏を行うことができるようになる。
【0019】請求項9記載の発明は、前記弦振動検出手
段が、前記弦に取り付けられた光反射体と、この光反射
体に向けて特定波長の光を出射する発光素子と、前記反
射体からの反射光を検出する受光素子とを備えてなるこ
とを特徴としている。上記構成によれば、本体に張設さ
れた弦が弾かれると、弦とともに反射体が振動し、反射
体と発光素子及び受光素子との距離が変動するため、受
光素子の出力信号が弦の振動に応じて変動する。したが
って、受光素子の出力信号を監視することにより弦の振
動を検知することができる。このような光学式検出手段
は、電磁的なノイズの影響を受けにくいので、確実に弦
の振動を検出することができる。また、電磁式検出手段
では弦の張弦方向の振動を検出することは難しいが、上
記ような光学式検出手段によれば、光反射体の張弦方向
の振動を検出することで容易に検出することができる。
【0020】請求項10記載の発明は、前記弦の少なく
とも一方の端部をスプリングやゴムなどの弾性体を介し
て支持してなることを特徴としている。このように、弦
をスプリングなどを介して支持しておくことにより、弦
が延び縮みしやすくできる。したがって、短い弦でも比
較的大きな振幅で振動させることができ、また、張弦方
向にも振動しやすくできるので、振動検出手段による振
動検出の確実性を向上できる。
【0021】
【発明の実施形態】以下、図面を参照しながら本発明の
実施形態の例について説明する。図1は本発明の電子弦
楽器の一実施形態である電子ギターの全体平面図であ
る。
【0022】この電子ギター1は、ネック部2の指板の
部分に132個のフレットスイッチFSW1(1)〜F
SW22(6)をマトリクス状に配設するともに、ボデ
ィ部3の前面部に、スチール製の6本の弦(第1弦;S
1〜第6弦;S6)を備える弦入力装置6と、ボリュー
ムやトーンなどを調節するためのスイッチ類5と、スピ
ーカ6とを設けてなる。
【0023】フレットスイッチFSW1(1)〜FSW
22(6)は、6弦ギターの各フレットの指位置に対応
させて設けられており、通常のギターのフレットを押さ
える要領でフレットスイッチFSW1(1)〜FSW2
2(6)を押さえて、弦S1〜S6を弾くことにより、
弾かれた弦の弦番号(1)〜(6)と押さえられている
フレットスイッチFSW1(1)〜FSW22(6)と
に基づいた音高の音がスピーカ5から放音されるように
なっている。
【0024】図2は上記電子ギター1の弦入力装置6部
の部分縦断面図、図3は図2中のIII―III線に沿った横
断面図、図4は部分斜視断面図である。図2〜図4に
は、弦入力装置6の第1弦部分の構造のみ示されている
が、第2弦〜第6弦の部分の構造も同様として説明す
る。
【0025】図2に示すように、ボディ部3の前面には
一対のブリッジ部材7、8と、弦S1〜S6の両端を保
持するためのフック部材9とが設けられている。各弦S
1〜S6は、両端部に環状の引っ掛け部11、12を有
しており、一方の端をネック部2側のフック部材9に引
っ掛け、他方の端をコイルスプリング13を介してもう
一方のフック部材10に引っ掛けることにより、ボディ
部3の前面に対して平行に張設されている。
【0026】各弦S1〜S6の振動部分、すなわち両ブ
リッジ部材7、8間に張られている部分の一端近傍に
は、各面を鏡面加工してなる正立方体形状の反射ブロッ
ク14が取付けられている。各反射ブロック14は、そ
の1つの面がブリッジ部材8と平行になるように、かつ
別の1つの面がボディ部3の前面と平行になるように、
各弦S1〜S6にそれぞれ取り付けられている。
【0027】そして、各弦S1〜S6の反射ブロック1
4の近傍3箇所には、図中に矢印で示した3方向、すな
わちx方向、y方向及びz方向の弦振動をそれぞれ検出
すべく、x方向センサ15、y方向センサ16及びz方
向センサ17が設けられている。なお、x方向は弦の張
弦方向と直交し且つボディ部3の前面と平行な方向であ
り、y方向はボディ部3の前面と垂直な方向であり、z
方向は張弦方向である。
【0028】上記各センサ15、16、17は反射型の
赤外線フォトセンサであり、図3に示すように、赤外光
を出射する発光素子(LED)18と赤外光を検出する
受光素子(フォトトランジスタ)19とを、反射ブロッ
ク14とのそれぞれの対向面部に備えている。各センサ
15、16、17は、発光素子18から反射ブロック1
4に向けて赤外光を出射し、各反射ブロック14からの
反射光を受光素子19で検出する。そして、検出信号を
ボディ部3内の制御部28(図5参照)にそれぞれ送出
する。
【0029】弦入力装置6の上記センサ15、16、1
7が設けられている側の端部には、上記フック部材10
から上記センサ15、16、17にかけての部分を覆う
ようにして金属製のカバー20が取り付けられている。
これにより各センサ15、16、17の受光素子18へ
の外来光の入射が防止される。また、弦入力装置6のも
う一方の側の端部にも、上記フック部材9から上記ブリ
ッジ部材7にかけての部分を覆うようにして金属製のカ
バー21が取り付けられている。
【0030】図5は上記電子ギター1をブロック図で示
したものであり、x方向センサ部22、y方向センサ部
23、z方向センサ部24、フレットスイッチ部25、
ボディスイッチ部26、記憶装置(ROM)27、制御
部(CPU)28、音源29、D/A変換器30、アン
プ31、及びスピーカ5からなる装置構成が示されてい
る。
【0031】x方向センサ部22は、前記各弦S1〜S
6毎に設けられた6個のx方向センサ15からなり、各
x方向センサ15の受光素子19による検出信号XLを
それぞれ制御部28に出力する。y方向センサ部23
は、前記各弦S1〜S6毎に設けられた6個のy方向セ
ンサ16からなり、各y方向センサ16の受光素子19
による検出信号YLをそれぞれ制御部28に出力する。
z方向センサ部24は、前記各弦S1〜S6毎に設けら
れた6個のz方向センサ17からなり、各z方向センサ
17の受光素子19による検出信号ZLをそれぞれ制御
部28に出力する。
【0032】フレットスイッチ部25は、前記132個
のフレットスイッチFSW1(1)〜FSW22(6)
からなり、押さえられているフレットスイッチのスイッ
チ番号に応じた信号を制御部28に出力する。ボディス
イッチ部26は、前記ボリュームやトーンなどを調節す
るスイッチ類5からなり、各スイッチの操作状態を示す
信号を制御部28に出力する。記憶装置(ROM)27
には、制御部28での処理に必要なプログラムやデータ
が格納されている。
【0033】制御部28は、記憶装置27から読み出し
たプログラムに従って動作し、x方向センサ部22、y
方向センサ部23、z方向センサ部24、フレットスイ
ッチ部25、及びボディスイッチ部26からの信号に基
づいて楽音データを生成し、これを音源29に出力す
る。この制御部28内には、プログラムカウンタや、プ
ログラム実行の際に必要なデータを一時記憶しておくた
めの各種レジスタが設けられている。各種レジスタに
は、x方向センサ15による検出信号XLのピーク値を
一時記憶するためのx方向ピーク値レジスタXP、y方
向センサ16による検出信号YLのピーク値を一時記憶
するためのy方向ピーク値レジスタYP、z方向センサ
17による検出信号ZLのピーク値を一時記憶するため
のz方向ピーク値レジスタZP、弦番号とスイッチ番号
とにより求められた音高の値を記憶するための音高レジ
スタPT、等がある。
【0034】音源29は、内部に波形メモリ(PCMR
OM)33を備えており、制御部28からの楽音データ
(XP、YP、ZP、PT)に従って波形メモリ33か
ら楽音の波形データを読み出し、これを基にディジタル
楽音信号を生成してD/A変換器30に出力するように
構成されている。
【0035】D/A変換器30は、音源29からのディ
ジタル楽音信号をアナログの楽音信号に変換してアンプ
31に出力する。アンプ31は、D/A変換器30から
のアナログ楽音信号を増幅してスピーカ5に出力する。
【0036】図8は、音源29の回路構成を概略的に示
したものである。同図に示すように、音源29内の波形
メモリ33は、x方向用の波形データ記憶領域33x
と、y方向用の波形データ記憶領域33yと、z方向用
の波形データ記憶領域33zとからなり、制御部28か
ら入力された音高の値PTに応じた波形データが、各波
形データ記憶領域33x、33y、33zからそれぞれ
読み出されるようになっている。そして、音源29は、
各波形データ記憶領域33x、33y、33zから読み
出した各波形データに、制御部28から入力された各振
動方向のピーク値XP、YP、ZPをそれぞれ乗じた
後、これらを混合して出力するように構成されている。
【0037】上記のように、各波形データ記憶領域33
x、33y、33zから読み出した各振動方向の波形デ
ータに、各振動方向のピーク値XP、YP、ZPをそれ
ぞれ乗じることで、各振動方向のピーク値XP、YP、
ZPに比例して各振動方向の波形成分の音量が決定され
る。そして、これらを混合することで、各振動方向のピ
ーク値XP、YP、ZPに比例した割合で各振動方向の
波形成分を含むディジタル楽音信号が生成される。
【0038】次に、前記制御部28の処理動作を図6の
フローチャートに従って説明する。制御部28は、x方
向センサ部22、y方向センサ部23、及びz方向セン
サ部24による検出信号XL、YL、ZLのレベルを常
に監視し、いずれかのレベルが所定のしきい値レベルT
Lを越えたかどうか、すなわちピッキング操作がなされ
たかどうかを判断する(ステップS1)。ここでの判断
処理は、低音側の弦から順番に、各弦のx方向センサ1
5、y方向センサ16及びz方向センサ17を走査する
ことにより行う。そして、上記検出信号XL、YL、Z
Lのレベルがいずれもしきい値レベルTLに満たなけれ
ば、なにかしらのノイズが検出されたものとみなし、上
記判断処理を繰り返す。
【0039】そして、仮に図7に示すような波形の検出
信号がいずれかのセンサ部22、23、24から入力さ
れた場合、ピッキング操作がなされたと判断し、しきい
値レベルTLを越えた時点から所定時間T内におけるそ
れぞれの検出信号XL、YL及びZLのレベルの最大値
XP、YP及びZPを検出して、それぞれの値を各ピー
ク値レジスタXP、YP及びZPに記憶する(ステップ
S2)。
【0040】次に、フレットスイッチ部25を調べ、弾
かれた弦のどのフレットスイッチFSW1(1)〜FS
W22(6)が押されているかを検出する。そして、弦
番号(1〜6)とスイッチ番号(1〜132)とから音
高PTを計算し、その値を音高レジスタPTに入れる
(ステップS3)。
【0041】その後、上記各レジスタXP、YP、ZP
及びPTの内容を楽音データとして音源29へ転送する
(ステップS5)。
【0042】以上の処理が繰り返されることにより、い
ずれかの弦がピッキングされるたびに、制御部28から
音源29に楽音データ(XP、YP、ZP及びPT)が
与えられる。楽音データが与えられると、音源29は、
波形メモリ33の各波形データ記憶領域33x、33
y、33zから音高PTに応じた波形データをそれぞれ
読み出し、各振動方向の波形データに各振動方向のピー
ク値XP、YP、ZPをそれぞれ乗じた後、これらを混
合する。これにより、各弦S1〜S6の振動状態、すな
わち弦の弾かれた方向に応じた音色特性で、フレットス
イッチ部25により指定された音高のディジタル楽音信
号が生成される。
【0043】そして、音源29から出力されたディジタ
ル楽音信号がD/A変換器30によりアナログ楽音信号
に変換された後、アンプ31で増幅されることにより、
スピーカ5より楽音が発生される。
【0044】したがって、この電子ギター1によれば、
弦S1〜S6の弾かれた方向に応じて、発生させる楽音
の音色を微妙に変化させることができ、生ギターと同
様、弦を弾く方向の違いによる微妙な音色の変化を積極
的に利用して、表現力の豊かな演奏を行うことができ
る。
【0045】そして、x方向用の波形データ記憶領域3
3xにアルアイレ奏法に対応した特性の楽音の波形デー
タを、y方向用の波形データ記憶領域33yにアポヤン
ド奏法に対応した特性の楽音の波形データをそれぞれ記
憶させておけば、生ギターなどと同様にアルアイレ奏法
とアポヤンド奏法とを巧みに使い分けてより表現力の豊
かな演奏を行なうことが可能になる。
【0046】また、この電子ギター1は、弦S1〜S6
の張弦方向と直交するx方向及びy方向の振動を検出す
る手段に加えて、張弦方向であるz方向の振動を検出す
る手段を有し、このz方向の振動状態によっても楽音の
音色が変化するようになっているので、弦S1〜S6の
弾き方に応じて楽音の音色を極めて忠実に変化させるこ
とができる。
【0047】また、この電子ギター1では、各弦S1〜
S6の端部がコイルスプリング13を介して支持されて
いるので、弦長が短い割には比較的大きな振幅で各弦S
1〜S6を振動させることができる。また、張弦方向に
も振動しやすくできるので、センサ15、16、17に
より確実に弦振動を検出できる。
【0048】なお、本発明の電子弦楽器は上記実施形態
の例に限定されるものではなく、例えば、コイルスプリ
ング13の代わりにその他のスプリングやゴムなどを使
用してもよい。
【0049】また、上記音源29は、各波形データ記憶
領域33x、33y、33zから読み出した各振動成分
の波形を、各振動方向のピーク値XP、YP、ZPの比
率に応じた成分比で混合することにより楽音信号を生成
するように構成されているが、各振動方向のピーク値同
士の差(XP−YP、YP−ZP、ZP−XP、など)
に応じた成分比で各振動成分の波形を混合するように構
成してもよい。
【0050】また、例えば、x方向の検出信号のピーク
値XPに対するy方向の検出信号のピーク値YPの比率
(YP/XP)が所定の値に満たないときは、x方向用
の波形データ記憶領域33xからアルアイレ奏法に対応
した特性の楽音の波形データを読み出し、当該比率が所
定の値以上のときは、y方向用の波形データ記憶領域3
3yからアポヤンド奏法に対応した特性の楽音の波形デ
ータを読み出して、楽音データを生成するようにしても
よい。
【0051】また、上記実施形態の例では、各弦S1〜
S6のx方向、y方向及びz方向の振動状態に応じて楽
音の音色特性を決定するようにしたが、楽音の音色特性
はx方向とy方向の振動状態に応じて決定し、楽音の音
量はz方向の振動レベルに応じて決定するようにしても
よい。
【0052】その場合、図8に示す音源29の回路構成
におけるz方向用の波形データ記憶領域33zは省略さ
れる。そして、音高PTに応じて、x方向用とy方向用
の波形データ記憶領域33x、33yから波形データを
読み出し、各波形データにx方向とy方向のピーク値X
P、YPをそれぞれ乗じて両者を混合した後、z方向の
ピーク値XZを乗じて出力する回路構成が採用される。
【0053】このように各弦S1〜S6の張弦方向の振
動レベルに応じて楽音信号を発生させることにより、弦
S1〜S6がどのような方向に弾かれても、その振動を
確実に検知できる。したがって、ピッキングの強さに応
じて楽音に強弱を付けて、より自然な演奏を行うことが
できるようになる。
【0054】また、以上の説明は電子ギターの構成につ
いてのものであるが、本発明は、ピッキング操作を行う
ための弦と、上記フレットスイッチに相当する音高指定
手段とを備える電子弦楽器全般に適用できるものであ
る。したがって、本体に張設される弦の本数は必ずしも
6本である必要はなく、それ以下あるいはそれ以上の本
数でもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば以下のような優れた効果
を発揮することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、本体に張設された
弦が弾かれると、弦の複数方向の振動に応じた音色特性
で、指定された音高の楽音信号の発生が指示されるの
で、弦を弾く方向を変えることにより楽音の音色を微妙
に変化させて、生ギターなどに近い自然な楽音を発生さ
せることができる。
【0056】(2)請求項2記載の発明によれば、張弦
方向と直交する複数方向の振動を検出することにより、
音の発生に主に関係する弦の振動状態を効果的に検知す
ることができるので、その振動状態に応じた音色特性で
楽音信号を発生させることにより、生ギターなどに近い
自然な楽音をより効果的に発生させることができる。
【0057】(3)請求項3記載の発明によれば、本体
の弦が張設されている面に対して平行方向の振動と、当
該面に対して垂直方向の振動をそれぞれ検出することに
より、楽音の音色特性に特に関係する弦の振動状態を検
知することができるので、その振動状態に応じた音色特
性で楽音信号の発生を指示することにより、生ギターと
同様に弦の弾き方に応じて楽音の音色を変化させて、自
然な楽音をより効果的に発生させることができる。
【0058】(4)請求項4記載の発明によれば、楽音
の音色特性に特に関係する2方向の振動レベルの比ある
いは差に応じた音色特性で楽音信号の発生を指示するこ
とにより、生ギターなどと同様に、弦の弾き方に応じて
楽音の音色を変化させることができる。
【0059】(5)請求項5記載の発明によれば、第1
の横振動検出手段により検出された振動レベルの比率と
第2の横振動検出手段により検出された振動レベルの比
率に応じて、アポヤンド奏法に対応した特性の楽音信号
またはアルアイレ奏法に対応した特性の楽音信号の発生
指示がなされるので、生ギターなどと同様にアルアイレ
奏法とアポヤンド奏法とを巧みに使い分けて表現力の豊
かな演奏を行なうことが可能になる。
【0060】(6)請求項6記載の発明によれば、弦振
動検知手段が、弦の張弦方向と直交する前記2方向の横
振動を検出する手段に加えて、縦振動を検出する手段を
有していることにより、音の発生に関与する弦の振動状
態をより正確に検知できるので、その振動状態に応じた
音色特性で楽音信号を発生させることにより、弦の弾か
れ方に応じて楽音の音色特性をより忠実に変化させるこ
とができる。
【0061】(7)請求項7記載の発明によれば、ノイ
ズレベルの音や、演奏者が意識しない程度のレベルの音
の発生を防止して、澄んだ音を発生させることができ
る。
【0062】(8)請求項8記載の発明によれば、本体
に張設された弦が弾かれると、その弦の張弦方向の振動
レベルに応じた特性で、指定された音高の楽音信号の発
生が指示される。弦の張弦方向の振動を検出することに
より、弦がどのような方向に弾かれても弦の振動を確実
に検知できるので、ピッキングの強さに応じて楽音の音
量を変化させるなどしてより自然な演奏を行うことがで
きる。
【0063】(9)請求項9記載の発明によれば、弦振
動を光学的に検出できるので、電磁的なノイズの影響を
受けずに確実に弦の振動を検出することができる。ま
た、電磁式検出手段では弦の張弦方向の振動を検出する
ことは難しいが、この発明によれば、光反射体の張弦方
向の振動を検出することで容易に検出することができ
る。
【0064】(10)請求項10記載の発明によれば、
弦をスプリングを介して支持しておくことにより、弦が
延び縮みしやすくなる。したがって、短い弦でも比較的
大きな振幅で振動させることができ、また、張弦方向に
も振動しやすくできるので、振動検出手段による振動検
出の確実性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子弦楽器を適用してなる電子ギター
の全体平面図である。
【図2】同上電子ギターの要部断面図である。
【図3】同上電子ギターの図2中のIII―III線に沿った
断面図である。
【図4】同上電子ギターの部分斜視断面図である。
【図5】同上電子ギターのブロック図である。
【図6】同上電子ギターの制御部における処理動作の内
容を示すフローチャートである。
【図7】同上電子ギターにおけるピッキング及びピーク
レベルの検知方法の説明に用いた信号波形図である。
【図8】同上電子ギターの構成要素である音源の概略回
路構成図である。
【符号の説明】
1 電子ギター(電子弦楽器) 2 ネック部 3 ボディ部 4 スイッチ類 5 スピーカ 6 弦入力装置 7、8 ブリッジ部材 14 反射ブロック(光反射体) 15 x方向センサ(横振動検出手段) 16 y方向センサ(横振動検出手段) 17 z方向センサ(縦振動検出手段) 18 発光素子(LED) 19 受光素子(フォトトランジスタ) 20 カバー 22 x方向センサ部(横振動検出手段) 23 y方向センサ部(横振動検出手段) 24 z方向センサ部(縦振動検出手段) 25 フレットスイッチ部(音高指定手段) 26 ボディスイッチ部 27 記憶装置(ROM) 28 制御部(CPU、楽音信号発生指示手段) 29 音源(楽音信号発生手段) 30 D/A変換器 31 アンプ 33 波形メモリ FSW1(1)〜FSW22(6) フレットスイッチ
(音高指定手段) S1〜S6 弦

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に張設された弦と、 発生すべき楽音の音高を指定するための音高指定手段
    と、 前記弦の複数方向の振動を検出する弦振動検出手段と、 前記弦振動検出手段により検出された振動状態に応じた
    音色特性で、前記音高指定手段により指定された音高の
    楽音信号の発生を指示する楽音信号発生指示手段とを備
    えたことを特徴とする電子弦楽器。
  2. 【請求項2】前記弦振動検出手段は、前記弦の張弦方向
    と直交する複数方向の振動をそれぞれ検出する手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の電子弦楽器。
  3. 【請求項3】前記弦振動検出手段は、前記本体の前記弦
    が張設されている面に対してほぼ平行方向の振動を検出
    する第1の横振動検出手段と、当該面に対してほぼ垂直
    方向の振動を検出する第2の横振動検出手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子弦楽器。
  4. 【請求項4】前記楽音信号発生指示手段は、前記第1の
    横振動検出手段により検出された振動レベルと前記第2
    の横振動検出手段により検出された振動レベルとの比あ
    るいは差に応じた音色特性で、前記音高指定手段により
    指定された音高の楽音信号の発生を指示することを特徴
    とする請求項3記載の電子弦楽器。
  5. 【請求項5】前記楽音信号発生指示手段は、前記第1の
    横振動検出手段により検出された振動レベルに対する前
    記第2の横振動検出手段により検出された振動レベルの
    比率が所定の値に満たないときはアポヤンド奏法に対応
    した音色特性の楽音信号を発生し、前記比率が所定の値
    以上のときはアルアイレ奏法に対応した音色特性の楽音
    信号の発生を指示することを特徴とする請求項4記載の
    電子弦楽器。
  6. 【請求項6】前記弦振動検出手段は、前記弦の張弦方向
    の振動を検出する縦振動検出手段を有することを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の電子弦楽器。
  7. 【請求項7】前記楽音信号発生指示手段は、前記第1、
    第2の横振動検出手段及び前記縦振動検出手段のいずれ
    かにより検出された振動レベルが所定のレベルを越えた
    ときに前記楽音信号の発生を指示することを特徴とする
    請求項3〜6のいずれかに記載の電子弦楽器。
  8. 【請求項8】本体に沿って張設された弦と、 発生すべき楽音の音高を指定するための音高指定手段
    と、 前記弦の張弦方向の振動を検出する弦振動検知手段と、 前記弦振動検出手段により検出された振動レベルに応じ
    た特性で、前記音高指定手段により指定された音高の楽
    音信号を発生する楽音信号発生指示手段とを備えたこと
    を特徴とする電子弦楽器。
  9. 【請求項9】前記弦振動検知手段は、 前記弦に取り付けられた光反射体と、 この反射体に向けて特定波長の光を出射する発光素子
    と、 前記反射体からの反射光を検出する受光素子とを備えて
    なることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
    電子弦楽器。
  10. 【請求項10】前記弦の少なくとも一方の端部を弾性体
    を介して支持してなることを特徴とする請求項1〜9の
    いずれかに記載の電子弦楽器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101450054B1 (ko) * 2013-02-19 2014-10-16 한국과학기술원 악보 출력장치 및 그 방법
JP2014238553A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 カシオ計算機株式会社 楽音発生装置、楽音発生方法及びプログラム
JP2015121673A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 ヤマハ株式会社 楽器の振動検出機構及び楽器用の振動センサユニット

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