JPH09160542A - 電子弦楽器 - Google Patents
電子弦楽器Info
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- JPH09160542A JPH09160542A JP7345041A JP34504195A JPH09160542A JP H09160542 A JPH09160542 A JP H09160542A JP 7345041 A JP7345041 A JP 7345041A JP 34504195 A JP34504195 A JP 34504195A JP H09160542 A JPH09160542 A JP H09160542A
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- Japan
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- strings
- pitch
- sound
- switch
- Prior art date
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 指盤部に弦をもたない電子楽器において、特
殊な演奏を行うために発音中に指を指盤部に設けた線状
部材に軽く接触した場合でも、演奏者が予期せぬ開放弦
の音が出ることがないようにする。 【解決手段】 本体1の弾弦部には複数の弦5を有し、
本体1に取付けられた指盤部2には、複数のフレット9
に亘って複数の弦5に対応して導電部材からなる線状部
材10を有している。指盤部2の線状部材10の下側に
は、線状部材10に印加される押圧によってオンとなる
音高指定スイッチが設けられている。本体1の内部に
は、演奏者が線状部材10に接触したことを検出する弦
接触検出手段を備えて、発音中にこの弦接触検出手段が
線状部材10に対する接触を検出した場合に、音高指定
スイッチがオフ状態であるときは、開放弦の発音処理に
代えて発音オフ処理やノイズ音の発音処理を行う。
殊な演奏を行うために発音中に指を指盤部に設けた線状
部材に軽く接触した場合でも、演奏者が予期せぬ開放弦
の音が出ることがないようにする。 【解決手段】 本体1の弾弦部には複数の弦5を有し、
本体1に取付けられた指盤部2には、複数のフレット9
に亘って複数の弦5に対応して導電部材からなる線状部
材10を有している。指盤部2の線状部材10の下側に
は、線状部材10に印加される押圧によってオンとなる
音高指定スイッチが設けられている。本体1の内部に
は、演奏者が線状部材10に接触したことを検出する弦
接触検出手段を備えて、発音中にこの弦接触検出手段が
線状部材10に対する接触を検出した場合に、音高指定
スイッチがオフ状態であるときは、開放弦の発音処理に
代えて発音オフ処理やノイズ音の発音処理を行う。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は電子ギターや電子
ベース等の電子弦楽器に関する。
ベース等の電子弦楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子ギターにおいては、本体(ボ
ディ)のテールピースと指盤部(ネック)のヘッドとの
間に複数の弦が張られており、指盤部のフレットに弦を
一方の手の指で押し付けるフレット操作と、他方の手で
弦を弾く弾弦操作とにより、弦の振動がマイクロフォン
によって音響信号に変換され、アンプで増幅されてスピ
ーカから音が送出される。この場合には、押し付けられ
たフレットとテールピースとの間の弦振動の周波数又は
押し付けられない開放弦の弦振動の周波数によって音高
が決定される。その他、発音中に指を軽く弦に触れるこ
とにより弦の振動に影響を与え、発音中の音にノイズ的
な音を加えたり、発音中の音を急速に減衰させるストロ
ーク奏法におけるカッティングを行う特殊な演奏方法が
ある。
ディ)のテールピースと指盤部(ネック)のヘッドとの
間に複数の弦が張られており、指盤部のフレットに弦を
一方の手の指で押し付けるフレット操作と、他方の手で
弦を弾く弾弦操作とにより、弦の振動がマイクロフォン
によって音響信号に変換され、アンプで増幅されてスピ
ーカから音が送出される。この場合には、押し付けられ
たフレットとテールピースとの間の弦振動の周波数又は
押し付けられない開放弦の弦振動の周波数によって音高
が決定される。その他、発音中に指を軽く弦に触れるこ
とにより弦の振動に影響を与え、発音中の音にノイズ的
な音を加えたり、発音中の音を急速に減衰させるストロ
ーク奏法におけるカッティングを行う特殊な演奏方法が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年開発さ
れた電子ギターは本体の弾弦部にだけ弦が設けられ、弦
は弾弦されたか否かをのみ検出し音高指定は行わない。
音高を指定するのは、指盤部に設けられた音高指定スイ
ッチである。音高指定スイッチは、フレットの各々に弦
の数に対応して設けられている。電子ギターによっては
直接この音高指定スイッチを押圧するものもあるが、従
来のギターと同じ感触をもたせるために、指盤部の音高
スイッチの上面に実際の弦に似せた形状の線状部材が設
けられているものが普及してきている。この線状部材
は、実際の弦と同様に張られているか、あるいは指盤部
の表面に埋設された状態で設けられており、指でこの線
状部材を押圧することにより音高指定スイッチをオンに
させる。演奏する場合には、発生させる音高に応じて指
で線状部材を押圧して音高指定スイッチをオンにした
り、開放弦の場合は線状部材から指を離しあるいは線状
部材に軽く接触して音高指定スイッチをオフにする。そ
して、本体に設けられた弦に対して弾弦操作を行う。す
ると、音高指定スイッチのオン・オフに応じて弾弦され
た弦の音高データが生成される。この音高データを楽音
発生回路に供給することにより、実際の音響信号が楽音
発生回路から出力され、アンプで増幅されてスピーカか
ら音がでる。しかしながら、指盤部に実際の弦が張られ
ていない電子ギターでは、発音中に指を線状部材に軽く
接触して、ノイズ的な音を発生したりカッティング等の
特殊な演奏を行おうとしても、音高指定スイッチはオン
とならず開放弦の発音処理を行ってしまうため、演奏者
が予期せぬ音が発音されるという問題があった。この発
明の課題は、指盤部に弦をもたない電子楽器において、
特殊な演奏を行うために発音中に指を線状部材に軽く接
触した場合でも、演奏者が予期せぬ開放弦の音が出るこ
とがないようにすることである。
れた電子ギターは本体の弾弦部にだけ弦が設けられ、弦
は弾弦されたか否かをのみ検出し音高指定は行わない。
音高を指定するのは、指盤部に設けられた音高指定スイ
ッチである。音高指定スイッチは、フレットの各々に弦
の数に対応して設けられている。電子ギターによっては
直接この音高指定スイッチを押圧するものもあるが、従
来のギターと同じ感触をもたせるために、指盤部の音高
スイッチの上面に実際の弦に似せた形状の線状部材が設
けられているものが普及してきている。この線状部材
は、実際の弦と同様に張られているか、あるいは指盤部
の表面に埋設された状態で設けられており、指でこの線
状部材を押圧することにより音高指定スイッチをオンに
させる。演奏する場合には、発生させる音高に応じて指
で線状部材を押圧して音高指定スイッチをオンにした
り、開放弦の場合は線状部材から指を離しあるいは線状
部材に軽く接触して音高指定スイッチをオフにする。そ
して、本体に設けられた弦に対して弾弦操作を行う。す
ると、音高指定スイッチのオン・オフに応じて弾弦され
た弦の音高データが生成される。この音高データを楽音
発生回路に供給することにより、実際の音響信号が楽音
発生回路から出力され、アンプで増幅されてスピーカか
ら音がでる。しかしながら、指盤部に実際の弦が張られ
ていない電子ギターでは、発音中に指を線状部材に軽く
接触して、ノイズ的な音を発生したりカッティング等の
特殊な演奏を行おうとしても、音高指定スイッチはオン
とならず開放弦の発音処理を行ってしまうため、演奏者
が予期せぬ音が発音されるという問題があった。この発
明の課題は、指盤部に弦をもたない電子楽器において、
特殊な演奏を行うために発音中に指を線状部材に軽く接
触した場合でも、演奏者が予期せぬ開放弦の音が出るこ
とがないようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体の弾弦
部に設けられた複数の弦と、本体に取付けられた指盤部
の複数のフレットに複数の弦に対応して設けられた音高
指定スイッチと、複数のフレットに亘って複数の弦に対
応して設けられ印加される所定の押圧力によって音高指
定スイッチをオンにさせるスイッチ押圧手段と、演奏者
がスイッチ押圧手段に接触したことを検出する弦接触検
出手段と、発音中においてこの弦接触検出手段がスイッ
チ押圧手段に対する接触を検出した場合に音高指定スイ
ッチがオフ状態であるときは、開放弦の発音処理に代え
て所定の発音制御を行う制御手段とを備えている。この
ような構成により、発音中に指をスイッチ押圧手段に軽
く接触した場合には開放弦の発音を行わず、演奏者が所
望するノイズ音発生やカッティング等の特殊な演奏処理
を行う。
部に設けられた複数の弦と、本体に取付けられた指盤部
の複数のフレットに複数の弦に対応して設けられた音高
指定スイッチと、複数のフレットに亘って複数の弦に対
応して設けられ印加される所定の押圧力によって音高指
定スイッチをオンにさせるスイッチ押圧手段と、演奏者
がスイッチ押圧手段に接触したことを検出する弦接触検
出手段と、発音中においてこの弦接触検出手段がスイッ
チ押圧手段に対する接触を検出した場合に音高指定スイ
ッチがオフ状態であるときは、開放弦の発音処理に代え
て所定の発音制御を行う制御手段とを備えている。この
ような構成により、発音中に指をスイッチ押圧手段に軽
く接触した場合には開放弦の発音を行わず、演奏者が所
望するノイズ音発生やカッティング等の特殊な演奏処理
を行う。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照してこの
発明の電子楽器の実施形態を電子ギターを例に採り説明
する。実施形態における電子ギターには、図1に示すよ
うに、本体1に指盤部2が取り付けられ、指盤部2の本
体1側の端部3と本体1の中央部付近に設けられたテー
ルピース4との間に6本の弦5が張られている。そし
て、本体1の内部にはスピーカ6が取り付けられ、本体
1の操作面には音量を調整する音量ボリューム7及び演
奏モードを設定する選択スイッチ8その他からなる操作
子が設けられている。指盤部2の表面にはFRET
(0)〜FRET(14)の15個のフレット9が形成
されている。この指盤部2には実際の弦は張られていな
いが、6本の線状部材10が弾性材によって形成され、
実際の弦と同じように押圧によって撓む構造になってい
る。
発明の電子楽器の実施形態を電子ギターを例に採り説明
する。実施形態における電子ギターには、図1に示すよ
うに、本体1に指盤部2が取り付けられ、指盤部2の本
体1側の端部3と本体1の中央部付近に設けられたテー
ルピース4との間に6本の弦5が張られている。そし
て、本体1の内部にはスピーカ6が取り付けられ、本体
1の操作面には音量を調整する音量ボリューム7及び演
奏モードを設定する選択スイッチ8その他からなる操作
子が設けられている。指盤部2の表面にはFRET
(0)〜FRET(14)の15個のフレット9が形成
されている。この指盤部2には実際の弦は張られていな
いが、6本の線状部材10が弾性材によって形成され、
実際の弦と同じように押圧によって撓む構造になってい
る。
【0006】弦5は演奏者の弾弦に応じて振動する。図
2は、図1におけるA−A線に沿う断面の拡大図であ
る。テールピース4に取付けられたカバー4aの内側に
は、各弦5に固定された円柱部材11及び弦5をテール
ピース4に弾性的に固定するコイルスプリング12が設
けられている。この場合、円柱部材11はその中心軸に
て弦5に固定され、コイルスプリング12は一般的なギ
ターの弦と同様の張力を弦5にもたせる構造になってい
る。また、本体1における円柱部材11に対向する位置
には、発光部及び受光部(いずれも図示せず)を有する
反射型のフォトセンサ13が固定されている。そして、
発光部から出射した光が円柱部材11の下部周面11a
で反射して受光部に入射する。したがって、弦5が振動
した場合には受光部に入射する光量も変化するため、弦
5の振動を検出することができる。
2は、図1におけるA−A線に沿う断面の拡大図であ
る。テールピース4に取付けられたカバー4aの内側に
は、各弦5に固定された円柱部材11及び弦5をテール
ピース4に弾性的に固定するコイルスプリング12が設
けられている。この場合、円柱部材11はその中心軸に
て弦5に固定され、コイルスプリング12は一般的なギ
ターの弦と同様の張力を弦5にもたせる構造になってい
る。また、本体1における円柱部材11に対向する位置
には、発光部及び受光部(いずれも図示せず)を有する
反射型のフォトセンサ13が固定されている。そして、
発光部から出射した光が円柱部材11の下部周面11a
で反射して受光部に入射する。したがって、弦5が振動
した場合には受光部に入射する光量も変化するため、弦
5の振動を検出することができる。
【0007】次に、指盤部2における音高指定スイッチ
の構造について説明する。6本の各線状部材10は導電
部材で構成され、図3(A)、(B)に示すように、弾
性部材からなる指盤部2の上面側に埋設されている。ま
た、各線状部材10に対応する位置の指盤部2の下面に
は、各フレット9ごとに凹部14が形成されている。そ
して、各凹部14の中央部には導電性のカーボンゴム1
5が固定されている。また、指盤部2の下面2aのほぼ
全体に亘ってプリント基板16が取り付けられている。
さらに、プリント基板16の上面16aには、カーボン
ゴム15に対向する位置にカーボンパターン17が形成
されている。この場合、カーボンゴム15の下面とカー
ボンパターン17の上面との間には所定の空隙があり、
通常はこれらは接触していない。ところが、任意のフレ
ット9の位置で任意の線状部材10に所定の押圧力を印
加した場合には、その部分の線状部材10及び指盤部2
がプリント基板16側に撓み、カーボンゴム15の下面
とカーボンパターン17の上面とが接触する。すなわ
ち、カーボンゴム15及びカーボンパターン17は押圧
によってオンとなる音高指定スイッチを構成し、線状部
材10はスイッチ押圧手段を構成している。指盤部2全
体では、6本の弦5の数に対して15フレット分である
6×15のマトリックスで構成された90個の音高指定
スイッチが設けられている。図には示さないが、マトリ
ックスの行ライン及び列ラインが信号ラインとして電子
ギターの内部の回路に接続されている。
の構造について説明する。6本の各線状部材10は導電
部材で構成され、図3(A)、(B)に示すように、弾
性部材からなる指盤部2の上面側に埋設されている。ま
た、各線状部材10に対応する位置の指盤部2の下面に
は、各フレット9ごとに凹部14が形成されている。そ
して、各凹部14の中央部には導電性のカーボンゴム1
5が固定されている。また、指盤部2の下面2aのほぼ
全体に亘ってプリント基板16が取り付けられている。
さらに、プリント基板16の上面16aには、カーボン
ゴム15に対向する位置にカーボンパターン17が形成
されている。この場合、カーボンゴム15の下面とカー
ボンパターン17の上面との間には所定の空隙があり、
通常はこれらは接触していない。ところが、任意のフレ
ット9の位置で任意の線状部材10に所定の押圧力を印
加した場合には、その部分の線状部材10及び指盤部2
がプリント基板16側に撓み、カーボンゴム15の下面
とカーボンパターン17の上面とが接触する。すなわ
ち、カーボンゴム15及びカーボンパターン17は押圧
によってオンとなる音高指定スイッチを構成し、線状部
材10はスイッチ押圧手段を構成している。指盤部2全
体では、6本の弦5の数に対して15フレット分である
6×15のマトリックスで構成された90個の音高指定
スイッチが設けられている。図には示さないが、マトリ
ックスの行ライン及び列ラインが信号ラインとして電子
ギターの内部の回路に接続されている。
【0008】電子ギターの内部には、図4に示すよう
に、CPU21を中核とする回路ブロックが設けられて
いる。CPU21の入力ポートには操作子22、発音ト
リガーイニシャルタッチ検出部(以下、「タッチ検出
部」という)23、弦接触検出部24が接続され、入出
力ポートには音高検出部25が接続されている。上記し
た音高指定スイッチの信号ラインはこの音高検出部25
に接続されている。CPU21のバスには、ROM2
6、RAM27、楽音発生部28が接続されている。そ
して、楽音発生部28の出力ラインは、D/A変換部2
9及びAMP30を介してスピーカ31に接続されてい
る。また、AMP30の制御端子には音量制御部32が
接続されている。なお、図には示さないが、CPU21
内にはEVTフラグ、TSフラグ、WGONフラグ等の
各種フラグが設けられている。EVTフラグは、弦5の
振動があった場合には「1」にセットされ、振動がない
場合には「0」にセットされる。TSフラグは、線状部
材10に接触があった場合には「1」にセットされ、接
触がない場合には「0」にセットされる。WGONフラ
グは、発音中の場合には「1」にセットされ、発音中で
ない場合には「0」にセットされる。
に、CPU21を中核とする回路ブロックが設けられて
いる。CPU21の入力ポートには操作子22、発音ト
リガーイニシャルタッチ検出部(以下、「タッチ検出
部」という)23、弦接触検出部24が接続され、入出
力ポートには音高検出部25が接続されている。上記し
た音高指定スイッチの信号ラインはこの音高検出部25
に接続されている。CPU21のバスには、ROM2
6、RAM27、楽音発生部28が接続されている。そ
して、楽音発生部28の出力ラインは、D/A変換部2
9及びAMP30を介してスピーカ31に接続されてい
る。また、AMP30の制御端子には音量制御部32が
接続されている。なお、図には示さないが、CPU21
内にはEVTフラグ、TSフラグ、WGONフラグ等の
各種フラグが設けられている。EVTフラグは、弦5の
振動があった場合には「1」にセットされ、振動がない
場合には「0」にセットされる。TSフラグは、線状部
材10に接触があった場合には「1」にセットされ、接
触がない場合には「0」にセットされる。WGONフラ
グは、発音中の場合には「1」にセットされ、発音中で
ない場合には「0」にセットされる。
【0009】次に、各部の機能及びデータの流れについ
て説明する。操作子22は、操作に応じた設定データを
CPU21に入力する。タッチ検出部23は、演奏者が
弦5を弾弦した場合にフォトセンサ13の検出信号をデ
ィジタルデータに変換してCPU21に入力する。弦接
触検出部24は、演奏者が線状部材10に接触したこと
を検出して検出データをCPU21に入力する。ROM
26は、CPU21が実行するプログラム、各弦5の開
放弦の音高データopentone、その他のデータを
記憶していてる。RAM27には、CPU21に入力さ
れた各データを記憶するエリア、弦番号i(i=0〜
5)に対応して現在発音中の音高データnowtone
及び新たに入力された音高データnewtoneを記憶
するエリアが設けられている。楽音発生部28は、CP
U21から与えられるデータに基づいて楽音波形データ
を生成し、D/A変換部29に入力する。D/A変換部
29はこの楽音波形データをアナログ楽音信号に変換
し、AMP30を介してスピーカ31に供給する。音量
制御部32は本体1の操作子22によって設定された音
量にしたがってAMP30のゲインを制御する。
て説明する。操作子22は、操作に応じた設定データを
CPU21に入力する。タッチ検出部23は、演奏者が
弦5を弾弦した場合にフォトセンサ13の検出信号をデ
ィジタルデータに変換してCPU21に入力する。弦接
触検出部24は、演奏者が線状部材10に接触したこと
を検出して検出データをCPU21に入力する。ROM
26は、CPU21が実行するプログラム、各弦5の開
放弦の音高データopentone、その他のデータを
記憶していてる。RAM27には、CPU21に入力さ
れた各データを記憶するエリア、弦番号i(i=0〜
5)に対応して現在発音中の音高データnowtone
及び新たに入力された音高データnewtoneを記憶
するエリアが設けられている。楽音発生部28は、CP
U21から与えられるデータに基づいて楽音波形データ
を生成し、D/A変換部29に入力する。D/A変換部
29はこの楽音波形データをアナログ楽音信号に変換
し、AMP30を介してスピーカ31に供給する。音量
制御部32は本体1の操作子22によって設定された音
量にしたがってAMP30のゲインを制御する。
【0010】次に、演奏者が線状部材10に接触して押
圧した例を図5のタイミングチャートを参照して説明す
る。図5の(a)に示す波形は、弦接触検出部24から
CPU21に入力されるデータであり、t0の時間にオ
ンとなりt1の時間でオフとなっている。図5の(b)
に示す波形は、音高検出部25からCPU21に入力さ
れるデータであり、t0より若干後の時間t2でオンと
なりt2より若干前の時間t3でオフとなっている。す
なわちこの場合は、演奏者が線状部材10を押圧し、そ
の押圧によって音高指定スイッチがオンとなった状態を
示している。一方、図5の(c)に示す波形は(a)の
波形と同様、弦接触検出部24からCPU21に入力さ
れるデータであり、t0の時間にオンとなりt1の時間
でオフとなっている。図5の(d)に示す波形は、音高
検出部25からCPU21に入力されるデータである
が、常時オフ状態となっている。すなわちこの場合は、
演奏者が線状部材10に接触しているものの、音高指定
スイッチがオンとなるような押圧は加えていない状態を
示している。
圧した例を図5のタイミングチャートを参照して説明す
る。図5の(a)に示す波形は、弦接触検出部24から
CPU21に入力されるデータであり、t0の時間にオ
ンとなりt1の時間でオフとなっている。図5の(b)
に示す波形は、音高検出部25からCPU21に入力さ
れるデータであり、t0より若干後の時間t2でオンと
なりt2より若干前の時間t3でオフとなっている。す
なわちこの場合は、演奏者が線状部材10を押圧し、そ
の押圧によって音高指定スイッチがオンとなった状態を
示している。一方、図5の(c)に示す波形は(a)の
波形と同様、弦接触検出部24からCPU21に入力さ
れるデータであり、t0の時間にオンとなりt1の時間
でオフとなっている。図5の(d)に示す波形は、音高
検出部25からCPU21に入力されるデータである
が、常時オフ状態となっている。すなわちこの場合は、
演奏者が線状部材10に接触しているものの、音高指定
スイッチがオンとなるような押圧は加えていない状態を
示している。
【0011】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図6はCPU21の初期発音制御の処理を示すフロ
ーチャートである。この処理では、まず弦番号iを第1
弦の番号「0」にセットする(ステップS1)。そし
て、iをインクリメントしながら各弦番号に対する初期
発音制御の処理を行う。ステップS2において、iが
「6」になったか否か、すなわちすべての弦番号に対す
る処理が終了したか否かを判別し、iが「6」でない場
合にはステップS3に移行してEVTフラグが「1」で
あるか否か、すなわち弦5の振動があったか否かを判別
する。EVTフラグが「1」である場合には、WGON
フラグが「1」であるか否かすなわち現在発音中である
か否かを判別する(ステップS4)。発音中である場合
には、ステップS5に移行して発音オフとした後ステッ
プS6に移行する。発音中でない場合にはそのままステ
ップS6に移行する。ステップS6では、線状部材10
に接触があるか否かを判別し、接触がある場合にはTS
フラグを「1」にセットする(ステップS7)。
る。図6はCPU21の初期発音制御の処理を示すフロ
ーチャートである。この処理では、まず弦番号iを第1
弦の番号「0」にセットする(ステップS1)。そし
て、iをインクリメントしながら各弦番号に対する初期
発音制御の処理を行う。ステップS2において、iが
「6」になったか否か、すなわちすべての弦番号に対す
る処理が終了したか否かを判別し、iが「6」でない場
合にはステップS3に移行してEVTフラグが「1」で
あるか否か、すなわち弦5の振動があったか否かを判別
する。EVTフラグが「1」である場合には、WGON
フラグが「1」であるか否かすなわち現在発音中である
か否かを判別する(ステップS4)。発音中である場合
には、ステップS5に移行して発音オフとした後ステッ
プS6に移行する。発音中でない場合にはそのままステ
ップS6に移行する。ステップS6では、線状部材10
に接触があるか否かを判別し、接触がある場合にはTS
フラグを「1」にセットする(ステップS7)。
【0012】次に、入力した音高データnewnote
が開放弦の音高データopennoteと同じであるか
否かを判別する(ステップS8)。同じでない場合に
は、そのnewnoteの音高で発音オンとする(ステ
ップS9)。そして、RAM27のnownoteの音
高データをnewnoteの音高データに書き換え(ス
テップS10)、WGONフラグを「1」にセットする
(ステップS11)。次に、EVTフラグを「0」にセ
ットする(ステップS12)。ステップS8において、
newnoteの音高データがopennoteの音高
データと同じである場合には、ステップS12に移行し
てEVTフラグを「0」にセットする。ステップS6に
おいて弦接触がない場合には、RAM27のnewno
teの音高データをROM26から読み出したopen
noteの音高データに書き換えて(ステップS1
3)、そのnewnoteの音高で発音オンとする(ス
テップS14)。そして、nownoteの音高データ
をnewnoteの音高データに書き換え(ステップS
15)、WGONフラグを「1」にセットする(ステッ
プS16)。次に、ステップS12に移行してEVTフ
ラグを「0」にセットする。
が開放弦の音高データopennoteと同じであるか
否かを判別する(ステップS8)。同じでない場合に
は、そのnewnoteの音高で発音オンとする(ステ
ップS9)。そして、RAM27のnownoteの音
高データをnewnoteの音高データに書き換え(ス
テップS10)、WGONフラグを「1」にセットする
(ステップS11)。次に、EVTフラグを「0」にセ
ットする(ステップS12)。ステップS8において、
newnoteの音高データがopennoteの音高
データと同じである場合には、ステップS12に移行し
てEVTフラグを「0」にセットする。ステップS6に
おいて弦接触がない場合には、RAM27のnewno
teの音高データをROM26から読み出したopen
noteの音高データに書き換えて(ステップS1
3)、そのnewnoteの音高で発音オンとする(ス
テップS14)。そして、nownoteの音高データ
をnewnoteの音高データに書き換え(ステップS
15)、WGONフラグを「1」にセットする(ステッ
プS16)。次に、ステップS12に移行してEVTフ
ラグを「0」にセットする。
【0013】ステップS12においてEVTフラグを
「0」にセットした後、又はステップS3においてEV
Tフラグが「0」である場合には、ステップS17に移
行してiをインクリメントした後、ステップS2に移行
する。そして、ステップS2においてiが「6」でない
場合にはステップS3以下の各処理を繰り返し実行し、
iが「6」になった場合には、すべての弦番号に対する
初期発音制御の処理が終了したことになるので、メイン
ルーチン(図示せず)に戻る。
「0」にセットした後、又はステップS3においてEV
Tフラグが「0」である場合には、ステップS17に移
行してiをインクリメントした後、ステップS2に移行
する。そして、ステップS2においてiが「6」でない
場合にはステップS3以下の各処理を繰り返し実行し、
iが「6」になった場合には、すべての弦番号に対する
初期発音制御の処理が終了したことになるので、メイン
ルーチン(図示せず)に戻る。
【0014】図7はCPU21の発音中制御の処理を示
すフローチャートである。この処理では、まず弦番号i
を「0」にセットする(ステップS21)。そして、i
をインクリメントしながら各弦番号に対する発音中制御
の処理を行う。ステップS22において、iが「6」に
なったか否か、すなわちすべての弦番号に対する処理が
終了したか否かを判別する。iが「6」でない場合に
は、ステップS23に移行してWGONフラグが「1」
であるか否か、すなわち現在発音中であるか否かを判別
する。WGONフラグが「1」である場合には、TSフ
ラグが「1」であるか否か、すなわち線状部材10に接
触があるか否かを判別する(ステップS24)。TSフ
ラグが「1」である場合には、nownoteの音高デ
ータがnewnoteの音高データと同じであるか否か
を判別し(ステップS25)、同じでない場合にはその
newnoteの音高データがopennoteの音高
データと同じであるか否かを判別する(ステップS2
6)。同じでない場合には、発音をnewnoteの音
高に変更し(ステップS27)、RAM27のnown
oteの音高データをnewnoteの音高データに書
き換える(ステップS28)。この後、ステップS29
に移行してiをインクリメントして、ステップS22に
移行する。
すフローチャートである。この処理では、まず弦番号i
を「0」にセットする(ステップS21)。そして、i
をインクリメントしながら各弦番号に対する発音中制御
の処理を行う。ステップS22において、iが「6」に
なったか否か、すなわちすべての弦番号に対する処理が
終了したか否かを判別する。iが「6」でない場合に
は、ステップS23に移行してWGONフラグが「1」
であるか否か、すなわち現在発音中であるか否かを判別
する。WGONフラグが「1」である場合には、TSフ
ラグが「1」であるか否か、すなわち線状部材10に接
触があるか否かを判別する(ステップS24)。TSフ
ラグが「1」である場合には、nownoteの音高デ
ータがnewnoteの音高データと同じであるか否か
を判別し(ステップS25)、同じでない場合にはその
newnoteの音高データがopennoteの音高
データと同じであるか否かを判別する(ステップS2
6)。同じでない場合には、発音をnewnoteの音
高に変更し(ステップS27)、RAM27のnown
oteの音高データをnewnoteの音高データに書
き換える(ステップS28)。この後、ステップS29
に移行してiをインクリメントして、ステップS22に
移行する。
【0015】ステップS24において、TSフラグが
「1」でない場合には、nownoteの音高データが
opennoteの音高データと同じであるか否かを判
別する(ステップS30)。同じでない場合には、no
wnoteの発音をオフとし(ステップS31)、WG
ONフラグを「0」にセットし(ステップS32)、ス
テップS29においてiをインクリメントした後、ステ
ップS22に移行する。また、ステップS26におい
て、newnoteの音高データがopennoteの
音高データと同じである場合は、図5の(c)及び
(d)の場合であり、演奏者が線状部材10に接触して
おり、かつ音高指定スイッチがオフの状態である。この
場合には、発音オフとし(ステップS33)、WGON
フラグを「0」にセットする(ステップS34)。すな
わち、この場合には開放弦の音高での発音処理を行わな
い。この後、ステップS29においてiをインクリメン
トして、ステップS22に移行する。
「1」でない場合には、nownoteの音高データが
opennoteの音高データと同じであるか否かを判
別する(ステップS30)。同じでない場合には、no
wnoteの発音をオフとし(ステップS31)、WG
ONフラグを「0」にセットし(ステップS32)、ス
テップS29においてiをインクリメントした後、ステ
ップS22に移行する。また、ステップS26におい
て、newnoteの音高データがopennoteの
音高データと同じである場合は、図5の(c)及び
(d)の場合であり、演奏者が線状部材10に接触して
おり、かつ音高指定スイッチがオフの状態である。この
場合には、発音オフとし(ステップS33)、WGON
フラグを「0」にセットする(ステップS34)。すな
わち、この場合には開放弦の音高での発音処理を行わな
い。この後、ステップS29においてiをインクリメン
トして、ステップS22に移行する。
【0016】iをインクリメントした後、ステップS2
2に移行してiが「6」でない場合には、ステップS2
3以下の各処理を繰り返し実行し、iが「6」になった
場合にはすべての弦番号について発音中制御処理が終了
したことになるので、メインルーチンに戻る。
2に移行してiが「6」でない場合には、ステップS2
3以下の各処理を繰り返し実行し、iが「6」になった
場合にはすべての弦番号について発音中制御処理が終了
したことになるので、メインルーチンに戻る。
【0017】このように、上記実施形態によれば、演奏
者が線状部材10に接触しており、かつ音高指定スイッ
チがオフの状態である場合には、開放弦の音高での発音
処理を行う代わりに発音オフ処理を行う。すなわち、ス
クロール奏法におけるカッティングの演奏を行う。した
がって、カッティングを行うために発音中に指を線状部
材10に軽く接触した場合でも、演奏者が予期せぬ開放
弦の音が出ることがない。
者が線状部材10に接触しており、かつ音高指定スイッ
チがオフの状態である場合には、開放弦の音高での発音
処理を行う代わりに発音オフ処理を行う。すなわち、ス
クロール奏法におけるカッティングの演奏を行う。した
がって、カッティングを行うために発音中に指を線状部
材10に軽く接触した場合でも、演奏者が予期せぬ開放
弦の音が出ることがない。
【0018】上記実施形態においては、図7の発音中制
御処理において、newnoteの音高データがope
nnoteの音高データと同じである場合は、発音オフ
とするようにしたが、この実施形態の変形例として、所
定のノイズ音を発生する処理を行ってもよい。図8にこ
の変形例における発音中制御処理のフローチャートを示
す。すなわち、ステップS26においてnewnote
の音高データがopennoteの音高データと同じで
ある場合は、ノイズ音を発生させる(ステップS3
5)。他の処理については上記実施形態と同じであるの
でその説明は省略する。この変形例においては、意識的
にノイズ音を発生するために、発音中に指を線状部材1
0に軽く接触した場合でも、演奏者が予期せぬ開放弦の
音が出ることがない。
御処理において、newnoteの音高データがope
nnoteの音高データと同じである場合は、発音オフ
とするようにしたが、この実施形態の変形例として、所
定のノイズ音を発生する処理を行ってもよい。図8にこ
の変形例における発音中制御処理のフローチャートを示
す。すなわち、ステップS26においてnewnote
の音高データがopennoteの音高データと同じで
ある場合は、ノイズ音を発生させる(ステップS3
5)。他の処理については上記実施形態と同じであるの
でその説明は省略する。この変形例においては、意識的
にノイズ音を発生するために、発音中に指を線状部材1
0に軽く接触した場合でも、演奏者が予期せぬ開放弦の
音が出ることがない。
【0019】なお、上記実施形態及びその変形例におい
ては、発音中に指を線状部材に軽く接触した場合には、
ROM26に記憶されたプログラムにしたがってノイズ
音発生又はカッティングを行う構成にしたが、その他の
特殊演奏例えばエコーを発生させるような処理を行って
もよい。
ては、発音中に指を線状部材に軽く接触した場合には、
ROM26に記憶されたプログラムにしたがってノイズ
音発生又はカッティングを行う構成にしたが、その他の
特殊演奏例えばエコーを発生させるような処理を行って
もよい。
【0020】また、上記実施形態では線状部材10を指
盤部2に埋設して設ける構造にしたが、実際の弦と同じ
ように指盤部2の上面に張って設ける構造にしてもよ
い。あるいは音高指定スイッチに対応する指盤部2の表
面に形成した突起でもよい。要は、音高指定スイッチを
押圧するスイッチ押圧手段を構成するものであればその
構造は限定されない。
盤部2に埋設して設ける構造にしたが、実際の弦と同じ
ように指盤部2の上面に張って設ける構造にしてもよ
い。あるいは音高指定スイッチに対応する指盤部2の表
面に形成した突起でもよい。要は、音高指定スイッチを
押圧するスイッチ押圧手段を構成するものであればその
構造は限定されない。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、指盤部に弦をもたな
い電子楽器において、指盤部のスイッチ押圧手段に演奏
者の指が接触したか否かを検出する弦接触検出手段を設
けることにより、発音中に指をスイッチ押圧手段に軽く
接触した場合には開放弦の発音を行わず、演奏者が所望
するノイズ音発生やカッティング等の特殊な演奏処理を
行う。したがって、特殊な演奏を行うために、発音中に
指をスイッチ押圧手段に軽く接触した場合でも、演奏者
が予期せぬ開放弦の音が出ることがない。
い電子楽器において、指盤部のスイッチ押圧手段に演奏
者の指が接触したか否かを検出する弦接触検出手段を設
けることにより、発音中に指をスイッチ押圧手段に軽く
接触した場合には開放弦の発音を行わず、演奏者が所望
するノイズ音発生やカッティング等の特殊な演奏処理を
行う。したがって、特殊な演奏を行うために、発音中に
指をスイッチ押圧手段に軽く接触した場合でも、演奏者
が予期せぬ開放弦の音が出ることがない。
【図1】この発明の実施形態における電子ギターの平面
図。
図。
【図2】図1における弾弦部の構造を示すA−A線に沿
う断面図。
う断面図。
【図3】図1における電子ギターの線状部材及び音高指
定スイッチの構造を示す図。
定スイッチの構造を示す図。
【図4】図1における電子ギターの内部のシステム構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図5】図4においてCPUに入力されるデータの信号
波形図。
波形図。
【図6】図4におけるCPUの初期発音制御処理のフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図7】図4におけるCPUの発音中制御処理のフロー
チャート。
チャート。
【図8】実施形態の変形例におけるCPUの発音中制御
処理のフローチャート。
処理のフローチャート。
1 本体 2 指盤部 5 弦 9 フレット 10 線状部材
Claims (3)
- 【請求項1】 本体の弾弦部に設けられた複数の弦と、 前記本体に取付けられた指盤部の複数のフレットに前記
複数の弦に対応して設けられた音高指定スイッチと、 前記複数のフレットに亘って前記複数の弦に対応して設
けられ印加される所定の押圧力によって前記音高指定ス
イッチをオンにさせるスイッチ押圧手段と、 演奏者が前記スイッチ押圧手段に接触したことを検出す
る弦接触検出手段と、 発音中においてこの弦接触検出手段が前記スイッチ押圧
手段に対する接触を検出した場合に前記音高指定スイッ
チがオフ状態であるときは、開放弦の発音処理に代えて
所定の発音制御を行う制御手段とを備えたことを特徴と
する電子弦楽器。 - 【請求項2】 前記所定の発音制御は、現在発音中の音
をオフとする処理であることを特徴とする請求項1記載
の電子弦楽器。 - 【請求項3】 前記所定の発音制御は、現在発音中の音
に対するノイズ音を発生させる処理であることを特徴と
する請求項1記載の電子弦楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345041A JPH09160542A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 電子弦楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345041A JPH09160542A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 電子弦楽器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09160542A true JPH09160542A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18373894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7345041A Pending JPH09160542A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 電子弦楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09160542A (ja) |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP7345041A patent/JPH09160542A/ja active Pending
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