JPH1073189A - 管継手 - Google Patents

管継手

Info

Publication number
JPH1073189A
JPH1073189A JP33350596A JP33350596A JPH1073189A JP H1073189 A JPH1073189 A JP H1073189A JP 33350596 A JP33350596 A JP 33350596A JP 33350596 A JP33350596 A JP 33350596A JP H1073189 A JPH1073189 A JP H1073189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
ring
pipe joint
joint
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33350596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3713114B2 (ja
Inventor
Yutaka Yoshino
豊 吉野
Yuji Yamamoto
祐司 山本
Kenji Mizukawa
賢司 水川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP33350596A priority Critical patent/JP3713114B2/ja
Publication of JPH1073189A publication Critical patent/JPH1073189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3713114B2 publication Critical patent/JP3713114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】管の表面に設けた突部が通過したことを容易に
知見することができ、しかも、管の挿入作業も従来の管
継手と同様に簡単に行うことができる管継手を提供する
ことを目的としている。 【解決手段】接続される管の挿入口側の側壁がテーパ面
となった溝を内部に有する筒状の継手本体と、溝に遊嵌
され、周方向の一部に切断部を有し、半径方向に拡縮自
在となっていて、前記管の管本体の外径より小径でMス
ケールで78以上のロックウェル硬度を有する合成樹脂
で形成されている離脱防止リングとを備え、管本体の外
周面に形成された突部を離脱防止リングより奥側に配置
されるように管が接続され、管および管継手に管の抜け
方向の力が加わった時、前記突部が離脱防止リングの前
記挿入口と反対がわの壁を係止して離脱防止リングをテ
ーパ面に押圧するようになっている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】接続される管の管端部を挿入するだけで
簡単に接続可能な管継手として、実開昭55−4683
7号公報に開示されている図7に示すような管継手10
0がある。この管継手100は、筒状の継手本体200
と、離脱防止リング300とを備えている。
【0003】継手本体200は、内部に離脱防止リング
300が遊嵌される溝201が形成され、溝201の継
手本体外側の壁面がテーパ面202になっている。離脱
防止リング300は、周方向の一部に切断部(図示せ
ず)が設けられ、半径方向に拡縮自在となっているとと
もに、離脱防止リング300の外壁面が、継手本体20
0のテーパ面202側が同様に外周面302がテーパ状
になっている。
【0004】そして、この管継手100は、図7に示す
ように、突部401をその外周面に備えた管400の管
端部を継手本体200内に挿入し、突部401の先端に
設けたテーパ面で離脱防止リング300を押し広げなが
ら突部401を離脱防止リング300の奥まで挿入する
ことで簡単に管400を接続することができるようにな
っている。
【0005】すなわち、この管継手100によれば、管
400または管継手100に管400の抜け方向に力が
加わった場合、突部401の端面402が離脱防止リン
グ300の端面301に当接し、離脱防止リング300
を管挿入口側へ移動させ、離脱防止リング300のテー
パ面302が継手本体200のテーパ面202によって
離脱防止リング300を縮径させる方向に付勢されるた
め、接続管400がよりしっかりと離脱防止リング30
0によって把持され、管継手100からの離脱が防止さ
れるようになっている。
【0006】しかし、従来の管継手100は、突部40
1が完全に離脱防止リング300より奥側まで入り込ん
でいるかどうかの確認がしにくい。したがって、接続不
良を起こし、水漏れや管400の抜けが発生したりする
恐れがある。そこで、本発明の発明者らは、離脱防止リ
ング300の内径を管400の外径より少し小径にして
おき、突部401が離脱防止リング300を通り過ぎる
と離脱防止リング300が弾性復元力によって元の状態
に戻ろうとする力で管400の外壁面を叩たかせて、そ
の叩いた時の音によって突部401が完全に離脱防止リ
ング300より奥側へ入り込んだかどうかを確認できな
いかと考えた。
【0007】しかしながら、従来の管継手100は、離
脱防止リング300が金属製であるため、突部401が
離脱防止リング300の通過する際の拡径により、離脱
防止リング300がどうしても若干塑性変形してしま
う。したがって、突部401が完全に離脱防止リング3
00より奥側へ入り込んでも、拡径前の元の状態まで縮
径せず、離脱防止リング300の内径を管400の外径
より少し小径化する程度では、通過を確認できる程度の
音を発生する程の大きな力で管400の表面を叩かなっ
た。
【0008】一方、離脱防止リング300をかなり小径
化すれば、上記の問題は解消されるのであるが、突部4
01が離脱防止リング300を通過する際に大きな力が
必要となり、接続作業が非常に困難な上、合成樹脂製の
管400の場合、管400が破損する恐れがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、管の表面に設けた突部が通過したことを
容易に知見することができ、しかも、管の挿入作業も従
来の管継手と同様に簡単に行うことができる管継手を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
かかる管継手(以下、「請求項1の管継手」と記す)
は、このような目的を達成するために、接続される管の
挿入口側の側壁がテーパ面となった溝を内部に有する筒
状の継手本体と、前記溝に遊嵌され、周方向の一部に切
断部を有し、半径方向に拡縮自在となっている離脱防止
リングとを備え、突部を管本体の外周面に形成された管
が、突部を離脱防止リングより奥側に配置されるように
接続され、管または管継手に管の抜け方向の力が加わっ
た時、前記突部が離脱防止リングの前記挿入口と反対が
わの壁に係止され離脱防止リングを前記テーパ面に押圧
するようになっている管継手において、前記離脱防止リ
ングが管本体の外径より小径で、Mスケールで78以上
のロックウェル硬度を有する合成樹脂で形成されている
構成とした。
【0011】また、請求項2に記載の発明にかかる管継
手(以下、「請求項2の管継手」と記す)は、上記請求
項1の継手において、離脱防止リングがMスケールで7
8以上のロックウェル硬度を有するポリアセタールで形
成されていて、接続される管の管本体が密度0.940
g/cm3 以上のポリエチレンで形成されている構成とし
た。
【0012】一方、請求項3に記載の発明にかかる管継
手(以下、「請求項3の管継手」と記す)は、接続され
る管の挿入口側の側壁がテーパ面となった溝を内部に有
する筒状の継手本体と、前記溝に遊嵌され、周方向の一
部に切断部を有し、半径方向に拡縮自在となっている離
脱防止リングとを備え、突部を管本体の外周面に形成さ
れた管が、突部を離脱防止リングより奥側に配置される
ように接続され、管または管継手に管の抜け方向の力が
加わった時、前記突部が離脱防止リングの前記挿入口と
反対がわの壁に係止され離脱防止リングを前記テーパ面
に押圧するようになっている管継手において、前記離脱
防止リングは、接続管の外径より少し小径で一部に切断
部を有する合成樹脂製のリング本体と、このリング本体
の内周面に突設され、リング本体の軸方向に並設された
複数の係止刃とを備え、これら係止刃のうち少なくとも
1つの係止刃が係止刃を内周面に有する金属製の係止刃
形成部材の一部をリング本体に埋設することで形成され
ている構成とした。
【0013】上記請求項3の管継手の構成において、リ
ング本体を構成する合成樹脂としては、特に限定されな
いが、請求項1の管継手の離脱防止リングと同様にMス
ケールで78以上のロックウェル硬度を有する合成樹脂
が好ましい。Mスケールで78以上のロックウェル硬度
を有する合成樹脂としては、特に限定されないが、ポリ
アセタール、ポリアミド等が挙げられるが、コスト面、
耐蝕性、強度を考慮すると、一般的にポリアセタールが
好ましい。
【0014】請求項3の管継手において、係止刃形成部
材の材質としては、特に限定されないが、耐蝕性や強度
を考慮すると、ステンレス鋼が好ましい。
【0015】また、接続される管は、突部を予め管の外
周面から突出するように一体成形されていても構わない
し、たとえば、管本体の継手挿入部を内側から強化する
筒状の補強材の一端を外側に折り返して、この折り返し
部と補強材との間で管本体の先端部を囲繞させるよう
に、補強材を管の継手挿入部の内側に嵌合一体化させ、
管本体を内側から補強するとともに、折り返し部を突部
として用いるようにした管でも構わない。
【0016】管本体の材質としては、特に限定されず、
たとえば、金属や無機繊維が分散混合された合成樹脂な
ど強度的に優れたものだけでなく、コールドフロー変形
を起こしやすいオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリ
ブテン、ポリプロピレン等)なども使用することができ
るが、離脱防止リングをポリアセタールで形成した場合
には、離脱防止リングとの衝突音の大きさを考慮すれ
ば、密度0.940g/cm3 以上のポリエチレン製のも
のが好ましい。
【0017】なお、継手本体内には、止水性を高めるた
めに、接続管が接続された時、接続管の回りを囲繞する
ように配置されるゴム環を設けておくことが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は請
求項1および請求項2の管継手の実施の形態をあらわし
ている。
【0019】図1および図2に示すように、この管継手
1は、継手本体2と、離脱防止リング3とを備えてい
る。継手本体2は、図1および図2に示すように、一端
に接続される管の挿入口を備えたソケット状をしてい
て、挿入口側にゴム環4が装着されているとともに、ゴ
ム環4より内側に離脱防止リング3の遊嵌溝21が設け
られている。遊嵌溝21は、挿入口側の側壁がテーパ面
22になっている。
【0020】離脱防止リング3は、Mスケールで78以
上のロックウェル硬度を有するポリアセタールで形成さ
れており、図示していないが、遊嵌溝21に遊嵌され、
一部に切断部を有するリング状になっているとともに、
その外周面31が遊嵌溝21のテーパ面22に対応する
ようにテーパになっている。また、離脱防止リング3
は、内径が後述する管5の管本体5aの外径より少し小
径になっていて、その内周面に係止用の突条32が多段
に設けられている。
【0021】管5は、図2に示すように、密度0.94
0以上のポリエチレンからなる管本体5aとステンレス
鋼等の耐蝕性を有する剛性材からなる補強材5bとを備
えている。補強部材5bは、ステンレス鋼材等の剛性材
から形成されていて、図2に示すように、筒部51と、
折り返し部52とを備えている。
【0022】筒部51は、管本体5aの内径と略同じか
少し小径の筒部本体51aの表面にすべり止め手段とし
て突起51bが多数設けられている。また、筒部51
は、その最大径、すなわち、突起51bの先端部分の径
が管本体5aの内径と略同じか少し大きくなるように形
成されている。
【0023】折り返し部52は、筒部51の一端が他端
側に向かって外側に傘状に折り返して形成されたように
なっていて、筒部51が管本体5aに嵌合された時、管
本体5aの先端部を囲繞するとともに、折り返し部52
の先端部52aが筒部本体5aの外周面に突出した突部
となるようになっている。
【0024】したがって、この管継手1は、この管5を
管継手1の挿入口から奥側に向かって挿入すると、ま
ず、補強部材5bの折り返し部52によって形成された
テーパ面52bによって離脱防止リング3が押し広げら
れるため、スムーズに管5の突部である折り返し部52
の先端部52aを離脱防止リング3より奥側まで挿入す
ることができる。
【0025】そして、先端部52aが離脱防止リング3
より奥側まで挿入されると、離脱防止リング3がポリア
セタールで成形されており、拡径によって塑性変形を起
こすことがないため、その弾性復元力によって管本体5
aより少し小径の元の径まで縮径しようとする。
【0026】すなわち、離脱防止リング3の縮径によ
り、管本体5aの外周面が、離脱防止リング3の内周面
によって叩かれ、音を発する。しかも、管本体5aが密
度0.940以上の高密度で硬いポリエチレンで形成さ
れているので、大きな音が発生し、突部である折り返し
部52の先端部52aが離脱防止リング3より奥側まで
挿入されたことが容易に確認できる。
【0027】そして、この管継手1は、上記のように、
折り返し部52の先端部52aが離脱防止リング3より
奥側まで挿入されると、管5または管継手1に管5の抜
け方向の力が加わった場合、先端部52aが離脱防止リ
ング3の端面38に係止されため、管5の動きにともな
って離脱防止リング3も挿入口側へ移動して離脱防止リ
ング3の外周面31が遊嵌溝21のテーパ面22に押し
当たり、離脱防止リング3が縮径する。
【0028】したがって、管本体5aの外周面が離脱防
止リング3の内周面にしっかりと把持され、管5の抜け
止めが確実に行われるようになっている。
【0029】また、管5においては、補強部材5bの筒
部51が管本体5aに圧入嵌合され、管本体5aが内側
から補強されているので、離脱防止リング3やゴム環4
によって締め付け力が長期間にわたって継続して管本体
5aに加えられても、管本体5aがコールドフロー変形
を起こすことがない。しかも、この管5の場合、補強部
材5bの筒部51表面にすべり止め手段として突起51
bが多数突設されているため、補強部材5bを継手本体
2内に残した状態で管本体5aがすべり抜けたりする事
故も確実に防止することができる。
【0030】図3は、この管継手1への他の管の接続構
造をあらわしている。図3に示すように、この管5´
は、管本体5a´の先端に突部52´が一体成形で設け
られ、補強部材5b´が円筒状をしている以外は、上記
の管5と同様になっている。
【0031】図4は、請求項3の管継手の実施の形態を
あらわしている。図4に示すように、この管継手6は、
上記管継手1の離脱防止リング3に代えて離脱防止リン
グ7が継手本体2の遊嵌溝21に遊嵌されている以外
は、管継手1と同様になっている。
【0032】すなわち、離脱防止リング7は、図5に示
すように、一部に切断部71を有し、図4および図6に
示すように、リング本体72と係止刃形成部材73とか
ら構成されている。リング本体72は、一部に切断部を
有しMスケールで78以上のロックウェル硬度を有する
ポリアセタールによって形成されるとともに、接続され
る管(図示せず)の外径より内径が少し小径になってい
る。
【0033】係止刃形成部材73は、ステンレス鋼で形
成され、一部に切断部を備えたリング状をしているとと
もに、内周面に軸方向に並設された複数の係止刃74が
突設されていて、一部がリング本体72の内周側に埋設
されてリング本体72と一体化されている。すなわち、
リング本体72の内周面に複数の係止刃74が突設され
たようになっている。
【0034】この管継手6は、以上のように、離脱防止
リング7の大部分が樹脂製のリング本体72で占められ
ているので、係止刃形成部材73の部分が若干塑性変形
しても、リング本体72の弾性回復力によって原形に復
帰する。したがって、接続管の突部が完全に離脱防止リ
ング7より奥側へ入り込むと、拡径前の元の状態まで縮
径する。よって、離脱防止リング7の内径を必要以上に
小径化しなくても、接続管の突部の通過直後に通過を確
認できる程度の音を発生するように管の表面を叩かせる
ことができる。
【0035】しかも、係止刃74が金属製であるため、
接続管の表面に係止刃74がよく食い込みしっかりと抜
け止めを施すことができる。勿論、離脱防止リング7の
大部分が樹脂で形成されるとともにリング本体の内径が
接続管の外径より少し小さいだけであるため、接続管の
挿入も容易に行うことができる。
【0036】本発明にかかる管継手は、上記の実施の形
態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、
継手本体2の一側にのみ管5が接続されるようになって
いたが、継手本体2の両側に管5を接続できるようにし
ても構わない。
【0037】
【発明の効果】本発明にかかる管継手は、以上のように
構成されているので、管の表面に設けた突部が通過した
ことを容易に知見することができ、接続不良などの事故
を未然に防ぐことができる。しかも、管の挿入作業も従
来の管継手と同様に簡単に行うことができる。
【0038】特に、請求項2のような構成にすれば、よ
り弾性回復性がよくなる。また、請求項3のような構成
にすれば、係止刃の少なくとも一部が金属製であるた
め、接続された管の表面に係止刃がよく食い込み接続さ
れた管の抜けをよりしっかりと防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項2の管継手の実施の形態
をあらわす半断面図である。
【図2】図1の管継手に管を接続した状態の半断面図で
ある。
【図3】図1の管継手の別の管を接続した状態の半断面
図てある。
【図4】請求項3の管継手の実施の形態をあらわす半断
面図である。
【図5】図4の管継手の離脱防止リングの正面図であ
る。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】従来の管継手に管を接続した状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 管継手 2 継手本体 21 溝 22 テーパ面 3 離脱防止リング 38 端面 5 管 5´ 管 5a 管本体 5a´ 管本体 6 管継手 7 離脱防止リング 71 切断部 72 リング本体 73 係止刃形成部材 74 係止刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続される管の挿入口側の側壁がテーパ面
    となった溝を内部に有する筒状の継手本体と、前記溝に
    遊嵌され、周方向の一部に切断部を有し、半径方向に拡
    縮自在となっている離脱防止リングとを備え、突部を管
    本体の外周面に形成された管が、突部を離脱防止リング
    より奥側に配置されるように接続され、管または管継手
    に管の抜け方向の力が加わった時、前記突部が離脱防止
    リングの前記挿入口と反対がわの壁に係止され離脱防止
    リングを前記テーパ面に押圧するようになっている管継
    手において、前記離脱防止リングが管本体の外径より小
    径で、Mスケールで78以上のロックウェル硬度を有す
    る合成樹脂で形成されていることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】離脱防止リングがMスケールで78以上の
    ロックウェル硬度を有するポリアセタールで形成されて
    いて、接続される管の管本体が密度0.940g/cm3
    以上のポリエチレンで形成されている請求項1に記載の
    管継手。
  3. 【請求項3】接続される管の挿入口側の側壁がテーパ面
    となった溝を内部に有する筒状の継手本体と、前記溝に
    遊嵌され、周方向の一部に切断部を有し、半径方向に拡
    縮自在となっている離脱防止リングとを備え、突部を管
    本体の外周面に形成された管が、突部を離脱防止リング
    より奥側に配置されるように接続され、管または管継手
    に管の抜け方向の力が加わった時、前記突部が離脱防止
    リングの前記挿入口と反対がわの壁に係止され離脱防止
    リングを前記テーパ面に押圧するようになっている管継
    手において、前記離脱防止リングは、接続管の外径より
    少し小径で一部に切断部を有する合成樹脂製のリング本
    体と、このリング本体の内周面に突設され、リング本体
    の軸方向に並設された複数の係止刃とを備え、これら係
    止刃のうち少なくとも1つの係止刃が係止刃を内周面に
    有する金属製の係止刃形成部材の一部をリング本体に埋
    設することで形成されていることを特徴とする管継手。
JP33350596A 1996-07-05 1996-12-13 管継手 Expired - Lifetime JP3713114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33350596A JP3713114B2 (ja) 1996-07-05 1996-12-13 管継手

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-176450 1996-07-05
JP17645096 1996-07-05
JP33350596A JP3713114B2 (ja) 1996-07-05 1996-12-13 管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1073189A true JPH1073189A (ja) 1998-03-17
JP3713114B2 JP3713114B2 (ja) 2005-11-02

Family

ID=26497369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33350596A Expired - Lifetime JP3713114B2 (ja) 1996-07-05 1996-12-13 管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3713114B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000320753A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Asahi Organic Chem Ind Co Ltd 管継手
JP2009156469A (ja) * 1999-06-30 2009-07-16 Bridgestone Corp パイプ継手及びパイプ保持用コレット
KR20110105858A (ko) * 2009-01-12 2011-09-27 와빈 비. 브이 마개 단부가 형성되어 있는 파이프 부품

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000320753A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Asahi Organic Chem Ind Co Ltd 管継手
JP2009156469A (ja) * 1999-06-30 2009-07-16 Bridgestone Corp パイプ継手及びパイプ保持用コレット
KR20110105858A (ko) * 2009-01-12 2011-09-27 와빈 비. 브이 마개 단부가 형성되어 있는 파이프 부품
JP2012515299A (ja) * 2009-01-12 2012-07-05 ウェイヴィン ビー.ヴィ. スピゴット端部が備わったパイプパーツ
JP2015108450A (ja) * 2009-01-12 2015-06-11 ウェイヴィン ビー.ヴィ. スピゴット端部が備わったパイプパーツ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3713114B2 (ja) 2005-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4428625B2 (ja) 樹脂製ヘッダーの接続部における補強構造
JPH1073189A (ja) 管継手
JP3430222B2 (ja) 管継手
JP4227081B2 (ja) 管継手
JP3747309B2 (ja) 管継手
JP2003056767A (ja) 樹脂製インコア
JP2003004184A (ja) 樹脂製の離脱防止リング
JP3386406B2 (ja) 管継手
JPH10169860A (ja) 管抜止め部材
JP3694661B2 (ja) 合成樹脂管用継手
AU9719998A (en) Connectors and assemblies
JPH10122461A (ja) ポリオレフィン系管の離脱防止継手
JP2000320759A (ja) 伸縮離脱防止継手
JP2004204884A (ja) 液体用管体の継手装置
JPH10122458A (ja) 離脱防止継手
JP2000028060A (ja) 離脱防止管継手
JP2000227187A (ja) 抜け止め部材
JP3562876B2 (ja) 管継手
JP3682173B2 (ja) 管接続構造
JPH10252959A (ja) 離脱防止継手
JPH09210267A (ja) 管継手
JP3077912U (ja) オレフィン系樹脂製離脱防止継手
JPH09126370A (ja) 伸縮継手
JP3430223B2 (ja) 管継手
JPH11270764A (ja) 管継手構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050819

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130826

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term