JP2003004184A - 樹脂製の離脱防止リング - Google Patents

樹脂製の離脱防止リング

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JP2003004184A JP2001185664A JP2001185664A JP2003004184A JP 2003004184 A JP2003004184 A JP 2003004184A JP 2001185664 A JP2001185664 A JP 2001185664A JP 2001185664 A JP2001185664 A JP 2001185664A JP 2003004184 A JP2003004184 A JP 2003004184A
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separation prevention
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Yasushi Kisaka
靖 木坂
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Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 オレフィン系樹脂製離脱防止継手の受口内に挿入された
挿口の十分な離脱防止機能を満足させ、容易且つ低コス
トで製作できる樹脂製の離脱防止リングを提供すること
である。 【課題】 を提供する。 【解決手段】 接続すべき挿口(1)が開口部(2)か
ら挿入される受口(3)の内周面に、シールリング
(4)が装着されたシールリング用溝(5)及び離脱防
止リング用溝(6)が設けられたオレフィン系樹脂製離
脱防止継手の該離脱防止リング用溝(6)に装着される
内周面に係止刃(7)を有する離脱防止リング(8)に
おいて、該係止刃(7)の断面形状が鋸歯状を有し、係
止刃(7)の刃が少なくとも4本設けられ、両端部の刃
(9)、(10)の先端の内径が同一で且つ中央部の刃
(11)の先端の内径の97%から99.5%の比率に
設定されると共に、各々の刃先の角度Rが同一で且つ6
0°から80°に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として受口にオレ
フィン系樹脂製の挿口を挿入して管同士を接合でき、さ
らに離脱防止機能を有する離脱防止継手に装着される樹
脂製の離脱防止リングに関するものである。
【0002】従来から離脱防止触手に装着される離脱防
止リングは種々提案されているが、その中の一例が特開
平10−169860号公報に開示されている。それに
よると、図12から図15に示すように、28は、挿口
29が挿入される受口30内に装着される抜止め部材で
あって、1つ割りとされた短筒状の樹脂製管抜止め部材
本体31の内周面に、その軸心方向に沿って少なくとも
1個の金属製刃を含む複数の刃が並設されている掛止刃
が設けられているものであった。その作用は、挿口29
が受口30に挿入されている状態から、挿口29に離脱
方向の力が作用した時、挿口29が図13の矢印方向に
移動し、抜止め部材28は挿口29の外周面に掛止され
た状態で移動して、管抜止め部材本体31の外周面に形
成されたテーパ面33が受口の内周面に設けられた管抜
止め部材用凹部34のテーパ面35に当接する。さらに
離脱方向の力が加わった時、挿口29の更なる移動によ
り、抜止め部材28は管抜止め部材本体31のテーパ面
33が凹部34のテーパ面35に押圧されて抜止め部材
28が縮径され、抜止め部材28の金属製掛止刃32が
挿口29の外周面に食い込むように掛止され、管の離脱
を防止できるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
抜止め部材には以下の問題点があった。挿口29がオレ
フィン系樹脂製の場合、オレフィン系樹脂製の挿口29
を受口30に挿入し、抜止め部材28が挿口29に掛止
される時、抜止め部材28の金属製掛止刃32とオレフ
ィン系樹脂製の挿口29とでは硬度に差がありすぎるた
め、離脱方向に過大な力が作用した場合、図15に示す
ように金属製掛止刃32が挿口29に深く食い込みす
ぎ、抜止め部材28が挿口29に係止したまま管抜止め
部材本体31のテーパ面33が凹部34のテーパ面35
から外れて、挿口29が受口30から抜けてしまうおそ
れがあった。また、抜止め部材28は樹脂製管抜止め部
材本体31と金属製掛止刃32から形成されているた
め、抜止め部材28を製作するには樹脂製管抜止め部材
本体31と金属製掛止刃32の嵌め合わせ、もしくはイ
ンサート成形を行なう必要があり、製作が繁雑であっ
た。さらに、金属製掛止刃32となる部品は切削加工に
て製作する必要があり、これに樹脂製管抜止め部材本体
31の成形を含めると抜止め部材28の製作コストは割
高となってしまっていた。
【0004】本発明は以上のような従来技術の問題点に
鑑み成されたもので、その目的は、受口内に挿入された
挿口の十分な離脱防止機能を満足させ、容易且つ低コス
トで製作できる樹脂製の離脱防止リングを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の構成を、図1と図2を参照して説明する。す
なわち、本発明の離脱防止リングは接続すべき挿口1が
開口部2から挿入される受口3の内周面に、シールリン
グ4が装着されたシールリング用溝5及び離脱防止リン
グ用溝6が設けられたオレフィン系樹脂製離脱防止継手
の離脱防止リング用溝6に装着される内周面に係止刃7
を有する離脱防止リング8において、係止刃7の断面形
状が鋸歯状を有し、係止刃7の刃が少なくとも4本設け
られ、両端部の刃9、10の先端の内径が同一で且つ中
央部の刃11の先端の内径の97%から99.5%の比
率に設定されると共に、各々の刃先の角度Rが同一で且
つ60°から80°に設定されていることを第1の特徴
とし、ロックウエル硬度が少なくともHRM75の樹脂
からなることを第2の特徴とし、ポリアセタール、ナイ
ロン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエー
テルケトン、又はポリ塩化ビニールからなることを第3
の特徴とする。
【0006】本発明において、係止刃7は中央部の刃1
1と、先端の内径が中央部の刃11の先端の内径の97
%から99.5%の範囲で同一に設定されている両端部
の刃9、10とから形成されている。両端部の刃9、1
0の先端の内径が99.5%より大きい場合、加工によ
る寸法誤差を考慮に入れると、両端部の刃9、10と中
央部の刃11の内径の差がなくなり、両端部の刃9、1
0を中央部の刃11より突出させることで挿口1への後
述初期係止力を向上させるという効果が得られなくな
る。また両端部の刃9、10の先端の内径が97%未満
の場合、刃の内径の差が大きいので両端部の刃9、10
のみが挿口1の外周面に食い込み、中央部の刃11が挿
口1へ食い込むことができなくなり、さらに離脱方向の
力が大きく作用した時には挿口1の外周面の両端部の刃
9、10が食い込む部分に応力集中が生じて係止刃7が
食い込んだ部分から挿口1が延性破壊される。このため
両端部の刃9、10の先端の内径が中央部の刃11の先
端の内径の97%から99.5%の範囲内にする必要が
あり、好適には98.5%から99.3%の範囲で設定
することが望ましい。
【0007】刃先の角度Rとは図1に示されているR部
分の角度であり、60°から80°の範囲で同一に設定
されている。樹脂製の離脱防止リング8において、係止
刃7の角度Rが80°より大きい場合は離脱防止機能を
満足するほど刃先が挿口1外周面に係止することができ
ない。係止刃7の角度Rが60°未満の場合は刃先が変
形し、挿口1外周面に係止刃7が係止できずに受口3か
ら挿口1が抜けてしまう。係止刃7の角度Rが60°か
ら80°の場合は挿口1に係止刃7が係止することがで
き、挿口1が延性破壊するまで引張荷重をかけても係止
刃7が破損せずに保持することができる(図11参
照)。このため係止刃7の角度Rは60°から80°の
範囲に設定する必要があり、好適には65°から75°
の範囲で設定することが望ましい。
【0008】離脱防止リング8は少なくとも挿入させる
挿口1より硬い樹脂の方がさらに良く、オレフィン系樹
脂製の挿口に係止するための離脱防止リングとして少な
くともM75以上のロックウエル硬度を有する方が良
い。ロックウエル硬度がHRM75未満の場合、離脱防
止リング8の係止刃7に必要な強度が十分得られず、好
適にはHRM78からHRM98が望ましい。好適なも
のとしてはロックウエル硬度がHRM78からHRM8
4で曲げ弾性率が2550MPaから3040MPaの
ポリアセタール、ナイロン、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリエーテルエーテルケトン、又はポリ塩化ビニー
ルが挙げられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1から図9に示す実施例に基づいて説明するが、本
発明がこれら実施例に限定されないことは言うまでもな
い。図1は本発明における樹脂製の離脱防止リングの拡
大縦断面図である。図2は図1の離脱防止リングが離脱
防止継手の受口に装着された状態を示す縦断面図、図3
は図2の分解斜視図、図4は図2において受口に挿口を
接続した時の縦断面図、図5は図4の状態から挿口に離
脱方向の力が作用した時の状態を示す縦断面図、図6は
図5の要部拡大縦断面図、図7は図5の状態から挿口に
更なる離脱方向の力が作用した時の状態を示す縦断面
図、図8は図7の要部拡大縦断面図、図9は離脱防止リ
ングの係止刃の刃の先端の内径が一定で平行になってい
る場合の拡大縦断面図である。
【0010】図において、1はポリエチレン製の挿口で
内周にインコア17が挿嵌されている。3はポリエチレ
ン製の受口で、内周面に開口部2からシールリング用溝
5、溝5から奥部12側に隔離された位置に設けられ開
口部2側から奥部12側に向かって暫時拡径するテーパ
面13及び軸線と略平行な円周面14が連続して設けら
れた離脱防止リング用溝6が形成されている。
【0011】8は前記離脱防止リング用溝6に装着され
るロックウエル硬度がHRM80のポリアセタール製の
離脱防止リングであり、離脱防止リング8には円周を断
絶する切り欠き部15が一定幅で一箇所設けられ拡縮自
在となっており、外周には離脱防止リング用溝のテーパ
面13とほぼ同一に形成された前方(図では受口開口部
2側)から後方(図では奥部12側)に向かって拡径す
るテーパ面16が設けられ、内周には断面形状が鋸歯状
の係止刃7を有している。該係止刃7の刃は、5本設け
られ、先端の内径が一定で同一に設定されている3本の
中央部の刃11と、先端の内径が中央部の刃11の先端
の内径の99%で同一に設定されている両端部の刃9、
10から形成されている。角度Rは、離脱防止リング8
の内周面の係止刃7におけるそれぞれの刃の角度であ
り、刃先の角度Rは5本とも70°で同一に設定されて
いる。
【0012】図2において、4はオレフィン系樹脂製の
受口3の内周面に設けられたシールリング用溝5に装着
されるゴム製のシールリングである。
【0013】以下、本実施例の離脱防止リングの作用を
説明する。
【0014】図2の状態から管の挿口1が受口3の開口
部2へ挿入されると、挿口1はシールリング4を貫通し
て進み、離脱防止リング8の内周を徐々に拡径して受口
3の奥部12側へ移動し、離脱防止リング8を通過した
挿口1先端は受口奥部12に当接して挿入が完了する
(図4の状態)。この状態では離脱防止リング8の係止
刃7は挿口1外周面に当接する。
【0015】図4の状態から挿口1に離脱方向(図5の
矢印方向)の力が作用すると、離脱防止リング8が挿口
1外周面に係止された状態で離脱方向へと移動し、離脱
防止リング8のテーパ面16が離脱防止リング用溝6の
テーパ面13に押圧されて離脱防止リング8に縮径する
力が働く。そして離脱防止リング8が縮径して挿口1を
締め付けることで係止刃7が挿口1外周面に食い込み始
める(図5、図6の状態)。この状態において係止刃7
が挿口1外周面へ食い込み始めることを初期係止と呼ぶ
ことにする。この時、離脱防止リングの係止刃7は、両
端部の刃9、10が中央部の刃11より突出しているの
で初期係止の力は両端部の刃9、10に集中して係止力
が増し、離脱防止の力が増す。またこの時、図9に示す
ように離脱防止リング8の係止刃7の刃の先端の内径が
一定で平行だと初期係止の力は係止刃7の全ての刃に分
散されるため各々の刃の挿口1外周面にかかる初期係止
の力は小さくなり、離脱防止の力も小さくなる。よって
係止刃7は平行より両端部の刃が中央部の刃より突出し
ている方が効率よく離脱防止の力を機能させることがで
きる。
【0016】図5の状態から離脱方向の力がさらに大き
くなると、離脱防止リング8の係止刃7はさらに深く挿
口1外周面に食い込み、係止刃7の中央部の3本の刃1
1も挿口1外周面に食い込んで図7及び図8の状態にな
る。これにより挿口1が延性破壊する引張り荷重に対し
て係止刃7の全ての刃で挿口1を保持し、一つの刃にか
かる引張り荷重の負担を分散させ引張り荷重に対して離
脱防止リング8の係止刃7が破壊されることなく離脱防
止の力を機能させることができる。
【0017】次に本実施例の離脱防止リングの離脱防止
の力を比較するために、係止刃の角度Rの異なる本実施
例を含む5種類の離脱防止リングが各々装着されたポリ
エチレン製離脱防止継手(口径75mm)を用いて引張
り試験を行なった。離脱防止リング8の材質は曲げ弾性
率2600MPa、引張り強さ61MPaのポリアセタ
ールとし、係止刃7の角度Rは以下の通りとした。 実施例1 材質:ポリアセタール 刃の角度:70° 実施例2 材質:ポリアセタール 刃の角度:60° 実施例3 材質:ポリアセタール 刃の角度:80° 比較例1 材質:ポリアセタール 刃の角度:45° 比較例2 材質:ポリアセタール 刃の角度:50°
【0018】引張試験は、図10に示された引張り試験
機22を使用した。引張り試験機22は基台23に2本
の支軸24が設けられ、支軸24に沿って移動プレート
25が油圧により一定の速度で上下に移動する構造であ
る。基台23には接続部26が、移動プレート25には
接続部27が取付けられている。引張り試験機22には
圧縮や引張りの荷重を測定する機能が設けられている。
【0019】試験方法は、図10に示すように本実施例
を含む5種類の離脱防止リングが各々装着されたポリエ
チレン製離脱防止絶手(口径75mm)の受口19に挿
口18を挿入して接続を行なった供試体20の両端にフ
ランジ部21をバット融着したものを引張り試験機22
の接続部26、27にそれぞれボルトで固定して引張り
を行なうものである。引張り速度は毎分50mmとし、
供試体20のインコア17で補強されていない部分の挿
口18が、口径75mmの最大引張荷重約4.6トンで
伸び延性破壊するまで引張りを行なった。図11のよう
に供試体20のインコア17で補強されていない部分の
挿口18が伸びた状態でも挿口18が受口19から抜け
ていなければ離脱防止リングは合格(○)とし、挿口1
8が受口19から抜けた場合は不合格(×)とする。引
張り試験の評価結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1の結果より、刃の角度Rが45°及び
50°では挿口1が離脱方向へ移動しても離脱防止リン
グ8の係止刃7は挿口1外周面に係止できずに滑ってし
まい、さらに挿口1が離脱方向へ移動すると離脱防止リ
ング8は挿口1から外れ、最後には挿口1は受口3から
抜けてしまった。これは刃先の角度が50°以下では刃
の先端の肉厚が薄くなるため刃先は変形しやすくなり、
刃の先端が挿口1外周面に係止しようとしても刃先が変
形して挿口1外周面に係止することができなかったこと
が原因である。刃の角度Rが60°及び80°のものは
挿口1に離脱防止リング8の係止刃7が問題なく係止で
き、引張り荷重(最大引抜荷重は75mmで約4.6ト
ン)にも耐えることができた。尚、他の評価試験として
耐水圧試験や破壊水圧試験を行なったところ、同様の性
能結果を得ることができた。
【0022】
【発明の効果】以上説明した本発明における離脱防止リ
ングを使用すると以下のような効果が得られる。 (1)挿口外周面への係止刃の初期係止の力を向上さ
せ、かつ効率よく離脱防止の力を発揮させることができ
る。 (2)金属製掛止刃は挿入時に挿口外周面に抜けの原因
となる傷をつけるのに対し、樹脂製の離脱防止リングで
は挿口に傷がつかないため、確実な離脱防止の力を保持
できる。また、金属を用いないため錆びることはない。 (3)挿口に過度の離脱方向の力が加わった場合、従来
品に比べて挿口が抜ける確率が低い。 (4)射出成形による製作が可能であるため、安価に離
脱防止リングを製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における樹脂製の離脱防止リングの拡大
縦断面図である。
【図2】図1の離脱防止リングが離脱防止絶手の受口に
装着された状態を示す縦断面図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】図2において受口に挿口を接続した時の縦断面
図である。
【図5】図4の状態から挿口に離脱方向の力が作用した
時の状態を示す縦断面図である。
【図6】図5の要部拡大縦断面図である。
【図7】図5の状態から挿口に更なる離脱方向の力が作
用した時の状態を示す縦断面図である。
【図8】図7の要部拡大縦断面図である。
【図9】離脱防止リングの係止刃の刃の先端の内径が一
定で平行になっている場合の拡大縦断面図である。
【図10】引張り試験機の正面図である。
【図11】引張り試験後における挿口が延性破壊した状
態を示す正面図である。
【図12】従来の離脱防止リングを装着した離脱防止継
手を示す縦断面図である。
【図13】図12において受口に挿口を接続して離脱方
向の力が作用した時の状態を示す縦断面図である。
【図14】図12における従来の離脱防止リングの拡大
正面図である。
【図15】図13の状態から離脱方向への大きな力が作
用して離脱防止リングが挿ロヘ深く食い込みすぎた時の
状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 挿口 2 開口部 3 受口 4 シールリング 5 シールリング用溝 6 離脱防止リング用溝 7 係止刃 8 離脱防止リング 9 端部の刃 10 端部の刃 11 中央部の刃 12 奥部 13 テーパ面 14 円周面 15 切り欠き部 16 テーパ面 17 インコア 18 挿口 19 受口 20 供試体 21 フランジ部 22 引張り試験機 23 基台 24 支軸 25 移動プレート 26 接続部 27 接続部 28 抜止め部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続すべき挿口(1)が開口部(2)から
    挿入される受口(3)の内周面に、シールリング(4)
    が装着されたシールリング用溝(5)及び離脱防止リン
    グ用溝(6)が設けられたオレフィン系樹脂製離脱防止
    継手の該離脱防止リング用溝(6)に装着される内周面
    に係止刃(7)を有する離脱防止リング(8)におい
    て、係止刃(7)の断面形状が鋸歯状を有し、係止刃
    (7)の刃が少なくとも4本設けられ、両端部の刃
    (9)、(10)の先端の内径が同一で且つ中央部の刃
    (11)の先端の内径の97%から99.5%の比率に
    設定されると共に、各々の刃先の角度Rが同一で且つ6
    0°から80°に設定されていることを特徴とする樹脂
    製の離脱防止リング。
  2. 【請求項2】ロックウエル硬度が少なくともHRM75
    の樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の樹脂製
    の離脱防止リング。
  3. 【請求項3】ポリアセタール、ナイロン、ポリフェニレ
    ンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、又はポ
    リ塩化ビニールからなることを特徴とする請求項1記載
    の樹脂製の離脱防止リング。
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