JPH1072593A - シート状洗濯用製品 - Google Patents

シート状洗濯用製品

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JPH1072593A
JPH1072593A JP17574197A JP17574197A JPH1072593A JP H1072593 A JPH1072593 A JP H1072593A JP 17574197 A JP17574197 A JP 17574197A JP 17574197 A JP17574197 A JP 17574197A JP H1072593 A JPH1072593 A JP H1072593A
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宏之 西條
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宏光 林
Hirohiko Hanada
弘彦 花田
Toshinori Nishi
俊紀 西
Shinji Nakao
真治 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用量の調整が容易で、簡便性に優れ、且つ
粉末等の内容物の漏れ、飛散を大幅に軽減した漂白剤を
含有する洗濯用製品を提供する。 【解決手段】 漂白剤を含有する薄層1の両側に該薄層
1の維持手段としての水溶性基体2、2’とを配置して
なるシート状洗濯用製品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実使用において使
用量を調整し易く簡便性に優れ、且つ内容物の漏れや飛
散を大幅に軽減した洗濯用製品、詳しくは、シート状の
漂白剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】過去に
市販されていた漂白剤組成物は、過酸化水素を発生する
過酸化物を含有する液状状又は粉末状が主流である。従
って使用に際しては、液体や粉末の充填された容器の蓋
を開け必要量を計量後に漂白剤含有組成物を、洗濯機に
投入する必要があった。この際には、計量にかかる手間
と容器の蓋を開けた以降で内容物の遺漏の問題がある。
【0003】一方、錠剤タイプは、漂白剤組成物に直接
手を触れる必要があり、手に漂白剤組成物またはその原
料が残存するといった問題がある。特に、どちらも使用
量の任意な調整をする場合には問題がある。つまり、錠
剤を手で割る場合には非常に労力がかかり、しかも直接
製品の組成物を手で触れることになり、割った場合には
やはり粉末等の飛散や漏れが生じることがあり、好まし
くない。
【0004】従来、漂白助剤であるテトラアセチルエチ
レンジアミンを主原料として混合した補助的な製品(シ
ート状添加剤)が知られているが、過炭酸ソーダや過硼
酸ソーダを含有する洗剤と混合して使用することが前提
であり、漂白効果を高める場合には洗剤の量も調整する
ことが必要である上、しかも、該公報のシート状添加剤
は配合成分の一部が表面に露出してしまうため、配合成
分が手や容器に付着してしまうという問題もある。
【0005】漂白剤組成物をシート状にする利点として
は手やハサミで切ることで使用量の調整ができること、
内容物の遺漏が少なくなり使い勝手が非常に良くなるこ
となどが挙げられるが、色柄物にも使用でき、且つ良好
なシート物性を有するシート状の酸素系漂白剤は得られ
ていない。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは、簡便性に優
れると共に内容物の飛散、漏れのない洗濯用製品を得る
ために鋭意検討を行った。その結果、平均粒径が150
〜1200μmである過酸化水素を発生する過酸化物を
含む薄層、好ましくは平均粒径が150〜1200μm
である過酸化水素を発生する過酸化物を含むドウ(do
ugh)状組成物を含む薄層を維持する手段を設けるこ
とにより、従来と比べて、手で触った時に手に漂白剤組
成物が触れる心配もなく、また使用量の調整を行う際に
破断した際に、錠剤型のように内容物の流出がないので
使いやすく、更にすすぎ・乾燥後にシートを除去する必
要のない簡便性を有する洗濯用製品が得られることを見
いだし、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち本発明は、平均粒径が150〜120
0μmの過酸化水素の発生源となる過酸化物を含む漂白
剤を含有する薄層と、該薄層を維持する手段(以下、維
持手段という場合もある)とを具備するシート状洗濯用
製品を提供するものである。
【0008】本発明のシート状洗濯用製品は、漂白剤を
含む薄層と、この薄層の維持手段とを有するものであ
り、該薄層は連続又は不連続に形成されていてよく、ま
た該維持手段は、薄層の外部でも内部でも何れに配置さ
れていてもよい。本願発明のシート状洗濯用製品の一例
を図1に示す。図1中、1は漂白剤を含有する薄層、
2、2’は維持手段であり、この例では、維持手段とし
て薄層の両側に配置された水溶性シートが用いられてい
る。
【0009】本発明において、薄層の維持手段は、薄層
が別の物質と接触(例えば他の薄層や使用者との接触)
した際に、薄層の粘着性を低減させることにより、接触
によるダメージも低減して当該薄層の形状を維持するも
のや、薄層からの粉末若しくは粒の飛散を抑止して薄層
の形状を維持するための手段であり、これ以外の機能を
具備していてもよい。本発明においては、特にかかる維
持手段として水溶性シートを用いるのが好適である。
【0010】〔水溶性シート〕先ず、本発明に用いられ
る水溶性シートについて説明する。本発明に用いられる
水溶性シートとしては、水溶性フィルム、水溶性高分子
繊維からなる不織布もしくは織布、又は、水溶性フィル
ムと水溶性高分子繊維からなる不織布もしくは織布の積
層シートが好ましい。これらの水溶性シートは、水溶性
高分子により構成される。具体的には、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、プルラン、ポリアクリ
ルアミド、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリイ
タコン酸、ポリエチレンオキシド、ポリビニルメチレン
エーテル、キサンタンガム、ガーガム、コラーゲン、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース及びヒドロキシエチルセルロース等が例示され、特
にポリビニルアルコール或いはマレイン酸やイタコン酸
で変性されたポリビニルアルコールが好ましい。
【0011】このような水溶性シートのうち、水溶性不
織布としては、特開平8−127919号公報、特開平
8−3848号公報、特開平5―321105号公報、
特開平7−42019号公報、特開平3−86530号
公報、特開平3−279410号公報、特開平3−19
9408号公報、特開平2−112406号公報、特開
昭61−75862号公報に示された水溶性ポリビニル
アルコール系繊維からなる不織布が挙げられる。また織
布としては、前記した各種水溶性高分子繊維から得られ
たものが使用できる。なお、不織布や織布を構成する水
溶性高分子繊維の直径は5〜200μmのものが好まし
く、特に5〜50μmのものが好ましい。
【0012】また、水溶性フィルムの例としては米国特
許第3186869号、米国特許第3198740号、
米国特許第3280037号、米国特許第332267
4号、実開昭48−33837号公報、同48−883
43号公報、同50−140958号公報、同51−1
50号公報、同52−77961号公報、同55−15
1853号公報、同57−1851号公報、特開昭59
−180085号公報、同61−57700号公報、同
61−97348号公報、同61−98752号公報、
同61−200146号公報、同61−200147号
公報、同61−204254号公報、同61−2280
57号公報、同62−57492号公報、同62−15
6112号公報、同62−275145号公報、同63
−8496号公報、同63−8497号公報、同63−
12466号公報、同63−12467号公報、同64
−29408号公報、同64−29438号公報、特開
平2−60906号公報、同2−108534号公報、
同2−163149号公報、同3−59059号公報、
同4−53900号公報、同4−57989号公報、同
4−63899号公報、同4−72180号公報、同4
−147000、同4−164998号公報、同4−1
74792号公報、同4−202600号公報等に示さ
れているフィルムが挙げられる。
【0013】また、本発明の水溶性シートとしては、前
記のような水溶性高分子繊維からなる不織布又は織布と
水溶性フィルムとからなる積層シートを用いることがで
きる。このような積層シートを得る方法としては、水溶
性フィルムを不織布等の片面に重ね合わせ、ヒートシー
ル等で接着する方法の他、不織布等の片面に水溶性高分
子を塗布してフィルムを形成させる方法が挙げられる。
かかる積層シートを用いる場合、水溶性フィルムが漂白
剤を含有する薄層と接するように配置し、外側を不織布
等とすることが好ましい。このような積層シートを用い
た本発明のシート状洗濯用製品を図2に示す。図2は薄
層21と維持手段である積層シートからなるシート状洗
濯用製品であり、薄層21と接するように積層シートの
水溶性フィルム23、23’が配置され、その外側に水
溶性不織布22、22’が配置されている。
【0014】以上に例示したなかで好ましい水溶性シー
トは、使用量の調整等の際の破き易さより、水溶性高分
子繊維からなる不織布又は織布であり、特にポリビニル
アルコールやマレイン酸やイタコン酸で変性されたポリ
ビニルアルコールよりなる繊維を使用して得られた不織
布又は織布が好ましい。更に、この水溶性高分子繊維は
からなる不織布又は織布に、ポリビニルアルコールやマ
レイン酸やイタコン酸で変性されたポリビニルアルコー
ルからなる水溶性フィルムを内側に積層した水溶性積層
シートも好ましい。
【0015】本発明に用いられる水溶性シートは、50
℃の水に溶解するものが好ましい。ここで、「溶解す
る」とは、水溶性シート0.5gが50℃の水1リット
ルに10分以内、好ましくは7分以内に溶解し、更に
8.6号のふるい(局方:2000μm)に通して残留
物がない状態をいう。
【0016】〔漂白剤〕本発明の漂白剤としては、平均
粒径が150〜1200μmであり過酸化水素の発生源
となる過酸化物を含む公知の漂白剤を用いることができ
る。過酸化物としては、炭酸ナトリウム・過酸化水素付
加物、トリポリリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、
ピロポリリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、尿素・
過酸化水素付加物、4Na2・SO4・H2O2・Na
Cl、過ホウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸ナトリウ
ム四水化物、過酸化ナトリウム、過酸化カルシウム等が
挙げられる。これらの中でも特に炭酸ナトリウム・過酸
化水素付加物、過ホウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸
ナトリウム四水化物が好ましい。過酸化物は、本発明に
用いられる漂白剤中に1〜95重量%、好ましくは10
〜90重量%配合される。
【0017】本発明に使用できる過酸化水素を発生する
過酸化物の平均粒径は150〜1200μmである。造
粒された形態で原料として入手しうる過炭酸ソーダや過
硼酸ソーダを用いる場合には、シート化工程に必要なロ
ーラーやプレスにより過酸化水素を発生する過酸化物の
造粒物が破壊され、シート化前の平均粒径よりシート中
での粒径が低下し、微粉量が増大する。このとき微粉量
が多い場合にはシート化された生地全体が硬化し、ハサ
ミや手で半裁する場合には漂白剤全体に高い応力がかか
るので内容物、特に微粉の遺漏が起こりやすいという問
題がある。これは150μm未満の粒子を使用した場合
に顕著である。また、平均粒径の小さい酸化水素を発生
する過酸化物の使用は、過酸化物の安定性の上からも好
ましくない。一方、この問題を回避する為に、過酸化水
素を発生する過酸化物として1200μmを超える平均
粒径の大きな過炭酸ソーダや過硼酸ソーダを使用した場
合には、シート全体の脆性が高いのでやはり破断した場
合に内容物が遺漏し易い。従って、本発明では平均粒径
150〜1200μmの過酸化物が用いられる。より好
ましい平均粒径は200μm〜1000μmである。ま
た、過酸化物の粒度分布としては、粒径50μm未満の
粒子が10重量%未満、且つ粒径1500μmを超える
粒子が10重量%未満であることも好ましい。
【0018】なお、平均粒径が1000μ未満の粒子を
使用する場合には造粒物の破壊(微粒化)による安定性
低減を防ぐ目的で被覆された過酸化水素発生過酸化物、
そのような被覆過炭酸ナトリウムとしては、公知の方法
で被覆された過炭酸ナトリウム(PC)を用いることが
でき、例えば、特公昭47−32200号(PCをパラ
フィンで被覆)、特公昭53−15717号(PCを過
ホウ酸ソーダで被覆)、米国特許第4131562号
(PCを過ホウ酸ソーダとアルコールのエチレンオキサ
イド付加物で被覆)、米国特許第4120812号(P
Cと過ホウ酸ソーダをポリエチレングリコールで被
覆)、ドイツ特許第2712139号(PCをシリケー
トで被覆)、ドイツ特許第2800916号(PCをホ
ウ酸で被覆)、欧州特許第30759号(PCをワック
スで被覆)、特開昭58−217599号(PCをホウ
酸塩で被覆)、特開昭59−196399号(PCをホ
ウ酸塩で被覆)、特開平4−31498号(PCをホウ
酸とケイ酸塩で別々に噴霧して被覆)等に記載された方
法により得られたものが使用できる。これらのなかでも
特に、ドイツ特許第2800916号、特開昭58−2
17599号、特開昭59−196399号、特開平4
−31498号に記載された方法により得られた被覆P
Cが好ましい。
【0019】本発明に用いられる漂白剤は、この分野で
一般的に使用される陰イオン性界面活性剤、非イオン性
界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、
水溶性無機塩、ゼオライトなどのビルダー、キレート
剤、再汚染防止剤、酵素、亜硫酸塩、ソイルリリース
剤、移染防止剤、蛍光染料、香料、粘土、シリコーン等
の抑泡剤、過炭酸塩、過ホウ酸塩、漂白活性化剤、高分
子量ポリエチレングリコール等の造粒助剤などにより構
成されるものでよく、特に限定されるものではない。
【0020】但し、漂白剤層の両側に水溶性基体が配置
されるため、漂白剤中の水分量は、ゼオライトやその他
の炭酸ナトリウムのような無機塩やクエン酸のような有
機塩に含まれる結晶水を除いて、5重量%未満であるこ
とが好ましい。更に好ましくは漂白剤の水分量が2重量
%未満である。最も望ましくは実質的に水を含まないこ
とが望ましい。これら水分量は、調整時に使用する過酸
化物以外の水分量や乾燥の度合いに注意することにより
調整することができる。特に、ドウ状物にする際に、有
機溶剤、非イオン界面活性剤、又は分子量2000以下
のポリアルキレングリコール、例えばポリエチレングリ
コールやポリプロピレングリコール、アルキルベンゼン
スルホン酸とアミン類の有機アルカリ剤や水溶性無機塩
のアルカリ剤の混合物、陰イオン性界面活性剤、両性界
面活性剤、陽イオン性界面活性剤、ソイルリリース剤な
どの有機物を用いて実質的に流動性の無い可塑性を有す
るドウ状物にすることが好ましい。
【0021】漂白剤のより好ましい態様について詳細に
説明する。上記したように本発明においてシート状に加
工した際の柔らかさを付与する目的で漂白剤の可塑性調
整剤を添加することは好ましい。使用可能な可塑性調整
剤の例としては、漂白剤に柔らかさを付与する目的では
エチレングリコールなどの一部多価アルコール類が挙げ
られ、基剤が柔らかすぎ水溶性基体間より遺漏し易い場
合には固さを付与する目的で、炭素数8〜24の高級脂
肪酸、炭素数8〜24の高級アルコール、分子量100
0〜100,000のメチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースが挙げられる。更に、分子量200〜6
0,000のポリエチレングリコール、分子量200〜
100,000のデキストリンなどの高分子化合物は柔
らかさを付与する目的では低分子量の化合物が、固さを
付与する目的では高分子量の化合物を添加することがで
きる。
【0022】〔シート状洗濯用製品〕本発明のシート状
洗濯用製品の調製方法は特に限定されるものではない
が、漂白剤を予めシート状に成形した後、その両面に少
なくとも1層以上の水溶性シートを張り付ける方法、ド
ウ(dough)状や粉末状もしくは粒状にした漂白剤
を、ローラの回転等で移動する2枚以上の水溶性シート
の間に供給しながら、同一又は異なるローラー等で圧縮
成型する方法、粒状の過酸化物を上記可塑性調整剤を用
いて粒子間をバインディングさせてシート状にする方
法、好ましくはドウ状物に練り込む方法や、また、ドウ
状にした漂白剤を、広げられた少なくとも1層以上の水
溶性シートに塗布し、その塗布した組成物上に少なくと
も1層以上の水溶性シートを張り付ける方法等が挙げら
れる。なお、ここで、「ドウ」とは、粉末組成物と少量
の液体との捏和物をいい、液体は加熱により液状化する
ものも含まれる。本発明の漂白剤を含有するドウ状の薄
層は表面に粘着性を有するものが多い。また、粉末もし
くは粒状組成物の場合にも、水溶性シートの間又は水溶
性シート上に均一に粉末の衣料用漂白剤等を置いた後に
圧縮成型する又は張り合わせる等の方法で調製すること
ができる。
【0023】また薄層の維持手段として水溶性不織布や
水溶性織布を用いて、液状の組成物を含浸させ、不織布
又は織布に組成物を担持させて層を形成することも可能
である。この場合、漂白剤中の液体成分を不織布等に含
浸させ、その他の粉末成分を含浸後の不織布等の表面に
まぶすこともできる。また、本発明において、漂白剤を
含有する薄層がドウ状の場合、その表面に水溶性物質の
粒子や水溶性繊維をまぶすことにより、ドウ表面の粘着
性を低減させることも可能であり、このような維持手段
を採用することもできる。
【0024】特にドウ状物を調製する場合、上記の漂白
剤の量及び可塑性調整剤の量を調整することにより、2
5℃におけるドウ状物の進入硬度を0.1〜10kg/
cm2 とすることが好ましい。より好ましくは0.3〜
8kg/cm2 である。ここでドウ状物の進入硬度は以
下の方法で測定されるものである。 〔進入硬度の測定方法〕漂白剤の各成分とマーカー用に
色素(赤色106号)をダルトン製万能混合攪拌機(形
式5DM−03−r)に合計1000g仕込む。約25
℃に調温後、まず低速(約100rpm)で1分間混練
し、次いで高速(約200rpm)で混練する。ミノル
タ株式会社製測色計(CR−300)を用いて混練物の
b値を測定し、b値が一定になるまで高速で混練を行っ
て均一な漂白剤を得る。FUDOH RHEO MET
ER(RT−2010J−CW)のレオメーターを用
い、25℃に保った上記漂白剤の表面にFUDOHレオ
メーター専用アダプター(底面積1cm2 )を押し付
け、アダプターが漂白剤の内部に30cm/分の進入速
度で20mm進入したときの応力を測定し、これを進入
硬度とする。
【0025】本発明のシート状洗濯用製品は、使用しや
すさの点より、その厚さが0.05〜5mmであること
が望ましい。5mm以下の厚さであるとシート状洗濯用
製品を容易に破くことができる。また、0.05mm以
上の厚さとすると充分な量の漂白剤を充填できる。より
好ましい厚さは0.25〜4mmである。
【0026】また、本発明のシート状洗濯用製品の面積
密度は0.005〜1.0g/cm2 であることが望ま
しい。この範囲の面積密度であれば、漂白剤の充填量が
充分となり、また良好な溶解性が得られる。より好まし
い面積密度は0.02g/cm2 〜0.5g/cm2
ある。
【0027】本発明のシート状洗濯用製品は、その破断
時の200cm2 当たりの薄層からの漂白剤の流失量が
0.8g未満である。ここで、「流失量」は、温度20
℃、湿度60%R.H.の部屋において、10cm×2
0cmの大きさに調製されたシート状洗濯用製品の中央
部(長手方向の半分の位置)を市販のハサミで半裁後、
裁断されていない辺の5mmの部分をクリップで固定
し、双方の裁断部分を下にして30分間吊り下げなが
ら、流失あるいは漏れた漂白剤をプラスチック製のトレ
イに受け、更にガラス棒で裁断シートを3回軽くたたい
た後に、トレイに溜まった内容物(漂白剤)の重量をい
う。この流失量が少ないことは、実使用において、シー
ト状洗濯用製品を破った際の内容物の飛散や漏洩が少な
いことを意味し、より望ましい。
【0028】本発明の洗濯用製品はシート状であり、且
つ破断した場合や使用時の内容物の漏れ、流出が無いの
で様々な充填方法や使用方法が可能である。例えば、シ
ート状洗濯用製品にミシン目をつけて破断しやすくする
ことや、図柄、文字を印刷する等して外観を美麗にした
り、使用方法や使用上の注意事項を印刷して使用する毎
に使用者に認知させやすくすることなどが挙げられる。
また、薄層の製造工程からは連続的な層とすることが容
易であるが、不連続の薄層を形成することも勿論でき
る。
【0029】また、本発明のシート状洗濯用製品を適当
な容器に装填することにより、より簡便性の高い洗濯用
製品とすることができる。例えば、本発明のシート状洗
濯用製品の複数枚用意し、各シートの一部を折り畳み、
それぞれのシートを千鳥掛け状に積層して所定容器に装
填することにより、連続的にシートを取り出せる容器入
り洗濯用製品を得ることができる。このような洗濯用製
品を図3に示す。図3(a)のように半分に折り畳んだ
シート31を千鳥掛け状に重ね合わせ、これを所定の容
器、例えば紙箱32に装填することにより、連続的にシ
ートを取り出せる洗濯用製品が得られる。この場合、シ
ートの面積は9cm2 以上が好ましく、より好ましくは
40〜500cm2 である。また、幅4cm以上、長さ
30cm以上の本発明のシート状洗濯用製品を、ロール
状にして所定容器に装填してなる洗濯用製品を得ること
ができる。これらの製品形態は、簡便性、使用量の調整
のし易さから好ましい。特に、ロール状の場合には装填
容器(紙製箱等)に金属製及び/又は樹脂製のシート切
断具を装着することで更に容易に使いやすくすること
や、一定間隔に短軸と平行にミシン目を入れ、ロールの
内側より一定の大きさのシートを人為的又は機械的に取
り出すことも可能である。もちろん、シートに目盛を付
けて使用量等の表示をしてもよい。
【0030】更に簡易な充填形態としては、1回使用当
たりの1/5〜1/1の量の漂白活性物質を含むシート
状洗濯用製品を装填容器に整列したり整列せずに単に充
填した形態も挙げられる。この形態においては部分使用
の為に破いた残片を用に元の容器に収納することが可能
である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施例を挙
げて詳しく説明するが、本発明はこれらに何ら限定され
るものではない。
【0032】<試験方法>実施例において採用した試験
方法を予め下記に説明する。 [破断させた場合における流失、漏れ量の測定方法]温
度20℃、湿度60%R.H.の部屋において、10c
m×20cmの大きさに調製されたシートの中央部(長
手方向の半分の位置)を市販のハサミで半裁後、裁断さ
れていない辺の5mmの部分をクリップで固定し、双方
の裁断部分を下にして30分間吊り下げながら、流失あ
るいは漏れた漂白剤をプラスチック製のトレイに受け、
更にガラス棒で裁断シートを3回軽くたたいた後に、ト
レイに溜まった漂白剤の重量を求めた。
【0033】実施例1 1分間に1mの速度で互いに相反する方向に回転するよ
う設計された2つの直径50mmのステンレス製ローラ
ーの間に、特公平3−25539号公報の実施例1に準
じて調製された目付10g/m2 の不織布を幅15cm
長さ25mのシート状にして2枚挟み、ローラーが回転
する間に、平均粒径500μmの過炭酸ナトリウム70
重量%、漂白活性化剤としてテトラアセチルエチレンジ
アミン5重量%、ヤシ脂肪酸組成を有するアルカノイル
オキシベンゼンスルホン酸ナトリウム5重量%、安定化
剤としてフマル酸2重量%、ポリエチレングリコール
(平均分子量2000)10重量%及び炭酸ナトリウム
8重量%により調製された組成物(進入硬度5.1kg
/cm2 )を、2枚の不織布の間に定常的に供給して1
0mのシート状衣料用漂白剤を得た。このシートの平均
面積密度は0.050g/cm2 、平均の厚さは1.6
mmであった。この20mを幅11cmで直径2.5c
mの厚紙製ロールに巻き取り、カッター付きの箱に装填
した。このとき、シートは任意の長さで、カッターを用
いて容易に裂くことができ且つ破いた時に漂白剤の漏れ
や流出もなく、内容物はほとんど手に付着しなかった。
更に、破断時の漂白剤の漏れ、流出量を前記の方法で測
定したところ、0.07gであった。
【0034】実施例2 平均粒径600μmの過硼酸ナトリウム1水塩 60重
量%、漂白活性化剤としてノナノイルオキシベンゼンス
ルホン酸ナトリウム10重量%、テトラアセチルエチレ
ンジアミン10重量%、アクリル酸マレイン酸共重合体
(ソカランCP−5乾燥品)4重量%、安定化剤として
フマル酸2重量%及びポリエチレングリコール(平均分
子量2000)14重量を混練しドウ状組成物を得た。
この組成物の進入硬度は4.2kg/cm2 であった。
次に、特開平8−3848号公報の実施例2に従って調
製された目付約25g/m2 の不織布を10cm×20
cmに裁断したもの2枚を用意した。次に、互いに相反
する方向に回転するよう設計された直径が50mmのス
テンレス製ローラー((有)三力製作所製)2本の間
に、この不織布の一端を挟み、手動でローラーを回転さ
せる間に上記の組成物を2枚の不織布の間に7g挿入し
てシート状衣漂白剤を得た。この操作を50回繰り返
し、10cm×20cmの基体中に7gの漂白剤組成物
を含有するシート状漂白剤を50枚得た。このシート状
漂白剤の平均面積密度は0.047g/cm2 、平均の
厚さは1.2mmであった。この後、全てを2つ折りに
し、図3のように相互にかみ合うように重ね合わせた後
に、縦12cm×横13cm×高さ9cmの紙製の箱に
装填した。箱上部に6cm×4.5cmの長方形の穴を
開けてシート状漂白剤を1枚取り出しところ、次のシー
ト状漂白剤の一部が箱の外に引き出された。この操作は
47回連続して行うことができた。これにより、穴の中
に手や指を入れることなくシートを簡便に取り出せるこ
とを確認した。また、本シートは手でも破くことができ
且つ破いた時に漂白剤組成物の漏れや流出もなく、ほと
んど手に付着しなかった。更に、破断時の漂白剤組成物
の漏れ、流出量を前記の方法で測定したところ、0.0
1gであった。
【0035】比較例1 平均粒径20μmになるよう篩った過硼酸ナトリウム1
水塩60重量%、漂白活性化剤としてノナノイルオキシ
ベンゼンスルホン酸ナトリウム10重量%、テトラアセ
チルエチレンジアミン10重量%、アクリル酸マレイン
酸共重合体(ソカランCP−5乾燥品)4重量%、安定
化剤としてフマル酸2重量%及びポリエチレングリコー
ル(平均分子量2000)14重量%を混練しドウ状組
成物を得た。この組成物の進入硬度は12kg/cm2
であった。次に、特公平3−25539号公報の実施例
2に従って調製された目付約25g/m2 の不織布を1
0cm×20cmに裁断したもの2枚を用意した。次
に、互いに相反する方向に回転するよう設計された直径
が50mmのステンレス製ローラー((有)三力製作所
製)2本の間に、この不織布の一端を挟み、手動でロー
ラーを回転させる間に上記の組成物を2枚の不織布の間
に7g挿入してシート状衣料用漂白剤を得た。この操作
を50回繰り返し、10cm×20cmの基体中に7g
の漂白剤を含有するシート状漂白剤を50枚得た。この
シート状漂白剤の平均面積密度は0.047g/c
2 、平均の厚さは1.2mmであった。この後、全て
を2つ折りにし、図3のように相互にかみ合うように重
ね合わせた後に、縦12cm×横13cm×高さ9cm
の紙製の箱に装填した。箱上部に6cm×4.5cmの
長方形の穴を開けてシート状漂白剤を1枚取り出しとこ
ろ、次のシート状漂白剤の一部が箱の外に引き出され
た。この操作は12回連続して行えた。更に、破断時の
漂白剤の漏れ、流出量を前記の方法で測定したところ、
シート全体が硬化しており、また、その流出量は0.9
gであった。
【0036】〔結果〕以上の結果から明らかなように、
水溶性シートの間にドウ状の漂白剤を挟入した実施例1
〜2のシート状洗濯用製品は、使用時や破断時に内容物
の飛散のほとんどなく、且つ使用量の任意な調整がし易
い。更に、本洗濯用製品はシート状であると共に内容物
の粉などの漏れが無い故に、交互にかみ合わせた状態で
複数枚を折り畳んで容器に装填する、或いはシートをロ
ール状にして容器に装填することができるので、使用時
の簡便性が非常に良いことも明らかである。
【0037】これに対して、比較例1で示すように過酸
化水素を発生する過酸物の粒径が小さすぎる場合にはシ
ートの硬化及び破断時の内容物の遺漏が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状洗濯用製品の一例を示す略示
図。
【図2】本発明のシート状洗濯用製品の他の例を示す略
示図。
【図3】本発明の洗濯用製品の一例を示す略示図。
【符号の説明】
1:漂白剤を含有する薄層 2、2’:水溶性不織布 21:漂白剤を含有する薄層 22、22’:水溶性不織布 23、23’:水溶性フィルム 31:シート状洗濯用製品 32:紙製容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 俊紀 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 中尾 真治 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径が150〜1200μmの過酸
    化水素の発生源となる過酸化物を含む漂白剤を含有する
    薄層と、該薄層を維持する手段とを具備するシート状洗
    濯用製品。
  2. 【請求項2】 破断時の200cm2 当たりの薄層から
    の漂白剤の流失量が0.8g未満である請求項1記載の
    シート状洗濯用製品。
  3. 【請求項3】 前記薄層が、表面に粘着性を有するドウ
    (dough)状物からなり、且つ前記手段が当該薄層
    の粘着性を低減させるものである請求項1又は2記載の
    シート状洗濯用製品。
  4. 【請求項4】 前記手段が水溶性シートである請求項1
    〜3の何れか1項記載のシート状洗濯用製品。
  5. 【請求項5】 前記水溶性シートが前記薄層の両側に配
    置されている請求項4記載のシート状洗濯用製品。
  6. 【請求項6】 前記水溶性シートが、50℃の水1リッ
    トルに対して10分以内に溶解する水溶性フィルム、水
    溶性高分子繊維からなる50℃の水1リットルに対して
    10分以内に溶解する織布もしくは不織布、又は、水溶
    性フィルムと、水溶性高分子繊維からなる織布もしくは
    不織布とからなる50℃の水1リットルに対して10分
    以内に溶解する積層シートである請求項4又は5記載の
    シート状洗濯用製品。
  7. 【請求項7】 前記水溶性フィルム又は/及び水溶性高
    分子繊維が、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
    ドン、プルラン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル
    酸、ポリメタクリル酸、ポリイタコン酸、ポリエチレン
    オキシド、ポリビニルメチレンエーテル、キサンタンガ
    ム、ガーガム、コラーゲン、カルボキシメチルセルロー
    ス、ヒドロキシプロピルセルロース及びヒドロキシエチ
    ルセルロースより選ばれる1種又は2種以上からなる請
    求項6記載のシート状洗濯用製品。
  8. 【請求項8】 前記水溶性シートが、水溶性フィルム
    と、水溶性高分子繊維からなる織布もしくは不織布とか
    らなる50℃の水1リットルに対して10分以内に溶解
    する積層シートであり、前記薄層と前記水溶性フィルム
    とが接するよう配置されている請求項6又は7記載のシ
    ート状洗濯用製品。
  9. 【請求項9】 前記手段が水溶性高分子繊維からなる織
    布もしくは不織布であり、前記漂白剤の液状成分が当該
    織布もしくは不織布に含浸され、且つ前記漂白剤の粉末
    成分が当該織布もしくは不織布の表面に付着している請
    求項6又は7記載のシート状洗濯用製品。
  10. 【請求項10】 厚さが0.05〜5mm、面積密度が
    0.005〜1.0g/cm2 である請求項1〜9の何
    れか1項記載のシート状洗濯用製品。
  11. 【請求項11】 面積が9cm2 以上である請求項1〜
    10の何れか1項記載の洗濯用製品。
  12. 【請求項12】 前記薄層が、1/5回〜1回使用量の
    漂白剤を含有する請求項1〜11の何れか1項記載の洗
    濯用製品。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れか1項記載のシ
    ート状洗濯用製品の複数枚を千鳥掛け状に積層して所定
    容器に装填してなる洗濯用製品。
  14. 【請求項14】 請求項1〜12の何れか1項記載のシ
    ート状洗濯用製品を所定容器に幅4cm以上、長さ30
    cm以上のロール状に装填してなる洗濯用製品。
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