JPH1071126A - 眼底検査装置 - Google Patents

眼底検査装置

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JPH1071126A
JPH1071126A JP8248803A JP24880396A JPH1071126A JP H1071126 A JPH1071126 A JP H1071126A JP 8248803 A JP8248803 A JP 8248803A JP 24880396 A JP24880396 A JP 24880396A JP H1071126 A JPH1071126 A JP H1071126A
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宏 伊藤
Shigeaki Ono
重秋 小野
Shinya Tanaka
信也 田中
Tomoyuki Iwanaga
知行 岩永
Yasuyuki Numajiri
泰幸 沼尻
Yoshiaki Okumura
淑明 奥村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正しく測定されたパスの測定結果を無駄にす
ることがなく、測定時間を短縮することができ、同時に
被検者に対して長時間固視を強いることがない。 【構成】 検者は最初のパスでの測定が終了した後に、
測定結果表示手段51に表示された測定結果を確認し、
問題がなければ測定データ選択手段52により記憶手段
54に保存し、第2のパスでの測定を行う。第2のパス
での測定結果も同様にして問題がなければ記憶手段54
に保存する。このとき、アライメントのずれや固視不良
問題を生じていた場合には、再アライメント後に問題の
あったパスのみ測定データ選択手段52により再測定を
行い、両方のパスで測定が終了した後に演算部55によ
り符号情報を検出して真の血流速度を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院などにお
いて眼底を検査する際に使用する眼底検査装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ドップラ効果を利用した眼底血流計は、
次式により眼底での血流速度(最大速度Vmax) を求めて
いる。 Vmax={λ/(n・α)}・||Δfmax1 | − |Δfmax2 ||/ cosβ・・・ (1)
【0003】ここで、2つの受光器で受光した受光信号
から算出した周波数の最大シフトをそれぞれΔfmax1 、
Δfmax2 、レーザーの波長をλ、測定部位の屈折率を
n、眼内での2つの受光光軸のなす角度をα、眼内で2
つの受光光軸がつくる平面と血流の速度ベクトルとのな
す角度をβとしている。
【0004】このように、2方向から計測を行うことに
よって測定光の入射方向の寄与が相殺され、眼底上の任
意の部位の血流を計測することができる。また、2つの
受光光軸がつくる平面と眼底の交線と、血流の速度ベク
トルとのなす角βを一致させることにより、β=0°と
なって真の最大血流速度を測定することができる。
【0005】しかし、上式(1) のドップラシフトの最大
値Δfmaxは、血流によりシフトした成分と静止している
血管壁との干渉信号として検出を行うために、周波数解
析により得られる最大周波数シフトΔfmaxは、|Δfmax
|という符号情報が欠如したものになる。
【0006】このために、眼底において部位の異なる血
管の血流を測定する場合には、最大周波数シフトΔfmax
1 、Δfmax2 の符号が共に正、共に負、正負異符号を持
つ場合が存在することになる。従って、測定する領域に
よっては式(1) により最大血流速度Vmaxを決定すること
が不可能になるという問題が生ずる。
【0007】図5は眼内の光束配置の説明図を示し、測
定光は瞳孔Epの中心hi=0から入射され、散乱光は瞳孔
Epの所定部位hs1 、hs2 から受光されるとすると、眼底
Eaからこの部位hs1 、hs2 を見込む角度が受光光軸のな
す角度αとなる。
【0008】ここで、眼底Eaの中心にある血管Ev1 の測
定を行う場合には、部位hs1 の方向からの受光信号によ
り得られる最大周波数シフトΔfmax1 と、部位hs2 の方
向からの受光信号により得られる最大周波数シフトΔfm
ax2 とは異符号となる。このとき、信号光は血管Ev1 上
に垂直に入射するために、信号光の方向によって生ずる
周波数シフトはなく、得られる周波数シフトは観察の方
向によって生ずるものだけとなる。
【0009】ここで、血管Ev1 の血流の速度ベクトルν
1 と、部位hs1 方向の波数ベクトルκs1及び部位hs2 方
向の波数ベクトルκs2を考えると、これらは速度ベクト
ルν1 の垂線に対し異なる方向に存在するので、その内
積は異符号となり異符号の周波数シフトが起こっている
ことになる。
【0010】一方、周辺部位の血管Ev2 の測定を行う場
合には、周波数シフトが0となる正反射光κi'に対し、
同じ方向に部位hs1 の方向と部位hs2 の方向が存在する
ので、同符号の周波数シフトが起きていることになる。
【0011】従来では、このような最大周波数シフトΔ
fmaxの符号を考慮した血流速度の算出は行われていない
が、最近ではこの問題に対処するために、入射光を2方
向から連続的に切換えて入射して2方向から受光するこ
とによって、周波数シフトの符号情報を検出することが
考えられている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、周波数シフトの符号情報を検出する際
に、1方向から測定光を入射し、眼底Eaからの反射光を
2つの受光器で受光して最大血流速度Vmaxを求め、次に
異なる方向から測定光を入射し、同様に眼底Eaからの反
射光を2つの受光器で受光して最大血流速度Vmax' を求
め、これら両最大血流速度Vmax、Vmax' から真の最大血
流速度を求めている。
【0013】このとき、片方のパスの測定時に、例えば
被検者の睫毛などによって光束が欠られたり、アライメ
ントがずれたり、瞬きや固視不良が発生した場合には、
そのパスにおいて正しい測定が行われないために、残り
のパスが正しく測定されている場合でも、両方のパスが
共に測定不良と判断され、正しく測定されたパスの測定
が無駄になるという問題が生ずる。
【0014】そして、再アライメント後に再び2方向の
パスについて測定することになるので、被検者に長時間
の固視を強いるし、測定時間も長くなるという問題が生
ずる。
【0015】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
正しく測定されたパスの測定結果を無駄にすることがな
く、測定時間を短縮し、同時に被検者に対して不必要な
レーザー光を照射せずに済み、かつ長時間固視を強いる
ことがない眼底検査装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼底検査装置は、眼底上に測定光を照射
する測定光照射手段と、眼底からの信号光を受光する受
光手段と、該受光手段からの出力信号を受けて測定結果
を算出する演算部とを有する眼底検査装置において、複
数の測定条件で測定光による信号光を受光した前記受光
手段からの出力を受けて前記演算部で演算した複数の測
定結果を表示する測定結果表示手段と、否とされた測定
結果の測定条件で再測定を行う測定データ選択手段と、
該測定データ選択手段により可とされた前記各測定結果
を記憶する記憶手段とを有し、該記憶手段に記憶した複
数の測定結果から新たな測定結果を前記演算部において
算出処理することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は眼底血流計へ応用
した第1の実施例の構成図を示し、白色光を発するタン
グステンランプ等から成る観察用光源1から被検眼Eと
対向する対物レンズ2へ至る照明光路上には、コンデン
サレンズ3、例えば黄色域の波長光のみを透過するバン
ドパスフィルタ付のフィールドレンズ4、被検眼Eの瞳
孔Epとほぼ共役な位置に設けられたリングスリット5、
被検眼Eの水晶体とほぼ共役な位置に設けられた遮光部
材6、リレーレンズ7、光路に沿って移動自在な固視標
表示用素子である透過型液晶板8、リレーレンズ9、被
検眼Eの角膜近傍と共役に設けられた遮光部材10、孔
あきミラー11、黄色域の波長光を透過し他の光束を殆
ど反射するバンドパスミラー12が順次に配列され、照
明光学系が構成されている。
【0018】孔あきミラー11の背後には眼底観察光学
系が構成されており、光路に沿って移動自在なフォーカ
シングレンズ13、リレーレンズ14、スケール板1
5、光路に挿脱自在な光路切換ミラー16、接眼レンズ
17が順次に配列され、検者眼eに至っている。光路切
換ミラー16が光路に挿入されているときの反射方向の
光路上には、テレビリレーレンズ18、CCDカメラ1
9が配置されており、CCDのカメラ19の出力は液晶
モニタ20に接続されている。
【0019】バンドパスミラー12の反射方向の光路上
には、イメージローテータ21、紙面に垂直な回転軸を
有し両面が研磨されたガルバノメトリックミラー22が
配置され、ガルバノメトリックミラー22の下側反射面
22aの反射方向には光路に沿って移動自在なフォーカ
スレンズ23が配置され、上側反射面22bの反射方向
にはレンズ24、光路に沿って移動自在なフォーカスユ
ニット25が配置されている。なお、レンズ24の前側
焦点面は被検眼Eの瞳孔Epと共役関係にあり、その焦点
面にガルバノメトリックミラー22が配置されている。
【0020】また、ガルバノメトリックミラー22の図
面上方には、光路長補償半月板26、光路中に遮光部を
有する黒点板27、凹面ミラー28が順次に配列され、
ガルバノメトリックミラー22の下側反射面22aによ
り反射されることなく通過する光束を、ガルバノメトリ
ックミラー22の上側反射面22bに戻るように導くリ
レー光学系が構成されている。なお、光路長補正用半月
板26はガルバノメトリックミラー22の上側反射面2
2b、下側反射面22aの位置がそのミラー厚によって
生ずる図面の上下方向へのずれを補正するためのもので
あり、イメージローテータ21へ向かう光路中にのみ作
用するものである。
【0021】フォーカスユニット25においては、レン
ズ24と同一光路上にダイクロイックミラー29、集光
レンズ30が順次に配列され、ダイクロイックミラー2
9の反射方向の光路上には、マスク31、ミラー32が
配置されており、このフォーカスユニット25は一体的
に矢印で示す方向に移動ができるようになっている。
【0022】レンズ30の入射方向の光路上には、固定
ミラー33、光路から退避可能な光路切換ミラー34が
平行に配置され、光路切換ミラー34の入射方向の光路
上には、コリメータレンズ35、コヒーレントな例えば
赤色光を発する測定用のレーザーダイオード36が配列
されている。更に、ミラー32の入射方向の光路上に
は、シリンドリカルレンズ等から成るビームエクスパン
ダ37、他の光源と異なる高輝度の例えば緑色光を発す
るトラッキング用光源38が配列されている。
【0023】ガルバノメトリックミラー22の下側反射
面22aの反射方向の光路上には、フォーカシングレン
ズ23、ダイクロイックミラー39、フィールドレンズ
40、拡大レンズ41、イメージインテンシファイヤ付
の一次元CCD42が順次に配列され、血管検出系が構
成されている。また、ダイクロイックミラー39の反射
方向の光路上には、結像レンズ43、共焦点絞り44、
被検眼Eの瞳孔Epとほぼ共役に設けられたミラー対45
a、45bが配置され、ミラー対45a、45bの反射
方向にはそれぞれフォトマルチプライヤ46a、46b
が配置され、測定用受光光学系が構成されている。な
お、図示の都合上、全ての光路を同一平面上に示した
が、ミラー対45a、45bの反射光路、トラッキング
用光源38の出射方向の測定光路、レーザーダイオード
36からマスク31に至る光路はそれぞれ紙面に直交し
ている。
【0024】更に、装置全体を制御するためのシステム
制御部47が設けられ、このシステム制御部47には、
検者が操作する入力手段48、フォトマルチプライヤ4
6a、46bの出力がそれぞれ接続されており、システ
ム制御部47の出力は、ガルバノメトリックミラー22
を制御するガルバノメトリックミラー制御回路49、光
路切換ミラー34にそれぞれ接続されている。また、ガ
ルバノメトリックミラー制御回路49には、一次元CC
D42の出力が血管位置検出回路50を介して接続され
ており、システム制御部47の出力は、測定結果表示手
段51、測定データ選択手段52、光路切換入力手段5
3、記憶手段54に接続され、記憶手段54の出力は演
算部55に接続され、演算部55の出力はシステム制御
部47に接続されている。
【0025】図2は被検眼Eの瞳孔Ep上の各光束の配置
を示し、Iは黄色の照明光により照明される領域でリン
グスリット5の像、Oは眼底観察光束で孔あきミラー1
1の開口部の像、Vは測定/血管受光光束でガルバノメ
トリックミラー22の上下反射面22b、22aの有効
部の像、Da、Dbは2つの測定受光光束でそれぞれミラー
対45a、45bの像である。また、P2、P2' は測定光
の入射位置で光路切換ミラー34を切換えることによっ
て選択される測定光の位置を示し、鎖線で示す領域Mは
ガルバノメトリックミラー22の下側反射面22aの像
である。
【0026】測定に際して、観察用光源1から発した白
色光は、コンデンサレンズ3を通り、バンドパスフィル
タ付フィールドレンズ4により黄色の波長光のみが透過
し、リングスリット5、遮光部材6、リレーレンズ7を
通り、透過型液晶8を背後から照明する。更に、この光
束はリレーレンズ9、遮光部材10を通って孔あきミラ
ー11で反射され、黄色域の波長光のみがバンドパスミ
ラー12を透過し、対物レンズ2を通り、被検眼Eの瞳
孔Ep上で眼底照明光光束像Iとして一旦結像した後に、
眼底Eaをほぼ一様に照明する。
【0027】このとき、透過型液晶板8には固視標が表
示されており、照明光によって被検眼Eの眼底Eaに投影
され、視標像として被検眼Eに呈示される。なお、リン
グスリット5、遮光部材6、10は被検眼Eの前眼部に
おいて眼底照明光と眼底観察光を分離するためのもので
あり、必要な遮光領域を形成するものであればその形状
は問題とならない。
【0028】眼底Eaからの反射光は、瞳孔Ep上から眼底
観察光光束Oとして取り出されて同じ光路を戻り、孔あ
きミラー11の中心の開口部、フォーカシングレンズ1
3、リレーレンズ14を通り、スケール板15に眼底像
Eaとして結像した後に、光路切換ミラー16に至る。こ
こで、光路切換ミラー16が光路から退避しているとき
は、検者眼eにより接眼レンズ17を介して眼底像Ea’
が観察可能となり、一方で光路切換ミラー16が光路に
挿入されているときは、スケール板15上に結像された
眼底像Ea’はテレビリレーレンズ18によりCCDカメ
ラ19上に再結像され、液晶モニタ20に映出される。
【0029】検者はこの眼底像Ea’を観察しながら接眼
レンズ17又は液晶モニタ20により装置のアライメン
トを行う。このとき、目的に応じて適切な観察方式を採
用することが好適であり、接眼レンズ17による観察の
場合は、一般的に液晶モニタ20等よりも高解像度かつ
高感度なので、眼底Eaの微細な変化を読み取って診断す
る場合に適している。一方、液晶モニタ20による観察
の場合は、視野を制限しないので検者の疲労を軽減する
ことができ、更にCCDカメラ19の出力を外部のビデ
オテープレコーダやビデオブリンタ等に接続することに
より、眼底Ea上の測定部位の変化を逐次に電子的に記録
することが可能となるので、臨床上極めて有効である。
【0030】次に、レーザーダイオード36を発した測
定光はコリメータレンズ35によりコリメートされ、光
路切換ミラー34が光路に挿入されている場合には、光
路切換ミラー34、固定ミラー33でそれぞれ反射さ
れ、集光レンズ30の下方を通過し、光路切換ミラー3
4が光路から退避している場合には、直接集光レンズ3
0の上方を通過して、共にダイクロイックミラー29を
透過する。
【0031】一方、トラッキング用光源38から発した
トラッキング光は、ビームエクスパンダ37により縦横
異なる倍率でビーム径が拡大され、ミラー32で反射さ
れた後に、整形用マスク31で所望の形状に整形され、
ダイクロイックミラー29で反射されて、集光レンズ3
0により、マスク31の開口部中心と共役な位置にスポ
ット状に結像している測定光と重畳される。
【0032】重畳された測定光とトラッキング光は、レ
ンズ24を通り、ガルバノメトリックミラー22の上側
反射面22bで一旦反射され、黒点板27を通った後に
凹面鏡28で反射され、再び黒点板27、光路長補正用
半月板26を通り、ガルバノメトリックミラー22の方
へ戻される。ここで、ガルバノメトリックミラー22は
被検眼Eの瞳孔Epと共役な位置に配置されているため
に、その像は被検眼Eの瞳孔Ep上において図2の破線M
で示された形状となっている。
【0033】そして、凹面鏡28、黒点板27、光路長
補正用半月板26は光路上に同心に配置されており、ガ
ルバノメトリックミラー22の上側反射面22bと下側
反射面22aとを−1倍で結像するリレー光学系の機能
が与えられているので、光路切換ミラー34の光路中へ
の挿入、退避によりガルバノメトリックミラー22の像
Mの裏側の図2の位置P1、P1' で反射された光束は、そ
れぞれガルバノメトリックミラー22の切欠き部に位置
するP2、P2' の位置へ戻されることになり、ガルバノメ
トリックミラー22に反射されることなくイメージロー
テータ21へ向かう。そして、イメージローテータ21
を経てバンドパスミラー12により対物レンズ2の方向
へ偏向された光束は、対物レンズ2を介して被検眼Eの
眼底Eaに照射される。
【0034】このように、測定光とトラッキング光はガ
ルバノメトリックミラー22の上側反射面22b内で反
射され、再び戻されるときには対物レンズ2の光軸から
偏心した状態でガルバノメトリックミラー22に入射す
るので、図2に示すように瞳孔Ep上でスポット像P2又は
P2' として結像した後に眼底Eaを点状に照射する。
【0035】眼底Eaでの散乱反射光は再び対物レンズ2
で集光され、バンドパスミラー12に反射されてイメー
ジローテータ21を通り、ガルバノメトリックミラー2
2の下側反射面22aに反射され、フォーカシングレン
ズ23を通り、ダイクロイックミラー39において測定
光とトラッキング光が分離される。
【0036】トラッキング光はダイクロイックミラー3
9を透過し、フィールドレンズ40、結像レンズ41に
より、一次元CCD42上に眼底観察光学系による眼底
像Ea’よりも拡大された血管像として結像する。そし
て、一次元CCD42に撮像された血管像Ev’に基づい
て、血管位置検出回路50において血管像Ev’の移動量
を表すデータが作成されて、ガルバノメトリックミラー
制御回路49に出力される。ガルバノメトリックミラー
制御回路49はこの移動量を補償するようにガルバノメ
トリックミラー22を駆動する。
【0037】一方、測定光はダイクロイックミラー39
により反射され、レンズ43、共焦点絞り44の開口部
を経て、ミラー対45a、45bで反射され、それぞれ
フォトマルチプライヤ46a、46bに受光される。フ
ォトマルチプライヤ46a、46bの出力はそれぞれシ
ステム制御部47に出力され、この受光信号は従来例と
同様に周波数解析されて眼底Eaの血流速度が求められ
る。
【0038】このとき、バンドパスミラー12の分光特
性のために、観察用光源1からの照明光は一次元CCD
42には到達せず、更に撮像範囲が狭く設定されている
ために、有害なフレア光も混入し難くなっており、従っ
て一次元CCD42にはトラッキング光による血管像E
v’だけが撮像されることになる。また、血中ヘモグロ
ビンと色素上皮上メラニンとは、緑色の波長域において
その分光反射率が大きく異なるために、トラッキング光
を緑色光にすることにより、血管像Ev’をコントラスト
良く撮像することが可能となる。
【0039】また、測定光とトラッキング光による眼底
Eaでの散乱反射光の一部はバンドパスミラー12を透過
し、孔あきミラー11の背後の眼底観察光学系に導か
れ、トラッキング光はスケール板15上に棒状のインジ
ケータとして結像し、測定光はこのインジケータの中心
部にスポット像として結像する。これらの像は接眼レン
ズ17又は液晶モニタ20を介して眼底像Ea’、視標像
と共に観察される。このとき、インジケータの中心には
図示しないスポット像が重畳して観察されており、イン
ジケータは入力手段48の操作桿等の操作部材により、
眼底Ea上を一次元に移動させることができる。
【0040】検者は先ず眼底像Ea’のピント合わせを行
う。入力手段48の図示しないフォーカスノブを調整す
ると、図示しない駆動手段により透過型液晶板8、フォ
ーカシングレンズ13、23、フォーカスユニット25
が連動して光路に沿って移動する。眼底像Ea’のピント
が合うと、透過型液晶板8、スケール板15、一次元C
CD42、共焦点絞り44は同時に眼底Eaと共役にな
る。
【0041】ピント合わせが終了した後に、入力手段4
8の図示しない操作桿によりイメージローテータ21を
操作してインジケータを回転し、測定対象とする血管Ev
の走行方向に対してインジケータが垂直になるようにす
る。
【0042】このとき、眼底観察光はイメージローテー
タ21を通過していないので、インジケータのみが回転
するように認識され、従って図2に示した瞳孔Ep上の各
光学部材の像も原点を中心に同じ方向に同じ角度だけ回
転し、測定受光光束Da、Dbの中心を結んだ直線とスポッ
ト像P、P’の中心を結んだ直線、即ちx軸は血管Evの
走行方向に一致する。
【0043】この操作は従来例で述べた速度算出のため
の式(1) において、β=0°としたことに相当し、この
β=0°とすることにより、次の (a)〜(c) の利点が生
ずる。
【0044】(a) 式(1) からβ=90°即ち cosβ=0
なった場合には、最大周波数シフトΔfmax1 とfmax2 だ
けからは最大血流速度Vmaxの絶対値を求めることができ
なくなるが、β=0°となるように眼底像E’を回転す
ることにより、測定不能位置を回避することができる。
【0045】(b) 角度βを測定する必要がなくなるため
に誤差要因が減り操作が簡略化される。
【0046】(c) 従来例で述べたように、血流速度は血
管壁からの散乱反射光と血液中の散乱反射光との干渉信
号から求めているので、測定中にx軸方向に眼底Eaが移
動しても、血管Evをx軸方向にほぼ平行にしておけば測
定結果は影響されない。
【0047】一方、x軸と直交するy軸方向に眼底Eaが
移動した場合には、測定用のレーザーダイオード36か
らの光束が測定部位の血管Evから逸脱して測定値が不安
定になるが、その場合はy軸方向についてのみ血管Evの
移動量を検知すればよく、本実施例ではダイクロイック
ミラー39の背後の血管検出系とガルバノメトリックミ
ラー22によりこの一方向のみのトラッキングを行って
いる。
【0048】このトラッキングを行って、全ての被検血
管Evについて精度良くかつ迅速に血流速度を測定するた
めには、血管像Ev’の移動量を検知する一次元CCD4
2を測定対象となる血管Evに垂直に配置するとよく、更
にβ=0°とすることにより二次元センサを使用する必
要がなくなるという利点も生ずる。
【0049】本実施例では、トラッキング光の長手方向
に一次元CCD42の素子が配列されており、測定部位
の角度合わせが終了している場合には、トラッキング光
を示すインジケータの長手方向が測定血管Evの走行方向
と直交しているので、血管検出系の一次元CCD42に
はインジケータで指示された眼底像Ea’が拡大して撮像
されている。
【0050】角度合わせが終了した後に、入力手段48
の操作桿を操作してトラッキング光に重畳しているスポ
ット像を測定部位に合致させて測定部位を選択する。そ
して、測定部位を決定した後に再び入力手段48を操作
してトラッキングの開始を入力する。
【0051】入力手段48からシステム制御部47を介
してトラッキング開始の指令がガルバノメトリックミラ
ー制御回路49に入力されると、血管位置検出回路50
において一次元CCD42の受光信号に基づいて、血管
像Ev’の一次元基準位置からの移動量が算出される。そ
して、ガルバノメトリックミラー制御回路49によりこ
の移動量に基づいてガルバノメトリックミラー22が駆
動され、一次元CCD42上の血管像Ev’の受像位置が
一定になるように制御される。
【0052】検者はトラッキング開始を碓認した後に、
入力手段48の図示しない測定スイッチを押して測定を
開始する。システム制御部47により光路切換えミラー
34が光路に挿入され、先ず被検眼Eの瞳孔Ep上のスポ
ット像P1、P2の位置から入射した光束がフォトマルチプ
ライヤ46a、46bに受光され、この受光信号がシス
テム制御部47に取り込まれ、最大周波数シフト|Δfm
ax1 |、|Δfmax2 |が求められる。ここで、測定結果
表示手段51には例えば計測時間に対する|Δfmax1
|、|Δfmax2 |の変化が示され、光束のけられ等が生
じて測定が正しく行われなかった場合には、測定結果表
示手段51には|Δfmax1 |、|Δfmax2|の波形の乱
れとなって表示される。
【0053】検者は正しく測定されていると判断した
ら、測定データ選択手段52により記憶手段54に測定
データを保存し、正しく測定されていない場合は、キャ
ンセルしてアライメントや固視の状態や被検者の瞼の開
き具合などを再調整して、確認を行ってから再度測定を
行う。
【0054】最初のパスで測定が終了すると、光路切換
入力手段53により光路切換えミラー34が光路から退
避し、被検眼Eの瞳孔Ep上のスポット像P1’、P2’の位
置から光束を入射させて測定を行う。瞳孔Ep上のスポッ
ト像P1’、P2’の位置は、図2に示したように他方のス
ポット像P1、P2の中心を通り、測定受光光束Da、Dbの中
心を結んだ直線と平行な直線上に中心を持つように配置
されている。
【0055】次に、最初のパスでの測定時と同様に、再
びシステム制御部47は2つのフォトマルチプライヤ4
6a、46bから信号を取り込み、それぞれの最大周波
数シフト|Δfmax1'| 、|Δfmax2'| を算出し、測定結
果表示手段51に計測時間に対する|Δfmax1'| 、|Δ
fmax2'| の変化を表したグラフが表示される。
【0056】検者は正しく測定されていると判断すれ
ば、測定データ選択手段52によりデータを記憶手段5
4に保存し、そうでなければデータをキャンセルして測
定をし直す。
【0057】そして、両方のパスで正しく測定が行われ
ると、演算部55は記憶手段54に記憶されている|Δ
fmax1 |、|Δfmax2 |と|Δfmax1'| 、|Δfmax2'|
等の測定結果から符号情報を検出し、その結果をシステ
ム制御部47に出力し、システム制御部47で最大眼底
血流速度Vmax、Vmax' が算出される。
【0058】入射光を上述のように選択することによっ
て、演算部55は最大周波数シフト|Δfmax1 |と|Δ
fmax2 |との符号が切換わる図5に示す角φi の領域
と、最大周波数シフト|Δfmax1'| と|Δfmax2'| との
符号が切換わる領域とを分離することができ、かつ符号
が切換わらない領域においてはVmax≒Vmax' となる。
【0059】また、最大速度VmaxかVmax' の一方の符号
が切換わる領域においては、(符号の切換えがない側)
>(符号の切換えがある側)という関係を作り出すこと
が可能となり、最大速度の大きい方を真の血流速度とし
て最終的に表示する。
【0060】従来では、片方のパスの測定が正しく行わ
れなかった場合には、両方のパス共に再測定を行わなけ
ればならなかったが、測定結果表示手段51及び測定デ
ータ選択手段52を設けることにより、正しく行われた
パスの測定データが無駄にならずに済み、正しく測定さ
れたパスを重複して測定しなくてよいので、測定部位を
数多く測定することができる。
【0061】本実施例においては、測定結果表示手段5
1に表示する情報として時間経過に対する最大周波数シ
フト量を挙げたが、測定の良否が分かる場合は、時間経
過に対してフォトマルチプライヤ46a、46bからの
受光信号を表示するようにしてもよいし、時間経過に対
する最大血流速度の変化を表示するようにしてもよい。
また、フォトマルチプライヤ46a、46bからの受光
信号から最大血流速度を算出する過程の何らかの情報で
もよい。
【0062】更に、光路切換えミラー34が光路に挿入
されているときのパスと、光路から退避しているときの
パスの2つのパスで、測定結果の判断をそれぞれのパス
の測定終了時に行うように構成したが、固視状態の良好
な被検者の場合であれば、測定方式選択手段を設けて、
片方のパスの測定が終了したら光路切換えミラー34が
自動的に動作するようにして、両方のパスの測定を連続
的に行って、測定終了後に測定結果表示手段51と測定
データ選択手段52によって測定の可否を判断するよう
にしてもよい。
【0063】なお、測定データ選択手段52により測定
が正しいと選択された場合に、自動的に光路が切り換わ
るように構成すれば、光路切換入力手段53は不要であ
る。
【0064】図3は第2の実施例の構成図を示し、第1
の実施例では入射光を2方向から入射することにより、
|Δfmax1 |と|Δfmax2 |、|Δfmax1'| と|Δfmax
2'|で符号の変わる領域の判別を行ったが、本実施例で
は受光側の位置を変えることにより判別を行っている。
【0065】測定用のレーザーダイオード36からの光
束は、ガルバノメトリックミラー22の像Mの裏側の図
2中の位置P1で反射されて、ガルバノメトリックミラー
22の切欠き部に位置する位置P2へ戻されることにな
り、1方向からの入射になっている。また、ミラー対4
5a、45bとフォトマルチプライヤ46a、46bは
一体的にユニット化されており、システム制御部47に
より測定信号の受光光学系に対して垂直に移動可能とさ
れている。
【0066】図4は被検眼Eの瞳孔Ep上の各光束の配置
図を示し、Iは黄色の照明光により照明される領域でリ
ングスリット5の像、Oは眼底観察光束で孔あきミラー
11の開口部の像、Vは測定/血管受光光束でガルバノ
メトリックミラー22の上下反射面22a、22bの有
効部の像、Da、Dbは2つの測定受光光束でそれぞれミラ
ー対45a、45bの像である。P1は測定光の入射位置
で、鎖線で示す領域Mはガルバノメトリックミラー22
の下側反射面22aの像である。Dcはフォトマルチプラ
イヤ46a、46bが移動したときに選択される測定受
光光束を示し、Da、Db、Dcは孔あきミラー11の開口部
に一直線上に並んで配置されている。
【0067】装置の操作手順は第1の実施例と同様であ
るが、1回目の測定が正しく行われると、検者は光路切
換入力手段53により図中の点線で示したようにユニッ
ト化されたミラー対45a、45bとフォトマルチプラ
イヤ46a、46bを動かす。このように動作された状
態で、ミラー65aによりフォトマルチプライヤ66a
が光束Dbを受光し、ミラー65bによりフォトマルチプ
ライヤ66bは光束Dcを受光するようになる。
【0068】そして、この状態で2回目の測定が開始さ
れ、正しく測定が行われると演算部55は記憶手段54
に記憶されている|Δfmax1 |、|Δfmax2 |と|Δfm
ax1'| 、|Δfmax2'| 等のような測定結果から符号情報
を検出し、その結果をシステム制御部47に出力し、シ
ステム制御部47で最大限底血流速度Vmax、Vmax' を算
出する。
【0069】2回目の測定の際には光束Dcのみ測定する
ようにして、光束Dbの測定については1回目の測定結果
を利用するように構成してもよく、この他にもフォトマ
ルチプライヤを3個用意して、それぞれの光束Da、Db、
Dcに対応するようにして測定光を受光することも可能で
ある。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼底検
査装置は、眼底血流の絶対値を算出する場合に、2回の
測定データ毎に検者が測定の良否を判断することができ
るので、片方のパスで測定が不良であった時でも、正し
く測定されたパスの測定データが無駄になることがな
く、正しい測定値を求めることができ、被検者への負担
を軽減することができ測定時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】瞳孔上の光束配置の説明図である。
【図3】第2の実施例の構成図である。
【図4】瞳孔上の光束配置の説明図である。
【図5】眼内光束の配置の説明図である。
【符号の説明】
1 観察用光源 8 透過型液晶板 12 バンドパスミラー 19 CCDカメラ 20 液晶モニタ 21 イメージローテータ 22 ガルバノメトリックミラー 25 フォーカスユニット 36 レーザーダイオード 37 ビームエクスパンダ 38 トラッキング用光源 42 一次元CCD 46a、46b フォトマルチプライヤ 47 システム制御部 48 入力手段 49 ガルバノメトリックミラー制御回路 50 血管位置検出回路 51 測定結果表示手段 52 測定データ選択手段 53 光路切換入力手段 54 記憶手段 55 演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩永 知行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 沼尻 泰幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 奥村 淑明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼底上に測定光を照射する測定光照射手
    段と、眼底からの信号光を受光する受光手段と、該受光
    手段からの出力信号を受けて測定結果を算出する演算部
    とを有する眼底検査装置において、複数の測定条件で測
    定光による信号光を受光した前記受光手段からの出力を
    受けて前記演算部で演算した複数の測定結果を表示する
    測定結果表示手段と、否とされた測定結果の測定条件で
    再測定を行う測定データ選択手段と、該測定データ選択
    手段により可とされた前記各測定結果を記憶する記憶手
    段とを有し、該記憶手段に記憶した複数の測定結果から
    新たな測定結果を前記演算部において算出処理すること
    を特徴とする眼底検査装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の測定結果は眼底への測定光の
    異なる照射方向から測定する請求項1に記載の眼底検査
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の測定結果は測定光の異なる波
    長から測定する請求項1に記載の眼底検査装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の測定結果は受光手段の異なる
    受光方向から測定する請求項1に記載の眼底検査装置。
  5. 【請求項5】 前記測定データ選択手段による測定結果
    の可否の選択は各測定結果の算出後毎に行う請求項1〜
    4の何れか1つの請求項に記載の眼底検査装置。
  6. 【請求項6】 前記測定データ選択手段による測定結果
    の可否の選択は全ての測定結果の算出終了後に行う請求
    項1〜4の何れか1つの請求項に記載の眼底検査装置。
  7. 【請求項7】 前記照射方向又は受光方向の光路の切換
    えを行う光路切換手段を有する請求項2又は4に記載の
    眼底検査装置。
  8. 【請求項8】 前記測定光照射手段は眼底血管に可干渉
    の測定光を照射し、前記複数の測定結果から算出する新
    たな測定結果を眼底血管の血流速度とした請求項1、
    2、4〜7の何れか1つの請求項に記載の眼底検査装
    置。
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