JP3814434B2 - 眼底血管検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼底血管及び血流情報の測定機器に利用する眼底血管検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドップラシフトを利用して眼底血管上の血流速度の絶対値を簡便に測定可能な眼底血流計が、特開平9−154819号公報等に開示されている。このような眼底血流計は本来眼底血管のどの部位を測定しても血流速度を確実に測定可能であるが、同一の血管上においても測定位置の違いにより良質なドップラシフト測定信号が得られないために、測定が困難となる場合がある。これは眼底血管が生体深奥部に位置しているために、生体としての不確定要素が大きく影響しているものと考えられる。
【0003】
しかし、このような場合でも、血管上で測定位置をずらしてゆくと、良質なドップラシフト測定信号が得られる部位が存在する。このために、血管上で測定位置を変更する簡単な方法が必要となり、これには検者が固視目標を適当に移動して被検眼の向きを変える方法や、ミラー等で測定光束を偏向する方法などが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述の従来例においては、検者が技量により目視と手技で、複雑に走行する眼底血管上を正確にトレース操作して測定場所を変更することは技術的に大変難しく、その上、被検者が病気や高齢であるなどの固視の不安定さに大きく影響されるという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、血管の走行方向を自動検知して測定光が確実に血管の走行方向に沿って移動可能とする眼底血管検査装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、血管の直径方向のトラッキングと組み合わせて簡便な操作により、測定光の血管上のトレースを正確に行う眼底血管検査装置を提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的は、測定データの信頼性を評価して、測定光の血管上のトレースを自動的に行って最適なデータを得る部位を検索する眼底血管検査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る眼底血管検査装置、測定光を眼底血管に照射する照射光学系と、前記測定光の照射位置を変更する照射位置変更手段と、前記測定光の前記眼底血管からの散乱光を受光する受光手段と、該受光手段からの情報により前記眼底血管からの所定情報を検出する測定手段とを有する眼底血管検査装置において、前記眼底血管の走行方向を検出する血管方向検出手段を有し、該血管方向検出手段による前記眼底血管の走行方向情報を基に、前記測定光の照射位置が前記照射位置変更手段によって前記眼底血管の走行方向に移動可能とすることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例の眼底血管検査装置の構成図を示し、白色光を発するタングステンランプ等から成る観察用光源1から被検眼Eと対向する対物レンズ2に至る眼底照明光学系の光路上には、コンデンサレンズ3、例えば黄色域の波長光のみを透過するバンドパスフィルタ付フィールドレンズ4、被検眼Eの瞳孔Epとほぼ共役な位置に設けられたリングスリット5、被検眼Eの水晶体とほぼ共役な位置に設けられた遮光部材6、リレーレンズ7、光路に沿って移動自在な図2に示すような微細な固視標表示用素子のマトリックスから成る透過型液晶板8、リレーレンズ9、被検眼Eの角膜近傍と共役に設けられた遮光部材10、孔あきミラー11、黄色域の波長光を透過し他の光束を殆ど反射するバンドパスミラー12が順次に配列されている。なお、リングスリット5、遮光部材6、10は被検眼Eの前眼部において眼底照明光と眼底観察光を分離するためのものであり、必要な遮光領域を形成するものであればその形状は問題とならない。
【0010】
孔あきミラー11の背後には眼底観察光学系が構成されており、光路に沿って移動自在なフォーカシングレンズ13、リレーレンズ14、スケール板15、光路中に挿説自在な光路切換ミラー16、接眼レンズ17が順次に配列され、検者眼eに至っている。また、光路切換ミラー16が図1の点線位置に移動している場合の光路上には、テレビリレーレンズ18、CCDカメラ19が配置されており、CCDカメラ19の出力は液晶モニタ20に接続されている。
【0011】
バンドパスミラー12の反射方向の光路上には、モータなどの駆動手段21aにより回動可能なイメージローテータ21、ガルバノメトリックミラー22が配置されており、ガルバノメトリックミラー22は紙面に垂直方向に回転し一部に切欠きを有し両面研磨され、その下側反射面22aの反射方向には、光路に沿って移動自在なフォーカスレンズ23が配置され、上側反射面22bの反射方向には、レンズ24、光路に沿って移動自在なフォーカスユニット25が配列されている。なお、レンズ24の前側焦点面は被検眼Eの瞳孔Epと共役関係にあり、この焦点面にガルバノメトリックミラー22が位置している。
【0012】
また、ガルバノメトリックミラー22の後方には光路長補償半月板26、光路中に遮光部を有する黒点板27、凹面ミラー28が光路上に同心に配置され、共働してガルバノメトリックミラー22の上側反射面22bと下側反射面22aとを−1倍で結像するリレー光学系の機能が与えられている。この機能により、ガルバノメトリックミラー22の下側反射面22aで反射されずに通過する光束は、ガルバノメトリックミラー22の上側反射面22bに導光されるようにされている。なお、光路長補正用半月板26はガルバノメトリックミラー22の上側反射面22b、下側反射面22aの位置が、そのミラー厚によって生ずる図面上下方向にずれを有することを補正するためのものであり、イメージローテータ21へ向かう光路中にのみ作用するようになっている。
【0013】
フォーカスユニット25においては、レンズ24と同一光路上にダイクロイックミラー29、集光レンズ30が配置され、ダイクロイックミラー29の反射方向の光路上にはマスク31、ミラー32が配置されており、このフォーカスユニット25は一体的に矢印で示す方向に移動できるようになっている。また、集光レンズ30の入射方向の光路上には、固定ミラー33、光路から退避可能な光路切換ミラー34が平行に配置され、光路切換ミラー34の入射方向の光路上には、コリメータレンズ35、例えばコヒーレントな赤色光を発するレーザーダイオードから成る血流速度測定用光源36が配置されている。また、ミラー32の入射方向の光路上には、シリンドリカルレンズ等から成るビームエクスパンダ37、測定用光源36と異なる例えば高輝度の緑色光を発するトラッキング用光源38が配列されている。なお、このトラッキング用光源38から発するトラッキング光は、血管形状測定にも使用される。
【0014】
ガルバノメトリックミラー22の下側反射面22aの反射方向の光路上には、フォーカシングレンズ23の背後に、ダイクロイックミラー39、フィールドレンズ40、拡大レンズ41、受光素子がトラッキング光の長手方向に並んだイメージインテンシファイヤ付一次元CCD42が順次に配列され、血管検出系が構成されている。また、ダイクロイックミラー39の反射方向の光路上には、結像レンズ43、共焦点絞り44、被検眼Eの瞳孔Epとほぼ共役に設けられたミラー対45a、45bが配置され、ミラー対45a、45bの反射方向にはそれぞれフォトマルチプライヤ46a、46bが配置され、測定用受光光学系が構成されている。なお、図示の都合上、全ての光路を同一平面上に示したが、ミラー対45a、45bの反射光路、トラッキング用光源38の出射方向の測定光路、レーザーダイオード36からマスク31に至る光路はそれぞれ紙面に直交している。
【0015】
装置全体を制御するためにシステム制御部47が設けられ、システム制御部47にはフォトマルチプライヤ46a、46b、一次元CCD42、図3に示すような検者が操作する操作入力手段48、固視標移動入力手段49の出力がそれぞれ接続されている。システム制御部47の出力は透過型液晶板8、光路切換ミラー34に接続され、ガルバノメトリックミラー制御回路50を介してガルバノメトリックミラー22に、またイメージローテータ駆動手段21aを介してイメージローテータ21にそれぞれ接続されて、これらの動作制御を行うようになっている。更に、一次元CCD42の出力は血管位置検出回路51を介してガルバノメトリックミラー制御回路50に接続されている。
【0016】
図4は眼底血流測定装置の構成図を示し、眼底血流計においては、図1の液晶モニタ20を除く観察用光源1からフォトマルチプライヤ46a、46bまでの部材を収納する測定ヘッド52が、システム制御部47などを内蔵するステージ53上に載置され、XYZ方向に移動可能とされている。また、眼底血流計にはパーソナルコンピュータ等の情報処理手段54が設けられ、システム制御部49の出力が情報処理手段54に接続されている。情報処理手段54はシステム制御部47からの測定信号を受け取り、測定信号の解析処理や表示、記憶を行い、逆にシステム制御部47は情報処理手段54からの処理情報を受けて、装置の制御を行うようになっている。
【0017】
ステージ53は被検眼Eaの角膜頂点を中心にして、対物レンズ2の位置をパンニング機構により水平方向へ角度β、チルティング機構により垂直方向へ角度θの範囲で回転することができる。これによって、対物レンズ2から出射する光束を、被検眼Eの眼底Ea上の任意の位置へ照射可能となっている。なお、固視標の移動による視線誘導を行う代りに、システム制御部47によってパンニング機構及びチルティング機構を駆動制御して、出射する測定光自体を眼底Ea上で移動する方法を使用することもできる。
【0018】
観察用光源1から発した白色光はコンデンサレンズ3を通り、バンドパスフィルタ付フィールドレンズ4により黄色の波長光のみが透過し、リングスリット5、遮光部材6、リレーレンズ7を通り、透過型液晶8を背後から照明し、リレーレンズ9、遮光部材10を通って孔あきミラー11で反射され、黄色域の波長光のみがバンドパスミラー12を透過し、対物レンズ2を通り、被検眼Eの瞳孔Ep上で眼底照明光光束像として一旦結像した後に、眼底Eaをほぼ一様に照明する。
【0019】
このとき、図2に示すように透過型液晶板8の微細マトリックスの内の何個かを暗反転させると、暗反転部Dが照明光により被検眼Eの眼底Eaに投影され、固視標像D’として被検眼Eに呈示される。システム制御部47は固視標移動入力手段49を操作し、この固視標像D’の位置を移動して被検眼Eの固視を誘導する。
【0020】
眼底Eaからの反射光は同じ光路を戻り、瞳孔Ep上から眼底観察光光束として取り出され、孔あきミラー12の中心の開口部、フォーカシングレンズ13、リレーレンズ14を通り、スケール板15で眼底像Ea’として一旦結像した後に、光路切換ミラー16に至る。ここで、光路切換ミラー16が光路に挿入されているときは、検者眼eにより接眼レンズ17を介して眼底像Ea’が観察可能となり、また光路切換ミラー16が光路から退避しているときは、スケール板15上に結像した眼底像Ea’が、テレビリレーレンズ18によりCCDカメラ19上に再結像され、液晶モニタ20に映出される。ここで、目的に応じて適切な観察方式を選択して、接眼レンズ17又は液晶モニタ20により、この眼底像Ea’を観察しながら装置のアライメントを行う。なお、CCDカメラ19の眼底像Ea’を情報処理手段53に送り、画像データとして記録し、眼底カメラとして使用することもできる。
【0021】
測定用光源36を発した測定光は、コリメータレンズ35によりコリメートされ、光路切換ミラー34が光路に挿入されている場合は、光路切換ミラー34、固定ミラー33でそれぞれ反射され、集光レンズ30の下方を通過し、光路切換ミラー34が光路から退避している場合は、直接集光レンズ30の上方を通過し、共にダイクロイックミラー29を透過する。そして、測定光は集光レンズ30によりマスク31の開口部中心と共役な位置ヘスポット状に結像する。
【0022】
一方、トラッキング用光源38から発したトラッキング光は、ビームエクスパンダ37により縦横異なる倍率でビーム径が拡大され、ミラー32で反射された後に、整形用マスク31で所望の形状に整形され、ダイクロイックミラー29に反射されて、測定光と重畳される。
【0023】
更に、測定光とトラッキング光はレンズ24を通り、ガルバノメトリックミラー22の上側反射面22bで一旦反射され、黒点板27を通った後に凹面鏡28で反射され、再び黒点板27、光路長補正用半月板26を通り、ガルバノメトリックミラー22の方へ戻される。ここで、リレー光学系にはガルバノメトリックミラー22のリレー光学系の機能により、光路切換ミラー34の光路中への挿入/退避によって、ガルバノメトリックミラー22の裏側で反射された両光束は、ガルバノメトリックミラー22の切欠部の位置へ戻されるので、ガルバノメトリックミラー22で反射されることなくイメージローテータ21に向かう。そして、この両光束はイメージローテータ21を通過し、バンドパスミラー12により対物レンズ2方向へ偏向され、対物レンズ2により被検眼Eの眼底Eaに照射され、トラッキング光は長方形のインジケータTとして、測定光はスポット光Uとして表示される。
【0024】
眼底Eaでの散乱反射光は再び対物レンズ2により集光し、バンドパスミラー12で反射されてイメージローテータ21を通り、ガルバノメトリックミラー22の下側反射面22aで反射され、フォーカシングレンズ23を通り、ダイクロイックミラー39において測定光とトラッキング光とが分離される。
【0025】
トラッキング光はダイクロイックミラー39を透過し、フィールドレンズ40、結像レンズ41により、一次元CCD42上で眼底観察光学系による眼底像Ea’よりも拡大された血管像Ev’として結像する。眼底Ea上に照射されたトラッキング光の反射光は、イメージローテータ21、ガルバノメトリックミラー22を経て−n倍で一次元CCD42に投影される。従って、トラッキング光によるインジケータTのイメージローテータ21による眼底Ea上での回転や、ガルバノメトリックミラー22による眼底Ea上での長手方向の動きに拘らず、トラッキング光の反射光は一次元CCD42上で静止しており、インジケータTが長手方向に動いた場合には、図5に示すように血管像Ev’だけが一次元CCD42上を移動することになり、光学的構成上は一次元CCD42と測定血管Evは交差している。
【0026】
そして、一次元CCD42で撮像された血管像Ev’に基づいて、血管位置検出回路51において血管像Ev’の移動量を表すデータが作成され、ガルバノメトリックミラー制御回路50に出力される。ガルバノメトリックミラー制御回路50はこの移動量を補償するように、ガルバノメトリックミラー22を駆動することによって測定血管Evをトラッキングする。
【0027】
このとき、バンドパスミラー12の分光特性のために、観察用光源1からの照明光は一次元CCD42には到達しないので、一次元CCD42にはトラッキング光による血管像Ev’のみが撮像されることになる。また、血中ヘモグロビンと色素上皮上メラニンとは、緑色の波長域においてその分光反射率が大きく異なるために、トラッキング光に緑色光を使用することにより、血管像Ev’をコントラスト良く撮像することができる。
【0028】
図1の液晶モニタ20に示すように、インジケータTの一部分を測定血管Evに重ねると、図5に示すようにインジケータTで指示・照明された血管像Ev’は拡大されて、血管検出系の一次元CCD42上に幅Wをもって投影される。このとき、一次元CCD42の出力信号は、例えば図6に示すようなものになり、血管位置検出回路51は一次元CCD42の出力信号SGと基準信号SOとを比較することにより長さ対応値Lを得て、一次元CCD42と血管像Ev’の交差幅Wを算出する。また、血管位置検出回路51において、一次元CCD42の出力信号に基づき、ガルバノメトリックミラー制御回路50によりガルバノメトリックミラー22が駆動され、交差幅Wの中央位置が一次元CCD42の基準位置上となるようにトラッキング制御することによって、測定血管Evと一次元CCD42が常に適正な位置で交差するようにしている。
【0029】
血管位置検出回路51により検出された交差部分の交差幅Wの情報は、システム制御部47ヘ送られる。システム制御部47は駆動手段21aを駆動してイメージローテータ21を回動し、インジケータTを回転しながら検出される交差幅Wを比較して、最小値となる角度でイメージローテータ21を止める制御を行う。このとき、インジケータTは測定血管Evの走行方向に対して垂直となり、その長さ対応値Lから算出される交差幅Wが測定血管Evの血管径情報dとなる。
【0030】
また、システム制御部47は駆動手段22aの制御情報からイメージローテータ21の回転角を検出できるので、トラッキング光照射部位における測定血管Evの走行方向を特定することができる。システム制御部47が駆動手段21aにより、交差幅Wが常に最小値となるようにイメージローテータ21の回転角を自制御していれば、血管Ev上で照射位置が移動しても、常に測定血管Evの走行方向を検出することができる。
【0031】
一方、測定光はダイクロイックミラー39により反射され、共焦点絞り44の開口部を経てミラー対45a、45bで反射され、それぞれフォトマルチプライヤ46a&46bで受光される。フォトマルチプライヤ46a、46bの受光信号はそれぞれシステム制御部47を介して情報処理手段54に送られ、周波数解析が行われて眼底Eaの血流速度情報υが求められ、その結果は情報処理手段54に血管形状情報dと共に保存され併せて表示される。
【0032】
測定に際しては、先ず操作入力手段48を操作して被検眼Eaに対してアライメントを行い、測定血管Evに対してピント調整を行う。固視標移動入力手段49を操作して被検眼Eaの視線を誘導し、インジケータTを測定血管Evに重ねる。ここで、操作入力手段48を操作して測定光を測定血管Evに照射すると、この段階で血流速度情報υは検者に判別可能な状態に処理されて、情報処理手段54により提供される。得られた血流速度情報υを判別して、最も良好な血流速度情報υが得られる部位へ測定位置を変更するように、固視標移動入力手段49を使用して視線を誘導した後に、血流速度情報υの本計測を行う。
【0033】
固視標移動入力手段49を操作すると、システム制御部47が透過型液晶板8を駆動して、微細マトリックスの暗反転部Dを移動する。これによって、固視標像D’は固視標移動入力手段49を紙面方向の手前から奥の方向に動かすと上下方向に移動し、左右方向へ動かすと左右方向へ移動する。例えば、図7に示すように、測定光の照射位置を血管Ev上のAからBに走査するように被検眼Eを誘導するには、固視標移動入力手段49により、測定光を左又は上方向(BからAへの走査の場合は逆に右又は下方向)に移動する単純な操作を行えばよい。
【0034】
このように、システム制御部47は常に血管走行方向を検出しているので、固視標移動入力手段49の操作方向と血管走行方向とを比較して、その操作方向に最も近い血管走行方向を測定光の移動方向として決定する。また、システム制御部47は透過型液晶板8を駆動して、決定された方向へ血管走行に沿うように暗反転部Dを動かす。これによって、眼底Ea上で固視標像D’が血管走行方向に沿って移動して被検眼Eを誘導し、結果として測定光が血管Ev上を走査することになる。血管走行に対する固視標像D’の位置誤差や被検眼Eのぶれを、血管トラッキングにより吸収することによって、測定光を正確に血管Ev上を移動することが可能となる。
【0035】
この処理は検者が固視標移動入力手段49の操作を中止するまで繰り返し行われ、検者は情報処理手段54により得られる血流速度情報υを判断して、良好な測定が可能な場所で測定光の移動を中止して本測定を行う。このように、検者が行っている血流速度情報υの信頼性の評価を、検者によらずに自動的に行うことができる。
【0036】
図8はレーザードップラシフトから得た血流状態の一次信号を示し、縦軸は出力、横軸は時間である。また、これを高速フーリエ変換(FFT)で周波数解析すると図9に示すFFT変換線Fが得られる。ここで、縦軸は出力、横軸は速度を意味する周波数である。変換線Fの左部はほぼ一定出力の周波数域から急激に出力の低下する周波数が存在し、この周波数をカットオフ周波数fcと呼び、レーザードップラシフトにより測定された対象領域の最高速度に対応する周波数である。カットオフ周波数fcは情報処理手段54によりこの変換線Fを解析して求める。
【0037】
更に、図9には変換線Fをサンプリング周波数fc〜foまで積分したFFT積分線Sと、積分線Sが周波数foと交叉する点Gと周波数feを結ぶ第2基線Cが表示されている。周波数fo〜fe間の適当な各点における第2基線Cから積分線Sまでの垂直距離をHfi(fi=fo→fe)とし、Hmaxはその最大値である。
【0038】
図10は縦軸をこのHfiの出力、横軸を周波数としてプロットしたHfi線Mを示す。最大値Hmaxのm%の値をHm、n%の値をHnとする。Hfi線MのHm〜Hn間を最小二乗法を使用して直線近似すると、直線Na及びNbとなる。Hfi線Mの最大値Hmaxからの垂線をHoとして、Hfi線Mと直線Na、及びHfi線Mと直線Na、垂線Hoで囲まれた領域の面積を計算し、品質値Qとする。この品質値Qの値が小さくなる程、Hfi線Mはより直線的、即ち積分線Sがより直線的であることを示しており、これから変換線Fの変動がより小さいことが結論され、測定状態が良好であることが推測できる。なお、血流速度情報υが良好に得られる範囲の品質値Qの値0〜Qnは前もって設定する。
【0039】
このように、操作入力手段48を操作して測定光を測定血管Evに照射し、システム制御部47をトレースモードに切換えて、固視標移動入力手段49を操作して測定光を移動すべき方向に移動する。そして、システム制御部47は上述と同様の処理を実行しながら、透過型液晶板8を駆動して血管Evに沿うように被検眼Eの視線を誘導し、血管Ev上に測定光をトレースする。この間に、システム制御部47は常に情報処理手段54から受け取る品質値Qが0〜Qnの範囲に入っているかどうかを判別している。この判別を照射位置が移動する毎に行えば、常に移動先の照射位置での測定信号の品質を評価することができる。情報処理手段54は品質値Qを常に監視し、0〜Qnの範囲に品質値Qが入った時点で、システム制御部47に停止信号を出力し、この信号によりシステム制御部47は透過型液晶板8の駆動を中止し、測定可能状態となる。
【0040】
また、走査中に品質値Qの最小となる測定点を探し出して測定を行うようにすれば、測定信号が最も良好な状態で測定が可能となる。システム制御部47は測定光が血管Ev上を走査するように透過型液晶板8を駆動し、固視標像D’が移動する毎に、各点での品質値Qと測定点の位置を情報処理手段54が記憶してゆく。設定された範囲内の走査を行った後に、各点での品質値Qを比較し、最小値を得た測定点へ測定光が移動するように、システム制御部47は透過型液晶板8を駆動して固視標像D’を移動し、測定可能な状態としてもよい。
【0041】
より手軽に最適測定個所を探すためには、検者が測定光を走査する方向を指示するのではなく、システム制御部47はトレースモードにおいて、血管走査開始点から両方向に測定光が自動的に血管Ev上を走査するように透過型液晶板8を駆動し、走査しながら品質値Qが最小値になる点を探し出して測定を行うことも可能である。
【0042】
また、検者が測定したい部位をより精密に選定するためには、走査中に得た品質値Qの最小値点へ戻るのではなく、品質値Qが0〜Qnの範囲にある複数の点のそれぞれの位置と品質値Qを合わせて表示し、その中から検者が選択した任意の点へ測定光を移動するように、システム制御部47が透過型液晶板8を駆動することも可能である。
【0043】
十分な品質値Qを得られない場合には、測定部位の再検索を簡便に行えるように走査開始位置を記憶し、操作入力手段48の操作によって、血管走査中どの位置からでも測定光が走査開始位置へ復帰するように、システム制御部47が透過型液晶板8を駆動することも可能である。
【0044】
システム制御部47が血管の走査を行う動作をしている時に、被検者が瞬きや大きな眼球運動等をして、走査点の連続性が断たれたり、測定光が測定部位を大きく外れて復帰できなくなったりすることがある。このために、図示しない瞬き検出機構や眼球運動検出手段により、被検者の瞬きや大きな視線移動を検出して、システム制御部47が血管の走査を中止するようにする。また、被検眼の保護のために、操作入力手段48等により設定した所定時間が経過すると、システム制御部47は血管走査を中止するようにする。
【0045】
更に、測定部位を移動しながら逐次に測定条件を変更したい場合には、例えば固視標移動入力手段49を移動方向へ操作して、一定時間内に中心付近へ復帰すると固視標像D’が最小移動量で停止したり、固視標移動入力手段49を移動方向に一定時間以上操作し続けると、操作すべき方向ヘ自動的に血管走査をするように構成することもできる。
【0046】
このようにして、良質なドップラシフト測定信号を得ることができる部位を正確にかつ簡便に判定でき、その測定信号の判定に連動して自動的に測定光が移動することにより、検者の熟練度に関係なく正確で迅速な眼底血流速度の測定が可能になる。また、測定信号品質と測定位置を合わせて複数記憶表示することによって、測定すべき位置を精密に選定することができ、品質値の最良となる測定点を容易に探し出せるので、測定信号が最も良好な状態で測定が可能となる。
【0047】
測定光を走査開始位置へ簡便に復帰させることにより、繰り返しの測定点の検索が手軽に行え、測定条件の良い位置をより精密に検索できるようになる。また、測定光が測定対象部位から外れた場合に走査を中止することによって、連続性を有し信頼性の高い測定点検索を行うことができる。更に、一定時間で走査を中止することにより、被検眼Eの保護を行うことができ、測定点を断続的又は逐次的に移動することができるので、移動先の測定点に最も適した測定条件を設定しながら、より確度の高い測定点の検索が可能となる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る眼底血管検査装置は、眼底血管の走行方向情報を基に、測定光の照射位置を眼底血管の走行方向に沿って移動可能とすることにより、測定光の測定対象血管上での移動を正確にかつ簡便に行うことができるので、生体の不確定要素に因る眼底血管からのドップラシフト測定信号の品質変動に対して、常に良質なドップラシフト測定信号を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の眼底血流計の構造図である。
【図2】透過型液晶板上の固視標の説明図である。
【図3】操作入力手段の斜視図である。
【図4】眼底血流測定装置の構成図である。
【図5】一次元CCD上の血管像の説明図である。
【図6】血管径情報のグラフ図である。
【図7】血管上の測定光の説明図である。
【図8】ドップラシフト測定信号のグラフ図である。
【図9】ドップラシフト測定信号のFFT解析線及び積分線のグラフ図である。
【図10】積分線解析による信頼性評価のグラフ図である。
【符号の説明】
1 観察用光源
6、10 遮光部材
8 透過型液晶板
11 孔あきミラー
12 バンドパスミラー
15 スケール板
16、34 光路切換ミラー
19 CCDカメラ
20 液晶モニタ
21 イメージローテータ
22 ガルバノメトリックミラー
25 フォーカスユニット
26 光路長補償半月板
27 黒点板
29 39 ダイクロイックミラー
31 マスク
36 測定用光源
38 トラッキング用光源
42 一次元CCD
46a、46b フォトマルチプライヤ
47 システム制御部
48 操作入力手段
49 固視標移動入力手段
50 ガルバノメトリックミラー制御回路
51 血管位置検出回路
52 測定ヘッド
54 情報処理手段

Claims (10)

  1. 測定光を眼底血管に照射する照射光学系と、前記測定光の照射位置を変更する照射位置変更手段と、前記測定光の前記眼底血管からの散乱光を受光する受光手段と、該受光手段からの情報により前記眼底血管からの所定情報を検出する測定手段とを有する眼底血管検査装置において、前記眼底血管の走行方向を検出する血管方向検出手段を有し、該血管方向検出手段による前記眼底血管の走行方向情報を基に、前記測定光の照射位置が前記照射位置変更手段によって前記眼底血管の走行方向に移動可能とすることを特徴とする眼底血管検査装置。
  2. 前記測定光の照射位置の移動後に前記眼底血管の走行方向を検出して移動方向を決定する請求項1に記載の眼底血管検査装置。
  3. 前記眼底血管からの所定情報の信頼度を評価する評価手段を設け、前記測定光の照射位置の移動後に前記評価手段により随時に前記所定情報の信頼度を評価する請求項2に記載の眼底血管検査装置。
  4. 前記評価手段の評価に基づいて前記照射位置変更手段を駆動し、前記所定情報が所定の信頼度となる近傍位置に前記測定光を移動する請求項3に記載の眼底血管検査装置。
  5. 移動毎に前記測定光の移動位置と該移動位置に対応する前記信頼度を記憶又は表示する記憶表示手段を有する請求項4に記載の眼底血管検査装置。
  6. 所定の移動範囲を設定する移動範囲設定手段と、前記移動範囲内を自動的に前記測定光の照射位置を移動する自動走査手段とを有する請求項5に記載の眼底血管検査装置。
  7. 前記測定光の照射位置の移動開始位置を記憶する記憶手段と、前記測定光の照射位置を移動中のどの時点でも前記測定光の照射位置を前記移動開始位置へ復帰する測定光復帰手段を有する請求項4に記載の眼底血管検査装置。
  8. 測定状態のエラーを検知する測定エラー検知手段を有し、該測定エラー検知手段により前記測定状態のエラーが検知されたときは前記測定光の照射位置の移動を中止する請求項4に記載の眼底血管検査装置。
  9. 所定時間を設定する時間設定手段と、該時間設定手段により設定した時間を超えると自動的に前記測定光の照射位置の移動を中止する自動走査中止手段とを有する請求項4に記載の眼底血管検査装置。
  10. 前記測定光の照射位置の移動を逐次的に行うか又は連続的に行うかを選択する走査方式選択手段を有する請求項4に記載の眼底血管検査装置。
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