JPH107019A - 車両のピラー構造 - Google Patents

車両のピラー構造

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JPH107019A
JPH107019A JP16124196A JP16124196A JPH107019A JP H107019 A JPH107019 A JP H107019A JP 16124196 A JP16124196 A JP 16124196A JP 16124196 A JP16124196 A JP 16124196A JP H107019 A JPH107019 A JP H107019A
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JP
Japan
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pillar
hinge bracket
door hinge
reinforcement
outer panel
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JP16124196A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Matsushita
哲也 松下
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッチ等の他部材を用いたりリーンフォース
メントの板厚を増加させることなく、ドアヒンジブラケ
ット取付部の強度をドア下がりの現象が生じないような
充分な大きさにすることができるような構成の車両のピ
ラー構造を提供する。 【解決手段】 ドアヒンジブラケット2が取付けられる
ピラーアウタパネル3の外面箇所に、ドアヒンジブラケ
ット2の取付面15に対応する打出し部13を形成し、
かつ、ピラー(例えば、フロントピラー1)の内部であ
って打出し部13の周囲箇所に、ピラーアウタパネル3
とリーンフォースメント5とで閉断面形状部26,27
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピラーの外側部分
を構成するピラーアウタパネルの内面にリーンフォース
メントを配設し、このリーンフォースメントにて補強さ
れた前記ピラーアウタパネルの外面にドアヒンジブラケ
ットを固着し、前記ドアヒンジブラケットを介して車両
用ドアを回動可能に取付けるようにした車両のピラー構
造に関し、例えば、四輪自動車のフロントピラー等にお
けるサイドドア用ヒンジブラケットの取付部分のピラー
構造に適用して好適なピラー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は四輪自動車の従来のフロ
ントピラー構造を示すものである。同図に示されるよう
に、フロントピラー1にはドアヒンジブラケット2が取
付けられており、このドアヒンジブラケット2を介して
サイドドア(図示せず)が回動可能に支持されるように
なっている。上述のフロントピラー1は、断面コ字状の
本体部3a及びこの本体部3aの前後両端部に屈曲成形
された一対のフランジ部3b,3cを有するピラーアウ
タパネル3と、断面コ字状の本体部3a及びこの本体部
4aの前後両端部に屈曲成形された一対のフランジ部4
b,4cを有するピラーインナパネル4と、断面コ字状
の本体部5a及びこの本体部5aの後端に屈曲成形され
たフランジ部5bを有するリーンフォースメント5とか
ら構成されている。
【0003】さらに具体的に述べると、ピラーアウタパ
ネル3のフランジ部3bとピラーインナパネル4のフラ
ンジ部4bとが互いに接合され、かつ、ピラーアウタパ
ネル3のフランジ部3cとピラーインナパネル4のフラ
ンジ部4cとの間にリーンフォースメント5のフランジ
部5bを介在せしめた状態でこれらの三部分が接合され
た状態で、スポット溶接S1 にて互いに一体に結合され
ている。そして、リーンフォースメント5の本体部5a
はピラーアウタパネル3の本体部3aの内面に密着接合
された状態で、これら両部材がスポット溶接S2 にて互
いに一体に結合されている。これにより、前記本体部3
a,5aと本体部4aとにより断面矩形の閉断面形状部
6が形成されている。
【0004】また、上述のピラーアウタパネル3及びリ
ーンフォースメント5の本体部3a及び5aには各一対
のボルト挿通孔7a,7bがそれぞれ形成されており、
これらのボルト挿通孔7a,7bを利用してピラーアウ
タパネル3の本体部3aの外面にドアヒンジブラケット
2がボルト8及びナット9にて取付けられている(図7
参照)。かくして、サイドボディーアウタパネルの一部
を構成するピラーアウタパネル3の形状すなわちドアヒ
ンジブラケット2が取付けられる座面の面積がドアヒン
ジブラケット2の取付面(ピラーアウタパネル3への当
り面)の面積より広く設定されると共に、ドアヒンジブ
ラケット2の取付部(ボディー側)にはピラーアウタパ
ネル3の内面に沿ってリーンフォースメント5が密着状
態で当てがわれており、これによりドア取付部の強度
(剛性)の向上が図られている。そして、このドア取付
部に配設されたドアヒンジブラケット2を介して、図外
のサイドドアが回動可能に取付けられるようになってい
る。
【0005】ところで、ドアヒンジブラケット2の取付
部の強度を充分に確保しなければならないのは、次のよ
うな理由からである。すなわち、ドアヒンジブラケット
2の取付部にサイドドアの自重やサイドドアへの下方へ
の外力がドアヒンジブラケット2を通してフロントピラ
ー1に荷重として伝達された場合には、フロントピラー
1は図7において矢印αで示すようにボルト8を支点と
して回転しようとする。この場合、ドアヒンジブラケッ
ト2の取付面が広いので、ピラーアウタパネル3の内面
にリーンフォースメント5が既述のように当たっていて
も、ドアヒンジブラケット2の取付部の強度はさほど高
くはない。従って、ドアヒンジブラケット2は矢印α方
向に容易に回転してしまい、これに伴ってサイドドアの
後端側が所定位置よりも下方に傾斜してしまういわゆる
ドア下がりの現象を引き起こすおそれがある。なお、ド
ア下がり量は、ドアヒンジブラケット2の取付部である
ピラーアウタパネル3の一部分がほんの僅か変形するだ
けで可成り大きく生じるため、この取付部の強度・剛性
及び精度は重要な要件となっている。
【0006】そこで、従来では、前記リーンフォースメ
ント5による補強では強度が充分でない場合には、図8
に示すようにリーンフォースメント5の本体部5aの内
面にパッチ(当て金部材)10を配置したり、或いはリ
ーンフォースメント5の板厚を増加させることにより、
ドアヒンジブラケット取付部の強度をより増大させてド
ア下がりの発生を抑えるようにしているのが実状であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のピラー構造では、ドア下がりの現象を抑える
ためにパッチ10を当てがったり或いはリーンフォース
メント5の板厚を増加すると、それに応じてコストアッ
プや重量の増大を来すという不具合がある上に、前者の
場合には部品点数が多くなるという不具合もある。
【0008】本発明は、このような不具合を解消するた
めになされたものであって、その目的は、パッチ等の他
部材を用いたりリーンフォースメントの板厚を増加させ
ることなく、ドアヒンジブラケット取付部の強度をドア
下がりの現象が生じないような充分な大きさにすること
ができるような構成の車両のピラー構造を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、ピラーの外側部分を構成するピラー
アウタパネルの内面にリーンフォースメントを配設し、
このリーンフォースメントにて補強された前記ピラーア
ウタパネルの外面にドアヒンジブラケットを固着し、前
記ドアヒンジブラケットを介して車両用ドアを回動可能
に取付けるようにした車両のピラー構造において、前記
ドアヒンジブラケットが取付けられる前記ピラーアウタ
パネルの外面箇所に、前記ドアヒンジブラケットの取付
面に対応する打出し部を形成し、かつ、前記ピラーの内
部であって前記打出し部の周囲箇所に、前記ピラーアウ
タパネルとリーンフォースメントとで閉断面形状部を形
成するようにしている。
【0010】また、本発明では、前記閉断面形状部を構
成する前記リーンフォースメントの壁部部分の延長線
が、前記ドアヒンジブラケットの周囲線のうちの少なく
とも一部分に突き当たるように配置するようにしてい
る。
【0011】また、本発明では、前記ドアヒンジブラケ
ットの取付部となる前記ピラーアウタパネルの打出し部
から外れた箇所においては、前記ピラーアウタパネルと
リーンフォースメントとの間に隙間を設けるようにして
いる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
1〜図5を参照して説明する。なお、図6〜図8と共通
する部分には同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0013】図1は本発明に係るピラー構造を備えた四
輪自動車11を示すものであって、この四輪自動車11
の左右両側に各1つのサイドドア12が配設されてい
る。各々のサイドドア12は、その前端部12aがフロ
ントピラー1に対して回動可能に取付けられている。
【0014】本例においては、図2及び図3に示すよう
に、フロントピラー1の外面を構成するピラーアウタパ
ネル3の本体部3aの外壁部分3dに打出し部13が形
成されている。この打出し部13は、ピラーアウタパネ
ル3の本体部3aの外壁部分3dに段差部14を屈曲成
形することにより前記本体部3aの基本面に対して外側
に突設配置された部分から成り、その寸法・形状はドア
ヒンジブラケット2の取付面15の形状にほぼ一致する
ように構成されている。
【0015】なお、ドアヒンジブラケット2は、プレス
成形による一体成形品であって、前記取付面15及び一
対のボルト挿通孔16を有する基板部17と、この基板
部17の上下両端に屈曲成形された屈曲片部18a,1
8bと、前記基板部17の後端に屈曲成形された屈曲片
部19と、これらの屈曲片部18a,18b及び19に
それぞれ延設されかつヒンジ軸挿通用孔20をそれぞれ
有する突片部21a,21bとから構成されている。
【0016】一方、リーンフォースメント5の断面コ字
状本体部5aの前後両壁部分(縦壁)22a,22bに
は、図2及び図3に示す如く打出し部13の前後両部分
に対応する箇所に、内側に向けて凹状に屈曲成形されて
左右方向に沿って延びる凹部23a,23bが設けられ
ている。そして、これらの凹部23a,23bが設けら
れている部分におけるリーンフォースメント5の本体部
5aの水平断面形状は、図3に明示するように台形とな
されている。かくして、リーンフォースメント5の本体
部5aの外壁部分5cは図3に示す如くピラーアウタパ
ネル3の打出し部13の裏面側凹部25内に配置されて
その前壁部分22a及び後壁部分22bが前記打出し部
13の段差部14に突き当てられると共に、リーンフォ
ースメント5の本体部5aの前壁部分22a及び後壁部
分22bと、これらに対応するピラーアウタパネル3の
本体部3aの前壁部分24a及び後壁部分24bとによ
り断面三角形状の閉断面形状部26,27(図2におい
て斜線Yで示す部分)がそれぞれ形成されるようになっ
ている。
【0017】また、リーンフォースメント5の本体部5
aの外壁部分5cは、前記閉断面形状部26,27が形
成されている箇所においては図3及び図5に示すように
ピラーアウタパネル3の本体部3aの打出し部13に密
着した状態で接合されている。一方、この箇所から外れ
た高さの部分においては、図4に示すようにピラーアウ
タパネル3の本体部3aの外壁部分3dとリーンフォー
スメント5の本体部5aの外壁部分5cとの間に隙間2
8が設けられており、リーンフォースメント5の本体部
5aの前壁部分22a及び後壁部分22bはピラーアウ
タパネル3の本体部3aの前壁部分24a及び後壁部分
24bにそれぞれ密着接合されてスポット溶接S2 にて
結合されている。
【0018】かくして、リーンフォースメント5にて補
強されたピラーアウタパネル3に既述のドアヒンジブラ
ケット2が取付けられるようになっている。すなわち、
ピラーアウタパネル3の打出し部13にリーンフォース
メント5の取付面15が当てがわれ、図3及び図5に示
すように打出し部13の周囲の段差部14に沿う周囲線
と取付面15の周囲線とがほぼ一致せしめられた状態の
下で、リーンフォースメント5がピラーアウタパネル3
及びリーンフォースメント5にボルト8及びナット9に
て共締めされるようになっている。このような取付状態
の下では、リーンフォースメント5の前壁部分22a及
び後壁部分22bの延長線が前記打出し部13の段差部
14並びにドアヒンジブラケット2の取付面15の周囲
線にほぼ一致するような配置構成となされている(図3
及び図5参照)。
【0019】このような構成のピラ−構造によれば、ド
アヒンジブラケット2が取付けられるピラーアウタパネ
ル3の所定部分に段差部14を形成して打出し部13を
設けるようにしたので、この段差部14の存在によりド
アヒンジブラケット取付部の剛性の向上を図ることがで
きる。さらに、リーンフォースメント5の前壁部分22
a及び後壁部分22bの延長線をドアヒンジブラケット
2の取付面15の周囲線にほぼ一致するように突き当て
たこと及びフロントピラー1の前後箇所(すなわち、フ
ロントピラー1の内部であって打出し部13の周囲箇
所)に閉断面形状部26,27を形成したことにより、
ドアヒンジブラケット取付部の剛性をより一層向上させ
ることができる。従って、本例によれば、パッチの使用
やリーンフォースメント5の板厚の増加をしなくてもド
アヒンジブラケット2の矢印α方向における対抗強度を
充分に大きく確保することができ、ドアヒンジブラケッ
ト2の矢印α方向への回転(変動)を効果的に規制し得
てサイドドア12のドア下がり現象の発生を防止でき
る。
【0020】また、ピラーアウタパネル3に打出し部1
3を設けてこの打出し部13をその他のピラーアウタパ
ネル部分から独立させてドアヒンジブラケット取付面と
しているので、ドアヒンジブラケット取付面の精度管理
がし易くなる。しかも、ドアヒンジブラケット取付面
(座面)以外の部分においては既述のようにピラーアウ
タパネル3とリーンフォースメント5との間に隙間28
を設けるようにしているので、リーンフォースメント5
のうちドアヒンジブラケット取付箇所以外の部分がピラ
ーアウタパネル3に干渉してドアヒンジブラケット取付
面に悪影響がでるのを回避できる。従って、ドアヒンジ
ブラケット取付面の精度管理のみを行えば良く、管理工
数の削減が可能となる。
【0021】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、ピラーアウタパネル3とリーンフォースメ
ント5とで構成される閉断面形状部26,27の形状は
必要に応じて種々に変更可能である。また、既述の実施
例では、リーンフォースメント5の前壁部分22a及び
後壁部分22b(縦壁)の延長線をドアヒンジブラケッ
ト2の取付面15の前後の周囲線に突き当てるるように
しているが、それに加えてドアヒンジブラケット2の取
付面15の上下の周囲線にもリーンフォースメント5の
横壁の延長線を突き当てて前記取付面15の全周線に対
応する箇所に閉断面形状部をするようにすれば、ドア下
がり現象をより効果的に防止できる。また、既述の実施
例ではフロントピラ−構造について説明したが、4ドア
式四輪自動車等におけるセンターピラーの構造にも適用
可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、ドアヒンジブラ
ケットが取付けられる前記ピラーアウタパネルの外面箇
所に、ドアヒンジブラケットの取付面に対応する打出し
部を形成し、かつ、ピラーの内部であって打出し部の周
囲箇所に、ピラーアウタパネルとリーンフォースメント
とで閉断面形状部を形成するようにしたものであるか
ら、前記打出し部及び閉断面形状部の存在によりピラー
アウタパネルのドアヒンジブラケット取付部の剛性を向
上させることができる。従って、従来のような対策すな
わち補強用のパッチを使用したり或いはリーンフォース
メントの板厚を増加させるような対策を採らなくても、
ピラーアウタパネルのドアヒンジブラケット取付部の強
度を充分に大きく確保でき、ドアの自重やドアに作用す
る外力によるドア下がり現象の発生を効果的に抑制する
ことができる。このため、従来のピラー構造に比べて、
パッチのない分だけ或いはリーンフォースメントの板厚
を厚くしないで済む分だけ重量が軽減されると共にコス
トダウンも可能となる。さらに、ピラーアウタパネルに
おけるドアヒンジブラケット取付面の精度管理もし易く
なる。
【0023】しかも、ドアヒンジブラケット取付面付近
のピラー内に既述の如き閉断面形状部を設けたことによ
り、車両の側面から過大な外力が加わった場合における
外力に対するピラーの強度を上げることができるという
利点がある。
【0024】また、前記閉断面形状部を構成する前記リ
ーンフォースメントの壁部部分の延長線が前記ドアヒン
ジブラケットの周囲線のうちの少なくとも一部分に突き
当たるように配置したこと及び既述のようにピラー内部
に閉断面形状部を設けたことによる相乗効果にて、ピラ
ーアウタパネルのドアヒンジブラケット取付部の強度を
より一層向上させることができてドアヒンジブラケット
の変動を抑制でき、ひいてはドア下がり現象の発生をよ
り効果的に防止することができる。
【0025】また、打出し部から外れた箇所においてピ
ラーアウタパネルとリーンフォースメントとの間に隙間
部を設けるようにしたことにより、リーンフォースメン
トのうちドアヒンジブラケット取付箇所以外の部分がピ
ラーアウタパネルに干渉してドアヒンジブラケット取付
面に悪影響がでるのを回避できることとなるため、ドア
ヒンジブラケット取付面の精度管理のみを行えば良く、
管理工数の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピラー構造を備えた四輪自動車の
側面図である。
【図2】図1において矢印X方向からフロントピラーを
見た斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】図2におけるC−C線断面図である。
【図6】四輪自動車の従来のピラー構造を示す斜視図で
ある。
【図7】図6におけるD−D線断面図であって、ピラー
アウタパネルにおけるドアヒンジブラケット取付部がド
アヒンジブラケットと共に回転してドア下がり現象を生
じた状態を示す断面図である。
【図8】補強用のパッチを付設した場合の従来のピラー
構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フロントピラー 2 ドアヒンジブラケット 3 ピラーアウタパネル 4 ピラーインナパネル 5 リーンフォースメント 11 四輪自動車 12 サイドドア 13 打出し部 14 段差部 15 取付面 22a,22b,24a,24b 壁部分(縦壁) 23a,23b 凹部 25 裏面側凹部 26,27 閉断面形状部 28 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピラーの外側部分を構成するピラーアウ
    タパネルの内面にリーンフォースメントを配設し、この
    リーンフォースメントにて補強された前記ピラーアウタ
    パネルの外面にドアヒンジブラケットを固着し、前記ド
    アヒンジブラケットを介して車両用ドアを回動可能に取
    付けるようにした車両のピラー構造において、前記ドア
    ヒンジブラケットが取付けられる前記ピラーアウタパネ
    ルの外面箇所に、前記ドアヒンジブラケットの取付面に
    対応する打出し部を形成し、かつ、前記ピラーの内部で
    あって前記打出し部の周囲箇所に、前記ピラーアウタパ
    ネルとリーンフォースメントとで閉断面形状部を形成し
    たことを特徴とする車両のピラー構造。
  2. 【請求項2】 前記閉断面形状部を構成する前記リーン
    フォースメントの壁部部分の延長線が、前記ドアヒンジ
    ブラケットの周囲線のうちの少なくとも一部分に突き当
    たるように配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    車両のピラー構造。
  3. 【請求項3】 前記ドアヒンジブラケットの取付部とな
    る前記ピラーアウタパネルの打出し部から外れた箇所に
    おいては、前記ピラーアウタパネルとリーンフォースメ
    ントとの間に隙間を設けるようにしたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の車両のピラー構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4789578A (en) * 1986-05-16 1988-12-06 Premier Coatings Limited Protection membrane
JP2006281956A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fuji Heavy Ind Ltd 車体の板金接合構造

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