JPH1070126A - 半導体チップ及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

半導体チップ及びそれを用いた液晶表示装置

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JPH1070126A
JPH1070126A JP24401196A JP24401196A JPH1070126A JP H1070126 A JPH1070126 A JP H1070126A JP 24401196 A JP24401196 A JP 24401196A JP 24401196 A JP24401196 A JP 24401196A JP H1070126 A JPH1070126 A JP H1070126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal layer
semiconductor chip
light
insulating film
shielding pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP24401196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sawa
慎一 佐波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH1070126A publication Critical patent/JPH1070126A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップ自体で十分な遮光効果を得る。 【解決手段】 チップ本体11上を覆う絶縁膜13に形
成された開口部14を介して露出された接続パッド11
上に下地金属層15を介してバンプ16が設けられた半
導体チップにおいて、絶縁膜13の上面であってアクテ
ィブエリアに対応する領域に、下地金属層15と同一の
金属層からなる遮光用パターン17を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体チップ及び
それを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置には、透明基板上に液晶駆
動用の半導体チップを直接実装(COG実装)したもの
がある。図4は従来のこのような液晶表示装置の一例を
示したものである。この液晶表示装置は、ガラスや樹脂
等からなる一対の透明基板1、2を備えている。一対の
透明基板1、2はシール材(図示せず)を介して貼り合
わされ、シール材の内側における両透明基板1、2間に
は液晶(図示せず)が封入されている。そして、この場
合、下透明基板1の所定の一辺が上透明基板2から突出
され、この突出部1aの上面には接続端子(図示せず)
が設けられ、この接続端子上には半導体チップ3がCO
G実装されている。
【0003】ところで、半導体チップ3は一般に光に敏
感である。このため、下透明基板1の突出部1aの下面
側からの光が突出部1aを透過して半導体チップ3の下
面側のアクティブエリアに当たった場合には、誤動作等
を起こし易く、安定した動作を期待することができなく
なってしまう。そこで、従来では、半導体チップ3のア
クティブエリアに設けられたアルミニウム等からなる配
線パターン(図示せず)の幅をできるだけ広げて遮光性
を高めたり、あるいは下透明基板1の突出部1aの下面
の所定の箇所に遮光用テープ(図示せず)を貼り付けた
りしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
チップ3の配線パターンによる遮光の場合には、配線パ
ターンの配置位置に左右される上、配線間にどうしても
隙間が生じるので、十分な遮光効果を得ることができな
いという問題があった。一方、遮光用テープを用いる場
合には、十分な遮光効果を得ることができるが、部品点
数及び組立工程数が増えるという問題があった。この発
明の課題は、半導体チップ自体で十分な遮光効果を得る
ことができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
チップ本体を覆う絶縁膜に形成された開口部を介して露
出された接続パッド上に下地金属層を介してバンプが設
けられた半導体チップにおいて、前記絶縁膜上の所定の
箇所に金属層からなる遮光用パターンを設けたものであ
る。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、前記遮光用パターンを前記下地金属層と同一の金属
層によって形成したものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、バンプ形成
領域以外の領域における絶縁膜上には通常何も設けられ
ていないので、バンプ形成領域以外の領域における絶縁
膜上の所望の箇所に金属層からなる遮光用パターンを設
けることができ、したがって半導体チップ自体で十分な
遮光効果を得ることができる。この場合、請求項2記載
の発明のように、遮光用パターンを下地金属層と同一の
金属層によって形成すると、遮光用パターンを形成する
ことで半導体チップの製造工程数が増えないようにする
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1(A)、(B)はこの発明の
一実施形態における半導体チップを示したものである。
この半導体チップはチップ本体11を備えている。チッ
プ本体11の上面の周辺部には複数の接続パッド12が
設けられている。接続パッド12の中央部を除くチップ
本体11の上面には窒化シリコン、酸化シリコン、ポリ
イミド等からなる絶縁膜13が設けられている。したが
って、接続パッド12の中央部は、チップ本体11上を
覆う絶縁膜13に形成された開口部14を介して露出さ
れている。開口部14を介して露出された接続パッド1
2上には下地金属層15を介して金等からなるバンプ1
6が設けられている。絶縁膜13の上面であってアクテ
ィブエリアに対応する領域には、下地金属層15と同一
の金属層からなる遮光用パターン17が設けられてい
る。
【0008】ところで、通常の半導体チップでは、バン
プ16形成領域以外の領域における絶縁膜13上には何
も設けられていない。このため、バンプ16形成領域以
外の領域における絶縁膜13上の所望の箇所に遮光用パ
ターン17を設けることができる。この結果、この半導
体チップでは、上述したように、絶縁膜13の上面であ
ってアクティブエリアに対応する領域に遮光用パターン
17を設けている。したがって、半導体チップ自体で十
分な遮光効果を得ることができる。
【0009】次に、この半導体チップの製造方法の一例
について、図2を参照しながら説明する。まず。図2
(A)に示すように、チップ本体11上に接続パッド1
2及び絶縁膜13が形成され、接続パッド12の中央部
が絶縁膜13に形成された開口部14を介して露出され
たものを用意する。次に、図2(B)に示すように、こ
の用意したものの上面全体に下地金属層形成用層21を
形成する。次に、接続パッド12に対応する領域以外の
領域における下地金属層形成用層21の上面にメッキレ
ジスト層22を形成する。次に、下地金属層形成用層2
1をメッキ電流路として電解メッキを行うことにより、
接続パッド12に対応する領域における下地金属層形成
用層21の上面にバンプ16を形成する。次に、メッキ
レジスト層22を除去する。
【0010】次に、図2(C)に示すように、遮光用パ
ターン17(図1(A)、(B)参照)形成領域におけ
る下地金属層形成用層21の上面にフォトレジスト層2
3を形成する。次に、フォトレジスト層23及びバンプ
16をマスクとしてエッチングを行うと、下地金属層形
成用層21の不要な部分が除去され、図2(D)に示す
ように、バンプ16下に残存するものによって下地金属
層15が形成され、またフォトレジスト層23下に残存
するものによって遮光用パターン17が形成される。こ
の後、フォトレジスト層23を除去すると、図1
(A)、(B)に示す半導体チップが製造されることに
なる。このように、この製造方法では、遮光用パターン
17を下地金属層15と同一の金属層によって形成して
いるので、遮光用パターン17を設けるために半導体チ
ップの製造工程数が増えないようにすることができる。
【0011】ところで、この半導体チップを、図4を参
照して説明すると、下透明基板1の突出部1aの上面に
直接実装した場合には、下透明基板1の突出部1aの下
面の所定の箇所に遮光用テープを貼り付けなくても、半
導体チップ自体で十分な遮光効果を得ることができる。
したがって、遮光用テープを使用しない分だけ、部品点
数及び組立工程数を少なくすることができる。
【0012】なお、上記実施形態では、絶縁膜13の上
面であってアクティブエリアに対応する領域に遮光用パ
ターン17をただ単に設けた場合について説明したが、
これに限定されるものではない。例えば、図3に示す他
の実施形態のように、複数(例えば2つ)の所定のバン
プ16下の下地金属層15に遮光用パターン17を引き
回し線17aを介して接続するようにしてもよい。複数
の所定のバンプ16aがグランド電位電極用あるいは電
源電極用のものである場合には、グランド系配線あるい
は電源系配線の接続信頼性を高めることができる。とこ
ろで、遮光用パターン17をグランド電位電極用のバン
プに接続した場合には、遮光用パターン17を、オーバ
ーシュートやアンダーシュート等のノイズを吸収するた
めのノイズ吸収用コンデンサ電極として使用することが
できる。この場合、絶縁膜13の下側に設けられたアル
ミニウム等からなる配線パターン(図示せず)の幅を変
更すると、ノイズ吸収効果を調整することもできる。さ
らに、遮光用パターン17を他の配線パターンとして使
用することもできる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、半導体チップのバンプ形成領域以外の領域における
絶縁膜上の所望の箇所に遮光用パターンを設けることが
できるので、半導体チップ自体で十分な遮光効果を得る
ことができる。また、請求項2記載の発明によれば、遮
光用パターンを下地金属層と同一の金属層によって形成
しているので、遮光用パターンを形成することで半導体
チップの製造工程数が増えないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態における半導体
チップの平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【図2】(A)〜(D)はそれぞれ図1に示す半導体チ
ップの製造方法の一例を説明するために示す断面図。
【図3】この発明の他の実施形態における半導体チップ
の1つのバンプを破断した状態の平面図。
【図4】従来の液晶表示装置の一例の斜視図。
【符号の説明】
11 チップ本体 12 接続パッド 13 絶縁膜 14 開口部 15 下地金属層 16 バンプ 17 遮光用パターン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 612C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ本体を覆う絶縁膜に形成された開
    口部を介して露出された接続パッド上に下地金属層を介
    してバンプが設けられた半導体チップにおいて、前記絶
    縁膜上の所定の箇所に金属層からなる遮光用パターンが
    設けられていることを特徴とする半導体チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記遮光
    用パターンは前記下地金属層と同一の金属層によって形
    成されていることを特徴とする半導体チップ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の発明において、
    前記遮光用パターンは、グランド電位電極としてのバン
    プの下に形成された下地金属層に接続され、ノイズ吸収
    用コンデンサ電極を兼ねていることを特徴とする半導体
    チップ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の発明において、
    前記遮光用パターンは、電源電極またはグランド電位電
    極としてのバンプの下に形成された下地金属層に接続さ
    れ、配線パターンを兼ねていることを特徴とする半導体
    チップ。
  5. 【請求項5】 透明基板上に液晶駆動用として請求項1
    〜4のいずれかに記載の半導体チップが直接実装されて
    いることを特徴とする液晶表示装置。
JP24401196A 1996-08-28 1996-08-28 半導体チップ及びそれを用いた液晶表示装置 Pending JPH1070126A (ja)

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JPH1070126A true JPH1070126A (ja) 1998-03-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11258620A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Hitachi Ltd 液晶表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11258620A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Hitachi Ltd 液晶表示装置

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