JPH1070041A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造方法

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JPH1070041A
JPH1070041A JP8225624A JP22562496A JPH1070041A JP H1070041 A JPH1070041 A JP H1070041A JP 8225624 A JP8225624 A JP 8225624A JP 22562496 A JP22562496 A JP 22562496A JP H1070041 A JPH1070041 A JP H1070041A
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capacitor
capacitor element
frame
transfer
solid electrolytic
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JP8225624A
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Osamu Torigoe
理 鳥越
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Nippon Chemi Con Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンデンサ素子に電解液を含浸させて化成処
理を行うに際し、これらコンデンサ素子に対する化成電
圧給電と搬送とを円滑に行うために、各コンデンサ素子
を搬送フレームに溶接する場合の位置決めを高精度に実
行し、樹脂ケースへの収納を適正かつ円滑に行う固体電
解コンデンサの製造方法を提供する。 【解決手段】 コンデンサ素子を電解液に含浸するに際
して、搬送ベルトのクリッパに保持されて順次移送され
るコンデンサ素子を1個ずつ取り出してそれぞれリード
線を所定の寸法に切断し、その後各コンデンサ素子を順
次搬送フレーム22の供給部に移送すると共に、前記搬
送フレームはその一側縁に設けた切欠部23を介して搬
送ユニットと一体的に設けられた開閉保持手段31によ
り係止保持して移送し、この搬送フレームの所定位置に
所定のピッチでリード線の一部を溶接固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小形電子機器で使
用されるプリント基板等への表面実装に適した固体電解
コンデンサの製造方法に係り、特にコンデンサ素子を樹
脂ケースに収納する際の位置決めを高精度に行うことが
でき、製品の歩留まりおよび品質の向上を容易に達成で
きる固体電解コンデンサの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今日、電子機器の小形化および携帯化が
進むに伴い、機器を構成する電子部品の高密度実装技術
が必要不可欠なものとなってきている。すなわち、高密
度実装化のため、電子部品の中でも多数使用される抵抗
器や積層セラミックコンデンサ等の小形化要求は強く、
現在ではチップ部品と呼ばれる大きさ1.6mmm×
0.8mm(1608部品)や1.0mmm×0.5m
m(1005部品)までが開発され、使用されている。
【0003】このような小形化が要求される状況の下
で、比較的大容量の特性を有する電解コンデンサも従来
のような円筒形のリード端子付きのものから、より一層
の小形化を図り、表面実装に適したリードレスの角形固
体電解コンデンサが開発され、実施化されている。
【0004】このような固体電解コンデンサの製造方法
は、プラス電極およびマイナス電極用の各金属箔にそれ
ぞれ内部端子としてのアルミ金属端子をステッチあるい
は超音波溶接等により取り付けた後、セパレータを介し
て金属箔を巻回し、電解液に含浸して焼成し、かつ化成
処理を行ってコンデンサ素子を形成し、このコンデンサ
素子を樹脂ケースに収納してエポキシ樹脂等のポッティ
ング樹脂で封口し、さらに前記樹脂ケースの封口側を前
記金属端子とポッティング樹脂とが露呈するように切断
し、前記露呈された金属端子に外部接続端子を溶接等に
より接続することにより製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た固体電解コンデンサの製造方法において、電解質とし
ての二酸化マンガンを使用する場合、通常のペーストと
比較して再化成能力が乏しく、このため含浸液である硝
酸マンガン溶液を含浸する前に、箔エッジやステッチ部
等を化成する必要がある。
【0006】そこで、従来においては、コンデンサ素子
への化成電圧給電と搬送の目的で、コンデンサ素子を搬
送フレームと称する鉄製の板に、例えば1つの搬送フレ
ームに30個のコンデンサ素子をスポット溶接して固定
している。
【0007】そして、化成、含浸、焼成されたコンデン
サ素子は、連結ケースと称するピッチの決まった複数の
樹脂ケースに、例えば1つの連結ケースに対し10個の
コンデンサ素子を対象として挿入するように設定する。
そして、前記各樹脂ケースにコンデンサ素子を挿入した
後、エポキシ樹脂により封口を行う。
【0008】この場合、連結ケースは、所定の治具によ
り位置決めされ、コンデンサ素子は搬送フレームを基準
として、前記治具に位置決めされ、挿入される。
【0009】しかるに、この時の位置決め精度が、内部
端子であるアルミ金属端子の位置精度に多大な影響を及
ぼしている。この内部端子の位置精度の向上は、この種
の固体電解コンデンサの製造における製品の歩留まりの
向上のみならず、製品の品質向上にも有効である。
【0010】そこで、本発明の目的は、コンデンサ素子
に電解液を含浸させて化成処理を行うに際し、これらコ
ンデンサ素子に対する化成電圧給電と搬送とを円滑に行
うために、各コンデンサ素子を搬送フレームに溶接する
場合の位置決めを高精度に実行し、樹脂ケースへの収納
を適正かつ円滑に行い、固体電解コンデンサの製造にお
ける製品の歩留まりおよび品質の向上を達成することが
できる固体電解コンデンサの製造方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る固体電解コンデンサの製造方法は、プ
ラス電極およびマイナス電極用の各金属箔に、それぞれ
内部端子としてのアルミ金属端子およびリード線をステ
ッチあるいは超音波溶接等により取り付けた後、セパレ
ータを介して金属箔を巻回し、電解液に含浸して焼成
し、かつ化成処理を行ってコンデンサ素子を形成し、こ
のコンデンサ素子を樹脂ケースに収納してエポキシ樹脂
等のポッティング樹脂で封口し、さらに前記樹脂ケース
の封口側を前記金属端子とポッティング樹脂とが露呈す
るように切断し、前記露呈された金属端子に外部接続端
子を接続してなる固体電解コンデンサの製造方法におい
て、前記コンデンサ素子を電解液に含浸するに際して、
搬送ベルトのクリッパに保持されて順次移送されるコン
デンサ素子を1個ずつ取り出してそれぞれリード線を所
定の寸法に切断し、その後各コンデンサ素子を順次搬送
フレームの供給部に移送すると共に、前記搬送フレーム
はその一側縁に設けた切欠部を介して搬送ユニットと一
体的に設けられた開閉保持手段により係止保持して移送
し、この搬送フレームの所定位置に所定のピッチでリー
ド線の一部を溶接固定することを特徴とする。
【0012】この場合、前記搬送フレームを保持する開
閉保持手段は、上部保持片と下部保持片とからなり、送
りねじにより移送するよう構成された搬送ユニットに取
付けた移動基板の一部に設けると共に、上部保持片およ
び下部保持片には、搬送フレームの切欠部と係止させる
ための位置決め突起とこれに対応する係止溝をそれぞけ
設けることができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る固体電解コンデンサの製
造方法の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
【0014】まず、本発明の固体電解コンデンサの製造
方法において、コンデンサ素子の形成と内部端子に対し
て外部接続端子を接続するまでの製造方法は、従来の固
体電解コンデンサの製造方法と同一である。
【0015】すなわち、プラス電極およびマイナス電極
用の各金属箔に、それぞれ内部端子としてのアルミ金属
端子をステッチあるいは超音波溶接等により取り付けた
後、セパレータを介して金属箔を巻回し、電解液に含浸
して焼成し、かつ化成処理を行ってコンデンサ素子を形
成し、このコンデンサ素子を樹脂ケースに収納してエポ
キシ樹脂等のポッティング樹脂で封口し、さらに前記樹
脂ケースの封口側を前記金属端子とポッティング樹脂と
が露呈するように切断し、前記露呈された金属端子に外
部接続端子を接続する。
【0016】しかるに、本発明においては、前記コンデ
ンサ素子の製造過程において、プラス電極およびマイナ
ス電極用の各金属箔に、それぞれ内部端子としてのアル
ミ金属端子をステッチあるいは超音波溶接等により取り
付けた後、セパレータを介して金属箔を巻回し、電解液
を含浸するに際して、前記箔エッジやステッチ部等の化
成を行う。
【0017】この場合、前記コンデンサ素子を搬送フレ
ームに溶接固定する手段として、図1に示す搬送機構を
使用する。次に、この搬送機構の概略構成とその基本的
動作について説明する。
【0018】図1において、参照符号10は、プラス電
極およびマイナス電極用の各金属箔に、それぞれ内部端
子としてのアルミ金属端子およびリード線12、12を
ステッチあるいは超音波溶接等により取り付けた後、セ
パレータを介して金属箔を巻回してなるコンデンサ素子
14を搬送するためのターンテーブルを示す。このター
ンテーブル10の外周部には、前記コンデンサ素子14
を保持して移送するためのホルダ16が、周方向に所定
間隔離間して多数載置固定されている。
【0019】しかるに、前記ターンテーブル10の外周
の一部には、前述したリード線12、12の接続された
コンデンサ素子14が、搬送ベルト18において、それ
ぞれリード線12をクリッパ20に保持した状態で所要
の製造工程より、その所定位置Aまで搬送されてくる。
そして、この所定位置Aにおいて、前記コンデンサ素子
14は、ターンテーブル10上のホルダ16に受け渡さ
れて、保持される。
【0020】次いで、前記ターンテーブル10は、所定
角度(なお、図示例では一部のホルダ16のみ示してい
る)回動し、所定位置Bにおいて、リード線12、12
をそれぞれ適正な長さにカットする。なお、図1には図
示していないが、この所定位置Bには、リード線12を
カットするための切断機が適宜設置される。また、この
リード線12、12のカットは、リード線12を、後述
する搬送フレーム22の適正位置に確実に溶接固定する
ために必要とされる。
【0021】そして、再び前記ターンテーブル10を所
定角度回動し、所定位置Cにおいて、搬送フレーム22
の適正位置に、コンデンサ素子14のリード線12を溶
接固定する。この場合、前記所定位置Cには、前記コン
デンサ素子14と対向して先端部に溶接ヘッド25を備
えた溶接ユニット24が設置される。また、この溶接ユ
ニット24の溶接ヘッド25と対応して、前記コンデン
サ素子14のリード線12を溶接固定するための搬送フ
レーム22を供給移送して、この搬送フレーム22に順
次コンデンサ素子14のリード線12を溶接固定するよ
うに構成されている。
【0022】そこで、この搬送フレーム22は、通常鉄
製の板材からなり、図1に示すように、送りねじ26に
よって移動するように構成した搬送ユニット28を設け
て、この搬送ユニット28に前記送りねじ26のねじ軸
方向の前後へそれぞれ延在する移動基板30を取付け、
この移動基板30の前後両端部に取付けた開閉保持手段
31、31により保持するように構成する。そして、こ
のように開閉保持手段31、31により保持した搬送フ
レーム22は、前記いずれかの開閉保持手段31、31
で保持しながら、所定のピッチで矢印E方向へ順次移動
させる。
【0023】この場合、前記搬送ユニット28およびこ
れと一体に取付けられている開閉保持手段31、31を
備えた移動基板30は、所要のピッチ数毎に、搬送フレ
ーム22の保持を解除して、送りねじ26に対して矢印
F方向に早戻りし、再度いずれかの開閉保持手段31で
搬送フレーム22を保持し直してから、所定のピッチで
移動させるように構成される。なお、前記開閉保持手段
31による搬送フレーム22の保持のし直しに際して
は、搬送フレーム22を一時的に溶接ユニット24の溶
接ヘッド25で保持して、その位置を固定しておくこと
ができる。
【0024】なお、前記送りねじ26は、その両端部を
軸受装置32、32により回転自在に保持されると共
に、その一端部においてカップリング34を介して駆動
手段としてのステッピングモータ36の出力軸に結合さ
れている。
【0025】このように構成される搬送フレーム22の
搬送機構は、ターンテーブル10によるコンデンサ素子
14の移動するタイミングに適合させて、前記搬送フレ
ーム22を溶接ユニット24の溶接ヘッド25へ順次所
定のピッチで移送し、コンデンサ素子14のリード線1
2の一部を、搬送フレーム22の所定位置に溶接固定す
る。
【0026】また、本実施例において、搬送フレーム2
2は、図2に示すように、コンデンサ素子14のプラス
電極側リード線12aを溶接固定するためのプラス電極
側搬送フレーム22aと、マイナス電極側リード線12
bを溶接固定するためのマイナス電極側搬送フレーム2
2bとを平行させて配置し、これらプラス電極側搬送フ
レーム22aおよびマイナス電極側搬送フレーム22b
を、それぞれ個別に保持する開閉保持手段(図1の参照
符号31)を移動基板30に設けて、同時に所定のピッ
チで移送し、それぞれ対応するプラス電極側リード線1
2aおよびマイナス電極側リード線12bの溶接固定を
行うように構成する。従って、この場合、溶接ユニット
24に設ける溶接ヘッド(図1の参照符号25)は、前
記各搬送フレーム22a、22bに対応して個別に設け
られる。この場合、前記各搬送フレーム22a、22b
を保持するための開閉保持手段の設置、並びに各搬送フ
レーム22a、22bに対応する溶接ヘッドの設置に際
しては、移動基板30および溶接ユニット24の配置構
成によって、適宜設定することができる。
【0027】しかるに、従来の搬送フレーム22′の搬
送機構においては、図4の(a)、(b)に示すよう
に、鉄製の板材からなる搬送フレーム22′と、これを
保持する搬送ユニットの開閉保持手段31′との間に
は、搬送ユニットの移動に際し、すべりが発生して位置
ずれを生じ、搬送フレームに対するコンデンサ素子の固
定位置についてのピッチ精度が低下する難点がある。
【0028】そこで、本発明においては、図2に示すよ
うに、搬送フレーム22(プラス電極側搬送フレーム2
2a)の長手方向の一側部に、先端部から所定距離p1
離間した位置に所定ピッチ幅p2 の切欠部23を1個所
ないし複数個所設ける。
【0029】このように構成した搬送フレーム22は、
図3の(a)、(b)に示すように、搬送ユニット28
の開閉保持手段31における上部保持片38aの保持面
に、前記搬送フレーム22に設けた切欠部23のピッチ
幅p2 とほぼ同寸法の位置決め突起40を設けると共
に、この位置決め突起40と対応して、前記開閉保持手
段31における下部保持片38bの保持面に係止溝42
を刻設する。
【0030】従って、前記搬送フレーム22は、その切
欠部23を、前記開閉保持手段31の上下保持片38
a、38bの保持面に設けた突起40と係止溝42との
間に位置決めして保持させることにより、搬送ユニット
28の移動に際して、位置ずれ等を発生することなく、
常に搬送フレーム22の適正位置にコンデンサ素子14
を所定のピッチで溶接固定することができる。
【0031】このようにして、搬送フレーム22に対し
高精度に位置決め固定されたコンデンサ素子14は、電
解液に含浸し、箔エッジやステッチ部等の化成を行った
後、焼成し、得られたコンデンサ素子を樹脂ケースに適
正かつ円滑に収納することができる。その後、前記樹脂
ケースをエポキシ樹脂等のポッティング樹脂で封口し、
さらに前記樹脂ケースの封口側を前記金属端子とポッテ
ィング樹脂とが露呈するように切断し、前記露呈された
金属端子に外部接続端子を接続することによって、固体
電解コンデンサを完成することができる。
【0032】以上、本発明の好適な実施例についてそれ
ぞれ説明したが、本発明は前記実施例に限定されること
なく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の
設計変更をすることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る固体
電解コンデンサの製造方法によれば、プラス電極および
マイナス電極用の各金属箔に、それぞれ内部端子として
のアルミ金属端子およびリード線をステッチあるいは超
音波溶接等により取り付けた後、セパレータを介して金
属箔を巻回し、電解液に含浸して焼成し、かつ化成処理
を行ってコンデンサ素子を形成し、このコンデンサ素子
を樹脂ケースに収納してエポキシ樹脂等のポッティング
樹脂で封口し、さらに前記樹脂ケースの封口側を前記金
属端子とポッティング樹脂とが露呈するように切断し、
前記露呈された金属端子に外部接続端子を接続してなる
固体電解コンデンサの製造方法において、前記コンデン
サ素子を電解液に含浸するに際して、搬送ベルトのクリ
ッパに保持されて順次移送されるコンデンサ素子を1個
ずつ取り出してそれぞれリード線を所定の寸法に切断
し、その後各コンデンサ素子を順次搬送フレームの供給
部に移送すると共に、前記搬送フレームはその一側縁に
設けた切欠部を介して搬送ユニットと一体的に設けられ
た開閉保持手段により係止保持して移送し、この搬送フ
レームの所定位置に所定のピッチでリード線の一部を溶
接固定する構成としたことにより、コンデンサ素子に電
解液を含浸させて化成処理を行うに際し、これらコンデ
ンサ素子に対する化成電圧給電と搬送とを円滑に行うた
めの搬送フレームへの溶接を行う場合の位置決めを高精
度に実行し、樹脂ケースへの収納を適正かつ円滑に行
い、固体電解コンデンサの製造における製品の歩留まり
および品質の向上を容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体電解コンデンサの製造方法に
おいて使用する搬送フレームに対するコンデンサ素子の
位置決めとその電極の溶接を行うための搬送機構を示す
概略構成配置図である。
【図2】図1に示す本発明の製造方法において使用する
搬送フレームの構成とコンデンサ素子の位置決め溶接状
態を示す平面図である。
【図3】図1に示す本発明の製造方法において使用する
搬送フレームの位置決めを行うための開閉保持手段の概
略を示すものであって、(a)は側面図であり、(b)
は正面図である。
【図4】図1の製造方法において使用する従来の搬送フ
レームの位置決めを行うための開閉保持手段の概略を示
すものであって、(a)は側面図であり、(b)は正面
図である。
【符号の説明】
10 ターンテーブル 12 リード線 12a プラス電極側リード線 12b マイナス電極側リード線 14 コンデンサ素子 16 ホルダ 18 搬送ベルト 20 クリッパ 22 搬送フレーム 22a プラス電極側搬送フレーム 22b マイナス電極側搬送フレーム 23 切欠部 24 溶接ユニット 25 溶接ヘッド 26 送りねじ 28 搬送ユニット 30 移動基板 31 開閉保持手段 32 軸受装置 34 カップリング 36 ステッピングモータ 38a、38b 保持片 40 位置決め突起 42 係止溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラス電極およびマイナス電極用の各金
    属箔に、それぞれ内部端子としてのアルミ金属端子およ
    びリード線をステッチあるいは超音波溶接等により取り
    付けた後、セパレータを介して金属箔を巻回し、電解液
    に含浸して焼成し、かつ化成処理を行ってコンデンサ素
    子を形成し、このコンデンサ素子を樹脂ケースに収納し
    てエポキシ樹脂等のポッティング樹脂で封口し、さらに
    前記樹脂ケースの封口側を前記金属端子とポッティング
    樹脂とが露呈するように切断し、前記露呈された金属端
    子に外部接続端子を接続してなる固体電解コンデンサの
    製造方法において、 前記コンデンサ素子を電解液に含浸するに際して、搬送
    ベルトのクリッパに保持されて順次移送されるコンデン
    サ素子を1個ずつ取り出してそれぞれリード線を所定の
    寸法に切断し、その後各コンデンサ素子を順次搬送フレ
    ームの供給部に移送すると共に、前記搬送フレームはそ
    の一側縁に設けた切欠部を介して搬送ユニットと一体的
    に設けられた開閉保持手段により係止保持して移送し、
    この搬送フレームの所定位置に所定のピッチでリード線
    の一部を溶接固定することを特徴とする固体電解コンデ
    ンサの製造方法。
  2. 【請求項2】 搬送フレームを保持する開閉保持手段
    は、上部保持片と下部保持片とからなり、送りねじによ
    り移送するよう構成された搬送ユニットに取付けた移動
    基板の一部に設けると共に、上部保持片および下部保持
    片には、搬送フレームの切欠部と係止させるための位置
    決め突起とこれに対応する係止溝をそれぞけ設けてなる
    請求項1記載の固体電解コンデンサの製造方法。
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