JPH1069949A - フレキシブル回路板用コネクタ - Google Patents
フレキシブル回路板用コネクタInfo
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- JPH1069949A JPH1069949A JP8245615A JP24561596A JPH1069949A JP H1069949 A JPH1069949 A JP H1069949A JP 8245615 A JP8245615 A JP 8245615A JP 24561596 A JP24561596 A JP 24561596A JP H1069949 A JPH1069949 A JP H1069949A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動組立接続に適したフレキシブル回路用コ
ネクタを提供すること。 【解決手段】 複数のコンタクト５０を収容する絶縁ハ
ウジング３０の一面に略矩形の開口３０ｃを形成し、該
開口の一縁側にフレキシブル回路板を位置合わせして配
置する回路板配置部３９ａ、３９ｂを設け、対向縁側に
絶縁ハウジング３０に対して回動可能なプラグ部材７０
を仮係止して配置する。回路板配置部３９ａ、３９ｂは
略平坦な回路板収容部３９ａと、その両側に位置する位
置合わせ用の係合突起３９ｂとを含む。フレキシブル回
路板Ｆが回路板配置部３９ａ、３９ｂに配置された後、
プラグ部材７０が回動されて、これによりフレキシブル
回路板Ｆが開口３０ｃ内へ押し入れられコンタクト５０
と電気的に接続される。
ネクタを提供すること。 【解決手段】 複数のコンタクト５０を収容する絶縁ハ
ウジング３０の一面に略矩形の開口３０ｃを形成し、該
開口の一縁側にフレキシブル回路板を位置合わせして配
置する回路板配置部３９ａ、３９ｂを設け、対向縁側に
絶縁ハウジング３０に対して回動可能なプラグ部材７０
を仮係止して配置する。回路板配置部３９ａ、３９ｂは
略平坦な回路板収容部３９ａと、その両側に位置する位
置合わせ用の係合突起３９ｂとを含む。フレキシブル回
路板Ｆが回路板配置部３９ａ、３９ｂに配置された後、
プラグ部材７０が回動されて、これによりフレキシブル
回路板Ｆが開口３０ｃ内へ押し入れられコンタクト５０
と電気的に接続される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブル回路板
（ＦＰＣ）を受容し、これと電気的接続されるフレキシ
ブル回路板用コネクタに関する。
（ＦＰＣ）を受容し、これと電気的接続されるフレキシ
ブル回路板用コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のフレキシブル回路板用コ
ネクタの一例が特開昭６１−１３１３８２号に開示され
る。図５にこのフレキシブル回路板用コネクタ１００を
示す。図５（ａ）に示すようにフレキシブル回路板用コ
ネクタ１００はフォ−ク型のコンタクト１５０を収容す
る絶縁ハウジング１３０及び別体のプラグ部材１１０を
有する。図５（ｂ）及び（ｃ）に断面図にして示すよう
に、フレキシブル回路板用コネクタ１００は、プラグ部
材１１０を（ｂ）に示す仮係止位置に置いてフレキシブ
ル回路板Ｆを受容し、次にプラグ部材１１０を（ｃ）に
示す本係止位置まで高さ方向に摺動させることによりフ
レキシブル回路板Ｆをプラグ部材１１０とコンタクト１
５０との間に弾性的に挟持し、フレキシブル回路板Ｆと
コンタクト１５０との電気的接続を実現する。
ネクタの一例が特開昭６１−１３１３８２号に開示され
る。図５にこのフレキシブル回路板用コネクタ１００を
示す。図５（ａ）に示すようにフレキシブル回路板用コ
ネクタ１００はフォ−ク型のコンタクト１５０を収容す
る絶縁ハウジング１３０及び別体のプラグ部材１１０を
有する。図５（ｂ）及び（ｃ）に断面図にして示すよう
に、フレキシブル回路板用コネクタ１００は、プラグ部
材１１０を（ｂ）に示す仮係止位置に置いてフレキシブ
ル回路板Ｆを受容し、次にプラグ部材１１０を（ｃ）に
示す本係止位置まで高さ方向に摺動させることによりフ
レキシブル回路板Ｆをプラグ部材１１０とコンタクト１
５０との間に弾性的に挟持し、フレキシブル回路板Ｆと
コンタクト１５０との電気的接続を実現する。
【０００３】
【発明の解決すべき課題】しかしながら、上述の公報に
開示されるフレキシブル回路板用コネクタ１００はフレ
キシブル回路板の接続を手作業で行うのには適している
が、プラグ部材１１０を直線的摺動により係止位置から
本係止位置に移動するよう構成されているため、プラグ
部材１１０を仮係止位置で安定に維持できないこと、及
びプラグ部材１１０が仮係止位置にしてフレキシブル回
路板Ｆを絶縁ハウジング１３０に受容させるのが難しい
ことからロボット等により行う自動組立接続には適して
いない。本発明の目的は自動組立接続に適した構成を具
えるフレキシブル回路板用コネクタを提供することにあ
る。
開示されるフレキシブル回路板用コネクタ１００はフレ
キシブル回路板の接続を手作業で行うのには適している
が、プラグ部材１１０を直線的摺動により係止位置から
本係止位置に移動するよう構成されているため、プラグ
部材１１０を仮係止位置で安定に維持できないこと、及
びプラグ部材１１０が仮係止位置にしてフレキシブル回
路板Ｆを絶縁ハウジング１３０に受容させるのが難しい
ことからロボット等により行う自動組立接続には適して
いない。本発明の目的は自動組立接続に適した構成を具
えるフレキシブル回路板用コネクタを提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のコンタ
クトを収容する絶縁ハウジングの一面に略矩形の開口を
形成し、該開口の一縁側にフレキシブル回路板を位置合
わせして配置する回路板配置部を設け、対向縁側に前記
絶縁ハウジングに対して回動可能なプラグ部材を仮係止
して配置し、前記プラグ部材を本係止位置へ向けて回動
させることにより前記回路板配置部に配置された前記フ
レキシブル回路板を前記絶縁ハウジングの前記開口内に
押し入れ、前記プラグ部材の前記回動半径方向に略直角
な面と前記複数のコンタクトとの間に前記フレキシブル
回路板を弾性的に挟持し、前記フレキシブル回路板を前
記複数のコンタクトと電気的に接続させることを特徴と
するフレキシブル回路板用コネクタを提供する。
クトを収容する絶縁ハウジングの一面に略矩形の開口を
形成し、該開口の一縁側にフレキシブル回路板を位置合
わせして配置する回路板配置部を設け、対向縁側に前記
絶縁ハウジングに対して回動可能なプラグ部材を仮係止
して配置し、前記プラグ部材を本係止位置へ向けて回動
させることにより前記回路板配置部に配置された前記フ
レキシブル回路板を前記絶縁ハウジングの前記開口内に
押し入れ、前記プラグ部材の前記回動半径方向に略直角
な面と前記複数のコンタクトとの間に前記フレキシブル
回路板を弾性的に挟持し、前記フレキシブル回路板を前
記複数のコンタクトと電気的に接続させることを特徴と
するフレキシブル回路板用コネクタを提供する。
【０００５】好ましくは、前記プラグ部材は前記絶縁ハ
ウジングに対して前記仮係止位置から約９０度の回動に
より前記本係止位置に至り、該本係止位置においては前
記プラグ部材は前記一面側で前記絶縁ハウジングと略同
一面となるよう配置される。
ウジングに対して前記仮係止位置から約９０度の回動に
より前記本係止位置に至り、該本係止位置においては前
記プラグ部材は前記一面側で前記絶縁ハウジングと略同
一面となるよう配置される。
【０００６】更に前記回路板配置部は略平坦な回路板収
容部と、前記フレキシブル回路板と係合する係合突起と
を含むよう構成されても良い。
容部と、前記フレキシブル回路板と係合する係合突起と
を含むよう構成されても良い。
【０００７】更に前記プラグ部材は前記仮係止位置から
前記本係止位置までの回動の間、略常時前記複数のコン
タクトと接触する突起を有するのが好ましい。
前記本係止位置までの回動の間、略常時前記複数のコン
タクトと接触する突起を有するのが好ましい。
【０００８】更に好ましくは前記絶縁ハウジングは前記
開口を頂側に向けて回路基板上に実装されるのが良い。
このとき前記プラグ部材は前記本係止位置で前記フレキ
シブル回路板を前記回路基板に平行に延出させるガイド
片を有するのが好ましい。更に前記フレキシブル回路板
を前記コンタクトとの間に狭持する前記面は吸着装置に
より吸着され前記フレキシブル回路板用コネクタを所定
の実装位置に配置するための吸着面として使用できるの
が好ましい。
開口を頂側に向けて回路基板上に実装されるのが良い。
このとき前記プラグ部材は前記本係止位置で前記フレキ
シブル回路板を前記回路基板に平行に延出させるガイド
片を有するのが好ましい。更に前記フレキシブル回路板
を前記コンタクトとの間に狭持する前記面は吸着装置に
より吸着され前記フレキシブル回路板用コネクタを所定
の実装位置に配置するための吸着面として使用できるの
が好ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の好
適実施形態となるフレキシブル回路板用コネクタについ
て詳細に説明する。
適実施形態となるフレキシブル回路板用コネクタについ
て詳細に説明する。
【００１０】図１は組立前のフレキシブル回路板用コネ
クタを示す斜視図であり、プラグ部材を仮係止位置にし
て示す図である。図２乃至図４はプラグ部材が仮係止位
置から本係止位置に至るまでの過程を示す断面図であ
る。
クタを示す斜視図であり、プラグ部材を仮係止位置にし
て示す図である。図２乃至図４はプラグ部材が仮係止位
置から本係止位置に至るまでの過程を示す断面図であ
る。
【００１１】フレキシブル回路板用コネクタ１０は複数
のコンタクト５０を収容する絶縁ハウジング３０、及び
プラグ部材７０を有する。複数のコンタクト５０は列を
成して配置され、絶縁ハウジング３０は複数のコンタク
ト５０の配置方向に細長に形成される。フレキシブル回
路板用コネクタ１０は回路基板（図示せず）上に実装さ
れるが絶縁ハウジング３０の長さ方向の両端側壁面３０
ａ、３０ｂには回路基板への固定を補強するための補強
部材８０が取り付けられる。更にプラグ部材７０は両端
側壁面３０ａ、３０ｂに軸支され、絶縁ハウジングに対
して回動可能に保持される。図１乃至図４には回動軸を
Ｐとして示す。図１によれば回動軸Ｐはプラグ部材７０
の本体７１から側方に延長された略Ｌ字形状のアーム７
２を通る位置にある。即ちアーム７２にはプラグ部材７
０を絶縁ハウジング３０に対して回動可能に取り付ける
ための軸支手段が設けられる。更に、側壁面３０ａ、３
０ｂはアーム７２と係合してプラグ部材７０を仮係止位
置に維持するための姿勢維持用突起３２が設けられる。
後述の如くアーム７２を収容する凹部３３、及び該凹部
３３に沿った位置に形成される爪３４を有する。
のコンタクト５０を収容する絶縁ハウジング３０、及び
プラグ部材７０を有する。複数のコンタクト５０は列を
成して配置され、絶縁ハウジング３０は複数のコンタク
ト５０の配置方向に細長に形成される。フレキシブル回
路板用コネクタ１０は回路基板（図示せず）上に実装さ
れるが絶縁ハウジング３０の長さ方向の両端側壁面３０
ａ、３０ｂには回路基板への固定を補強するための補強
部材８０が取り付けられる。更にプラグ部材７０は両端
側壁面３０ａ、３０ｂに軸支され、絶縁ハウジングに対
して回動可能に保持される。図１乃至図４には回動軸を
Ｐとして示す。図１によれば回動軸Ｐはプラグ部材７０
の本体７１から側方に延長された略Ｌ字形状のアーム７
２を通る位置にある。即ちアーム７２にはプラグ部材７
０を絶縁ハウジング３０に対して回動可能に取り付ける
ための軸支手段が設けられる。更に、側壁面３０ａ、３
０ｂはアーム７２と係合してプラグ部材７０を仮係止位
置に維持するための姿勢維持用突起３２が設けられる。
後述の如くアーム７２を収容する凹部３３、及び該凹部
３３に沿った位置に形成される爪３４を有する。
【００１２】図２乃至図４によればコンタクト５０は変
形フォ−ク形状の接触部５１、絶縁ハウジング３０へ固
定されるための圧入部５２、及び回路基板への接続のた
めの半田付タイン部５３を有する。接触部５１は圧入部
５２に比較的近い位置に配置されるプラグ支持アーム５
５、及び圧入部５２から離れた位置まで延びる接触アー
ム５６を有する。プラグ支持アーム５５の端５５ａは接
触アーム５６の端５６ａよりも高さ方向に高い位置に置
かれ、端５５ａの近傍には舌状部５５ｂが水平に突出す
るよう設けられ略Ｌ字形状とされる。また接触アーム５
６の端５６ａの近傍には接触用突起５６ｂが設けられ
る。接触部５１の作用については後述する。
形フォ−ク形状の接触部５１、絶縁ハウジング３０へ固
定されるための圧入部５２、及び回路基板への接続のた
めの半田付タイン部５３を有する。接触部５１は圧入部
５２に比較的近い位置に配置されるプラグ支持アーム５
５、及び圧入部５２から離れた位置まで延びる接触アー
ム５６を有する。プラグ支持アーム５５の端５５ａは接
触アーム５６の端５６ａよりも高さ方向に高い位置に置
かれ、端５５ａの近傍には舌状部５５ｂが水平に突出す
るよう設けられ略Ｌ字形状とされる。また接触アーム５
６の端５６ａの近傍には接触用突起５６ｂが設けられ
る。接触部５１の作用については後述する。
【００１３】図１乃至図４より理解されるように絶縁ハ
ウジング３０には頂側に向いて開く略矩形の開口３０ｃ
が形成される。上述した複数のコンタクト５０の接触部
５１はこの開口３０ｃ内に配置され、後述の如くプラグ
部材７０との協働作用により開口３０ｃ内に受容される
フレキシブル回路板Ｆと電気的に接続される。図２乃至
図４から理解されるようにプラグ部材７０の回動軸Ｐは
開口３０ｃのエッジ（縁）３６に寄って位置する。図１
乃至図２に示すようにプラグ部材７０が仮係止位置にあ
るときは、プラグ部材７０はこの絶縁ハウジング３０の
エッジ３６側に位置する。また開口３０ｃのエッジ３６
と対向する逆エッジ（逆縁）３７側には略平坦な回路板
収容部３９ａとその両側に位置してフレキシブル回路板
Ｆに形成された凹部９９と係合する位置合わせ用の係合
突起３９ｂとから成る回路板配置部が構成される。
ウジング３０には頂側に向いて開く略矩形の開口３０ｃ
が形成される。上述した複数のコンタクト５０の接触部
５１はこの開口３０ｃ内に配置され、後述の如くプラグ
部材７０との協働作用により開口３０ｃ内に受容される
フレキシブル回路板Ｆと電気的に接続される。図２乃至
図４から理解されるようにプラグ部材７０の回動軸Ｐは
開口３０ｃのエッジ（縁）３６に寄って位置する。図１
乃至図２に示すようにプラグ部材７０が仮係止位置にあ
るときは、プラグ部材７０はこの絶縁ハウジング３０の
エッジ３６側に位置する。また開口３０ｃのエッジ３６
と対向する逆エッジ（逆縁）３７側には略平坦な回路板
収容部３９ａとその両側に位置してフレキシブル回路板
Ｆに形成された凹部９９と係合する位置合わせ用の係合
突起３９ｂとから成る回路板配置部が構成される。
【００１４】以下にフレキシブル回路板用コネクタとフ
レキシブル回路板Ｆとの自動組立接続の工程について順
を追って説明する。
レキシブル回路板Ｆとの自動組立接続の工程について順
を追って説明する。
【００１５】組立接続の第１工程ではプラグ部材７０を
仮係止位置において、フレキシブル回路板Ｆを絶縁ハウ
ジング３０の頂面３０ｄに配置する。このときフレキシ
ブル回路板Ｆの凹部９９と絶縁ハウジング３０の一対の
突起３９ｂとが係合するのでフレキシブル回路板は所定
位置に正確に配置される。
仮係止位置において、フレキシブル回路板Ｆを絶縁ハウ
ジング３０の頂面３０ｄに配置する。このときフレキシ
ブル回路板Ｆの凹部９９と絶縁ハウジング３０の一対の
突起３９ｂとが係合するのでフレキシブル回路板は所定
位置に正確に配置される。
【００１６】図２にはフレキシブル回路板Ｆを所定位置
に配置して示すが、組立接続の第２工程ではプラグ部材
７０が図２に示す仮係止位置から図４に示す本係止位置
に向けて図３中の矢印Ｒ方向に回動される。図２に示さ
れるようにプラグ部材７０は第１面７０ａ、該第１面７
０ａと略直交する第２面７０ｂ、該第２面７０ｂと対向
位置に設けられる突起７０ｃ、該突起７０ｃに沿って位
置する第３面７０ｄ及び第１面７０ａと対向位置にある
第４面７０ｅを有する。図２に示すように仮係止位置に
おいてはプラグ部材７０は直立して置かれ第１面７０ａ
が略垂直方向に、第２面７０ｂが略水平方向に向くよう
に置かれる。第１面７０ａは図２に示す如くフレキシブ
ル回路板Ｆの端位置を決定するストッパ面として機能し
得る。更に水平方向に延びる第２面７０ｂは、フレキシ
ブル回路板用コネクタ１０を回路基板の所定位置に自動
配置するよう吸着装置に吸着されるための吸着面を構成
する。また第３面７０ｄはコンタクト５０の舌状部５５
ｂと略当接する。
に配置して示すが、組立接続の第２工程ではプラグ部材
７０が図２に示す仮係止位置から図４に示す本係止位置
に向けて図３中の矢印Ｒ方向に回動される。図２に示さ
れるようにプラグ部材７０は第１面７０ａ、該第１面７
０ａと略直交する第２面７０ｂ、該第２面７０ｂと対向
位置に設けられる突起７０ｃ、該突起７０ｃに沿って位
置する第３面７０ｄ及び第１面７０ａと対向位置にある
第４面７０ｅを有する。図２に示すように仮係止位置に
おいてはプラグ部材７０は直立して置かれ第１面７０ａ
が略垂直方向に、第２面７０ｂが略水平方向に向くよう
に置かれる。第１面７０ａは図２に示す如くフレキシブ
ル回路板Ｆの端位置を決定するストッパ面として機能し
得る。更に水平方向に延びる第２面７０ｂは、フレキシ
ブル回路板用コネクタ１０を回路基板の所定位置に自動
配置するよう吸着装置に吸着されるための吸着面を構成
する。また第３面７０ｄはコンタクト５０の舌状部５５
ｂと略当接する。
【００１７】図３にはプラグ装置７０の回動中途の状態
が示される。回動の過程で第１面７０ａ、及び第１面７
０ａと第２面７０ｂとの境界に位置する曲面７０ｆがフ
レキシブル回路板Ｆを開口３０ｃ内に押し入れる。図示
されるように回動中途の状態でもプラグ部材７０の突起
７０ｃに沿う第３面７０ｄはコンタクト５０の舌状部５
５ｂに当接する。
が示される。回動の過程で第１面７０ａ、及び第１面７
０ａと第２面７０ｂとの境界に位置する曲面７０ｆがフ
レキシブル回路板Ｆを開口３０ｃ内に押し入れる。図示
されるように回動中途の状態でもプラグ部材７０の突起
７０ｃに沿う第３面７０ｄはコンタクト５０の舌状部５
５ｂに当接する。
【００１８】図４にはプラグ部材７０を回動が完了した
本係止位置に置いて示す。仮係止位置から本係止位置に
到る過程で、プラグ部材７０は略９０°回動され、プラ
グ部材７０のアーム７２が凹部３３内に受容される。プ
ラグ部材７０が本係止位置に達すると爪３４がプラグ部
材７０に形成された、図示しない係合肩と係合し、これ
によりプラグ部材７０が本係止位置に維持される。プラ
グ部材７０が本係止位置にあるとき、フレキシブル回路
板Ｆはコンタクト５０の接触アーム５６とプラグ部材７
０の第２面７０ｂとの間に弾性的に挟持されて、接触用
突起５６ｂを介して電気的接続される。接続されたフレ
キシブル回路板Ｆはプラグ部材７０のガイド片７８によ
って案内され側方（水平方向）に延出される。コンタク
ト５０のプラグ支持アーム５５は接触用突起５６ｂと対
向する位置でプラグ部材７０の突起７０ｃと弾性的に当
接し、プラグ部材７０を支持する。プラグ部材７０の軸
支手段は若干の遊びを有するので、プラグ部材７０とフ
レキシブル回路板Ｆとはコンタクト５０の接触アーム５
６とプラグ支持アーム５５との間に弾性的に挟持され、
これによりフレキシブル回路板Ｆとコンタクト５０との
安定した電気的接続が提供される。なお、プラグ部材７
０が仮係止位置から本係止位置まで回動する過程で、プ
ラグ部材７０の突起７０ｃに沿う第３面７０ｄが舌状部
５５ｂと略常時当接する位置にある。これによりプラグ
部材７０の突起７０ｃはコンタクト５０の舌状部５５ｂ
の下側位置にスムーズにまわり込むことができ、プラグ
支持アーム５５に不要な力が加わる慮れがない。
本係止位置に置いて示す。仮係止位置から本係止位置に
到る過程で、プラグ部材７０は略９０°回動され、プラ
グ部材７０のアーム７２が凹部３３内に受容される。プ
ラグ部材７０が本係止位置に達すると爪３４がプラグ部
材７０に形成された、図示しない係合肩と係合し、これ
によりプラグ部材７０が本係止位置に維持される。プラ
グ部材７０が本係止位置にあるとき、フレキシブル回路
板Ｆはコンタクト５０の接触アーム５６とプラグ部材７
０の第２面７０ｂとの間に弾性的に挟持されて、接触用
突起５６ｂを介して電気的接続される。接続されたフレ
キシブル回路板Ｆはプラグ部材７０のガイド片７８によ
って案内され側方（水平方向）に延出される。コンタク
ト５０のプラグ支持アーム５５は接触用突起５６ｂと対
向する位置でプラグ部材７０の突起７０ｃと弾性的に当
接し、プラグ部材７０を支持する。プラグ部材７０の軸
支手段は若干の遊びを有するので、プラグ部材７０とフ
レキシブル回路板Ｆとはコンタクト５０の接触アーム５
６とプラグ支持アーム５５との間に弾性的に挟持され、
これによりフレキシブル回路板Ｆとコンタクト５０との
安定した電気的接続が提供される。なお、プラグ部材７
０が仮係止位置から本係止位置まで回動する過程で、プ
ラグ部材７０の突起７０ｃに沿う第３面７０ｄが舌状部
５５ｂと略常時当接する位置にある。これによりプラグ
部材７０の突起７０ｃはコンタクト５０の舌状部５５ｂ
の下側位置にスムーズにまわり込むことができ、プラグ
支持アーム５５に不要な力が加わる慮れがない。
【００１９】また図４から理解されるようにプラグ部材
７０が本係止位置にあるときには第４面７０ｅは絶縁ハ
ウジング３０の頂面３０ｄと略一面を成す。従って図２
乃至図４に示すプラグ部材７０の回動過程において、プ
ラグ部材７０を回動させる（図３中に回動方向を矢印Ｒ
で示す。）ために、図３中に示すＴｒの如き回動力を加
えても良いし、同図に示すＦｓの如く、直線的に摺動す
る部材による押圧力を加えても良い。後者の場合、摺動
部材の一部を頂面３０ｄの近接位置で摺動させることに
よりプラグ部材７０を本係止位置まで完全に回動させる
ことができる。
７０が本係止位置にあるときには第４面７０ｅは絶縁ハ
ウジング３０の頂面３０ｄと略一面を成す。従って図２
乃至図４に示すプラグ部材７０の回動過程において、プ
ラグ部材７０を回動させる（図３中に回動方向を矢印Ｒ
で示す。）ために、図３中に示すＴｒの如き回動力を加
えても良いし、同図に示すＦｓの如く、直線的に摺動す
る部材による押圧力を加えても良い。後者の場合、摺動
部材の一部を頂面３０ｄの近接位置で摺動させることに
よりプラグ部材７０を本係止位置まで完全に回動させる
ことができる。
【００２０】以上の如く本発明の好適実施形態となるフ
レキシブル回路板用コネクタについて説明したが、これ
は本発明を制限するものではなく、当業者により様々な
変形変更が可能である。
レキシブル回路板用コネクタについて説明したが、これ
は本発明を制限するものではなく、当業者により様々な
変形変更が可能である。
【００２１】
【発明の効果】本発明のフレキシブル回路板用コネクタ
によれば、複数のコンタクトを収容する絶縁ハウジング
の一面に略矩形の開口を形成し、該開口の一縁側にフレ
キシブル回路板を位置合わせして配置する回路板配置部
を設け、対向縁側に絶縁ハウジングに対して回動可能な
プラグ部材を係止して配置し、プラグ部材を本係止位置
へ向けて回動させることにより回路板配置部に配置され
たフレキシブル回路板を絶縁ハウジングの開口内に押し
入れるよう構成されるので、フレキシブル回路板とコネ
クタとの接続組立を自動組立装置により容易に行うこと
ができる。特にフレキシブル回路板を所定位置に配置し
て接続できるので接続の信頼性が高く、また、接続組立
までの間プラグ部材を安定的に絶縁ハウジング上に維持
できる。加えて、プラグ部材の回動によりフレキシブル
回路板との接続時に効果的なワイピング作用を行うこと
ができるので確実な電気的接続が実現される。
によれば、複数のコンタクトを収容する絶縁ハウジング
の一面に略矩形の開口を形成し、該開口の一縁側にフレ
キシブル回路板を位置合わせして配置する回路板配置部
を設け、対向縁側に絶縁ハウジングに対して回動可能な
プラグ部材を係止して配置し、プラグ部材を本係止位置
へ向けて回動させることにより回路板配置部に配置され
たフレキシブル回路板を絶縁ハウジングの開口内に押し
入れるよう構成されるので、フレキシブル回路板とコネ
クタとの接続組立を自動組立装置により容易に行うこと
ができる。特にフレキシブル回路板を所定位置に配置し
て接続できるので接続の信頼性が高く、また、接続組立
までの間プラグ部材を安定的に絶縁ハウジング上に維持
できる。加えて、プラグ部材の回動によりフレキシブル
回路板との接続時に効果的なワイピング作用を行うこと
ができるので確実な電気的接続が実現される。
【図１】 組立前のフレキシブル回路板用コネクタを
フレキシブル回路板と共に示す斜視図。
フレキシブル回路板と共に示す斜視図。
【図２】 プラグ部材を仮係止位置にして示す断面
図。
図。
【図３】 プラグ部材を回動中途の位置にして示す断
面図。
面図。
【図４】 プラグ部材を本係止位置にして示す断面
図。
図。
【図５】 従来のフレキシブル回路板用コネクタを示
す図で、（ａ）は斜視図、及び（ｂ）、（ｃ）は組立接
続作用を示す断面図。
す図で、（ａ）は斜視図、及び（ｂ）、（ｃ）は組立接
続作用を示す断面図。
１０ フレキシブル回路板用コネクタ ３０ 絶縁ハウジング ３０ｃ 開口 ３９ａ、３９ｂ 回路板配置部 ５０ コンタクト ７０ プラグ部材 Ｆ フレキシブル回路板
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のコンタクトを収容する絶縁ハウジ
ングの一面に略矩形の開口を形成し、該開口の一縁側に
フレキシブル回路板を位置合わせして配置する回路板配
置部を設け、対向縁側に前記絶縁ハウジングに対して回
動可能なプラグ部材を仮係止して配置し、前記プラグ部
材を本係止位置へ向けて回動させることにより前記回路
板配置部に配置された前記フレキシブル回路板を前記絶
縁ハウジングの前記開口内に押し入れ、前記プラグ部材
の回動半径方向に略直角な面と前記複数のコンタクトと
の間に前記フレキシブル回路板を弾性的に挟持し、前記
フレキシブル回路板を前記複数のコンタクトと電気的に
接続させることを特徴とするフレキシブル回路板用コネ
クタ。 - 【請求項２】 前記プラグ部材は前記絶縁ハウジングに
対して前記仮係止位置から約９０度の回動により前記本
係止位置に至り、該本係止位置においては前記プラグ部
材は前記一面側で前記絶縁ハウジングと略同一面となる
よう配置されることを特徴とする請求項１のフレキシブ
ル回路板用コネクタ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24561596A JP3775703B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | フレキシブル回路板用コネクタ |
| AU41548/97A AU4154897A (en) | 1996-08-28 | 1997-08-21 | Flexible circuit board connector |
| PCT/US1997/014678 WO1998009345A1 (en) | 1996-08-28 | 1997-08-21 | Flexible circuit board connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24561596A JP3775703B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | フレキシブル回路板用コネクタ |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1069949A true JPH1069949A (ja) | 1998-03-10 |
| JP3775703B2 JP3775703B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=17136342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24561596A Expired - Fee Related JP3775703B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | フレキシブル回路板用コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3775703B2 (ja) |
| AU (1) | AU4154897A (ja) |
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| US6597120B1 (en) | 1999-08-17 | 2003-07-22 | Lg Electronics Inc. | Flat-panel display with controlled sustaining electrodes |
| US6603266B1 (en) | 1999-03-01 | 2003-08-05 | Lg Electronics Inc. | Flat-panel display |
| US6825606B2 (en) | 1999-08-17 | 2004-11-30 | Lg Electronics Inc. | Flat plasma display panel with independent trigger and controlled sustaining electrodes |
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| CA3087207A1 (en) | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Hdl Therapeutics, Inc. | Methods for preserving and administering pre-beta high density lipoprotein extracted from human plasma |
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| JPH06310225A (ja) * | 1993-04-07 | 1994-11-04 | Thomas & Betts Corp <T&B> | コネクタ |
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| JP2593430Y2 (ja) * | 1993-09-09 | 1999-04-12 | エスエムケイ株式会社 | Ｆｐｃ／ｆｆｃ用コネクタ |
| JP2892945B2 (ja) * | 1994-08-05 | 1999-05-17 | ヒロセ電機株式会社 | フレキシブル基板用電気コネクタ |
| GB9507127D0 (en) * | 1995-04-06 | 1995-05-31 | Amp Holland | Flexible printed circuit board connector |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP24561596A patent/JP3775703B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-21 AU AU41548/97A patent/AU4154897A/en not_active Abandoned
- 1997-08-21 WO PCT/US1997/014678 patent/WO1998009345A1/en active Application Filing
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU4154897A (en) | 1998-03-19 |
| JP3775703B2 (ja) | 2006-05-17 |
| WO1998009345A1 (en) | 1998-03-05 |
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