JPH1069606A - 磁気データ読取装置 - Google Patents

磁気データ読取装置

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Publication number
JPH1069606A
JPH1069606A JP24410596A JP24410596A JPH1069606A JP H1069606 A JPH1069606 A JP H1069606A JP 24410596 A JP24410596 A JP 24410596A JP 24410596 A JP24410596 A JP 24410596A JP H1069606 A JPH1069606 A JP H1069606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peak value
magnetic
polarity
magnetic card
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP24410596A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ezure
俊一 江連
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP24410596A priority Critical patent/JPH1069606A/ja
Publication of JPH1069606A publication Critical patent/JPH1069606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気カードに傷等があってノイズが発生して
も、データを的確に読取れるようにする。 【解決手段】 磁気記録媒体(磁気カード)に記録され
ているデータを磁気ヘッドを介して検出した信号のピー
ク値を抽出するピーク値抽出手段と、抽出されたピーク
値がプラス側か又はマイナス側かを検出する極性検出手
段と、検出されたピーク値の極性がプラス側で連続する
とき、又はマイナス側で連続するとき、その連続する同
一極性のピーク値のうち最初のピーク値を選択する選択
手段と、抽出されたピーク値及び選択されたピーク値に
基づいて前記磁気記録媒体に記録されているデータを読
取る読取手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カード等の磁
気記録媒体に記録されているデータを読取るための磁気
データ読取装置に係り、特に、読取りエラーを低減させ
ることができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気カード等の磁気記録媒体(以
下、「磁気カード」として説明する。)に記録されてい
るデータは、磁気カードが磁気ヘッドの設けられいる搬
送機構により搬送される際、その磁気ヘッドに接触して
読取られるように構成されている。
【0003】すなわち、磁気カードが磁気ヘッドに接触
して移動すると、磁気ヘッドからは、その磁気カードに
記録されているデータに対応した出力信号が得られる。
そして、この出力信号は、増幅機能、ピーク検出機能及
び波形成形機能を有するピーク検出回路で処理されたの
ち、データの記録方式に合致した、例えば、その記録方
式がF2F方式であればF2F復調ロジック回路で処理
されて磁気カードのデータが読取られるように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の磁気データ読取装置は、磁気ヘッドで読取られた信
号のピーク値検出は、所定のしきい値を基準に行われる
ため、磁気カードに傷があるときには、磁気カードのデ
ータに起因しないピーク値が出現して読取りエラーとな
る不都合があった。
【0005】図3の読取電圧の出力波形を用いてさらに
説明すると、磁気カードが正常な場合、同図(a)に示
されるように、プラス(+)側及びマイナス(−)側に
おいてそれぞれ1個のピーク値を有し、かつ極性が交互
に変化するのに対し、磁気カードに傷等がある場合、そ
の傷等に起因するピーク値(図(b)の(イ),(ロ)
参照)が出現することがある。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、読取エラーを
少なくし、信頼性を高めることのできる磁気データ読取
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気データ
読取装置は、上記目的を達成するために、磁気カードに
記録されているデータを磁気ヘッドを介して検出した信
号のピーク値を抽出するピーク値抽出手段と、抽出され
たピーク値がプラス側か又はマイナス側かを検出する極
性検出手段と、検出されたピーク値の極性がプラス側で
連続するとき、又はマイナス側で連続するとき、その連
続する同一極性のピーク値のうち最初のピーク値を選択
する選択手段と、抽出されたピーク値及び選択されたピ
ーク値に基づいて前記磁気記録媒体に記録されているデ
ータを読取る読取手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る磁気
データ読取装置の概略構成図である。
【0009】磁気カードCは、図示しない搬送機構を介
してピンチローラRで所定圧力で押圧されながら磁気ヘ
ッドHに接して移動されると、その磁気ヘッドHから
は、磁気カードCに記録されているデータに対応した読
取電圧の出力信号が得られる。前処理回路1は、この磁
気ヘッドHからの出力信号を増幅処理したのち、ディジ
タル信号に変換してCPUからなる論理回路2に出力す
るように構成されている。
【0010】論理回路2は、本発明のピーク値抽出手
段、極性検出手段、選択手段及び読取手段の各手段を担
い、磁気カードCの傷等に起因するノイズ(図3(b)
の(イ),(ロ)参照)をソフト的に除去し、読取エラ
ーの発生を防止できるように構成されている。
【0011】次に、図2のフローチャートを用いて磁気
カードCに記録されているデータの読取制御動作につい
て説明する。今、磁気カードCが図示しない搬送機構に
より矢印方向に搬送されると、磁気ヘッドHからは、そ
の磁気カードCに記録されているデータに対応した出力
信号が出力される(ステップ100肯定。以下、ステッ
プをSとする。)。
【0012】磁気ヘッドHからの出力信号は、前処理回
路1を介して論理回路2に入力され、ここで、+側又は
−側のピーク値が論理回路2の図示しないメモリに記憶
される(S102肯定、S104)。
【0013】磁気カードCの搬送に伴って、論理回路2
では次のピーク値が検出されるが(S106肯定)、こ
のピーク値が前回のピーク値の極性と同一でないときの
み、そのピーク値がメモリに記憶される(S108否
定、S110)。
【0014】すなわち、磁気カードCが正常な場合は、
図3(a)に示されるように、今回のピーク値の極性と
次回のピーク値の極性は反転するので、上述の次回のピ
ーク値は正常なピーク値として採用される。
【0015】これに対し、今回のピーク値も次回のピー
ク値も、同じ極性内にあるときは、その次回のピーク値
は異常なピーク値であると判定できるので、この場合、
その次回のピーク値はメモリに記憶されることなく廃棄
される(S108肯定、S112)。したがって、磁気
カードCの傷等に起因するノイズは、効果的に除去され
る。
【0016】上述のピーク値取込及び極性判定は、磁気
カードCに記録されている全データに対して行われる
(S114肯定)。そして、論理回路2において、同一
極性内におけるピーク値が1個だけのときは、その正常
と判定されたピーク値、及び同一極性内に複数個のピー
ク値が存在するときは、異常と判定されたピーク値を除
いた最初のピーク値に基づいて磁気カードCに記録され
ているデータの解析が行われる(S116)。
【0017】論理回路2から得られた磁気カードCのデ
ータは、図1では省略されているが、例えば、各種の販
売処理機等の演算処理に用いられる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る磁気データ読取装置は、磁
気カードに記録されているデータを磁気ヘッドを介して
検出した信号のピーク値を抽出するピーク値抽出手段
と、抽出されたピーク値が+側か又は−側かを検出する
極性検出手段と、検出されたピーク値の極性が+側で連
続するとき、又は−側で連続するとき、その連続する同
一極性のピーク値のうち最初のピーク値を選択する選択
手段と、抽出されたピーク値及び選択されたピーク値に
基づいて前記磁気カードに記録されているデータを読取
る読取手段とからなるので、磁気カードに傷等があって
ノイズが発生しても、読取が可能となる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る磁気データ読取装
置の概略構成図である。
【図2】読取制御動作を示すフローチャートである。
【図3】磁気ヘッドの出力波形の説明図である。
【符号の説明】
1 前処理回路 2 論理回路 R ピンチローラ H 磁気ヘッド C 磁気記録媒体(磁気カード)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に記録されているデータを
    磁気ヘッドを介して検出した信号のピーク値を抽出する
    ピーク値抽出手段と、 抽出されたピーク値がプラス側か又はマイナス側かを検
    出する極性検出手段と、 検出されたピーク値の極性がプラス側で連続するとき、
    又はマイナス側で連続するとき、その連続する同一極性
    のピーク値のうち最初のピーク値を選択する選択手段
    と、 抽出されたピーク値及び選択されたピーク値に基づいて
    前記磁気記録媒体に記録されているデータを読取る読取
    手段と、 を有することを特徴とする磁気データ読取装置。
JP24410596A 1996-08-27 1996-08-27 磁気データ読取装置 Pending JPH1069606A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24410596A JPH1069606A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 磁気データ読取装置

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JP24410596A JPH1069606A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 磁気データ読取装置

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JPH1069606A true JPH1069606A (ja) 1998-03-10

Family

ID=17113835

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24410596A Pending JPH1069606A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 磁気データ読取装置

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JP (1) JPH1069606A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011192340A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Fujitsu Frontech Ltd 磁気データ読取装置および誤読検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011192340A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Fujitsu Frontech Ltd 磁気データ読取装置および誤読検出方法

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