JPH1069169A - 静電現像装置 - Google Patents

静電現像装置

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JPH1069169A
JPH1069169A JP9187206A JP18720697A JPH1069169A JP H1069169 A JPH1069169 A JP H1069169A JP 9187206 A JP9187206 A JP 9187206A JP 18720697 A JP18720697 A JP 18720697A JP H1069169 A JPH1069169 A JP H1069169A
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JP
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developer
screw
housing
mixer
toner
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JP9187206A
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English (en)
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Goethem Luc Van
リユク・バン・ゲテム
Robert Janssens
ロベール・ジヤンセンス
William Waterschoot
ウイリアム・ワテルシヨート
Echelpoel Erik Van
エリク・バン・エヘルペル
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Agfa Gevaert NV
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Agfa Gevaert NV
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二成分現像剤を効率的に撹拌する。 【解決手段】 スリーブとハウジングとの間には環状の
空間が残され、これによってスリーブの内部で混合機の
スクリューにより上方へ輸送される現像剤が環状の空間
を通って該スクリューの下端部へと戻され、次いで再び
上方へと循環できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の背景】
1.本発明の分野 本発明は静電印刷装置、特に新鮮なトナーをトナー粒子
および担体粒子を含む現像剤と混合する静電現像装置に
関する。
【0002】2.従来法の説明 静電印刷法においては、(i)誘電体に対し画像に基づ
く電荷分布を付与し、(ii)潜在的な画像を現像し、
即ち潜在的な画像の上にトナーと呼ばれる光を吸収する
粒子を選択的に沈積させることによりこれを可視的な画
像に変えることにより、潜在的な画像がつくられる。ト
ナー粒子は大部分が帯電している。次いで誘電体の上に
存在する潜在画像の上にトナー粒子を沈積させることに
より可視化された画像は基質へと移され、その上で定着
されて最終的な複写が得られる。静電印刷法の特殊な一
具体化例である電子写真法においては、誘電体は光伝導
体であり、(i)この光伝導体を均一に帯電させ、(i
i)これを画像に従って放電させて潜在画像をつくり、
(iii)潜在画像を現像し、即ち潜在画像の上にトナ
ー粒子を沈積させてこれを可視画像に変えることにより
画像がつくられる。次に光伝導体の上に存在した潜在画
像の上にトナー粒子を沈積させて可視化された画像を基
質へ移し、その上で定着して最終的な複写が得られる。
【0003】トナーによる現像を行うには二つの方法、
即ち「乾式粉末」現像法および「液体分散」現像法が知
られている。現在では乾式粉末法が最も普通に使用され
ている。乾式粉末法の詳細に関しては、IEEE Tr
ansactions onElectronic D
evices誌、ED−19巻、4号、(1972年4
月)、495〜511頁参照のこと。
【0004】乾式粉末法においては、トナー流を担体粒
子と一緒に混合ないしは振盪して摩擦電気的に帯電させ
る(トナー粒子と担体粒子とは反対の電荷を帯びる)。
担体粒子と担体粒子によって電気的に引き付けられたト
ナー粒子との混合物が現像剤である。
【0005】現像中、トナー粒子は担体粒子から放出さ
れ、誘電体に付けられた潜在画像の上に沈積する。従っ
てトナー粒子は現像剤の中で消費される。このことは、
使用されるに従って現像剤が消耗し、担体粒子との混合
物中に非常に僅かのトナー粒子しか残らなくなることを
意味する。潜在画像の現像を続けて行くためにはトナー
を加えなければならない。この新しいトナー粒子は未だ
帯電しておらず、再び装置の中で担体粒子と混合(振
盪)して摩擦電気的に帯電させなければならない。
【0006】静電印刷法においては、すべてのトナー粒
子をできるだけ均一に帯電させること、即ちトナー粒子
の電荷の分布を狭くすることが極めて重要である。トナ
ー粒子は同じように取り扱われた場合狭い電荷分布をも
つようにトナー粒子の組成を通じて注意することが必要
である。ヨーロッパ特許A0 488 741号、同A
0 488 742号参照。すべてのトナー粒子にほ
ぼ同じ電荷を与えるためには、同じ処理を行うこと、な
いしは新しいトナー粒子を消耗した現像剤と混合する際
に同じように、即ち同じ強度、同じ頻度で担体粒子と接
触させることが重要である。
【0007】複写または印刷物に課された今日の標準か
らすれば、パウダー・クラウド(powder clo
ud)現像法またはカスケード現像法のような現像技術
を使用せず、磁気ブラシ現像法を用いることが望まし
い。このような現像システムを用いるためには、担体粒
子とトナー粒子とを混合する最適のシステムをつくり、
この混合システムを磁気ブラシ・システムと組み合わせ
ることが必要である。トナー粒子を帯電させるためには
種々の混合システムが知られているが、その大部分はト
ナー粒子および担体粒子に機械的な力をかけるシステム
である。即ち米国特許第4,456,364号には、ル
ープを取り付けたネジを現像剤の容器の中で回転させる
ことによって現像剤(トナー粒子および担体粒子)を混
合する方法が推奨されている。ヨーロッパ特許A 16
1 795号においては混合用の刃を取り付けた特殊な
シャフトを現像剤の中で回転させ、米国特許第4,58
3,842号ではウォームホィールを用いて現像剤の混
合を行っている。これらの具体化例に従えば新しく加え
られたトナー粒子を所望の均一な方法で所望の帯電度ま
で帯電させることが可能ではあるが、トナー粒子および
担体粒子に機械的な力がかかり、そのため粒子が凝集
し、静電的な潜在画像を一定の許容できる品質で現像す
るには不適切な大きな粒子が生じるという問題が依然と
して残る。
【0008】
【本発明の概要】
3.本発明の目的 本発明の目的は二成分現像剤を効率的に撹拌する信頼性
があり廉価で小型且つ簡単なシステムを提供することで
ある。
【0009】本発明の他の目的は該現像剤を混合しトナ
ーと担体とを均一に分布させ、該混合物中のトナーを摩
擦電気的に帯電させるのに使用できる撹拌システムを提
供することである。
【0010】本発明の説明 本発明に従えば、磁気ローラ、二成分現像剤の供給通
路、該供給通路の中にあり該現像剤を該磁気ローラへ供
給する装置、新しいトナーを現像剤に加え現像剤のトナ
ー濃度を所望の値に保つ装置、および該現像剤を撹拌す
る装置を具備する静電現像装置において、該撹拌装置は
静止したハウジングの中に水平に対して傾けられ且つ回
転し得るように取り付けられた螺旋形の混合機のスクリ
ューを含み、該ハウジングはその底部に現像剤の入り口
を、また該入り口の高さの所に現像剤の出口を有し、該
撹拌装置は該ハウジングの中で該スクリューを取り囲む
静止した壁装置を含み、該壁装置と該ハウジングとの間
には環状の空間が残され、これによって該壁装置の内部
で該混合機のスクリューにより上方へ輸送される現像剤
は該空間を通り該スクリューの下端部へと戻された後再
び上方へと輸送されることができ、該撹拌装置はさらに
該上方へと輸送された現像剤の一部を該現像剤の出口へ
と運ぶ装置を含んでいることを特徴とする静電現像装置
が提供される。
【0011】本明細書に使用される「二成分」現像剤と
いう言葉は、担体とトナー粒子との混合物から成るが、
なお他の成分、例えば二酸化珪素または二酸化チタンの
ような流動改善剤、または他の重合体粒子を含むことが
できる混合物を表す。
【0012】激しく撹拌を行う装置はトナーと現像剤と
を極めて効率的に且つ迅速に混合することができること
が示された。5分以内で満足すべき混合の均一度が得ら
れることが見出された。
【0013】激しく撹拌を行う装置は基本的にはそれ自
身で二成分現像剤に対し所望の混合と摩擦電気的な帯電
とを行うように操作することができるが、実際にはこの
ような二つの操作は現像ステーションの他の可動部材に
よって行われる。例えば対応する供給通路の中に螺旋形
のフィード・スクリュー(feed screw)およ
びサプライ・スクリュー(supply screw)
を取り付け、現像剤を現像装置を通して循環させこれを
磁気ローラに被覆することによって行うことができる。
このことは、本発明の撹拌装置を用いると従来法の現像
装置における混合と摩擦電気的な帯電とを有利に改善し
得ることを意味する。
【0014】本発明の適切な具体化例は次の通りであ
る。
【0015】上記の壁装置はフィード・スクリューより
も長さが短く、フィード・スクリューの上端部および下
端部は該壁装置を越えて延びている。
【0016】環状の空間は360°の角度に亙って延び
ている。
【0017】現像剤の一部を撹拌装置の出口へと運ぶ装
置は、壁装置の上縁部を越えて流れる現像剤の一部を捕
捉する滑り面から成っている。この壁装置は適当に円筒
形のスリーブの形をもっていることができる。
【0018】上記の滑り面は或る角度に亙り該スリーブ
を角度的に取り囲む斜めにされたプラットフォームによ
りつくることができるが、スリーブおよびフィード・ス
クリューの両方が傾けられて取り付けられている場合、
この滑り面はまたこのようなスリーブの上縁部によって
つくることができる。
【0019】以下に添付図面を参照した具体化例により
本発明の説明を行うが、これらの具体化例は本発明を限
定するものではない。
【0020】図1に示した混合機は底部21を有する垂
直な円筒形のハウジング20、およびその開いた上端部
24の上にある梁23から成っている。このハウジング
は透明な材料、この場合はプレクシグラース(Plex
iglass)(登録商品名)からつくられている。斜
角をつけられた頂部および底部の縁26および27を有
する金属の円筒形のスリーブ25が、相対する一対のス
クリュー28および29によりハウジングの内部に同心
的に取り付けられている。螺旋形の輸送用のスクリュー
30は軸受け31および32によりハウジングの中に回
転し得るように取り付けられている。その螺旋形の刃が
上向きの輸送運動を行うような方向にスクリュー30を
駆動するために駆動装置(図示されていない)か取り付
けられている。スクリューの軸はハウジング20および
スリーブ25の軸と一致している。このスクリューの直
径は30mmであった。スクリューとスリーブとの間の
間隙は約2mmである。
【0021】スクリュー30はプラスチックスの円筒か
ら機械加工してつくられ、ステンレス鋼のシャフト34
に取り付けられている。
【0022】この混合機の中に4%のトナーを含む黒色
の現像剤400gを一点破線35に示す高さまで充填す
ることにより混合機の効率を試験した。次いでこの装置
の矢印24の位置で黄色のトナー0.5gを注入する。
500rpmで回転するスクリュー30によって矢印3
5の方向に半径方向に外側へと投げ出される現像剤は、
装置の中に流入するトナーを迅速に捕捉し、その塊と交
叉してあたかも現像剤の非常に多数のシートをもつよう
になっていることが判るであろう。このように混合され
た塊はスリーブ25とハウジング20との間の環状の空
間38を通って下方へと流れ、次いで螺旋形のスクリュ
ーに捕捉され(矢印37参照)、剪断力および圧縮力を
受けながら上方へと動く。スクリュー30とスリーブ2
5との間にある現像剤の塊の部分は、直接にはスクリュ
ーに捕捉されず、長い時間の間スリーブの内部に止ま
り、摩擦力を増加させる。この試験による純粋に視覚的
な評価によれば、5秒以内で黄色のトナーと黒色の現像
剤とが極めて良好に混合されることが判った。
【0023】上記の混合機を電子写真現像装置に組み込
んだ。次にこの装置を図2〜9を参照して説明する。
【0024】図2は装置40の等測図であり、この装置
は前側にいわゆる磁気ローラ41を有している。この磁
気ローラは、磁石装置の周りに回転し且つ該装置から僅
かに突き出して、ブラシの形でくっついている現像剤の
層を光伝導性のドラムに被覆する非強磁性体のスリーブ
から成っている。該光伝導性のドラムは該磁気ローラと
密接して回転し、その表面上に画像に従ってつくられた
現像すべき静電荷のパターンを有している。この現像シ
ステムは「磁気ブラシ現像法」として知られている。典
型的には磁気ブラシ現像システムでは、トナー粒子が摩
擦電気的に固着する磁性体の担体粒子を含む磁化し得る
現像材料を使用する。この現像材料は方向性をもった磁
束の場を通って連続的に運ばれ、現像材料のブラシをつ
くる。現像剤の粒子は常に新しい現像材料をもったブラ
シをつくるように連続的に動く。このような現像によっ
て得られるトナーの画像は、次に光伝導体のドラムから
平らな紙の受け取りシートへと移された後定着される。
これにはすべて当業界に公知の方法が用いられる。電子
写真エンジンの中に容易に且つ再現性良く適合させるた
めの装置が横方向の支持部材18および19に取り付け
られている。
【0025】図2の左側の部分はトナーのホッパー43
を有する混合装置42を示し、右側の部分は装置の回転
可能なローラを駆動するための内部で噛み合った歯車を
有する駆動機構45である。磁気ローラ41は矢印46
の方向に回転し、その表面に供給される現像剤の層の厚
さは調節可能なドクター・ナイフの刃47によって計量
される。トナーのホッパー43は模式的に表示されてい
るだけであり、実際にはトナー添加システムはこの装置
に適切に且つ取り外し得るように連結されたトナーのカ
ートリッジまたは容器、および現像装置に一定量のトナ
ーを供給する計量装置を含んでいることを了解された
い。
【0026】図3は装置の後側を示し、装置の螺旋形の
フィード・スクリュー49およびサプライ・スクリュー
50を駆動するモーター48、磁気ローラ41を駆動す
るモーター51、および混合機42の螺旋形の混合スク
リューを駆動するモーター52が取り付けられている。
他方図4は歯車機構の側面図である。図2の矢印3およ
び4参照のこと。図5は該装置の上面図である。これら
の図面は図6、7および8の種々の等測的な断面を示す
ことができる。
【0027】図9は図3の線9−9で切った水平断面図
であり、装置を通る現像剤の循環を示している。フィー
ド・スクリュー49は第1の細長い供給通路54の中で
回転し、混合機42から入って来る現像剤を装置の反対
側の端の壁へと矢印56の方向へ動かす。フィード・ス
クリューは完全に分割されているように示されている
が、実際にはこのようなスクリューは螺旋形の刃を備え
たシャフトであり、トナーが示された方向へと輸送され
るような方向へ回転することは明らかであろう。供給通
路54は細長い樋状の通路であり、その断面は半円形で
ある。供給通路54を隣接した供給通路58から分離す
る仕切り壁57はその端の近くで孔59を有し、この孔
を通って現像剤が通路54から通路58へと流れ込み、
通路58の中で供給スクリュー50が反対の方向へ現像
剤を動かす。矢印55参照。両方の供給通路54および
58は水平方向に走っており、対応するスクリュー49
および50と同じ高さに位置している。
【0028】磁気ローラ41は切断面より高い所にある
ため図9では見えないが、この図の空いた空間60と実
質的に一致する部分をもっている。磁気ローラはその長
さ全体に亙り現像剤をサプライ・スクリュー50から引
き付け、拾い上げた現像剤の層の厚さは既に述べたよう
にドクター・ナイフの刃47で計量される。
【0029】サプライ・スクリュー50は入力孔44を
通り混合機42のスクリュー63に対して切線方向へ延
び、直径が小さくなった端の部分61を有している。
【0030】現像剤を混合し、静電的に帯電させて循環
させる、対応する供給通路の中におけるフィード・スク
リューおよびサプライ・スクリューの操作は当業界に公
知であり、従ってこれ以上説明する必要はないであろ
う。さらに詳細な説明については必要に応じ静電的潜在
画像現像装置に関するヨーロッパ特許0 437 86
4号を参照されたい。
【0031】図6〜8を参照すれば混合機42の構造は
以下の通りである。
【0032】該混合機は基本的には垂直の円筒形のキャ
ビティー62から成り、このキャビティーの中で回転し
得る螺旋形の混合機のスクリュー63がモーター52を
駆動するようにそれに連結されている。斜角のつけられ
た頂部の縁66を有する円筒形のスリーブ65はハウジ
ングの壁を通る67および68のような相対するスクリ
ューによってキャビティー62の内部で同心的に且つ静
止して取り付けられている。スリーブの長さはスクリュ
ー63の長さより短く、このスクリューの上端部および
下端部はスリーブを越えて延びている。キャビティーの
底にあるテーパー付きの環70は環状の空間69からス
クリューの下端部へと滑らかに移行する部分を与えてい
る。
【0033】斜めになった壁71をもつ上端部の所に環
状の空間が備えられ、キャビティー62とスリーブ66
との両方の表面と連結された滑り面を作っている。壁7
1の最初の部分の幅はキャビティー62の直径に等し
く、底の所の幅は供給通路54の幅に等しい。この壁7
1の下端部には孔72があり、この孔を通って供給スク
リュー49の端はそのジャーナル73の所まで延びてい
る。供給スクリュー49の軸は混合機のスクリュー63
の軸と交叉している。
【0034】図7のスリーブ65の部分74はこのスリ
ーブを図7の3−3の線で切断することにより得られ
る。上記の滑り面71は図3におけるこの断面よりも完
全に下にあり、従って図7においては交叉していない。
【0035】サプライ・スクリュー50は混合装置の中
でサプライ・スクリュー49よりも遠くまで延びてい
る。実際スクリュー50は混合機のスクリュー63の下
端部に対して切線方向に延びている。図8および9参
照。
【0036】この装置に適当なトナー濃度の現像剤を充
填してこの装置を操作する際、回転する混合機のスクリ
ュー63は現像剤がスリーブ65の上縁部を越えて流れ
るようになるまで混合機42の中で現像剤を上方へと動
かす。この縁部の外半分(角度で180°)を越えて流
れ出た現像剤は環状の空間69を通り混合機の底へと下
向きに落下し、ここでスクリューに捕捉されて再び上向
きに動く。スリーブ65の上縁部の内半分(角度で18
0°)を越えて流れ出した現像剤は環状の空間に流れ込
まず、反対に滑り面71を越えて供給通路54の中を供
給スクリュー49の方へ向かう。スクリュー49は現像
剤をその反対側の端の方へ仕切り壁57の孔59の所ま
で輸送し、ここで現像剤は隣接した供給通路58へ入
る。供給通路58の中の供給スクリュー50は現像剤を
混合機42の方へ戻し、このようにして現像剤の循環が
完成する。
【0037】スクリュー50により混合機の底へ戻され
た現像剤は、環状の空間69を通って落下する現像剤と
混合し、激しく撹拌され、何回も混合機を通って循環さ
せられた後滑り面71に達し、再び供給スクリュー49
へ供給される。
【0038】供給スクリュー50は現像剤を磁気ローラ
41へ供給し、磁気ローラが上記のようにして静電的な
潜在画像を現像するにつれて現像剤のトナー濃度は低下
する。現像剤のトナー濃度を任意の公知方法によって監
視し、ホッパー43の回路中の計量システムをコントロ
ールし、適切な時に適切な量のトナーが混合機に加えら
れ、消耗した現像剤と十分に混合されるようにすること
ができる。
【0039】本発明の静電現像装置は上記に説明したよ
うな具体化例に限定されるものではない。
【0040】フィード・スクリューおよびサプライ・ス
クリューは必ずしも一平面内にある必要はなく、異なっ
た高さに位置することができる。またフィード・スクリ
ューは当業界に公知のように斜めの位置を取ることがで
きる。さらに本発明の装置は2個またはそれ以上のフィ
ード・スクリューを含んでいることができる。
【0041】フィード・スクリューおよびサプライ・ス
クリューは基本的には上記のようにシャフトの部分とそ
れに取り付けられた螺旋形の刃とから成っている。螺旋
形の刃のピッチはスクリューの長さ全体に亙って均一で
あることができるが、現像剤に対しその輸送、混合およ
び静電荷の帯電の機能を適切にコントロール出来るよう
に変えることもできる。フィード・スクリューはさらに
小さい軸方向に間隔を置いて配置された区域を含み、こ
の区域で螺旋形の刃のピッチが逆転し、局所的に前方へ
ではなく後方へ供給が行われるようにすることができ
る。この配置を用いると、現像剤は供給通路の中に局所
的に閉じ込められ、混合および/または帯電が改善され
る。またフィード・スクリューおよび/またはサプライ
・スクリューの下手端においてピッチを逆転させ、該ス
クリューの密封された軸受けに現像剤が及ぼす圧力を減
少させることもできる。
【0042】フィード・スクリューおよびサプライ・ス
クリュー、磁気ローラおよび混合機に対する駆動機構
は、3個のモーターではなく1個のモーターから成って
いるようにすることができる。
【0043】最後に螺旋形の混合機のスクリューおよび
それに対応するスリーブおよびハウジングも、正しい垂
直ではなく斜めの位置を取るようにすることができる。
この方法により、スリーブの対応する傾いた上縁部の最
も低い点の上に落下する混合された現像剤が、滑り面を
必要とせずに直接対応する供給通路の方へと流れるよう
にすることができる。
【0044】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.磁気ローラ(46)、二成分現像剤の供給通路(5
8)、チヤンバ中にあり該現像剤を該磁気ローラへ供給
する装置(50)、新しいトナーを現像剤に加え現像剤
のトナー濃度を所望の値に保つ装置(43)、および該
現像剤を撹拌する装置を具備する静電現像装置におい
て、該撹拌装置は静止したハウジング(42)の中に水
平に対して傾けられ且つ回転し得るように取り付けられ
た螺旋形の混合機のスクリュー(63)を含み、該ハウ
ジングはその底部に現像剤の入り口(44)を有し、該
入り口の高さの所に現像剤の出口(66)を有し、該撹
拌装置は該ハウジングの中で該スクリューを取り囲む静
止した壁装置を含み、該壁装置と該ハウジングとの間に
は環状の空間(69)が残され、これによって該壁装置
の内部で該混合機のスクリューにより上方へ輸送される
現像剤は該空間を通り該スクリューの下端部へと戻され
た後再び上方へと輸送されることができ、該撹拌装置は
さらに該上方へと輸送された現像剤の一部を該出口の孔
へと運ぶ装置を含んでいる静電現像装置。
【0045】2.該環状の空間(69)は360°の角
度に亙って延びている上記第1項記載の静電現像装置。
【0046】3.該壁装置は該混合機のスクリューより
も長さが短い上記第1または2項記載の静電現像装置。
【0047】4.該混合機のスクリューの下端部および
上端部は該壁装置を越えて延びている上記第3項記載の
静電現像装置。
【0048】5.該静止した壁装置は円筒形のスリーブ
(65)によってつくられている上記第1〜4項記載の
静電現像装置。
【0049】6.該上方へと輸送された現像剤の一部を
該出口の孔へと運ぶ装置は滑り面(71)から成ってい
る上記第1〜5項記載の静電現像装置。
【0050】7.該滑り面は該スリーブの周りで180
°の角度範囲をもっている上記第5および6項記載の静
電現像装置。
【0051】8.該混合機のスクリュー(63)は垂直
である上記第1〜7項記載の静電現像装置。
【0052】9.該混合機のスクリュー(63)は傾い
て走っている上記第1〜7項記載の静電現像装置。
【0053】10.該スリーブ(65)は斜角をつけら
れた上縁部(66)をもっている上記第5項記載の静電
現像装置。
【0054】11.該現像剤を該磁気ローラへ供給する
装置は、フィード・スクリュー(49)およびサプライ
・スクリュー(50)から成り、混合機のハウジングの
内部においてフィード・スクリューは半径方向へ延び、
サプライ・スクリューは混合機のスクリュー(63)に
対して切線方向へ延びている上記第1項記載の静電現像
装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を例示する垂直混合機の模式図。
【図2】本発明の静電的現像装置の一具体化例の等測
図。
【図3】図2の矢印3による後面図。
【図4】図2の矢印4による側面図。
【図5】図2の装置の上面図。
【図6】図5の線6−6による一部を取り去った等測
図。
【図7】図3の線7−7による一部を取り去った等測
図。
【図8】図4の線8−8による一部を取り去った等測
図。
【図9】図3の線3−3に沿った水平断面図。
【符号の説明】
42 ハウジング 44 入り口 46 磁気ローラ 50 供給スクリュー 58 供給通路 63 スクリュー 66 出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベール・ジヤンセンス ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ウイリアム・ワテルシヨート ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 エリク・バン・エヘルペル ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ローラ、二成分現像剤の供給通路、
    チヤンバ中にあり該現像剤を該磁気ローラへ供給する装
    置、新しいトナーを現像剤に加え現像剤のトナー濃度を
    所望の値に保つ装置、および該現像剤を撹拌する装置を
    具備する静電現像装置において、 該撹拌装置は静止したハウジングの中に水平に対して傾
    けられ且つ回転し得るように取り付けられた螺旋形の混
    合機のスクリューを含み、該ハウジングはその底部に現
    像剤の入り口を有し、該入り口の高さの所に現像剤の出
    口を有し、該撹拌装置は該ハウジングの中で該スクリュ
    ーを取り囲む静止した壁装置を含み、該壁装置と該ハウ
    ジングとの間には環状の空間が残され、これによって該
    壁装置の内部で該混合機のスクリューにより上方へ輸送
    される現像剤は該空間を通り該スクリューの下端部へと
    戻された後再び上方へと輸送されることができ、該撹拌
    装置はさらに該上方へと輸送された現像剤の一部を該出
    口の孔へと運ぶ装置を含んでいることを特徴とする静電
    現像装置。
JP9187206A 1996-07-01 1997-06-30 静電現像装置 Pending JPH1069169A (ja)

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DE96201825.5 1996-07-01
EP19960201825 EP0816935B1 (en) 1996-07-01 1996-07-01 Electrostatic latent image developing device

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JPH1069169A true JPH1069169A (ja) 1998-03-10

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JP9187206A Pending JPH1069169A (ja) 1996-07-01 1997-06-30 静電現像装置

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EP0816935A1 (en) 1998-01-07
EP0816935B1 (en) 2003-12-17
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DE69631125T2 (de) 2004-08-26

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