JPH02113273A - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JPH02113273A
JPH02113273A JP63266755A JP26675588A JPH02113273A JP H02113273 A JPH02113273 A JP H02113273A JP 63266755 A JP63266755 A JP 63266755A JP 26675588 A JP26675588 A JP 26675588A JP H02113273 A JPH02113273 A JP H02113273A
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JP
Japan
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toner
developer
sleeve
plate
supply
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Pending
Application number
JP63266755A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Murazaki
博司 村崎
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トナー補給装置、詳しくは、現像装置内のト
ナー濃度の低下した現像剤に対してトナーを補給するト
ナー補給装置に関するものである。
従来、前記トナー補給装置として、特開昭561507
69号公報で提案されているものかある。
このトナー補給装置は、トナータンクの開口部に回転可
能に配置されたトナー補給ローラと、磁石体を内蔵し、
現像剤を収容した現像槽に前記トナー補給ローラに対向
して回転駆動可能に配置されたスリーブとを備え、前記
現像槽に収容されている現像剤を現像スリーブの外周面
に磁気ブラシ状態で保持し、トナー補給ローラの外周部
に保持されたトナーを、前記磁気ブラシ状現像剤で掻き
取るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記トナー補給装置では、トナー補給ロ
ーラからスリーブに供給されたトナーはそのまま塊とな
って現像槽の現像剤に供給され、現像槽に供給されて現
像剤の中に分散される。
このため、現像剤の中でトナーが固まったまま存在する
ことがあり、トナーがキャリアと接触することなく未帯
電のまま静電潜像担体に供給されるという問題点を有し
ていた。
特に、高速の複写機、プリンタ等では、トナーの補給量
が多いため、この補給されたトナーが未帯電のまま静電
潜像担体に供給されてカブリ、斑点等を生じて画質が低
下することが多かった。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、
一実施例を示す第1〜3図を参照して説明すると、トナ
ーとキャリアとからなる現像剤を収容する現像剤撹拌室
(26)と、該現像剤撹拌室(26)に回転駆動可能に
配置され、前記現像剤を混合撹拌する現像剤撹拌手段(
27)と、前記現像剤撹拌手段(27)の上部に位置し
、前記現像剤撹拌手段(27)との対向部に同極(S+
i、S+3)を隣接した磁石体(40)と、該磁石体(
40)の周囲を回転し、前記現像剤撹拌室(26)の現
像剤を汲み上げて、これを外周面に沿って搬送する供給
スリーブ(41)と、該供給スリーブ(41)に近接し
、外周部に保持されたトナーを前記供給スリーブ(41
)との対向部に搬送するトナー供給ローラ(75)と、
で現像剤補給装置を構成したものである。
(作用) 前記トナー補給装置では、トナー供給ローラ(75)の
外周部に保持されたトナーは供給スリーブ(41)との
対向部に搬送され、該供給スリーブ(41)の外周部に
磁気ブラシ状態で保持されている現像剤に掻き取られる
供給スリーブ(41)に供給されたトナーは現像剤とと
もに搬送され、磁石体(40)の同極(S l!。
513)との対向部で磁石体(40)の磁力から解放さ
れて現像剤撹拌室(26)に落下補給される。
このとき、トナーは現像剤とともにスプレー状態で落下
するために、現像剤撹拌室(26)に落下した時点で既
に分散される。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を説明する
(構成) 第1図は、複写機、プリンタ等の画像形成装置においで
、感光体ドラム(100)の外周面に設けた感光体層(
101)に形成されている静電潜像にトナーを供給して
これをトナー像として顕像化する現像装置(1)を示し
、この現像装置(1)は、大略、現像器(2)とトナー
カートリッジ(50)とで構成されている。
現像器(2)の現像槽(3)は、側板(4)、(4X−
方は図示せず)と、底部ケーシング(5)と、上部ケー
シング(6)、(7)、(8)とで構成されており、前
部(図中右側)および後部(図中左側)にはそれぞれ開
口部(9)、(10)が形成されている。
現像槽(3)の前部開口部(9)に対向する現像部(1
1)には上下に磁石体(12)、(13)が非回転状態
に固定してあり、これら磁石体(12)、(13)には
軸方向に延設された複数の磁極が外周部に配置され、上
方の磁石体(12)ではすべての磁極(Sl、〜、S4
、N1.〜.N4)がS、N交互に配置され、後部領域
では磁極同士の間隔が密としてあり、下方の磁石体(1
3)では後部領域にのみ2つのS極(S 7+ S s
)が隣接され、その他の領域ではS、Nが交互に配置し
である。
円筒状の現像スリーブ(14)、(15)は磁石体(1
2)、(13)に外装され、それぞれ矢印(b)、(C
)方向に同一速度で回転駆動し、上方の現像スリーブ(
14)の上部外周部には上部ケーシング(7)に支持さ
れt:穂高規制板(18)の先端が所定の穂高規制ギャ
ップ(D b l)をもって対向させてあり、現像スリ
ーブ(14)、(15)は、それぞれ電源(16)、(
17)により現像バイアス(V b l )、(V b
 2)が印加されている。なお、現像スリーブ(14)
、(15)と感光体ドラム(100)との対向間隔は同
一に設定してもよいし、上方の現像スリーブ(14)の
対向間隔を下方の現像スリーブ(15)の対向間隔より
も狭くしてもよい。
ホルダ(20)は非磁性材からなり、上方の現像スリー
ブ(14)の背後に該現像スリーブ(14)と平行に配
置され、下端部(24)が下方の現像スリーブ(15)
にギャップ(Dbt)をもって対向し、上方の現像スリ
ーブ(14)と対向する部分には曲面部(21)が形成
され、背後の傾斜部(22)には、第4図に示すように
、下方に向かうに従って幅を狭くした複数のガイド溝(
23)が形成されている。
また、ホルダ(20)の曲面部(21)にはマグネット
板(25)が取り付けてあり、このマグネット板(25
)は現像スリーブ(14)の軸方向又はこれに対して斜
めに延在する磁極を現像スリーブ(14)の回転方向に
複数備えており、磁石体(12)との間には磁界が密に
形成されている。さらに、マグネット板(25)と現像
スリーブ(14)との間隔は、現像スリーブ(14)の
回転方向下流側に向かうに従って狭くしである。
現像部(11)の後方に形成された主現像剤撹拌室(2
6)にはパケットローラ(27)が矢印(d)方向に回
転駆動可能に配置されている。このパケットローラ(2
7)は、側板(4)、(4)に回転可能に支持された軸
(28)の両端側に固設した支持板(28a)、 (2
8aX一方は図示せず)の外周部に複数のパケット(2
9)を橋渡したもので、パケット(29)には一つおき
に軸方向撹拌羽根(35)が内面に複数段けである。
なお、パケット(29)は−枚の板材を略f状に屈曲し
、パケットローラ(27)の回転方向に対して前後に位
置する前板(30)、後板(32)とこれらを連結する
板本体(31)が形成され、板本体(31)の回転方向
前部には開口部(33)が形成されている。
主現像剤撹拌室(26)の後部には底部ケーシング(5
)を後方に拡幅して補助現像剤撹拌室(36)が形成し
てあり、該補助現像剤撹拌室(36)には、側板(4)
、(4)に回転可能に支持された軸(38)に羽根(3
9)を取り付けた補助現像剤撹拌羽根(37)が矢印(
e)方向に回転駆動可能に配置されている。
補助現像剤撹拌室(36)の上方に位置する開口部(1
0)には磁石体(40)が固定してあり、その周囲には
矢印Cf)方向に回転駆動可能に供給スリーブ(41)
が外装され、供給スリーブ(41)の後部外周面には底
部ケーシング(5)に取り付けた規制板(42)の先端
が所定の間隔をもって対向させである。なお、前記磁石
体(40)には、軸方向に延在する複数の磁極(S++
、〜+ S L 3、N+t、N+i)が外周部に配置
され、特に、パケットローラ(27)と対向する部分に
は同極(S Ix、S 13)が隣接しである。また、
供給スリーブ(41)はアース(43)に接地しである
トナーカートリッジ(50)のハウジング(51)は、
本体(52)と、ローラカバー(53)と、蓋(54)
と、側板(55)、(55X一方は図示せず)とで構成
され、ハウジング(51)の中には、トナー収容部(5
6)と、トナー補給部(57)と、これらを連絡する通
路(58)と、ローラ収容室(59)が形成されている
トナー収容部(56)には側板(55)、(55)に回
転可能に支持された軸(61)に羽根(62)を取り付
けた撹拌羽根(60)が矢印(g)方向に回転可能に配
置され、該撹拌羽根(60)の先端部(63)は回転方
向〔矢印(g)方向〕に向かって鋭角に形成され、そこ
には外方に向かってマイラシート(64)が取り付けで
ある。
撹拌羽根(60)の上部にはトナーエンプティ検出板(
65)が設けである。このトナーエンプティ検出板(6
5)は、側板(55)、(55)にそれぞれ回転可能に
支持された2つの軸(66)、(66X −方は図示せ
ず)に支持板(67)、(67)を取り付け、これらを
先端連結材(69)で連結したもので、撹拌羽根(60
)の回転に基づいてその先端部(63)が押上板(68
)と係合して所定の位置(実線で示す位置)まで持ち上
げられ、そして撹拌羽根先端部(63)と押上板(68
)との保合が外れると、トナー収容室(56)に収容さ
れているトナーの表層面に落下するようになっている。
通路(58)の入口上縁にはゲート板(70)が取り付
けてあり、該ゲート板(70)は下方に延設され、他端
側は通路(58)の出口下縁に圧接され、自由端がトナ
ー補給部(57)に突出しである。
トナー補給部(57)には、側板(55)、(55)に
回転可能に支持された軸(72)に羽根(73)を取り
付けた補給羽根(71)が矢印(i)方向に回転可能に
配置され、補給羽根(7りの回転に基づいて羽根(73
)の先端が前記ゲート板(70)の先端と周期的に係合
するようにしである。
ローラ収容室(59)には、支軸(図示せず)の両端を
側板(55)、(55)に回転可能に支持された供給ロ
ーラ(75)が矢印(j)方向に回転駆動可能に配置さ
れている。この供給ローラ(75)は、外周部に複数の
凸部が周方向に形成され、凹部の深さはlO〜loOp
mとしである。なお、凸部表面には硬質メツキ、テフロ
ンコートを施して耐摩耗性を図るようにしてもよい。
また、供給ローラ(75)には交流電源(80)と直流
電源(81)が直列接続され、供給バイアス(VS)が
印加されている。前記交流電源(80)の出力波形は正
弦波に限られるものでなく、周期的に電流、電圧が変化
するものであれば、パルス波、三角波、のこぎり波、複
雑な歪波であってもよい。
さらに、供給ローラ(75)の外周部には、トナー補給
部(57)を構成する本体(52)の端部に取り付けI
;こぼれ防止板(76)と、ローラカバー(53)に支
持された規制板(77)の先端が、供給ローラ(75)
の外周面にそれぞれ接触させである。
規制板(77)は、ロー2カバー(53)に取り付けた
マグネット板(78)と規制板(77)に取り付けたマ
グネット板(79)の磁気吸引力により保持されている
とともに、マグネット板(78)、(79)にはそれぞ
れ供給ローラ(75)の軸方向に延在する磁極が供給ロ
ーラ(75)に向かう方向に複数形成され、マグネット
板(78)と(79)の磁極間に形成される反発力及び
吸引力に基づいて、供給ローラ(75)への圧接力が適
正に調整されている。
摩の構成からなるトナーカートリッジ(50)は現像#
(2)の後部に着脱自在としてあり、現像器(2)に装
着した状態で、供給ローラ(75)が供給スリーブ(4
1)に微小ギャップをもって対向させられる。
(動作) 次に、現像装置(1)の動作について説明する。
現像器(2)の中にはトナーとキャリアとからなる現像
剤が所定の割合で収容されており、該現像剤はパケット
ローラ(27)の回転に基づいて混合撹拌され、トナー
とキャリアは摩擦接触により相互j二進極性に帯電され
る。また、現像剤は、パケットローラ(27)の軸方向
撹拌羽根(35)で軸方向にも撹拌される。
前記現像剤は、パケットローラ(27)の回転に基づい
てパケット(29)の板本体(31)と後板(32)と
で形成された隅角部(34)に掬われ、供給領域(R)
で下現像スリーブ(15)の外周部に供給される。なお
、パケット(29)に掬われる現像剤は、各パケット(
29)で囲まれI;領域から板本体(31)の開口部(
33)を通り隅角部(34)に到達したもので、底部ケ
ーシング(5)の内面近傍に位置する現像剤が隅角部(
34)に掬われることはない 供給領域(R)に供給された現像剤は、磁石体(13)
の磁力(S7.N@)により現像スリーブ(15)の外
周部に保持され、現像スリーブ(15)の回転に基づい
て矢印(C)方向に搬送され、ホルダ(20)の下端部
(24)で搬送量が規制される。
ホルダ(20)の下端部を通過した現像剤は上方の現像
スリーブ(14)との対向部(Q)に搬送される。ここ
で、対向部(Q)では上下方向にN4極とS、極、S4
極とN、極が対向し、斜め方向には同極のS、極・とS
、極5N、極とN、極が対向し、そこには反発磁界が形
成されている。
したがって、現像スリーブ(15)上を矢印(c)方向
に搬送されてきた現像剤は対向部(Q)への進入が阻止
されるとともに、磁極(S、)と(N4)との対向部で
、磁極(S、)に保持されている現像剤が磁極(N、)
にスムーズに受は渡される。なお、受取領域の磁極(N
、)の磁力を受渡領域の磁極(S、)よりも強く(約2
00ガウス以上)することにより、現像剤の受は渡しを
より円滑に行うことが可能である。
現像スリーブ(14)に供給された現像剤は磁石体(1
2)の磁力に保持され、現像スリーブ(14)の回転に
基づいて矢印(b)方向に搬送され、マグネット板(2
5)との対向部を通過する。
ここで、磁石体(12)とマグネット板(25)の磁極
との間には、第5図に示すように、磁界が密に形成され
ているI:め、磁気ブラシ状態の現像剤は現像スリーブ
(14)とマグネット板(25)との間を剪断破壊され
ながら搬送される。したがって、トナーとキャリアの摩
擦接触が高まり、両者に十分な帯電力が付与される。ま
た、本実施例では、マグネット板(25)と現像スリー
ブ(14)との間隔は、現像スリーブ(14)の回転方
向に向かって次第に狭くしであるため、下流側に向かう
に従って剪断力が強くなり、トナー及びキャリアを帯電
させる力も次第に大きくなる。
マグネット板(25)との対向部を通過した現像剤は穂
高規制板(18)に規制され、該穂高規制板(18)と
現像スリーブ(14)との穂高規制ギャップ(Db+)
を通過した現像剤だけが穂高規制板(18)の下流側に
搬送される。
穂高規制板(18)で規制された現像剤は、ホルダ背面
の傾斜面(22)、特にガイド溝(23)に沿って集束
しながら主現像剤撹拌室(26)に落下する(第4図参
照)。ここで、磁石体(12)で形成される磁力線はマ
グネット板(25)に集束し、マグネット板(25)の
背面には磁界は存在しないことと、ホルダ(20)は非
磁性材で形成されていることにより、該ホルダ(20)
の背面まで磁石体(12)の磁力が及ばず、穂高規制板
(18)で規制された現像剤は、その手前で滞留するこ
となく素早く主現像剤撹拌室(26)に落下され、現像
剤に加わるストレスが緩和される。
規制板(18)との対向部を通過しI;現像剤は現像ス
リーブ(14)の回転に基づいて引き続き矢印(b)方
向に搬送され、現像スリーブ(14)と感光体ドラム(
100)との対向部(以下、「現像領域」という)(P
I)で、感光体ドラム(100)の表面に形成されてい
る静電潜像と接触し、該静電潜像の表面電位と現像バイ
アス電圧(V b l)との電位差に基づいて、前記静
電潜像に静電的にトナーが供給される。
現像領域(Pυを通過した現像剤は現像スリーブ(15
)との対向部に搬送され、ここで現像スリーブ(15)
に受は渡される。ここでの現像剤の受は渡しは、前述し
た下方の現像スリーブ(15)から上方の現像スリーブ
(14)への現像剤の受は渡しと同様に、対向部(Q)
に形成されている反発磁界により、対向部(Q)への侵
入が阻止され、磁極(S、)から磁極(N、)へと円滑
に行われる。
現像スリーブ(15)に供給された現像剤は、現像スリ
ーブ(15)の回転に基づいて矢印(c)方向に搬送さ
れ、現像領域(P2)で、前記現像領域(Pl)で現像
された静電潜像の上にさらにトナーが供給される。また
、現像領域(P l)でトナーの供給が不十分であった
静電潜像も十分な濃度で可視像化される。
現像領域(Pl)及び(P2)を通過してトナー濃度の
減少した現像剤は現像スリーブ(15)の回転に基づい
て矢印(c)方向に引き続き搬送され、磁極(S8)と
(S7)との中間領域で、そこに形成されている無極部
により磁力の拘束力から解放されて現像スリーブ(15
)の表面から離脱する。
現像スリーブ(15)の表面から落下した現像剤は、パ
ケットローラ(27)の回転に基づく現像剤の搬送作用
によりパケット(29)の回転軌跡内に取り込まれ、主
現像剤撹拌室(26)の後方に搬送される。
ここで、パケット(29)の前板(30)は、パケット
ローラ(27)の軸(28)の中心を通る線に対して斜
めに配置され、しかも、前端が後端よりも軸(28)寄
りに位置しているため、パケット(29)の軌跡内に取
り込まれた現像剤は、パケット(29)の内側に入るこ
となく、底部ケーシング(5)に沿って搬送される。
したがって、パケット(29)の内側で適正なトナー濃
度状態で混合されている現像剤に、トナー濃度の低下し
た現像剤が混入されることはない。
また、板本体(31)と後板(32)との隅角部(34
)にも現像スリーブ(15)から落下した現像剤が捕獲
されることになるが、隅角部(34)に捕獲された現像
剤はバケッ1−(29)の内側から開口部(33)を介
してパケット(29)の外側に流出してくる現像剤に押
し出され、トナー濃度の低下した現像剤がそのまま現像
に供されることはない。
パケット(29)の前板(30)により底部ケーシング
(5)に沿って搬送される現像剤は、補助現像剤撹拌室
(36)に搬送され、ここで補助現像剤撹拌羽根(37
)の回転により混合される。
そして、補助現像剤撹拌室(36)内で混合されている
現像剤は、その上方に位置する磁石体(40)の磁気吸
引力に基づいて供給スリーブ(41)の外周部に保持さ
れ、供給スリーブ(41)の回転に基づいて規制板(4
2)で規制されながら矢印(f)方向に搬送され、トナ
ー供給ローラ(75)との対向部〔以下、「補給領域」
という〕(T)で、不足分のトナーが補給される。なお
、補給領域(T)におけるトナーの補給動作は後に詳細
に説明する。
補給領域(T)で新たにトナーの補給を受けた現像剤は
矢印(f)方向に搬送され、磁極(S+z)と(S13
)との間の領域(U)で磁石体(40)の磁力から解放
され、主現像剤撹拌室(26)にスプレー状に分散され
ながら落下補給される。このとき、新たに補給される未
帯電トナーを含む現像剤の一部が、パケット(29)の
隅角部(34)に保持されている適正濃度の現像剤の上
に降りかかることになるが、これら未帯電トナーを含む
現像剤はパケット(29)がホルダ(20)との対向部
を通過する際に該ホルダ(20)に掻き落とされ、その
まま現像スリーブ(15)に供給されることはほとんど
ない。
トナーカートリッジ(50)からのトナーの補給は次の
ようにして行われる。
トナー補給部(57)内のトナーは補給羽根(71)の
回転に基づいて供給ローラ(75)に向かって搬送され
、供給ローラ(75)の外周凹部にはその近傍に位置す
るトナーが保持されて矢印(j)方向に搬送され、規制
ブレード(77)の先端で余分なものが供給ローラ(7
5)の表面から掻き取られる。
供給ローラ(75)の表面に保持されて規制ブレード(
77)の対向部を通過したトナーは矢印(」)方向に沿
って補給領域(T)に搬送される。
補給領域(T)には、補助現像剤撹拌室(36)の現像
剤が磁気ブラシ状態で供給スリーブ(41)上を搬送さ
れており、該磁気ブラシ状現像剤の掻取作用と、供給ロ
ーラ(75)と供給スリーブ(41)との電位差〔−バ
イアス(Vs))に基づいて、供給ローラ(75)から
供給スリーブ(41)にトナーが供給される。
ただし、供給ローラ(75)から供給ローラ(41)に
トナーが供給されるのは、補助現像剤撹拌室(36)内
のトナー濃度が所定の基準トナー濃度以下のときだけで
、補助現像剤撹拌室(36)から搬送される現像剤のト
ナー濃度が基準トナー濃度以上のときは逆に過剰なトナ
ーが供給ローラ(75)に回収される。すなわち、補給
領域(T)では現像器(2)内のトナー濃度を適性に維
持するためにトナー濃度制御が行われる。
また、トナー補給部(57)では、補給羽根(71)の
回転により羽根(73)がゲート板(70)の先端と周
期的に係合してゲート板(70)を点線状態から実線状
態に湾曲し、ゲート板(70)により仕切られた通路(
58)の楔状空間部(58a)からトナー補給部(57
)にトナーが補充される。ただし、トナー補給部(57
)にトナーが充満している場合、ゲート板(70)は殆
ど振動しなくなり、トナー補給が停止する。
一方、トナー収容部(56)内のトナーは撹拌羽根(6
0)の回転に基づいて撹拌され、トナーの架橋現象、ブ
ロッキングが防止される。また、トナーは、羽根(62
)及び先端のマイラシート(64)の回転に基づいて矢
印(g)方向に搬送され、通路(58)に供給される。
ここで、羽根(62)の先端部(63)は回転方向に向
かって鋭角的に形成されているI;め、たとえ羽根(6
2)がトナーの中に埋もれた状態、又は羽根(62)が
トナーの表面から出た状態から回転が開始されても、先
端部(63)でトナーを容易に粉砕しながら動作する。
また、トナーが長期間未撹拌のまま放置されて締まった
状態になっていても、容易に粉砕される。
まt;、エンプティ検出板(65)は、押上板(68)
が撹拌羽根(60)の回転に基づいてその先端部(63
)と周期的に係合し、実線位置まで矢印(h)方向に回
転しながら持ち上げられ、そこで押上板(68)と撹拌
羽根先端部(63)との保合が外れると矢印(h′)方
向に回転して堆積したトナー表層部に落下する。
このとき、エンプティ検出板(65)の回転量、すなわ
ち落下量はトナー収容部(56)に収容されているトナ
ー量によって異なり、トナー収容量が多くトナーレベル
が高ければ落下量は小さく、逆にトナーの残量が少なく
なると落下量は大きくなり、トナー収容部(56)のト
ナー残量が少なくなると、エンプティ検出板(65)の
先端部は通路(58)の楔状空間部(58a)に進退す
るようになる。
ここで、トナー収容部(56)内のトナーは撹拌羽根(
60)の先端に設けたマイラーシート(64)により底
部に位置するものまで浚われて楔状空間部(58a)に
供給されるため、楔状空間部(58a)は安定的にトナ
ーが蓄えられているところで、そこでのトナーレベルが
下がるのは、トナー収容部(56)内のトナーがほとん
ど消費された状態のときである。
したがって、楔状空間部(58a)に進退するトナーエ
ンプティ検出板(65)の先端レベルがある一定のレベ
ル以下に下がるようになると、その状態を図示しない検
知手段で検知して、トナーカートリッジ(50)にトナ
ーを補給すべき状態を報知する。
なお、前述した実施例においては、マグネット板(25
)と現像スリーブ(14)との間隔が現像スリーブ(1
4)の回転方向下流側に向かうに従って狭くしであるが
、この間隔は一定であってもよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明に係るトナー補給
装置では、補給されたトナーは現像剤とともにスプレー
状態で現像剤撹拌室に供給される。
したがって、現像剤撹拌室に供給されたトナーは、個々
の粒子がキャリアと素早く接触し、トナーとキャリアは
良好に接触して摩擦帯電する。
その結果、カブリ、トナーの斑点等の無い、良質な画像
を得ることができる。
特に、高速の画像形成装置に適用すれば、現像スリーブ
の高速回転による現像剤の飛び敵りを防止して機内汚染
等を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る現像装置の断面図、第2図は供給
スリーブ回りの磁力線分布図、第3図は現像装置の要部
断面図、第4因は現像装置の要部斜視図、第5図は現像
スリーブ回りの磁力分布図である。 l・・・現像装置、2・・・現像器、26・・・現像剤
撹拌室、27・・・パケットローラ、40・・・融体、
41・・・供給スリーブ、75・・・供給ローラ。 第 2 図 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社 第3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トナーとキャリアとからなる現像剤を収容する現
    像剤撹拌室と、該現像剤撹拌室に回転駆動可能に配置さ
    れ、前記現像剤を混合撹拌する現像剤撹拌手段と、前記
    現像剤撹拌手段の上部に位置し、前記現像剤撹拌手段と
    の対向部に同極を隣接した磁石体と、該磁石体の周囲を
    回転し、前記現像剤撹拌室の現像剤を汲み上げて、これ
    を外周面に沿って搬送するスリーブと、該スリーブに近
    接し、外周部に保持されたトナーを前記スリーブとの対
    向部に搬送するトナー供給ローラと、からなることを特
    徴とするトナー補給装置。
JP63266755A 1988-10-21 1988-10-21 トナー補給装置 Pending JPH02113273A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212778A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2013083816A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212778A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
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