JPH02153379A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH02153379A
JPH02153379A JP26654588A JP26654588A JPH02153379A JP H02153379 A JPH02153379 A JP H02153379A JP 26654588 A JP26654588 A JP 26654588A JP 26654588 A JP26654588 A JP 26654588A JP H02153379 A JPH02153379 A JP H02153379A
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JP
Japan
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developer
toner
developing
sleeve
developing sleeve
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JP26654588A
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Inventor
Hiroshi Murazaki
博司 村崎
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の現像スリーブを備えた現像装置に関す
るものである。
(従来の技術及びその課題) 従来、前記現像装置として、特公昭53−26969号
、特公昭54−2104号、実公昭53−53472号
、及び実公昭53−54248号公報に提案されている
ものがある。
これらの現像装置は、磁石体を内蔵した複数の現像スリ
ーブを静電潜像担体の外周面に沿って配置し、静電潜像
担体の移動方向に対して最も上流側又は下流側に位置す
る現像スリーブの外周部に供給された現像剤を順次隣接
する現像スリーブに渡していき、各現像スリーブが静電
潜像担体と対向する領域で静電潜像にトナーを供給する
もので、隣接する現像スリーブ間の現像剤の受は渡しは
、夫々の現像スリーブに内蔵されている磁石体の磁力の
影響範囲で行われる。
ところが、前記現像装置では、−の現像スリーブから隣
接する現像スリーブに現像剤が受は渡される際に、受は
渡される側の現像スリーブ上で、現像剤が現像スリーブ
の軸方向外側に広がる。これは、磁石体の端部では、磁
石体の端面に向かう磁界が形成され、この磁界に沿って
現像剤が保持されるからである。
また、静電潜像担体上で静電潜像が形成される画像形成
領域幅は、当該領域に対する現像剤の接触を確実にする
ために、現像スリーブに内蔵されている磁石体の軸方向
幅より狭く設定されている。
したがって、画像形成領域幅の外側でかつ磁石体の外側
に広がった現像剤は、現像に供されることも、隣接する
現像スリーブに供給されることもなく保持され、これが
蓄積されると、現像スリーブの回転に基づく遠心力や磁
石体の拘束力から離れて機外に落下し、画像形成装置の
内部汚染や、転写材に付着して画質不良を招来するとい
う問題点を有しており、あるいはまた、前記現像装置で
は、現像剤が現像スリーブ間を受は渡される際に、スリ
ーブ間で乱され、それによって、現像剤中よりトナーが
遊離、飛散し、この飛散したトナーが現像スリーブに印
加された現像バイアスによって現像スリーブ表面に付着
する現象が生じる。この現象は現像スリーブ両サイド表
面で顕著で、これが蓄積して行くと、現像スリーブの回
転に基づく遠心力によりトナーが現像スリーブ表面から
離脱し、画像形成装置の内部汚染や、転写材に付着して
画質不良を生じる恐れがある。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、
一実施例を示す第1図を参照して本発明の詳細な説明す
ると、磁石体(12)、(13)を内蔵した現像スリー
ブ(14)、(15)を静電潜像担体(100)に対向
して複数設け、これら現像スリーブ(12)、(13)
を囲む現像剤の流れを形成する現像装置(1)において
、前記現像スリーブ(14)、(+5)の両端側外周部
に保持されている現像剤を回収する回収手段(20,2
1,22)を設けたものである。
(作用) 前記構成を備えた現像装置(1)では、まず現像スリー
ブ(14)に保持された現像剤が隣接する現像スリーブ
(15)に供給され、さらにこの現像スリーブ(15)
から現像スリーブ(14)に受は渡され、現像スリーブ
(14)、(15)を囲む現像剤の流れが形成される。
また、現像スリーブ(14)、(15)の両端部に保持
された現像剤は、回収手段(21,22)で掻き取られ
る。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を説明する
(構成) 第1図は、複写機、プリンタ等の画像形成装置において
、感光体ドラム(100)の外周面に設けた感光体層(
lot)に形成されている静電潜像にトナーを供給して
これをトナー像として顕像化する現像器[(1)を示し
、この現像装置(1)は、大略、現像器(2)とトナー
カートリッジ(50)とで構成されている。
現像器(2)の現像槽(3)は、側板(4)、(4X−
方は図示せず)と、底部ケーシング(5)と、上部ケー
シング(6)、(7)、(8)とで構成されており、前
部(図中右側)および後部(図中左側)にはそれぞれ開
口部(9)、(I O)が形成されている。
現像槽(3)の前部開口部(9)に対向する現像部(1
1)には上下に磁石体(12)、(13)が非回転状態
に設けてあり、これら磁石体(12)、(13)には軸
方向に延設された複数の磁極が外周部に配置され、上方
の磁石体(12)ではすべての磁極(S〜、SいNo、
〜、N、)がS、N交互に配置され、後部領域では磁極
同士の間隔が密としてあり、下方の磁石体(13)では
後部領域にのみ2つのS極(S7.Sa)が隣接され、
その他の領域ではS、Nか交互に配置しである。
円筒状の現像スリーブ(14)、(15)は磁石体(1
2)、(13)に外装され、それぞれ矢印(b)、(c
)方向に同一速度で回転駆動するようにしてあり、上方
の現像スリーブ(14)の上部外周部には上部ケーシン
グ(7)に支持された穂高規制板(18)の先端が所定
の穂高規制ギャップ(D b +)をもって対向し、現
像スリーブ(14)、(15)は、それぞれ電源(16
)、(17)により現像バイアス(Vbl)(Vb2)
が印加されている。なお、現像スリーブ(14)、(]
 S5と感光体ドラム(100)との対向間隔は同一に
設定してもよいし、上方の現像スリーブ(14)の対向
間隔を下方の現像スリーブ(15)の対向間隔よりも狭
くしてもよい。
ところで、現像スリーブ(14)、 (15)は、それ
を支持する軸の両端部に設けたギャップ調整部材(図示
せず)を感光体ドラム(100)に当接して現像ギャッ
プ(D s +)、(D s z)が設定される(第2
図参照)。
そして、上方の磁石体(12)及び現像スリーブ(14
)は現像器(2)に対する取付位置が不変としであるが
、下方の磁石体(13)と現像スリーブ(15)は、こ
れらの支軸を介して一体的に前後に移動可能で、しかも
図示しない付勢手段で常時前方に付勢されており、前記
付勢手段でギャップ調整部材を感光体ドラム(100)
に圧接して現像ギャップ(DS2)が一定に保持される
。これは、現像装置(1)の製作上、側板(4)、(4
)や現像スリーブ(14)、(15)等の歪みにより、
現像スリーブ(14)と(15)を狂いなく平行に固定
するのは困難であることから、下方の現像スリーブ(1
5)、磁石体(13)については自由度を持I;せ、こ
れに前記歪みを吸収することにより、上下の現像ギャッ
プ(D s 、)、 (D S 2)を一定に保持する
ためである。
スリーブカバー(20)、(20X一方は図示せず)は
、第2図に示すように、側板(4)、(4)の内側に固
定してあり、スリーブカバー(20)と上方の現像スリ
ーブ(■4)との間にはスリーブカバー(20)に取り
付けたシール部材(21)が介在しである。また、スリ
ーブカバー(20)の後部にはマイラーシート等の可撓
性部材からなるスクレー、<(22)が取り付けてあり
、スクレーパ(22)の先端が下方の現像スリーブ(1
5)の外周面に圧接さゼである。
現像部(11)の後方に形成された主現像剤撹拌室(2
6)にはパケットローラ(27)が矢印(d)方向に回
転駆動可能に配置されている。このパケットローラ(2
7)は、側板(4)、(4)に回転可能に支持された軸
(28)の両端側に固設した支持板(28a)、 (2
8aX一方は図示せず)の外周部に複数のパケット(2
9)を橋渡したもので、パケット(29)には一つおき
に軸方向撹拌羽根(35)が内面に複数段けである。
なお、パケット(29)は−枚の板材を略工状に屈曲し
、パケットローラ(27)の回転方向に対して前後に位
置する前板(30)、後板(32)とこれらを連結する
板本体(31)が形成され、板本体(31)の回転方向
前部には開口部(33)が形成されている。
主現像剤撹拌室(26)の後部には底部ケーシング(5
)を後方に拡幅して補助現像剤撹拌室(36)が形成し
てあり、該補助現像剤撹拌室(36)には、側板(4)
、(4)に回転可能に支持された軸(38)に羽根(3
9)を取り付けた補助現像剤撹拌羽根(37)が矢印(
e)方向に回転駆動可能に配置されている。
補助現像剤撹拌室(36)の上方に位置する開口部(l
O)には磁石体(40)が固定してあり、その周囲には
矢印(f)方向に回転駆動可能に供給スリーブ(41)
が外装され、供給スリーブ(41)の後部外周面には底
部ケーシング(5)に取り付けた規制板(42)の先端
が所定の間隔をもって対向させである。なお、前記磁石
体(40)には、軸方向に延在する複数の磁極(S、+
、〜+ S l 3、Nll、N12)が外周部に配置
され、パケットローラ(27)と対向する部分には同極
(512,S□3)が隣接しである。
また、供給スリーブ(41)はアース(43)に接地し
である。
トナーカートリッジ(50)のハウジング(51)は、
本体(52)と、ローラカバー(53)と、蓋(54)
と、側板(55)、(55X一方は図示せず)とで構成
され、ハウジング(51)の中には、トナー収容部(5
6)と、トナー補給部(57)と、これらを連絡する通
路(58)と、ローラ収容室(59)が形成されている
トナー収容部(56)には側板(55)、(55)に回
転可能に支持された軸(61)に羽根(62)を取り付
けた撹拌羽根(60)が矢印(g)方向に回転可能に配
置され、該撹拌羽根(60)の先端部(63)は回転方
向〔矢印(g)方向〕に向かって鋭角に形成され、そこ
には外方に向かってマイラシート(64)が取り付けで
ある。
撹拌羽根(60)の上部にはトナーエンプティ検出板(
65)が設けである。このトナーエンプティ検出板(6
5)は、側板(55)、(55)にそれぞれ回転可能に
支持された2つの軸(66)、(66X −方は図示せ
ず)に支持板(67)、(67)を取り付け、これらを
先端連結材(69)で連結したもので、撹拌羽根(60
)の回転に基づいてその先端部(63)が押上板(68
)と係合して所定の位置(実線で示す位置)まで持ち上
げられ、そして撹拌羽根先端部(63)と押上板(68
)との保合が外れると、トナー収容室(56)に収容さ
れているトナーの表層面に落下するようになっている。
通路(58)の入口上縁にはゲート板(70)が取り付
けてあり、該ゲート板(70)は下方に延設され、他端
側は通路(58)の出口下縁に圧接され、自由端がトナ
ー補給部(57)に突出しである。
トナー補給部(57)には、側板(55)、(55)に
回転可能に支持された軸(72)に羽根(73)を取り
付けた補給羽根(71)が矢印(i)方向に回転可能に
配置され、補給羽根(71)の回転に基づいて羽根(7
3)の先端が前記ゲート板(70)の先端と周期的に係
合するようにしである。
ローラ収容室(59)には、支軸(図示せず)の両端を
側板(55)、(55)に回転可能に支持された供給ロ
ーラ(75)が矢印(」)方向に回転駆動可能に配置さ
れている。この供給ローラ(75)は、外周部に複数の
凸部が回転方向に形成され、凹部の深さは10〜100
μmとしである。なお、凸部表面には硬質メツキ、テフ
ロンコートを施して耐摩耗性を図るようにしてもよい。
また、供給ローラ(75)には交流電源(80)と直流
電源(81)が直列接続され、供給バイアス(VS)が
印加されている。前記交流電源(80)の出力波形は正
弦波に限られるものでなく、周期的に電流、電圧が変化
するものであれば、パルス波、三角波、のこぎり波、複
雑な歪波であってもよい。
さらに、供給ローラ(75)の外周部には、トナー補給
部(57)を構成する本体(52)の端部に取り付けた
こぼれ防止板(76)と、ローラカバー(53)に支持
された規制板(77)の先端が、供給ローラ(75)の
外周面にそれぞれ接触させである。
規制板(77)は、ローラカバー(53)に取り付けた
マグネット板(78)と規制板(77)に取り付けt;
マグネット板(79)の磁気吸引力により保持されてい
るとともに、マグネット板(78)、(79)にはそれ
ぞれ供給ローラ(75)の軸方向に延在する磁極が供給
ローラ(75)に向かう方向に複数形成され、マグネッ
ト板(78)と(79)の磁極間に形成される反発力及
び吸引力に基づいて、供給ローラ(75)への圧接力が
適正に調整されている。
以上の構成からなるトナーカートリッジ(50)は現像
器(2)の後部に着脱自在としてあり、現像器(2)に
装着した状態で、供給ローラ(75)が供給スリーブ(
41)に微小ギャップをもって対向させられる。
(動作) 次に、現像装置(1)の動作について説明する。
現像器(2)の中にはトナーとキャリアとからなる現像
剤が所定の割合で収容されており、該現像剤はパケット
ローラ(27)の回転に基づいて混合撹拌され、トナー
とキャリアは摩擦接触により相互に逆極性に帯電される
。また、現像剤は、パケットローラ(27)の軸方向撹
拌羽根(35)で軸方向にも撹拌される。
前記現像剤は、パケットローラ(27)の回転に基づい
てパケット(29)の板本体(31)と後板(32)と
で形成された凹部(34)に掬われ、供給領域(R)で
下現像スリーブ(15)の外周部に供給される。なお、
パケット(29)に掬われる現像剤は、各パケット(2
9)で囲まれた領域から板本体(31)の開口部(33
)を通り凹部(34)に到達したもので、底部ケーシン
グ(5)の内面近傍に位置する現像剤が凹部(34)に
掬われることはない。
供給領域(R)に供給された現像剤は、磁石体(13)
の磁力により現像スリーブ(15)の外周部に保持され
、現像スリーブ(15)の回転に基づいて矢印(c)方
向に搬送され、上方の現像スリーブ(14)との対向部
(Q)に搬送される。
ここで、対向部(Q)では上下方向にN、極とS。
極、S、極とN、極が対向し、斜め方向には同極のS4
極とS、極、N4極とN、極が対向し、そこには反発磁
界が形成されている。
したがって、現像スリーブ(15)上を矢印(C)方向
に搬送されてきた現像剤は対向部(Q)への進入が阻止
されるとともに、磁極(S、)と(S4)との対向部で
、磁極(S、)に保持されている現像剤が磁極(S4)
にスムーズに受は渡される。なお、受取領域の磁極(S
4)の磁力を受渡領域の磁極(S、)よりも強く(約2
00ガウス以上)することにより、現像剤の受は渡しを
より円滑に行うことが可能である。
また、現像スリーブ(15)の両端部に保持された現像
剤は、スクレーバ(22)で現像スリーブ(15)の表
面から掻き落とされ、対向部(Q)に搬送されることは
ない。また、下方の現像スリーブ(15)が前後に移動
可能としても、スクレーバ(22)は可撓性部材で形成
されているため、その移動に追従して現像スリーブ(1
5)の外周部に確実に接触することができる。
現像スリーブ(14)に供給されt;現像剤は磁石体(
12)の磁力に保持され、現像スリーブ(14)の回転
に基づいて矢印(b)方向に搬送されて穂高規制板(1
8)の手前に搬送される。
このとき、現像剤は高密度に配置された磁極(S4)、
(Si)、(Ns)、(St)、(Nz)の対向部を順
次通過し、1その間に混合撹拌され、トナーの帯電が促
進されるとともに、未帯電トナーや異物が現像スリーブ
(14)の表面から振り落とされる。
したがって、穂高規制板(18)と現像スリーブ(S4
)との間に異物が詰まり、画像上に白抜き部分ができた
り、未帯電トナーが画像背景部に付着することが少なく
、画質が向上する。
なお、この効果は、特に小径の現像スリーブを用いた現
像装置、あるいは現像スリーブの回転速度が速い現像装
置で顕著である。
続いて、現像剤は穂高規制板(I8)に規制され、現像
スリーブ(14)との穂高規制ギャップ(Db+)を通
過した現像剤だけが穂高規制板(18)の下流側に搬送
される。
なお、スクレーバ(22)が接触する領域では、該スク
レーバ(22)により現像剤の供給が遮断されるととも
に、その領域に入った現像剤はシール部材(21)に捕
獲されて穂高規制板(18)の下流側に搬送されること
はない。
規制板(18)との対向部を通過した現像剤は現像スリ
ーブ(14)の回転に基づいて引き続き矢印(b)方向
に搬送され、現像スリーブ(14)と感光体ドラム(1
00)との対向部〔以下、「現像領域」という)(P、
)で、感光体ドラム(100)の表面に形成されている
静電潜像と接触し、該静電潜像の表面電位と現像バイア
ス電圧(vb+)との電位差に基づいて、前記静電潜像
に静電的にトナーが供給される。
現像領域(Pl)を通過した現像剤は現像スリーブ(1
5)との対向部に搬送され、ここで現像スリーブ(15
)に受は渡される。ここでの現像剤の受は渡しは、前述
しt;下方の現像スリーブ(15)から上方の現像スリ
ーブ(14)への現像剤の受は渡しと同様に、対向部(
Q)に形成されている反発磁界により、対向部(Q)へ
の侵入が阻止され、磁極(S、)から磁極(N、)へと
円滑に行われる。
現像スリーブ(15)に供給されt;現像剤は、現像ス
リーブ(15)の回転に基づいて矢印(c)方向に搬送
され、現像領域(P2)で、前記現像領域(Pl)で現
像された静電潜像の上にさらにトナーが供給される。ま
t:、現像領域(Pl)でトナーの供給が不十分であっ
た静電潜像も十分な濃度で可視像化される。
現像領域(P、)及び(P、)を通過してトナー濃度の
減少した現像剤は現像スリーブ(15)の回転に基づい
て矢印(C)方向に引き続き搬送され、磁極(S8)と
(S7)との中間領域で、そこに形成されている無極部
により磁力の拘束力から解放されて現像スリーブ(15
)の表面から離脱する。
ところで、以上の現像動作において、現像スリーブ(1
4)、(15)の両端部には現像剤が存在しないため、
そこに現像剤が継続的に保持され、これが堆積して周囲
に飛散することはない。
現像スリーブ(15)の表面から落下した現像剤は、パ
ケットローラ(27)の回転に基づく現像剤の搬送作用
によりパケット(29)の回転軌跡内に取り込まれ、主
現像剤撹拌室(26)の後方に搬送される。
ここで、パケット(29)の前板(30)は、バケツト
ローラ(27)の軸(28)の中心を通る線に対して斜
めに配置され、しかも、前端が後端よりも軸(28)寄
りに位置しているため、パケット(29)の軌跡内に取
り込まれた現像剤は、パケット(29)の内側に入るこ
となく、底部ケーシング(5)に沿って搬送される。
したがって、パケット(29)の内側で適正なトナー濃
度状態で混合されている現像剤に、トナー濃度の低下し
た現像剤が混入されることはない。
また、板本体(31)と後板(32)との凹部(34)
にも現像スリーブ(15)から落下した現像剤が捕獲さ
れることになるが、凹部(34)に捕獲された現像剤は
パケット(29)の内側から開口部(33)を介してパ
ケット(29)の外側に流出してくる現像剤に押し出さ
れ、トナー濃度の低下した現像剤がそのまま現像に供さ
れることはない。
パケット(29)の前板(30)により底部ケーシング
(5)に沿って搬送される現像剤は、補助現像剤撹拌室
(36)に搬送され、ここで補助現像剤撹拌羽根(37
)の回転により混合される。
そして、補助現像剤撹拌室(36)内で混合されている
現像剤は、その上方に位置する磁石体(40)の磁気吸
引力に基づいて供給スリーブ(41)の外周部に保持さ
れ、供給スリーブ(41)の回転に基づいて規制板(4
2)で規制されながら矢印(f)方向に搬送され、トナ
ー供給ローラ(75)との対向部〔以下、「補給領域」
という〕(T)で、不足分のトナーが補給される。なお
、補給領域(T)におけるトナーの補給動作は後に詳細
に説明する。
補給領域(T)で新たにトナーの補給を受けた現像剤は
矢印(f)方向に搬送され、磁極(S+□)と(S目)
との間の領域(U)で磁石体(40)の磁力から解放さ
れ、主現像剤撹拌室(26)にスプレー状に分散されな
がら落下補給される。このとき、新たに補給される未帯
電トナーが、パケット(29)の凹部(34)に保持さ
れている適正濃度の現像剤の上に降りかかるこきになる
が、この未帯電トナーはバケッ1−(29)が規制板(
102)との対向部を通過する際に該規制板(102)
に掻き落とされ、そのまま現像スリーブ(15)に供給
されることはほとんどない。なお、規制板(102)は
、これによって掻き落される現像剤がパケット(29)
の凹部(34)に直接取り込まれないような位置に設置
するのが望ましい。
トナーカートリッジ(50)からのトナーの補給は次の
ようにして行われる。
トナー補給部(57)内のトナーは補給羽根(71)の
回転に基づいて供給ローラ(75)に向かって搬送され
、供給ローラ(75)の外周凹部にはその近傍に位置す
るトナーが保持されて矢印(D方向に搬送され、規制ブ
レード(77)の先端で余分なものが供給ローラ(75
)の表面から掻き取られる。
供給ローラ(75)の表面に保持されて規制ブレード(
77)の対向部を通過したトナーは矢印(J)方向に沿
って補給領域(T)に搬送される。
補給領域(T)には、補助現像剤撹拌室(36)の現像
剤が磁気ブラシ状態で供給スリーブ(41)上を搬送さ
れており、該磁気ブラシ状現像剤の掻取作用と、供給ロ
ーラ(75)と供給スリーブ(41)との電位差〔=バ
イアス(Vs))に基づいて、供給ローラ(75)から
供給スリーブ(41)にトナーが供給される。
ただし、供給ローラ(75)から供給スリーブ(41)
にトナーが供給されるのは、補助現像剤撹拌室(36)
内のトナー濃度が所定の基準トナー濃度以下のときだけ
で、補助現像剤撹拌室(36)から搬送される現像剤の
トナー濃度が基準トナー濃度以上のときは逆に過剰なト
ナーが供給ローラ(75)に回収される。すなわち、補
給領域(T)では現像器(2)内のトナー濃度を適性に
維持するためにトナー濃度制御が行われる。
また、トナー補給部(57)では、補給羽根(71)の
回転により羽根(73)がゲート板(70)の先端と周
期的に係合してゲート板(70)を点線状態から実線状
態に湾曲し、ゲート板(70)により仕切られた通路(
58)の楔状空間部(58a)からトナー補給部(57
)にトナーが補充される。ただし、トナー補給部(57
)にトナーが充満している場合、ゲート板(70)は殆
ど振動しなくなり、トナー補給が停止する。
一方、トナー収容部(56)内のトナーは撹拌羽根(6
0)の回転に基づいて撹拌され、トナーの架橋現象、ブ
ロッキングが防止される。また、トナーは、羽根(62
)及び先端のマイラシート(64)の回転に基づいて矢
印(g)方向に搬送され、通路(58)に供給される。
ここで、羽根(62)の先端部(63)は回転方向に向
かって鋭角的に形成されているため、たとえ羽根(62
)がトナーの中に埋もれた状態、又は羽根(62)がト
ナーの表面から出た状態から回転が開始されても、先端
部(63)でトナーを容易に粉砕しながら動作する。ま
た、トナーが長期間未撹拌のまま放置されて締まった状
態になっていても、容易に粉砕される。
また、エンプティ検出板(65)は、押上板(68)が
撹拌羽根(60)の回転に基づいてその先端部(69)
と周期的に係合し、実線位置まで矢印(h)方向に回転
しながら持ち上げられ、そこで押上板(68)と撹拌羽
根先端部(63)との係合が外れると矢印(h′)方向
に回転して堆積したトナー表層部に落下する。
このとき、エンプティ検出板(65)の回転量、すなわ
ち落下量はトナー収容部(56)に収容されているトナ
ー量によって異なり、トナー収容量が多くトナーレベル
が高ければ落下量は小さく、逆にトナーの残量が少なく
なると落下量は大きくなり、トナー収容部(56)のト
ナー残量が少なくなると、エンプティ検出板(65)の
先端部は通路(58)の楔状空間部(58a)に進退す
るようになる。
ここで、トナー収容部(56)内のトナーは撹拌羽根(
60)の先端に設けたマイラーシート(64)により底
部に位置するものまで浚われて楔状空間部(58a)に
供給されるため、楔状空間部(58a)は安定的にトナ
ーが蓄えられているところで、そこでのトナーレベルが
下がるのは、トナー収容部(56)内のトナーがほとん
ど消費された状態のときである。
したがって、楔状空間部(58a)に進退するトナーエ
ンプティ検出板(65)の先端レベルがある一定のレベ
ル以下に下がるようになると、その状態を図示しない検
知手段で検知して、トナーカートリッジ(50)にトナ
ーを補給すべき状態を報知する。
(他の実施例) なお、前記実施例では、本発明を2つの現像スリーブ(
14)、 (15)を備えた現像装置(1)に適用した
場合について説明したが、それ以上の現像スリーブを備
えた現像装置でも本発明は適用可能である。
また、前記実施例では、磁石体(12)、 (13)を
固定し、現像スリーブ(14)、 (15)だけを回転
する形態のものについて説明したが、現像スリブと磁石
体を共に回転する形式でも、現像スリーブを固定して磁
石体だけを回転する形式でも、本発明を適用することが
できる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明に係る現像装置で
は、磁石体を内蔵した複数の現像スリーブを静電潜像担
体に対向配置した現像装置において、現像スリーブの両
端部に保持された現像剤を回収するようにしている。
このため、複数のスリーブを備えた現像装置にあっては
、現像スリーブの両端部分から落下する現像剤の量か極
めて多いものであるが、本発明にかかる現像装置では、
その現像スリーブ両端部に現像剤が存在しない状態に設
定されるので、トナー飛散による画像形成装置の汚染、
画質の劣化等か防止される。
【図面の簡単な説明】
第1区は本発明に係る現像装置の断面図、第2図は現像
装置の要部斜視図である。 ■・・・現像装置、2・・・現像器、12.13・・・
磁石体、14.15・・・現像スリーブ、20・・・ス
リーブカバ、21・・・シール部材、22・・・スクレ
ーバ。 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社 代理人弁理士青 山 葆はか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁石体を内蔵した現像スリーブを静電潜像担体に
    対向して複数設け、これら現像スリーブを囲む現像剤の
    流れを形成する現像装置において、前記現像スリーブの
    両端側外周部に保持されている現像剤を回収する回収手
    段を設けたことを特徴とする現像装置。
JP26654588A 1988-10-22 1988-10-22 現像装置 Pending JPH02153379A (ja)

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