JPH106807A - ペダルブラケット構造 - Google Patents

ペダルブラケット構造

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Publication number
JPH106807A
JPH106807A JP16124096A JP16124096A JPH106807A JP H106807 A JPH106807 A JP H106807A JP 16124096 A JP16124096 A JP 16124096A JP 16124096 A JP16124096 A JP 16124096A JP H106807 A JPH106807 A JP H106807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal bracket
pedal
impact
mounting portion
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16124096A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Onuma
大沼  保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP16124096A priority Critical patent/JPH106807A/ja
Publication of JPH106807A publication Critical patent/JPH106807A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steering Controls (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の前方から衝撃を受けた際に、一次衝撃
で二次衝撃用のステアリングコラムの衝撃吸収ストロー
クを使いきってしまうことを防止する。 【解決手段】 前方にペダル取付部21を形成するとと
もに、後方にステアリング取付部23を形成してペダル
ブラケット20を成し、該ペダルブラケットをダッシュ
パネル26に取付けたペダルブラケット構造において、
ペダルブラケット20の後方部分22を側面視で略U字
形状断面に形成し、該後方部分の底部をステアリング取
付部23とした構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペダルブラケット
構造に関し、詳しくは、前方にペダル取付部を形成する
とともに、後方にステアリング取付部を形成してペダル
ブラケットを成し、該ペダルブラケットをダッシュパネ
ルに取付けたペダルブラケット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は、従来のペダルブラケ
ット構造の一例を示すものである。この従来のペダルブ
ラケット1は、前方にペダル取付部2が形成され、これ
に追加する形でその後方にステアリング取付部3が形成
された構成となっている(図3参照)。
【0003】ペダルブラケット1のペダル取付部2に
は、例えばブレーキペダル4が取付けられ、そのステア
リング取付部3にはステアリングコラム5が取付けられ
ている。また、ペダルブラケット1は、エンジンルーム
側に配設されるブレーキブースタ6とによってダッシュ
パネル7を挟んで共締め固定されている(図4参照)。
さらに、ステアリングコラム5は、その略中央部で支持
ブラケット8を介して車体側に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ペダル
ブラケット構造では、車両の前方から衝撃を受けた際に
は、エンジン9の後方への移動に伴って、ブレーキブー
スタ6ごとペダルブラケット1を後方へ押し出す。
【0005】このため、ステアリングコラム5のステア
リングハンドル10側が上方へ移動したり、一次衝撃で
二次衝撃用のステアリングコラム5の衝撃吸収ストロー
クSを使いきってしまう不具合があった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、車両の前方から衝撃を受けた際に、一次衝撃で二次
衝撃用のステアリングコラムの衝撃吸収ストロークを使
いきってしまうことを防止することができるペダルブラ
ケット構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、前方にペダル取付部を形成するとともに、後方にス
テアリング取付部を形成してペダルブラケットを成し、
該ペダルブラケットをダッシュパネルに取付けたペダル
ブラケット構造において、上記ペダルブラケットの後方
部分を側面視で略U字形状断面に形成し、該後方部分の
底部を上記ステアリング取付部とした構成としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るペダルブラケ
ット構造の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明
する。図1および図2は、本発明に係るペダルブラケッ
ト構造の一実施例を示すものである。本実施例のペダル
ブラケット20は、前方にペダル取付部21を形成し、
その後方部分22を側面視で略U字形状断面に形成し、
該後方部分の底部をステアリング取付部23とした構成
となっている。
【0009】ペダルブラケット20のペダル取付部21
には、例えばブレーキペダル24が取付けられ、そのス
テアリング取付部23にはステアリングコラム(図示せ
ず)が取付けられる。ペダルブラケット20は、その前
部が、エンジンルーム側に配設されるブレーキブースタ
25とによってダッシュパネル26を挟んで共締め固定
されている(図2参照)。
【0010】ペダルブラケット20の後方部分22の上
端は、ブラケット27を介してカウル(図示せず)に固
定されている。なお、ステアリングコラムは、従来と同
様に、その略中央部で支持ブラケットを介して車体側に
固定されている。
【0011】本実施例のペダルブラケット構造では、車
両の前方から衝撃を受けた際には、エンジン(図示せ
ず)が後方へ移動してブレーキブースタ25が後方へ押
し出れる。すると、ペダルブラケット20のペダル取付
ブラケット21は後方へ移動し、この移動に伴って、該
ペダルブラケットの略U字形状断面の後方部分22が、
二点鎖線のように変形する。
【0012】このペダルブラケット20の後方部分22
の変形により、車両前方からの衝撃が吸収され、該ペダ
ルブラケットのペダル取付部21の後方への移動が防止
される。このため、ペダル取付部21に取付けられたス
テアリングコラム(図示せず)のステアリングハンドル
(図示せず)側が上方へ移動したり(図5および図6参
照)、一次衝撃で二次衝撃用のステアリングコラムの衝
撃吸収ストロークSを使いきってしまうことは無くな
る。
【0013】なお、上記実施例では、ペダルブラケット
20のペダル取付部21とステアリング取付部23とを
一枚板で一体的に形成したが、本発明はこれに限らず、
該ペダルブラケットの吸収ストロークのチューニングや
材料の部止まりの観点から、それぞれ別々に形成したも
のを溶接等で一体化してペダルブラケットを形成するよ
うにしても良い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るペダ
ルブラケットによれば、前方にペダル取付部を形成する
とともに、後方にステアリング取付部を形成してペダル
ブラケットを成し、該ペダルブラケットをダッシュパネ
ルに取付けたペダルブラケット構造において、上記ペダ
ルブラケットの後方部分を側面視で略U字形状断面に形
成し、該後方部分の底部を上記ステアリング取付部とし
た構成としているので、次のような効果を得ることがで
きる。
【0015】すなわち、本発明では、車両の前方から衝
撃を受けた際には、該ペダルブラケットの略U字形状断
面の後方部分が変形して、この衝撃を吸収する。このた
め、該ペダルブラケットのペダル取付部が後方へ移動し
たり、該ペダル取付部が変形したりすることがなくな
る。
【0016】したがって、本発明では、車両の前方から
衝撃を受けた際に、一次衝撃で二次衝撃用のステアリン
グコラムの衝撃吸収ストロークを使いきってしまうこと
を防止することができる。
【0017】また、本発明では、上記ペダル取付部と上
記ステアリング取付部とを一体化して車体に組み付ける
ようにしているので、スペースの有効利用を図ることが
できるとともに、上記ペダルブラケットの組付け作業性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るペダルブラケット構造の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るペダルブラケット構造の一実施例
を示す側面図である。
【図3】従来のペダルブラケット構造の一例を示す斜視
図である。
【図4】従来のペダルブラケット構造を示し、車両前方
から衝撃を受ける前の様子を示す概念図である。
【符号の説明】
20 ペダルブラケット 21 ペダル取付部 22 後方部分 23 ステアリング取付部 24 ブレーキペダル 25 ブレーキブースタ 26 ダッシュパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方にペダル取付部を形成するととも
    に、後方にステアリング取付部を形成してペダルブラケ
    ットを成し、該ペダルブラケットをダッシュパネルに取
    付けたペダルブラケット構造において、 上記ペダルブラケットの後方部分を側面視で略U字形状
    断面に形成し、該後方部分の底部を上記ステアリング取
    付部としたことを特徴とするペダルブラケット構造。
  2. 【請求項2】 上記ペダルブラケットの後方部分の上端
    をカウルに取付けたことを特徴とする請求項1に記載の
    ペダルブラケット構造。
JP16124096A 1996-06-21 1996-06-21 ペダルブラケット構造 Pending JPH106807A (ja)

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JP16124096A JPH106807A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 ペダルブラケット構造

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JP16124096A JPH106807A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 ペダルブラケット構造

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JPH106807A true JPH106807A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15731317

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16124096A Pending JPH106807A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 ペダルブラケット構造

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JP (1) JPH106807A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155475A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Daihatsu Motor Co Ltd 車両におけるステアリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010155475A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Daihatsu Motor Co Ltd 車両におけるステアリング装置

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