JPH1067686A - 粘膜の浸透性を改善する製薬学的調剤 - Google Patents
粘膜の浸透性を改善する製薬学的調剤Info
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- JPH1067686A JPH1067686A JP9204421A JP20442197A JPH1067686A JP H1067686 A JPH1067686 A JP H1067686A JP 9204421 A JP9204421 A JP 9204421A JP 20442197 A JP20442197 A JP 20442197A JP H1067686 A JPH1067686 A JP H1067686A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 細胞溶解、ひいてはそれと結合した毒性の副
作用の危険を有しないだけでなく、高い分子量(100
0kDaを超える)および既に低い濃度(0.5重量%
以上)での高い粘度のような使用技術的な欠点をも有し
ないような、上皮細胞の浸透性を高め、キレート性の性
質を有するポリマーを含有する粘膜の浸透性を改善する
製薬学的調剤。 【解決手段】 (メト)アクリル酸10〜90モル%、
マレイン酸90〜10モル%および場合によっては他の
モノマー0〜40モル%を含有する(メト)アクリル酸
−マレイン酸コポリマーを含有する。
作用の危険を有しないだけでなく、高い分子量(100
0kDaを超える)および既に低い濃度(0.5重量%
以上)での高い粘度のような使用技術的な欠点をも有し
ないような、上皮細胞の浸透性を高め、キレート性の性
質を有するポリマーを含有する粘膜の浸透性を改善する
製薬学的調剤。 【解決手段】 (メト)アクリル酸10〜90モル%、
マレイン酸90〜10モル%および場合によっては他の
モノマー0〜40モル%を含有する(メト)アクリル酸
−マレイン酸コポリマーを含有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、(メト)アクリル
酸−マレイン酸コポリマーを含有する粘膜の浸透性を改
善するための製薬学的調剤に関する。
酸−マレイン酸コポリマーを含有する粘膜の浸透性を改
善するための製薬学的調剤に関する。
【0002】
【従来の技術】親水性作用物質、殊に高分子量の構造を
有するものの傍細胞への運搬のために、上皮組織は、重
要な浸透境界を形成する。所謂“堅固な接合点”(血漿
膜が直接に合い接して存在する範囲内にある隣接する上
皮細胞間の細胞内結合個所)は、器官の内部環境が外部
環境によって密閉されていることを保証する。この上皮
細胞の受動性の傍細胞浸透性は、細胞内接触点の“狭い
網状性”によって定められる。“堅固な接合点”の拡大
により、作用物質の改善された吸収性、ひいては高い生
物利用可能性が生じる。
有するものの傍細胞への運搬のために、上皮組織は、重
要な浸透境界を形成する。所謂“堅固な接合点”(血漿
膜が直接に合い接して存在する範囲内にある隣接する上
皮細胞間の細胞内結合個所)は、器官の内部環境が外部
環境によって密閉されていることを保証する。この上皮
細胞の受動性の傍細胞浸透性は、細胞内接触点の“狭い
網状性”によって定められる。“堅固な接合点”の拡大
により、作用物質の改善された吸収性、ひいては高い生
物利用可能性が生じる。
【0003】従って、細胞内接触個所を開くための方法
を開発する過去において行なわれた試みは、失敗であっ
た。この場合、界面活性試薬の使用ならびにCa2+キ
レート剤の使用は、前途有望の糸口を生じることが判明
した。
を開発する過去において行なわれた試みは、失敗であっ
た。この場合、界面活性試薬の使用ならびにCa2+キ
レート剤の使用は、前途有望の糸口を生じることが判明
した。
【0004】しかし、J. Controlled Rel., 29 (1994)
253の記載によれば、界面活性剤を使用する場合には、
細胞溶解、ひいてはそれと結合した毒性の副作用の危険
が存在する。
253の記載によれば、界面活性剤を使用する場合には、
細胞溶解、ひいてはそれと結合した毒性の副作用の危険
が存在する。
【0005】数多くの刊行物、なかんずくJ. Controlle
d Rel., 36 (1995) 25;Chem. Pharm. Bull. 33 (1985)
4600;The Journal of Cell Biology, 87 (1980) 736
およびInt. J. Pharm., 90 (1993) 229 には、異なる細
胞系、例えばCaco−2−細胞の浸透性に対するED
TAもしくはEGTAの影響が記載されている。その後
に、Ca2+のキレート剤の存在により、堅固な接合点
を迅速にではあるがしばしば非可逆的に開くことができ
る。更に、EDTAの場合には、中性のpH値の場合に
1つの効果(経上皮耐性の減少)を観察するために、比
較的に高い濃度が必要とされる。それとともに、20k
Da以上の分子量を有する錯形成剤の場合には、この錯
形成剤が体系的に吸収されかつこうして望ましくない毒
性の副作用を生じうるという危険が存在する。
d Rel., 36 (1995) 25;Chem. Pharm. Bull. 33 (1985)
4600;The Journal of Cell Biology, 87 (1980) 736
およびInt. J. Pharm., 90 (1993) 229 には、異なる細
胞系、例えばCaco−2−細胞の浸透性に対するED
TAもしくはEGTAの影響が記載されている。その後
に、Ca2+のキレート剤の存在により、堅固な接合点
を迅速にではあるがしばしば非可逆的に開くことができ
る。更に、EDTAの場合には、中性のpH値の場合に
1つの効果(経上皮耐性の減少)を観察するために、比
較的に高い濃度が必要とされる。それとともに、20k
Da以上の分子量を有する錯形成剤の場合には、この錯
形成剤が体系的に吸収されかつこうして望ましくない毒
性の副作用を生じうるという危険が存在する。
【0006】J. Controlled Rel., 29 (1994) 329 の記
載によれば、横架橋されたポリアクリレート、例えばポ
リカルボフィル(Noveon(登録商標)AA1, B.F. Goodri
ch)を基礎とする非吸収性の高分子量化合物は、同様に
堅固な接合点を開く状態にあることを示すことができ
た。この高分子量化合物の極めて高い分子量(1000
kDaを超える)および既に低い濃度(0.5重量%以
上)での高い粘度のために、使用技術的な欠点が判明し
ている。
載によれば、横架橋されたポリアクリレート、例えばポ
リカルボフィル(Noveon(登録商標)AA1, B.F. Goodri
ch)を基礎とする非吸収性の高分子量化合物は、同様に
堅固な接合点を開く状態にあることを示すことができ
た。この高分子量化合物の極めて高い分子量(1000
kDaを超える)および既に低い濃度(0.5重量%以
上)での高い粘度のために、使用技術的な欠点が判明し
ている。
【0007】更に、生物付着特性を有するポリマーが作
用物質の生物利用可能性を改善することができること
は、公知である。即ち、例えば欧州特許出願公開第58
7047号明細書には、(メト)アクリレートと種々の
カルボン酸とからなるコポリマーをゲスターゲンを基礎
とする製薬学的調剤に使用することが記載されている。
用物質の生物利用可能性を改善することができること
は、公知である。即ち、例えば欧州特許出願公開第58
7047号明細書には、(メト)アクリレートと種々の
カルボン酸とからなるコポリマーをゲスターゲンを基礎
とする製薬学的調剤に使用することが記載されている。
【0008】難溶性の作用物質の生物利用可能性は、欧
州特許第410422号明細書の記載によれば、この作
用物質が処方後に(メト)アクリル酸/(メト)アクリ
レート−コポリマーの影響によって無定形で存在し、ひ
いては良好に可溶性であることによって高めることがで
きる。
州特許第410422号明細書の記載によれば、この作
用物質が処方後に(メト)アクリル酸/(メト)アクリ
レート−コポリマーの影響によって無定形で存在し、ひ
いては良好に可溶性であることによって高めることがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明の課
題は、上皮細胞の浸透性を高め、キレート性の性質を有
するポリマーを含有する製薬学的調剤を見い出すことで
あったが、しかし、この場合には、上記の使用技術的な
欠点を示すことがないかまたは特性の問題を惹起しな
い。
題は、上皮細胞の浸透性を高め、キレート性の性質を有
するポリマーを含有する製薬学的調剤を見い出すことで
あったが、しかし、この場合には、上記の使用技術的な
欠点を示すことがないかまたは特性の問題を惹起しな
い。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題の解決のため、
(メト)アクリル酸−マレイン酸コポリマー、殊にa)
(メト)アクリル酸10〜90モル%、b)マレイン酸
90〜10モル%およびc)他のモノマー0〜40モル
%を含有する粘膜の浸透性の改善する製薬学的調剤が得
られることが見い出された。
(メト)アクリル酸−マレイン酸コポリマー、殊にa)
(メト)アクリル酸10〜90モル%、b)マレイン酸
90〜10モル%およびc)他のモノマー0〜40モル
%を含有する粘膜の浸透性の改善する製薬学的調剤が得
られることが見い出された。
【0011】
【発明の実施の形態】出発モノマーa)は、アクリル酸
および/またはメタクリル酸、その無水物、塩または2
つの記載されたカルボン酸、無水物および塩からの混合
物である。モノマーb)は、マレイン酸、その塩または
マレイン酸無水物であることができる。
および/またはメタクリル酸、その無水物、塩または2
つの記載されたカルボン酸、無水物および塩からの混合
物である。モノマーb)は、マレイン酸、その塩または
マレイン酸無水物であることができる。
【0012】また、モノマーa)およびb)は、部分的
にその塩の形で存在して導入されていてもよい。このこ
とは、例えば塩基の添加によって重合前、重合中または
重合後に達成されることができる。モノマーがその塩の
形で存在する場合には、アルカリ土類金属−、アルカリ
金属−もしくはアンモニウム塩または有機アミン塩が有
利であり、特に好ましくは、アルカリ金属−またはアン
モニウム塩である。
にその塩の形で存在して導入されていてもよい。このこ
とは、例えば塩基の添加によって重合前、重合中または
重合後に達成されることができる。モノマーがその塩の
形で存在する場合には、アルカリ土類金属−、アルカリ
金属−もしくはアンモニウム塩または有機アミン塩が有
利であり、特に好ましくは、アルカリ金属−またはアン
モニウム塩である。
【0013】群c)のモノマーは、ビニルスルホン酸お
よび/またはアクリル酸もしくはメタクリル酸のヒドロ
キシ−C2〜C6−アルキルエステルおよび/または線
状または分子鎖状の飽和C1〜C40−アルコールのア
クリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルである。
例は、メチル−、エチル−、n−プロピル−、イソプロ
ピル−、n−ブチル−、イソブチル−、第三ブチル−、
n−ヘキシル−、n−オクチル−、イソノニル−、n−
デシル−、n−ドデシル−、n−テトラデシル−、n−
ヘキサデシル−、n−ヘプタデシル−、n−オクタデシ
ル−、n−ノナデシル−、n−エイコシル−、n−ドコ
シル−、n−テトラコシル−、2−エチルヘキシル−、
イソボルニルアクリレートもしくはシクロヘキシルアク
リレートまたは相応するメタクリレートである。好まし
くは、C1−アルキルアクリレートまたはC1−アルキ
ルメタクリレート、C2−アルキルアクリレートまたは
C2−アルキルメタクリレートおよび/またはC6〜C
30−アルキルアクリレートまたはC6〜C30−アル
キルメタクリレートが使用される。特に好ましくは、C
8〜C22−アルキルアクリレートまたはC8〜C22
−アルキルメタクリレートが使用される。
よび/またはアクリル酸もしくはメタクリル酸のヒドロ
キシ−C2〜C6−アルキルエステルおよび/または線
状または分子鎖状の飽和C1〜C40−アルコールのア
クリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルである。
例は、メチル−、エチル−、n−プロピル−、イソプロ
ピル−、n−ブチル−、イソブチル−、第三ブチル−、
n−ヘキシル−、n−オクチル−、イソノニル−、n−
デシル−、n−ドデシル−、n−テトラデシル−、n−
ヘキサデシル−、n−ヘプタデシル−、n−オクタデシ
ル−、n−ノナデシル−、n−エイコシル−、n−ドコ
シル−、n−テトラコシル−、2−エチルヘキシル−、
イソボルニルアクリレートもしくはシクロヘキシルアク
リレートまたは相応するメタクリレートである。好まし
くは、C1−アルキルアクリレートまたはC1−アルキ
ルメタクリレート、C2−アルキルアクリレートまたは
C2−アルキルメタクリレートおよび/またはC6〜C
30−アルキルアクリレートまたはC6〜C30−アル
キルメタクリレートが使用される。特に好ましくは、C
8〜C22−アルキルアクリレートまたはC8〜C22
−アルキルメタクリレートが使用される。
【0014】モノマーc)のヒドロキシアルキルエステ
ル基は、例えばアルカンジオール、例えばエタンジオー
ル−1,2、プロパンジオール−1,3およびプロパン
ジオール−1,2ならびにこれらの工業用混合物、ブタ
ンジオール−1,4、ブタンジオール−1,3およびブ
タンジオールー2、3ならびにこれらの混合物から誘導
される。例としては、ヒドロキシエチルアクリレート、
ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピル
アクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒ
ドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタク
リレートが挙げられる。好ましいヒドロキシアルキルエ
ステルc)は、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロ
キシプロピルアクリレートおよびヒドロキシブチルアク
リレートである。特に好ましいヒドロキシアルキルエス
テルc)は、ヒドロキシプロピルアクリレートであり、
この場合2−ヒドロキシ−1−プロピルアクリレートと
1−ヒドロキシ−2−プロピルアクリレートとからなる
異性体混合物は、特に重要であり、これは、アクリル酸
と酸化プロピレンとの反応によって得られる。
ル基は、例えばアルカンジオール、例えばエタンジオー
ル−1,2、プロパンジオール−1,3およびプロパン
ジオール−1,2ならびにこれらの工業用混合物、ブタ
ンジオール−1,4、ブタンジオール−1,3およびブ
タンジオールー2、3ならびにこれらの混合物から誘導
される。例としては、ヒドロキシエチルアクリレート、
ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピル
アクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒ
ドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタク
リレートが挙げられる。好ましいヒドロキシアルキルエ
ステルc)は、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロ
キシプロピルアクリレートおよびヒドロキシブチルアク
リレートである。特に好ましいヒドロキシアルキルエス
テルc)は、ヒドロキシプロピルアクリレートであり、
この場合2−ヒドロキシ−1−プロピルアクリレートと
1−ヒドロキシ−2−プロピルアクリレートとからなる
異性体混合物は、特に重要であり、これは、アクリル酸
と酸化プロピレンとの反応によって得られる。
【0015】(メト)アクリル酸:マレイン酸のモル比
は、本発明により使用すべきコポリマー中で広範囲に変
動することができる。例えば、このモル比は、90:1
0〜10:90、有利に70:30〜30:70の範囲
内にある。モノマーc)が存在する場合には、好ましい
モノマー分布は、5〜40モル%、殊に10〜35モル
%c)および95〜60モル%a)およびb)の範囲内
にあり、この場合モル比a)およびb)は、前記と同様
に選択されることができる。
は、本発明により使用すべきコポリマー中で広範囲に変
動することができる。例えば、このモル比は、90:1
0〜10:90、有利に70:30〜30:70の範囲
内にある。モノマーc)が存在する場合には、好ましい
モノマー分布は、5〜40モル%、殊に10〜35モル
%c)および95〜60モル%a)およびb)の範囲内
にあり、この場合モル比a)およびb)は、前記と同様
に選択されることができる。
【0016】コポリマーの製造は、自体公知の方法で懸
濁重合、沈殿重合または溶液重合によって行なわれ、こ
の場合水溶液中での溶液重合は、1つの好ましい方法で
ある。このようなポリマーの例は、刊行物欧州特許出願
公開第0168547号明細書、欧州特許出願公開第0
075820号明細書または欧州特許出願公開第034
9810号明細書に記載されている。こうして、500
〜1000000の平均分子量(重量平均)を有するコ
ポリマーが得られる。本発明による使用には、5000
〜500000、殊に10000〜300000の分子
量を有するコポリマーが特に好適である。
濁重合、沈殿重合または溶液重合によって行なわれ、こ
の場合水溶液中での溶液重合は、1つの好ましい方法で
ある。このようなポリマーの例は、刊行物欧州特許出願
公開第0168547号明細書、欧州特許出願公開第0
075820号明細書または欧州特許出願公開第034
9810号明細書に記載されている。こうして、500
〜1000000の平均分子量(重量平均)を有するコ
ポリマーが得られる。本発明による使用には、5000
〜500000、殊に10000〜300000の分子
量を有するコポリマーが特に好適である。
【0017】通常、a)、b)および場合によっては
c)からなるコポリマーは、作用物質と一緒の製薬学的
調剤の形で投与される。製薬学的服用形としては、錠
剤、押出品、粒剤、ペレット剤、粉末剤、カプセル剤、
坐薬、軟膏、溶液、懸濁液または乳濁液がこれに該当
し、この場合投与は、使用分野に応じて、経口、舌下、
口腔、直腸、肺動脈または鼻で行なうことができるかま
たは眼粘膜を介して行なうことができる。前記の服用形
の場合には、本発明により使用すべきコポリマーの含量
は、一般にそれぞれ服用形の全質量に対して10重量%
よりも多く、有利に30重量%よりも多く、特に有利に
50重量%よりも多い。しかし、まず粘膜、例えば胃粘
膜、腸粘膜、鼻粘膜、口粘膜、咽頭粘膜または眼粘膜を
浸透性を上昇させるコポリマーで処理しかつ引続き製薬
学的作用物質を投与することも可能である。
c)からなるコポリマーは、作用物質と一緒の製薬学的
調剤の形で投与される。製薬学的服用形としては、錠
剤、押出品、粒剤、ペレット剤、粉末剤、カプセル剤、
坐薬、軟膏、溶液、懸濁液または乳濁液がこれに該当
し、この場合投与は、使用分野に応じて、経口、舌下、
口腔、直腸、肺動脈または鼻で行なうことができるかま
たは眼粘膜を介して行なうことができる。前記の服用形
の場合には、本発明により使用すべきコポリマーの含量
は、一般にそれぞれ服用形の全質量に対して10重量%
よりも多く、有利に30重量%よりも多く、特に有利に
50重量%よりも多い。しかし、まず粘膜、例えば胃粘
膜、腸粘膜、鼻粘膜、口粘膜、咽頭粘膜または眼粘膜を
浸透性を上昇させるコポリマーで処理しかつ引続き製薬
学的作用物質を投与することも可能である。
【0018】上記の製薬学的調剤は、一般に充填剤、結
合剤、発泡剤、滑剤または別の助剤を添加しながら製造
される。錠剤のための充填剤および乾燥結合剤として
は、なかんずくラクトース、サッカロース、マンニッ
ト、ソルビット、微晶性セルロース、澱粉、ジカルシウ
ムホスフェートおよびポリグリコールが使用される。粒
剤のために適当な結合剤は、澱粉、アルギン酸塩、ポリ
ビニルピロリドンおよび特にカルボキシメチルセルロー
スである。適当な滑剤は、例えば澱粉、タルクおよび二
酸化珪素である。機械的なタブレット製造の場合の潤滑
剤としては、ステアリン酸マグネシウムならびに金属石
鹸が使用可能である。常用の錠剤用発泡剤には、特に澱
粉、セルロース誘導体、アルギン酸塩、デキストランな
らびに横架橋されたポリビニルピロリドンが挙げられ
る。
合剤、発泡剤、滑剤または別の助剤を添加しながら製造
される。錠剤のための充填剤および乾燥結合剤として
は、なかんずくラクトース、サッカロース、マンニッ
ト、ソルビット、微晶性セルロース、澱粉、ジカルシウ
ムホスフェートおよびポリグリコールが使用される。粒
剤のために適当な結合剤は、澱粉、アルギン酸塩、ポリ
ビニルピロリドンおよび特にカルボキシメチルセルロー
スである。適当な滑剤は、例えば澱粉、タルクおよび二
酸化珪素である。機械的なタブレット製造の場合の潤滑
剤としては、ステアリン酸マグネシウムならびに金属石
鹸が使用可能である。常用の錠剤用発泡剤には、特に澱
粉、セルロース誘導体、アルギン酸塩、デキストランな
らびに横架橋されたポリビニルピロリドンが挙げられ
る。
【0019】使用分野および作用物質に応じて、コポリ
マーは、好ましくは中和されたか、部分中和されたか、
または中和されていない形で使用される。コポリマーが
中和されていない形で存在する場合には、他の錠剤から
および/または直接に作用物質からなる塩基または蛋白
質受容体の存在は、しばしば好ましい。
マーは、好ましくは中和されたか、部分中和されたか、
または中和されていない形で使用される。コポリマーが
中和されていない形で存在する場合には、他の錠剤から
および/または直接に作用物質からなる塩基または蛋白
質受容体の存在は、しばしば好ましい。
【0020】塩基性作用物質の場合には、この塩基性作
用物質は、全体的または部分的にa)、b)および場合
によってはc)からなる本発明によるコポリマーとの塩
の形で存在することができる。
用物質は、全体的または部分的にa)、b)および場合
によってはc)からなる本発明によるコポリマーとの塩
の形で存在することができる。
【0021】次の実施例は、(メト)アクリル酸:マレ
イン酸コポリマーの本発明による使用を説明するもので
あり、この場合このコポリマーの浸透性を高める作用
は、試験管内での試験系において人の腸上皮細胞(Ca
co−2−細胞培養)の例につき検出されたものであ
る。Caco−2−細胞波、上皮細胞の多数の分化特性
の性質、例えば酵素の非対称性分布、細胞の先端面上に
絨毛を有する形態学的に類似した構造および堅固な接合
点を有する単層の構成を有している。この細胞を所謂ト
ランスウェル(transwell)を備えたプレート中で多孔
質の膜上に培養する場合には、基底面の区画(リンパ)
への先端面(腸中腔)の輸送を正確に試験することがで
きる。この場合経上皮電気抵抗(TEER)ならびに放
射性マーカー(14C−マンニトール)の浸透性は、如
何なる程度まで堅固な接合点が開放されているか、もし
くは閉鎖されているかにより細胞の単層を示す。可逆的
な浸透性の改善は、先端面の試験媒体を元来の先端面の
試験媒体と交換した後に抵抗値の再上昇についてTEE
Rを測定した場合に認めることができる。
イン酸コポリマーの本発明による使用を説明するもので
あり、この場合このコポリマーの浸透性を高める作用
は、試験管内での試験系において人の腸上皮細胞(Ca
co−2−細胞培養)の例につき検出されたものであ
る。Caco−2−細胞波、上皮細胞の多数の分化特性
の性質、例えば酵素の非対称性分布、細胞の先端面上に
絨毛を有する形態学的に類似した構造および堅固な接合
点を有する単層の構成を有している。この細胞を所謂ト
ランスウェル(transwell)を備えたプレート中で多孔
質の膜上に培養する場合には、基底面の区画(リンパ)
への先端面(腸中腔)の輸送を正確に試験することがで
きる。この場合経上皮電気抵抗(TEER)ならびに放
射性マーカー(14C−マンニトール)の浸透性は、如
何なる程度まで堅固な接合点が開放されているか、もし
くは閉鎖されているかにより細胞の単層を示す。可逆的
な浸透性の改善は、先端面の試験媒体を元来の先端面の
試験媒体と交換した後に抵抗値の再上昇についてTEE
Rを測定した場合に認めることができる。
【0022】
試験例: 11.経上皮電気抵抗(TEER)の測定:ポリカーボ
ネートフィルター(φ6.5mm)上で培養されたCa
co−2−細胞をコスタル(Costar)トランスウェル室
(Costar Europe Ltd., Badhoevedorp, NL)中で細胞密
度が細胞104個/cm2になるまで培養した。培地と
して、2つの半細胞中でDMEM(Dulbecco's Modifie
d Eagle's Medium, Sigma)を非必須アミノ酸溶液1
%、ウシ胎児血清10%、ベンジル−ペニシリンG(1
60U/ml)およびストレプトマイシンスルフェート
(100μg/ml)の添加下に使用し、この場合この
媒体は、毎日交換された。この培養プレートを37℃で
空気95%およびCO25%からなる大気中で恒温保持
した。
ネートフィルター(φ6.5mm)上で培養されたCa
co−2−細胞をコスタル(Costar)トランスウェル室
(Costar Europe Ltd., Badhoevedorp, NL)中で細胞密
度が細胞104個/cm2になるまで培養した。培地と
して、2つの半細胞中でDMEM(Dulbecco's Modifie
d Eagle's Medium, Sigma)を非必須アミノ酸溶液1
%、ウシ胎児血清10%、ベンジル−ペニシリンG(1
60U/ml)およびストレプトマイシンスルフェート
(100μg/ml)の添加下に使用し、この場合この
媒体は、毎日交換された。この培養プレートを37℃で
空気95%およびCO25%からなる大気中で恒温保持
した。
【0023】試験すべきポリマー(第1表参照)をDM
EM中に種々の濃度(1〜7.5%)で溶解し、かつN
aOHで中和した。対照試験をDMEM中で実施した。
個々のフィルターの経上皮電気抵抗(TEER)を恒温
保持後に20分間隔でミリポア社(Millipore B.V.)
(Etten-Leur, NL)のミリセル電気抵抗系(Millicell-
Electrical-Resistance-System)を用いて測定した。細
胞−細胞交換作用の可逆性を試験するために、2時間後
にポリマー溶液を純粋なDMEMと交換し、かつ抵抗を
改めて測定した。
EM中に種々の濃度(1〜7.5%)で溶解し、かつN
aOHで中和した。対照試験をDMEM中で実施した。
個々のフィルターの経上皮電気抵抗(TEER)を恒温
保持後に20分間隔でミリポア社(Millipore B.V.)
(Etten-Leur, NL)のミリセル電気抵抗系(Millicell-
Electrical-Resistance-System)を用いて測定した。細
胞−細胞交換作用の可逆性を試験するために、2時間後
にポリマー溶液を純粋なDMEMと交換し、かつ抵抗を
改めて測定した。
【0024】
【表1】
【0025】図1および図2には、ポリマー1〜6(D
MEM中5%の溶液)を用いての試験結果が記載されて
いる。経上皮電気抵抗(TEER)は、コポリマー1、
2ならびに4〜6を使用した場合には、明らかに減少
し、他面、比較ポリマー3を用いた場合には、僅かな減
少のみを観察することができることが判明する。
MEM中5%の溶液)を用いての試験結果が記載されて
いる。経上皮電気抵抗(TEER)は、コポリマー1、
2ならびに4〜6を使用した場合には、明らかに減少
し、他面、比較ポリマー3を用いた場合には、僅かな減
少のみを観察することができることが判明する。
【0026】12.14C−マンニトール浸透率の測定 パラ細胞輸送の上昇率を細胞単層を適当な親水性マーカ
ー(14C−マンニトール、4μモル/l、比活性:
0.2μCi/ml)と一緒に5%もしくは7.5%の
ポリマー溶液の存在下に恒温保持することによって試験
した。それぞれ3分後、試料200μlを受容体室から
取り出し、かつ試料の放射能を試験した(Tri-carb 150
0 シンチレーションカウンター、Packard Instr., B.
V., Groningen, NL)。
ー(14C−マンニトール、4μモル/l、比活性:
0.2μCi/ml)と一緒に5%もしくは7.5%の
ポリマー溶液の存在下に恒温保持することによって試験
した。それぞれ3分後、試料200μlを受容体室から
取り出し、かつ試料の放射能を試験した(Tri-carb 150
0 シンチレーションカウンター、Packard Instr., B.
V., Groningen, NL)。
【0027】図3(DMEM中のポリマー2の5%もし
くは7.5%の溶液)および図4(DMEM中のポリマ
ー1、4〜6の5%の溶液、恒温保持時間120分)に
示されているように、試験されたコポリマー1、2なら
びに4〜6の存在下にCaco−2−細胞を恒温保持す
ることにより、上皮細胞間の堅固な接合点の開放が生
じ、かつ対照と比較して放射性マーカーの輸送量の著し
い上昇が生じる。
くは7.5%の溶液)および図4(DMEM中のポリマ
ー1、4〜6の5%の溶液、恒温保持時間120分)に
示されているように、試験されたコポリマー1、2なら
びに4〜6の存在下にCaco−2−細胞を恒温保持す
ることにより、上皮細胞間の堅固な接合点の開放が生
じ、かつ対照と比較して放射性マーカーの輸送量の著し
い上昇が生じる。
【0028】13.製薬学的服用形の例 a.アテノロール錠剤
【0029】
【表2】
【0030】アテノロール1000g、ルディプレス
(Ludipress(登録商標))(BASF)1000g、アク
リル酸−マレイン酸コポリマー(50:50)ナトリウ
ム塩2930g、アエロジル(Aerosil(登録商標))
200(Degussa)40g、コリドン(Kollidon(登録
商標))VA64(BASF)200gおよびステアリン酸
マグネシウム30gを0.8mmの篩により前篩別し、
かつタービュラミキサー(Turbula-Mischer)中で5分
間混合した。引続き円形ランナータブレット成形機上で
22kNの圧縮力で9mmの直径を有する湾曲したタブ
レットを製造した。
(Ludipress(登録商標))(BASF)1000g、アク
リル酸−マレイン酸コポリマー(50:50)ナトリウ
ム塩2930g、アエロジル(Aerosil(登録商標))
200(Degussa)40g、コリドン(Kollidon(登録
商標))VA64(BASF)200gおよびステアリン酸
マグネシウム30gを0.8mmの篩により前篩別し、
かつタービュラミキサー(Turbula-Mischer)中で5分
間混合した。引続き円形ランナータブレット成形機上で
22kNの圧縮力で9mmの直径を有する湾曲したタブ
レットを製造した。
【0031】b.スルファサラジン被膜錠剤
【0032】
【表3】
【0033】スルファサラジン500gおよびアクリル
酸−マレイン酸コポリマー(70:30)ナトリウム塩
1000gをステファンミキサー(Stephan-Mischer)
中で2分間混合し、かつ撹拌しながらイソプロパノール
230g中のコリドン(Kollidon(登録商標))30
30gの溶液を添加した。この湿潤物質を1.0mmの
目開きを有する篩に通し、かつすのこ囲いの棚上で室温
で乾燥させた。乾燥物質を1.0mmの篩により篩別し
た後、アエロジル200 4.0gおよびステアリン酸
マグネシウム6.0gを添加し、かつ5分間混合した。
引続き、粉末混合物を円形ランナー成形機上で35kN
の圧縮力および30rpmの回転速度で寸法19×8.
5mmを有するフットボール形状の型の長楕円形錠剤に
圧縮した。
酸−マレイン酸コポリマー(70:30)ナトリウム塩
1000gをステファンミキサー(Stephan-Mischer)
中で2分間混合し、かつ撹拌しながらイソプロパノール
230g中のコリドン(Kollidon(登録商標))30
30gの溶液を添加した。この湿潤物質を1.0mmの
目開きを有する篩に通し、かつすのこ囲いの棚上で室温
で乾燥させた。乾燥物質を1.0mmの篩により篩別し
た後、アエロジル200 4.0gおよびステアリン酸
マグネシウム6.0gを添加し、かつ5分間混合した。
引続き、粉末混合物を円形ランナー成形機上で35kN
の圧縮力および30rpmの回転速度で寸法19×8.
5mmを有するフットボール形状の型の長楕円形錠剤に
圧縮した。
【0034】第2の過程において、この長楕円形錠剤に
横型ドラムコーター中で耐胃液性被膜を備えさせた。5
0℃での通風の際に塗布すべきスプレー分散液は、次の
組成を有していた:
横型ドラムコーター中で耐胃液性被膜を備えさせた。5
0℃での通風の際に塗布すべきスプレー分散液は、次の
組成を有していた:
【0035】
【表4】
【0036】この分散液から錠剤1個当たり100mg
をメタクリル酸−エチルアクリレートコポリマー15m
gに相応させて塗布した。
をメタクリル酸−エチルアクリレートコポリマー15m
gに相応させて塗布した。
【0037】c.フロセミド−ミクロ錠剤
【0038】
【表5】
【0039】フロセミド100g、アクリル酸−マレイ
ン酸コポリマー(70:30)ナトリウム塩570gお
よびコリドン(Kollidon(登録商標))VA64 20
gをステファンミキサー(Stephan-Mischer)中で混合
し、かつ撹拌しながらイソプロパノール105gで湿潤
させた。この湿潤物質を0.6mmの目開きを有する篩
に押し通し、かつすのこ囲いの棚上で薄層で室温で24
時間乾燥させた。乾燥グラニュールを0.8mmの篩に
より篩別し、同時に篩別したステアリン酸マグネシウム
およびアエロジル(Aerosil(登録商標))200を添
加し、タービュラミキサー中で5分間混合し、かつ再び
0.8mmの篩により篩別した。その後に、コルシュ
(Korsch)型EKOのエクスセンター成形機(Excenter
presse)上で直径2mmおよび高さ約2mmを有する湾
曲したミクロ錠剤を製造した。分割された形1個当たり
40mgの投与量を達成するために、それぞれ40個の
ミクロ錠剤をゼラチン詰込カプセル中に充填した。
ン酸コポリマー(70:30)ナトリウム塩570gお
よびコリドン(Kollidon(登録商標))VA64 20
gをステファンミキサー(Stephan-Mischer)中で混合
し、かつ撹拌しながらイソプロパノール105gで湿潤
させた。この湿潤物質を0.6mmの目開きを有する篩
に押し通し、かつすのこ囲いの棚上で薄層で室温で24
時間乾燥させた。乾燥グラニュールを0.8mmの篩に
より篩別し、同時に篩別したステアリン酸マグネシウム
およびアエロジル(Aerosil(登録商標))200を添
加し、タービュラミキサー中で5分間混合し、かつ再び
0.8mmの篩により篩別した。その後に、コルシュ
(Korsch)型EKOのエクスセンター成形機(Excenter
presse)上で直径2mmおよび高さ約2mmを有する湾
曲したミクロ錠剤を製造した。分割された形1個当たり
40mgの投与量を達成するために、それぞれ40個の
ミクロ錠剤をゼラチン詰込カプセル中に充填した。
【0040】d.メチルドーパ錠剤
【0041】
【表6】
【0042】メチルドーパ2500g、アクリル酸−マ
レイン酸コポリマー(50:50)ナトリウム塩347
5g、アエロジル200 35g、コリドン(Kollidon
(登録商標))VA64 260gおよびステアリン酸
マグネシウム30gを0.8mmの篩により前篩別し、
かつタービュラミキサー中で5分間混合した。引続き、
この粉末混合物を円形ランナー成形機上で35kNの圧
縮力および30rpmの回転速度で12mmの直径を有
する二平面上に切り子面を形成された錠剤に圧縮した。
レイン酸コポリマー(50:50)ナトリウム塩347
5g、アエロジル200 35g、コリドン(Kollidon
(登録商標))VA64 260gおよびステアリン酸
マグネシウム30gを0.8mmの篩により前篩別し、
かつタービュラミキサー中で5分間混合した。引続き、
この粉末混合物を円形ランナー成形機上で35kNの圧
縮力および30rpmの回転速度で12mmの直径を有
する二平面上に切り子面を形成された錠剤に圧縮した。
【0043】e.S−アデノシルメチオニン−吸入錠剤
【0044】
【表7】
【0045】S−アデノシルメチオニン500g、アク
リル酸−マレイン酸コポリマー(50:50)ナトリウ
ム塩3500g、マンニット1000g、アスパルター
メ15g、オレンジ芳香剤25gおよびコリドン(Koll
idon(登録商標))VA64410gを0.8mmの篩
により前篩別し、かつタービュラミキサー中で5分間混
合した。引続き、先に0.5mmの篩で篩別したステア
リン酸マグネシウム25gおよびアエロジル(Aerosil
(登録商標))200 25gを添加し、かつ2.5分
間混合した。円形ランナータブレット成形機上で35k
Nの圧縮力および30rpmの回転速度で1100mg
の重量を有する二平面上に切り子面を形成された錠剤を
製造した。
リル酸−マレイン酸コポリマー(50:50)ナトリウ
ム塩3500g、マンニット1000g、アスパルター
メ15g、オレンジ芳香剤25gおよびコリドン(Koll
idon(登録商標))VA64410gを0.8mmの篩
により前篩別し、かつタービュラミキサー中で5分間混
合した。引続き、先に0.5mmの篩で篩別したステア
リン酸マグネシウム25gおよびアエロジル(Aerosil
(登録商標))200 25gを添加し、かつ2.5分
間混合した。円形ランナータブレット成形機上で35k
Nの圧縮力および30rpmの回転速度で1100mg
の重量を有する二平面上に切り子面を形成された錠剤を
製造した。
【0046】f.セフロキシム粒剤
【0047】
【表8】
【0048】セフロキシマキセチル300.7g(セフ
ロキシム250gに相当)、アクリル酸−マレイン酸コ
ポリマー(50:50)ナトリウム塩1000g、メタ
クリル酸−メチルメタクリレートコポリマー(1:1)
150g、サッカロース502.3g、オレンジ芳香剤
5gおよびアスパルターメ2gをステファンミキサー
(Stephan-Mischer)中で混合し、かつ撹拌しながらイ
ソプロパノール310g中のコリドン(Kollidon(登録
商標))VA64 40gの溶液で湿潤させた。この湿
潤物質を1.2mmの目開きを有する篩に押し通し、か
つ室温で24時間すのこ囲いの棚上で徐々に乾燥させ
た。乾燥粒剤を封付き袋中に2000mgの用量で充填
した。
ロキシム250gに相当)、アクリル酸−マレイン酸コ
ポリマー(50:50)ナトリウム塩1000g、メタ
クリル酸−メチルメタクリレートコポリマー(1:1)
150g、サッカロース502.3g、オレンジ芳香剤
5gおよびアスパルターメ2gをステファンミキサー
(Stephan-Mischer)中で混合し、かつ撹拌しながらイ
ソプロパノール310g中のコリドン(Kollidon(登録
商標))VA64 40gの溶液で湿潤させた。この湿
潤物質を1.2mmの目開きを有する篩に押し通し、か
つ室温で24時間すのこ囲いの棚上で徐々に乾燥させ
た。乾燥粒剤を封付き袋中に2000mgの用量で充填
した。
【0049】g.ゴナドレリン鼻スプレー剤
【0050】
【表9】
【0051】菌株なしの浄化された水700gを装入
し、かつベンジルアルコール20gを添加した。引続
き、この混合物にアクリル酸−マレイン酸コポリマー5
0gを溶解し、pH値を1N HClで撹拌下にpH
7.0にした。ゴナドレリンの添加後に、なお0.5時
間撹拌し、残りの水量を1000gになるまで補充し、
この溶液を0.22μmのフィルターを通して滅菌濾過
し、かつ鼻スプレー瓶中に充填した。
し、かつベンジルアルコール20gを添加した。引続
き、この混合物にアクリル酸−マレイン酸コポリマー5
0gを溶解し、pH値を1N HClで撹拌下にpH
7.0にした。ゴナドレリンの添加後に、なお0.5時
間撹拌し、残りの水量を1000gになるまで補充し、
この溶液を0.22μmのフィルターを通して滅菌濾過
し、かつ鼻スプレー瓶中に充填した。
【0052】h.ラニチジン溶液
【0053】
【表10】
【0054】ラニチジン−HCl 20g、サッカロー
ス50gおよびベンザルコニウムクロリド1gを浄化さ
れた水775g中に撹拌下に溶解した。アクリル酸−マ
レイン酸コポリマー(50:50)ナトリウム塩100
gおよび1N 塩酸54gの添加後、完全に溶解するま
でさらに撹拌し、溶液を5μmフィルターを通して濾過
し、かつ50gの瓶中に充填した。
ス50gおよびベンザルコニウムクロリド1gを浄化さ
れた水775g中に撹拌下に溶解した。アクリル酸−マ
レイン酸コポリマー(50:50)ナトリウム塩100
gおよび1N 塩酸54gの添加後、完全に溶解するま
でさらに撹拌し、溶液を5μmフィルターを通して濾過
し、かつ50gの瓶中に充填した。
【図1】ポリマー1〜3(DMEM中5%の溶液)と対
照を比較した場合の経上皮電気抵抗(TEER)の測定
結果を示す線図。
照を比較した場合の経上皮電気抵抗(TEER)の測定
結果を示す線図。
【図2】ポリマー4〜6(DMEM中5%の溶液)と対
照を比較した場合の経上皮電気抵抗(TEER)の測定
結果を示す線図。
照を比較した場合の経上皮電気抵抗(TEER)の測定
結果を示す線図。
【図3】DMEM中のポリマー2の5%もしくは7.5
%の溶液と対照を比較した場合の放射性マーカーの輸送
量を示す線図。
%の溶液と対照を比較した場合の放射性マーカーの輸送
量を示す線図。
【図4】恒温保持時間120分間のDMEM中のポリマ
ー1、4〜6の5%の溶液と対照を比較した場合の放射
性マーカーの輸送量を示す線図。
ー1、4〜6の5%の溶液と対照を比較した場合の放射
性マーカーの輸送量を示す線図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルベルトュス ヘー デ ブール オランダ国 ウークストゲースト ホフダ イク 86 (72)発明者 ハンス エー ユンギンガー オランダ国 ラインスブルク ウィルゲン ラーン 17 (72)発明者 カール コルター ドイツ連邦共和国 リムブルガーホフ ズ デーテンシュトラーセ 1 (72)発明者 フォルカー シェールマン ドイツ連邦共和国 レーマーベルク フォ イアーバッハシュトラーセ 8アー (72)発明者 アクセル ザンナー ドイツ連邦共和国 フランケンタール ロ ールシャー リング 2ツェー
Claims (9)
- 【請求項1】 (メト)アクリル酸−マレイン酸コポリ
マーを含有する粘膜の浸透性を改善するための製薬学的
調剤。 - 【請求項2】 a)(メト)アクリル酸10〜90モル
%、 b)マレイン酸90〜10モル%および c)場合によっては他のモノマー0〜40モル%を含有
する、請求項1記載の製薬学的調剤。 - 【請求項3】 他のモノマーc)として40モル%まで
のヒドロキシアルキル(メト)アクリレート、(メト)
アクリル酸アルキルエステルおよび/またはビニルスル
ホン酸賀コポリマー中に含有されている、請求項1また
は2に記載の製薬学的調剤。 - 【請求項4】 (メト)アクリル酸:マレイン酸のモル
比が70:30〜30:70に変えられている、請求項
1または2に記載の製薬学的調剤。 - 【請求項5】 錠剤、押出品、粒剤、ペレット剤、粉末
剤、カプセル剤、坐薬、軟膏、懸濁液、溶液または乳濁
液の形である、請求項1から4までのいずれか1項に記
載の製薬学的調剤。 - 【請求項6】 全質量に対して10重量%を上廻る(メ
ト)アクリル酸−マレイン酸コポリマー含量を有する、
請求項1から5までのいずれか1項に記載の製薬学的調
剤。 - 【請求項7】 コポリマーが中和されていないか、部分
的に中和されたか、または中和された形で存在し、その
際中和されていない形の場合には、調剤は付加的に塩基
またはプロトン受容体を含有していてもよい、請求項1
から6までのいずれか1項に記載の製薬学的調剤。 - 【請求項8】 作用物質が全体的または部分的に(メ
ト)アクリル酸−マレイン酸コポリマーとの塩の形で存
在する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の製
薬学的調剤。 - 【請求項9】 経口、舌下、口腔、直腸、肺動脈または
鼻投与するかまたは眼粘膜を介して投与する、請求項1
から8までのいずれか1項に記載の製薬学的調剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19631085A DE19631085A1 (de) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | Verwendung von (Meth)acrylsäure-Maleinsäure-Copolymeren zur Verbesserung der Permeabilität der Schleimhaut |
DE19631085.7 | 1996-08-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067686A true JPH1067686A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=33426898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9204421A Withdrawn JPH1067686A (ja) | 1996-08-01 | 1997-07-30 | 粘膜の浸透性を改善する製薬学的調剤 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6004575A (ja) |
EP (1) | EP0821965B1 (ja) |
JP (1) | JPH1067686A (ja) |
CN (1) | CN1161156C (ja) |
DE (2) | DE19631085A1 (ja) |
ES (1) | ES2229301T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7070799B1 (en) * | 1998-02-10 | 2006-07-04 | Generex Pharmaceuticals, Inc. | Method for administering insulin to the buccal region |
AT413647B (de) * | 1998-11-26 | 2006-04-15 | Sandoz Ag | Verwendung eines copolymerisats aus 1-vinyl-2-pyrrolidon und vinylacetat zur herstellung von cefuroximaxetil-hältigen tabletten |
ITPI20010015A1 (it) * | 2001-03-05 | 2002-09-05 | Ivo Pera | Metodo per la somministrazione di s-adenosil-metionina,sottoforma di micropolvere secca,tramite inalazione |
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US7923025B2 (en) * | 2002-01-16 | 2011-04-12 | Astellas Pharma Inc. | Pharmaceutical composition for oral use with improved absorption |
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US8329208B2 (en) | 2009-07-28 | 2012-12-11 | Methylation Sciences International Srl | Pharmacokinetics of S-adenosylmethionine formulations |
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ES2540581T3 (es) | 2012-10-17 | 2015-07-10 | Methylation Sciences International Srl | Composiciones que comprenden S-adenosilmetionina y un éster de ácido gálico |
CN107519139A (zh) * | 2016-06-21 | 2017-12-29 | 北京科信必成医药科技发展有限公司 | 一种呋塞米微片及其制备方法 |
Family Cites Families (3)
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