JPH09308863A

JPH09308863A - 帳票処理装置

Info

Publication number: JPH09308863A
Application number: JP12505396A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Kobayashi; 林賢一小
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1996-05-20
Filing date: 1996-05-20
Publication date: 1997-12-02

Abstract

(57)【要約】【課題】対顧客別に使用ラインを組合せることによ
り、全体としての処理の迅速化を図る。【解決手段】搬送コンベア１に沿って、帳票を顧客毎
に積み重ねて自動供給する供給ステーション１０，２
０，３０が設けられ、また搬送コンベア１に沿って、帳
票を手動で供給するための第１載置台３が設けられてい
る。搬送コンベア１は、切換手段７０を介して分岐コン
ベア２および排出コンベア５に接続されている。分岐コ
ンベア２に沿って第２載置台４が設けられている。切換
手段７０は、予め記憶された顧客別の帳票種類と枚数の
一覧表と、顧客別情報とに基づいて制御装置４０により
作動制御される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は異なる供給頻度を有
する所望種類の帳票を供給し重ね合せることができる帳
票処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、所望種類の帳票（例えば保険書
等）を必要枚数丁合し（重ね合せ）、これを特定顧客に
送付することが行なわれている。例えばある顧客に保険
申込書を５枚、はがきを５枚送付し、他の顧客に保険申
込書を１０枚、はがきを１０枚、および案内書を１０枚
送付する場合、作業者が、予め機械によって積み上げら
れた保険申込書の束、はがきの束および案内書の束から
いちいち必要枚数を抜き出し、束状に揃えて郵便袋に詰
め、宛て名書きして送付している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、
特定顧客に所望種類の帳票を必要枚数丁合して送付する
場合、作業者が各々の帳票の束から必要枚数抜き出し束
状に揃えて郵送している。

【０００４】しかしながら、このような作業者による手
作業には、精度上および処理速度の上で問題がある。さ
らに、帳票を機械によって積み上げる際には、作業者が
抜き取り易くする為に、抜き取る束毎に、段差を付けた
り、付箋を入れる等の機構を特別に設ける必要もある。

【０００５】この場合、印字済帳票を必要形状に裁断す
る等の加工を施しながら、所望種類の帳票を必要枚数だ
け丁合して揃える作業を自動的に行なうことができれ
ば、処理精度および処理速度を向上させることができて
都合が良い。

【０００６】また、帳票の種類によっては、供給すべき
枚数が少ないために作業者が手動で帳票を丁合して供給
することも考えられる。さらにこの場合、予め自動的に
供給された帳票上に作業者が手動で供給することができ
れば、不必要に自動化することなく実情に沿した運転を
することができて都合が良い。

【０００７】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、自動的に所望種類の帳票を必要数だけ丁合
して揃えることができるとともに、その後枚数の少ない
特定種類の帳票を作業者が手動で供給することができる
帳票処理装置を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は搬送コンベア
と、この搬送コンベア上に帳票を顧客毎に積み重ねて自
動的に供給する自動供給ステーションと、自動供給ステ
ーションの下流側に設けられ、前記搬送コンベア上に手
動で供給される帳票を載置する第１載置台と、前記搬送
コンベアの下流側に、切換手段を介して連結された分岐
コンベアおよび排出コンベアと、前記分岐コンベア上に
前記第１載置台に載置された帳票と異なる頻度で手動に
より供給される帳票を載置する第２載置台と、前記切換
手段を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、予
め記憶された顧客別の帳票種類およびその枚数の一覧表
と、顧客別情報とに基づいて、前記切換手段を作動させ
ることを特徴とする帳票処理装置である。

【０００９】また、分岐コンベアが作動しない顧客別情
報であった場合、分岐コンベア上で別の処理を同時に行
えることを特徴とする帳票処理装置である。

【００１０】搬送コンベア上に自動供給ステーションか
ら顧客別に帳票を積み重ねて供給するとともに、第１載
置台に載置された帳票を自動供給ステーションによって
供給された帳票上に手動で供給する。次に予め記憶され
た顧客別の帳票種類およびその枚数の一覧表と顧客別情
報とに基づいて、制御装置により切換手段を作動させ、
搬送コンベア上の帳票を分岐コンベアまたは排出コンベ
アのいずれか一方に移送する。分岐コンベア上の帳票上
に、第２載置台に載置され第１載置台の帳票と異なる頻
度で用いられる帳票を手動で供給する。

【００１１】また、分岐コンベアが作動しない顧客別情
報であった場合、分岐コンベア上で別の処理を同時に行
えば無駄がない。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。

【００１３】図１および図２は、本発明による帳票処理
装置の一実施形態を示す図である。まず図１において、
帳票処理装置の全体について説明する。

【００１４】図１において、帳票を搬送するための搬送
コンベア１が配設され、この搬送コンベア１の上流側に
カートン投入用の製函機８０が設けられている。この搬
送コンベア１に沿って、一般帳票１１（図２）を搬送コ
ンベア１上の図示しないカートン内に供給する２台の一
般帳票供給ステーション１０と、多パーツ帳票２１（図
２）を搬送コンベア１上のカートン内に供給する多パー
ツ帳票供給ステーション２０と、はがき帳票３１（図
２）を搬送コンベア１上のカートンに供給する２台のは
がき帳票供給ステーション３０とが配設されている。

【００１５】搬送コンベア１上のカートン内に供給され
た一般帳票１１と、多パーツ帳票２１と、はがき帳票３
１は顧客毎に互いに積層され、搬送コンベア１に沿って
直進する。

【００１６】搬送コンベア１は、切換手段７０を介して
分岐コンベア２および排出コンベア５に接続されてい
る。分岐コンベア２および排出コンベア５は互いに平行
し、かつこれら分岐コンベア２および排出コンベア５
は、搬送コンベア１に対して直交して延びている。また
搬送コンベア１に沿って、複数の第１載置台３が配設さ
れている。この第１載置台３は供給する頻度が少ない帳
票を載置しておき、作業者が手動で当該帳票を搬送コン
ベア１上のカートン内に供給するためのものである。こ
の場合作業者は、予め顧客別に供給ステーション１０，
２０，３０から供給され搬送コンベア１によって搬送さ
れた供給済帳票上に、当該顧客に対応する帳票を第１載
置台３から取出し手動で供給する。

【００１７】また、分岐コンベア２に沿って複数の第２
載置台４が配設されている。この第２載置台４は、第１
載置台３に載置された帳票より更に供給する枚数・頻度
が少ない帳票を載置しておき、作業者が当該帳票を手動
で分岐コンベア２上のカートン内に供給するものであ
る。

【００１８】また、切換手段７０は、図２に示す制御装
置４０によって作動制御される。制御装置４０には、下
表に示す顧客別の帳票種類とその枚数の一覧表が予め記
憶され、顧客別情報に基づいて切換手段７０を作動させ
て、搬送コンベア１上のカートンを分岐コンベア２また
は排出コンベア５のいずれかへ送り込むようになってい
る。

【００１９】

【表１】すなわち、表に示すように、一般帳票１１、多パーツ帳
票２１およびはがき帳票３１は、丁合して供給する枚数
が多いものであり、すべての顧客Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ…
に送付する帳票となっている。これらの帳票１１，２
１，３１は、自動供給ステーションから搬送コンベア１
へ供給される。一方、甲帳票、乙帳票、丙帳票は、供給
する枚数が少なく、かつ一部の顧客についてのみ必要な
帳票（頻度の少ない帳票）である。これら甲帳票、乙帳
票、丙帳票は第１載置台３上に載置され、搬送コンベア
１上のカートン内に供給される。また、丁帳票は更に供
給する枚数および頻度の少ない帳票であり、第２載置台
４上に載置され、分岐コンベア２上のカートン内に供給
される。

【００２０】制御装置４０は、帳票種類と枚数の一覧表
と、顧客別情報とに基づいて、例えば顧客Ａの場合は切
換手段７０により、自動供給ステーション１０，２０，
３０で積層された顧客Ａの帳票を収納したカートンを搬
送コンベア１上から分岐コンベア２上に移送する。また
顧客Ｂの場合は、切換手段７０により、自動供給ステー
ション１０，２０，３０で積層された顧客Ｂの帳票を収
納したカートンを搬送コンベア１上から排出コンベア５
上に移送させる。

【００２１】顧客別情報は、後述する一般帳票１１のバ
ーコード１２に予め書込まれ、読取器１７によって読取
られて制御装置４０に入力されるようになっている（図
２）。

【００２２】なお、分岐コンベア２上を直進するカート
ンに対して宛名投入部６３から宛名が投入される。また
分岐コンベア２上の不良帳票はイジェクタ切換部６０を
介してイジェクタ６１，６２から外部へ排出される。正
常な帳票は、イジェクタ切換部６０から排出コンベア５
上へ移送され、密封部７０の箱詰ライン７１，７２で箱
詰めされて郵送される。

【００２３】他方、排出コンベア５上のカートンに対し
て、その後宛名投入部５３から宛名が投入され、また排
出コンベア５上の不良帳票はイジェクタ切換部５０を介
してイジェクタ５１，５２から外部へ排出される。正常
な帳票は、その後密封部７０の箱詰めライン７１，７２
で箱詰めされて郵送される。

【００２４】次に各供給ステーション１０，２０，３０
について、図２により説明する。

【００２５】一般帳票供給ステーション１０は、一般帳
票１１を所定形状に裁断する裁断部１４と、裁断された
一般帳票１１を必要枚数丁合する（重ね合わせる）丁合
部１５と、丁合された一般帳票１１を搬送コンベア１に
供給する供給部１６とを有している。一般帳票１１の上
面の所定位置には、必要情報がバーコード１２として書
込まれ、このバーコード１２に書込まれた情報は読取器
１７によって読取られる。一般帳票としては、案内書等
が考えられる。

【００２６】また多パーツ帳票供給ステーション２０
は、各パーツ２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２１ｄ，２１ｅ
を一枚ずつ重ね合せて多パーツ帳票２１を作成する多パ
ーツ帳票作成部２８と、多パーツ帳票２１を所定形状に
裁断する裁断部２４と、裁断された多パーツ帳票２１を
必要数丁合する丁合部２５と、丁合された多パーツ帳票
２１を搬送コンベア１に供給する供給部２６とを有して
いる。各パーツ２１ａ〜２１ｅの所定部には、作成部２
８で各バーツを重ね合わせて多パーツ帳票を作成するた
めの必要情報がバーコードとして書き込まれ、これに基
づいて多パーツ帳票が自動的に作成される。また、多パ
ーツ帳票２１を構成するパーツ２１ａの上面所定位置に
は、必要情報がバーコード２２として、書込まれ、この
バーコード２２に書込まれた情報は読取器２７によって
読取られる。多パーツ帳票２１としては、例えば複数の
パーツからなる保険申込書等が考えられる。

【００２７】また、はがき帳票供給ステーション３０
は、はがき用ウェブ３１ａを所定枚数層状に折込む折部
３８と、折込まれたはがき用ウェブ３１ａを所定形状に
裁断する裁断部３４と、層状に折込まれたはがき用ウェ
ブ３１ａを押圧して接着しはがき帳票３１を作成する押
圧部３９と、はがき帳票３１を必要数丁合する丁合部３
５と、丁合されたはがき帳票３１を搬送コンベアに供給
する供給部３６とを有している。なお、はがき用ウェブ
３１ａには、予め接着部が形成され、層状に折込まれた
はがき用ウェブ３１ａを押圧部３９において押圧する
際、はがき用ウェブ３１ａが接着部によって互いに接着
して、はがき帳票３１が作成されるようになっている。
なお、押圧部３９は、はがき用ウェブ３１ａに形成する
接着剤として感圧接着剤以外の接着剤を用いる場合、例
えば、感熱接着剤、再湿接着剤を用いる場合は、それぞ
れ、加熱部、水塗布部に適宜変更すればよい。

【００２８】また、はがき帳票３１を構成するはがき用
ウェブ３１ａの所定位置には、必要情報がバーコード３
２として書込まれ、このバーコード３２に書込まれた情
報は読取器３７によって読取られるようになっている。

【００２９】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。はじめに、搬送コンベア１に製函
機８０からカートンが投入され、このカートン内に一般
帳票供給ステーション１０（第１番目の供給ステーショ
ン）から一般帳票１１が必要数、搬送コンベア１に供給
される。この場合、一般帳票１１の上面の所定位置に
は、バーコード１２が設けられ、バーコード１２に書込
まれた情報が読取器１７に読取られる。読取器１７によ
って読取られた情報は、制御装置４０に送られ、この制
御装置４０によって複数の供給ステーション１０，２
０，３０を含む帳票処理装置全体が制御される。

【００３０】バーコード１２に書込まれる情報として
は、例えば顧客別情報、当該一般帳票供給ステーシ
ョン１０によって丁合される枚数、各供給ステーショ
ンにおいて、上流の供給ステーションから搬送コンベア
に予め供給された帳票の上に、新な帳票を供給して重ね
合わせる際に、この両者の帳票のマッチングをとる為の
ＩＤコード等がある。

【００３１】制御装置４０からの指令情報に基づいて、
一般帳票供給ステーション１０の裁断部１４において一
般帳票１１が所定形状に裁断され、続いて丁合部１５に
おいて、裁断された一般帳票１１が必要枚数丁合され
る。その後、丁合された一般帳票１１は、供給部１６か
ら搬送コンベア１上のカートン内へ供給される。

【００３２】次に制御装置４０からの指令情報に基づい
て、多パーツ帳票供給ステーション２０が作動する。ま
ず多パーツ帳票供給ステーション２０の多パーツ帳票作
成部２８において、パーツ２１ａのバーコード２２に書
込まれた情報が読取器２７にて読取られ、読取られた情
報は制御装置４０に送られる。バーコード２２には、当
該パーツ帳票供給ステーション２０で丁合される多パー
ツ帳票２１の数が書込まれている。次に各パーツ２１ａ
〜２１ｆを一枚ずつ重ね合せて多パーツ帳票２１が作成
される。続いて、多パーツ帳票２１が裁断部２４に送ら
れ、制御装置４０からの指令情報に基づいて、多パーツ
帳票２１が所定形状に裁断され、次に裁断された多パー
ツ帳票２１が丁合部２５において必要数だけ丁合され
る。その後、丁合された多パーツ帳票２１は、供給部２
６から搬送コンベア１上のカートン内へ、予め供給され
た同一顧客の一般帳票１１上に重ね合わせるようにして
供給される。

【００３３】次に制御装置４０からの指令信号に基づい
て、はがき帳票供給ステーション（第３番目の供給ステ
ーション）３０が作動する。まず、はがき帳票供給ステ
ーション３０の折部３８において、はがき用ウェブ３１
ａのバーコード３２に書込まれた情報が読取器３７に読
取られ、読取られた情報は制御装置４０に送られる。バ
ーコード３２には、当該はがき帳票供給装置３０で丁合
されるはがき帳票３１の数等が書込まれている。

【００３４】次に折部３８において、はがき用ウェブ３
１ａが層状に折込まれ、このように折込まれたはがき用
ウェブ３１ａが裁断部３４において所定形状に裁断され
る。続いて、押圧部３９において折込まれたはがき用ウ
ェブ３１ａが押圧され、接着部によって互いに接着して
はがき帳票３１が得られる。

【００３５】次に制御装置４０からの指令情報に基づい
て、丁合部３５においてはがき帳票３１が必要数だけ丁
合される。その後、丁合されたはがき帳票３１は、供給
部３６から搬送コンベア１上のカートン内へ供給され
る。この場合、はがき帳票３１は搬送コンベア１上の同
一顧客の多パーツ帳票２１上に重ね合せられる。

【００３６】また、各供給ステーション１０，２０，３
０においては、各々の帳票のバーコードに書き込まれた
情報を読み取って、上流の供給ステーションから搬送コ
ンベアに予め供給された帳票の上に、新たな帳票を供給
して重ね合わせる際の二つの帳票のマッチングをとって
いる。

【００３７】このように搬送コンベア１上に供給され、
互いに重ね合わされた一般帳票１１、多パーツ帳票２
１、およびはがき帳票３１は搬送コンベア１上を直進す
る。

【００３８】次に搬送コンベア１上の供給済帳票を収納
したカートン内に、作業者が第１載置台３から所定種類
の帳票（甲帳票、乙帳票、丙帳票）を選択し手動で供給
する。この場合、自動供給ステーションで予め顧客別に
供給された帳票上に、同一顧客の帳票を重ね合わせて手
動で供給する。

【００３９】次に制御装置４０が、帳票種類と枚数の一
覧表と、一般帳票１１のバーコード１２に書込まれ読取
器１７によって読取られた顧客別情報とに基づいて、切
換手段７０を作動させる。なお、顧客別情報は、一般帳
票１１のバーコード１２に書込むことなく、予め制御装
置４０内に読み込ませておいてもよい。

【００４０】例えば顧客Ａの帳票が収納されたカートン
については搬送コンベア１から分岐コンベア２上へ移送
し、顧客Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅの帳票が収納されたカートンに
ついては搬送コンベア１から排出コンベア５へ移送す
る。

【００４１】作業者は分岐コンベア２上に送られた顧客
用のカートン内に、第２載置台４に載置された帳票（丁
帳票）を手動で供給する。

【００４２】分岐コンベア２上を直進するカートンに対
しては、宛名投入部６３から宛名が投入され、不良帳票
を収納したカートンはイジェクタ切換部６０を介してイ
ジェクタ６１，６２から外部へ排出される。正常な帳票
は、排出コンベア５から密封部７０の箱詰ライン７１，
７２で箱詰めされて郵送される。

【００４３】他方、排出コンベア５上を直進するカート
ンに対しては、宛名投入部５３から宛名が投入され、排
出コンベア５上の不良帳票はイジェクタ切換部５０を介
してイジェクタ５１，５２から外部へ排出される。正常
な帳票は、密封部７０の箱詰ライン７１，７２で箱詰め
されて郵送される。

【００４４】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、供給すべき枚数および頻度の多い帳票についは、自
動供給ステーションにおいて搬送コンベア１上のカート
ン内に自動的に供給することができ、また供給すべき枚
数および頻度の少ない帳票については第１載置台３に載
置しておき、この第１載置台３から手動で搬送コンベア
１上のカートン内に供給することができる。また、枚数
および頻度がさらに少ない帳票については、第２載置台
４に載置しておき、カートンを切換手段７０を介して搬
送コンベア１から分岐コンベア２に移送した後、この第
２載置台４からカートン内に手動で供給することができ
る。同時に第２載置台４に載置された帳票を供給する必
要がない場合は、カートンを搬送コンベア１から排出コ
ンベア５へ移送し、外方へ排出することができる。この
ように対顧客別に切換手段７０によって、使用すべきコ
ンベアを選定するとともに、供給枚数および頻度に応じ
て使用する載置台３，４を選定することにより、全体と
しての処理の迅速化を図ることができる。

【００４５】以上の説明は、表１の顧客別情報をもとに
切換手段７０にて分岐コンベア２と排出コンベア５に振
り分けていたが、表１の顧客別情報が搬送コンベア１に
沿って配置された自動供給ステーション１０，２０，３
０及び、第１載置台３で完結する場合、分岐コンベア２
は、一連の動作で作動しない。このとき、分岐コンベア
２に沿って配置された第２載置台４を利用して同時に別
の処理をすることも可能である。このときのカートン
は、分岐コンベア２の最上流から、人手により投入する
（投入部図示せず）。

【００４６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば対
顧客別に切換手段によって使用するコンベアを適宜選定
するとともに、帳票の供給枚数および供給頻度に応じて
第１および第２載置台のうち使用載置台を選定すること
により、顧客別に使用ラインを組合せて全体としての処
理の迅速化を図ることができる。

【００４７】また、分岐コンベアが作動しない顧客別情
報であった場合、分岐コンベア上で別の処理を同時に行
なうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による帳票処理装置の一実施例を示す全
体配置図。

【図２】自動帳票処理部のフロー図。

【符号の説明】

１搬送コンベア２分岐コンベア３第１載置台４第２載置台５排出コンベア１０一般帳票供給ステーション１１一般帳票２０多パーツ帳票供給ステーション２１多パーツ帳票３０はがき帳票供給ステーション３１はがき帳票４０制御装置７０切換手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】搬送コンベアと、この搬送コンベア上に帳票を顧客毎に積み重ねて自動的
に供給する自動供給ステーションと、自動供給ステーションの下流側に設けられ、前記搬送コ
ンベア上に手動で供給される帳票を載置する第１載置台
と、前記搬送コンベアの下流側に、切換手段を介して連結さ
れた分岐コンベアおよび排出コンベアと、前記分岐コンベア上に前記第１載置台に載置された帳票
と異なる頻度で手動により供給される帳票を載置する第
２載置台と、前記切換手段を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、予め記憶された顧客別の帳票種類およ
びその枚数の一覧表と、顧客別情報とに基づいて、前記
切換手段を作動させることを特徴とする帳票処理装置。
【請求項２】自動帳票処理部に、帳票のバーコードから
顧客別情報を読みとり制御装置に出力する読取器を設け
たことを特徴とする請求項１記載の帳票処理装置。
【請求項３】前記搬送コンベアに配置された自動供給ス
テーションと前記排出コンベアに配置された第１載置台
が組合って作動しているとき、同時に前記分岐コンベア
と分岐コンベアに配置された第２載置台により別の処理
ができることを特徴とする請求項１記載の帳票処理装
置。