JPH1066510A - 豆腐殻入菓子の製造方法 - Google Patents

豆腐殻入菓子の製造方法

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Publication number
JPH1066510A
JPH1066510A JP8262264A JP26226496A JPH1066510A JP H1066510 A JPH1066510 A JP H1066510A JP 8262264 A JP8262264 A JP 8262264A JP 26226496 A JP26226496 A JP 26226496A JP H1066510 A JPH1066510 A JP H1066510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tofu
bean curd
food material
minutes
sesame
Prior art date
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Pending
Application number
JP8262264A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoko Shiose
喜代子 潮瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIKI SHOKUHIN KK
Original Assignee
MIKI SHOKUHIN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [課題] 栄養価が高く、ソフトな食感を有する豆腐殻
入菓子を製造可能とする。 [解決手段] 澱粉、水等を混練し、該混練物を所定温
度に加熱後、急速冷却したものと、豆腐殻を乾燥し粉状
化した粉状乾燥豆腐殻を加え、必要に応じて乾燥海産
物、胡麻等を添加混合したものを薄板状に展延形成して
食品素材を形成し、該食品素材を約150〜180℃に
加熱された焼成機で加熱して焼き上げたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、豆腐殻入菓子の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、煎餅は小麦粉、米粉等の澱粉に砂
糖、水を加えて混合し、約2〜5mm厚に展延したもの
を鉄板で加熱焼成し、好みに応じて表面に醤油等を塗布
して製造している。
【0003】又、豆菓子は、皮を除去した豆の表面に糖
液を介して餅米等を付着したものを焼き上げて製造する
方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の煎餅、豆菓子
は、澱粉を主成分としているため栄養価に乏しく、又、
歯ごたえが硬く、ソフトな食感に欠けるという欠点があ
った。
【0005】そこで、本発明は従来、おかずと家畜用飼
料以外に用途を見出せなかった別名おからと称される豆
腐殻が栄養価に富み、ソフトな食感を有することに着目
し、豆腐殻を菓子に利用することにより栄養価が高く、
ソフトな食感を呈する豆腐殻入菓子の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明のうち請求項1記載の発明は、澱粉、水等
を混練し、該混練物を所定温度に加熱後、急速冷却した
ものと、豆腐殻を乾燥し粉状化とした粉状乾燥豆腐殻を
加え、必要に応じて乾燥海産物、胡麻等を添加混合した
ものを薄板状に展延成形して食品素材を形成し、該食品
素材を約150〜180℃に加熱された焼成機で加熱焼
成したことを特徴とする。
【0007】本願発明のうち請求項2記載の発明は、皮
付豆の表面に、澱粉と、豆腐殻を乾燥し粉状化にした粉
状乾燥豆腐殻との混合物を、糖液を介して付着すること
により、豆の表面に糖液と前記混合物とを層状に設けて
食品素材を形成し、この食品素材を約115〜135℃
の温度環境下で約4〜6分間煎りたる後、放置し、次い
で約115〜135℃の温度で約8〜12分間煎り、さ
らに表面に植物性油脂、塩を必要に応じて香辛料、胡麻
等と共に塗布したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
【0009】
【実施例1】大豆を水に浸し、吸水して約2.2倍の重
量になった大豆を、約9倍量の水を用いて磨砕する。得
られた液(呉)を煮沸後、残渣を乾燥粉砕して篩にか
け、120〜150メッシュの粉状乾燥豆腐殻を得る。
【0010】150gの水にじゃがいも澱粉20gを入
れ、沸騰直前迄加熱後、約30℃の温度環境下に放置
し、常温になる迄急速冷却したものに、粉状乾燥豆腐殻
180gを加えて、混練する。この混練物を生地とし、
必要に応じてちりめんじゃこ(しらす干し)、ひじき、
昆布、乾燥海老、蛸、青海苔等の海産物、卵殻カルシュ
ウム、胡麻等を必要に応じて50〜70g添加混合し、
得られた混合物を約10g宛に分け、約2〜2.5mm
厚の円板状に展延成形し、品温が90〜100℃となる
ように、例えば160℃に加熱されている鉄板で約5〜
5分30秒間加熱して焼きあげる。尚、塩味が薄い場合
は、生地に約5gの食塩を添加するとよい。
【0011】得られた製品は、栄養価が高く、海産物の
香ばしい風味を呈し、美味であった。
【0012】
【実施例2】上記実施例1と同様の工程に従って粉状乾
燥豆腐殻入生地を製造する。この生地にざらめ200g
及び醤油30ccを添加混合して、前記実施例1と同様
に160℃に加熱された鉄板で約2分30秒間加熱して
焼き上げる。
【0013】得られた製品は、甘味を控え、醤油の香ば
しい風味を呈した歯ざわりの良好なものであった。
【0014】
【実施例3】前記実施例1と同様の工程により得られた
120〜150メッシュの粉状乾燥豆腐殻150gに対
して、砂糖80g、全卵25g、ショートニング110
gを加えて混合撹拌し、2〜2.5mm厚の所望形状に
展延し、160℃に加熱された鉄板で約5〜5分30秒
間加熱して焼き上げる。尚、好みにより卵殻カルシュー
ムを添加すると、栄養価が一層高くなり好適である。
【0015】得られた製品は、澱粉を含んでいないため
ソフトな食感で、クッキーのような外観を呈し、美味で
あった。
【0016】
【実施例4】外皮を剥皮した落花生1.8kgの表面
に、糖度26度のビードグラニュー糖と糖度35度の水
飴溶液を塗布し、さらに、餅米粉1kg、小麦粉0.2
kg及び前記実施例1と同様の工程により得られた12
0〜150メッシュの粉状乾燥豆腐殻0.6kgを混合
し、得られた混合物を糖液の粘着性を利用して付着す
る。この糖液塗着と、混合された粉を付着する作業を8
〜12回程度繰り返して行い、内部に存在する落花生の
約3倍程度の大きさに形成する。このようにして落花生
の表面に糖と、粉の混合物による多重層を形成した食品
素材を、120〜130℃に加熱された鉄板で約4〜5
分間煎る。煎られた食品素材を、品温が常温になる迄放
置する。次いで、120〜130℃に加熱された鉄板で
約10分間煎った後、表面に植物性油脂を塗布し、塩約
25gを付着し、更に植物性油脂を塗布して製品を得
る。
【0017】得られた製品は、外観に艶を有し、ソフト
な食感の豆菓子であった。
【0018】
【実施例5】前記実施例4と同様な工程に従って、落花
生の表面に糖液塗着と粉の付着作業を繰り返し、約9回
目の糖液塗着作業後、約10mmに裁断したひじき、昆
布、するめ、乾燥海老等の乾燥海産物や胡麻等を糖液の
介在により付着し、更にその表面に小麦粉を塗布する。
次いで、120〜130℃に加熱された鉄板で約10分
間煎り、品温が常温になる迄冷却後、前記実施例4と同
様に表面に植物性油脂、塩、植物性油脂を順次塗布して
製品を得る。
【0019】得られた製品は、海産物等の風味と豆の柔
らかい食感を呈する美味なものであった。
【0020】以上説明した実施例においては、海産物、
胡麻を含んだ豆腐殻入菓子の製造方法について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、カレー
粉、ココア、ユーカリ等の任意の乾燥物を生地に混合
し、若しくはコーティングに使用するものも本発明に包
含され、若年層から年配者に亘たり、あらゆる年代層の
需要者に対応可能にした。
【0021】
【発明の効果】本発明は、従来、おかずや飼料としての
用途しか存在しなかった栄養価の高い豆腐殻を、菓子に
利用することにより、植物性蛋白質を抵抗なく幅広い年
代層のものにおいしく提供し得るという効果がある。
【0022】又、豆腐殻を使用することにより豆等の食
品素材が柔らかくなり、ソフトな食感の菓子を提供でき
るという効果がある。
【0023】更に、合成着色料や添加物を一切添加しな
いで美味な菓子を製造可能なため、近年高まっている健
康志向に対応できるという効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 澱粉、水等を混練し、該混練物を所定温
    度に加熱後、急速冷却したものと、豆腐殻を乾燥し粉状
    化した粉状乾燥豆腐殻を加え、必要に応じて乾燥海産
    物、胡麻等を添加混合したものを薄板状に展延形成して
    食品素材を形成し、該食品素材を約150〜180℃に
    加熱された焼成機で加熱して焼き上げたことを特徴とす
    る豆腐殻入菓子の製造方法。
  2. 【請求項2】 皮を除去した豆の表面に、澱粉と、豆腐
    殻を乾燥し粉状化した粉状乾燥豆腐殻との混合物を、糖
    液を介して付着することにより、豆の表面に糖液と前記
    混合物とを層状に設けて食品素材を形成し、該食品素材
    を約115〜135℃の温度環境下で約4〜6分間煎り
    たる後、常温環境下に放置し、次いで約115〜135
    ℃の温度環境下で約8〜12分間煎り、表面に植物性油
    脂、塩を必要に応じて香辛料、ゴマ等と共に塗布したこ
    とを特徴とする豆腐殻入菓子の製造方法。
JP8262264A 1996-08-26 1996-08-26 豆腐殻入菓子の製造方法 Pending JPH1066510A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100881433B1 (ko) 2007-05-14 2009-02-23 주식회사 두부마을 두부 스낵 제조방법
KR101034093B1 (ko) 2008-08-04 2011-05-13 문영학 동결, 건조된 전두부를 이용한 기능성스낵 제조방법
KR101306657B1 (ko) * 2011-01-25 2013-10-23 김수한 두부 건빵과 그 제조방법

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KR100881433B1 (ko) 2007-05-14 2009-02-23 주식회사 두부마을 두부 스낵 제조방법
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