JPH1066220A - 配線ダクト - Google Patents

配線ダクト

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JPH1066220A
JPH1066220A JP8212854A JP21285496A JPH1066220A JP H1066220 A JPH1066220 A JP H1066220A JP 8212854 A JP8212854 A JP 8212854A JP 21285496 A JP21285496 A JP 21285496A JP H1066220 A JPH1066220 A JP H1066220A
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Koji Kitagawa
弘二 北川
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Kitagawa Industries Co Ltd
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Kitagawa Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性に優れ、配線の変更等も容易な配線ダ
クトの提供。 【解決手段】 基板3の表面3aには、隣接するもの同
士を組としたレール7a,7bが複数組平行に形成され
ている。また、カバー5は、レール7a,7bに個々に
係合する係合部9a,9bを各端縁に備えた樋状に形成
されている。所望の組のレール7a,7bを選択してカ
バー5の係合部9a,9bを係合させると、カバー5と
基板3との共働により筒状体が構成され、その内部空間
21に電線を保持することができる。また、カバー5を
基板3から取り外せば容易に配線の変更等が可能とな
る。更に、基板3の表面3aおよびカバー5の内面5a
には、電磁波シールド材が付着されており、電線に伝わ
る信号にノイズが重畳するのを一層良好に防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線を保持する配
線ダクトに関し、詳しくは、保持された電線を伝わる信
号にノイズが重畳するのを防止する配線ダクトに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば工作機械等のように、
外部から電力や制御信号が供給される装置では、電線を
筒状の配線ダクトに保持することが考えられている。例
えば、図3に例示する配線ダクト51は、スペーサ53
を介して隔離された一対の筒状体55,57を備えてお
り、一方の筒状体55には電力供給用の送電線61(い
わゆるpowerline)が、もう一方の筒状体57
には制御信号供給用の信号線63(いわゆるsigna
lline)が、それぞれ保持されている。
【0003】このように構成された配線ダクト51で
は、スペーサ53によって送電線61,信号線63が隔
離されている。このため、送電線61が発生するノイズ
が信号線63を伝わる信号に重畳するのを防止すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
配線ダクト51は、筒状体55,57等を装置に合わせ
て作成する必要があり、その装置専用のものとなってし
まう。また、配線の変更時等には筒状体55,57等を
一旦壊して新たに作り直さなければならない。このた
め、この種の配線ダクトを使用した装置の製造コストを
低下させるには限界があった。
【0005】そこで、本発明は、汎用性に優れ、配線の
変更等も容易な配線ダクトを提供することを目的として
なされた。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達するためになされた請求項1記載の発明は、表面
に複数の平行なレールが形成された基板と、一対の上記
レールに両端縁を係合させることにより、上記基板と共
働して筒状体を構成する樋状のカバーと、を備えたこと
を特徴とする配線ダクトを要旨としている。
【0007】このように構成された本発明では、複数の
平行なレールの内から所望の一対のレールを選択し、そ
のレールの所望位置にカバーの両端縁を係合させるだけ
で筒状体を構成することができる。このため、装置に応
じた筒状体を容易に構成して、その中に電線を保持する
ことができる。このように電線を所望位置に保持するこ
とにより、電線をノイズの発生源から遠ざけてその電線
を伝わる信号にノイズが重畳するのを防止することがで
きる。また、カバーを基板から取り外せば容易に配線の
変更等が可能となり、変更後カバーの両端縁を再びレー
ルに係合させればよい。
【0008】従って、本発明の配線ダクトはきわめて汎
用性に優れると共に、配線の変更等も容易となる。よっ
て、本発明の配線ダクトを使用すれば、各種装置の製造
コストを良好に低下させることができる。請求項2記載
の発明は、請求項1記載の構成に加え、上記レールが、
隣接するもの同士を組として複数組形成され、上記カバ
ーが同一組の上記レールに両端を係合させて上記筒状体
を構成するものであり、かつそのカバーを複数備えたこ
とを特徴としている。
【0009】このため、レールの内から所望の複数組の
レールを選択し、そのレールに複数のカバーの両端縁を
個々に係合させれば、所望の位置に複数の筒状体を平行
して構成することができる。従って、請求項1記載の効
果に加え、複数種類の電線(例えば信号線と送電線)を
隔離して保持することが容易であるといった効果が生じ
る。よって、本発明の配線ダクトは一層汎用性に優れて
おり、各種装置の製造コストを一層良好に低下させるこ
とができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、上記カバー内面および上記基板表面
に電磁波シールド材が配設されたことを特徴としてい
る。このため、カバーと基板との共働によって構成され
た筒状体に電線を保持すれば、その電線が電磁波シール
ド材によって包囲される。従って、請求項1または2記
載の効果に加え、保持された電線を伝わる信号にノイズ
が重畳するのを一層良好に防止できるといった効果が生
じる。よって、本発明の配線ダクトを使用すれば、各種
装置の信頼性を一層向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明が適用された配線ダク
ト1の構成を表す斜視図であり、図2はその配線ダクト
1の構成を表す矢印A視図(一部のみ図示)である。図
1,図2に示すように、配線ダクト1は、基板3とカバ
ー5とから構成されている。
【0012】基板3の表面3aには、隣接するもの同士
を組としたレール7a,7bが複数組平行に形成されて
いる。レール7a,7bの間隔はどの組も同じであり、
各レール7a,7bは、表面3aを垂直に彫り込むと共
に先端を外側にL字状に屈曲させてなる溝によって構成
されている。
【0013】カバー5は、レール7a,7bに個々に係
合する係合部9a,9bを各端縁に備えた樋状に形成さ
れている。また、カバー5の長手方向一端には、図1に
示すように、カバー5の内面5aに沿ってその長手方向
に突出した突出部11が形成され、カバー5の長手方向
他端には、突出部11と係合する溝部13が形成されて
いる。
【0014】ここで、基板3およびカバー5は合成樹脂
によって成形されており、特にカバー5は、両端に係合
部9a,9bを有して平板状に構成された成形体をレー
ル7a,7bの間隔に合わせて2箇所で折り曲げ加工し
て、断面コの字状に形成されている。なお、カバー5
は、真空成形や射出成形等によって成形してもよい。
【0015】また、基板3の表面3aおよびカバー5の
内面5aには、磁性材料等からなる電磁波シールド材が
付着されている。更に、配線ダクト1は上記のカバー5
を複数備えており、突出部11と溝部13とを係合させ
ることにより複数のカバー5を長手方向に接続したり
(図1の二点鎖線参照)、他のカバー5の係合部9a,
9bを異なる組のレール7a,7bに係合させたりする
ことができる。
【0016】続いてこのように構成された配線ダクト1
の動作を説明する。配線ダクト1では、所望の組のレー
ル7a,7bを選択し、そのレール7a,7bにカバー
5の係合部9a,9bを基板3の端縁から係合させ、所
望位置まで移動させて使用することができる。すると、
その位置にカバー5と基板3との共働による筒状体が構
成され、その内部空間21に電線31(図2)を保持す
ることができる。このため、装置に応じた筒状体を容易
に構成して電線31を保持することができる。このよう
に電線31を所望位置に保持することにより、電線31
をノイズの発生源から遠ざけてその電線31を伝わる信
号にノイズが重畳するのを防止することができる。ま
た、カバー5を基板3から取り外せば容易に配線の変更
等が可能となり、変更後、カバー5の係合部9a,9b
を再びレール7a,7bに係合させればよい。
【0017】また、レール7a,7bは基板3に複数組
平行に設けられており、複数のカバー5を異なる組のレ
ール7a,7bに個々に係合させることができる。この
場合、所望の位置に複数の筒状体を平行して構成するこ
とができ、複数種類の電線31(例えば信号線と送電
線)を隔離して保持することができる。更に、カバー5
は長手方向に複数接続して使用することもできる。従っ
て、配線ダクト1はきわめて汎用性に優れており、この
配線ダクト1を使用すれば、各種装置の製造コストを良
好に低下させることができる。
【0018】また更に、基板3の表面3aおよびカバー
5の内面5aには、電磁波シールド材が付着されている
ので、電線31を内部空間21に保持すればその電線3
1が電磁波シールド材によって包囲される。このため、
電線31に伝わる信号にノイズが重畳するのを一層良好
に防止することができる。従って、この配線ダクト1を
使用すれば、各種装置の信頼性を一層向上させることが
できる。
【0019】なお、本発明は上記実施の形態になんら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の形態で実施することができる。例えば、カバー
5は断面コの字状に形成されているが、断面U字状に形
成されていてもよい。また、レール7a,7bを基板3
の裏面にも形成してもよい。この場合、カバー5によっ
て筒状体を形成する位置の自由度が増加し、汎用性が一
層向上する。更に、レール7a,7bは基板3の表面3
aに一対だけ設けてもよい。また更に、一対のレールに
カバーの両端縁を係合させる形態としては、上記形態の
他種々の形態が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された配線ダクトの構成を表す斜
視図である。
【図2】その配線ダクトの構成を表す矢印A視図であ
る。
【図3】従来の配線ダクトの構成を例示する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…配線ダクト 3…基板 5
…カバー 7a,7b…レール 9a,9b…係合部 1
1…突出部 13…溝部 21…内部空間 3
1…電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に複数の平行なレールが形成された
    基板と、 一対の上記レールに両端縁を係合させることにより、上
    記基板と共働して筒状体を構成する樋状のカバーと、 を備えたことを特徴とする配線ダクト。
  2. 【請求項2】 上記レールが、隣接するもの同士を組と
    して複数組形成され、 上記カバーが同一組の上記レールに両端を係合させて上
    記筒状体を構成するものであり、かつそのカバーを複数
    備えたことを特徴とする請求項1記載の配線ダクト。
  3. 【請求項3】 上記カバー内面および上記基板表面に電
    磁波シールド材が配設されたことを特徴とする請求項1
    または2記載の配線ダクト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015136204A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 株式会社オートネットワーク技術研究所 電線モジュール及びプロテクタ

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