JPH1064737A - チップ形コモンモードチョークコイル - Google Patents
チップ形コモンモードチョークコイルInfo
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- JPH1064737A JPH1064737A JP21447596A JP21447596A JPH1064737A JP H1064737 A JPH1064737 A JP H1064737A JP 21447596 A JP21447596 A JP 21447596A JP 21447596 A JP21447596 A JP 21447596A JP H1064737 A JPH1064737 A JP H1064737A
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- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding
- flange
- core
- grooves
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定に面実装することができると共に、イン
ピーダンス特性の低下を防ぐことができるチップ形コモ
ンモードチョークコイルを得る。 【解決手段】 巻芯の両側に角形の鍔1b1 ,1b2 を
有し、一方の鍔1b1 の各辺の周面に溝61 〜64 が形
成されると共に、該周面の溝形成部及び該溝形成部に連
なる外側面の端縁部に導電被膜から成る電極71 〜74
が形成された磁性コア1と、前記巻芯にバイファイラ巻
された一対のコイルユニット21 、22 から成るコイル
2とから構成され、一方のコイルユニット21 の巻き始
め及び巻終わりの端末41 及び51 は、前記一方の鍔1
b1 の互いに隣接する2辺の周面31 、32 の溝61 及
び62 にそれぞれ挿入されて電極71 及び72 に接続さ
れ、他方のコイルユニット22 の巻き始め及び巻終わり
の端末42 及び52 は、他の互いに隣接する2辺の周面
34 及び33 の溝64 及び63 にそれぞれ挿入されて電
極74 及び73 に接続されている。
ピーダンス特性の低下を防ぐことができるチップ形コモ
ンモードチョークコイルを得る。 【解決手段】 巻芯の両側に角形の鍔1b1 ,1b2 を
有し、一方の鍔1b1 の各辺の周面に溝61 〜64 が形
成されると共に、該周面の溝形成部及び該溝形成部に連
なる外側面の端縁部に導電被膜から成る電極71 〜74
が形成された磁性コア1と、前記巻芯にバイファイラ巻
された一対のコイルユニット21 、22 から成るコイル
2とから構成され、一方のコイルユニット21 の巻き始
め及び巻終わりの端末41 及び51 は、前記一方の鍔1
b1 の互いに隣接する2辺の周面31 、32 の溝61 及
び62 にそれぞれ挿入されて電極71 及び72 に接続さ
れ、他方のコイルユニット22 の巻き始め及び巻終わり
の端末42 及び52 は、他の互いに隣接する2辺の周面
34 及び33 の溝64 及び63 にそれぞれ挿入されて電
極74 及び73 に接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に利
用されるチップ形コモンモードチョークコイルに関す
る。
用されるチップ形コモンモードチョークコイルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ形コモンモードチョークコ
イルとして、巻芯の両側に角形の鍔を有し、且つ該鍔の
周面に導電被膜から成る電極が形成されたコアに、バイ
ファイラ巻によりコイルを巻装し、該コイルの巻き始め
の端末と巻終わりの端末とを交差させながら同じ鍔の周
面に形成された電極に接続したものが知られている。
イルとして、巻芯の両側に角形の鍔を有し、且つ該鍔の
周面に導電被膜から成る電極が形成されたコアに、バイ
ファイラ巻によりコイルを巻装し、該コイルの巻き始め
の端末と巻終わりの端末とを交差させながら同じ鍔の周
面に形成された電極に接続したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記チョークコイル
は、前述のように、巻き始めと巻終わりの端末が交差す
るため、該端末に流れる電流による磁束が互いに打ち消
し合い、インピーダンス特性が低下するという不具合が
あり、また、前記端末が鍔の周面から突出していたため
面実装が不安定であるという不具合があった。
は、前述のように、巻き始めと巻終わりの端末が交差す
るため、該端末に流れる電流による磁束が互いに打ち消
し合い、インピーダンス特性が低下するという不具合が
あり、また、前記端末が鍔の周面から突出していたため
面実装が不安定であるという不具合があった。
【0004】本発明は、従来の前記不具合を解決し、安
定に面実装することができると共に、インピーダンス特
性の低下を防ぐことができるチップ形コモンモードチョ
ークコイルを提供することを課題とする。
定に面実装することができると共に、インピーダンス特
性の低下を防ぐことができるチップ形コモンモードチョ
ークコイルを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、請求項1に記載のように、巻芯の両側
に角形の鍔を有し、一方の鍔の各辺の周面に溝が形成さ
れると共に、該周面の溝形成部及び該溝形成部に連なる
外側面の端縁部に導電被膜から成る電極が形成された磁
性コアと、前記巻芯にバイファイラ巻された一対のコイ
ルユニットから成るコイルとから構成され、一方のコイ
ルユニットの巻き始め及び巻終わりの端末は、前記一方
の鍔の互いに隣接する2辺の周面の溝にそれぞれ挿入さ
れて電極に接続され、他方のコイルユニットの巻き始め
及び巻終わりの端末は、他の互いに隣接する2辺の周面
の溝にそれぞれ挿入されて電極に接続されたことを特徴
とし、請求項2に記載のように、巻芯の両側に角形の鍔
を有し、一方の鍔の対向辺の周面にそれぞれ一対の溝が
形成されると共に、該周面の溝形成部及び該溝形成部に
連なる外側面の端縁部にそれぞれ導電被膜から成る電極
が形成された磁性コアと、前記巻芯にバイファイラ巻さ
れた一対のコイルユニットから成るコイルとから構成さ
れ、一方のコイルユニットの巻き始め及び巻終わりの端
末は、前記対向辺の一方の一対の溝にそれぞれ挿入され
て電極に接続され、他方のコイルユニットの巻き始め及
び巻終わりの端末は、前記対向辺の他方の一対の溝にそ
れぞれ挿入されて電極に接続されたことを特徴とし、ま
た、請求項3に記載のように、巻芯の両側に角形の鍔を
有し、一方及び他方の鍔の対応する1辺の周面にそれぞ
れ一対の溝が形成されると共に、該周面の溝形成部及び
該溝形成部に連なる外側面の端縁部に導電被膜から成る
電極が形成された磁性コアと、前記巻芯にバイファイラ
巻された一対のコイルユニットから成るコイルとから構
成され、一方及び他方のコイルユニットの巻き始めの端
末は、一方の鍔の一対の溝にそれぞれ挿入されて電極に
接続され、一方及び他方のコイルユニットの巻終わりの
端末は、他方の鍔の一対の溝にそれぞれ挿入されて電極
に接続されたことを特徴とする。
解決するために、請求項1に記載のように、巻芯の両側
に角形の鍔を有し、一方の鍔の各辺の周面に溝が形成さ
れると共に、該周面の溝形成部及び該溝形成部に連なる
外側面の端縁部に導電被膜から成る電極が形成された磁
性コアと、前記巻芯にバイファイラ巻された一対のコイ
ルユニットから成るコイルとから構成され、一方のコイ
ルユニットの巻き始め及び巻終わりの端末は、前記一方
の鍔の互いに隣接する2辺の周面の溝にそれぞれ挿入さ
れて電極に接続され、他方のコイルユニットの巻き始め
及び巻終わりの端末は、他の互いに隣接する2辺の周面
の溝にそれぞれ挿入されて電極に接続されたことを特徴
とし、請求項2に記載のように、巻芯の両側に角形の鍔
を有し、一方の鍔の対向辺の周面にそれぞれ一対の溝が
形成されると共に、該周面の溝形成部及び該溝形成部に
連なる外側面の端縁部にそれぞれ導電被膜から成る電極
が形成された磁性コアと、前記巻芯にバイファイラ巻さ
れた一対のコイルユニットから成るコイルとから構成さ
れ、一方のコイルユニットの巻き始め及び巻終わりの端
末は、前記対向辺の一方の一対の溝にそれぞれ挿入され
て電極に接続され、他方のコイルユニットの巻き始め及
び巻終わりの端末は、前記対向辺の他方の一対の溝にそ
れぞれ挿入されて電極に接続されたことを特徴とし、ま
た、請求項3に記載のように、巻芯の両側に角形の鍔を
有し、一方及び他方の鍔の対応する1辺の周面にそれぞ
れ一対の溝が形成されると共に、該周面の溝形成部及び
該溝形成部に連なる外側面の端縁部に導電被膜から成る
電極が形成された磁性コアと、前記巻芯にバイファイラ
巻された一対のコイルユニットから成るコイルとから構
成され、一方及び他方のコイルユニットの巻き始めの端
末は、一方の鍔の一対の溝にそれぞれ挿入されて電極に
接続され、一方及び他方のコイルユニットの巻終わりの
端末は、他方の鍔の一対の溝にそれぞれ挿入されて電極
に接続されたことを特徴とする。
【0006】請求項1及び2に記載のチョークコイル
は、一方の鍔を配線基板に接触させる縦型であり、その
一対のコイルユニットの巻き始め及び巻終わりは一方の
鍔の各辺の周面又は対向する2辺の周面に分散配置さ
れ、請求項3に記載のチョークコイルは、横型であり、
その一方及び他方のコイルユニットの巻き始めの端末は
一方の鍔の1辺の周面に、一方及び他方のコイルユニッ
トの巻終わりの端末は、他方の鍔の前記1辺に対応する
1辺の周面にそれぞれ分散配置されるので、一方及び他
方のコイルユニットの巻き始め及び巻終わりの端末は互
いに交差することがなく、それ故、該端末に流れる電流
による磁束が互いに打ち消し合うことがないので、イン
ピーダンス特性が低下することがない。また、前記端末
は鍔の周面に形成した溝に挿入され、電極に接続されて
鍔の周面から突出することがないので、配線基板に実装
したとき安定性がよい。
は、一方の鍔を配線基板に接触させる縦型であり、その
一対のコイルユニットの巻き始め及び巻終わりは一方の
鍔の各辺の周面又は対向する2辺の周面に分散配置さ
れ、請求項3に記載のチョークコイルは、横型であり、
その一方及び他方のコイルユニットの巻き始めの端末は
一方の鍔の1辺の周面に、一方及び他方のコイルユニッ
トの巻終わりの端末は、他方の鍔の前記1辺に対応する
1辺の周面にそれぞれ分散配置されるので、一方及び他
方のコイルユニットの巻き始め及び巻終わりの端末は互
いに交差することがなく、それ故、該端末に流れる電流
による磁束が互いに打ち消し合うことがないので、イン
ピーダンス特性が低下することがない。また、前記端末
は鍔の周面に形成した溝に挿入され、電極に接続されて
鍔の周面から突出することがないので、配線基板に実装
したとき安定性がよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0008】図1は、配線基板に立てて実装するチップ
形コモンモードチョークコイルの第1の例を示す。
形コモンモードチョークコイルの第1の例を示す。
【0009】同図において、1は巻芯1aの両側に角形
の鍔1b1 、1b2 を有する磁性コア、2は該磁性コア
1の巻芯1aにバイファイラ巻されて巻装された一対の
コイルユニット21 、22 から成るコイルである。
の鍔1b1 、1b2 を有する磁性コア、2は該磁性コア
1の巻芯1aにバイファイラ巻されて巻装された一対の
コイルユニット21 、22 から成るコイルである。
【0010】磁性コア1は、例えば、フェライト、磁性
粉を混入した樹脂成型体又は磁性粉を混入したアルミナ
などのセラミックスから成り、その一方の鍔1b1 の4
つの辺の周面31 、32 、33 、34 には、それぞれコ
イルユニット21 及び22 の巻き始めの端末41 及び4
2 、巻終わりの端末51 及び52 を挿入する1個の溝6
1 、62 、63 、64 が形成され、鍔1b1 の各辺の周
面31 、32 、33 、34 の溝形成部及び該溝形成部に
連なる外側面の周縁部には、導電被膜から成る電極
71 、72 、73 、74 が形成されている。前記溝61
〜64 は端末31 、32 及び41 、42 の径に等しいか
又は大きい深さに形成されている。電極71、72 、7
3 、74 の導電被膜は、銀、銀−白金又は銅とその上に
被着された鉛−錫等から成り、メッキ又はディップする
ことにより形成される。コイル2の一方のコイルユニッ
ト21 の巻き始めの端末41 は鍔1b1 の一辺の周面3
1 に形成された溝61 に挿入され、その巻終わりの端末
51 は隣接する辺の周面32 に形成された溝62 に挿入
されて電極71 及び72 にそれぞれ溶接、熱圧着又は超
音波振動により接合される。この熱圧着では、加熱され
たヘッドで絶縁被覆電線の端末を加圧することにより該
端末が変形されて偏平になり電極71 、72 に拡散接合
される。また、超音波振動では、ヘッドの振動により端
末の絶縁被覆が除去され、クリーニングされた銅線と電
極71 、72 とが加熱したヘッドを加圧することによっ
て接合される。他方のコイルユニット22 の巻き始めの
端末42 は前記周面31 に隣接する周面34 に形成され
た溝64 に挿入されて電極74 に前記のようにして接合
され、巻終わりの端末52 は前記周面32 に隣接する周
面33 に形成された溝63 に挿入されて電極73 に接合
される。尚、前記コイルユニット21 及び22 は各種電
子機器の回路に接続するとき、その巻き始めの端末を電
源側に接続し、その巻終わりの端末を電子機器の回路側
に接続する。
粉を混入した樹脂成型体又は磁性粉を混入したアルミナ
などのセラミックスから成り、その一方の鍔1b1 の4
つの辺の周面31 、32 、33 、34 には、それぞれコ
イルユニット21 及び22 の巻き始めの端末41 及び4
2 、巻終わりの端末51 及び52 を挿入する1個の溝6
1 、62 、63 、64 が形成され、鍔1b1 の各辺の周
面31 、32 、33 、34 の溝形成部及び該溝形成部に
連なる外側面の周縁部には、導電被膜から成る電極
71 、72 、73 、74 が形成されている。前記溝61
〜64 は端末31 、32 及び41 、42 の径に等しいか
又は大きい深さに形成されている。電極71、72 、7
3 、74 の導電被膜は、銀、銀−白金又は銅とその上に
被着された鉛−錫等から成り、メッキ又はディップする
ことにより形成される。コイル2の一方のコイルユニッ
ト21 の巻き始めの端末41 は鍔1b1 の一辺の周面3
1 に形成された溝61 に挿入され、その巻終わりの端末
51 は隣接する辺の周面32 に形成された溝62 に挿入
されて電極71 及び72 にそれぞれ溶接、熱圧着又は超
音波振動により接合される。この熱圧着では、加熱され
たヘッドで絶縁被覆電線の端末を加圧することにより該
端末が変形されて偏平になり電極71 、72 に拡散接合
される。また、超音波振動では、ヘッドの振動により端
末の絶縁被覆が除去され、クリーニングされた銅線と電
極71 、72 とが加熱したヘッドを加圧することによっ
て接合される。他方のコイルユニット22 の巻き始めの
端末42 は前記周面31 に隣接する周面34 に形成され
た溝64 に挿入されて電極74 に前記のようにして接合
され、巻終わりの端末52 は前記周面32 に隣接する周
面33 に形成された溝63 に挿入されて電極73 に接合
される。尚、前記コイルユニット21 及び22 は各種電
子機器の回路に接続するとき、その巻き始めの端末を電
源側に接続し、その巻終わりの端末を電子機器の回路側
に接続する。
【0011】図2は、配線基板に立てて実装する本発明
チップ形コモンモードチョークコイルの第2の例であ
る。
チップ形コモンモードチョークコイルの第2の例であ
る。
【0012】前述と同様に形成された磁性コア1の一方
の鍔1b1 の対向する2辺の周面31 及び32 にそれぞ
れ一対の溝61 ,62 及び63 及び64 が形成され、該
周面31 及び32 の溝形成部及び該溝形成部に連なる外
側面の端縁部にそれぞれ導電被膜から成る電極71 、7
2 及び73 、74 が形成されている。
の鍔1b1 の対向する2辺の周面31 及び32 にそれぞ
れ一対の溝61 ,62 及び63 及び64 が形成され、該
周面31 及び32 の溝形成部及び該溝形成部に連なる外
側面の端縁部にそれぞれ導電被膜から成る電極71 、7
2 及び73 、74 が形成されている。
【0013】コイル1の一方のコイルユニット21 は、
巻き始めの端末41 が溝61 に、巻終わりの端末51 が
溝62 にそれぞれ挿入されて電極71 及び72 に接合さ
れ、コイルユニット22 は、巻き始めの端末42 が溝6
3 に、巻終わりの端末52 が溝64 にそれぞれ挿入され
て電極73 及び74 に接合される。
巻き始めの端末41 が溝61 に、巻終わりの端末51 が
溝62 にそれぞれ挿入されて電極71 及び72 に接合さ
れ、コイルユニット22 は、巻き始めの端末42 が溝6
3 に、巻終わりの端末52 が溝64 にそれぞれ挿入され
て電極73 及び74 に接合される。
【0014】図3は、配線基板に横にして実装する本発
明チップ形コモンモードチョークコイルの例である。
明チップ形コモンモードチョークコイルの例である。
【0015】前述と同様に形成された磁性コア1の一方
の鍔1b1 の1辺の周面31 及び他方の鍔1b2 の前記
1辺の周面31 に対応する1辺の周面31 には、それぞ
れ一対の溝61 ,62 及び1対の溝63 、64 が形成さ
れ、該周面31 の溝61 の形成部及び該形成部に連なる
外側面端縁部と溝62 の形成部及び該形成部に連なる外
側面端縁部にはそれぞれ連続する電極71 と72 が形成
され、該周面31 の溝63 の形成部及び該形成部に連な
る外側面端縁部と該周面31 の溝64 の形成部及び該形
成部に連なる外側面端縁部にはそれぞれ連続する電極7
3 と74 が形成されている。コイル2の一対のコイルユ
ニット21 及び22 の巻き始めの端末41 及び42 は、
一方の鍔1b1 の溝61 及び62 に挿入されて電極71
及び72に接合され、コイルユニット11 及び12 の巻
終わりの端末51 及び52 は、他方の鍔1b2 の溝63
及び64 に挿入されて電極73 及び74 に接合される。
の鍔1b1 の1辺の周面31 及び他方の鍔1b2 の前記
1辺の周面31 に対応する1辺の周面31 には、それぞ
れ一対の溝61 ,62 及び1対の溝63 、64 が形成さ
れ、該周面31 の溝61 の形成部及び該形成部に連なる
外側面端縁部と溝62 の形成部及び該形成部に連なる外
側面端縁部にはそれぞれ連続する電極71 と72 が形成
され、該周面31 の溝63 の形成部及び該形成部に連な
る外側面端縁部と該周面31 の溝64 の形成部及び該形
成部に連なる外側面端縁部にはそれぞれ連続する電極7
3 と74 が形成されている。コイル2の一対のコイルユ
ニット21 及び22 の巻き始めの端末41 及び42 は、
一方の鍔1b1 の溝61 及び62 に挿入されて電極71
及び72に接合され、コイルユニット11 及び12 の巻
終わりの端末51 及び52 は、他方の鍔1b2 の溝63
及び64 に挿入されて電極73 及び74 に接合される。
【0016】図4は、図3に示す本発明チップ形コモン
モードチョークコイルの変形例を示す。
モードチョークコイルの変形例を示す。
【0017】前述の同様に形成された磁性コア1の一方
の鍔1b1 の1辺の周面31 及び該1辺の周面31 と対
向する1辺の周面32 にはそれぞれ一対の溝61 、62
及び一対の溝6、6が形成され、該一方の鍔1b1 の前
記周面31 の溝61 の形成部と該形成部に連なる1辺の
周面33 と周面32 の溝6の形成部と外側面端縁部には
連続した電極71 が、該一方の鍔1b1 の前記周面31
の溝62 の形成部と該形成部に連なる他の1辺の周面3
3 と周面32 の溝6の形成部と外側面端縁部には連続し
た電極72 がそれぞれ形成されている。他方の鍔1b2
にも、鍔1b1と同様に溝63 、64 及び6、6並びに
電極73 、74 が形成されている。その他の構成は、図
3に示すものと同じである。尚、前記溝6はコイルユニ
ット21及び22 の端末41 、42 及び51 、52 を必
要に応じて挿入して接合するための予備溝である。
の鍔1b1 の1辺の周面31 及び該1辺の周面31 と対
向する1辺の周面32 にはそれぞれ一対の溝61 、62
及び一対の溝6、6が形成され、該一方の鍔1b1 の前
記周面31 の溝61 の形成部と該形成部に連なる1辺の
周面33 と周面32 の溝6の形成部と外側面端縁部には
連続した電極71 が、該一方の鍔1b1 の前記周面31
の溝62 の形成部と該形成部に連なる他の1辺の周面3
3 と周面32 の溝6の形成部と外側面端縁部には連続し
た電極72 がそれぞれ形成されている。他方の鍔1b2
にも、鍔1b1と同様に溝63 、64 及び6、6並びに
電極73 、74 が形成されている。その他の構成は、図
3に示すものと同じである。尚、前記溝6はコイルユニ
ット21及び22 の端末41 、42 及び51 、52 を必
要に応じて挿入して接合するための予備溝である。
【0018】図5は、図4に示すチップ形コモンモード
チョークコイルのコイル2を外装材8で被覆したもので
ある。この外装材8として、エポキシ樹脂等の熱硬化性
樹脂、磁性粉末を混合したエポキシ樹脂又は磁性あるい
は磁性無し塗料等が用いられる。
チョークコイルのコイル2を外装材8で被覆したもので
ある。この外装材8として、エポキシ樹脂等の熱硬化性
樹脂、磁性粉末を混合したエポキシ樹脂又は磁性あるい
は磁性無し塗料等が用いられる。
【0019】尚、この外装材8は、図1乃至図3に示す
チップ形コモンモードチョークコイルにも施すことがで
きる。
チップ形コモンモードチョークコイルにも施すことがで
きる。
【0020】以上のチップ形コモンモードチョークコイ
ルの構成によれば、1対のコイルユニットの巻き始め及
び巻終わりが互いに離れ、交差することがない。
ルの構成によれば、1対のコイルユニットの巻き始め及
び巻終わりが互いに離れ、交差することがない。
【0021】
【発明の効果】本発明は、安定に面実装することができ
ると共に、インピーダンス特性の低下を防ぐことができ
るという効果を有する。
ると共に、インピーダンス特性の低下を防ぐことができ
るという効果を有する。
【図1】 (A)及び(B)は、縦形に配線基板に実装
する本発明チップ形コモンモードチョークコイルの1例
の正面図及び底面図。
する本発明チップ形コモンモードチョークコイルの1例
の正面図及び底面図。
【図2】 (A)及び(B)は、他例の正面図及び底面
図。
図。
【図3】 (A)(B)(C)及び(D)は、横形に配
線基板に実装される本発明チップ形コモンモードチョー
クコイルの1例の正面図、底面図、左方向及び右方向か
ら見た側面図。
線基板に実装される本発明チップ形コモンモードチョー
クコイルの1例の正面図、底面図、左方向及び右方向か
ら見た側面図。
【図4】 (A)(B)(C)及び(D)は、図3に示
すものの変形例を示す正面図、底面図、左方向及び右方
向から見た側面図。
すものの変形例を示す正面図、底面図、左方向及び右方
向から見た側面図。
【図5】 (A)及び(B)は、外装材を施したコモン
モードチョークコイルを、外装材を破断して示す正面図
及び底面図。
モードチョークコイルを、外装材を破断して示す正面図
及び底面図。
1・・・磁性コア 1b1 、1b2 ・・・鍔 2・・・コイル 21 、22 ・・・コイルユ
ニット 31 〜34 ・・・辺の周面 41 、42 ・・・
巻き始めの端末 51 、52 ・・・巻終わりの端末 61 〜64 ・・・
溝 71 〜74 ・・・電極
ニット 31 〜34 ・・・辺の周面 41 、42 ・・・
巻き始めの端末 51 、52 ・・・巻終わりの端末 61 〜64 ・・・
溝 71 〜74 ・・・電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 15/10 C G
Claims (3)
- 【請求項1】 巻芯の両側に角形の鍔を有し、一方の鍔
の各辺の周面に溝が形成されると共に、該周面の溝形成
部及び該溝形成部に連なる外側面の端縁部に導電被膜か
ら成る電極が形成された磁性コアと、前記巻芯にバイフ
ァイラ巻された一対のコイルユニットから成るコイルと
から構成され、一方のコイルユニットの巻き始め及び巻
終わりの端末は、前記一方の鍔の互いに隣接する2辺の
周面の溝にそれぞれ挿入されて電極に接続され、他方の
コイルユニットの巻き始め及び巻終わりの端末は、他の
互いに隣接する2辺の周面の溝にそれぞれ挿入されて電
極に接続されたことを特徴とするチップ形コモンモード
チョークコイル。 - 【請求項2】 巻芯の両側に角形の鍔を有し、一方の鍔
の対向辺の周面にそれぞれ一対の溝が形成されると共
に、該周面の溝形成部及び該溝形成部に連なる外側面の
端縁部にそれぞれ導電被膜から成る電極が形成された磁
性コアと、前記巻芯にバイファイラ巻された一対のコイ
ルユニットから成るコイルとから構成され、一方のコイ
ルユニットの巻き始め及び巻終わりの端末は、前記対向
辺の一方の一対の溝にそれぞれ挿入されて電極に接続さ
れ、他方のコイルユニットの巻き始め及び巻終わりの端
末は、前記対向辺の他方の一対の溝にそれぞれ挿入され
て電極に接続されたことを特徴とするチップ形コモンモ
ードチョークコイル。 - 【請求項3】 巻芯の両側に角形の鍔を有し、一方及び
他方の鍔の対応する1辺の周面にそれぞれ一対の溝が形
成されると共に、該周面の溝形成部及び該溝形成部に連
なる外側面の端縁部に導電被膜から成る電極が形成され
た磁性コアと、前記巻芯にバイファイラ巻された一対の
コイルユニットから成るコイルとから構成され、一方及
び他方のコイルユニットの巻き始めの端末は、一方の鍔
の一対の溝にそれぞれ挿入されて電極に接続され、一方
及び他方のコイルユニットの巻終わりの端末は、他方の
鍔の一対の溝にそれぞれ挿入されて電極に接続されたこ
とを特徴とするチップ形コモンモードチョークコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21447596A JPH1064737A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | チップ形コモンモードチョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21447596A JPH1064737A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | チップ形コモンモードチョークコイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1064737A true JPH1064737A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16656343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21447596A Pending JPH1064737A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | チップ形コモンモードチョークコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1064737A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003203814A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-07-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トランス |
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-
1996
- 1996-08-14 JP JP21447596A patent/JPH1064737A/ja active Pending
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010724 |