JPH1064631A - カーバッテリープラグの絶縁キャップ取り付け構造 - Google Patents

カーバッテリープラグの絶縁キャップ取り付け構造

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JPH1064631A
JPH1064631A JP8239989A JP23998996A JPH1064631A JP H1064631 A JPH1064631 A JP H1064631A JP 8239989 A JP8239989 A JP 8239989A JP 23998996 A JP23998996 A JP 23998996A JP H1064631 A JPH1064631 A JP H1064631A
Authority
JP
Japan
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insulating cap
plug housing
plug
terminal
housing
Prior art date
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Application number
JP8239989A
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English (en)
Inventor
Takeshi Matsuda
健 松田
Nobuyuki Mano
伸之 真野
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な成形機を用いることなくプラグハウジ
ング(2)と絶縁キャップ(5)を製造することがで
き、また、簡単な操作で絶縁キャップ(5)の着脱が可
能なカーバッテリープラグを提供する。 【解決手段】 ヘッドターミナル(9)を突出方向に付
勢する導電性コイルスプリング(11)の弾性を利用し
たバイヨネットロック機構により、絶縁キャップ(5)
をプラグハウジング(2)の先端開口部(2c)に着脱
自在に取り付けるので、プラグハウジング(2)、絶縁
キャップ(5)のいずれにも、相互に螺着するためのネ
ジ溝を形成する必要がなくなり、金型による成形が容易
になる。バイヨネットロック機構で絶縁キャップ(5)
を取り付けるので、着脱操作が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用のシガ
ライターソケットに嵌合接続し、車載用のボータブル機
器に電源を供給するカーバッテリープラグに関するもの
で、更に詳しくは、過電流保護回路としてヒューズ管を
備え、絶縁キャップを取り外すことによりヒューズ管を
交換可能なカーバッテリープラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ナビゲーション機器、通信機器な
ど車載用を目的とした電気機器が多数商品化され、同時
に、これらの機器への電源供給用として、シガライター
ソケットから電源を取り出すカーバッテリープラグが広
く利用されている。
【0003】従来のカーバッテリープラグは、シガライ
ターソケットからの過電流保護の為、シガライターソケ
ットの電源端子と接触するヘッドターミナルと内部の固
定ターミナルとの間にヒューズ管を介在させている。
【0004】図16は、この従来のカーバッテリープラ
グ100の構造を示すもので、円筒状のプラグハウジン
グ101と、プラグハウジング101の先端部に螺着さ
れた絶縁キャップ102を備えている。図17は、絶縁
キャップ102の側面図であり、絶縁性の合成樹脂によ
り成形され、図中破線で示す段部のある挿通孔102a
が内部に形成されている。フラグハウジング101内に
挿入される円筒部102bには、プラグハウジング10
1の先端開口部(2c)に形成された雌ねじ101bに
螺合する雄ねじ102cが螺刻されている。
【0005】絶縁キャップ102には、ヘッドターミナ
ル103が挿通孔102aを挿通することにより進退自
在に取り付けられている。図示のように、ヘッドターミ
ナル103は、その肩部103aが挿通孔102内の段
部に当接して、外方への突出が規制されている。ヘッド
ターミナル103は、後方でヒューズ管106の先端端
子部106aを収容することにより、この端子部106
aと電気接続している。
【0006】プラグハウジング101内の中央部には、
固定ターミナルとなるホルダー金具105が取り付けら
れ、フラグハウジング101と一体の支持部104によ
ってプラグハウジング101に固定されている。このホ
ルダー金具105は、導電性の金属板をプレス成形によ
り折り曲げ加工したもので、図18に示すように、一対
のホールド腕部105a、105bと脚部105cを一
体に形成している。ホールド金具105の脚部105c
は、後方に突出し、図示しない電源コードの電源側のリ
ード線に半田接続される。また、ホールド腕部105
a、105bは、それぞれ対向する内側面側が凹曲面に
形成され、ホールド腕部105a、105bの間で、導
電性コイルスプリング107を収容している。図16の
ように、ヘッドターミナル103とホルダー金具105
の間に、ヒューズ管106と導電性コイルスプリング1
07が直列に配置された状態で取り付けられると、導電
性コイルスプリング107は圧縮され、ヘッドターミナ
ル103をプラグハウジング101の先端部から突出さ
せる方向へ付勢する。
【0007】従って、ヘッドターミナル103は、ヒュ
ーズ管106、導電性コイルスプリング107を介し
て、電源コードの電源側リード線と電気接続するホルダ
ー金具105に電気接続し、この間のヒューズ管106
によって過電流保護回路が形成される。
【0008】一方、プラグハウジング101の両側に
は、先端を内側に折り曲げた板バネ接触片108、10
8が取り付けられ、そのうち一方の板バネ接触片108
の脚部108aは、後方に突出して図示しない電源コー
ドのアース側リード線に半田接続される。
【0009】それぞれの板バネ接触片108は、脚部1
08aがプラグハウジング101の保持溝101aに嵌
め込まれて固定され、固定された状態で、側方に円弧状
に膨らんだ接触部108bは、プラグハウジング101
の側面に形成された窓孔109から突出している。
【0010】尚、プラグハウジング101は、軸方向に
沿って2分割した半割ハウジングからなり、一方の半割
ハウジング内に上記ホールド金具105、板バネ接触片
108等を収容した後、他方の半割ハウジングで覆い、
ネジ止め孔110を挿通させた図示しないネジによって
両者を固定して組み立てる。
【0011】このように構成されたカーバッテリープラ
グ100を、シガライターソケット111に差し込む
と、板バネ接触片108の接触部108bがコネクタソ
ケット111の円筒状のアース筒体111aの内壁に弾
性接触し、更に差し込むとヘッドターミナル103がコ
ネクタソケット111内底面に露出する電源端子111
bに当接しながら、導電性コイルスプリング107が圧
縮することにより後退する。従って、シガライターソケ
ット111のアース筒体111aと電源端子111b
は、それぞれカーバッテリープラグ100によって、そ
れぞれ電源コードのアース側リード線と電源側リード線
に接続する。
【0012】このとき、電源端子111bに過電流が流
れると、ヒューズ管106のヒューズが溶断し、車載用
のポータブル機器側に過電流が流れることがなく保護さ
れる。ヒューズの溶断したヒューズ管106は、絶縁キ
ャップ102を軸回りに回転させて、雌ねじ101bと
雄ねじ102cの螺合を解き、プラグハウジング101
から外して、ヘッドターミナル103内のヒューズ管1
06を取り出し交換する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この従来のカーバッテ
リープラグ100は、絶縁キャップ102をプラグハウ
ジング101の先端開口部に螺着させ、着脱自在とする
構成であるため、それぞれに雄ねじ102cと雌ねじ1
01bが形成されている。
【0014】前述の通り、絶縁キャップ102は、絶縁
性の合成樹脂材料を用いて、金型で一体成形してなるも
のであるが、この成形過程で、円筒部102b表面の雄
ねじ102cを同時に形成するためには、溶融した合成
樹脂材料を流入させつつ、一方の金型を螺旋状に回転さ
せて引き抜くという高度な成形工程を要するものであっ
た。
【0015】この問題は、プラグハンジング101を合
成樹脂で一体成形し、その先端開口部の雌ねじ101b
を同時に金型で成形する際にも生じていた。
【0016】従って、いずれの成形にも高価な成形機を
必要とし、カーバッテリープラグのコスト上昇の原因と
なっていた。
【0017】また、絶縁キャップ102の着脱に、何回
転も絶縁キャップ102を軸回りに回転させる必要があ
り、着脱操作が面倒なものであった。
【0018】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、高度な成形工程がなく、従って、高
価な成形機を用いることなく製造することができ、簡単
な操作で絶縁キャップの着脱が可能なカーバッテリープ
ラグを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1のカーバッテリープラグは、シガライタ
ーソケットに差し込まれる筒状のプラグハウジングと、
プラグハウジングの両側面から突出する板バネ接触片
と、プラグハウジングの先端開口部に着脱自在に取り付
けられる絶縁キャップと、絶縁キャップの先端部に進退
自在に取り付けられたヘッドターミナルと、ヘッドター
ミナルとプラグハウジング内の固定ターミナルの間に配
置されるヒューズ管と、ヘッドターミナルと固定ターミ
ナルの間にヒューズ管とともに直列に配置され、ヘッド
ターミナルを絶縁キャップの先端部から外方へ付勢する
導電性コイルスプリングとを備え、板バネ接触片を、シ
ガライターソケットのアース端子へ接触させるととも
に、ヒューズ管と導電性コイルスプリングを介して固定
ターミナルと電気接続するヘッドターミナルを、シガラ
イターソケットの電源端子へ接触させ、電源端子に過電
流が流れ、ヒューズ管のヒューズが溶断したときに、絶
縁キャップをプラグハウジングから取り外し、ヒューズ
管を交換可能としたカーバッテリープラグにおいて、絶
縁キャップの側面から突出するロック突起を案内するこ
とにより、絶縁キャップのプラグハウジングに対する軸
回りの回動を規制するガイド溝を、プラグハウジングの
内壁面に、先端開口部から後方に向けて凹設し、ガイド
溝に案内されるロック突起が、ガイド溝後方の回動位置
に達するまで、絶縁キャップを、導電性コイルスプリン
グの弾性に抗して、プラグハウジング内に挿入し、絶縁
キャップを、回動位置に達した第1回動姿勢から第2回
動姿勢までプラグハウジングの軸回りに回動させ、第2
回動姿勢でロック突起をプラグハウジング内のロック面
に当接させることにより、プラグハウジングの先端開口
部に絶縁キャップを取り付けることを特徴とする。
【0020】絶縁キャップを回動位置に達するまでプラ
グハウジング内に挿入すると、ロック突起とガイド溝の
係合が解かれ、プラグハウジングの軸回りで、絶縁キャ
ップが回動可能となる。絶縁キャップをこの回動位置で
回動させると、ロック突起は、ガイド溝の位置から離
れ、ロック面に対向する。絶縁キャップに加えられてい
た挿入力を解除すると、ロック突起はロック面に当接
し、絶縁キャップの抜け止めが行われる。ロック突起
は、圧縮された導電性コイルスプリングの弾性によりロ
ック面に当接するので、絶縁キャップに外力が加えられ
ない限り、回動することなく、絶縁キャップの取り付け
状態を維持する。
【0021】絶縁キャップをプラグハウジングの軸回り
に回動し、ロック突起をガイド溝の位置に一致させる
と、導電性コイルスプリングにより先端方向に付勢され
ている絶縁キャップは、ロック突起がガイド溝を通過す
ることにより、プラグハウジングから抜き出される。
【0022】従って、バイヨネットロック構造を採用す
ることによって、ネジ溝を形成することなく、簡単な操
作で、絶縁キャップをプラグハウジングに着脱自在に取
り付けることができる。
【0023】また、請求項2のカーバッテリープラグ
は、プラグハウジングの側面から突出する板バネ接触片
の自由端側をプラグハウジングの内方に折り返して折り
返し片部とし、折り返し片部をプラグハウジング内の絶
縁キャップ挿入経路内に突出させるとともに、絶縁キャ
ップの円筒形の側面の一部を切り欠いて節度面を形成
し、ロック突起がガイド溝に案内される第1回動姿勢
で、折り返し片部は、絶縁キャップの円筒形の側面に弾
性接触し、ロック突起がロック面と対向する第2回動姿
勢で、折り返し片部は、絶縁キャップの節度面に弾性接
触することを特徴とする。
【0024】絶縁キャップは、プラグハウジング内の回
動位置まで挿入した状態で、第1回動姿勢にあり、円筒
形の側面に板バネ接触片の折り返し片部が弾性接触して
いる。絶縁キャップを、回動位置で第2回動姿勢まで回
動すると、折り返し片部は、円筒形の一部を切り欠いて
形成された節度面に落ち込んで弾性接触する。従って、
絶縁キャップの回動操作に節度感が伝わり、絶縁キャッ
プを、誤りなく、ロック突起がロック面と対向する第2
回動姿勢にすることができる。
【0025】第2回動姿勢から絶縁キャップを回動させ
るためには、折り返し片部の弾性接触位置を節度面から
円筒形の側面まで脱出させる必要があるので、プラグハ
ウジングに取り付けられている絶縁キャップが、予期し
ない外力により回動して不用意に抜け出るということは
ない。
【0026】このような節度機構に、カーバッテリープ
ラグのアースコンタクトとして作用する板バネ接触片の
折り返し片部を利用するので、節度感を与えるためのバ
ネなどの部品を別に用意する必要がなく、カーバッテリ
ープラグの構造を複雑化することがない。
【0027】また、請求項3のカーバッテリープラグ
は、節度面を、板バネ接触片の突出方向と直交する絶縁
キャップの上下の側面に形成し、各節度面の後端からロ
ック突起を突設させたことを特徴とする。
【0028】絶縁キャップの上下の側面の2カ所にロッ
ク突起が突設されているので、ロック面との係合が安定
する。また、円筒形の側面の一部を切り欠いた節度面の
後端にロック突起が当接されているので、ロック突起の
側面からの突出長以上にロック面との対向面の高さをと
ることができ、ロック面と確実に係合させることができ
る。
【0029】また、請求項4のカーバッテリープラグ
は、プラグハウジングの側面から突出する板バネ接触片
の自由端側を、プラグハウジングの内方に折り返して折
り返し片部とし、折り返し片部の端面をロック突起が当
接するロック面としたことを特徴とする。
【0030】板バネ接触片の折り返し片部の端面は、後
方に面しているので、この端面をロック面として、第2
回動姿勢にあるロック突起と当接させることができる。
従って、カーバッテリープラグのアースコンタクトとし
て作用する板バネ接触片の折り返し片部を利用するの
で、ロック突起と当接し絶縁キャップの抜け止めを行う
ロック面をプラグハウジングの内面などに形成する必要
がなく、プラグハウジングの形状が複雑化することがな
い。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るカーバッテ
リープラグの1実施形態を図1乃至図15で説明する。
【0032】図1は、カーバッテリープラグ1の分解斜
視図であり、図に示すように、絶縁性の合成樹脂で成形
したプラグハウジング2は、円筒体をその長手方向に沿
って2分割した上部ハウジング2aと下部ハウジング2
bで構成されている。この2つのハウジング2a、2b
は、上部ハウジング2aを挿通させたタッピンネジ3を
下部ハウジング2bのネジ孔4にネジ止めすることによ
り組み合わされ、組み合わされた状態で、プラグハウジ
ング2内に、絶縁キャップ5、プリント配線基板6など
を収容する空隙が形成される。
【0033】図2と図3に示すように、プラグハウジン
グ2の中央より先端側は、シガライタソケット111に
挿入する為、シガライタソケット111の内径よりわず
かに小さい外径の挿入部となっていて、後端側は、グリ
ップ部となり握りやすいように凹曲面が形成されてい
る。
【0034】このプラグハウジング2の挿入部側の先端
開口部2cに、後述するバイヨネットロック機構によっ
て、絶縁キャップ5が着脱自在に取り付けられている。
絶縁キャップ5は、絶縁性合成樹脂で、図4に示すよう
に全体がほぼ円筒形状に形成され、内部の円筒孔は、段
部8aが形成された収容孔8となっている。図4(a)
において、円筒形状の本体5aの上下の側面は、平面に
形成された節度面5bとなり、この節度面5bが形成さ
れた位置での上下の側面の外径は、円筒形の側面である
左右の外径よりも短くなっている。
【0035】上下の側面に形成された節度面5b、5b
の後端からは、それぞれロック突起5c、5cが突設さ
れている。このロック突起5c、5cは、後述するプラ
グハウジング2内のロック面と当接し、絶縁キャップ5
の抜け止めとして作用するものであるが、図4(d)に
示すように、他の円筒形側面より低い位置にある節度面
5b、5bの後端に連続させて突設させているものであ
るため、側面からの突出長H以上にロック面17c、1
7cとの対向面の高さH1をとることができ、ロック面
17c、17cと確実に係合させることができる。
【0036】絶縁キャップ5の先端部には、周面がテー
パー面となっているドーナツ状の蓋部5dと同じくドー
ナツ状のストッパー部5eが、本体5aの中心軸と直交
するように一体に形成されている。ストッパー部5e
は、絶縁キャップ5を、プラグハウジング2の先端開口
部2cからプラグハウジング2内に挿入するときに、先
端開口部2c周囲の端面に当接する。
【0037】絶縁キャップ5の収容孔8には、図1と図
6に示すヘッドターミナル9が進退自在に収容されてい
る。ヘッドターミナル9は、導電性金属材料により円筒
形に成形され、前方(図6において左方)の小径部9a
と後方の大径部9bが肩部9cで一体に連続している。
ヘッドターミナル9aの内部は、大径部9bの後端側で
開口する断面円形の収容凹部10となっていて、導電性
コイルスプリング11の先端部を収容するようにしてい
る。
【0038】導電性コイルスプリング11は、図5に示
すように巻回部11aの外径D1を前述の収容凹部10
の内径Dよりわずかに小さくして、収容凹部10内に挿
入しやすくするとともに、一方の巻端を、巻軸を通り巻
回部11aより突出させた位置で終端させた直線部11
bとしている。この直線部11bの長さD2は、収容凹
部10の内径Dよりわずかに長い長さとなっている。
【0039】このように構成された導電性コイルスプリ
ング11は、図6に示すようにヘッドターミナル9の収
容凹部10内に支持される。すなわち、直線部11bが
形成された巻端側を収容凹部10に向けて、巻回部11
aを持ちながら収容凹部10内に圧入すると、内径Dよ
りわずかに長い長さD2の直線部11bは、収容凹部1
0内方に向かって円弧状に屈曲し、円弧状のまま収容凹
部10内底面に当接する。この状態で圧入を解いても、
直線部11bの両端は収容凹部10の内側面に圧接して
いるので、導電性コイルスプリング11が収容凹部10
から脱落することがない。
【0040】従って、巻回部11aを持って先端部を収
容凹部10内に圧入するだけで、導電性コイルスプリン
グ11の先端部をヘッドターミナル9内に支持すること
ができ、両者を一体化して組み立てることができる。
【0041】導電性コイルスプリング11を支持したヘ
ッドターミナル9は、絶縁キャップ5の収容孔8に後方
から挿入され、ヘッドターミナル9の肩部9cが収容孔
8の段部8aに当接することにより、先端方向への抜け
止めがなされる。この当接位置で、ヘッドターミナル9
の小径部9aは、絶縁キャップ5の先端から進退自在に
突出する(図2及び図3参照)。
【0042】プラグハウジング2の後端側のグリップ部
内には、プリント配線基板6が収容される。プリント配
線基板6は、その周囲の輪郭が下部ハウジング2bの内
側面に沿う形状に形成され、中央に穿設した位置決め孔
6aに下部ハウジング2bから立設したボス12が挿通
することによって、下部ハウジング2bに位置決めされ
る。尚、図に示すようにこのボス12に、前述したネジ
孔4が螺刻されている。
【0043】このプリント配線基板6には、図1に示す
ように、電源コード13の電源側リード線13a、アー
ス側リード線13b、アースコンタクト14、固定ター
ミナル15が一体に取り付けられている。
【0044】電源コード13の端末は、図のように絶縁
性合成ゴムで形成されたコードブッシュ13cによって
覆われ、コードブッシュ13cのフランジ部13dが、
上部ハウジング2aと下部ハウジング2bの後端に凹設
された固定溝20に嵌合し、プラグハウジング2に固定
される。そして、この端末から引き出された電源側リー
ド線13aとアース側リード線13bは、プリント配線
基板6の背面側でそれぞれ図示しない電源パターンとア
ースパターンに半田接続される。
【0045】固定ターミナル15は、金属板を打ち抜い
た後、簡単な曲げ加工を施した図7に示す形状の導電性
プレートであり、下方に突出する固定片15aがプリン
ト配線基板6を貫通して、その背面側で電源パターンに
半田付けされることによりプリント配線基板6に固着さ
れる。従って、この半田付けによって、固定ターミナル
15は、電源パターンを介して電源側リード線13aと
電気接続する。図のように固定ターミナル15の下方両
側部15b、15bは、背面側に折り曲げられ、固定タ
ーミナル15を起立させた状態でプリント配線基板6へ
半田付けするように、背面側から支持している。尚、図
15に示すように、この固定ターミナル15には、前方
(先端方向)からヒューズ管16が当接するが、上部ハ
ウジング2aから垂設された支持片18によって背面側
が支持され、後方への倒れ込みが防止されている。
【0046】アースコンタクト14は、図1に示すよう
に、導電性と弾性を有する細幅の金属板を基部14aと
この基部14aの両側から前方(先端方向)に伸びた板
バネ接触片17、17とで、全体形状をほぼコの字形に
折り曲げ形成したものである。基部14aは、下辺の前
方から後方に向かってみて左側の一部がL字状に打ち抜
かれてフック14bとなり、下辺の右側の部分が後方に
水平に折り曲げられて水平支持片14cとなっている。
フック14bをプリント配線基板6のスリット6bに係
合させると、水平支持片14cは、プリント配線基板6
の表面に当接し、この状態で、フック14bをプリント
配線基板6の背面側のアースパターンに半田付けするこ
とにより、アースコンタクト14の基部14aがプリン
ト配線基板6上に強固に固定される。従って、このアー
スパターンを介して、上述と同様にアースコンタクト1
4とアース側リード線13bとが電気接続する。
【0047】一対の板バネ接触片17、17は、それぞ
れ円弧状に折り曲げられたアース接触部17a、17a
を側方に膨出させて、プラグハウジング2の両側に設け
られた窓孔19、19から突出させている。窓孔19、
19から突出した両接触部17a、17a間の幅は、シ
ガライターソケット111の内径よりやや広く、従っ
て、カーバッテリープラグ1をシガライターソケット1
11に挿入すると、シガライターソケット111内側面
のアース端子と弾性接触する。
【0048】板バネ接触片17、17の自由端側は、プ
ラグハウジング2内に折り返された折り返し片部17
b、17bとなっている。この折り返し片部17b、1
7bは、プラグハウジング2内で、絶縁キャップ5の挿
入路内に突出しているので、絶縁キャップ5がプラグハ
ウジング2内に挿入されると、その側面に弾性接触す
る。
【0049】絶縁キャップ5は、この板バネ接触片1
7、17のバネ性を利用したバイヨネットロック機構に
より、プラグハウシング2の先端開口部2cに着脱自在
に取り付けられる。以下、この取り付け方法を図10乃
至図15により説明する。尚、これらの図において、電
源コード13は、図を簡略化させるため省略している。
また、図10、図12、図13においては、参考のため
上部ハウジング2aを取り除いて図示している。
【0050】図10は、アースコンタクト14、固定タ
ーミナル15、プリント配線基板6などを取り付けたプ
ラグハウジング2に対して、絶縁キャップ5を挿入する
状態を示している。この絶縁キャップ5の収容孔8に
は、前述のようにして導電性コイルスプリング11の先
端部を収容凹部10内に支持したヘッドターミナル9
と、ヒューズ管16の先端端子部16aが収容されてい
る。
【0051】プラグハウジング2の先端開口部2cか
ら、これらの部品が収容された絶縁キャップ5を挿入す
るが、この挿入は、先端開口部2cの上下の内側面に凹
設されたガイド溝21(図8(a)及び図9(a)参
照)に、絶縁キャップ5の上下のロック突起5c、5c
を合わせながら行う。ロック突起5c、5cは、ガイド
溝21、21に一致しない限り、開口部2cの端面に当
接し、絶縁キャップ5を挿入できないような構成となっ
ている。
【0052】絶縁キャップ5を挿入している図10に示
す状態で、ロック突起5c、5cはガイド溝21、21
内に案内され、図11に示すように、ロック突起5c、
5cが図中上下に位置する第1回動姿勢を保ったまま、
絶縁キャップ5のプラグハウジング2に対する軸回りで
の回動が規制されている。
【0053】従って、ロック突起5c、5cと同一面に
ある節度面5bは、絶縁キャップ5の図中上下に位置
し、アースコンタクト14の折り返し片部17b、17
bは、絶縁キャップ5の左右の円筒形状の側面に弾性接
触する。
【0054】この挿入の際に、ヒューズ管16は、先端
側が絶縁キャップ5の収容孔8内で位置決めされ、ま
た、後端側がプラグハウジング2の案内壁部23、23
に支持されることによって、プラグハウジング2の長手
方向に沿って後方へ移動する。ヒューズ管16の後端端
子部16bが固定ターミナル15に当接した後も、更に
絶縁キャップ5を押し込むと、ヘッドターミナル9とヒ
ューズ管16の間に配置されている導電性コイルスプリ
ング11が圧縮される。
【0055】ストッパー部5eが先端開口部2cの端面
に当接する位置まで、絶縁キャップ5を挿入すると、ロ
ック突起5c、5cは、ガイド溝21、21を越えた、
後方の回動位置まで達し、絶縁キャップ5が軸回りに回
動自在となる。
【0056】この回動位置で、絶縁キャップ5の蓋部5
dを掴んで軸回りのいずれかの方向に90度回転させる
と、図12に示すように、ロック突起5c、5cが左右
の側面側(図12においては、上下)に移動する。この
とき、ロック突起5c、5cと同一面にある節度面5
b、5bも左右に移動し、折り返し片部17b、17b
は、この節度面5b、5bに弾性接触する。
【0057】前述の通り、絶縁キャップ5の円筒形の外
径よりも節度面5bの形成された部分の外径は、短く形
成されているので、折り返し片部17b、17bの弾性
接触位置が節度面5b、5bに落ち込むことによって、
絶縁キャップ5を回動させながら、この図12に示す第
2回動姿勢を感知することができる。
【0058】図12に示す状態で、絶縁キャップ5の挿
入力を解除すると、圧縮された導電性コイルスプリング
11の作用によって、絶縁キャップ5は、前方(先端方
向)へ付勢され、図13に示すように、ロック突起5
c、5cが折り返し片部17b、17bの端面17c、
17cに当接する。従って、この端面17c、17cが
ロック突起5c、5cと当接するロック面となって、絶
縁キャップ5が抜け止めされ、プラグハウジング2に取
り付けられる。折り返し片部17b、17bの自由端
は、プラグハウジング2の後方でその中心軸方向に向い
て傾斜しているので、その端面17c、17cは、ロッ
ク突起5c、5cの常に基端寄りに当接し、ロック突起
5c、5cと確実に係合する。
【0059】図14のように、この取り付け状態におい
ても、絶縁キャップ5は、第2回動姿勢を保っているの
で、折り返し片部17b、17bは、その側面の節度面
5b、5bに弾性接触している。前述のように、節度面
5b、5bは、円筒形の側面より低い位置にあるので、
絶縁キャップ5を意図的に回動させない限り、節度面5
b、5bから折り返し片部17b、17bが脱出するこ
とがなく、図の第2回動姿勢を維持する。このようにし
て、絶縁キャップ5をバイヨネットロック機構により、
プラグハウジング2の先端開口部2cに簡単に取り付け
ることができる。図15は、この絶縁キャップ5をプラ
グハウジング2に取り付けた状態を示す縦断面図であ
る。
【0060】絶縁キャップ5を抜き出すには、前述と逆
の操作を行う。すなわち、板バネ接触片17のバネ作用
に抗して、絶縁キャップ5を、第2回動姿勢から軸回り
のいずれかの方向に90度回動させて第1回動姿勢まで
戻す。第1回動姿勢で、ロック突起5c、5cは、ガイ
ド溝21、21の後方延長線上の上下の位置に移動し、
圧縮された導電性コイルスプリング11の作用によっ
て、ガイド溝21、21内に移動する。そのまま、絶縁
キャップ5を引き出せば、ロック突起5c、5cがガイ
ド溝21、21に沿って案内され、プラグハウジング2
の先端から抜き出すことができる。
【0061】以上のように構成されたカーバッテリープ
ラグ1を、シガライターソケット111に挿入すると、
前述のようにアース接触部17aが、シガライターソケ
ット111内側面のアース端子111aに弾性接触する
とともに、先端部から進退自在に突出したヘッドターミ
ナル9が、内底面の電源端子111bに弾性接触する
(図3参照)。従って、電源端子111bは、ヘッドタ
ーミナル9、導電性コイルスプリング11、ヒューズ管
16、固定ターミナル15、プリント配線基板6の電源
パターンを経由して、電源コード13の電源側リード線
13aに電気接続する。
【0062】電源端子111bに過電流が流れると、ヒ
ューズ管16のヒューズが溶断し、電源コード13に接
続された車載用ポータブル機器などを保護することがで
きる。ヒューズが溶断したときには、前述のように、絶
縁キャップ5をプラグハウジング2の先端部に着脱自在
に取り付ける構造としているので、絶縁キャップ5を外
して簡単にヒユーズ管16を交換できる。
【0063】上記実施の形態において、ロック面は、折
り返し片部17b、17bの端面17c、17cを利用
するものであるが、これに限らず、例えば、第2回動姿
勢でロック突起5c、5cと対向する位置にプラグハウ
ジング2と一体の当接面を形成し、この当接面をロック
面としてもよい。
【0064】また、上記実施の形態では、一対の板バネ
接触片17、17の折り返し片部17b、17bをそれ
ぞれ絶縁キャップ5の側面に弾性接触させているが、一
方の折り返し片部17bのみを側面に弾性接触させるも
のであってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヘッドターミナルを突出方向に付勢する導電性コイルス
プリングの弾性を利用したバイヨネットロック機構によ
り、絶縁キャップをプラグハウジングの先端開口部に着
脱自在に取り付けるので、プラグハウジング、絶縁キャ
ップのいずれにも、相互に螺着するためのネジ溝を形成
する必要がなくなり、金型による成形が容易になる。従
って、カーバッテリープラグのコストダウンを図ること
ができる。
【0066】また、絶縁キャップの着脱を、プラグハウ
ジング内への挿抜と所定の回動のみの簡単な操作で行う
ことができる。
【0067】更に、請求項2の発明によれば、ロック突
起がロック面に対向する第2回動姿勢で、折り返し片部
が節度面に落ち込むので、絶縁キャップを回動させなが
ら、このときに発生する節度感によって、第2回動姿勢
を検知することができる。
【0068】また、絶縁キャップが取り付けられる第2
回動姿勢で、折り返し片部は、節度面に弾性接触して安
定しているので、不用意に絶縁キャップが回動して、プ
ラグハウジングから抜け出ることがない。
【0069】カーバッテリープラグのアースコンタクト
として作用する板バネ接触片の折り返し片部を利用し
て、このような節度機構を構成するので、節度感を与え
るためのバネなどの部品を別に用意する必要がなく、カ
ーバッテリープラグの構造を複雑化することがない。
【0070】更に請求項3の発明によれば、絶縁キャッ
プの上下の側面の2カ所にロック突起が突設されている
ので、ロック面との係合が安定する。また、円筒形の側
面の一部を切り欠いた節度面の後端にロック突起が当接
されているので、側面からわずかにロック突起を突設さ
せるだけで、その側面からの突出長H以上にロック面と
の対向面の高さH1をとることができ、ロック面と確実
に係合させることができる。
【0071】更に、請求項4の発明によれば、板バネ接
触片の折り返し片部の端面は、後方に面しているので、
この端面をロック面として、第2回動姿勢にあるロック
突起と当接させることができる。従って、カーバッテリ
ープラグのアースコンタクトとして作用する板バネ接触
片の折り返し片部の端面をロック面として利用するの
で、ロック面をプラグハウジングの内面などに形成する
必要がなく、プラグハウジングの形状が複雑化すること
がない。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施形態に係るカーバッテリープ
ラグ1の分解斜視図である。
【図2】カーバッテリープラグ1の側面図である。
【図3】カーバッテリープラグ1をシガライターソケッ
ト111へ挿入する状態を示す平面図である。
【図4】(a)は、絶縁キャップ5の平面図、(b)
は、同側面図、(c)は、(b)のB−B線断面図、
(d)は、(a)のA−A線断面図である。
【図5】(a)は、導電性コイルスプリング11の正面
図、(b)は、導電性コイルスプリング11の巻軸に沿
った縦断面図である。
【図6】導電性コイルスプリング11をヘッドターミナ
ル9へ圧入した状態を示す縦断面図である。
【図7】(a)は、固定ターミナル15の背面図、
(b)は、同底面図である。
【図8】(a)は、上部ハウジング2aの側面図、
(b)は、同底面図である。
【図9】(a)は、下部ハウジング2bの平面図、
(b)は、同側面図である。
【図10】絶縁キャップ5を、第1回動姿勢でプラグハ
ウジング2内に挿入する状態を、上部ハウジング2aを
取り除いて示す平面図である。
【図11】図10のC−C線断面図である。
【図12】絶縁キャップ5を回動位置で第2回動姿勢ま
で回動させた状態を、上部ハウジング2aを取り除いて
示す平面図である。
【図13】プラグハウジング2の先端開口部2cに絶縁
キャップ5を取り付けた状態を、上部ハウジング2aを
取り除いて示す平面図である。
【図14】図13のD−D線断面図である。
【図15】図13のカーバッテリープラグ1の縦断面図
である。
【図16】従来のカーバッテリープラグ100の横断面
図である。
【図17】絶縁キャップ102の側面図である。
【図18】ホルダー金具105の正面図である。
【符号の説明】
1 カーバッテリープラグ 2 プラグハウジング 2c 先端開口部 5 絶縁キャップ 5b 節度面 5c ロック突起 9 ヘッドターミナル 11 導電性コイルスプリング 15 固定ターミナル 16 ヒューズ管 17 板バネ接触片 17b 折り返し片部 17c ロック面 21 ガイド溝 22 導電性コイルスプリング 111 シガライターソケット 111a アース端子 111b 電源端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シガライターソケット(111)に差し込
    まれる筒状のプラグハウジング(2)と、 プラグハウジング(2)の両側面から突出する板バネ接
    触片(17)と、 プラグハウジング(2)の先端開口部(2c)に着脱自
    在に取り付けられる絶縁キャップ(5)と、 絶縁キャップ(5)の先端部に進退自在に取り付けられ
    たヘッドターミナル(9)と、 ヘッドターミナル(9)とプラグハウジング(2)内の
    固定ターミナル(15)の間に配置されるヒューズ管
    (16)と、 ヘッドターミナル(9)と固定ターミナル(15)の間
    にヒューズ管(16)とともに直列に配置され、ヘッド
    ターミナル(9)を絶縁キャップ(5)の先端部から外
    方へ付勢する導電性コイルスプリング(11)とを備
    え、 板バネ接触片(17)を、シガライターソケット(11
    1)のアース端子(111a)へ接触させるとともに、
    ヒューズ管(16)と導電性コイルスプリング(11)
    を介して固定ターミナル(15)と電気接続するヘッド
    ターミナル(9)を、シガライターソケット(111)
    の電源端子(111b)へ接触させ、 電源端子(111b)に過電流が流れ、ヒューズ管(1
    6)のヒューズが溶断したときに、絶縁キャップ(5)
    をプラグハウジング(2)から取り外し、ヒューズ管
    (16)を交換可能としたカーバッテリープラグにおい
    て、 絶縁キャップ(5)の側面から突出するロック突起(5
    c)を案内することにより、絶縁キャップ(5)のプラ
    グハウジング(2)に対する軸回りの回動を規制するガ
    イド溝(21)を、プラグハウジング(2)の内壁面
    に、先端開口部(2c)から後方に向けて凹設し、 ガイド溝(21)に案内されるロック突起(5c)が、
    ガイド溝(21)後方の回動位置に達するまで、絶縁キ
    ャップ(5)を、導電性コイルスプリング(11)の弾
    性に抗して、プラグハウジング(2)内に挿入し、 絶縁キャップ(5)を、回動位置に達した第1回動姿勢
    から第2回動姿勢までプラグハウジング(2)の軸回り
    に回動させ、第2回動姿勢でロック突起(5c)をプラ
    グハウジング(2)内のロック面(17c)に当接させ
    ることにより、プラグハウジング(2)の先端開口部
    (2c)に絶縁キャップ(5)を取り付けることを特徴
    とするカーバッテリープラグ。
  2. 【請求項2】 プラグハウジング(2)の側面から突出
    する板バネ接触片(17)の自由端側をプラグハウジン
    グ(2)の内方に折り返して折り返し片部(17b)と
    し、折り返し片部(17b)をプラグハウジング(2)
    内の絶縁キャップ(5)挿入経路内に突出させるととも
    に、 絶縁キャップ(5)の円筒形の側面の一部を切り欠いて
    節度面(5b)を形成し、 ロック突起(5c)がガイド溝(21)に案内される第
    1回動姿勢で、折り返し片部(17b)は、絶縁キャッ
    プ(5)の円筒形の側面に弾性接触し、 ロック突起(5c)がロック面(17c)と対向する第
    2回動姿勢で、折り返し片部(17b)は、絶縁キャッ
    プ(5)の節度面(5b)に弾性接触することを特徴と
    する請求項1記載のカーバッテリープラグ。
  3. 【請求項3】節度面(5b)を、板バネ接触片(17)
    の突出方向と直交する絶縁キャップ(5)の上下の側面
    に形成し、各節度面(5b)の後端からロック突起(5
    c)を突設させたことを特徴とする請求項2記載のカー
    バッテリープラグ。
  4. 【請求項4】 プラグハウジング(2)の側面から突出
    する板バネ接触片(17)の自由端側を、プラグハウジ
    ング(2)の内方に折り返して折り返し片部(17b)
    とし、折り返し片部(17b)の端面をロック突起(5
    c)が当接するロック面(17c)としたことを特徴と
    する請求項1、2または3のいずれか1項に記載のカー
    バッテリープラグ。
JP8239989A 1996-08-23 1996-08-23 カーバッテリープラグの絶縁キャップ取り付け構造 Pending JPH1064631A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109546433A (zh) * 2018-11-16 2019-03-29 温州市澳克蓝电器有限公司 一种模块装配式插座及其制造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109546433A (zh) * 2018-11-16 2019-03-29 温州市澳克蓝电器有限公司 一种模块装配式插座及其制造方法
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