JPH1064398A - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器

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Publication number
JPH1064398A
JPH1064398A JP21767096A JP21767096A JPH1064398A JP H1064398 A JPH1064398 A JP H1064398A JP 21767096 A JP21767096 A JP 21767096A JP 21767096 A JP21767096 A JP 21767096A JP H1064398 A JPH1064398 A JP H1064398A
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JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
contact
electromagnetic contactor
iron core
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP21767096A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Okada
英一郎 岡田
Kuniyuki Furukawa
国幸 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP21767096A priority Critical patent/JPH1064398A/ja
Publication of JPH1064398A publication Critical patent/JPH1064398A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/44Magnetic coils or windings
    • H01H2050/446Details of the insulating support of the coil, e.g. spool, bobbin, former

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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】巻枠結合用の部品およびクッション取り付け用
の部品が省略された電磁接触器を提供する。 【解決手段】巻枠50A,50Bのつば30にそれぞれ
互いに嵌合可能な凸部27と凹部26が形成され、この
凸部27と凹部26とを嵌合させることによって巻枠5
0A,50Bが連結される。また、上側のつば30の上
面に突設されるとともに磁極板に当接する突起部29が
形成され、クッションが下側のつば30から下方に突出
する円弧状の足31よりなり、巻枠50A,50Bが突
起部29と足31とを介して磁極板とヨークとの間に嵌
め込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータなどへ供
給される電流を開閉する電磁接触器、とくに、部品点数
の少ない電磁接触器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の電磁接触器の構成を示す
断面図である。固定鉄心25が、二本の主脚8と、主脚
8の上端に接合された磁極板7と、主脚8の下端に接合
され、絶縁製の下部ケース1の底板を兼ねたヨーク2よ
りなり、ヨーク2は、下部ケース1に固定されている。
この固定鉄心25の磁極板7に対向して可動鉄心12が
配され、この可動鉄心12は可動ホルダ13に連結され
ている。下部ケース1に上部ケース3が接合され、この
上部ケース3に一対の固定接触子14が固定され、固定
接触子14にそれぞれ固定接点14Aが接合されてい
る。この固定接点14Aの上面に対向して可動接点15
Aが配されている。可動接点15Aは、可動接触子15
の下面に接合され、この可動接触子15は接触ばね16
を介して可動ホルダ13に連結されている。固定接点1
4Aと可動接点15Aとは、消弧カバー4で覆われてい
る。
【0003】また、図7において、コイル6は、それぞ
れ巻枠5A,5Bを介して主脚8に巻回されている。復
帰ばね10が、可動鉄心12の下部の非磁性板11と巻
枠5A,5Bとの間に介装され、可動鉄心12が常時上
方に付勢されている。一方、接触ばね16は可動接触子
15を常時下方に付勢している。次に、図7の電磁接触
器の開閉機構を述べる。二つの固定接触子14が、図示
されていない端子板を介して電源および負荷にそれぞれ
接続され、電磁接触器が主回路に介装される。図7は接
点が開成した状態であり、その状態では、固定接触子1
4間は導通していない。この状態でコイル6を励磁する
と、可動鉄心12が復帰ばね10に打ち勝って磁極板7
に吸引され、可動ホルダ13が下方へ移動する。そのた
めに、接触ばね16を介して可動接触子15が下方へ移
動し、可動接点15Aが固定接点14Aと接触する。そ
れによって、固定接触子14同士が可動接触子15を介
して短絡され、主回路が閉成される。この状態では、接
触ばね16が可動接触子15を下方へ付勢させているの
で、接点間の押圧力が維持され接触状態が良好に保たれ
ている。
【0004】次に、閉成状態にある電磁接触器のコイル
6の励磁を遮断すると、復帰ばね10によって、可動鉄
心12が上方へ移動する。これと同時にホルダ13を介
して可動接触子15が上方へ移動し、可動接点15Aが
固定接点14Aから開離し接点が開成される。図8は、
図7の巻枠の構成を示す分解斜視図である。巻枠5A,
5B同士は、結合部品9を介して連結されている。すな
わち、巻枠5A,5Bの上下につば20が形成され、こ
のつば20に凸部22が設けられている。一方、結合部
品9には、穴23が形成されている。結合部品9の左右
両側に巻枠5A,5Bを近づけ、凸部22を穴23に嵌
合させることによって巻枠5A,5B同士を連結する。
【0005】図9は、図7の巻枠の取り付け構造を示す
分解斜視図である。巻枠5A,5Bは、板状のクッショ
ン19を介してケースに取り付けられている。すなわ
ち、ケース側に固定されている取り付け金具18が、舌
部18Aと18Bとを備えている。一方、巻枠5Aは、
上部側のつば20の左隅に突設された台部21を備えて
いる。クッション19は舌部18Aと18Bとで挟持さ
れている。中央の舌部18Aがクッション19の上面側
に、両側の舌部18Bがクッション19の下面側に配さ
れている。また、クッション19の両端がそれぞれ台部
21の上に載置されている。取り付け金具18とクッシ
ョン19とは、もう一対備えられてあり、図示されてい
ない右側の巻枠の右隅に配されている。
【0006】図7に戻り、取り付け金具18がクッショ
ン19を介して巻枠5A,5Bを押圧している。電磁接
触器は接点の開閉の度に固定鉄心が機械的な振動を受け
るが、クッション19によって振動が吸収され、外部に
振動音が発生するのを抑えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置においては、巻枠は結合部品を介し
て連結されていたが、部品点数が多いと言う問題があっ
た。また、結合部品が巻枠に間に介在しているので、コ
イルのリードを配線するのに邪魔になり作業し難かっ
た。
【0008】また、クッションは取り付け金具を介して
取り付けられていたが、やはり部品点数が多いと言う問
題があった。この発明の目的は、部品点数を少なくする
ことができ、しかも確実に巻枠を固定することができる
電磁接触器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、互いに平行な二本の主脚の下端がヨークを介
して接合され、主脚の上端に磁極板が接合されてなる固
定鉄心と、前記磁極板に対向して配された可動鉄心と、
この可動鉄心と連動する可動接点と、この可動鉄心に対
向して配された固定接点と、前記主脚をそれぞれ周回す
るとともに上下の両端につばを備えた一対の巻枠と、こ
の巻枠に巻回されたコイルとにより構成され、前記一対
の巻枠が互いに連結されてなる電磁接触器において、巻
枠のつばにそれぞれ互いに嵌合可能な凸部と凹部が形成
され、この凸部と凹部とを嵌合させることによって巻枠
を連結するとともに前記巻枠のつばにヨークと当接して
クッションとなる円弧状の足を形成したものとするとよ
い。それによって、巻枠と一体の凸部と凹部が結合部品
を構成するとともに、巻枠と一体の足がクッションとな
るので、部品点数が従来の電磁接触器より少なくなる。
また、結合部品が巻枠の間に介在しなくなったので、コ
イルのリードを配線するのに邪魔になるものがなくな
る。
【0010】また、かかる構成において、巻枠のつば上
面に磁極板と当接する突起部を形成したものとしてもよ
い。それによって、巻枠を磁極板に確実に固定すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる電磁接
触器の構成を示す断面図である。従来の構成と異なる点
は、巻枠50A,50Bの上下のつば30のそれぞれ互
いに嵌合可能な凸部と凹部が形成されている点と、巻枠
50A,50Bの上部と一体に突起部29が突設される
とともに、下部と一体に可撓性の足31が設けられてい
る点であり、巻枠の結合部品およびクッションの取り付
け金具が省略されている。その他の構成は、従来の構成
と同じであり、同じ部分には同一参照符号を付け詳細な
説明を省略する。
【0012】図2は、図1の巻枠の分解斜視図である。
一対の巻枠50A,50Bの上下のつば30にそれぞれ
互いに嵌合可能な凸部27と凹部26が形成されるとと
もに、上側のつば30の上面に複数個の突起部29が形
成されている。この突起部29は、ヨーク2を主脚8に
ねじにより組み込んだときに、磁極板7でつぶされるこ
とにより磁極板7と巻枠とのガタを防止することができ
る。凸部27と凹部26とは互いに嵌合可能であり、嵌
合部28を形成している。また、巻枠50A,50Bの
下部のつば30には、下方に突出する円弧状の足31が
形成されている。
【0013】図3は、図2のA矢視図である。足31は
円弧状に形成されているのでクッションとなる。図4
は、図2の巻枠が連結された状態を示す斜視図である。
巻枠50Aと50Bとが、嵌合部28を介して連結され
ている。図1に戻り、巻枠50A,50Bは、ヨーク2
と磁極板7で挟持されているので、巻枠50A,50B
が固定されるとともに、足31が巻枠50A,50Bの
上下の振動を吸収する。巻枠50A,50Bの結合部品
やクッションの取り付け部品が省略でき、部品点数の削
減によってコストダウンが可能になる。また、結合部品
が巻枠の間に介在しなくなったので、コイルのリードを
配線するのが容易になった。
【0014】なお、図2において、凹部26は貫通穴に
なっているが、凹部は必ずしも貫通していなくてもよ
い。また、足31はS字状になっているが、一般に円弧
状ならばクッション性が確保される。したがって、足の
形状は、その他に例えば、ノの字状であっても、横向き
のU字状であってもよい。図5は、この発明の異なる実
施例にかかる巻枠の構成を示す斜視図である。巻枠51
A,51Bの上下のつば30にそれぞれ互いに嵌合可能
な凸部32と凹部33が形成されている。凸部32と凹
部33とは互いに嵌合可能であり、嵌合部34を形成し
ている。その他は、図2の構成と同じである。
【0015】図6は、図5の巻枠が連結された状態を示
す斜視図である。巻枠51Aと51Bとが、嵌合部28
を介して連結されている。この構成も、図2の構成と同
様に巻枠51A,51Bの結合部品やクッションの取り
付け部品が省略され、部品点数の削減によってコストダ
ウンが可能になる。また、結合部品が巻枠に間に介在し
なくなったので、コイルのリードを配線するのが楽にな
った。
【0016】
【発明の効果】この発明は前述のように、巻枠のつばに
それぞれ互いに嵌合可能な凸部と凹部が形成され、この
凸部と凹部とを嵌合させることによって巻枠が連結され
る。それによって、巻枠結合用の部品点数が少なくな
り、コストダウンが可能になる。また、結合部品が巻枠
の間に介在しなくなったので、コイルのリードを配線す
るのが容易になった。
【0017】また、巻枠の上側のつば上面に突設される
とともに磁極板に当接する突起部が形成され、クッショ
ンが巻枠の下側のつばから下方に突出する円弧状の足よ
りなり、巻枠が突起部と足とを介して磁極板とヨークと
の間に嵌め込まる。それによって、クッション取り付け
用の部品点数が少なくなり、コストダウンが可能にな
る。
【0018】また、さらに、巻枠のつば上面に磁極板と
当接する突起部を形成したことによって、巻枠のガタが
なくなり、巻枠が磁極板に確実に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる電磁接触器の構成を
示す断面図
【図2】図1の巻枠の分解斜視図
【図3】図2のA矢視図
【図4】図2の巻枠が連結された状態を示す斜視図
【図5】この発明の異なる実施例にかかる巻枠の構成を
示す斜視図
【図6】図5の巻枠が連結された状態を示す斜視図
【図7】従来の電磁接触器の構成を示す断面図
【図8】図7の巻枠の構成を示す分解斜視図
【図9】図7の巻枠の取り付け構造を示す分解斜視図
【符号の説明】
1:下部ケース、3:上部ケース、6:コイル、25:
固定鉄心、8:主脚、2:ヨーク、7:磁極板、12:
可動鉄心、15A:可動接点、14A:固定接点、50
A,50B,51A,51B:巻枠、30:つば、2
7,32:凸部、26,33:凹部、28,34:嵌合
部、29:突起部、31:足

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行な二本の主脚の下端がヨークを
    介して接合され、主脚の上端に磁極板が接合されてなる
    固定鉄心と、前記磁極板に対向して配された可動鉄心
    と、この可動鉄心と連動する可動接点と、この可動鉄心
    に対向して配された固定接点と、前記主脚をそれぞれ周
    回するとともに上下の両端につばを備えた一対の巻枠
    と、この巻枠に巻回されたコイルとにより構成され、前
    記一対の巻枠が互いに連結されてなる電磁接触器におい
    て、巻枠のつばにそれぞれ互いに嵌合可能な凸部と凹部
    が形成され、この凸部と凹部とを嵌合させることによっ
    て巻枠を連結するとともに、前記巻枠のつばにヨークと
    当接してクッションとなる円弧状の足を形成したことを
    特徴とする電磁接触器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電磁接触器において、前
    記巻枠のつば上面に磁極板と当接する突起部を形成した
    ことを特徴とする電磁接触器。
JP21767096A 1996-08-20 1996-08-20 電磁接触器 Pending JPH1064398A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001044024A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Nisshinbo Ind Inc 圧力制御装置
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