JPH1064034A - 浮上型ヘッドスライダ及び磁気ディスク装置 - Google Patents

浮上型ヘッドスライダ及び磁気ディスク装置

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JPH1064034A
JPH1064034A JP8235905A JP23590596A JPH1064034A JP H1064034 A JPH1064034 A JP H1064034A JP 8235905 A JP8235905 A JP 8235905A JP 23590596 A JP23590596 A JP 23590596A JP H1064034 A JPH1064034 A JP H1064034A
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head slider
rails
air
flying
magnetic disk
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JP8235905A
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Inventor
Michio Yotsuya
道夫 四谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
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    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静的浮上量変動をできるだけ低減することに
より、スキュー角及び線速の変化に対して一定の浮上量
が得られるようにする。 【解決手段】 記録媒体に対向する面の両側縁にほぼ平
行に形成されたエアベアリングサーフェースとしての二
本のレール16,17と、各レールの空気流入端側に設
けられたテーパ部19と、空気流出端側の端面に設けら
れた磁気ヘッド15aとを備え、上記レール16,17
が、それぞれ空気流の方向に関して中央付近から空気流
出端に向かって、分岐して斜めに延びるように形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気ディス
クや光磁気ディスク等に対して記録再生するための磁気
ヘッドを搭載した浮上型ヘッドスライダ及び磁気ディス
ク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等に内蔵されまたは
接続されるハードディスクドライブ装置は、例えば図2
2に示すように構成されている。図22において、ハー
ドディスクドライブ装置1は、アルミニウム合金等によ
り形成された筐体2の平面部に、スピンドルモータ(図
示せず)が配設されていると共に、このスピンドルモー
タによって角速度一定で回転駆動される両面磁気ディス
ク3が備えられている。
【0003】さらに、筐体2には、アーム4が、垂直軸
4aの周りに揺動可能に取り付けられている。このアー
ム4の一端には、ボイスコイル5が取り付けられ、また
アーム4の他端には、ヘッドスライダ6が取り付けられ
ている。
【0004】上記ボイスコイル5を挟持するように、筐
体2上には、マグネット7a,7bが取り付けられてい
る。かくして、上記ボイスコイル5及びマグネット7
a,7bにより、ボイスコイルモータ7が構成されてい
る。
【0005】上記ボイスコイル5に外部から電流が供給
されると、アーム4は、マグネット7a,7bの磁界
と、このボイスコイル5に流れる電流とによって生ずる
力に基づいて、垂直軸4aの周りに回動される。これに
より、アーム4の他端に取り付けられたヘッドスライダ
6は、図23にて矢印Xで示すように、磁気ディスク3
の実質的に半径方向に移動される。従って、このヘッド
スライダ6に備えられた磁気ヘッド8(図24参照)
は、磁気ディスク3に対してシーク動作することにな
る。かくして、磁気ディスク3の所定のトラックに対し
て、情報の記録・再生が行われる。
【0006】ここで、上記ヘッドスライダ6は、図24
に示すように、構成されている。図24は、ヘッドスラ
イダの底面,つまり磁気ディスク3に対向する面を上に
示している。このヘッドスライダ6は、その一主面であ
る下面の両側にエアベアリングサーフェイスとして作用
するレール6a,6bが形成されていると共に、このレ
ール6a,6bの空気流入端側にはテーパ部6c,6d
が備えられている。これにより、図23に示すように、
ヘッドスライダ6が、矢印Y方向に回転する磁気ディス
ク3の表面に接近されたとき、磁気ディスク3の回転に
伴って、このヘッドスライダ6のレール6a,6bと磁
気ディスク3の表面との間に流入する空気流により、ヘ
ッドスライダ6が浮揚力を受ける。この浮揚力によっ
て、ヘッドスライダ6及びこのヘッドスライダ6に取り
付けられた磁気ヘッド8は、図25に示すように、磁気
ディスク3の表面から微小間隔(浮上量)dをもって浮
上走行するようになっている。かくして、磁気ヘッド8
が直接に磁気ディスク3の表面に接触することによるこ
の磁気ディスク3の摩耗損傷が、防止されるようになっ
ている。尚、この浮上量dは、一般には、0.1μm程
度であり、研究レベルにおいては、0.05μm程度に
なっている。
【0007】このように構成された浮上型ヘッドスライ
ダ6によれば、図25に示すように、磁気ディスク3の
表面に多少の凹凸が在る場合であっても、同一トラック
におけるヘッドスライダ6,磁気ヘッド8の磁気ディス
ク3の表面からの浮上量dがほぼ一定に保持されること
になる。
【0008】しかしながら、このような構成の浮上型ヘ
ッドスライダ6においては、磁気ディスク3に対して衝
撃が加えられた場合や、磁気ディスク3の表面の凹凸,
うねり等に対して、浮上型ヘッドスライダ6が十分に追
従出来ないことによって、浮上型ヘッドスライダ6の浮
上量が変動する、所謂動的浮上量変動が発生する。ま
た、磁気ディスク3が角速度一定で回転される場合、そ
の外周における線速度が、内周における線速度よりも速
い。このため、スライダ6の浮上量dは、磁気ディスク
3の外周と内周とで比較的大きく変動する。即ち、磁気
ディスク3の外周側における線速度は、内周側における
線速度より大きくなり、この線速度に対応する浮上量が
得られる。これにより、所謂静的な浮上量変動が発生す
ることになる。
【0009】これに対して、アーム4が垂直軸4aの周
りを回動するとき、ヘッドスライダ6は、図26に示す
ように、磁気ディスク3の表面に対して、半径方向に関
して、直線的にではなく、円弧上を移動することにな
る。従って、このヘッドスライダ6は、図27に示すよ
うに、その中心線6eが、磁気ディスク3のトラックの
接線方向3aからずれて、所謂スキュー角θsが生ずる
ことになる。このスキュー角θsは、磁気ディスク3の
中心からの位置に応じて変動する。即ち、スキュー角θ
sが大きくなると、磁気ディスク3の表面とスライダ6
との間の動圧の浮揚力への変換効率が低下して、浮上量
dが小さくなる。
【0010】かくして、外周側にて大きくなる浮上量d
は、上記スキュー角θsにより低下することになる。こ
の場合、線速度による浮上量dの変動は、線形である
が、スキュー角θsによる浮上量dの低下は、二次の非
線形である。従って、図24に示すような従来のスライ
ダ6を使用する限り、磁気ディスク3の半径方向の全範
囲に亘って、線速度とスキュー角θsのバランスを取る
ことは困難である。このため、上述した静的浮上量変動
とスキュー角による浮上量低下との相互作用により、記
録・再生時のS/Nが一定に保持され得ず、従って、所
望のトラックに対する磁気ヘッド8による正確な記録・
再生が行なわれ得なくなってしまうという問題があっ
た。
【0011】これに対して、例えば図28に示すよう
に、空気流の方向に関して、中央付近から両側に向かっ
て拡大するように形成された、鼓形状の6e,6fを備
えた、ヘッドスライダ9も提案されている。このような
構成のヘッドスライダ9によれば、スキュー角θsを有
する空気流に対して、各レール6e,6fの全長が、ヘ
ッドスライダ9の浮上に寄与することになる。従って、
スキュー角θsが大きい場合の浮上量低下が低減される
ことになり、全体としてスキュー角変動に対して比較的
平坦な浮上量特性が得られることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た鼓形状のレール6e,6fを備えたヘッドスライダ9
においては、スキュー角θsがゼロの場合に、空気流に
よって発生する浮揚力が大き過ぎることから、浮上量変
動を完全に排除することができなかった。このため、前
述したように、0.1μm程度と低浮上量化が行なわれ
ている現在、僅かな浮上量変動であっても、ヘッドスラ
イダ9及び磁気ヘッド8と磁気ディスク3の間の距離即
ちスペーシングが変動することになって、スペーシング
損失が一定にならず、磁気ヘッドの性能が最大限に利用
できないだけではなく、最悪の場合、磁気ヘッドが磁気
ディスク3の表面に接触して、記録されたデータを破壊
してしまうおそれがあるという問題があった。
【0013】本発明は、以上の点に鑑み、静的浮上量変
動をできるだけ低減することにより、磁気ディスクのデ
ータゾーン全域にて一定の浮上量が得られるようにし
た、浮上型ヘッドスライダを提供することを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、記録媒体に対向する面にほぼ平行に形成されたエ
アベアリングサーフェースとしての少なくとも二本のレ
ールと、各レールの空気流入端側に設けられたテーパ部
またはステップ部と、空気流出端側の端面に設けられた
磁気ヘッドとを備え、前記レールが、それぞれ空気流の
方向に関して中央付近から空気流出端に向かって、少な
くとも2本以上に分岐して形成されている浮上型ヘッド
スライダにより、達成される。
【0015】上記構成によれば、空気流入端から進入し
た空気流は、エアベアリングサーフェイスとして作用す
るレールの表面と記録媒体の表面との間を流れることに
より、正圧による浮上力を発生させる。また、空気流は
ステップ部またはテーパ部とレールとで囲まれた領域
(凹陥部)と記録媒体の表面との間を流れることによ
り、この凹陥部の少なくとも一部が負圧帯として作用し
て、急激に膨張して負圧による吸引力を発生させる。こ
れにより、ヘッドスライダは、上記浮上力及び吸引力の
バランスによって、記録媒体の表面から所定の浮上量で
浮上することになる。
【0016】ここで、記録媒体の内周と外周とでは、ス
キュー角が異なるが、本発明による浮上型ヘッドスライ
ダにおいては、各レールが、分岐されて形成されている
ので、スキュー角が発生する場合には、空気流は、各レ
ールの分岐して斜めに延びる一方の部分に沿って進むこ
とになる。このため、十分な浮上力が得られると共に、
スキュー角がゼロの場合には、空気流は、各レールの分
岐していない部分に沿って進むことになるので、浮上量
が極端に低下することなく、比較的十分な浮上力が得ら
れることになる。
【0017】また、記録媒体の内周と外周とでは、線速
度が異なるが、本発明による浮上型ヘッドスライダにお
いては、各レールの間に凹陥部が形成されているので、
この凹陥部により発生する吸引力によって、浮上力が抑
制されるので、ヘッドスライダの浮上量の線速依存性が
低減されることになる。特に、レールが空気流に対し
て、前側が分岐するように形成されている場合には、上
述した凹陥部が負圧帯として有効に作用することにな
り、ヘッドスライダの浮上量の線速依存性がより一層低
減される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図21を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例で
あるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。
【0019】図1は、本発明による浮上型ヘッドスライ
ダが取り付けられるハードディスクドライブ装置の構成
を示している。図1において、ハードディスクドライブ
装置10は、アルミニウム合金等により形成された筐体
11の平面部に、スピンドルモータ(図示せず)が配設
されていると共に、このスピンドルモータによって角速
度一定で回転駆動される両面磁気ディスク12が備えら
れている。
【0020】さらに、この筐体11には、アーム13
が、垂直軸13aの周りに揺動可能に取り付けられてい
る。このアーム13の一端には、ボイスコイル14が取
り付けられ、またこのアーム13の他端には、ヘッドス
ライダ15が取り付けられている。
【0021】上記ボイスコイル14を挟持するように、
筐体11上には、マグネット16a,16bが取り付け
られている。かくして、上記ボイスコイル14及びマグ
ネット16a,16bにより、ボイスコイルモータ16
が構成されている。
【0022】上記ボイスコイル14に外部から電流が供
給されると、アーム13は、マグネット16a,16b
の磁界と、このボイスコイル14に流れる電流とによっ
て生ずる力に基づいて、垂直軸13aの周りに回動され
る。これにより、アーム13の他端に取り付けられたヘ
ッドスライダ15は、磁気ディスク12の実質的に半径
方向に移動される。従って、このヘッドスライダ15に
備えられた磁気ヘッド(図示せず)は、磁気ディスク1
2に対してシーク動作することになる。かくして、磁気
ディスク12の所定のトラックに対して、情報の記録・
再生が行われる。
【0023】図2及び図3は、上記浮上型ヘッドスライ
ダの第一の実施形態、即ち浮上型ヘッドスライダ15の
詳細な構成を示している。図2及び図3はヘッドスライ
ダの磁気ディスクに対する対向面を正面から見た図であ
り、これらの図において、浮上型ヘッドスライダ15
は、全体が扁平な直方体として形成されており、その下
面にエアベアリングサーフェイスとして作用する平行な
二つのレール16,17を備えている。
【0024】レール16,17は、それぞれヘッドスラ
イダ15の下面の両側付近にて、全体が空気流入側から
空気流出側に沿って長手方向に延びるように配設されて
いる。各レール16,17は、図示の場合、それぞれ空
気流の方向に関して中央付近から空気流出端に向かっ
て、分岐して斜めに延びる同じ幅の部分16a,16
b,17a,17bと、分岐していない真っ直な部分1
6c,17cとを備えている。この場合、部分16a,
17aは、それぞれ空気流出端にて両側に位置するよう
に、また部分16b,17bは、それぞれ空気流出端に
て中心側に位置するように、斜めに延びている。そし
て、部分16a,16bと部分17a,17bとの分岐
位置は、この場合、ヘッドスライダ15の空気流に沿う
方向に関して、中央に配設されている。
【0025】さらに、ヘッドスライダ15は、その下面
の空気流入側の先端にテーパ部またはステップ部19
(図示の場合、テーパ部)を備えている。このテーパ部
19は、レール16,17のエアベアリングサーフェイ
スとして作用する表面に対して、所定の角度を有するよ
うに、成形されている。図示の場合、テーパ部19は、
上記レール16,17の真っ直な部分16c,17cの
前端を結ぶ領域に設けられている。
【0026】そして、ヘッドスライダ15の下面のう
ち、レール16,17の間の領域は、負圧帯として作用
する凹陥部18として、所定の深さを有するように、形
成されている。
【0027】このような浮上型ヘッドスライダ15によ
れば、浮上型ヘッドスライダ15が、回転する磁気ディ
スク12の表面に接近されたとき、磁気ディスク12の
回転に伴って、この浮上型ヘッドスライダ15の空気流
入端から進入する空気流は、テーパ部19から、レール
16,17と磁気ディスク12の表面との間を流れると
共に、レール16,17の間の凹陥部18と磁気ディス
ク12の間を流れる。ここで、レール16,17と磁気
ディスクの間を流れる空気流により、浮上型ヘッドスラ
イダ15は、浮揚力を受ける。また、レール16,17
における浮上量は、通常0.3乃至0.5μm程度であ
るのに対して、凹陥部18では、例えば5μm程度の浮
上量であることから、凹陥部18内にて、空気流が急激
に膨張して、負圧による吸引力が発生する。従って、ヘ
ッドスライダ15そしてこのヘッドスライダ15の空気
流出端に取り付けられた磁気ヘッド15aは、上述した
浮上力及び吸引力により、そしてアーム13のサスペン
ションのバネ荷重のバランスによって、磁気ディスク1
2の表面から所定の微小間隔(浮上量)をもって浮上走
行するようになっている。かくして、磁気ヘッド15a
は、直接に磁気ディスク12の表面に接触することによ
るこの磁気ディスクの摩耗損傷が、防止されるようにな
っている。
【0028】ここで、浮上型ヘッドスライダ15の浮上
量は、磁気ディスク12上の各点における線速及びスキ
ュー角によって決まるが、上記浮上型ヘッドスライダ1
5においては、線速が増大するにつれて、浮上力と共に
吸引力も増大することになるので、浮上量の線速依存性
が抑制されることになる。従って、磁気ディスク12の
外周付近における浮上量増加が低減される。
【0029】また、スキュー角θsがゼロの場合には、
図4及び図5に矢印で示すように、空気流は、ヘッドス
ライダ15に対してその長手方向に関して真っ直に流入
することになるが、空気流は、レール16,17の分岐
していない真っ直な部分16c,17cに沿って流れ
る。従って、空気流は、レール16,17の部分16
c,17cに関して浮上力を発生させることになり、十
分に大きな浮上力が得られることになる。これに対し
て、スキュー角が発生した場合には、空気流は、例えば
図6及び図7にて矢印で示すように、それぞれレール1
6,17のうち部分16b,17aに沿って流れること
になる。従って、空気流は、レール16,17の部分1
6b,17aに関して浮上力を発生させることになるの
で、同様に十分に大きな浮上力が得られることになる。
これにより、浮上量のスキュー角依存性が十分に抑制さ
れ、スキュー角変動に対してほぼ一定の浮上量変動が得
られることになる。
【0030】かくして、線速依存性及びスキュー角依存
性が低減されることにより、ヘッドスライダ15の浮上
量がほぼ一定に保持されることになる。従って、ハード
ディスクドライブ装置10において、浮上型ヘッドスラ
イダ15が、磁気ディスク12の内周から外周へのヘッ
ドシーク時に、ヘッドスライダ15が受ける線速及びス
キュー角が連続的に変化したとしても、ほぼ一定の浮上
量が得られることになる。
【0031】かくして、上記実施形態によれば、レール
16,17がX字形に形成されることにより、ハードデ
ィスクドライブ装置10における良好な定浮上特性が得
られることになる。尚、この場合、レール16,17の
分岐部分16a,16b,17a,17bが、空気流出
端側に配設されていることから、レール16,17の間
に画成される凹陥部18が大きくなり、従って、凹陥部
18が負圧帯として有効に作用することから、線速依存
性が効果的に改善されることになる。
【0032】図8は、本発明による浮上型ヘッドスライ
ダの第二の実施形態の底面図を示している。図8におい
て、浮上型ヘッドスライダ20は、全体が扁平な直方体
として形成されており、その下面にエアベアリングサー
フェイスとして作用する二つのレール21,22と、こ
れらレール21,22の間に形成された負圧帯として作
用する凹陥部23と、レールの空気流入側の先端に形成
されたテーパ部またはステップ部(図示の場合には、テ
ーパ部)24と、を備えている。
【0033】ここで、浮上型ヘッドスライダ20は、図
2及び図3に示した浮上型ヘッドスライダ15とほぼ同
様に構成されていて、レール21,22のうち、分岐し
た一方の部分21a,22aは、前述したレール16,
17の部分16a,17aと同じ幅を有しているが、他
方の部分21b,22bは、前述したレール16,17
の部分16b,17bより幅広に、即ち一方の部分21
a,22aより幅広に形成されている点で異なる構成で
ある。
【0034】このように構成された浮上型ヘッドスライ
ダ20によれば、図2の浮上型ヘッドスライダ15と同
様に動作して、レール21,22による浮揚力によっ
て、ヘッドスライダ20及びこのヘッドスライダ20の
レール21の空気流出端に取り付けられた磁気ヘッド2
5が、磁気ディスクの表面から微小間隔(浮上量)をも
って浮上走行する。
【0035】ここで、浮上型ヘッドスライダ20のロー
ル量は、スキュー角がゼロの場合には、上記レール2
1,22が長手方向の中心軸に対して線対称に形成され
ていることから、浮上全域にて著しく低減され、ほぼゼ
ロにされる。
【0036】ところで、レール21,22のうち、互い
に平行に延びる部分21a,22bそして部分21b,
22aが、異なる幅を有することになる。従って、スキ
ュー角が発生した場合には、空気流は、例えば図9及び
図10にて矢印で示すように、それぞれレール21,2
2のうち、部分21b,22aに沿って流れるので、空
気流は左右で異なる浮上力を発生させることになる。従
って、上記レール21,22の幅広の部分21b,22
bの幅を適宜に選定しておくことによって、浮上型ヘッ
ドスライダ20の静的ロールが抑制されることになる。
従って、ハードディスクドライブ装置10において、浮
上型ヘッドスライダ20の磁気ディスク12の内周から
外周へのヘッドシーク時に、ヘッドスライダ20が受け
るスキュー角が連続的に変化したとしても、浮上型ヘッ
ドスライダ20のロール量は、スキュー角によらず、浮
上全域に亘って、ほぼゼロに制御される。
【0037】図11は、本発明による浮上型ヘッドスラ
イダの第三の実施形態の底面図を示している。図11に
おいて、浮上型ヘッドスライダ30は、全体が扁平な直
方体として形成されており、その下面にエアベアリング
サーフェイスとして作用する二つのレール31,32
と、これらレール31,32の間に形成された負圧帯と
して作用する凹陥部33と、これらレール31,32の
空気流入端側の先端に形成されたテーパ部またはステッ
プ部34と、を備えている。
【0038】ここで、浮上型ヘッドスライダ30は、図
2に示した浮上型ヘッドスライダ15とほぼ同様に構成
されていて、上記レール31,32の分岐部分31a,
31b,31c,32a,32b,32cが、それぞれ
ヘッドスライダ30の長手方向中心付近にある分岐位置
から空気流入端側及び空気流出端側に向かって、それぞ
れ徐々に幅が拡大するように形成されている点で異なる
構成である。
【0039】このように構成された浮上型ヘッドスライ
ダ30によれば、図2の浮上型ヘッドスライダ15と同
様に動作して、レール31,32による浮揚力によっ
て、ヘッドスライダ30及びこのヘッドスライダ30の
レール31の空気流出端に取り付けられた磁気ヘッド3
5が、磁気ディスクの表面から微小間隔(浮上量)をも
って浮上走行する。
【0040】この場合、各レール31,32の各部分3
1a,31b,31c,32a,32b,32cが、そ
れぞれ端部に向かって幅が拡大した台形状に形成されて
いるので、スキュー角の向きに沿って、動圧を受けて正
圧を発生させる部分を形成していることになる。従っ
て、スキュー依存性が、より一層改善されることにな
る。
【0041】図12は、本発明による浮上型ヘッドスラ
イダの第四の実施形態の底面図を示している。図12に
おいて、浮上型ヘッドスライダ40は、全体が扁平な直
方体として形成されており、その下面にエアベアリング
サーフェイスとして作用する二つのレール41,42
と、これらレール41,42の間に形成された負圧帯と
して作用する凹陥部43と、これらレール41,42の
空気流入端側の先端に形成されたテーパ部またはステッ
プ部(図示の場合、テーパ部)44と、さらに上記レー
ル41,42の前端を同じ高さで結ぶように形成された
クロスレール45と、を備えている。
【0042】ここで、浮上型ヘッドスライダ40は、図
2に示した浮上型ヘッドスライダ15とほぼ同様に構成
されているが、以下の点で異なる構成になっている。即
ち、レール41,42の真っ直な部分41c,42c
が、空気流入端側に向かって幅が拡大するように台形状
に形成されていると共に、分岐した部分のうち、外側の
部分41a,42aが、空気流出端側にて、内側に向か
って横方向に延長され、磁気ヘッドを搭載するためのラ
ンド部41d,42dとなっている。これに対して、内
側の部分41b,42bは、空気流出端側で、上記ラン
ド部41d,42dとの干渉を回避するために、端部付
近が切除されている。
【0043】このように構成された浮上型ヘッドスライ
ダ40によれば、図2の浮上型ヘッドスライダ15と同
様に動作して、レール41,42及びクロスレール45
による浮揚力によって、ヘッドスライダ40及びこのヘ
ッドスライダ40のレール41のランド部41dの空気
流出端に取り付けられた磁気ヘッド46が、磁気ディス
クの表面から微小間隔(浮上量)をもって浮上走行す
る。
【0044】この場合、レール41,42の真っ直な部
分が、それぞれ空気流入端側に向かって幅が拡大した台
形状に形成されていることから、スキュー角が生じて
も、これに沿って動圧を発生する部分が設けられている
ことになる。従って、スキュー依存性がより一層改善さ
れる。
【0045】図13は、本発明による浮上型ヘッドスラ
イダの第五の実施形態の底面図を示している。図13に
おいて、浮上型ヘッドスライダ50は、全体が扁平な直
方体として形成されており、その下面にエアベアリング
サーフェイスとして作用する二つのレール51,52
と、これらレール51,52の間に形成された負圧帯と
して作用する凹陥部53と、レールの空気流入側の先端
に形成されたテーパ部またはステップ部(図示の場合、
テーパ部)54と、を備えている。
【0046】ここで、浮上型ヘッドスライダ50は、図
2に示した浮上型ヘッドスライダ15とは異なり、上記
各レール51,52は、それぞれ空気流の方向に関して
中央付近から空気流入端に向かって、分岐して斜めに延
びる同じ幅の部分51a,51b,52a,52bと、
分岐していない真っ直な部分51c,52cとを備えて
いる。
【0047】この場合、部分51a,52aは、それぞ
れ空気流入端にて両側に位置するように、また部分51
b,52bは、それぞれ空気流出端にて中心側に位置す
るように、斜めに延びている。そして、部分51a,5
1bと部分52a,52bとの分岐位置は、この場合、
ヘッドスライダ50の空気流に沿う方向に関して、中央
に配設されている。また、上記テーパ部54は、図示の
場合、各レール51,52の分岐部分51a,52aの
前端に対応する領域と、分岐部分51b,52bの前端
を結ぶ領域とに設けられている。即ち、図13の浮上型
ヘッドスライダ50は、図2の浮上型ヘッドスライダ1
5と比べると、レールの分岐部分が変更されている。
【0048】このように構成された浮上型ヘッドスライ
ダ50によれば、図2の浮上型ヘッドスライダ15と同
様に動作して、レール51,52による浮揚力によっ
て、ヘッドスライダ50及びこのヘッドスライダ50の
レール51の空気流出端に取り付けられた磁気ヘッド5
5が、磁気ディスクの表面から微小間隔(浮上量)をも
って浮上走行する。
【0049】この場合、スキュー角がゼロの場合には、
空気流は、ヘッドスライダ50に対してその長手方向に
関して真っ直に流入することになるが、長手方向に関し
て、空気流は、レール51,52の分岐していない真っ
直な部分51c,52cに沿って流れて、浮上力を発生
させることになり、十分に大きな浮上力が得られること
になる。これに対して、スキュー角が発生した場合に
は、空気流は、例えばそれぞれレール51,52のうち
部分51b,52aに沿って流れて、浮上力を発生させ
ることになるので、同様に十分に大きな浮上力が得られ
ることになる。
【0050】これにより、浮上量のスキュー角依存性が
十分に抑制され、スキュー角変動に対してほぼ一定の浮
上量変動が得られることになる。尚、この場合、レール
51,52の分岐部分51a,51b,52a,52b
が、空気流入端側に配設されていることから、スキュー
角が発生した場合に、これらの分岐部分51a,51
b,52a,52bが有効に作用して正圧を生ずるの
で、浮上量のスキュー角依存性が効果的に改善されるこ
とになる。
【0051】図14は、本発明による浮上型ヘッドスラ
イダの第六の実施形態の底面図を示している。図14に
おいて、浮上型ヘッドスライダ60は、全体が扁平な直
方体として形成されており、その下面にエアベアリング
サーフェイスとして作用する二つのレール61,62
と、これらレール61,62の間に形成された負圧帯と
して作用する凹陥部63と、レールの空気流入側の先端
に形成されたテーパ部またはステップ部(図示の場合、
テーパ部)64と、を備えている。
【0052】ここで、浮上型ヘッドスライダ60は、図
13に示した浮上型ヘッドスライダ50とほぼ同様に構
成されていて、レール61,62に関して、分岐して斜
めに延びる部分のうち、内側の部分61b,62bが、
外側の部分61a,62aより幅が広く形成されている
点で異なる構成である。即ち、図14の浮上型ヘッドス
ライダ60は、図8の浮上型ヘッドスライダ20のレー
ルの分岐部分を変更した構成になっている。
【0053】このように構成された浮上型ヘッドスライ
ダ60によれば、図13の浮上型ヘッドスライダ50と
同様に動作して、レール61,62による浮揚力によっ
て、ヘッドスライダ60及びこのヘッドスライダ60の
レール61の空気流出端に取り付けられた磁気ヘッド6
5が、磁気ディスクの表面から微小間隔(浮上量)をも
って浮上走行する。
【0054】ここで、浮上型ヘッドスライダ60のロー
ル量は、スキュー角がゼロの場合には、上記レール6
1,62が長手方向の中心軸に対して線対称に形成され
ていることから、浮上全域にて著しく低減され、ほぼゼ
ロにされる。
【0055】また、スキュー角が発生した場合には、空
気流は、それぞれ例えばレール61,62のうち、部分
61b,62aに沿って流れるので、空気流は左右で異
なる浮上力を発生させることになる。従って、上記レー
ル61,62の幅広の部分61b,62bの幅を適宜に
選定しておくことによって、浮上型ヘッドスライダ60
の静的ロールが抑制されることになる。
【0056】図15は、本発明による浮上型ヘッドスラ
イダの第七の実施形態の底面図を示している。図15に
おいて、浮上型ヘッドスライダ70は、全体が扁平な直
方体として形成されており、その下面にエアベアリング
サーフェイスとして作用する二つのレール71,72
と、これらレール71,72の間に形成された負圧帯と
して作用する凹陥部73と、レールの空気流入側の先端
に形成されたテーパ部またはステップ部(図示の場合、
テーパ部)74と、を備えている。
【0057】ここで、浮上型ヘッドスライダ70は、図
13に示した浮上型ヘッドスライダ50とほぼ同様に構
成されていて、レール71,72に関して、分岐して斜
めに延びる部分71a,72b,72a,72b及び分
岐せず真っ直な部分71c,72cが、それぞれ分岐位
置から空気流入端側及び空気流出端側に向かって幅が拡
大するように台形状に形成されている点で異なる構成で
ある。即ち、図15の浮上型ヘッドスライダ70は、図
11の浮上型ヘッドスライダ30のレールの分岐部分を
変更した構成になっている。
【0058】このように構成された浮上型ヘッドスライ
ダ70によれば、図13の浮上型ヘッドスライダ50と
同様に動作して、レール71,72による浮揚力によっ
て、ヘッドスライダ70及びこのヘッドスライダ70の
レール71の空気流出端に取り付けられた磁気ヘッド7
5が、磁気ディスクの表面から微小間隔(浮上量)をも
って浮上走行する。
【0059】この場合、各レール71,72の各部分7
1a,71b,71c,72a,72b,72cが、そ
れぞれ端部に向かって幅が拡大した台形状に形成されて
いることから、スキュー角が生じたときにも、これに対
応して動圧を受ける部分が設けられていることになる。
従って、スキュー依存性がより一層改善されることにな
る。
【0060】図16は、本発明による浮上型ヘッドスラ
イダの具体的な実施形態を示している。図16におい
て、浮上型ヘッドスライダ80は、図11の浮上型ヘッ
ドスライダ30とほぼ同じ構成であって、全体が扁平な
直方体として形成されており、その下面にエアベアリン
グサーフェイスとして作用する二つのレール81,82
と、これらレール81,82の間に形成された負圧帯と
して作用する凹陥部83と、これらレール81,82の
空気流入端側の先端に形成されたテーパ部84と、を備
えている。
【0061】レール81,82は、それぞれヘッドスラ
イダ80の下面の両側付近にて、それぞれヘッドスライ
ダ80の下面の両側付近にて、全体が空気流入側から空
気流出側に沿って長手方向に延びるように、且つ空気流
の方向に関して中央付近から空気流出端に向かって、二
つの分岐して斜めに延びる同じ幅の部分81a,81
b,82a,82bと、空気流入端に向かって幅が拡大
しながら真っ直に延びる部分81c,82cとからな
る。
【0062】上記テーパ部84は、レール81,82の
エアベアリングサーフェイスとして作用する表面に対し
て、所定角度例えば1度以下の緩い傾斜角度θtを有す
るように、成形されている。
【0063】ここで、ヘッドスライダ80は、全長Xが
2.05mm,厚さTが0.43mmであって、テーパ
長Lが0.2mm,テーパ角θtが0.5度,レール8
1,82の各部分81a,81b,82a,82bの傾
斜角度θrが15度、レール81,82の各部分81
a,81b,82a,82bの幅Wが0.15mm、部
分81c,82cの空気流出端側の端部の幅W0が0.
4mm,ヘッドスライダ80の側縁からの距離W1が
0.15mm、レール81,82の空気流出端からの距
離L0が1.025mm、さらに凹陥部83の深さDが
0.006mmであって、例えばレール81の部分81
aの空気流出端に、磁気ヘッド85が取り付けられてい
る。
【0064】このように形成された浮上型ヘッドスライ
ダ80を、例えば3.5インチハードディスクドライブ
装置に搭載した場合に、線速度に対する浮上量,スキュ
ー角に対する浮上量及びロール量の変動をコンピュータ
シミュレーションによって計算した。その結果、線速度
に対する浮上量変動は、図19にて、またスキュー角に
対する浮上量変動は、図20にて、さらにスキュー角に
対するロール量変動は、図21にて、それぞれ符号Aで
示すようになる。
【0065】尚、図19乃至図21に示す曲線B,C
は、それぞれ、比較のために図24及び図28に示す従
来タイプの浮上型ヘッドスライダ6,9を使用した場合
の浮上量変動及びロール量変動を示している。ここで使
用した浮上型ヘッドスライダ6は、図17に示すよう
に、スライダ長Xが2.05mm,スライダ厚Tが0.
43mm,テーパ長Lが0.2mm,テーパ角θtが
0.5度,レール幅Wが0.168mmである。また、
浮上型ヘッドスライダ9は、図18に示すように、レー
ル幅が、長手方向中央にてW1=0.1mm,空気流入
端及び空気流出端にてW2=0.40mm,レール間の
凹陥部の深さDが0.006mmである。
【0066】ここで、図19は、スキュー角θs=0に
て、線速を6m/sから36m/sまで変化させたとき
の浮上量変動を示している。これにより、曲線A,B,
Cを比較することにより、本発明による浮上型ヘッドス
ライダ80が、線速依存性が最も低く、浮上量変動特性
がほぼフラットであることが分かる。
【0067】また、図20は、線速12m/sにて、ス
キュー角θsを−15度から+15度まで変化させたと
きの浮上量変動を示している。この場合、本発明による
浮上型ヘッドスライダ80のスキュー角による浮上量変
動は、図20にて曲線Aで示すように、比較的平坦であ
ることが分かる。
【0068】さらに、図21は、線速12m/sにて、
スキュー角θsを−15度から+15度まで変化させた
ときのロール量変動(即ち、浮上型ヘッドスライダ80
のインナー側ITとアウター側OTの浮上量の差)を示
している。これにより、本発明による浮上型ヘッドスラ
イダ80は、曲線Aで示すように、従来の浮上型ヘッド
スライダ6,9の曲線B,Cよりも大きいロール量変動
を有しているが、その差は僅かであり、実用的には問題
のないレベルにあることが分かる。この場合、ロール量
変動は、左右のレール81,82の後端(空気流出端)
の浮上量の差として、計算されている。
【0069】従って、上述した浮上型ヘッドスライダ8
0によれば、線速依存性及びスキュー角依存性が低減さ
れることにより、定浮上特性が得られると共に、実用的
に問題のない程度の小さなロール量変動が達成されるこ
とが分かる。
【0070】尚、上記実施形態においては、磁気ヘッド
は、それぞれ第一のレール16,21,31,41,5
1,61,71,81の一方の部分の空気流出端の端面
に備えられているが、これに限らず、他方の部分の空気
流出端の端面に備えられていてもよいことは明らかであ
る。
【0071】また、上記実施形態においては、空気流入
側の端縁に、テーパ部が設けられているが、何れの場合
も、テーパ部の代わりにステップ部が設けられてもよい
ことは明らかである。また、各実施形態による浮上型ヘ
ッドスライダ15,20,30,40,50,60,7
0,80において、レールの幅,長さについて、それぞ
れ具体的な形状及び寸法が示されているが、長手方向に
沿ってほぼ平行に配設されたレールが、分岐位置から分
岐していればよく、その長さ,幅や配置は、実際に搭載
されるハードディスクドライブ装置に対応して、最適化
されるべきものである。従って、上述した実施形態に示
された形状,配置等に限定されるべきではなく、これら
の組合せも可能であることはいうまでもない。
【0072】また、上記実施形態においては、磁気ディ
スクの記録再生を行なうためのハードディスクドライブ
装置のための浮上型ヘッドスライダについて説明した
が、これに限らず、例えば光磁気ディスク等の他のディ
スクを記録媒体として使用するディスクドライブ装置の
ための浮上型ヘッドスライダに本発明を適用し得ること
は明らかである。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、静
的浮上量変動をできるだけ低減することにより、スキュ
ー角及び線速の変化に対して一定の浮上量が得られるよ
うにした、浮上型ヘッドスライダ及び磁気ディスク装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドスライダを組み込んだハー
ドディスクドライブ装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明による浮上型ヘッドスライダの第一の実
施形態を示す概略底面図である。
【図3】図2の浮上型ヘッドスライダの概略斜視図であ
る。
【図4】図2の浮上型ヘッドスライダのスキュー角がゼ
ロの場合の空気流を示す概略底面図である。
【図5】図2の浮上型ヘッドスライダのスキュー角がゼ
ロの場合の空気流を示す概略斜視図である。
【図6】図2の浮上型ヘッドスライダのスキュー角があ
る場合の空気流を示す概略底面図である。
【図7】図2の浮上型ヘッドスライダのスキュー角があ
る場合の空気流を示す概略斜視図である。
【図8】本発明による浮上型ヘッドスライダの第二の実
施形態を示す概略底面図である。
【図9】図8の浮上型ヘッドスライダのスキュー角があ
る場合の空気流を示す概略底面図である。
【図10】図8の浮上型ヘッドスライダのスキュー角が
ある場合の空気流を示す概略斜視図である。
【図11】本発明による浮上型ヘッドスライダの第三の
実施形態を示す概略底面図である。
【図12】本発明による浮上型ヘッドスライダの第四の
実施形態を示す概略底面図である。
【図13】本発明による浮上型ヘッドスライダの第五の
実施形態を示す概略底面図である。
【図14】本発明による浮上型ヘッドスライダの第六の
実施形態を示す概略底面図である。
【図15】本発明による浮上型ヘッドスライダの第七の
実施形態を示す概略底面図である。
【図16】本発明による浮上型ヘッドスライダの具体的
な形成例を示す概略底面図及び側面図である。
【図17】図20に示した従来の浮上型ヘッドスライダ
の具体的な形成例を示す概略底面図及び側面図である。
【図18】図24に示した従来の浮上型ヘッドスライダ
の具体的な形成例を示す概略底面図及び側面図である。
【図19】図11乃至図13の浮上型ヘッドスライダに
おけるコンピュータシミュレーションによる線速度と浮
上量との関係を示すグラフである。
【図20】図11乃至図14の浮上型ヘッドスライダに
おけるコンピュータシミュレーションによるスキュー角
と浮上量との関係を示すグラフである。
【図21】図11乃至図13の浮上型ヘッドスライダに
おけるコンピュータシミュレーションによるスキュー角
とロール量との関係を示すグラフである。
【図22】従来のハードディスクドライブ装置の一例の
構成を示す斜視図である。
【図23】図22のハードディスクドライブ装置におけ
る磁気ディスクとアームとの関係を示す概略斜視図であ
る。
【図24】図22のハードディスクドライブ装置におけ
る浮上型ヘッドスライダを示す概略斜視図である。
【図25】図24の浮上型ヘッドスライダの浮上状態を
示す概略図である。
【図26】図23のアームの磁気ディスクに対するシー
ク動作を示す概略平面図である。
【図27】図26のシーク動作における浮上型ヘッドス
ライダのスキュー角を示す概略図である。
【図28】従来の浮上型ヘッドスライダの変形例を示す
概略斜視図である。
【符号の説明】
10・・・ハードディスクドライブ装置、11・・・筐
体、12・・・磁気ディスク、13・・・アーム、14
・・・ボイスコイルモータ、15・・・浮上型ヘッドス
ライダ、15a・・・磁気ヘッド、16,17・・・レ
ール、16a,16b,17a,17b・・・レールの
分岐部分、18・・・凹陥部(負圧帯)、19・・・テ
ーパ部、20・・・浮上型ヘッドスライダ、21,22
・・・レール、21a,21b,22a,22b・・・
レールの分岐部分、23・・・凹陥部、24・・・テー
パ部、25・・・磁気ヘッド、30・・・浮上型ヘッド
スライダ、31,32・・・レール、31a,31b,
32a,32b・・・レールの分岐部分、33・・・凹
陥部、34・・・テーパ部、35・・・磁気ヘッド、4
0・・・浮上型ヘッドスライダ、41,42・・・レー
ル、41a,41b,42a,42b・・・レールの分
岐部分、43・・・凹陥部、44・・・テーパ部、45
・・・クロスレール、46・・・磁気ヘッド、50・・
・浮上型ヘッドスライダ、51,52・・・レール、5
1a,51b,52a,52b・・・レールの分岐部
分、53・・・凹陥部、54・・・テーパ部、55・・
・磁気ヘッド、60・・・浮上型ヘッドスライダ、6
1,62・・・レール、63・・・凹陥部、64・・・
テーパ部、65・・・磁気ヘッド、70・・・浮上型ヘ
ッドスライダ、71,72・・・レール、71a,71
b,72a,72b・・・レールの分岐部分、73・・
・凹陥部、74・・・テーパ部、75・・・磁気ヘッ
ド、80・・・浮上型ヘッドスライダ、81,82・・
・レール、81a,81b,82a,82b・・・レー
ルの分岐部分、83・・・凹陥部、84・・・テーパ
部、85・・・磁気ヘッド。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対向する面にほぼ平行に形成
    されたエアベアリングサーフェースとしての少なくとも
    二本のレールと、 各レールの空気流入端側に設けられたテーパ部またはス
    テップ部と、 空気流出端側の端面に設けられた磁気ヘッドとを備え、 前記レールが、それぞれ空気流の方向に関して中央付近
    から空気流出端に向かって、少なくとも2本以上に分岐
    して形成されていることを特徴とする浮上型ヘッドスラ
    イダ。
  2. 【請求項2】 前記レールが、それぞれ同じ幅を有して
    いることを特徴とする請求項1に記載の浮上型ヘッドス
    ライダ。
  3. 【請求項3】 前記レールのうち、分岐した部分の外側
    または内側の一方が他方より広い幅を有するように形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の浮上型ヘ
    ッドスライダ。
  4. 【請求項4】 前記レールが、分岐位置から空気流入端
    及び空気流出端に向かってそれぞれ徐々に幅が広くなる
    ように形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の浮上型ヘッドスライダ。
  5. 【請求項5】 前記磁気ヘッドが、各レールのうち、一
    つのレールの分岐した部分の空気流出端側の端面に取り
    付けられていることを特徴とする請求項1に記載の浮上
    型ヘッドスライダ。
  6. 【請求項6】 前記レールのうち、分岐した部分の外側
    または内側の一方の空気流出端側の端部が、他方のレー
    ルに向かって横向きに延びることにより、ヘッドを搭載
    するためのランド部を構成していることを特徴とする請
    求項5に記載の浮上型ヘッドスライダ。
  7. 【請求項7】 記録媒体に対向する面にほぼ平行に形成
    されたエアベアリングサーフェースとしての少なくとも
    二本のレールと、 各レールの空気流入端側に設けられたテーパ部またはス
    テップ部と、 空気流出端側の端面に設けられた磁気ヘッドとを備え、 前記レールが、それぞれ空気流の方向に関して中央付近
    から空気流入端付近まで少なくとも二本以上に分岐して
    形成されていることを特徴とする浮上型ヘッドスライ
    ダ。
  8. 【請求項8】 前記レールが、それぞれ同じ幅を有して
    いることを特徴とする請求項7に記載の浮上型ヘッドス
    ライダ。
  9. 【請求項9】 前記レールのうち、分岐した部分の外側
    または内側の一方が他方より広い幅を有するように形成
    されていることを特徴とする請求項7に記載の浮上型ヘ
    ッドスライダ。
  10. 【請求項10】 前記レールが、分岐位置から空気流入
    端及び空気流出端に向かってそれぞれ徐々に幅が広くな
    るように形成されていることを特徴とする請求項7に記
    載の浮上型ヘッドスライダ。
  11. 【請求項11】 記録媒体となる磁気ディスクと、 磁気ディスクを回転駆動する駆動手段と、 駆動手段により回転駆動される磁気ディスクに対して揺
    動可能に支持された回動型アクチュエータと、 回動型アクチュエータの先端に備えられた浮上型ヘッド
    スライダと、 浮上型ヘッドスライダに設けられた磁気ディスクの記録
    再生を行なう磁気ヘッドと、 回動型アクチュエータを揺動させるための駆動機構とを
    含んでおり、 前記ヘッドスライダが、 記録媒体に対向する面にほぼ平行に形成されたエアベア
    リングサーフェースとしての少なくとも二本のレール
    と、 各レールの空気流入端側に設けられたテーパ部またはス
    テップ部と、 空気流出端側の端面に設けられた磁気ヘッドとを備え、 前記レールが、それぞれ空気流の方向に関して中央付近
    から空気流出端に向かって、少なくとも2本以上に分岐
    して形成されていることを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  12. 【請求項12】 記録媒体となる磁気ディスクと、 磁気ディスクを回転駆動する駆動手段と、 駆動手段により回転駆動される磁気ディスクに対して揺
    動可能に支持された回動型アクチュエータと、 回動型アクチュエータの先端に備えられた浮上型ヘッド
    スライダと、 浮上型ヘッドスライダに設けられた磁気ディスクの記録
    再生を行なう磁気ヘッドと、 回動型アクチュエータを揺動させるための駆動機構とを
    含んでおり、 前記ヘッドスライダが、 記録媒体に対向する面にほぼ平行に形成されたエアベア
    リングサーフェースとしての少なくとも二本のレール
    と、 各レールの空気流入端側に設けられたテーパ部またはス
    テップ部と、 空気流出端側の端面に設けられた磁気ヘッドとを備え、 前記レールが、それぞれ空気流の方向に関して中央付近
    から空気流入端付近まで少なくとも二本以上に分岐して
    形成されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
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