JPH106370A - 成形品の取り出し方法および取出装置 - Google Patents

成形品の取り出し方法および取出装置

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JPH106370A
JPH106370A JP17868796A JP17868796A JPH106370A JP H106370 A JPH106370 A JP H106370A JP 17868796 A JP17868796 A JP 17868796A JP 17868796 A JP17868796 A JP 17868796A JP H106370 A JPH106370 A JP H106370A
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きさ、形状等の異なる成形品を短時間に、
しかも安価な装置により取り出すことができる、成形品
の取り出し方法を提供する。 【解決手段】 成形装置により、大きさ、形状等の異な
る成形品(K、E)を成形し、その成形品(K、E)の
取り出しに、1本の回転部材(3)の両側に成形品
(K、E)の大きさ、形状等に対応した第1、2チャッ
ク(1、2)が設けられている成形品の取出装置(H)
を使用する。成形品を取り出すとき回転部材(3)を所
定量回転させて、取り出す成形品に対応したチャック
(1、2)を整合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形装置により成
形される、大きさ、形状等の異なる成形品を簡単に、し
かも安価に取り出すことのできる成形品の取り出し方法
およびこの方法の実施に直接使用される成形品の取出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形方法あるいは射出成形装置は、
文献名を挙げるまでもなく従来周知で、一般に樹脂材料
を溶融して射出する射出機、製品を成形する金型ユニッ
ト、金型ユニットを型締めする型締機等から構成されて
いる。したがって、射出機で樹脂材料を溶融混練すると
共に、金型ユニットを型締機で型締めし、そして金型ユ
ニットのキャビテイに可塑化された樹脂を射出充填し、
冷却固化を待って可動金型を開くと、キャビテイで成形
された所望形状の合成樹脂製の成形品を得ることができ
る。
【0003】ところで、従来周知の射出成形装置によっ
ても上記したようにして成形品を得ることはできるが、
成形品が肉厚のときは成形品の容積の2〜3乗に比例し
て固化時間が長くなるので、射出成形効率が悪くなる。
すなわち、成形品が固化するまでは、可動金型を開いて
成形品を取り出すことができないので、次の射出サイク
ルに入ることができず、高価な射出機、型締機等を徒に
待機させることになり、射出成形効率が悪くなることは
避けられない。そこで、複数個の金型ユニットを準備
し、一方の金型ユニットに射出し、射出し終った金型ユ
ニットを型締め状態で型締機から取り出して冷却固化
し、冷却固化している間に他の金型ユニットを型締めし
て射出するようにした金型が、例えば特開平5ー825
8号で提案されている。
【0004】また、本出願人は特願平4ー293911
号、同293912号、特開平7ー186187号等に
より、可動盤の型開きあるいは型締め動作に関連して金
型ユニットを型締め状態あるいは型開き状態にできると
共に、固定金型を固定盤に対して同様に可動盤の動作に
関連して脱着できる射出成形用金型を提案している。こ
れらの金型によると、一方の金型ユニットに射出してか
ら、この金型ユニットをロック機構等で型締め状態にし
て、可動盤を型開き方向に駆動して金型ユニットを固定
盤から分離し、そしてスライドさせて射出位置からずら
し、冷却固化することができる。冷却固化している間に
可動盤を駆動して一旦型締めし、他の金型ユニットの固
定金型を固定盤にロックして可動金型を固定金型から開
くことにより、固化した成形品を取り出すことができ
る。次いで成形品を取り出した他の金型ユニットを再度
型締めして射出し、同様にロック機構等で型締め状態に
して、可動盤を型開き方向に駆動して金型ユニットを固
定盤から分離し、そしてスライドさせて射出位置からず
らし、冷却固化することができる。以下同様にして成形
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人が提案してい
る前述の成形装置によると、一方のキャビテイに射出し
た溶融樹脂が固化している間に、他方のキャビテイに射
出するので、肉厚に差のある複数種の成形品も比較的効
率的に成形できるという、優れた効果が得られる。しか
しながら、成形品の取り出し方法に改良の余地がある。
すなわち、1面の金型で大きさ、形状等の異なる成形
品、例えば凸レンズと凹レンズのような成形品を成形す
ると、成形品を取り出すチャックの形状も異なり、成形
品毎に取り出す成形品に合ったチャックと交換しなけれ
ばならず、成形品の取り出しに時間がかかる難点があ
る。時間がかかるので生産性が低下する。また、交換す
るための機構が複雑になり、成形品取出装置が高価にな
り、コストアップになる問題もある。したがって、本発
明は大きさ、形状等の異なる成形品を短時間に、しかも
安価な装置により取り出すことができる、成形品の取り
出し方法およびこの方法の実施に直接使用される成形品
の取出装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1記載の発明は、成形装置によ
り、大きさ、形状等の異なる成形品を成形し、そして1
本の移動部材に成形品の大きさ、形状等に対応した複数
個のチャックが設けられている成形品の取出装置を使用
して、取り出す成形品に対応した前記取出装置の対応チ
ャックを取り出す成形品に整合させて取り出すとき、前
記整合を前記取出装置の移動部材の回転、スライド等の
移動により行うように構成される。請求項2記載の発明
は、固定金型と可動金型との間に出入り自在に設けら
れ、これらの金型で成形される形状、大きさ等の異なる
成形品を取り出すための成形品の取出装置であって、前
記成形品の取出装置は、成形品の大きさ、形状等に対応
した複数個の取り出し用のチャックと、これらのチャッ
クが取り付けられている移動部材とから構成される。請
求項3記載の発明は、請求項2記載の移動部材が回転部
材であり、複数個の取り出し用のチャックは、前記回転
部材の両側に分けて設けられ、そして請求項4記載の発
明は、請求項2記載の移動部材がロボットのアームから
構成される。
【0007】
【実施の形態】本実施の形態に係わる成形品取出装置H
は、図1の中央部において示されているように、大き
さ、形状等の異なる複数個のチャック、すなわち第1、
2チャック1、2を備えている。そしてこれらの第1、
2チャック1、2は、本実施の形態では成形品を負圧で
吸着する吸着チャックとして構成され、中空の回転部材
3の両側に取り付けられている。したがって、図1の状
態では第1チャック1は、後述する可動金型21、31
の方を向いているが、回転部材3を180°回転あるい
は反転させると、今度は第2チャック2が可動金型2
1、31の方を向くことになる。
【0008】中空の回転部材3の上方端は、同様に中空
の回転軸4に接続されている。この回転軸4は、ロボッ
トのアーム11に固定されている取付部材5に回転自在
に軸受けされ、その上端部にはスィーベルトートジョイ
ント6を介してホース7が接続されている。ホース7
は、開閉弁等を介して真空源に接続されている。取付部
材5にはモータ8が設けられ、このモータ8の出力軸に
取り付けられている駆動歯車9が、回転軸4に固定され
ている従動歯車10と噛み合っている。なお、ロボット
のアーム11は、周知のように図1において上下方向に
も、また左右方向にも自由に駆動可能である。
【0009】成形装置は、前述した本出願人が提案して
いる特開平7ー186183号、同186176号等に
記載されているように構成することができるので、図1
には、これらの実施の形態を代表して模式的に示されて
いる。すなわち、本実施例に係わる成形装置は、2組の
第1、2の金型ユニット20、30を備えている。そし
て、図1において上方に位置する第1の金型ユニット2
0は、可動金型21と固定金型22とから構成され、下
方に位置する第2の金型ユニット30も、同様に可動金
型31と固定金型32とから構成されている。
【0010】第1の金型ユニット20の可動金型21に
は、円柱状成形品Eの下半分を成形するためのキャビテ
イ23が、そして固定金型22には円柱状成形品Eの上
半分を成形するためのキャビテイ24が形成されてい
る。また、第2の金型ユニット30の可動金型31には
角柱状成形品Kの下半分を成形するためのキャビテイ3
3が、固定金型32には角柱状成形品Kの上半分を成形
するためのキャビテイ34が同様に形成されている。そ
して、これらの固定金型22、32には、それぞれのキ
ャビテイ24、34に連通した従来周知の構造のスプル
25、35が設けられている。
【0011】このように構成されている可動金型21、
31は、スライド板40に固定されている。このスライ
ド板40は、図には示されていない可動盤の取付部材4
1に対して図において上下方向に摺動自在に設けられて
いる。取付部材41の上方端部からは、腕42が水平方
向に延び、この腕42の上に油圧ピストンシリンダユニ
ット43が設けられている。油圧ピストンシリンダユニ
ット43のロッド45は、スライド板40の方へ延び、
そしてスライド板40に取り付けられている。したがっ
て、油圧ピストンシリンダユニット43によって、第
1、2の金型ユニット20、30は、後述するように下
方に位置する第1位置と、上方に位置する第2位置との
間を適宜駆動される。
【0012】可動盤と対をなす固定盤50には、板状の
保持部材51が設けられている。そして、固定盤50と
保持部材51には、射出ノズルが挿入される透孔53、
54が明けられている。第1、2の金型ユニット20、
30が下方に位置する第1位置において、透孔53、5
4は固定金型22のスプル25と連通し、そして上方の
第2位置においては固定金型32のスプル35が連通す
るようになっている。第1、2の金型ユニット20、3
0の固定金型22、32は、保持部材51にロック機構
により着脱自在に取り付けられているが、ロック機構は
特願平4ー293911、特願平4ー293912号等
に開示されているように構成できるので、図には示され
ていない。このロック機構により、可動盤の移動あるい
は駆動に関連して固定金型22、32が保持部材51に
ロックされ、また解除される。
【0013】これに対して、固定金型22、32と可動
金型21、31との間にも、結合機構が設けられ、固定
金型22、32と可動金型21、31とが、作用の項で
説明するように、必要なときは一体となり、また分離さ
れるようになっているが、この結合機構も特願平4ー2
93911号、同293912号等に開示されているよ
うにも構成できるので、これらの結合機構は図に示され
ていない。
【0014】スライド板40を上下方向に駆動して固定
金型22、32のスプル25、35を、射出ノズルが挿
入される透孔53、54に整合させるためには、固定金
型22、32と保持部材51との間のロックを解き、固
定金型22、32と保持部材51との間が離間するよう
に可動盤を型開き方向に駆動しなければならないし、ま
た成形品を取り出すときは、周知のように可動金型2
1、31を固定金型22、32から開かなければならな
い。そこで、本実施の形態ではスライド時と、成形品取
り出し時の可動盤の駆動量は異なるように選定されてい
る。例えば僅かに開いてもスライド板40をスライドさ
せることはできるので、スライド板40をスライドさせ
るときの駆動量は小さく選定されている。これに対し成
形品を取り出すときは、スプルを含めた成形品の大きさ
の2.5倍程度は開くように、駆動量は大きく選定され
ている。そこで本実施の形態では、大きく開くタイミン
グを判断する判断手段あるいは制御装置が設けられてい
る。制御装置は、前述した特開平7ー186183号に
示されているので、構成の説明は省略し、成形例の箇所
で作用のみを説明する。
【0015】次に、前述した第1、2の金型ユニット2
0、30を使用して円柱状成形品Eと角柱状成形品Kと
を射出成形する例について説明する。初めに図2に示さ
れているように、油圧ピストンシリンダユニット43に
よってスライド板40が下方の第1位置へ駆動され、第
2の金型ユニット30のキャビテイ33、34には既に
溶融樹脂が射出され、第1の金型ユニット20の固定金
型22のスプル25が、固定盤50と保持部材51の透
孔53、54に整合している時から説明する。
【0016】可動盤を駆動して第1、2の金型ユニット
20、30を型締めする。この型締め動作に関連して可
動金型21、31と固定金型22、32は、結合部材で
型締め状態に結合される。また、固定金型22、32と
保持部材51との間のロック機構は解除される。射出ノ
ズルから溶融樹脂をスプル25を介して第1の金型ユニ
ット10のキャビテイ24、23に射出する。
【0017】第1、2の金型ユニット20、30をスラ
イドするために、可動盤を開く方向に駆動する。この時
の開き量は小さい。開くと、ロック機構は解除されて固
定金型22、32は、保持部材51から離間する。油圧
ピストンシリンダユニット43によってスライド板40
を上方へ駆動し、第2の金型ユニット30のスプル35
が固定盤50と保持部材51の透孔53、54に整合す
る第2位置にする。この状態は図3に示されている。
【0018】図3に示されている状態で可動盤を駆動し
て型締めする。型締めされた状態は図4に示されてい
る。型締めすると、第1の金型ユニット20の固定金型
22のロック機構は解除され、また第2の金型ユニット
30の可動金型31と固定金型32との間の結合も解除
される。可動盤は、型開き信号により開かれるが、この
時はキャビテイ34、33で成形された角柱状成形品K
を取り出すに充分な間隔に開かれる。角柱状成形品K
は、射出から時間が経過しているので、十分に冷却固化
している。型を開くと、角柱状成形品Kの表面積の差等
により固定金型32のキャビテイ34で成形された上半
分が露出する。
【0019】成形品取出装置Hで角柱状成形品Kを取り
出すために、モータ8により駆動歯車9を駆動して回転
部材3を180°回転させ、第2チャック2が可動金型
31の方を向くようにする。ロボットのアーム11を下
方へ延ばし、第2チャック2を角柱状成形品Kの上半分
に当て、第2チャック2の内部を真空にして吸着し、角
柱状成形品Kを取り出す。取り出している状態は、図5
に示されている。アーム11を駆動して取り出した角柱
状成形品Kを適所へ運ぶ。
【0020】角柱状成形品Kを取り出したら、成形品取
出装置Hを退避させて、その位置で型締めする。この型
締めと関連して、第1、2の金型ユニット20、30の
可動金型21、31と固定金型22、32は、図6に示
されているように、結合機構で結合される。固定金型2
2、32と保持部材51との間のロック機構は解除され
る。射出ノズルから溶融樹脂をスプル35を通して第2
の金型ユニット30のキャビテイ34、33に射出す
る。第1、2の金型ユニット20、30をスライドさせ
るために、可動盤を開く方向に駆動する。この時の開き
量も小さい。開くと、ロック機構は解除されているの
で、固定金型22、32は保持部材51から離間する。
油圧ピストンシリンダユニット43によってスライド板
40を下方に駆動し、第1の金型ユニット20の固定金
型22のスプル25が固定盤50と保持部材51の透孔
53、54と整合する第1位置にする。第1位置へ駆動
した状態は図7に示されている。
【0021】図7に示されている状態で可動盤を駆動し
て型締めする。型締めされた状態は図8に示されてい
る。型締めすると、第2金型ユニット30の固定金型3
2のロック機構は解除され、また第1の金型ユニット2
0の可動金型21と固定金型22との間の結合も解除さ
れる。可動盤は型開き方向に駆動されるが、このときは
第1の金型ユニット20のキャビテイ24、23で成形
された円柱状成形品Eを取り出すに充分な間隔に開かれ
る。成形品取出装置Hで円柱状成形品Eを取り出すため
に、モータ8により駆動歯車9を駆動して回転部材3を
180°回転させ、第1チャック1が可動金型21の方
を向くようにする。ロボットのアーム11を下方へ延ば
し、第1チャック1を円柱状成形品Eの上半分に当て、
第1チャック1により取り出す。取り出している状態
は、図9に示されている。アーム11を駆動して取り出
した円柱状成形品Eを所定箇所へ移動する。
【0022】円柱状成形品Eを取り出したら型締めす
る。この型締めと関連して、第1、2の金型ユニット2
0、30の可動金型21、31と固定金型22、32
は、図2に示されているように、結合部材で結合され
る。以下同様な操作を繰り返して成形し、そして角柱状
成形品Kと円柱状成形品Eを取り出す。
【0023】成形品取出装置Hは、色々な形で実施でき
る。例えば上記実施の形態ではロボットのアーム11に
設けられている第1、2チャック1、2は、専用に設け
られたモータ8で駆動歯車9および従動歯車10を介し
て180°回転されるようになっているが、ラックとピ
ニオン機構でも、さらには回転するモータ8の代わりに
往復動する油圧ピストン機構でも実施できる。また、ロ
ボットのアーム11、あるいはマニュプレータのアーム
は、一般に軸方向にも回転方向にも自由な動きをするよ
うに構成されているので、このときはアーム11に直接
第1、2チャック1、2を取り付けることもできる。ま
た、上記実施の形態では第1、2チャック1、2は、回
転部材4の両側に1個宛設けられているが、成形品の数
により複数個宛設けることもできる。さらには、第1、
2チャック1、2を互いに干渉しない位置に設けること
により、必ずしも第1、2チャック1、2を180°離
して設ける必要はない。
【0024】また、上記実施の形態では1台の成形品取
出装置Hにより、1台の成形装置により成形される成形
品E、Kを取り出しているが、前述した成形例からも明
らかなように、成形品取出装置Hは待機する時間が比較
的長いので、2台の成形装置の間に1台の成形品取出装
置Hを配置して、2台の成形装置により成形される成形
品を同様にして交互に取り出すこともできる。なお、上
記実施の形態では成形品E、Kは交互に成形され、そし
て交互に取り出されるようになっているが、成形品の大
きさ、形状等により例えば一方の成形品を成形する間
に、他方の成形品を2個宛成形しても、同様にして取り
出すことができることも明らかである。
【0025】図10に成形品取出装置H’の他の実施の
形態が示されている。本実施の形態によると、ロボット
のアーム11’にスライド中空部材3’が取り付けられ
て、そしてこのスライド中空部材3’の可動金型に面し
た1側に大きさ、形状等の異なる複数個のチャック1、
1、2、…が取り付けられている。なお、スライド中空
部材3’はフレキシブルなホース7を介して真空源に接
続されている。ロボットのアーム11’を図において上
下方向にスライド的に駆動することにより、所望のチャ
ック1、1、2、…を取り出す成形品に整合させて、前
述したようにして成形品を取り出すことができることは
明らかである。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によると成形装置
により大きさ、形状等の異なる成形品を成形し、そして
1本の移動部材に成形品の大きさ、形状等に対応した複
数個のチャックが設けられている成形品の取出装置を使
用して、取り出す成形品に対応した対応チャックを取り
出す成形品に整合させて取り出すとき、整合を移動部材
の回転、スライド等の単なる移動により行うので、従来
のようにチャックを交換する必要がなく、短時間に且つ
容易に取り出すことができるという、本発明特有の効果
が得られる。また、移動部材を移動させるだけであるか
ら、成形品の取出装置の構造が簡単で、安価に成形品の
取出装置を提供できる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を、成形装置と共に示す
正面図である。
【図2】 金型ユニットが下方へスライドして第1位置
で型締めされ、そして第1の金型ユニットに射出してい
る状態を示す模式的断面図である。
【図3】 金型ユニットが第2位置の上方へスライドし
た状態を示す模式的断面図である。
【図4】 金型ユニットが第2位置で型締めされた状態
を示す模式的断面図である。
【図5】 金型ユニットが第2位置で開かれ、本発明の
実施の形態に係わる成形品の取出装置で成形品を取り出
している状態を示す模式的断面図である。
【図6】 金型ユニットが第2位置で型締めされ、そし
て第2の金型ユニットに射出している状態を示す模式的
断面図である。
【図7】 金型ユニットが第1位置の下方へスライドし
た状態を示す模式的断面図である。
【図8】 金型ユニットが第1位置で型締めされた状態
を示す模式的断面図である。
【図9】 金型ユニットが第1位置で開かれ、本発明の
実施の形態に係わる成形品の取出装置で成形品を取り出
している状態を示す模式的断面図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1チャック 2
第2チャック 3 回転部材 3’
スライド中空部材 11 ロボットのアーム 21、31
可動金型 22、32 固定金型 H 成形品の取出装置 E、K
成形品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形装置により、大きさ、形状等の異な
    る成形品(K、E)を成形し、そして1本の移動部材
    (3、3’)に成形品(K、E)の大きさ、形状等に対
    応した複数個のチャック(1、2)が設けられている成
    形品の取出装置(H)を使用して、取り出す成形品に対
    応した前記取出装置(H)の対応チャック(1、2)を
    取り出す成形品(K、E)に整合させて取り出すとき、 前記整合を前記取出装置(H)の移動部材(3、3’)
    の回転、スライド等の移動により行うことを特徴とする
    成形品の取り出し方法。
  2. 【請求項2】 固定金型(22、32)と可動金型(2
    1、31)との間に出入り自在に設けられ、これらの金
    型(22、32、21、31)で成形される大きさ、形
    状等の異なる成形品(K、E)を取り出すための成形品
    の取出装置(H)であって、 前記成形品の取出装置(H)は、成形品(K、E)の大
    きさ、形状等に対応した複数個の取り出し用のチャック
    (1、2)と、これらのチャック(1、2)が取り付け
    られている移動部材(3、3’)とからなることを特徴
    とする成形品の取出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の移動部材が回転部材
    (3)であり、複数個の取り出し用のチャック(1、
    2)は、前記回転部材(3)の両側に分けて設けられて
    いる成形品の取出装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の移動部材(3、3’)が
    ロボットのアーム(11)である成形品の取出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102181858B1 (ko) * 2020-02-20 2020-11-23 양철규 사출품 제조 방법

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