JP3703128B2 - 成型品取出し機及び取出し方法 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、3枚構造金型を使用した成形機において成型品(製品とスプルを含む)とランナとを同時に取り出すことができる成型品取出し機及び取出し方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
3枚構造金型が装着された成形機においては、型開きされた可動側型板と固定側型板との間に成型品が、又固定側取付盤と固定側型板との間にランナが残るため、成型品を取り出す際にはランナも同時に取り出す必要がある。
【0003】
従来の成型品取出し機においては、成形機の中心軸線と直交する方向(X軸方向)へ延びる走行フレーム上を往復移動する走行体に成形機の中心軸線方向(Y軸方向)へ延びるように設けられた前後フレーム上に、成型品用取出ユニットとランナ用取出ユニットを夫々往復移動可能に設け、夫々のユニットにより成型品とランナとを別々に取り出していた。
【0004】
しかし、上記した成型品取出し機においては、成型品とランナの各解放位置が異なるため、成型品及びランナを解放する際には先ず一方を解放させた後に他方を解放させる必要があり、その間には成型品又はランナの取出ユニットを停止させなければならなかった。このため、全体としての取出しサイクルを短縮するのが困難であった。
【0005】
本発明は上記した従来の欠点を解決するために発明されたもので、その課題とする処は、取出しサイクルを短縮化し、成形サイクルを高速化することができる成型品取出し機及び取出し方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、固定側取付け盤と可動側取付け盤との間に固定側型板及び可動側型板を設けた3枚構造金型を装着した成形機に搭載される成型品取出し機において、成形機の中心軸線と直交する方向へ延出する走行フレームの同一軌道上をそれぞれ個別に往復移動可能に支持される成型品用走行体及びランナ用走行体と、走行フレームに対して各走行体を独立して移動する各左右駆動部材と、成型品用走行体から成形機の中心軸線方向へ延出して設けられた成型品用前後フレーム上を往復移動する成型品用前後走行体及びランナ用走行体から成形機の中心軸線方向へ延出して設けられたランナ用前後フレーム上を往復移動するランナ用前後走行体と、各前後フレームに対して各前後走行体を移動する各前後駆動部材と、成型品用前後走行体に対し、成型品用上下駆動部材により上下方向へ移動可能に支持される成型品用上下ユニットと、ランナ用前後走行体に対し、ランナ用上下駆動部材により上下方向へ移動可能に支持されるランナ用上下ユニットと、成型品用上下ユニットの下部に設けられる成型品用チャックと、ランナ用上下ユニットの下部に設けられるランナ用チャックとを備え、成型品用チャック及びランナ用チャックは互いに成形機の中心軸線と直交して互いに近づく方向へ延出し、成型品走行体及びランナ用走行体が金型上方の走行フレーム上にて隣接した際に、それぞれの中心部が成形機の中心軸線にほぼ一致する関係としたことを特徴とする。
【0007】
請求項2は、固定側取付け盤と可動側取付け盤との間に固定側型板及び可動側型板を設けた3枚構造金型を装着した成形機に搭載され、成形機の中心軸線と直交する方向へ延出する走行フレームの同一軌道上をそれぞれ往復移動するように支持された成型品用走行体及びランナ用走行体に対し、成形機の中心軸線方向及び上下方向へそれぞれ移動し、かつ成型品走行体及びランナ用走行体が金型上方の走行フレーム上にて隣接した際に、それぞれの中心部が成形機の中心軸線にほぼ一致するように成形機の中心軸線と直交して互いに近づく方向へ延出する成型品用チャック及びランナ用チャックを設け、成型品用走行体及びランナ用走行体を個別に移動制御可能した成型品取出し機において、(1).金型上方にて成型品用走行体及びランナ用走行体が隣接するよう移動制御して成型品用チャック及びランナ用チャックをそれぞれの中心部が成形機の中心軸線にほぼ一致した状態で待機させる、(2).成形機による成形終了時に、各成型品用チャック及びランナ用チャックを下方向へ移動して対応するそれぞれの金型間へ進入させた後に、成型品用チャックに成型品、ランナ用チャックにランナをそれぞれ保持させる、(3).各成型品用チャック及びランナ用チャックをそれぞれ上昇駆動して対応する金型間から抜き出させる、(4).成型品走行体及びランナ走行体をそれぞれの解放位置へ個別に移動した後、それぞれの解放位置にて成型品用チャックに保持された成型品及びランナ用チャックに保持されたランナを夫々解放させる、(5).成型品走行体及びランナ走行体を金型上方の所定位置に向かって移動制御し、該位置にて相互を隣接させる、上記(1)〜(5)からなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施形態】
以下、本発明を実施形態に従って説明する。
図1は成型品取出し機を取り付けた成形機の金型周りを示す斜視図、図2は成型品取出し機の全体斜視図、図3はチャックの配置状態を示す説明図である。
【0009】
成形機1は公知の射出成形機で、固定側取付盤3と可動側取付盤5との間に横架されたタイバー7には固定側型板9及び可動側型板11が軸線方向へ摺動可能に支持された3枚構造金型を装着してなり、固定側型板9にはキャビィティが、又可動側型板11にはコアが夫々設けられている。
【0010】
固定側型板9と可動側型板11とは引張りリング13により連結され、型締めシリンダー(図示せず)により固定側取付盤3に対して可動側取付盤5が型開き動作された際、固定側取付盤3と固定側型板9及び固定側型板9と可動側型板11との間に後述する成型品取出機19のチャック35b・37bが進入可能な間隙が形成される。そして成形機1により合成樹脂が射出成形された際に、固定側型板9にはランナ15が、又可動側型板11には成型品17が夫々保持される。
【0011】
成形機1の固定側取付盤3上部には成型品取出し機19が固定される。該成型品取出し機19の走行フレーム21はタイバー7の軸線と直交する方向(X軸方向)へ延出し、成形機1の金型上方から成形機1外のランナ解放位置及び成型品解放位置に至る長さからなる。本実施形態においては、成形機1に対してランナ解放位置、成型品解放位置の順に設定される。
【0012】
該走行フレーム21上には2台のランナ用及び成型品用の第1及び第2走行体23・25が同一軌道上を夫々独立してX軸方向へ往復移動可能に支持され、各第1及び第2走行体23・25に夫々設けられた左右駆動装置(図示せず)により第1及び第2走行体23・25を互いに独立して移動制御する。
【0013】
各第1及び第2走行体23・25の左右駆動装置としてはサーボモータの回転軸に取り付けられたピニオンギャを、走行フレーム21に取り付けられたラックギャに噛み合せたラック−ピニオン駆動機構、走行フレーム21の長手方向両端部に回転可能に支持された一対のプーリに張設され、一部が第1及び第2走行体23・25に夫々固定された各ベルトを、プーリに連結されたサーボモータの駆動により走行させるベルト駆動機構、走行フレーム21の長手方向に延びるように取り付けられた永久磁石に対し、位置制御分解能に応じた間隔をおいた一対の極歯が設けられた電磁石装置により第1及び第2走行体23・25を非接触で移動制御する平面リニヤモータ等の何れであってもよい。
【0014】
そして各第1及び第2走行体23・25には成形機1の中心軸線と一致する方向(Y軸方向)へ延びる第1及び第2前後フレーム27・29が設けられ、各第1及び第2前後フレーム27・29には第1及び第2前後走行体31・33がY軸方向へ往復移動可能に支持される。
【0015】
Y軸方向に対する第1前後フレーム27の延出長さは少なくとも型開きされた固定側取付盤3と固定側型板9との間隙に至る長さに、又第2前後フレーム29の延出長さは型開きされた固定側型板9と可動側型板11との間隙に至る長さであればよいが、第1前後フレーム27及び第2前後フレーム29の延出長さを同様にしてもよい。
【0016】
そして第1及び第2前後走行体31・33は夫々の第1及び第2前後フレーム27・29に対し、前後駆動装置(図示せず)により前後方向へ移動制御される。前後駆動装置としては上記した左右駆動装置と同様の駆動機構であればよい。
【0017】
第1前後走行体31にはランナ用上下ユニット35が、又第2前後走行体33には成型品用上下ユニット37が夫々設けられている。ランナ用上下ユニット35及び成型品用上下ユニット37としては第1及び第2前後走行体31・33に上下方向(Z軸方向)へ移動可能に支持された上下フレーム35a・37aと、上下フレーム35a・37aを上下方向へ移動する上下駆動装置(図示せず)と、上下フレーム35a・37aの下部に夫々取り付けられるランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bとから構成される。
【0018】
上下駆動装置としては上記した左右駆動装置(前後駆動装置)と同様のピニオン−ラック機構、ベルト駆動機構の何れであってもよく、又シリンダーであってもよい。
【0019】
なお、各上下駆動装置としては、例えば特願昭63−95875号に記載された倍速機構のように各前後走行体に対して上下方向へ移動可能に支持される可動フレームと、該可動フレームを上下方向へ移動する駆動部材と、該可動フレームの上下両端部に夫々軸支された回転体に張設され、一部が前後走行体に固定されるベルトと、可動フレームに対して上下方向へ移動可能に支持され、一部にベルトが固定される取り付けフレーム(何れも図示せず)とからなり、駆動部材の駆動に伴なって前後走行体に対して可動フレームが移動されると、該可動フレームの移動にともなって走行するベルトにより取り付けフレームをベルトの走行距離に応じて移動させることにより倍速移動させる構造であってもよい。その詳細構造に関しては特願昭63−95875号明細書及び図面に記載された技術事項を援用する。
【0020】
各ランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bは走行フレーム21上にて第1及び第2走行体23・25が隣接した際に、各ランナ用上下ユニット35及び成型品用上下ユニット37に対し、近づく方向へ延出し、夫々の中心が成形機1の中心軸線上に位置するように取り付けられる。
【0021】
ランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bは上下フレーム35a・37aに対してリンク機構、サーボモータ等からなる姿勢制御部材を介して取り付け、ランナ15及び成型品17の解放時にランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bを反転回動させる構造であってもよい。
【0022】
次に、成型品取出し機19による成型品及びランナの取出し作用を説明する。
図4は成型品及びランナの取出し態様を示すダイヤグラム、図5は取出し状態を示す略体斜視図、図6は解放状態を示す略体斜視図である。
【0023】
成形機1の射出成形時には、第1走行体23及び第2走行体25は金型の上方に位置する走行フレーム21上にて各ランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bの中心が成形機1のほぼ中心軸線上に位置するように移動待機されている。
【0024】
そして成形の終了に伴って復動される型締めシリンダーにより可動側取付盤5が型開き方向へ移動されると、固定側型板9と可動側型板11との間に所定幅の間隙が形成された後に更に移動する可動側型板11により引張りリング13を介して固定側型板9が引っ張られることにより該固定側型板9と固定側取付盤3との間にも所定幅の間隙が夫々形成される。このとき、可動側型板11には成型品17が、また固定側型板9にはランナ15が夫々保持されている。
【0025】
上記型開き動作に応じたタイミングで成形機1から成型品取出し機19へ成形終了信号(取出し開始信号)が出力されると、成型品取出し機19は各上下駆動装置を駆動してランナ用上下ユニット35及び成型品用上下ユニット37をほぼ同時に下方向へ移動してランナ用チャック35bを固定側型板9に保持されたランナ15に、又成型品用チャック37bを可動側型板11に保持された成型品17に夫々相対させる。
【0026】
この状態にて夫々の前後駆動装置を駆動して前進するランナ用チャック35bを対応するランナ15に、また成型品用チャック37bを対応する成型品17に夫々当接して保持させた後、ランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bを後退させて可動側型板11から成型品17を、又固定側型板9からランナ15を抜き出し、次にランナ用上下ユニット35及び成型品用上下ユニット37を夫々駆動制御してランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bを上方へ移動させた後、第1走行体23及び第2走行体25を夫々の解放位置に向かって移動させる。
【0027】
可動側型板11から成型品17を、又固定側型板9からランナ15を抜き出す際、ランナ用チャック35bと成型品用チャック37bとの前後ストロークが異なるため、この抜き出し動作においてタイムラグが生じる。一般に、成型品17の抜き出し距離に比べてランナ15の抜き出し距離が長いため、成型品17の抜き出し作業に比べてランナ15の抜き出しに時間がかかる傾向がある。
【0028】
このため、成型品17を保持した成型品用チャック37bの第2走行体25は第1走行体23に比べて先に解放位置に向かって走行を開始することになり、第1走行体23及び第2走行体25が互いに干渉し合うことがない。
【0029】
なお、ランナ15の抜き出しが先に終了する場合には、第2走行体25は第1走行体23が移動開始するまで停止して待機することになるが、その待機時間自体、成型品17の抜き出しに要する時間との差分であるため、待機時間自体を短時間化することができる。
【0030】
そして第1走行体23及び第2走行体25が夫々の解放位置(本実施形態の場合、成型品17の解放位置はランナ15の解放位置より外側に設定される)に移動されると、ランナ用上下ユニット35はランナ15を保持したランナ用チャック35bを下方へ移動制御してランナ15をランナ解放位置に設けられたコンベヤーやシュータ等のランナ搬出装置41上に、又成型品用上下ユニット37は成型品17を保持した成型品用チャック37bを下方へ移動制御して成型品17を成型品解放位置に設けられたコンベヤーやシュータ等の成型品搬出装置43上に夫々解放して取り出し動作を終了する。
【0031】
ランナ15及び成型品17を夫々の解放位置で解放させる際にも、ランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bの移動ストロークが夫々異なるため、各解放動作終了時にタイムラグが生じる場合がある。一般に、成型品17を開放する際には成型品17への傷付きを防止する必要から成型品用チャック37bを反転回動して姿勢制御するため、ランナ15の解放動作に比べて多少時間がかかり、ランナ15の解放動作に比べて成型品17の解放動作に多少の時間がかかる傾向がある。
【0032】
特に、成型品17を成型品搬出装置43上にセットされたコンテナー内の区画を位置出しして収容する解放動作においては、各区画の位置出しに時間がかかっている。
【0033】
そしてランナ15及び成型品17の解放動作が終了すると、対応する第1及び第2走行体23・25を夫々の原位置へ移動復帰して次の取出しまで待機させる。
【0034】
本実施形態は、走行フレーム21上に2台の第1及び第2走行体23・25を移動制御可能に支持すると共にこれら第1及び第2走行体23・25が隣接した際に、ランナ用上下ユニット35のランナ用チャック35b及び成型品用上下ユニット37に設けられた成型品用チャック37bの各中心が成形機1のほぼ中心軸線上に位置するように設定されるため、ランナ15と成型品17の取出し動作をほぼ同時に開始して並行処理することができる。
【0035】
これにより一方の解放動作時には他方を停止させて取出し動作を行う従来の方法に比べて取出し時間を大幅に短縮することができる。
【0036】
上記説明は、ランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bをX軸、Y軸、Z軸の三次元方向へ移動制御して取出し動作を行う形式としたが、固定側型板9及び可動側型板11に内蔵された突き出し機構により成型品17及びランナ15を夫々突き出す形式の成形機にあっては、ランナ用チャック35b及び成型品用チャック37bをX軸、Z軸の二次元方向へ移動制御して夫々を取り出す形式のものであってもよい。
【0037】
上記説明は、走行フレーム3に対してランナ用の第1走行体23を金型側に、また成型品用の第2走行体25を解放位置側に夫々配置したが、この配置関係は金型から抜き出す時間及びランナ及び成型品の解放するのにかかる時間によっては逆の配置関係であってもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、取出しサイクルを短縮化し、成形サイクルを高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】成型品取出し機を取り付けた成形機の概略を示す全体斜視図である。
【図2】成型品取出し機の全体斜視図である。
【図3】チャックの配置状態を示す説明図である。
【図4】成型品及びランナの取出し態様を示すダイヤグラムである。
【図5】取出し状態を示す略体斜視図である。
【図6】解放状態を示す略体斜視図である。
【符号の説明】
1−成形機、3−固定側取付盤、5−可動側取付盤、9−固定側型板、11−可動側型板、15−ランナ、17−成型品、19−成型品取出し機、21−走行フレーム、23−第1走行体、25−第2走行体、31−第1前後走行体、33−第2前後走行体、35−ランナ用上下ユニット、37−成型品用上下ユニット、35b−ランナ用チャック、37b−成型品用チャック
Claims (2)
- 固定側取付け盤と可動側取付け盤との間に固定側型板及び可動側型板を設けた3枚構造金型を装着した成形機に搭載される成型品取出し機において、成形機の中心軸線と直交する方向へ延出する走行フレームの同一軌道上をそれぞれ個別に往復移動可能に支持される成型品用走行体及びランナ用走行体と、走行フレームに対して各走行体を独立して移動する各左右駆動部材と、成型品用走行体から成形機の中心軸線方向へ延出して設けられた成型品用前後フレーム上を往復移動する成型品用前後走行体及びランナ用走行体から成形機の中心軸線方向へ延出して設けられたランナ用前後フレーム上を往復移動するランナ用前後走行体と、各前後フレームに対して各前後走行体を移動する各前後駆動部材と、成型品用前後走行体に対し、成型品用上下駆動部材により上下方向へ移動可能に支持される成型品用上下ユニットと、ランナ用前後走行体に対し、ランナ用上下駆動部材により上下方向へ移動可能に支持されるランナ用上下ユニットと、成型品用上下ユニットの下部に設けられる成型品用チャックと、ランナ用上下ユニットの下部に設けられるランナ用チャックとを備え、成型品用チャック及びランナ用チャックは互いに成形機の中心軸線と直交して互いに近づく方向へ延出し、成型品走行体及びランナ用走行体が金型上方の走行フレーム上にて隣接した際に、それぞれの中心部が成形機の中心軸線にほぼ一致する関係とした成型品取出し機。
- 固定側取付け盤と可動側取付け盤との間に固定側型板及び可動側型板を設けた3枚構造金型を装着した成形機に搭載され、成形機の中心軸線と直交する方向へ延出する走行フレームの同一軌道上をそれぞれ往復移動するように支持された成型品用走行体及びランナ用走行体に対し、成形機の中心軸線方向及び上下方向へそれぞれ移動し、かつ成型品走行体及びランナ用走行体が金型上方の走行フレーム上にて隣接した際に、それぞれの中心部が成形機の中心軸線にほぼ一致するように成形機の中心軸線と直交して互いに近づく方向へ延出する成型品用チャック及びランナ用チャックを設け、成型品用走行体及びランナ用走行体を個別に移動制御可能した成型品取出し機において、
(1).金型上方にて成型品用走行体及びランナ用走行体が隣接するよう移動制御して成型品用チャック及びランナ用チャックをそれぞれの中心部が成形機の中心軸線にほぼ一致した状態で待機させる、
(2).成形機による成形終了時に、各成型品用チャック及びランナ用チャックを下方向へ移動して対応するそれぞれの金型間へ進入させた後に、成型品用チャックに成型品、ランナ用チャックにランナをそれぞれ保持させる、
(3).各成型品用チャック及びランナ用チャックをそれぞれ上昇駆動して対応する金型間から抜き出させる、
(4).成型品走行体及びランナ走行体をそれぞれの解放位置へ個別に移動した後、それぞれの解放位置にて成型品用チャックに保持された成型品及びランナ用チャックに保持されたランナを夫々解放させる、
(5).成型品走行体及びランナ走行体を金型上方の所定位置に向かって移動制御し、該位置にて相互を隣接させる、
上記(1)〜(5)からなる成型品取出し方法。
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JP32353299A JP3703128B2 (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 成型品取出し機及び取出し方法 |
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