JPH1063690A - 保守情報の処理方法、及びその装置 - Google Patents
保守情報の処理方法、及びその装置Info
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- JPH1063690A JPH1063690A JP23580796A JP23580796A JPH1063690A JP H1063690 A JPH1063690 A JP H1063690A JP 23580796 A JP23580796 A JP 23580796A JP 23580796 A JP23580796 A JP 23580796A JP H1063690 A JPH1063690 A JP H1063690A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保守作業情報の転記作業や、コンピュータへ
のデータ入力作業のミスを防止し、作業負荷を軽減する
とともに、保守の対象となる各種装置の保守マニュアル
をコンパクト化する。 【解決手段】 保守作業報告書を作成したり、電子化さ
れた保守マニュアルを検索する、携帯可能な情報処理装
置と印字装置とで構成される携帯型情報処理装置、及
び、情報交換手段を介して前記携帯型情報処理装置と情
報交換可能な保守情報管理装置とで、保守情報のデータ
ベースを管理するとともに、顧客に対する保守費用の請
求書を発行する保守情報の処理装置を構成した。
のデータ入力作業のミスを防止し、作業負荷を軽減する
とともに、保守の対象となる各種装置の保守マニュアル
をコンパクト化する。 【解決手段】 保守作業報告書を作成したり、電子化さ
れた保守マニュアルを検索する、携帯可能な情報処理装
置と印字装置とで構成される携帯型情報処理装置、及
び、情報交換手段を介して前記携帯型情報処理装置と情
報交換可能な保守情報管理装置とで、保守情報のデータ
ベースを管理するとともに、顧客に対する保守費用の請
求書を発行する保守情報の処理装置を構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保守情報の処理方
法に関するものである。さらに詳しく述べるならば、本
発明は、顧客が使用している装置の情報、及び前記装置
の保守に関する情報を管理し、保守作業に伴う情報処理
を自動化、省力化する新規な方法、及びその装置を提供
するものである。
法に関するものである。さらに詳しく述べるならば、本
発明は、顧客が使用している装置の情報、及び前記装置
の保守に関する情報を管理し、保守作業に伴う情報処理
を自動化、省力化する新規な方法、及びその装置を提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、パソコンなどの
OA機器を始め、さまざまな電気機械装置が、会社や官
庁の事務所で使用されているが、これらの装置が常に正
常に動作するように、定期的に装置を点検整備し、消耗
部品を交換する保守作業によって、装置が常に最良の状
態で品質と性能を維持することが重要になってきた。特
に、装置に使用している部品が、経時的に磨耗したり、
経時変化する場合には、数週間〜数カ月に1回、また
は、半年〜1年に1回、定期的に点検整備し、消耗部品
を交換し、機械の調整箇所を再調整し、また、給油や洗
浄を実施することにより、装置の動作が安定し、また機
械装置の寿命を長く保つことができる。
OA機器を始め、さまざまな電気機械装置が、会社や官
庁の事務所で使用されているが、これらの装置が常に正
常に動作するように、定期的に装置を点検整備し、消耗
部品を交換する保守作業によって、装置が常に最良の状
態で品質と性能を維持することが重要になってきた。特
に、装置に使用している部品が、経時的に磨耗したり、
経時変化する場合には、数週間〜数カ月に1回、また
は、半年〜1年に1回、定期的に点検整備し、消耗部品
を交換し、機械の調整箇所を再調整し、また、給油や洗
浄を実施することにより、装置の動作が安定し、また機
械装置の寿命を長く保つことができる。
【0003】上記のような点検整備や修理などの保守作
業記録は、従来、整備手帳と称される装置ごとに備えら
れた記録簿、または、整備員が携行している点検記録簿
に、整備前と整備後の状況が手書きで記入され、その一
部が顧客に渡され、また、他の一部は台帳として保管さ
れている。前記整備手帳や点検記録簿には、顧客名や装
置名、装置番号、及び、もし顧客が指摘した不具合事項
があれば、その不具合の内容とその処置状況、例えば、
部品交換を行なったときは、その部品名を、また、機械
調整を行なったのであれば、その調整内容を記録するよ
うになっている。
業記録は、従来、整備手帳と称される装置ごとに備えら
れた記録簿、または、整備員が携行している点検記録簿
に、整備前と整備後の状況が手書きで記入され、その一
部が顧客に渡され、また、他の一部は台帳として保管さ
れている。前記整備手帳や点検記録簿には、顧客名や装
置名、装置番号、及び、もし顧客が指摘した不具合事項
があれば、その不具合の内容とその処置状況、例えば、
部品交換を行なったときは、その部品名を、また、機械
調整を行なったのであれば、その調整内容を記録するよ
うになっている。
【0004】一方、装置を点検整備、または修理などの
保守作業を実施する際、通常は整備マニュアルやパーツ
リストなどの保守マニュアルを参照して行なわれるが、
最近の装置は以前の装置と比較して電子化が進み、装置
の運転状況や不具合は、装置をただ見ただけではその確
認ができず、装置の電子化に伴って、ますます、保守マ
ニュアルの重要性が高まっている。さらに、装置のモデ
ルチェンジが短サイクル化し、保守の対象になる装置が
多様化しており、また、装置の高機能化にともない、点
検調整項目が増大し、携帯に極めて不便なほど、保守マ
ニュアルの量が増えてきた。
保守作業を実施する際、通常は整備マニュアルやパーツ
リストなどの保守マニュアルを参照して行なわれるが、
最近の装置は以前の装置と比較して電子化が進み、装置
の運転状況や不具合は、装置をただ見ただけではその確
認ができず、装置の電子化に伴って、ますます、保守マ
ニュアルの重要性が高まっている。さらに、装置のモデ
ルチェンジが短サイクル化し、保守の対象になる装置が
多様化しており、また、装置の高機能化にともない、点
検調整項目が増大し、携帯に極めて不便なほど、保守マ
ニュアルの量が増えてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、整備手帳や点
検記録簿に、手書きで点検整備の状況を記録していた
が、顧客名や装置名、装置の製造番号をその都度、台帳
や装置の銘板を見て転記したり、また、顧客に対する保
守費用を請求する請求書を作成する際も、前記整備手帳
や点検記録簿の写しを見て、請求書に転記したり、ま
た、整備員ごとの作業実績報告書の作成や、装置の機種
ごとの障害発生状況を把握するためのデータ集計におい
ても、台帳をみて、手書きで集計することが行なわれて
いる。
検記録簿に、手書きで点検整備の状況を記録していた
が、顧客名や装置名、装置の製造番号をその都度、台帳
や装置の銘板を見て転記したり、また、顧客に対する保
守費用を請求する請求書を作成する際も、前記整備手帳
や点検記録簿の写しを見て、請求書に転記したり、ま
た、整備員ごとの作業実績報告書の作成や、装置の機種
ごとの障害発生状況を把握するためのデータ集計におい
ても、台帳をみて、手書きで集計することが行なわれて
いる。
【0006】そのため、転記ミスが発生したり、台帳管
理が煩雑になったり、また、点検整備状況の履歴を集約
するために、整備手帳や、点検記録簿をもとに、コンピ
ュータへのデータ入力をまとめて行なうのは大変な労力
が必要になる。そこで、上記した転記作業や、コンピュ
ータへのデータ入力作業のミスを防止し、作業負荷を軽
減するとともに、保守の対象となる各種装置の保守マニ
ュアルをコンパクト化するなど、整備員の作業負担を軽
減することが望まれている。
理が煩雑になったり、また、点検整備状況の履歴を集約
するために、整備手帳や、点検記録簿をもとに、コンピ
ュータへのデータ入力をまとめて行なうのは大変な労力
が必要になる。そこで、上記した転記作業や、コンピュ
ータへのデータ入力作業のミスを防止し、作業負荷を軽
減するとともに、保守の対象となる各種装置の保守マニ
ュアルをコンパクト化するなど、整備員の作業負担を軽
減することが望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、より簡
便で正確に、且つローコストに保守に関する情報を処理
する方法と、その装置を提供しようとするものであり、
すなわち、本発明は、携帯可能な情報処理装置と印字装
置とで構成される携帯型情報処理装置で、保守作業報告
書を作成したり、電子化された保守マニュアルを検索し
たり、また、情報交換手段を介して前記携帯型情報処理
装置と情報交換可能な保守情報管理装置で、顧客に対す
る保守費用の請求書を発行することができる保守情報の
処理装置によって前記課題を解決したものであり、より
詳しい解決手段について下記に説明する。
便で正確に、且つローコストに保守に関する情報を処理
する方法と、その装置を提供しようとするものであり、
すなわち、本発明は、携帯可能な情報処理装置と印字装
置とで構成される携帯型情報処理装置で、保守作業報告
書を作成したり、電子化された保守マニュアルを検索し
たり、また、情報交換手段を介して前記携帯型情報処理
装置と情報交換可能な保守情報管理装置で、顧客に対す
る保守費用の請求書を発行することができる保守情報の
処理装置によって前記課題を解決したものであり、より
詳しい解決手段について下記に説明する。
【0008】本発明の保守情報の処理方法は、請求項1
に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品の保守
履歴情報とで構成された保守情報データベースを管理す
る保守情報管理装置から、必要な顧客情報、製品情報、
及び保守履歴情報を読み出し情報交換媒体に記録する工
程と、前記情報交換媒体を携帯型情報処理装置に装着
し、別途入力された製品の保守作業情報と、情報交換媒
体から読み出した情報に基づいて、保守作業報告書を作
成する工程と、前記保守作業情報を、情報交換媒体に記
録する工程と、前記情報交換媒体に記録された保守作業
情報に基づいて、前記保守情報データベースの保守履歴
情報を更新する工程と、前記更新された保守履歴情報に
基づいて、顧客に対する保守費用の請求書を発行する工
程とからなる。
に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品の保守
履歴情報とで構成された保守情報データベースを管理す
る保守情報管理装置から、必要な顧客情報、製品情報、
及び保守履歴情報を読み出し情報交換媒体に記録する工
程と、前記情報交換媒体を携帯型情報処理装置に装着
し、別途入力された製品の保守作業情報と、情報交換媒
体から読み出した情報に基づいて、保守作業報告書を作
成する工程と、前記保守作業情報を、情報交換媒体に記
録する工程と、前記情報交換媒体に記録された保守作業
情報に基づいて、前記保守情報データベースの保守履歴
情報を更新する工程と、前記更新された保守履歴情報に
基づいて、顧客に対する保守費用の請求書を発行する工
程とからなる。
【0009】また、本発明の保守情報の処理方法は、請
求項2に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品
の保守履歴情報とで構成された保守情報データベースを
管理する保守情報管理装置から、通信手段を介して必要
な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、
携帯型情報処理装置に入力する工程と、前記携帯型情報
処理装置に、別途入力された製品の保守作業情報と、保
守情報管理装置から読み出した情報に基づいて、保守作
業報告書を作成する工程と、前記保守作業情報を、通信
手段を介して保守情報管理装置に転送し、前記保守情報
データベースの保守履歴情報を更新する工程と、前記更
新された保守履歴情報に基づいて、顧客に対する保守費
用の請求書を発行する工程とからなる。
求項2に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品
の保守履歴情報とで構成された保守情報データベースを
管理する保守情報管理装置から、通信手段を介して必要
な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、
携帯型情報処理装置に入力する工程と、前記携帯型情報
処理装置に、別途入力された製品の保守作業情報と、保
守情報管理装置から読み出した情報に基づいて、保守作
業報告書を作成する工程と、前記保守作業情報を、通信
手段を介して保守情報管理装置に転送し、前記保守情報
データベースの保守履歴情報を更新する工程と、前記更
新された保守履歴情報に基づいて、顧客に対する保守費
用の請求書を発行する工程とからなる。
【0010】本発明の保守情報の処理装置は、請求項3
に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品の保守
履歴情報とで構成された保守情報データベースを管理す
る保守情報管理装置と、前記保守情報管理装置から必要
な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、
別途入力された製品の保守作業情報と、前記保守情報管
理装置から読み出した情報に基づいて、保守作業報告書
を作成するとともに、前記保守作業情報を保守情報管理
装置に入力する携帯型情報処理装置とで構成される。
に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品の保守
履歴情報とで構成された保守情報データベースを管理す
る保守情報管理装置と、前記保守情報管理装置から必要
な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、
別途入力された製品の保守作業情報と、前記保守情報管
理装置から読み出した情報に基づいて、保守作業報告書
を作成するとともに、前記保守作業情報を保守情報管理
装置に入力する携帯型情報処理装置とで構成される。
【0011】また、本発明の保守情報の処理装置は、請
求項4に示すように、請求項3の発明に加えて、前記携
帯型情報処理装置は、保守作業報告書を作成する印字装
置を備えている。また、本発明の保守情報の処理装置
は、請求項5に示すように、請求項3の発明に加えて、
前記保守情報管理装置は、保守履歴情報に基づいて、顧
客に対する保守費用の請求書を発行する請求書発行手段
を備えている。
求項4に示すように、請求項3の発明に加えて、前記携
帯型情報処理装置は、保守作業報告書を作成する印字装
置を備えている。また、本発明の保守情報の処理装置
は、請求項5に示すように、請求項3の発明に加えて、
前記保守情報管理装置は、保守履歴情報に基づいて、顧
客に対する保守費用の請求書を発行する請求書発行手段
を備えている。
【0012】さらに、本発明の保守情報の処理装置は、
請求項6に示すように、請求項3の発明に加えて、前記
保守情報管理装置と携帯型情報処理装置とは直接接続さ
れ、または情報交換媒体を介して間接的に接続され、前
記保保守情報管理装置に保持された顧客情報と、製品情
報と、製品の保守履歴情報、及び、携帯型情報処理装置
に入力された保守作業情報を、転送するための情報交換
手段を備えている。さらにまた、本発明の保守情報の処
理装置は、請求項7に示すように、請求項6の発明に加
えて、前記情報交換媒体が、ICカード、または光カー
ドであり、前記保守情報管理装置と携帯型情報処理装置
とは、ICカード、または光カードの記録再生装置を備
えている。
請求項6に示すように、請求項3の発明に加えて、前記
保守情報管理装置と携帯型情報処理装置とは直接接続さ
れ、または情報交換媒体を介して間接的に接続され、前
記保保守情報管理装置に保持された顧客情報と、製品情
報と、製品の保守履歴情報、及び、携帯型情報処理装置
に入力された保守作業情報を、転送するための情報交換
手段を備えている。さらにまた、本発明の保守情報の処
理装置は、請求項7に示すように、請求項6の発明に加
えて、前記情報交換媒体が、ICカード、または光カー
ドであり、前記保守情報管理装置と携帯型情報処理装置
とは、ICカード、または光カードの記録再生装置を備
えている。
【0013】また、本発明の保守情報の処理装置は、請
求項8に示すように、請求項3の発明に加えて、前記携
帯型情報処理装置は、保守マニュアルを記録した光ディ
スクの読取再生装置と、保守作業に必要な情報を検索す
る保守マニュアル検索手段とを備えている。またさら
に、本発明の保守情報の処理装置は、請求項9に示すよ
うに、請求項8の発明に加えて、光ディスクに記録した
保守マニュアルは、文書情報、図形情報、写真情報、音
声情報、または動画情報で構成されている。
求項8に示すように、請求項3の発明に加えて、前記携
帯型情報処理装置は、保守マニュアルを記録した光ディ
スクの読取再生装置と、保守作業に必要な情報を検索す
る保守マニュアル検索手段とを備えている。またさら
に、本発明の保守情報の処理装置は、請求項9に示すよ
うに、請求項8の発明に加えて、光ディスクに記録した
保守マニュアルは、文書情報、図形情報、写真情報、音
声情報、または動画情報で構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の保守情報の処理方法は、
顧客情報と、製品情報と、製品の保守履歴情報とで構成
された保守情報データベースを管理する保守情報管理装
置から、必要な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報
を読み出し、携帯型情報処理装置に入力する工程と、前
記携帯型情報処理装置に別途入力された製品の保守作業
情報と、保守情報管理装置から読み出した情報に基づい
て、保守作業報告書を作成する工程と、前記前記携帯型
情報処理装置に別途入力された保守作業情報を、顧客情
報と、製品情報と、製品の保守履歴情報とで構成された
保守情報データベースを管理する保守情報管理装置に入
力し、前記保守情報データベースの保守履歴情報を更新
する工程と、前記更新された保守履歴情報に基づいて、
顧客に対する保守費用の請求書を発行する工程とで構成
される。
顧客情報と、製品情報と、製品の保守履歴情報とで構成
された保守情報データベースを管理する保守情報管理装
置から、必要な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報
を読み出し、携帯型情報処理装置に入力する工程と、前
記携帯型情報処理装置に別途入力された製品の保守作業
情報と、保守情報管理装置から読み出した情報に基づい
て、保守作業報告書を作成する工程と、前記前記携帯型
情報処理装置に別途入力された保守作業情報を、顧客情
報と、製品情報と、製品の保守履歴情報とで構成された
保守情報データベースを管理する保守情報管理装置に入
力し、前記保守情報データベースの保守履歴情報を更新
する工程と、前記更新された保守履歴情報に基づいて、
顧客に対する保守費用の請求書を発行する工程とで構成
される。
【0015】また、本発明の保守情報の処理装置は、顧
客情報と、製品情報と、製品の保守履歴情報とで構成さ
れた保守情報データベースを管理する保守情報管理装置
と、前記保守情報管理装置から必要な顧客情報、製品情
報、及び保守履歴情報を情報交換手段を介して直接、ま
たは間接的に読み出し、別途入力された製品の保守作業
情報と、前記保守情報管理装置から読み出した情報に基
づいて、保守作業報告書を作成する印字装置と、製品の
保守マニュアルを記録した光ディスクの読取再生装置を
備えるととともに、前記保守作業情報を情報交換手段を
介して直接、または間接的に保守情報管理装置に入力す
る携帯型情報処理装置とで構成される。
客情報と、製品情報と、製品の保守履歴情報とで構成さ
れた保守情報データベースを管理する保守情報管理装置
と、前記保守情報管理装置から必要な顧客情報、製品情
報、及び保守履歴情報を情報交換手段を介して直接、ま
たは間接的に読み出し、別途入力された製品の保守作業
情報と、前記保守情報管理装置から読み出した情報に基
づいて、保守作業報告書を作成する印字装置と、製品の
保守マニュアルを記録した光ディスクの読取再生装置を
備えるととともに、前記保守作業情報を情報交換手段を
介して直接、または間接的に保守情報管理装置に入力す
る携帯型情報処理装置とで構成される。
【0016】以下、本発明の保守情報の処理方法及び処
理装置について、実施例の図面に基づいて説明する。図
1は、本発明の保守情報の処理装置の構成を模式的に示
す全体構成図である。図において、10は携帯型の情報
処理装置であり、30は保守情報の管理装置を示す。前
記携帯型情報処理装置10は、表示装置15、入力装置
16、印字装置17、及び製品の保守マニュアルを記録
した光ディスク20を読取再生する光ディスク装置18
と、ICカードの読取書き込みを行なうICカード装置
19を備えている。
理装置について、実施例の図面に基づいて説明する。図
1は、本発明の保守情報の処理装置の構成を模式的に示
す全体構成図である。図において、10は携帯型の情報
処理装置であり、30は保守情報の管理装置を示す。前
記携帯型情報処理装置10は、表示装置15、入力装置
16、印字装置17、及び製品の保守マニュアルを記録
した光ディスク20を読取再生する光ディスク装置18
と、ICカードの読取書き込みを行なうICカード装置
19を備えている。
【0017】一方、保守情報処理装置30は、磁気ディ
スク装置32と、印字装置33と、ICカードの読取書
き込みを行なうICカード装置34を備えたパーソナル
コンピュータ31で構成され、前記磁気ディスク装置3
2には、顧客情報、製品情報、保守履歴情報で構成され
た保守情報データベース1が記録されている。
スク装置32と、印字装置33と、ICカードの読取書
き込みを行なうICカード装置34を備えたパーソナル
コンピュータ31で構成され、前記磁気ディスク装置3
2には、顧客情報、製品情報、保守履歴情報で構成され
た保守情報データベース1が記録されている。
【0018】前記携帯型情報処理装置10は、顧客に納
入した電気機械装置などの製品が故障し、修理のために
訪問するとき、または、定期的に顧客を訪問して装置を
点検整備するときに、客先へ携行し、顧客の装置を修
理、または点検整備したときの保守作業情報を記録する
装置であり、さらに、印字装置17を用いて保守作業の
完了報告書を作成し、顧客に提出して承認を受けるため
に使用する。
入した電気機械装置などの製品が故障し、修理のために
訪問するとき、または、定期的に顧客を訪問して装置を
点検整備するときに、客先へ携行し、顧客の装置を修
理、または点検整備したときの保守作業情報を記録する
装置であり、さらに、印字装置17を用いて保守作業の
完了報告書を作成し、顧客に提出して承認を受けるため
に使用する。
【0019】また、前記保守情報管理装置30は、客先
で入力した携帯型情報処理装置10の保守作業情報を読
み出し、磁気ディスク装置32に入力して、保守情報デ
ータベース1の保守履歴情報を更新するとともに、修理
や点検整備に要した保守費用の請求書を発行する装置で
ある。さらに、前記保守履歴情報を元に、機種別の障害
発生状況の集計分析や、交換部品の在庫管理、発注管
理、または、担当者別の障害対応実績の集計、さらに、
保守費用の原価、利益を管理することができる。
で入力した携帯型情報処理装置10の保守作業情報を読
み出し、磁気ディスク装置32に入力して、保守情報デ
ータベース1の保守履歴情報を更新するとともに、修理
や点検整備に要した保守費用の請求書を発行する装置で
ある。さらに、前記保守履歴情報を元に、機種別の障害
発生状況の集計分析や、交換部品の在庫管理、発注管
理、または、担当者別の障害対応実績の集計、さらに、
保守費用の原価、利益を管理することができる。
【0020】図1において、保守情報管理装置の30の
磁気ディスク装置32に記録されている顧客情報、製品
情報、及び保守履歴情報で構成された保守情報データベ
ース1は、例えば、図5に示されるような項目で構成さ
れている。図5において、2は顧客情報であり、例え
ば、顧客名である社名、部署名、担当者名、及び住所、
電話番号などの項目で構成される。また、3は製品情報
であり、機種・型式、製造番号、製造年月日、及び納入
年月日と納入先などの項目で構成される。なお、製品情
報3は、より詳しくは、製品の保守に必要な交換部品の
明細項目5aも含まれる。さらに、4は保守履歴情報で
あり、顧客名(社名)と製品名(機種・型式、製造番
号)、及びいつ、誰がどの様な保守を行なったか、例え
ば、交換した部品名や作業に要した時間、担当者名など
の項目で構成される。その他、保守費用の算出に必要な
部品価格表5aや、保守作業時間に対応する技術料金表
5bなどの項目も保守情報データベースに含まれる。
磁気ディスク装置32に記録されている顧客情報、製品
情報、及び保守履歴情報で構成された保守情報データベ
ース1は、例えば、図5に示されるような項目で構成さ
れている。図5において、2は顧客情報であり、例え
ば、顧客名である社名、部署名、担当者名、及び住所、
電話番号などの項目で構成される。また、3は製品情報
であり、機種・型式、製造番号、製造年月日、及び納入
年月日と納入先などの項目で構成される。なお、製品情
報3は、より詳しくは、製品の保守に必要な交換部品の
明細項目5aも含まれる。さらに、4は保守履歴情報で
あり、顧客名(社名)と製品名(機種・型式、製造番
号)、及びいつ、誰がどの様な保守を行なったか、例え
ば、交換した部品名や作業に要した時間、担当者名など
の項目で構成される。その他、保守費用の算出に必要な
部品価格表5aや、保守作業時間に対応する技術料金表
5bなどの項目も保守情報データベースに含まれる。
【0021】本発明の保守情報の処理方法では、前記し
た保守情報データベース1のうち、顧客に携行する携帯
型情報処理装置10に必要な、例えば、顧客情報2、製
品情報3、保守履歴情報4などの、保守作業そのものを
支援する情報と、保守作業の完了報告書を作成するのに
必要な情報を、あらかじめ、保守情報管理装置30から
読み出し、携帯型情報処理装置10に入力しておく。そ
のために、本発明の保守情報の処理装置は、保守情報管
理装置30と携帯型情報処理装置10を直接接続する
か、または、情報交換媒体を介して間接的に接続する機
能を備えており、図1に示した実施例では、情報交換媒
体としてICカード6を使用する。
た保守情報データベース1のうち、顧客に携行する携帯
型情報処理装置10に必要な、例えば、顧客情報2、製
品情報3、保守履歴情報4などの、保守作業そのものを
支援する情報と、保守作業の完了報告書を作成するのに
必要な情報を、あらかじめ、保守情報管理装置30から
読み出し、携帯型情報処理装置10に入力しておく。そ
のために、本発明の保守情報の処理装置は、保守情報管
理装置30と携帯型情報処理装置10を直接接続する
か、または、情報交換媒体を介して間接的に接続する機
能を備えており、図1に示した実施例では、情報交換媒
体としてICカード6を使用する。
【0022】また、本発明の携帯型情報処理装置10
は、保守マニュアルを記録した光ディスクの読取再生装
置18を備えている。本実施例において使用する光ディ
スクは、大容量データを記録できるCD−ROM、また
は、MO(光磁気ディスク)であり、文書や写真、図版
で構成された従来の印刷物形式の保守マニュアルではな
く、文書や写真、図版に加え、音声や動画を記録してお
くことができるので、複雑で高機能な電気機械装置を、
誰でも容易に点検整備できるように、詳しく、かつ、理
解し易い保守マニュアルにすることができる。
は、保守マニュアルを記録した光ディスクの読取再生装
置18を備えている。本実施例において使用する光ディ
スクは、大容量データを記録できるCD−ROM、また
は、MO(光磁気ディスク)であり、文書や写真、図版
で構成された従来の印刷物形式の保守マニュアルではな
く、文書や写真、図版に加え、音声や動画を記録してお
くことができるので、複雑で高機能な電気機械装置を、
誰でも容易に点検整備できるように、詳しく、かつ、理
解し易い保守マニュアルにすることができる。
【0023】上記携帯型情報処理装置10のより詳しい
構成について、図2、図3を用いて説明する。図2は携
帯型情報処理装置のソフトウェア機能構成図であり、図
3は、携帯型情報処理装置のハードウェア装置構成図で
ある。
構成について、図2、図3を用いて説明する。図2は携
帯型情報処理装置のソフトウェア機能構成図であり、図
3は、携帯型情報処理装置のハードウェア装置構成図で
ある。
【0024】本実施例の携帯型情報処理装置10は、図
2に示すように、顧客・製品情報検索手段21と、保守
履歴情報検索手段22と、保守マニュアル検索手段23
と、保守作業情報登録手段24と、保守作業報告書作成
手段25と、情報交換手段26とで構成されたソフトウ
ェア機能を備えている。
2に示すように、顧客・製品情報検索手段21と、保守
履歴情報検索手段22と、保守マニュアル検索手段23
と、保守作業情報登録手段24と、保守作業報告書作成
手段25と、情報交換手段26とで構成されたソフトウ
ェア機能を備えている。
【0025】前記顧客・製品情報検索手段21と保守履
歴情報検索手段22は、あらかじめ、情報交換手段26
を介して、前記保守情報管理装置30から読み出して、
入力した顧客情報2、製品情報3、保守履歴情報4で構
成された保守情報データベースを検索して、保守作業に
参考になる情報を引き出し、表示装置や印字装置に出力
する。また、保守マニュアル検索手段23は、前述した
ように、CD−ROMやMOなどの光ディスクに記録し
てある保守マニュアルを検索し、表示装置に出力する。
歴情報検索手段22は、あらかじめ、情報交換手段26
を介して、前記保守情報管理装置30から読み出して、
入力した顧客情報2、製品情報3、保守履歴情報4で構
成された保守情報データベースを検索して、保守作業に
参考になる情報を引き出し、表示装置や印字装置に出力
する。また、保守マニュアル検索手段23は、前述した
ように、CD−ROMやMOなどの光ディスクに記録し
てある保守マニュアルを検索し、表示装置に出力する。
【0026】さらに、保守作業情報登録手段24は、キ
ーボードなどの入力装置を使用して、保守作業情報5を
携帯型情報処理装置の記憶装置に記録する手段であり、
登録された保守作業情報5は、保守作業報告書を作成し
たり、情報交換手段26を介して、前記保守情報管理装
置30に転送して保守情報データベース1を更新するた
めに使用される。また、保守作業報告書作成手段25
は、前記保守作業情報登録手段24で入力された保守作
業情報5、及び、あらかじめ情報交換手段26を介し
て、前記保守情報管理装置30から読み出して入力した
顧客情報2と製品情報3に基づいて、印字装置にて保守
作業報告書を作成する。
ーボードなどの入力装置を使用して、保守作業情報5を
携帯型情報処理装置の記憶装置に記録する手段であり、
登録された保守作業情報5は、保守作業報告書を作成し
たり、情報交換手段26を介して、前記保守情報管理装
置30に転送して保守情報データベース1を更新するた
めに使用される。また、保守作業報告書作成手段25
は、前記保守作業情報登録手段24で入力された保守作
業情報5、及び、あらかじめ情報交換手段26を介し
て、前記保守情報管理装置30から読み出して入力した
顧客情報2と製品情報3に基づいて、印字装置にて保守
作業報告書を作成する。
【0027】なお、情報交換手段26は、直接、または
間接的に、保守情報管理装置と接続して、保守情報管理
装置の保守情報データベースから顧客情報2、製品情報
3、及び保守履歴情報4を読み出して、携帯型情報処理
装置の記憶装置に記録する手段であり、また、前記保守
作業情報登録手段25で携帯型情報処理装置の記憶装置
に記録した保守作業情報5を前記保守情報管理装置に転
送して、保守情報データベースの保守履歴情報を更新す
る手段でもある。
間接的に、保守情報管理装置と接続して、保守情報管理
装置の保守情報データベースから顧客情報2、製品情報
3、及び保守履歴情報4を読み出して、携帯型情報処理
装置の記憶装置に記録する手段であり、また、前記保守
作業情報登録手段25で携帯型情報処理装置の記憶装置
に記録した保守作業情報5を前記保守情報管理装置に転
送して、保守情報データベースの保守履歴情報を更新す
る手段でもある。
【0028】本実施例の携帯型情報処理装置10は、図
3に示すように、CPU11、ROM12、RAM1
3、HDD(固定ディスク装置)14、表示装置15、
入力装置16、印字装置17、光ディスク装置18、及
び情報交換手段としてのICカード装置19とで構成す
る。
3に示すように、CPU11、ROM12、RAM1
3、HDD(固定ディスク装置)14、表示装置15、
入力装置16、印字装置17、光ディスク装置18、及
び情報交換手段としてのICカード装置19とで構成す
る。
【0029】CPU11は、ROM12、RAM13を
始め、携帯型他情報処理装置10を構成する各装置を制
御し、前記図2に示した顧客情報、製品情報、保守履歴
情報及び保守作業情報、保守マニュアルなどの各情報
を、検索、記憶、表示、印字、転送などの操作をするプ
ログラムを実行する。ROM12は、携帯型情報処理装
置10を制御する基本プログラムを格納し、また、HD
D14は、前記各種情報や、各情報を操作するプログラ
ムを記憶しており、RAM12は、HDD14に記憶さ
れている情報やプログラムを一時的に格納し、CPU1
1がアクセスして前記プログラムを実行し、各情報を操
作する。
始め、携帯型他情報処理装置10を構成する各装置を制
御し、前記図2に示した顧客情報、製品情報、保守履歴
情報及び保守作業情報、保守マニュアルなどの各情報
を、検索、記憶、表示、印字、転送などの操作をするプ
ログラムを実行する。ROM12は、携帯型情報処理装
置10を制御する基本プログラムを格納し、また、HD
D14は、前記各種情報や、各情報を操作するプログラ
ムを記憶しており、RAM12は、HDD14に記憶さ
れている情報やプログラムを一時的に格納し、CPU1
1がアクセスして前記プログラムを実行し、各情報を操
作する。
【0030】入力装置16は、文字入力用のキーボー
ド、またはタッチパネル、マウスなどのポインティング
デバイスであり、表示装置15は液晶ディスプレイ、印
字装置17は、感熱プリンタ、またはインクジェットプ
リンタで構成する。また、光ディスク装置18は、CD
−ROMドライブ装置、またはMOドライブ装置で構成
し、さらに、ICカード装置19は、ICカードの読取
書き込み装置で構成する。
ド、またはタッチパネル、マウスなどのポインティング
デバイスであり、表示装置15は液晶ディスプレイ、印
字装置17は、感熱プリンタ、またはインクジェットプ
リンタで構成する。また、光ディスク装置18は、CD
−ROMドライブ装置、またはMOドライブ装置で構成
し、さらに、ICカード装置19は、ICカードの読取
書き込み装置で構成する。
【0031】ちなみに、上記構成の携帯型情報処理装置
10は、例えばノートブック型のパーソナルコンピュー
タや、ハンドヘルドコンピュータと呼ばれる装置で構成
することができ、可能ならば、印字装置17や光ディス
ク装置18、及びICカード装置19を内蔵した一体型
の装置が望ましい。なお、前記携帯型情報処理装置10
は、駆動電源として充電式電池を内蔵し、コードレスで
動作する装置がより望ましい。
10は、例えばノートブック型のパーソナルコンピュー
タや、ハンドヘルドコンピュータと呼ばれる装置で構成
することができ、可能ならば、印字装置17や光ディス
ク装置18、及びICカード装置19を内蔵した一体型
の装置が望ましい。なお、前記携帯型情報処理装置10
は、駆動電源として充電式電池を内蔵し、コードレスで
動作する装置がより望ましい。
【0032】次に、保守情報管理装置30と携帯型情報
処理装置10による、保守情報の処理方法について、図
を用いて説明する。図4は、保守情報の処理方法の一実
施例を示すフロー図である。本実施例における保守情報
の処理手順は、先ず、ステップ1において、保守情報デ
ータベース1から、保守作業に必要な顧客情報2、製品
情報3、及び保守履歴情報4を検索し、該情報をICカ
ード6に入力する。なお、ステップ1は、図1の保守情
報管理装置30にて行なう処理であり、顧客の要請に基
づいて、製品を点検整備するとき、または、顧客との間
で交わされた保守契約に基づいて、定期点検を実施する
ときに行なう処理である。
処理装置10による、保守情報の処理方法について、図
を用いて説明する。図4は、保守情報の処理方法の一実
施例を示すフロー図である。本実施例における保守情報
の処理手順は、先ず、ステップ1において、保守情報デ
ータベース1から、保守作業に必要な顧客情報2、製品
情報3、及び保守履歴情報4を検索し、該情報をICカ
ード6に入力する。なお、ステップ1は、図1の保守情
報管理装置30にて行なう処理であり、顧客の要請に基
づいて、製品を点検整備するとき、または、顧客との間
で交わされた保守契約に基づいて、定期点検を実施する
ときに行なう処理である。
【0033】ここで、保守情報データベース1のうち、
顧客情報2と製品情報3は、保守の対象となる電機機械
装置などの製品を、顧客に販売、納入した時点で、保守
情報管理装置30に入力し登録したものであり、新たに
製品を販売、納入する都度、その製品の情報と、その製
品を管理する顧客の情報を入力して、保守情報データベ
ースに登録する。また、前記顧客情報2と製品情報3
を、最初に登録した時点では、保守履歴情報4は、該当
する情報が発生していないが、もし、製品を納入した時
点で、動作テストを実施したのであれば、その状況を登
録しておいてもよい。
顧客情報2と製品情報3は、保守の対象となる電機機械
装置などの製品を、顧客に販売、納入した時点で、保守
情報管理装置30に入力し登録したものであり、新たに
製品を販売、納入する都度、その製品の情報と、その製
品を管理する顧客の情報を入力して、保守情報データベ
ースに登録する。また、前記顧客情報2と製品情報3
を、最初に登録した時点では、保守履歴情報4は、該当
する情報が発生していないが、もし、製品を納入した時
点で、動作テストを実施したのであれば、その状況を登
録しておいてもよい。
【0034】次いで、ステップ2において、ICカード
6を、携帯型情報処理装置10のICカード装置19に
装着し、顧客・製品情報検索手段21、及び保守履歴情
報検索手段22を用いて顧客情報、製品情報、及び保守
履歴情報を読み出し、表示装置15に表示し内容を確認
する。なお、前記ICカード6の前記各情報は、携帯型
情報処理装置10に備えているHDD(固定ディスク装
置)14に転送し記憶してもよい。その場合は、ICカ
ード6を顧客に携行する必要がなく、従って、多数の携
帯型情報処理装置10に対して、ICカード6を装置の
台数分備えなくともよい。
6を、携帯型情報処理装置10のICカード装置19に
装着し、顧客・製品情報検索手段21、及び保守履歴情
報検索手段22を用いて顧客情報、製品情報、及び保守
履歴情報を読み出し、表示装置15に表示し内容を確認
する。なお、前記ICカード6の前記各情報は、携帯型
情報処理装置10に備えているHDD(固定ディスク装
置)14に転送し記憶してもよい。その場合は、ICカ
ード6を顧客に携行する必要がなく、従って、多数の携
帯型情報処理装置10に対して、ICカード6を装置の
台数分備えなくともよい。
【0035】次いで、ステップ3において、携帯型情報
処理装置10に備えた光ディスク装置18、及び保守マ
ニュアル検索手段23を用いて、光ディスク20に記録
された保守マニュアル7の点検整備手順や点検要領、調
整箇所の調整要領、部品交換の手順や交換後のテスト方
法などを、必要に応じて検索し、表示装置15に出力し
て、参照しながら製品の保守作業を行なう。
処理装置10に備えた光ディスク装置18、及び保守マ
ニュアル検索手段23を用いて、光ディスク20に記録
された保守マニュアル7の点検整備手順や点検要領、調
整箇所の調整要領、部品交換の手順や交換後のテスト方
法などを、必要に応じて検索し、表示装置15に出力し
て、参照しながら製品の保守作業を行なう。
【0036】保守作業を完了したら、ステップ4の保守
作業報告書の作成を行なう。このステップ4は、携帯型
情報処理装置10の保守作業情報登録手段24、及び保
守作業報告書作成手段26を用いて行なわれる処理であ
る。保守作業登録手段24は前述したように、キーボー
ドなどの入力装置16を介して入力された保守作業情報
を、HDD(固定ディスク装置)14に記録し、次い
で、該保守作業情報と、前記ステップ2において、IC
カード6から読み出された顧客情報、及び製品情報を用
いて、保守作業の報告書を作成する。保守作業の報告書
は図1と図3に示した印字装置17、及び図2の保守作
業報告書作成手段26を用いて作成される。
作業報告書の作成を行なう。このステップ4は、携帯型
情報処理装置10の保守作業情報登録手段24、及び保
守作業報告書作成手段26を用いて行なわれる処理であ
る。保守作業登録手段24は前述したように、キーボー
ドなどの入力装置16を介して入力された保守作業情報
を、HDD(固定ディスク装置)14に記録し、次い
で、該保守作業情報と、前記ステップ2において、IC
カード6から読み出された顧客情報、及び製品情報を用
いて、保守作業の報告書を作成する。保守作業の報告書
は図1と図3に示した印字装置17、及び図2の保守作
業報告書作成手段26を用いて作成される。
【0037】ここで、保守作業報告書について図を用い
て説明する。図6は、保守作業報告書8の構成例を示し
ており、図示するように顧客情報の一部である社名や部
署名、製品情報の一部である機種・型式や製造番号、及
び作業の日時と担当者名、製品である電機機械装置の点
検整備に係る症状、調整内容、交換部品名と、点検整備
結果などの保守作業情報で構成され、携帯型情報処理装
置の印字装置にて出力した後、承認欄に顧客担当者の捺
印、または署名を受けるようになっている。また、この
作業報告書は、1枚の用紙で構成してもよいし、同一の
体裁で2枚作成し、1枚は顧客の控えとして提出する構
成にしてもよい。
て説明する。図6は、保守作業報告書8の構成例を示し
ており、図示するように顧客情報の一部である社名や部
署名、製品情報の一部である機種・型式や製造番号、及
び作業の日時と担当者名、製品である電機機械装置の点
検整備に係る症状、調整内容、交換部品名と、点検整備
結果などの保守作業情報で構成され、携帯型情報処理装
置の印字装置にて出力した後、承認欄に顧客担当者の捺
印、または署名を受けるようになっている。また、この
作業報告書は、1枚の用紙で構成してもよいし、同一の
体裁で2枚作成し、1枚は顧客の控えとして提出する構
成にしてもよい。
【0038】なお、前記ステップ3、及びステップ4の
処理は、携帯型情報処理装置10を客先に携行し、先方
で実施する処理である。また、前記ステップ3における
光ディスクによる保守マニュアルの検索処理は、必要に
応じて行なう処理であり、省略しても保守情報の処理方
法に支障はない。
処理は、携帯型情報処理装置10を客先に携行し、先方
で実施する処理である。また、前記ステップ3における
光ディスクによる保守マニュアルの検索処理は、必要に
応じて行なう処理であり、省略しても保守情報の処理方
法に支障はない。
【0039】前記ステップ4の保守作業報告書8の作成
処理を終え、顧客の承認を得たら、携帯型情報処理装置
10と保守作業報告書8を持ち帰り、保守作業情報の完
了処理を行なう。図4に示すように、保守作業の完了処
理は、先ず、ステップ5において、ICカード6を携帯
型情報処理装置10に装着し、HDD(固定ディスク装
置)14に記憶してある保守作業情報をICカード6に
転送し、次いで、ステップ6において、前記保守作業情
報を記憶したICカード6を、図1に示す保守情報管理
装置30に接続したICカード装置34に装着し、保守
作業情報を固定ディスク装置32に転送して、保守情報
データベース1に登録し、保守履歴情報を更新する。保
守履歴情報は、例えば、図5に符号4で示すように顧客
名と、保守の対象となる電機機械装置の機種・型式と製
造番号、及び保守作業を行なった日付と作業に要した時
間、交換した部品名、担当者名などで構成する。
処理を終え、顧客の承認を得たら、携帯型情報処理装置
10と保守作業報告書8を持ち帰り、保守作業情報の完
了処理を行なう。図4に示すように、保守作業の完了処
理は、先ず、ステップ5において、ICカード6を携帯
型情報処理装置10に装着し、HDD(固定ディスク装
置)14に記憶してある保守作業情報をICカード6に
転送し、次いで、ステップ6において、前記保守作業情
報を記憶したICカード6を、図1に示す保守情報管理
装置30に接続したICカード装置34に装着し、保守
作業情報を固定ディスク装置32に転送して、保守情報
データベース1に登録し、保守履歴情報を更新する。保
守履歴情報は、例えば、図5に符号4で示すように顧客
名と、保守の対象となる電機機械装置の機種・型式と製
造番号、及び保守作業を行なった日付と作業に要した時
間、交換した部品名、担当者名などで構成する。
【0040】次いで、ステップ7、及びステップ8に示
す保守費用の請求処理を行なう。保守費用の請求処理は
図1に示した保守情報管理装置30で行なう処理であ
り、先ず、ステップ7において、保守情報データベース
1の保守履歴情報4に登録した保守作業情報5に基づい
て、例えば、図5に符号5bで示す作業時間に該当する
技術料金表、符号5aで示す交換部品に該当する部品料
金表を検索し、請求金額を算出するとともに、顧客情
報、及び製品情報を検索して、保守費用の請求先や対称
製品の機種・型式、製造番号などを、図7に示すような
様式で、印字装置33を用いて印字出力し、請求書9を
発行する。前記請求書9は顧客に持参するか、または郵
送して保守費用の支払いを請求する。
す保守費用の請求処理を行なう。保守費用の請求処理は
図1に示した保守情報管理装置30で行なう処理であ
り、先ず、ステップ7において、保守情報データベース
1の保守履歴情報4に登録した保守作業情報5に基づい
て、例えば、図5に符号5bで示す作業時間に該当する
技術料金表、符号5aで示す交換部品に該当する部品料
金表を検索し、請求金額を算出するとともに、顧客情
報、及び製品情報を検索して、保守費用の請求先や対称
製品の機種・型式、製造番号などを、図7に示すような
様式で、印字装置33を用いて印字出力し、請求書9を
発行する。前記請求書9は顧客に持参するか、または郵
送して保守費用の支払いを請求する。
【0041】次いで、ステップ8において、保守費用の
入金を確認したら、前記保守情報データベースに入金完
了の完了情報を登録する。なお、図5に示した保守情報
データベースには、保守費用などの会計処理に関する項
目は図示していないが、一般的に考えられる項目を含め
ておいたほうが望ましい。
入金を確認したら、前記保守情報データベースに入金完
了の完了情報を登録する。なお、図5に示した保守情報
データベースには、保守費用などの会計処理に関する項
目は図示していないが、一般的に考えられる項目を含め
ておいたほうが望ましい。
【0042】また、本実施例においては、保守情報管理
装置と携帯型情報処理装置との間で情報交換する手段と
してICカードを使用したが、これに限定されることな
く、フロッピーディスクを用いてもよいし、光カードな
ど他の情報交換媒体を使用してもよい。また、ICカー
ドや光カード、フロッピーディスクなどの情報交換媒体
を使用することなく、保守情報管理装置と携帯型情報処
理装置を、直接通信線で接続し情報交換してもよく、さ
らに、赤外線や電波を利用してコードレス通信により情
報交換してもよい。
装置と携帯型情報処理装置との間で情報交換する手段と
してICカードを使用したが、これに限定されることな
く、フロッピーディスクを用いてもよいし、光カードな
ど他の情報交換媒体を使用してもよい。また、ICカー
ドや光カード、フロッピーディスクなどの情報交換媒体
を使用することなく、保守情報管理装置と携帯型情報処
理装置を、直接通信線で接続し情報交換してもよく、さ
らに、赤外線や電波を利用してコードレス通信により情
報交換してもよい。
【0043】さらにまた、本実施例における携帯型情報
処理装置は、電機機械装置の保守に関する情報処理機能
のみを備えたが、例えば、保守の対象となる装置とのイ
ンターフェイス機能を備えることによって、保守の対象
となる装置の動作プログラムを変更したり、動作条件を
設定するための制御装置としても使用することができ、
より、効率的な保守作業が行なえるようになる。
処理装置は、電機機械装置の保守に関する情報処理機能
のみを備えたが、例えば、保守の対象となる装置とのイ
ンターフェイス機能を備えることによって、保守の対象
となる装置の動作プログラムを変更したり、動作条件を
設定するための制御装置としても使用することができ、
より、効率的な保守作業が行なえるようになる。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明の保
守情報の処理方法では、従来手書きで行なっていた保守
作業の報告書の作成を、携帯型情報処理装置にデータ入
力することで行ない、さらに、携帯型情報処理装置に入
力された保守作業情報を保守情報管理装置に転送して、
保守情報データベースに登録することによって、保守費
用の請求書用データの再入力や、装置ごとの障害発生状
況や、顧客ごとの保守作業データの再入力の手間を省く
ことができる。一方、蓄積された保守情報データベース
から必要な情報を抽出し、携帯型情報処理装置に持たせ
ることによって、客先での保守作業を支援することがで
き、また、保守マニュアルを光ディスクなどの大容量の
記憶媒体に記録して携行することにより、かさばる保守
マニュアルが不要になり、さらに、光ディスクに動画な
どの多様な保守作業支援情報を記録しておくことによ
り、整備員の対応できる保守作業の範囲を拡大すること
ができる。
守情報の処理方法では、従来手書きで行なっていた保守
作業の報告書の作成を、携帯型情報処理装置にデータ入
力することで行ない、さらに、携帯型情報処理装置に入
力された保守作業情報を保守情報管理装置に転送して、
保守情報データベースに登録することによって、保守費
用の請求書用データの再入力や、装置ごとの障害発生状
況や、顧客ごとの保守作業データの再入力の手間を省く
ことができる。一方、蓄積された保守情報データベース
から必要な情報を抽出し、携帯型情報処理装置に持たせ
ることによって、客先での保守作業を支援することがで
き、また、保守マニュアルを光ディスクなどの大容量の
記憶媒体に記録して携行することにより、かさばる保守
マニュアルが不要になり、さらに、光ディスクに動画な
どの多様な保守作業支援情報を記録しておくことによ
り、整備員の対応できる保守作業の範囲を拡大すること
ができる。
【0045】すなわち、本発明の保守情報の処理方法
は、請求項1に示したように、顧客情報と、製品情報
と、製品の保守履歴情報とで構成された保守情報データ
ベースを管理する保守情報管理装置から、必要な顧客情
報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し情報交換媒
体に記録する工程と、前記情報交換媒体を携帯型情報処
理装置に装着し、別途入力された製品の保守作業情報
と、情報交換媒体から読み出した情報に基づいて、保守
作業報告書を作成する工程と、前記保守作業情報を、情
報交換媒体に記録する工程と、前記情報交換媒体に記録
された保守作業情報に基づいて、前記保守情報データベ
ースの保守履歴情報を更新する工程と、前記更新された
保守履歴情報に基づいて、顧客に対する保守作業の保守
費用請求書を発行する工程とからなるので、簡便かつ正
確に保守作業報告書や保守費用請求書を作成することが
でき、また、正確かつ利用度の高い保守情報データベー
スを簡便に構築することができ、さらに情報交換媒体を
利用することによって、いづれの携帯型情報処理装置で
も顧客、及び顧客の製品に関する情報を保持させること
ができる。
は、請求項1に示したように、顧客情報と、製品情報
と、製品の保守履歴情報とで構成された保守情報データ
ベースを管理する保守情報管理装置から、必要な顧客情
報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し情報交換媒
体に記録する工程と、前記情報交換媒体を携帯型情報処
理装置に装着し、別途入力された製品の保守作業情報
と、情報交換媒体から読み出した情報に基づいて、保守
作業報告書を作成する工程と、前記保守作業情報を、情
報交換媒体に記録する工程と、前記情報交換媒体に記録
された保守作業情報に基づいて、前記保守情報データベ
ースの保守履歴情報を更新する工程と、前記更新された
保守履歴情報に基づいて、顧客に対する保守作業の保守
費用請求書を発行する工程とからなるので、簡便かつ正
確に保守作業報告書や保守費用請求書を作成することが
でき、また、正確かつ利用度の高い保守情報データベー
スを簡便に構築することができ、さらに情報交換媒体を
利用することによって、いづれの携帯型情報処理装置で
も顧客、及び顧客の製品に関する情報を保持させること
ができる。
【0046】また、本発明の保守情報の処理方法は、請
求項2に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品
の保守履歴情報とで構成された保守情報データベースを
管理する保守情報管理装置から、通信手段を介して必要
な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、
携帯型情報処理装置に入力する工程と、前記携帯型情報
処理装置に、別途入力された製品の保守作業情報と、保
守情報管理装置から読み出した情報に基づいて、保守作
業報告書を作成する工程と、前記保守作業情報を、通信
手段を介して保守情報管理装置に転送し、前記保守情報
データベースの保守履歴情報を更新する工程と、前記更
新された保守履歴情報に基づいて、顧客に対する保守作
業の保守費用請求書を発行する工程とからなるので、簡
便かつ正確に保守作業報告書や保守費用請求書を作成す
ることができ、また、正確かつ利用度の高い保守情報デ
ータベースを簡便に構築することができる。
求項2に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品
の保守履歴情報とで構成された保守情報データベースを
管理する保守情報管理装置から、通信手段を介して必要
な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、
携帯型情報処理装置に入力する工程と、前記携帯型情報
処理装置に、別途入力された製品の保守作業情報と、保
守情報管理装置から読み出した情報に基づいて、保守作
業報告書を作成する工程と、前記保守作業情報を、通信
手段を介して保守情報管理装置に転送し、前記保守情報
データベースの保守履歴情報を更新する工程と、前記更
新された保守履歴情報に基づいて、顧客に対する保守作
業の保守費用請求書を発行する工程とからなるので、簡
便かつ正確に保守作業報告書や保守費用請求書を作成す
ることができ、また、正確かつ利用度の高い保守情報デ
ータベースを簡便に構築することができる。
【0047】本発明の保守情報の処理装置は、請求項3
に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品の保守
履歴情報とで構成された保守情報データベースを管理す
る保守情報管理装置と、前記保守情報管理装置から必要
な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、
別途入力された製品の保守作業情報と、前記保守情報管
理装置から読み出した情報に基づいて、保守作業報告書
を作成するとともに、前記保守作業情報を保守情報管理
装置に入力する携帯型情報処理装置とで構成されるの
で、顧客と、顧客の所有している製品に関する情報が、
客先において簡便かつ正確に得られるとともに、客先で
実施した保守作業に関する情報を、その場で入力するこ
とができるので、より正確な保守作業情報が簡便に得ら
れ、利用効果の高い保守情報データベースを構築するこ
とができる。
に示したように、顧客情報と、製品情報と、製品の保守
履歴情報とで構成された保守情報データベースを管理す
る保守情報管理装置と、前記保守情報管理装置から必要
な顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、
別途入力された製品の保守作業情報と、前記保守情報管
理装置から読み出した情報に基づいて、保守作業報告書
を作成するとともに、前記保守作業情報を保守情報管理
装置に入力する携帯型情報処理装置とで構成されるの
で、顧客と、顧客の所有している製品に関する情報が、
客先において簡便かつ正確に得られるとともに、客先で
実施した保守作業に関する情報を、その場で入力するこ
とができるので、より正確な保守作業情報が簡便に得ら
れ、利用効果の高い保守情報データベースを構築するこ
とができる。
【0048】また、本発明の保守情報の処理装置は、請
求項4に示すように、請求項3の発明に加えて、前記携
帯型情報処理装置は、保守作業報告書を作成する印字装
置を備えているので、客先において、簡便、かつ正確に
保守作業報告書を作成することができる。
求項4に示すように、請求項3の発明に加えて、前記携
帯型情報処理装置は、保守作業報告書を作成する印字装
置を備えているので、客先において、簡便、かつ正確に
保守作業報告書を作成することができる。
【0049】また、本発明の保守情報の処理装置は、請
求項5に示すように、請求項3の発明に加えて、前記保
守情報管理装置は、保守履歴情報に基づいて、顧客に対
する保守費用の請求書を発行する請求書発行手段を備え
ているので、転記ミスによる間違った請求書の発行を防
止することができる。
求項5に示すように、請求項3の発明に加えて、前記保
守情報管理装置は、保守履歴情報に基づいて、顧客に対
する保守費用の請求書を発行する請求書発行手段を備え
ているので、転記ミスによる間違った請求書の発行を防
止することができる。
【0050】さらに、本発明の保守情報の処理装置は、
請求項6に示すように、請求項3の発明に加えて、前記
保守情報管理装置と携帯型情報処理装置とは直接接続さ
れ、または情報交換媒体を介して間接的に接続され、前
記保保守情報管理装置に保持された顧客情報と、製品情
報と、製品の保守履歴情報、及び、携帯型情報処理装置
に入力された保守作業情報を、転送するための情報交換
手段を備えているので、前記各種情報を一元管理するこ
とができ、また、情報の再入力が不要になり、簡便かつ
正確に保守情報データベースの活用が図れる。
請求項6に示すように、請求項3の発明に加えて、前記
保守情報管理装置と携帯型情報処理装置とは直接接続さ
れ、または情報交換媒体を介して間接的に接続され、前
記保保守情報管理装置に保持された顧客情報と、製品情
報と、製品の保守履歴情報、及び、携帯型情報処理装置
に入力された保守作業情報を、転送するための情報交換
手段を備えているので、前記各種情報を一元管理するこ
とができ、また、情報の再入力が不要になり、簡便かつ
正確に保守情報データベースの活用が図れる。
【0051】さらにまた、本発明の保守情報の処理装置
は、請求項7に示すように、請求項6の発明に加えて、
前記情報交換媒体が、ICカード、または光カードであ
り、前記保守情報管理装置と携帯型情報処理装置とは、
ICカード、または光カードの記録再生装置を備えてい
るので、携帯型情報処理装置を移動することなく、各種
情報を相互に交換することができ、また、顧客の装置に
対応した保守情報がいずれの携帯型情報処理装置でも得
ることができる。
は、請求項7に示すように、請求項6の発明に加えて、
前記情報交換媒体が、ICカード、または光カードであ
り、前記保守情報管理装置と携帯型情報処理装置とは、
ICカード、または光カードの記録再生装置を備えてい
るので、携帯型情報処理装置を移動することなく、各種
情報を相互に交換することができ、また、顧客の装置に
対応した保守情報がいずれの携帯型情報処理装置でも得
ることができる。
【0052】また、本発明の保守情報の処理装置は、請
求項8に示すように、請求項3の発明に加えて、前記携
帯型情報処理装置が、保守マニュアルを記録した光ディ
スクの読取再生装置と、保守作業に必要な情報を検索す
る保守マニュアル検索手段とを備えているので、かさば
る保守マニュアルを携行する必要がなく、保守作業に必
要な情報を簡便に得ることができる。
求項8に示すように、請求項3の発明に加えて、前記携
帯型情報処理装置が、保守マニュアルを記録した光ディ
スクの読取再生装置と、保守作業に必要な情報を検索す
る保守マニュアル検索手段とを備えているので、かさば
る保守マニュアルを携行する必要がなく、保守作業に必
要な情報を簡便に得ることができる。
【0053】またさらに、本発明の保守情報の処理装置
は、請求項9に示すように、請求項8の発明に加えて、
光ディスクに記録した保守マニュアルは、文書情報、図
形情報、写真情報、音声情報、または動画情報で構成さ
れているので、保守作業に必要な情報が多面的に得ら
れ、保守作業の効率化が図れる。
は、請求項9に示すように、請求項8の発明に加えて、
光ディスクに記録した保守マニュアルは、文書情報、図
形情報、写真情報、音声情報、または動画情報で構成さ
れているので、保守作業に必要な情報が多面的に得ら
れ、保守作業の効率化が図れる。
【図1】処理装置の一実施例を示す全体構成図である
【図2】携帯型情報処理装置の機能構成図である。
【図3】携帯型情報処理装置の一実施例を示す装置構成
図である。
図である。
【図4】保守情報の処理手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】保守情報データベースの一実施例である。
【図6】保守作業報告書の一実施例である。
【図7】保守費用請求書の一実施例である。
1 保守情報データベース 2 顧客情報 3 製品情報 4 保守履歴情報 5 保守作業情報 6 ICカード 7 保守マニュアル 8 報告書 9 請求書 10 携帯型情報処理装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14、32 磁気ディスク装置 15 表示装置 16 入力装置 17、33 印字装置 18 光ディスク装置 19、34 ICカード装置 20 光ディスク 21 顧客・製品情報検索手段 22 保守履歴情報検索手段 23 保守マニュアル検索手段 24 保守作業情報登録手段 25 保守作業報告書作成手段 26 情報交換手段 30 保守情報管理装置 31 パーソナルコンピュータ
Claims (9)
- 【請求項1】 顧客情報と、製品情報と、製品の保守履
歴情報とで構成された保守情報データベースを管理する
保守情報管理装置から、必要な顧客情報、製品情報、及
び保守履歴情報を読み出し情報交換媒体に記録する工程
と、前記情報交換媒体を携帯型情報処理装置に装着し、
別途入力された製品の保守作業情報と、情報交換媒体か
ら読み出した情報に基づいて、保守作業報告書を作成す
る工程と、前記保守作業情報を、情報交換媒体に記録す
る工程と、前記情報交換媒体に記録された保守作業情報
に基づいて、前記保守情報データベースの保守履歴情報
を更新する工程と、前記更新された保守履歴情報に基づ
いて、顧客に対する保守費用の請求書を発行する工程と
からなることを特徴とする保守情報の処理方法。 - 【請求項2】 顧客情報と、製品情報と、製品の保守履
歴情報とで構成された保守情報データベースを管理する
保守情報管理装置から、通信手段を介して必要な顧客情
報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、携帯型情
報処理装置に入力する工程と、前記携帯型情報処理装置
に、別途入力された製品の保守作業情報と、保守情報管
理装置から読み出した情報に基づいて、保守作業報告書
を作成する工程と、前記保守作業情報を、通信手段を介
して保守情報管理装置に転送し、前記保守情報データベ
ースの保守履歴情報を更新する工程と、前記更新された
保守履歴情報に基づいて、顧客に対する保守費用の請求
書を発行する工程とからなることを特徴とする保守情報
の処理方法。 - 【請求項3】 顧客情報と、製品情報と、製品の保守履
歴情報とで構成された保守情報データベースを管理する
保守情報管理装置と、前記保守情報管理装置から必要な
顧客情報、製品情報、及び保守履歴情報を読み出し、別
途入力された製品の保守作業情報と、前記保守情報管理
装置から読み出した情報に基づいて、保守作業報告書を
作成するとともに、前記保守作業情報を保守情報管理装
置に入力する携帯型情報処理装置とで構成された保守情
報の処理装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記携帯型情報処理
装置は、保守作業報告書を作成する印字装置を備えてい
ることを特徴とする保守情報の処理装置。 - 【請求項5】 請求項3において、前記保守情報管理装
置は、保守履歴情報に基づいて、顧客に対する保守費用
の請求書を発行する請求書発行手段を備えていることを
特徴とする保守情報の処理装置。 - 【請求項6】 請求項3において、前記保守情報管理装
置と携帯型情報処理装置とは直接接続され、または情報
交換媒体を介して間接的に接続され、前記保保守情報管
理装置に保持された顧客情報と、製品情報と、製品の保
守履歴情報、及び、携帯型情報処理装置に入力された保
守作業情報を、転送するための情報交換手段を備えてい
ることを特徴とする保守情報の処理装置。 - 【請求項7】 請求項6において、前記情報交換媒体
が、ICカード、または光カードであり、前記保守情報
管理装置と携帯型情報処理装置とは、ICカード、また
は光カードの記録再生装置を備えていることを特徴とす
る保守情報の処理装置。 - 【請求項8】 請求項3において、前記携帯型情報処理
装置は、保守マニュアルを記録した光ディスクの読取再
生装置と、保守作業に必要な情報を検索する保守マニュ
アル検索手段とを備えていることを特徴とする保守情報
の処理装置。 - 【請求項9】 請求項8において、光ディスクに記録し
た保守マニュアルは、文書情報、図形情報、写真情報、
音声情報、または動画情報で構成されていることを特徴
とする保守情報の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23580796A JPH1063690A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 保守情報の処理方法、及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23580796A JPH1063690A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 保守情報の処理方法、及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1063690A true JPH1063690A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16991550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23580796A Withdrawn JPH1063690A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 保守情報の処理方法、及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1063690A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11255224A (ja) * | 1998-03-11 | 1999-09-21 | Gastar Corp | 製造情報管理装置および製造情報管理方法 |
JP2000123066A (ja) * | 1998-10-12 | 2000-04-28 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | ビル設備の作業報告システム |
JP2001325092A (ja) * | 2000-05-16 | 2001-11-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 不特定多数の印刷機の効率的遠隔診断システム |
JP2002007598A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Nec Corp | 製品修理管理システムと方法 |
JP2002185677A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-28 | Murata Mach Ltd | ファクシミリ装置のメンテナンス方法とそれに用いる通信装置 |
JP2002269265A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-20 | Toshiba Corp | コンピュータ点検申請受付用サーバ、コンピュータ点検サービスメニュー追加登録方法、設備保守申請受付用サーバ、設備保守申請受付方法、およびプログラム |
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JP2002328894A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | Ntt Data Corp | マニュアルの自動生成および動作確認システムならびにその方法 |
JP2002366854A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-20 | Ifco Inc | 整備請求書チェックシステム及び整備請求書チェックプログラム |
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-
1996
- 1996-08-20 JP JP23580796A patent/JPH1063690A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |