JPH07311871A - 個人情報記録媒体を発行するシステムに個人情報を配給する装置 - Google Patents

個人情報記録媒体を発行するシステムに個人情報を配給する装置

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JPH07311871A
JPH07311871A JP12822694A JP12822694A JPH07311871A JP H07311871 A JPH07311871 A JP H07311871A JP 12822694 A JP12822694 A JP 12822694A JP 12822694 A JP12822694 A JP 12822694A JP H07311871 A JPH07311871 A JP H07311871A
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 個人情報記録媒体を発行する複数のシステム
に、効率的に個人情報を配給する。 【構成】 会員番号/氏名/住所/顔写真などの個人情
報を、1個人1レコードとして、データ入稿装置55か
ら入稿し、データ記憶装置54内に格納する。配給装置
本体部51は、レコードを構成する各フィールドごと
に、所属するデータの表現形態(英文字/日本語文字/
バイナリデータ)を示す形態属性と、所属するデータを
必要とする発行処理システムを特定する発行属性と、を
設定する。続いて、設定した形態属性に基いて、実際に
入稿したデータの検証を行った後、設定した発行属性に
基いて、各フィールドに所属するデータを、ネットワー
ク100を介して、各発行処理システム10〜40に配
給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は個人情報記録媒体を発行
するシステムに個人情報を配給する装置、特に、それぞ
れ異なる個人情報記録媒体を発行する複数のシステムに
対して、統括して個人情報を配給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現代の社会活動では、キャッシュカー
ド、クレジットカード、IDカード、など種々の個人情
報記録媒体が利用されており、その発行枚数は益々増加
する傾向にある。たとえば、カードとしての形態をもっ
た個人情報記録媒体としては、ICカード、カラー印刷
カード、磁気カード、エンボスカード、などが一般に利
用されており、同一人に対して、これら種々の形態のカ
ードがそれぞれ発行されることも少なくない。また、発
行したカードを郵送する場合には、封筒中でカードを支
持固定するための台紙が必要であり、この台紙にも宛名
や名前などの個人情報が印字されることになる。したが
って、この台紙も、個人情報記録媒体のひとつである。
【0003】これら種々の形態の媒体は、いずれも物理
的な構成が異なっており、それぞれ専用の発行処理シス
テムを利用して発行処理を行うことになる。たとえば、
ICカードであれば、ICカード内のメモリに情報を書
き込むことができるリーダライタ装置を備えた発行シス
テムが利用されており、カラー印刷カードであれば、個
人の氏名や顔写真をカラー印刷することができる印刷装
置を備えた発行システムが利用されている。また、台紙
を発行するには、フォームプリントを行うことができる
プリンタを備えた発行処理システムが利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、最近
では、同一人に対して種々の形態のカードが発行される
傾向にあり、また、1枚のカードを発行する場合でも、
台紙を用いる場合には、カードの発行と台紙の発行とい
う2とおりの形態の媒体を発行する処理が必要になる。
従来は、このように複数種類の個人情報記録媒体を発行
する場合、個々の発行処理システムに対して、それぞれ
別個に個人情報(氏名,住所など)をデータとして入稿
していたため、各システムに対応するデータ形式を作成
するなど、発行処理作業が非常に煩雑になるという問題
があった。特に、入稿データが正しいものであるか否か
の検証は、従来、各発行処理システムごとにそれぞれ別
個に行っていたため、非常に手間のかかる作業となって
いた。
【0005】そこで本発明は、個人情報記録媒体を発行
する複数のシステムに、効率的に個人情報を配給するこ
とができる配給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明の第1の態様は、所定の媒体に個人情報を
記録して個人情報記録媒体を発行する発行処理システム
に対して、個人情報を配給する装置において、複数の発
行処理システムに接続されたネットワークと、このネッ
トワークに接続された配給装置本体と、この配給装置本
体に対して指示入力を与えるための指示入力装置と、複
数のフィールドから構成される1レコードを、1個人分
の情報を表わすデータとして、外部から入稿するデータ
入稿装置と、このデータ入稿装置から入稿されたデータ
を記憶するデータ記憶装置と、を設け、配給装置本体に
は、データ入稿装置を用いて外部からデータを入稿し、
この入稿したデータのレコードを構成する各フィールド
ごとに、そのフィールドに所属するデータの表現形態を
示す形態属性と、そのフィールドに所属するデータを用
いて発行処理を行う発行処理システムを特定する発行属
性と、を設定する入稿データ登録処理と、入稿したデー
タについて、各フィールドごとに形態属性に適している
か否かを検証する入稿データ検証処理と、入稿したデー
タについて、各フィールドごとに発行属性に基いて振り
分けを行い、個々の発行処理システムに配給するための
個別データを生成し、この個別データをネットワークを
介して個々の発行処理システムに配給する入稿データ配
給処理と、を行う機能をもたせたものである。
【0007】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様をもった装置において、形態属性として、データ
が文字情報であるのか画像情報であるのかを示す属性を
用い、更に、データが文字情報である場合には、1バイ
ト文字であるのか2バイト文字であるのかを示す属性を
用いるようにしたものである。
【0008】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第1
の態様をもった装置において、配給装置本体が行う入稿
データ配給処理として、個々の発行処理システムに配給
する個別データについての形態属性を示す個別属性を生
成し、この個別属性を個別データとともにネットワーク
を介して個々の発行処理システムに配給する処理を付加
したものである。
【0009】
【作 用】本発明に係る配給装置では、複数の発行処理
システムに配給するための個人情報データを、データ入
稿装置から一括して入稿することができる。しかも、こ
の入稿データは、1個人分の情報を表わすデータを1レ
コードとし、かつ、1レコードは複数のフィールドから
構成されている。ここで、入稿データのレコードを構成
する各フィールドについて、それぞれデータの表現形態
を示す形態属性が設定されるので、入稿した実データに
対しては、各フィールドごとに、この形態属性に適して
いるか否かの検証を行うことができる。このように、配
給装置内において、一括して入稿データの検証を行うこ
とができるので、各発行処理システムごとにあらためて
検証を行う必要はなくなる。また、入稿データのレコー
ドを構成する各フィールドごとのデータに対して、それ
ぞれ特定の発行処理システムを示す発行属性が設定され
るので、この発行属性に基いて、各データをそれぞれ必
要な発行処理システム宛ての個別データに振り分けるこ
とができ、ネットワークを介して、これら個別データを
配給することができる。このため、各発行処理システム
への個人情報の配給を効率的に行うことが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基いて説明
する。図1は本発明の一実施例に係る個人情報配給装置
を組み込んだシステム全体を示すブロック図である。こ
こで、ICカード発行処理システム10、カラー印刷カ
ード発行処理システム20、エンボスカード発行処理シ
ステム30、フォームプリント発行処理システム40
は、それぞれ所定の媒体に個人情報を記録して個人情報
記録媒体を発行する機能をもった独立したシステムであ
り、個人情報配給装置50は、これら複数の発行処理シ
ステムに対して、個人情報を配給する機能をもった本発
明に係る装置である。個人情報配給装置50と各発行処
理システム10〜40とは、ネットワーク100によっ
て相互に接続されている。
【0011】各発行処理システム10〜40は、いずれ
もコンピュータを利用したシステムであり、本体部とデ
ィスプレイと発行処理装置とによって構成されている。
本体部はパーソナルコンピュータあるいはワークステー
ションなどのコンピュータ本体によって構成されてお
り、ディスプレイ部は、この本体部の動作に関連した表
示を行う機能を有する。また、発行処理装置は、本体部
からの指示に基いて、個々の媒体に対して直接的に情報
の記録を行う機能を有する。なお、図示されていない
が、本体部には、キーボードやマウスなどの入力機器や
ハードディスク装置などの外部記憶装置などが、必要に
応じて接続されている。
【0012】具体的には、ICカード発行処理システム
10は、本体部11とディスプレイ部12とICカード
用リーダライタ装置13とによって構成されており、I
Cカードを媒体として用い、これに必要な個人情報を記
録することにより、このICカードを発行する機能を有
する。すなわち、ICカード用リーダライタ装置13に
よって、ICカード内のEEPROMに個人情報が書き
込まれる。また、カラー印刷カード発行処理システム2
0は、本体部21とディスプレイ22とカード用印刷装
置23とによって構成されており、カラー印刷カード
(本実施例では、合成樹脂製のカードであって、表面に
氏名や顔写真などの個人情報がカラー印刷されたカード
を、「カラー印刷カード」と呼ぶことにする)を媒体と
して用い、これに必要な個人情報を印刷することによ
り、このカラー印刷カードを発行する機能を有する。次
に、エンボスカード発行処理システム30は、本体部3
1とディスプレイ32とエンボス加工装置33とによっ
て構成されており、エンボスカード(本実施例では、合
成樹脂製のカードであって、表面に凹凸構造を形成する
ことにより氏名などの個人情報を記録したカードを、
「エンボスカード」と呼ぶことにする)を媒体として用
い、これに必要な個人情報を記録することにより、この
エンボスカードを発行する機能を有する。更に、フォー
ムプリント発行処理システム40は、本体部41とディ
スプレイ42とプリンタ43とによって構成されてお
り、本実施例では、台紙(ICカード,カラー印刷カー
ド,エンボスカードなどを封筒に入れて郵送するときに
用いる厚紙)に氏名などの個人情報を印刷発行する機能
を有する。
【0013】これらの各発行処理システムは、それぞれ
別個独立して機能するシステムであり、従来は、それぞ
れ別個独立に発行処理を実行させていた。しかしなが
ら、同一人に対して、ICカード,カラー印刷カード,
エンボスカードなどを同時に発行し、これらを台紙とと
もに郵送するような場合、各発行処理システムに対して
別個に個人情報を入稿し、これを別個に検証し、別個に
発行を行う、という処理方法は能率が悪く、作業負担が
重いという問題があることは既に述べたとおりである。
本発明は、個人情報配給装置50によって一元的に個人
情報の入稿処理や検証処理を行い、ネットワーク100
を介して、個人情報配給装置50から各発行処理システ
ム10〜40に必要な個人情報を配給できるようにし、
作業効率を向上させたものである。
【0014】個人情報配給装置50は、配給装置本体部
51と、ディスプレイ部52と、指示入力装置53と、
データ記憶装置54と、データ入稿装置55と、によっ
て構成されている。配給装置本体部51は、この実施例
では、ワークステーション本体から構成されており、デ
ィスプレイ部52はこのワークステーション本体に接続
されたディスプレイ装置である。また、指示入力装置5
3は、このワークステーション本体に対して指示入力を
与えるための装置であり、具体的には、マウスやキーボ
ードによって構成されている。データ記憶装置54は、
このワークステーション本体に接続されたハードディス
ク装置などの外部記憶装置であり、外部から入稿された
個人情報を記憶しておくために用いられる。また、デー
タ入稿装置55は、個人情報を外部から入稿するための
装置であり、この実施例では、磁気テープリーダ55
a、フロッピディスクドライブ55b、オンラインイン
ターフェイス55cの3とおりの装置を用意しており、
それぞれ磁気テープ、フロッピディスク、オンラインの
形態で個人情報を入稿することができる。
【0015】なお、本明細書では、このように外部から
与えられる個人情報をこのシステム内にデータとして入
力することを、個人情報の原稿を取り込むという意味
で、「入稿」と呼ぶことにする。本発明を利用したシス
テムでは、個人情報はデータ入稿装置55によって一括
して入稿され、一元的に検証され、個々の発行処理シス
テム10〜40に配給されることになる。したがって、
配給装置本体部51の行う基本的な処理は、個人情報を
入稿する登録処理と、これを検証する検証処理と、これ
を各発行処理システムに配給する配給処理と、の3つの
処理ということになる。このような処理は、配給装置本
体部51内に用意されたソフトウエアに基いて行われ
る。以下、具体例に即して、これらの各処理を説明す
る。
【0016】ここでは、図2(a) に示すようなカラー印
刷カード1と、図2(b) に示すようなフォームプリント
2と、を発行する業務を行う場合を例にとることにす
る。この例では、図2(a) に示すカラー印刷カード1
は、○×リゾート産業で発行するリゾートクラブの会員
証として用いられ、「会員証」なる文字列1aと、8桁
の会員番号1bと、会員個人の氏名1cと、会員個人の
顔写真1dと、がカラー印刷されている。ここで、文字
列1aは各会員証で共通の文字列であるが、会員番号1
b,氏名1c,顔写真1dは、それぞれ会員ごとに異な
る個人情報である。また、図2(b) に示すフォームプリ
ント2は、この会員証としてのカラー印刷カード1を各
会員に郵送するときに利用される台紙である。すなわ
ち、この台紙は、折り目2aに沿って折畳まれて封筒の
中に入れられる。このとき、同封されるカラー印刷カー
ド1は、スリット2bによって2隅が固定されることに
なる(図の一点鎖線は、このときのカード1の位置を示
している)。また、この台紙には、「会員証発送しま
す」なる文字列2cと、会員個人の住所2dと、会員個
人の氏名2eと、が印刷されている。ここで、文字列2
cは各会員ごとに共通の文字列であるが、住所2dおよ
び氏名2eは、それぞれ会員ごとに異なる個人情報であ
る。
【0017】いま、100名の会員に対して、図2(a)
に示すような会員証1と図2(b) に示すような台紙2を
発行する場合を考える。この場合、個人情報配給装置5
0に入稿すべき個人情報は、各会員ごとの会員番号,氏
名,住所,顔写真である。このような個人情報を取り扱
う場合、通常、1個人分の情報を1レコードとし、1レ
コードを、会員番号フィールド、氏名フィールド、住所
フィールド、顔写真フィールドという4つのフィールド
から構成するのが一般的である。そこで、本実施例で
は、具体的に、図3に示すような形態の個人情報が、外
部から入稿データとして与えられた場合を考える。各フ
ィールドは固定長であり、会員番号は数字8文字からな
る8バイトの情報、氏名は日本語文字(漢字/カナ/記
号などを含め1文字2バイトで表現される文字)10文
字からなる20バイトの情報、住所は日本語文字50文
字からなる100バイトの情報、顔写真は所定の形式の
画像データ(たとえば、ラスターデータ)からなる37
2バイトの情報、と定められている。結局、1レコード
のデータは、合計で500バイトとなり、このようなデ
ータが100レコード分用意され、外部から与えられる
ことになる。
【0018】さて、このような入稿データが外部から与
えられたとき、オペレータは個人情報配給装置50を利
用して、図4に示すような各処理を実行することにな
る。まず、ステップS10において、入稿データ登録処
理が行われる。この処理は、磁気テープ、フロッピディ
スク、オンラインなどを介して外部から与えられた入稿
データを、データ記憶装置54内に読み込み、後述する
属性設定などを行って登録する処理である。続いて、ス
テップS20において、入稿データ検証処理が行われ
る。これは、読み込んだ入稿データが正しいものである
か否かを判断する処理である。検証の結果、何ら異常が
なければ、ステップS29において、エラー発生なしと
判断され、ステップS30における入稿データ配給処理
が行われる。上述の実施例の場合、会員証1はカラー印
刷カード発行処理システム20によって発行され、台紙
2はフォームプリント発行処理システム40によって発
行されることになる。そこで、カラー印刷カード発行処
理システム20およびフォームプリント発行処理システ
ム40に対して、それぞれ入稿データの必要な部分が、
ネットワーク100を介して配給される。なお、ステッ
プS29において、何らかのエラー発生と判断される
と、ステップS40においてエラー内容の出力が行わ
れ、このエラー内容を参照しながら、ステップS50で
入稿データの訂正が行われる。訂正が完了したら、ステ
ップS10の入稿データ登録処理からの作業が繰り返し
実行される。
【0019】続いて、上述の各処理の詳細を、具体例に
即して説明しよう。まず、ステップS10の入稿データ
登録処理の詳細を、図5の流れ図に基いて説明する。は
じめに、ステップS11において処理選択を行う。この
実施例では、入稿データ登録処理として、管理ファイル
作成(S12)、入稿データの読込み(S13)、属性
ファイル作成(S14)の3つの処理が用意されてお
り、これら3つの処理がすべて完了した場合に、ステッ
プS15を経て、入稿データ登録処理が完了したことに
なる。ここでは、オペレータが、ステップS12,S1
3,S14の順に処理選択を行ったものとして以下の説
明を続けることにする。
【0020】ステップS12の管理ファイル作成処理
は、入稿データの読込み処理を行う上での準備段階の処
理であり、具体的には、図6に示すような管理ファイル
を作成する処理である。この管理ファイルの1行目の文
字列は、管理ファイルの開始を示すものである。2行目
の「id:card01」なる文字列は、これから行う
業務のIDコードが「card01」であることを示
し、3行目の「hinmei:リゾートクラブ会員証」
なる文字列は、これから発行する個人情報記録媒体の品
名が「リゾートクラブ会員証」であることを示し、4行
目の「user:○×リゾート産業」なる文字列は、こ
の業務の発注者が「○×リゾート産業」であることを示
す。いわば、この2〜4行目の記述は、これから行う業
務についての書誌的事項を記述したものである。続く、
5行目の「baitai:on line」なる文字列
は、入稿データの媒体がオンラインであることを示して
いる。すなわち、図1におけるシステムにおいて、外部
からの入稿データは、オンラインを介して与えられるこ
とになり、オンラインインターフェイス55cによって
読込まれることになる。「on line」の代わりに
「floppy」なる記述にすれば、フロッピディスク
ドライブ55bによる読込みを指示することができ、
「MT」なる記述にすれば、磁気テープリーダ55aに
よる読込みを指示することができる。6行目の「rec
ord:500」なる文字列は、入稿データのレコード
長を示す記述であり、1レコードが500バイトである
こをを示す。7行目の「ANK:EBCDIC」なる文
字列は、入稿データ中の1バイト文字(ANK)のコー
ドが「EBCDIC」コードであることを示しており、
8行目の「kanji:JIS」なる文字列は、入稿デ
ータ中の2バイト文字のコードが「JIS」コードであ
ることを示している。1バイト文字のコードとしては、
「EBCDIC」コードの他にも「ASCII」コード
などが一般に利用されており、2バイト文字のコードと
しては、「JIS」コードの他にも「IBM」コードや
「JEF」コードなどが一般に利用されているが、この
7〜8行目の記述により、用いる文字コードを特定する
ことができる。なお、最後の9行目の文字列は、管理フ
ァイルの終了を示すものである。
【0021】このような管理ファイルを作成するには、
たとえば、必要な文字列を指示入力装置53としてのキ
ーボードから入力してゆけばよい。上述の例の場合、ど
のような媒体で入稿データを与えてくれるのか、入稿デ
ータの1レコード内の各フィールドの構成はどのように
なっているのか、用いる文字コードは何か、といった情
報を、発注者である「○×リゾート産業」に問い合わ
せ、これらの情報をキーボードから入力すれば、図6に
示すような管理ファイルが作成できる。
【0022】続いて、オペレータは、ステップS13の
入稿データの読込み処理を選択する。既に、オンライン
インターフェイス55cを介して入稿データの読込みを
することや、1レコードが500バイトの長さをもつこ
とが、管理ファイル内に定義されているので、図3に示
すような入稿データ100人分(100レコード分)
を、各レコード単位でデータ記憶装置54内に読込むこ
とは自動的に行われる。
【0023】次に、オペレータは、ステップS14の属
性ファイル作成処理を選択する。この処理は、具体的に
は、図7に示すような属性ファイルを作成する処理であ
る。この属性ファイルは、ヘッダー部Hと、第1フィー
ルド部〜第4フィールド部によって構成されてい
る。ヘッダー部Hの1行目の文字列は、ヘッダー部Hの
開始を示すものであり、2行目の文字列は、後続するフ
ィールド部の数が4であることを示すものであり、3行
目の文字列は、ヘッダー部Hの終了を示すものである。
ここで、第1フィールド部〜第4フィールド部は、
図3に示す入稿データにおける4つのフィールド(会員
番号,氏名,住所,顔写真)の属性を示すためのもので
ある。
【0024】各フィールド部の1行目「.star
t.:body −−>」なる記述は、各フィールド部
の開始を示すものであり、最終行の「.end.:bo
dy <−−」なる記述は、各フィールド部の終了を示
すものである。2行目の「label:」に続く文字列
は、該当するフィールド名を示しており、3行目の「k
ind:」に続くコードは、そのフィールドに所属する
データの表現形態を示す形態属性を示している。この実
施例では、 kind:9 1バイト文字、かつ、数字 kind:N 2バイト文字(日本語文字) kind:B バイナリデータ(画像データ) という3とおりの形態属性が定義されている。なお、1
バイト文字として「EBCDIC」コードを用いるの
か、「ASCII」コードを用いるのか、あるいは、2
バイト文字として、「JIS」,「IBM」,「JE
F」のいずれのコードを用いるのか、といったコードの
種類は、上述したように、既に管理ファイルにおいて設
定されている。
【0025】各フィールド部の4行目の「star
t:」に続く数字および5行目の「length」に続
く数字は、このフィールドの桁位置を示すものである。
すなわち、4行目の「start:」に続く数字は、こ
のフィールドに所属するデータのレコード先頭からの開
始桁位置を示しており、5行目の「length:」に
続く数字は、そのデータの長さ(バイト)を示してい
る。
【0026】各フィールド部の6行目の「syste
m:」に続く文字列は、このフィールドに所属するデー
タに対して発行処理を行う発行処理システムを特定する
発行属性を示すものである。具体的には、「syste
m:CP−card」なる記述は、このフィールドに所
属するデータが「CP−card」なる発行属性を有
し、カラー印刷カード発行処理システム20に配給され
るべきデータであることを示し、「system:fo
rm」なる記述は、このフィールドに所属するデータが
「form」なる発行属性を有し、フォームプリント発
行処理システム40に配給されるべきデータであること
を示している。また、「system:CP−car
d,form」のように2つの発行属性が記述されてい
る場合は、そのフィールドに所属するデータは、カラー
印刷カード発行処理システム20とフォームプリント発
行処理システム40との双方に配給されるべきデータで
あることを示している。
【0027】たとえば、図7の属性ファイルにおいて、
「id code」なるフィールド名が定義されている
第1フィールドは、図3の入稿データにおける会員番
号のフィールドに対応するものであり、「kind:
9」なる形態属性と、「system:CP−car
d」なる発行属性と、が設定されており、フィールドの
桁位置としては、「start:1」,「lengt
h:8」なる数値が設定されている。すなわち、この第
1フィールドのデータは、1バイト文字、かつ、数字
から構成され、カラー印刷カード発行処理システム20
に配給されるべきデータであり、レコードの1バイト目
から8バイト分の桁位置に存在するデータである旨が特
定されている。同様に、図7の属性ファイルにおいて、
「name」なるフィールド名が定義されている第2フ
ィールドは、図3の入稿データにおける氏名のフィー
ルドに対応するものであり、「kind:N」なる形態
属性と、「system:CP−card,form」
なる発行属性と、が設定されており、フィールドの桁位
置としては、「start:9」,「length:2
0」なる数値が設定されている。すなわち、この第2フ
ィールドのデータは、2バイト文字から構成され、カ
ラー印刷カード発行処理システム20とフォームプリン
ト発行処理システム40との双方に配給されるべきデー
タであり、レコードの9バイト目から20バイト分の桁
位置に存在するデータである旨が特定されている。
【0028】このような属性ファイルを作成するには、
やはり、必要な文字列を指示入力装置53としてのキー
ボードから入力してゆけばよい。上述の例の場合、入稿
データの各フィールドの構成、および発行する会員証1
や台紙2に掲載する内容、などを、発注者である「○×
リゾート産業」に問い合わせ、これらの情報をキーボー
ドから入力すれば、図7に示すような属性ファイルが作
成できる。
【0029】かくして、図5において、ステップS12
の管理ファイル作成処理、ステップS13の入稿データ
の読込み処理、ステップS14の属性ファイル作成処
理、が終了すると、ステップS15を経て、入稿データ
登録処理は完了である。なお、こうして作成された管理
ファイルおよび属性ファイルは、データ記憶装置54内
に入稿データとともに格納される。
【0030】次に、図4におけるステップS20の処
理、すなわち、入稿データ検証処理の手順を、図8の流
れ図に基いて説明する。まず、ステップS21におい
て、管理ファイルおよび属性ファイルを読込む。すなわ
ち、図6および図7に示す管理ファイルおよび属性ファ
イルが配給装置本体部51内に読込まれる。そして、ス
テップS22では、これら各ファイルの内容に基いて、
レコード長、コードの種類、各フィールドの桁位置、各
フィールドの形態属性、が設定される。上述の例の場
合、図6に示す管理ファイルに基いて、レコード長は5
00バイト、コードの種類は、1バイト文字については
「EBCDIC」コード、2バイト文字については「J
IS」コードが設定される。また、図7に示す属性ファ
イルに基いて、各フィールドの桁位置および形態属性
は、 第1フィールド:1〜8バイト目 EBCDI
Cコードによる数字 第2フィールド:9〜28バイト目 JISコー
ドによる日本語文字 第3フィールド:29〜128バイト目 JISコー
ドによる日本語文字 第4フィールド:129バイト目〜 バイナリ画
像データ と設定される。
【0031】続く、ステップS23では、入稿データの
1レコード分が取り込まれる。すなわち、図3に示す入
稿データのうちの第1レコード(田中一郎氏の個人情
報)が配給装置本体部51内に取り込まれる。そして、
ステップS24で、この1レコード分のデータに対する
検証が行われる。この検証は、各フィールドごとに上記
形態属性に適しているか否かを調べる処理である。具体
的には、まず、第1フィールドに所属する1〜8バイ
ト目のデータ(図3の会員番号「37305762」を
示すデータ)が、EBCDICコードによる数字として
適したデータであるか否かが判断される。EBCDIC
コードの数字は、16進数で表示した場合、「F0,F
1,…,F9」のいずれかであるから、取り込んだデー
タが、これ以外のデータであった場合には、何らかの誤
りが発生していると判断することができる。同様に、第
2フィールドおよび第3フィールドに所属する9〜
128バイト目のデータ(図3の氏名「田中一郎」およ
び住所「千葉県…」を示すデータ)が、JISコードと
して適したデータであるか否かが判断される。JISコ
ードにも、やはり16進数で表示した場合の許容値が決
められており、この許容値以外のデータが混入していれ
ば、何らかの誤りが発生していると判断することができ
る。
【0032】こうして、1レコード分の検証が完了した
ら、ステップS25で、検証結果が正しいか否かを判断
し、何らかの誤りが発生していた場合には、ステップS
26でエラー内容を記憶する。このような1レコード分
の検証作業を、ステップS27を経て、全レコードにつ
いて繰り返し実行すれば、この検証処理は完了である。
なお、1レコードについてでも、ステップS26におけ
るエラー内容の記憶が行われた場合には、図4のステッ
プS29においてエラー発生と判断され、ステップS4
0においてエラー内容の出力処理が行われる。具体的に
は、プリンタなどにエラー内容のリストが打ち出され
る。ステップS50の入稿データの訂正処理は、このよ
うなリストに基いてデータを訂正する処理である。
【0033】最後に、図4におけるステップS30の処
理、すなわち、入稿データ配給処理の手順を、図9の流
れ図に基いて説明する。まず、ステップS31におい
て、管理ファイルおよび属性ファイルを読込む。すなわ
ち、図6および図7に示す管理ファイルおよび属性ファ
イルが配給装置本体部51内に読込まれる。そして、ス
テップS32では、これら各ファイルの内容に基いて、
レコード長、各フィールドの桁位置、各フィールドの発
行属性、が設定される。上述の例の場合、図6に示す管
理ファイルに基いて、レコード長は500バイトと設定
される。また、図7に示す属性ファイルに基いて、各フ
ィールドの桁位置および発行属性は、 第1フィールド:1〜8バイト目 CP−ca
rd 第2フィールド:9〜28バイト目 CP−ca
rd,form 第3フィールド:29〜128バイト目 form 第4フィールド:129バイト目〜 CP−ca
rd と設定される。
【0034】続く、ステップS33では、入稿データの
1レコード分が取り込まれる。すなわち、図3に示す入
稿データのうちの第1レコード(田中一郎氏の個人情
報)が配給装置本体部51内に取り込まれる。そして、
ステップS34で、この1レコード分のデータを振り分
けて、各発行処理システム用の個別データのファイルを
作成する。図1に示す実施例では、4種類の発行処理シ
ステム10〜40がネットワーク100に接続されてお
り、このステップS34の工程では、これら4種類の各
発行処理システム用の個別データが作成されることにな
るが、上述の具体例では、この中のカラー印刷カード発
行処理システム20を用いて会員証1を発行し、フォー
ムプリント発行処理システム40を用いて台紙2を発行
すれば足りるので、カラー印刷カード用個別データと、
フォームプリント用個別データと、の2つのファイルが
作成されることになる。このような2つのファイルを作
成する処理は、発行属性を参照した振り分けにより機械
的に行うことができる。すなわち、発行属性が「CP−
card」となっているフィールドのデータについて
は、カラー印刷カード用個別データとして振り分け、発
行属性が「form」となっているフィールドのデータ
については、フォームプリント用個別データとして振り
分け、発行属性が「CP−card,form」となっ
ているフィールドのデータについては、カラー印刷カー
ド用個別データとして振り分けるとともに、フォームプ
リント用個別データとしても振り分けるようにすればよ
い。
【0035】こうして、ステップS35を経て、全レコ
ードについて同様の作業を施せば、図3に示す入稿デー
タに基いて、図10に示すようなカラー印刷カード用個
別データと、図11に示すようなフォームプリント用個
別データと、が作成されることになる。
【0036】次に、ステップS36において、各発行処
理システム用の個別属性ファイルが作成される。すなわ
ち、図7に示す属性ファイルは、もとの入稿データにつ
いての属性ファイルであり、ステップS34で作成され
た個別データについては、桁位置などのフィールド構成
が変わってしまっているため、この属性ファイルをその
まま利用することはできない。そこで、各個別データに
応じた個別属性ファイルを作成するのである。具体的に
は、図10に示すカラー印刷カード用個別データについ
ては、図12に示すようなカラー印刷カード用個別属性
ファイルが作成され、図11に示すフォームプリント用
個別データについては、図13に示すようなフォームプ
リント用個別属性ファイルが作成される。これらの個別
属性ファイルは、もとの属性ファイルの中から、個別デ
ータに含まれているフィールドについてのものだけを抽
出し、かつ、発行属性を省略したものである。具体的に
は、図12に示すカラー印刷カード用個別属性ファイル
では、会員番号を示す第1フィールド部、氏名を示す
第2フィールド、顔写真を示す第4フィールド、だ
けが含まれており、図13に示すフォームプリント用個
別属性ファイルでは、氏名を示す第2フィールドおよ
び住所を示す第3フィールド、だけが含まれており、
しかも、「system:…」なる発行属性は省略され
ている。
【0037】続いて、ステップS37において、各発行
処理システムに、個別データと個別属性ファイルとを転
送する処理が行われる。すなわち、一方では、図10に
示すカラー印刷カード用個別データと図12に示すカラ
ー印刷カード用個別属性ファイルとが、ネットワーク1
00を介して、カラー印刷カード発行処理システム20
に配給され、図2(a) に示すような会員証の発行処理が
行われる。また、他方では、図11に示すフォームプリ
ント用個別データと図13に示すフォームプリント用個
別属性ファイルとが、ネットワーク100を介して、フ
ォームプリント発行処理システム40に配給され、図2
(b) に示すような台紙の発行処理が行われる。
【0038】以上のような手順によれば、入稿データを
個人情報配給装置50において一元的に取り込み、一元
的に検証を行い、これを各発行処理システムに配給する
ことができる。また、図4に示す手順において、ステッ
プS10の入稿データ登録処理では、属性の設定などの
入力作業を行う必要があるが、ステップS20の検証処
理およびステップS30の配給処理は、ステップS10
で設定した属性に基いて自動的に行うことができるた
め、全体的な作業効率は向上することになる。
【0039】最後に、本発明を適用することによって得
られる付加的なメリットを述べておく。まず第1のメリ
ットは、外字の取り扱いを一元化できるという点であ
る。氏名や住所などの個人情報の中には、各発行処理シ
ステム内に装備されていない外字を必要とするものがあ
るが、本発明を適用したシステムでは、従来のように、
個々の発行処理システム内に別個に外字を用意する必要
はなく、個人情報配給装置50内に一元的に外字を用意
しておき、この外字を各発行処理システムに配給して利
用するようにできる。また、第2のメリットは、個人情
報の発行履歴を一元的に管理できるという点である。す
なわち、本発明を適用したシステムでは、各個人個人に
対して、どの形態のカード(ICカード、カラー印刷カ
ード、エンボスカード)をこれまでに発行したか、とい
う発行履歴を、個人情報配給装置50内に残すことがで
きる。具体的には、個人情報配給装置50からネットワ
ーク100を介してどのようなデータを各発行処理シス
テムに配給したかを記録として残しておけばよい。この
ように一元管理された発行履歴は、ダイレクトメールを
送付するような通信販売事業など、種々の事業を展開す
る上で貴重な個人情報となる。
【0040】以上、本発明を図示する実施例に基いて説
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、この他にも種々の態様で実施可能である。特に、図
1に示したシステムのハードウエア構成は、一例として
開示したものであり、本発明の主題となる入稿データの
登録処理、検証処理、配給処理を行うことができるシス
テムであれば、どのようなハードウエア構成をとっても
かまわない。
【0041】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係る個人情報を配
給する装置によれば、個人情報を一元的に入稿して検証
した後に、各発行処理システムにこれを振り分けること
ができるため、個人情報記録媒体を発行する複数のシス
テムに、効率的に個人情報を配給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る個人情報配給装置およ
びこれを適用した発行処理システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のシステムを用いて発行する会員証および
郵送用台紙の一例を示す図である。
【図3】図2に示す会員証および台紙を発行するために
用意された入稿データの一例を示す図である。
【図4】図1のシステムにおける個人情報配給装置50
の全体的な処理作業を説明する図である。
【図5】図4に示すステップS10の入稿データ登録処
理の詳細な作業内容を示す図である。
【図6】図5のステップS12において作成される管理
ファイルの一例を示す図である。
【図7】図5のステップS14において作成される属性
ファイルの一例を示す図である。
【図8】図4に示すステップS20の入稿データ検証処
理の詳細な作業内容を示す図である。
【図9】図4に示すステップS30の入稿データ配給処
理の詳細な作業内容を示す図である。
【図10】図9に示すステップS34において、図3の
入稿データに基いて作成されるカラー印刷カード用個別
データの一例を示す図である。
【図11】図9に示すステップS34において、図3の
入稿データに基いて作成されるフォームプリント用個別
データの一例を示す図である。
【図12】図9に示すステップS36において、図7の
属性ファイルに基いて作成されるカラー印刷カード用属
性ファイルの一例を示す図である。
【図13】図9に示すステップS36において、図7の
属性ファイルに基いて作成されるフォームプリント用属
性ファイルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1…カラー印刷カード(会員証) 2…フォームプリント(台紙) 10…ICカード発行処理システム 11…本体部 12…ディスプレイ部 13…ICカード用リーダライタ装置 20…カラー印刷カード発行処理システム 21…本体部 22…ディスプレイ部 23…カード用印刷装置 30…エンボスカード発行処理システム 31…本体部 32…ディスプレイ部 33…エンボス加工装置 40…フォームプリント発行処理システム 41…本体部 42…ディスプレイ部 43…プリンタ 50…個人情報配給装置 51…配給装置本体部 52…ディスプレイ部 53…指示入力装置(マウス・キーボード) 54…データ記憶装置(ハードディスク) 55…データ入稿装置 55a…磁気テープリーダ 55b…フロッピディスクドライブ 55c…オンラインインターフェイス 100…ネットワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の媒体に個人情報を記録して個人情
    報記録媒体を発行する発行処理システムに対して、個人
    情報を配給する装置であって、 複数の発行処理システムに接続されたネットワークと、 このネットワークに接続された配給装置本体と、 この配給装置本体に対して指示入力を与えるための指示
    入力装置と、 複数のフィールドから構成される1レコードを、1個人
    分の情報を表わすデータとして、外部から入稿するデー
    タ入稿装置と、 このデータ入稿装置から入稿されたデータを記憶するデ
    ータ記憶装置と、 を備え、 前記配給装置本体は、 前記データ入稿装置を用いて外部からデータを入稿し、
    この入稿したデータのレコードを構成する各フィールド
    ごとに、そのフィールドに所属するデータの表現形態を
    示す形態属性と、そのフィールドに所属するデータを用
    いて発行処理を行う発行処理システムを特定する発行属
    性と、を設定する入稿データ登録処理と、 入稿したデータについて、各フィールドごとに前記形態
    属性に適しているか否かを検証する入稿データ検証処理
    と、 入稿したデータについて、各フィールドごとに前記発行
    属性に基いて振り分けを行い、個々の発行処理システム
    に配給するための個別データを生成し、この個別データ
    を前記ネットワークを介して個々の発行処理システムに
    配給する入稿データ配給処理と、 を行う機能を有することを特徴とする個人情報記録媒体
    を発行するシステムに個人情報を配給する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の個人情報を配給する装
    置において、 形態属性として、データが文字情報であるのか画像情報
    であるのかを示す属性を用い、更に、データが文字情報
    である場合には、1バイト文字であるのか2バイト文字
    であるのかを示す属性を用いることを特徴とする個人情
    報記録媒体を発行するシステムに個人情報を配給する装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の個人情報を配給する装
    置において、 配給装置本体が行う入稿データ配給処理として、個々の
    発行処理システムに配給する個別データについての形態
    属性を示す個別属性を生成し、この個別属性を個別デー
    タとともにネットワークを介して個々の発行処理システ
    ムに配給する処理を付加したことを特徴とする個人情報
    記録媒体を発行するシステムに個人情報を配給する装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8217151B2 (en) 2002-06-19 2012-07-10 Dsm Ip Assets B.V. Pasteurisation process for microbial cells and microbial oil
US8301300B2 (en) 1996-04-15 2012-10-30 Card Technology Corporation System and method for smart card personalization

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