JP2000107701A - 媒体送付データ作成システム及び送付物 - Google Patents

媒体送付データ作成システム及び送付物

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JP2000107701A
JP2000107701A JP10286716A JP28671698A JP2000107701A JP 2000107701 A JP2000107701 A JP 2000107701A JP 10286716 A JP10286716 A JP 10286716A JP 28671698 A JP28671698 A JP 28671698A JP 2000107701 A JP2000107701 A JP 2000107701A
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JP10286716A
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Takaaki Fujiyoshi
高彰 藤吉
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の媒体をまとめて1カ所へ送付する場合
に、媒体のマッチングを容易に行うことができ、大量処
理に適する媒体送付データ作成システム及び第三者に個
人識別情報の漏洩する可能性の少ない送付物を提供す
る。 【解決手段】 複数の媒体70をまとめて1カ所へ送付
するデータを作成する媒体送付データ作成システムであ
って、システム中に入力されているマスターデータbの
各レコードに、そのレコード中の一部のフィールドを媒
体70と対応づけるためのマッチング情報として設定す
るマッチング情報設定部21と、前記マスターデータの
各レコードを媒体70の発送順にソートするソート部2
1と、ソート部21でソートしたマスターデータbに基
づいて、レコード合成を行うレコード合成部21と、レ
コード合成部21で合成したマスターデータbに基づい
て、発行仕様を設定する発行仕様設定部22とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレジットカード
の家族会員カードのような複数の媒体をまとめて1カ所
へ送付するデータを作成する媒体送付データ作成システ
ム及び送付物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、クレジットカード等の媒体を
送付台紙等に保持して送付する方法として、以下のよう
なものが知られている。 (1) 個々の媒体及び送付台紙の印刷・発行処理を平
行して行い、各々の媒体及び送付台紙に印刷されたマッ
チング情報(主に、会員番号等の個人識別情報を利用す
ることが多い。)を機械的又は手作業で読み取りながら
マッチングして、1通の郵便物にする方法。 (2) 1つの装置の中(インライン)で媒体及び送付
台紙を印刷・発行・マッチングできるシステムを使用す
る方法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した各々
の媒体のマッチング情報を読み取りながらマッチングす
る方法では、作業に時間がかかってしまい、大量処理に
は適さない。また、マッチング情報として、会員番号等
を利用することが多いので、送付台紙より、第三者に会
員番号が漏れてしまう可能性があった。
【0004】インライン装置で処理する方法では、マッ
チング後に機械的な検証を行うことができず、また、マ
ッチング情報が印字されないので目視で検証を行うこと
ができないため、検査や再発行時の対応が難しかった。
また、インライン装置の中には、マッチング情報を送付
台紙に印字して目視可能にしているものもあるが、マッ
チング情報を媒体ごとにセットしなければならないの
で、1枚の送付台紙に対して複数の媒体をマッチングさ
せるときは、媒体数だけマッチング情報を送付台紙に印
字しなければならないため、広いマッチング情報印字ス
ペースが必要であった。さらに、マッチング情報を印字
していても、機械的に処理できない場合には、人がマッ
チングリストなどの第3の情報を参照しながらマッチン
グしなければならない。さらにまた、マッチング情報と
して、会員番号を利用していると、送付台紙から第三者
に会員番号が漏洩する可能性がある。
【0005】本発明の課題は、複数の媒体をまとめて1
カ所へ送付する場合に、媒体のマッチングを容易に行う
ことができ、大量処理に適する媒体送付データ作成シス
テム及び第三者に個人識別情報の漏洩する可能性の少な
い送付物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。前記
課題を解決するために、請求項1の発明は、複数の媒体
(70)をまとめて1カ所へ送付するデータを作成する
媒体送付データ作成システムであって、システム中に入
力されているマスターデータbの各レコードに、そのレ
コード中の一部のフィールドを媒体(70)と対応づけ
るためのマッチング情報として設定するマッチング情報
設定部(21)と、前記マスターデータの各レコードを
媒体(70)の発送順にソートするソート部(21)
と、ソート部(21)でソートしたマスターデータbに
基づいて、レコード合成を行うレコード合成部(21)
と、レコード合成部(21)で合成したマスターデータ
bに基づいて、発行仕様を設定する発行仕様設定部(2
2)とを有することを特徴とする媒体送付データ作成シ
ステムである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の媒体
送付データ作成システムにおいて、ソート部(21)で
ソートした各レコードに、そのレコードと無関係な媒体
管理番号を付番する媒体番号付番部(21)をさらに有
することを特徴とする媒体送付データ作成システムであ
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の媒体送付データ作成システムにおいて、前記レ
コード合成部で合成したマスターデータbに、そのマス
ターデータbと無関係な送付管理番号を付番する送付番
号付番部(21)をさらに有することを特徴とする媒体
送付データ作成システムである。
【0009】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
に記載の媒体送付データ作成システムにおいて、前記媒
体管理番号及び/又は前記送付管理番号に基づいて、媒
体(70)を再発行する再発行データ特定部(21)を
さらに有することを特徴とする媒体送付データ作成シス
テムである。
【0010】請求項5の発明は、請求項2又は請求項3
に記載の媒体送付データ作成システムを使用して作製す
る送付物であって、前記媒体管理番号及び/又は前記送
付管理番号を有することを特徴とする送付物である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照して、本発
明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による媒体送付データ
作成システムを使用する媒体発送装置の実施形態を示す
図である。実施形態の媒体発送装置1は、仕様検索登録
部署10と、データ作成部署20と、カード発行部署3
0などのカード発行に必要な各部がバスライン41,4
2などを介して、ネットワーク40化されており、依頼
先システム50とも、入稿から発行までの仕様データa
や個人データなどのマスタデータbなどがオンラインで
接続されている。なお、仕様データaやマスタデータb
は、MTやFDなどの媒体によって受け渡ししてもよ
い。各部署の役割は、以下の通りである。
【0012】仕様検索登録部署10は、仕様検索部11
と仕様登録部12とを備える。仕様検索部11は、登録
済みの処理仕様を検索して、参照する部分であり、発行
依頼先からの問い合わせや変更依頼などに対して迅速に
対応できる。この仕様検索部11は、例えば、仕様を管
理する番号(業務ID)に基づいて、発行仕様の内容を
検索することができる。また、後述するエンボス/エン
コード部31、カラー印刷部32、IC発行部33、送
付台紙プリント部34の発行仕様や業務の一覧などを検
索し、該当する業務IDやその登録内容を参照すること
ができる。
【0013】仕様登録部12は、入稿から発行までの発
行依頼先から依頼された仕様データaを入稿部21や発
行データ作成部22に登録する部分である。この仕様登
録部12は、登録済みの仕様に対する変更や削除等を行
うことができる。ただし、入稿部21や発行データ作成
部22で処理中の仕様に対しては、変更できないなどの
排他機能がある。
【0014】仕様登録部12の登録内容は、以下の仕様
が挙げられる。 (1) 文字コード体系などのファイルレイアウト仕様
(例えば、1〜30バイト,JISコード) (2) データ値の検証などの検証仕様(例えば、21
〜22バイト,10以上99以下) (3) 任意の条件を満たすレコードのみを抽出できる
ファイル編集仕様(可変情報抽出機能,ファイル合成機
能,共通情報付加機能が含まれる) (4) フィールドデータにチェックデジット演算を施
すなどのフィールド編集仕様(例えば、カンマ編集[1
000→1,000]、様付き編集[大日本 花子→大
日本 花子 様]) (5) エンボスデータなどをカードに印字するための
位置や文字の大きさなどのカード加工仕様(例えば、入
稿フィールドNo.1[カード会員No.]を、X=1
0mm,Y=15mmの位置から、10cpiフォント
で印字) (6) カード加工仕様に基づいて、カード上のレイア
ウトイメージを表示できるプレビュー機能 (7) マスターデータの各レコード中の所定のフィー
ルドをマッチング情報として設定するマッチング情報設
定仕様 (8) マスターデータを所定の条件でソートするソー
ト仕様 (9) ソートしたマスターデータに基づいて、マスタ
ーデータのレコード合成を行うレコード合成仕様 (10) レコード合成を行ったマスターデータに基づ
いて、送付台紙の発行仕様を設定する台紙発行仕様 (11) マスターデータに、新規な管理番号を付する
付番仕様 (12) 管理番号に基づいて、再発行を行う再発行機
【0015】データ作成部署20は、入稿部21と、発
行データ作成部22と、データベース23と、発行管理
部24などを備えている。入稿部21は、仕様登録部1
2によって登録された入稿仕様や発行仕様に基づいて、
発行依頼先から入稿されるマスタデータbに対し、前処
理を施して、発行に必要な校了データcを作成する部分
である。ここで、前処理とは、文字コードの検証、デー
タ値の検証、文字コード変換、条件抽出、ファイル編集
(後述する(2)可変情報抽出機能、(3)ファイル合
成機能、(4)共通情報付加機能など)等である。この
入稿部21は、校了データcに基づいて、カード発行部
署30の各部31,32,33,34向けに振り分けデ
ータdを作成する。
【0016】入稿部21は、(1)データ検証機能、
(2)可変情報抽出機能、(3)ファイル合成機能、
(4)共通情報付加機能、(5)振り分け機能、(6)
マッチング情報設定機能、(7)ソート機能、(8)レ
コード合成機能、(9)付番機能、(10)再発行機能
などを備えており、仕様登録部12は、各機能条件を設
定登録する。尚、(1)データ検証機能は、仕様登録部
12の(2)検証仕様と関連する。 (2)可変情報抽出機能、(3)ファイル合成機能及び
(4)共通情報付加機能は、仕様登録部12の(3)フ
ァイル編集仕様と関連する。 (5)振り分け機能は、仕様登録部12の(5)カード
加工仕様と関連し、カード発行部署30の各部31〜3
4に必要な入稿データ(フィールド)がなんであるのか
を知り、入稿データから必要なデータ(フィールド)の
みを抽出する。 (6)マッチング情報設定機能は、仕様登録部12の
(7)マッチング情報設定仕様と関連する。 (7)ソート機能は、仕様登録部12の(8)ソート仕
様と関連する。 (8)レコード合成機能は、仕様登録部12の(9)レ
コード合成仕様と関連する。 (9)付番機能は、仕様登録部12の(11)付番仕様
と関連する。 (10)再発行機能は、仕様登録部12の(12)再発
行機能と関連する。
【0017】発行データ作成部22は、振り分けデータ
dに、カード発行部署30の各部31〜34向けにカン
マ編集など必要なフィールド編集を施す部分である。ま
た、発行データ作成部22は、カード発行部署30の各
部の固有の発行データフォーマットを有する発行データ
eに変換する。この発行データeは、ネットワーク40
(又は媒体)を介し、各カード発行部署30の各部31
〜34に転送される。さらに、発行データ作成部22
は、リスト印字仕様に基づいて、検査リストfを作成す
ることができる。
【0018】発行データ作成部22は、(1)フィール
ド編集機能、(2)発行データ変換機能、(3)検査リ
スト出力機能などを備えており、仕様登録部12は、各
機能条件を設定登録することができる。なお、(1)フ
ィールド編集機能は、仕様登録部12の(4)フィール
ド編集仕様に関連し、ここで、実際に振り分けられたデ
ータに対して、フィールド編集を行う。 (2)発行データ変換機能は、仕様登録部12の(5)
カード加工仕様及び(10)台紙発行仕様に関連し、カ
ード発行部署30の各部31〜34の固有のフォーマッ
トに変換する。 (3)検査リスト出力機能は、仕様登録部12の(2)
検証仕様及び(3)ファイル編集仕様と関連し、例え
ば、範囲チェックに対して、NGとなった入稿データの
レコードリスト、1対1の合成条件に適合しない入稿デ
ータのレコードリストなどを出力することができる。
【0019】発行管理部24は、業務毎の進渉状況及び
発行状況を管理する部分である。この発行管理部24
は、発行現場でチェックリストなどのリストに代わる情
報を、モニタ表示して、確認することができる。また、
発行管理部24は、業務毎及びカード発行部署30の各
部31〜34毎に作成された発行データeを管理する。
この発行管理部24、カード発行部署30の各部や検査
装置から送信される発行/検査履歴データgを管理す
る。
【0020】データベース23は、業務データベース2
3a,入稿管理データベース23b,発行管理データベ
ース23cなどを備えている。業務データベース23a
は、仕様登録部12の(1)ファイルレイアウト仕様、
(2)検証仕様、(3)ファイル編集仕様、(4)フィ
ールド編集仕様、(5)カード加工仕様、(6)プレビ
ュー機能、(7)マッチング情報仕様、(8)ソート仕
様、(9)レコード合成仕様、(10)台紙発行仕様、
(11)付番仕様、(12)再発行機能の全ての仕様を
管理するデータベースである。入稿管理データベース2
3bは、業務ID毎に、入稿部21で入稿された履歴情
報のデータベースである。例えば、いつ、どの業務ID
のデータが、何件(又は容量)入稿されたか、などであ
る。発行管理データベース23cは、カード発行部署3
0によって発行された発行履歴情報のデータベースであ
る。例えば、いつ、どの業務IDの何番目のデータ(又
はJOB)を発行したのか、などである。入稿管理デー
タベース23b,発行管理データベース23cは、発行
管理部24で使用する。
【0021】カード発行部署30は、エンボス/エンコ
ード部31と、カラー印刷部32と、IC発行部33
と、送付台紙プリント部34などを備えている。エンボ
ス/エンコード部31は、カード表面に名前、番号、有
効期限などのエンボスを形成したり、磁気ストライプに
情報をエンコードする部分である。カラー印刷部32
は、カード上に氏名や顔写真などのカラー印刷を施す部
分である。IC発行部33は、ICモジュールに個人デ
ータを書き込む部分である。送付台紙プリント部34
は、カード70の送付に使用する送付台紙80を印刷す
る部分である。この他にも、各部の処理結果を検査する
検査装置などが配置されている。
【0022】マッチング処理部60は、エンコード等し
たカード70と、宛名等を印刷した送付台紙80をマッ
チングする部分である。カード70が送付順に並んでい
るので、迅速にマッチング処理を行うことができる。
【0023】次に、実際に仕様を登録し、入稿データ
(仕様データa,マスタデータb)を発行データeに変
換するまでの処理ステップを説明する。各仕様は、業務
IDによって一元的に管理されている。図2は、媒体発
送装置全体の動作を示す流れ図、図3は、カード及び送
付台紙の発行処理を示す図、図4は、カード及び送付台
紙のマッチング処理を示す図である。
【0024】S110では、入稿・発行仕様の登録をす
る。すなわち、入稿される全てのファイルレイアウトを
登録する。また、複数の異なったレイアウトを有するフ
ァイルが入稿される場合は、ファイルNo.を付けて、
各々登録する。
【0025】S120では、検証・編集内容を登録す
る。すなわち、検証条件又は編集条件を登録する。例え
ば、ファイルNo.1の第1フィールドの1バイト目が
B’orC’のレコードを抽出する可変情報抽出条件を
登録し、もし、条件にあうレコードが存在しない場合
は、処理を中止し、その旨をリストに印刷することも設
定する。
【0026】S130では、振り分け条件を設定する。
例えば、振り分け機能(ここでは、振り分け機能をカー
ド加工仕様の一部として設定している)を設定し、エン
ボス加工用には、第2,3フィールド(V Seq.=
2,3)を振り分ける。また、カラー印刷加工用にも、
第2,3フィールド(V Seq.=2,3)を振り分
けるように設定する。振り分け可能なフィールドが少な
い場合には、各加工仕様ごとに振り分ける必要はなく、
同一フォーマットのファイルを、共通の振り分けデータ
として登録することもできる。
【0027】S140では、カード加工仕様を登録す
る。振り分けデータのファイルレイアウトをもとに、各
加工内容又は発行システムごとに、その仕様を登録す
る。例えば、加工内容が「エンボス(EB)」と「カラ
ー印刷」を登録する。
【0028】エンボス(EB)仕様は、振り分けデータ
のV Seq.=2,3をカード上のどの位置にどのよ
うなフォントで印字するのかを設定している。このと
き、各印字項目毎に必要な編集(チェックデジット付加
や年月日表示)を設定する。
【0029】カラー印刷仕様は、同様に、振り分けデー
タのV Seq.=2,3をカード上のどの位置にどの
ようなフォントで印字するのかを設定している。振り分
けデータとは別に、固定データ(F 1)として全ての
カードに印字するように設定する。また、別の手段から
入力される顔画像データをどの位置に印字するのかも設
定する。
【0030】設定結果は、プレビュー機能を用いて、カ
ード上のレイアウトイメージを表示して、内容を確認す
ることができる。しかも、プレビュー画面上の各印字項
目(オブジェクト)をドラッグして、移動せることによ
り、位置設定値を変更することができる。なお、S13
0,S140は、便宜上別のステップとして説明した
が、登録仕様に相当し、1つのステップと考えることが
できる。
【0031】S150では、仕様データaとマスタデー
タbを入稿して、S160,S170では、発行データ
eを作成する。すなわち、入稿データ(仕様データa,
マスタデータb)を、検証条件にしたがって検証する。
また、同時に編集が必要な場合には、ファイル編集を行
い、入稿データを校了する(校了データc)。校了デー
タcは、各システム向けに必要なフィールドのみ振り分
けられる(振り分けデータd)。振り分けデータdは、
カード加工仕様及び台紙発行仕様に基づいて、発行デー
タeに変換される。発行データeの作成が完了すると、
その作成履歴データhが発行管理部24に登録される。
【0032】S180では、カード及び送付台紙の加工
を行う。カード発行部署30は、発行管理部24から発
行データeの作成が完了しているのか確認する。完了し
ていれば、発行データeをもとに、カード70上に、エ
ンボス/エンコード部31によってエンボスを施し、カ
ラー印刷部32によってカラー印刷を施す。また、送付
台紙80上に、送付台紙プリント部34により、宛名印
刷を施す(図3)。この場合において、カード70は、
後述のカードSEQ順に発行する。送付台紙80は、後
述の台紙SEQ順に印刷する。なお、送付台紙80に
は、カード送付枚数、台紙SEQ及びカードSEQが印
刷されており、会員番号及びそれに関連する番号は一切
印刷されていない。また、いつ、どの業務の何番のカー
ドを発行したのかなどの発行履歴データg1を発行管理
部24に登録する。さらに、発行管理部24から検査に
必要な情報を取得し、品質や序列を検査し、その検査履
歴データg2を発行管理部24に登録する。
【0033】S190では、カード70と送付台紙80
のマッチング処理を行う。すなわち、エンボス等を施し
たカード70を、宛名印刷した送付台紙80にセットす
る(図4)。なお、図4中、(A)は、台紙発行仕様
(印字レイアウト)を示す図であり、(B)は、印字例
を示す図である。この場合において、マッチング装置
が、カードSEQと送付枚数とを読み込んで、送付台紙
80にセットする先頭のカードSEQと末尾のカードS
EQを割り出し、マッチング処理を行う。
【0034】図5は、本発明による媒体送付データ作成
システムの発送データの作成処理を示す流れ図、図6〜
10は、作成する媒体発送データを示す図である。
【0035】S170では、マスターデータbがレコー
ドNo.順に並んでいる(図6)。
【0036】S171では、マスターデータbをソート
し、発行序列を決定する(図7)。この場合において、
住所を第1ソートキーとして、一致したものを抽出した
うえで、会員番号を第2ソートキーとして、昇順に並び
替える。なお、住所が同一のレコードの中で、会員番号
が最小のものを合成元レコード(親レコード)、他のも
のを合成レコード(子レコード)として、後述のように
合成を行う。また、住所が同じもの毎に、送付枚数を設
定する。
【0037】S172では、発行順に並んだレコード毎
に、カード管理番号(カードSEQ)を付番して、カー
ド用の発行データeを作成する(図8)。この場合にお
いて、発行順に並んだレコードの順に、カードSEQを
昇順に付番する。なお、このカードSEQは、前述のよ
うに、カード70を発行する際の順序付けに、利用され
る。
【0038】S173では、送付台紙用データを作成す
る(図9)。すなわち、合成元レコード(親レコード)
を筆頭として、合成レコード(子レコード)を抽出・合
成フィールドに合成する。なお、この場合において、レ
コードNo.は、合成元レコード(親レコード)のもの
である。
【0039】S174では、送付台紙用データに、台紙
管理番号(台紙SEQ)及びカード管理番号(カードS
EQ)を付番して、送付台紙用の発行データeを作成す
る(図10)。この場合において、送付台紙用データの
順に、台紙SEQを昇順に付番する。また、カードSE
Qは、合成元レコード(親レコード)のものを付番す
る。なお、この台紙SEQは、前述のように、送付台紙
80を印刷する際の順序付けに、利用される。
【0040】S175で、メインプログラムに戻る。
【0041】図11は、カードの再発行を行う際のカー
ド特定方法を説明する図である。カード再発行の必要が
発生したときは、送付台紙80に印字された台紙SEQ
を確認し、台紙SEQに基づいて再発行指示を行う。こ
のように、台紙SEQを指示すれば、カレントカードS
EQと後のカードSEQより、再発行対象のカードSE
Qを特定することができ、カード再発行を容易に行うこ
とができる。
【0042】本実施形態によれば、入稿部21は、マッ
チング情報設定機能、ソート機能、レコード合成機能を
有し、発行データ作成部22は、発行データ変換機能を
有するので、複数の媒体を1カ所へ送付するためのデー
タを容易に作成することができる。また、入稿部21
は、台紙管理番号及びカード管理番号を付番するので、
台紙及びカードの管理が容易にでき、再発行も簡単であ
る。さらに、送付台紙80は、会員番号等の個人識別情
報やそれに関連する情報を有さないので、個人識別情報
の漏洩する恐れがない。
【0043】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。実施形態では、宛
先や管理番号を送付台紙に印字していたが、封筒等に直
接印字したり、宛先シールに印字してもよい。印字内容
は、個人識別情報等に関連する情報を含まないので、第
三者に目視されても、何ら問題ないからである。
【0044】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、マッチング情報設定部、ソート部、レコ
ード合成部、発行仕様設定部を有するので、複数の媒体
を1カ所へ送付することが容易にできる。
【0045】請求項2の発明によれば、媒体管理番号を
付番するので、媒体の管理が容易である。
【0046】請求項3の発明によれば、送付管理番号を
付番するので、送付物の管理が容易である。
【0047】請求項4の発明によれば、再発行データ特
定部を有するので、媒体を迅速に簡単に再発行すること
ができる。
【0048】請求項5の発明によれば、個人識別情報を
含むマスターデータとは無関係な媒体管理番号及び/又
は送付管理番号を有するので、個人識別情報の漏洩を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による媒体送付データ作成システムを使
用する媒体発送装置の実施形態を示す図である。
【図2】媒体発送装置全体の動作を示す流れ図である。
【図3】カード及び送付台紙の発行処理を示す図であ
る。
【図4】カード及び送付台紙のマッチング処理を示す図
である。
【図5】本発明による媒体送付データ作成システムの発
送データの作成処理を示す流れ図である。
【図6】本発明による媒体送付データ作成システムが作
成する媒体発送データを示す図である。
【図7】本発明による媒体送付データ作成システムが作
成する媒体発送データを示す図である。
【図8】本発明による媒体送付データ作成システムが作
成する媒体発送データを示す図である。
【図9】本発明による媒体送付データ作成システムが作
成する媒体発送データを示す図である。
【図10】本発明による媒体送付データ作成システムが
作成する媒体発送データを示す図である。
【図11】カードの再発行を行う際のカード特定方法を
説明する図である。
【符号の説明】
1 媒体発送装置 10 仕様検索登録部署 11 仕様検索部 12 仕様登録部 20 データ作成部署 21 入稿部 22 発行データ作成部 23 データベース 23a 業務データベース 23b 入稿管理データベース 23c 発行管理データベース 24 発行管理部 30 カード発行部署 31 エンボス/エンコード部 32 カラー印刷部 33 IC発行部 34 送付台紙プリント部 40 ネットワーク 41,42 バスライン 50 依頼先システム 60 マッチング処理部 70 カード 80 送付台紙 a 仕様データ b マスタデータ c 校了データ d 振り分けデータ e 発行データ f 検査リスト g1 発行履歴データ g2 検査履歴データ h 作成履歴データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の媒体をまとめて1カ所へ送付する
    データを作成する媒体送付データ作成システムであっ
    て、 システム中に入力されているマスターデータの各レコー
    ドに、そのレコード中の一部のフィールドを前記媒体と
    対応づけるためのマッチング情報として設定するマッチ
    ング情報設定部と、 前記マスターデータの各レコードを媒体の発送順にソー
    トするソート部と、 前記ソート部でソートしたマスターデータに基づいて、
    レコード合成を行うレコード合成部と、 前記レコード合成部で合成したマスターデータに基づい
    て、発行仕様を設定する発行仕様設定部とを有すること
    を特徴とする媒体送付データ作成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の媒体送付データ作成シ
    ステムにおいて、 前記ソート部でソートした各レコードに、そのレコード
    と無関係な媒体管理番号を付番する媒体番号付番部をさ
    らに有することを特徴とする媒体送付データ作成システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の媒体送付
    データ作成システムにおいて、 前記レコード合成部で合成したマスターデータに、その
    マスターデータと無関係な送付管理番号を付番する送付
    番号付番部をさらに有することを特徴とする媒体送付デ
    ータ作成システム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の媒体送付
    データ作成システムにおいて、 前記媒体管理番号及び/又は前記送付管理番号に基づい
    て、前記媒体を再発行する再発行データ特定部をさらに
    有することを特徴とする媒体送付データ作成システム。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載の媒体送付
    データ作成システムを使用して作製する送付物であっ
    て、 前記媒体管理番号及び/又は前記送付管理番号を有する
    ことを特徴とする送付物。
JP10286716A 1998-10-08 1998-10-08 媒体送付データ作成システム及び送付物 Pending JP2000107701A (ja)

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