JPH1063474A - 小型拡声器および情報処理装置 - Google Patents

小型拡声器および情報処理装置

Info

Publication number
JPH1063474A
JPH1063474A JP8217043A JP21704396A JPH1063474A JP H1063474 A JPH1063474 A JP H1063474A JP 8217043 A JP8217043 A JP 8217043A JP 21704396 A JP21704396 A JP 21704396A JP H1063474 A JPH1063474 A JP H1063474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
speaker
loudspeaker
small
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8217043A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumito Takei
文人 竹井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8217043A priority Critical patent/JPH1063474A/ja
Publication of JPH1063474A publication Critical patent/JPH1063474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音響情報が聴き取り易い操作性の良好な情報
処理装置を提供する。 【解決手段】 操作主面21aにキーボード24が配列
された装置筐体21と、ディスプレイ23を支持するデ
ィスプレイ筐体22とを含む小型の情報処理装置におい
て、装置筐体21の左右の主側面21bおよび主側面2
1cの各々に、カバー1、ヒンジ2、拡声器4、スピー
カ筐体4a等からなり、当該主側面21b、21c内に
引込み可能な一対の小型拡声器Sを装備し、使用時に
は、スピーカ筐体4aおよび拡声器4を操作者に正面に
向き合うように引き出し、不使用時には、スピーカ筐体
4a、拡声器4を主側面21bおよび主側面21cの各
々の内部に畳込む構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型拡声器および
情報処理装置に関し、特に、比較的小型の情報処理機器
に設置される小型拡声器等に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、最近の携帯型情報端末等の小
型電子計算機では、取り扱う情報の多様化等に対応すべ
く、従来の文字や画像情報の表示出力に加えて、音響情
報の出力性能や品質も重要な装置仕様の一つとなってき
ている。
【0003】このような小型電子計算機における小型拡
声器は、従来、内蔵型が一般的であり、本体部の左右両
側に設置されている。図13は考えられる従来の小型拡
声器を具備した小型電子計算機の一例を示す斜視図であ
る。小型電子計算機を操作する際に、図示しないキーボ
ード101が配置された本体100からディスプレイ1
02を開く。小型拡声器103は、本体100における
キーボード101の配列面の一部に固定されており、常
に本体100の取り付け面に対して垂直上方を向いてい
る。
【0004】また、他の従来技術としては、たとえば特
開平5−324124号公報に開示される技術が知られ
ている。この技術では、液晶ディスプレイ等の表示手段
の上端両側に、観音開きの一対のスピーカーを配置し、
収納時に、表示手段に対して本体ケースとともに畳み込
まれるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の図13に例示さ
れた構成の小型電子計算機では、操作する際に小型拡声
器103より発生する音声の伝播方向は本体100の垂
直上方となるため、本体100に対して傾斜したディス
プレイ102に正面に向き合う姿勢の操作者からは逸れ
ることとなり、小型拡声器103から発生する音声等が
聞き取りにくく、誤操作を招きやすいとともに、音質も
劣化しやすい、という技術的課題があった。また、小型
拡声器103は本体100の上面に垂直上向に配置され
ているため、長期間放置すると、徐々に環境空間の異物
等が侵入して目詰まりを起こし、故障の一因になる、と
いう他の技術的課題もある。
【0006】また、後者の従来技術では、観音開きによ
ってスピーカーを操作者に正面に向き合わせることはで
きるものの、スピーカーや音響ケースは、本体ケースや
表示手段の外部に別個に設けられているため、収納時の
設置スペースが比較的大きくなり、情報処理装置の小型
化を阻害する一因になる、という技術的課題がある。
【0007】本発明の目的は、設置スペースの低減と、
操作者による音響情報の聴き取りやすさの向上とを両立
させることが可能な小型拡声器を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、取り付け対象の情報
処理機器の小型化および操作性の向上を実現することが
可能な小型拡声器を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、異物の侵入等による
故障の発生を防止することが可能な小型拡声器を提供す
ることにある。
【0010】本発明の他の目的は、小型拡声器から発生
する音響情報の聴き取りやすさの向上を実現することが
可能な情報処理装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、小型拡声器から発生
する音響情報の聴き取りやすさの向上と、小型化とを両
立させることが可能な情報処理装置を提供することにあ
る。
【0012】本発明の他の目的は、異物の侵入等に起因
する小型拡声器の故障を防止して、動作の耐久性や信頼
性を向上させることが可能な情報処理装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の小型拡声器は、
スピーカ部と、このスピーカ部を支持するスピーカ筐体
と、スピーカ筐体を取り付け主面に変位自在に接続する
接続構造とを含み、スピーカ部およびスピーカ筐体の、
取り付け主面からの突出動作および取り付け主面の内部
への収納動作が行われるようにしたものである。
【0014】また、本発明の情報処理装置は、筐体の少
なくとも一主面に、当該主面内に引込み可能な小型拡声
器を備えたものである。より具体的には、たとえば、ダ
ブルヒンジで連結された樹脂製のケースと、薄型の拡声
器と、スライド部より構成された起立収納型の小型拡声
器を、たとえば折り畳み可能な装置およびディスプレイ
筐体からなる情報処理装置における装置筐体の上面また
は両側面の左右二箇所に設置したものである。
【0015】情報処理装置を使用する時に、ディスプレ
イ筐体を開けると、装置筐体側の上部左右二箇所に設置
された小型拡声器が起立して、操作者側に向く。使用終
了後は、ディスプレイ筐体をたたむと同時に小型拡声器
が装置筐体内に収納される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態である小型拡声器の構成の一例を示す斜視図で
あり、図2は、その側面図、図3は、その断面図であ
る。なお、図1および図2は、本実施の形態の小型拡声
器が起立した状態を示しており、図3は、収納状態を示
している。
【0018】図1に例示されるように、本実施の形態の
小型拡声器Sでは、薄型の拡声器4を支持したスピーカ
筐体4aの上端が樹脂製のカバー1の上端とヒンジ2に
よって揺動自在に連結されている。さらに樹脂製のカバ
ー1の下端はヒンジ3によって、任意の取り付け対象物
の取り付け面10に接続されている。スピーカ筐体4a
の下端は、取り付け面10の収納凹部10a内にヒンジ
3に直交する方向に設けられたスライドレール5に沿っ
て滑動するスライド6が固定されている。
【0019】そして、このような本実施の形態の小型拡
声器Sは、図3に例示された収納状態において、樹脂製
のカバー1のヒンジ2の側を取り付け面10から持ち上
げるように開くと、スライド6がスライドレール5の上
をヒンジ3から遠ざかる方向に滑り、収納凹部10a内
の反対側におけるスライドレール5の突き当たりの位置
で止まり、この時、拡声器4が取り付け面10から突出
して起立した状態になる。
【0020】収納時には、逆に、図1、図2に例示され
た状態から、スライド6をヒンジ3に接近させる方向に
変位させると、カバー1およびスピーカ筐体4aは取り
付け面10の収納凹部10aの内部に徐々に畳み込ま
れ、最後には図3の収納状態となる。
【0021】このような小型拡声器Sによれば、拡声器
4およびスピーカ筐体4aを取り付け面10から突出さ
せて音響情報の聴取者の側に容易に正面に向き合わせる
ことができ、音響情報の聴き取り易さが向上する。ま
た、スピーカ筐体4aの上下両端が、それぞれカバー1
およびスライド6等にて安定に支持された構造であるた
め、スピーカ筐体4aの剛性が大きくなり、拡声器4の
振動が安定し音質も向上する。
【0022】なお、拡声器4を取り付け面10から起立
させる方法としては、上述のように、手動操作に限ら
ず、たとえば、図4に例示される小型拡声器S1のよう
に、カバー1の下面側におけるヒンジ3の近傍に、収納
凹部10aの底部との間にばね7を配置し、このばね7
から常時、カバー1を拡開させる方向に押圧力を作用さ
せることで、カバー1およびスピーカ筐体4a(拡声器
4)が自動的に起立状態に移行する構成としてもよい。
【0023】次に、上述のような小型拡声器Sを装着し
た、たとえば、携帯型の小型の情報処理装置について説
明する。
【0024】図5は、本実施の形態の情報処理装置の構
成の一例を示す斜視図である。本実施の形態の情報処理
装置20は、装置筐体21と、図示しないヒンジを介し
てこの装置筐体21に拡開自在に接続されたディスプレ
イ筐体22と、ディスプレイ筐体22の一主面に設置さ
れた液晶等のディスプレイ23と、装置筐体21の上向
きの操作主面21aに配列されたキーボード24とを含
んでいる。
【0025】ディスプレイ筐体22は、必要に応じて、
図5の拡開状態に展開され、この時、ディスプレイ23
は、図示しない操作者にほぼ正面に向き合う。また不使
用時には、キーボード24が配列された装置筐体21の
操作主面21aと、ディスプレイ23とが重なり合うよ
うに、装置筐体21とディスプレイ筐体22は折り畳ま
れる。
【0026】この場合、装置筐体21の左右両方の主側
面21bおよび主側面21cの各々には、前述の図1〜
図3に例示された構成の小型拡声器Sが装着されてい
る。すなわち、装置筐体21の主側面21bおよび主側
面21cの各々が、図1における取り付け面10に相当
する。
【0027】そして、不使用時には、小型拡声器Sは、
装置筐体21の主側面21bおよび主側面21cの内部
に、スピーカ筐体4aおよび拡声器4が畳み込まれ、カ
バー1にて覆われた状態にて収納され、使用時には、図
5に例示されるように、装置筐体21の主側面21bお
よび主側面21cの各々から、前述の図1および図2に
例示された状態にスピーカ筐体4aおよび拡声器4を起
立させることにより、ディスプレイ23を注視する図示
しない操作者に対して、拡声器4が正面に向き合う状態
となる。そして、装置筐体21の内部に設けられた図示
しない情報処理機構から小型拡声器Sに出力される音響
信号によって拡声器4は振動し、操作者に音声や音楽等
の音響情報が伝達される。
【0028】この時、本実施の形態の情報処理装置20
では、装置筐体21の二つの主側面21bおよび主側面
21cの各々に配置された小型拡声器Sのスピーカ筐体
4aが、取り付け面である当該主側面21bおよび主側
面21cから起立し、拡声器4が図示しない操作者に対
して正面に向き合うので、拡声器4から出力される音響
情報が極めて聴き取りやすくなり、また音質等も向上
し、音響情報の誤認等による誤操作も少なくなり、音響
情報を含めた情報処理装置20の操作性が格段に向上す
る。
【0029】また、不使用時には、前述の図3に例示さ
れるように、装置筐体21の両側の主側面21bおよび
主側面21c(取り付け面10)の各々において、当該
主側面21bおよび主側面21cの内部にスピーカ筐体
4aおよび拡声器4を畳み込み、カバー1にて隠蔽した
状態に収納されるので、装置筐体21の外周には、突起
物等が全くなくなり、設置スペースの削減や情報処理装
置20全体の小型化が可能になるとともに、環境中の異
物が小型拡声器Sの内部に入り込むなどして故障が発生
することが防止され、動作の信頼性が向上する。
【0030】なお、小型拡声器Sの起立動作は、情報処
理装置20の使用開始時に自動的に行わせることも可能
である。一例として、図5に例示されるように、情報処
理装置20の装置筐体21の操作主面21aに、ディス
プレイ筐体22に当接することによって装置筐体21に
対するディスプレイ筐体22の開閉動作を検知するカバ
ーダウンスイッチ25を配置し、このカバーダウンスイ
ッチ25の変位を小型拡声器Sの起立動作に伝達するこ
とで可能である。変位の伝達は、カム等の機械的な方法
でもよく、また、ソレノイド等を用いた電気的な方法で
もよい。
【0031】このように、ディスプレイ筐体22の開閉
動作を検知するカバーダウンスイッチ25と、小型拡声
器Sの起立動作とを連動させることによって、使用開始
時に、直ちに、小型拡声器Sのスピーカ筐体4aおよび
拡声器4が操作者に正面に向き合う状態となり、操作性
は一層向上する。
【0032】小型拡声器Sの配置方法としては、図5に
例示したように、装置筐体21の左右の主側面21bお
よび主側面21cに配置することに限らず、図6の情報
処理装置30に例示されるように、装置筐体21の操作
主面21aの奥の左右両側に配置してもよい。すなわ
ち、図1における取り付け面10は、この場合、装置筐
体21の操作主面21aとなる。なお、図6において、
図5と同じ構成要素は、同一の符号を付し、重複した説
明は割愛する。
【0033】この場合、たとえば図4に例示したよう
に、ばね7を備えた一対の小型拡声器S1を配置し、ば
ね7の付勢力によって、スピーカ筐体4aおよび拡声器
4の起立および収納動作がが、ディスプレイ筐体22の
装置筐体21に対する開閉操作と連動するようにしても
よい。すなわち、小型拡声器S1のカバー1は、ばね7
によって常時、拡開する方向に付勢されているため、デ
ィスプレイ筐体22を装置筐体21の操作主面21aか
ら拡開すると、カバー1は自由状態となってばね7の付
勢力により拡開し、このカバー1の変位に連動して、ス
ピーカ筐体4aおよび拡声器4は図6に例示される起立
状態となり、図示しない操作者に正面に向き合う。
【0034】また、不使用時には、スライド6を奥側に
押し込むとともに、ディスプレイ筐体22を閉じること
により、カバー1は、ディスプレイ筐体22に押圧さ
れ、ばね7の付勢力に抗して、スピーカ筐体4aおよび
拡声器4とともに装置筐体21の操作主面21a内に畳
み込まれる。
【0035】本実施の形態の情報処理装置30において
も、前述の情報処理装置20と同様の効果が得られる。
【0036】(実施の形態2)次に、図7、図8および
図9を参照しながら、本発明の小型拡声器および情報処
理装置の第2の実施の形態について説明する。
【0037】本第2の実施の形態の情報処理装置40
は、装置筐体41と、図示しないヒンジを介してこの装
置筐体41に拡開自在に接続されたディスプレイ筐体4
2と、ディスプレイ筐体42の一主面に設置された液晶
等のディスプレイ43と、装置筐体41の上向きの操作
主面45に配列されたキーボード44とを含んでいる。
【0038】この場合、操作主面45の奥側の左右両端
には、一対の小型拡声器S2が配置されている。この小
型拡声器S2の各々は、操作主面45に刻設された収納
凹部45aの一端にヒンジ50を介して下端が接続され
たスピーカ筐体51と、このスピーカ筐体51の中央部
に配置された薄い板状の拡声器52とで構成されてい
る。収納凹部45aの奥側の、スピーカ筐体51の背面
に当接する縁には、所定の角度のテーパ部45bが形成
されている。
【0039】そして、使用時には、図7および図8に例
示されるように、操作主面45の収納凹部45aからス
ピーカ筐体51を手前側から奥側に引起し、背面側の収
納凹部45aのテーパ部45bに当接させることによ
り、スピーカ筐体51は、ディスプレイ筐体42とほぼ
平行な姿勢で起立し、この時、拡声器52は図示しない
操作者にほぼ正面に向き合う。
【0040】また、ディスプレイ筐体42を装置筐体4
1の操作主面45に重なるように閉じると、スピーカ筐
体51は、背後から当接するディスプレイ筐体42によ
って手前側に押圧され、収納凹部45aの内部に倒れ込
むように畳み込まれて収納される。
【0041】本実施の形態の情報処理装置40および小
型拡声器S2の場合にも、使用時には、一対の拡声器5
2が操作者に正面に向き合うので、音響情報が聞き取り
やすくなる。また、不使用時には、操作主面45の収納
凹部45a内にコンパクトに収納されるので、異物侵入
による誤動作等の防止が可能であるとともに、情報処理
装置40および小型拡声器S2の設置スペースを削減す
ることができる。
【0042】さらに、小型拡声器S2の構成は、スピー
カ筐体51と一つのヒンジ50のみで構成されているの
で、部品点数がより少なくなりコスト低減を実現でき
る。
【0043】次に、図10、図11および図12を参照
しながら、情報処理装置40の変形例である情報処理装
置60について説明する。この図10〜図12の構成の
場合には、キーボード44が、装置筐体41の操作主面
45の上にヒンジ46を介して接続されることにより、
操作者の手前側に拡開可能なキーボード基板47の上に
配置され、複数の小型拡声器S2は、このキーボード基
板47の下側に畳み込まれる構成となっており、小型拡
声器S2の設置に影響されることなく、キーボード44
の配置面積を広く取れるようにしたものである。
【0044】すなわち、不使用時には、図12に例示さ
れるように、操作主面45の収納凹部45a内にスピー
カ筐体51および拡声器52が畳みこまれて収納され、
その上をキーボード基板47が覆い、さらにその上に、
ディスプレイ筐体42が畳こまれている。
【0045】一方、使用時には、まず、ディスプレイ筐
体42を装置筐体41から拡開して奥側に起立させ、次
に、図11に例示されるように、キーボード基板47を
ヒンジ46を支点として手前側に引起した状態で、さら
に、スピーカ筐体51および拡声器52を収納凹部45
a内から引き起こし、奥側に背面がテーパ部45bに当
接する位置まで起立させ、その後、キーボード基板47
を操作主面45の上に戻す。これにより、図10に例示
されるように、キーボード基板47の奥側の縁の左右両
側に形成された一対の逃げ溝48の各々から、一対の小
型拡声器S2の各々のスピーカ筐体51および拡声器5
2が、操作者に対してほぼ正面に向き合う姿勢で起立し
た状態となる。
【0046】この情報処理装置60の場合にも、小型拡
声器S2を操作者に正面に向き合わせることによって音
響情報の音質や聴き取りやすさの向上を実現できるとと
もに、キーボード基板47におけるキーボード44の配
置面積を広くとることができ、操作性の良好なキーボー
ド44の配置を実現できる。また、情報処理装置60の
小型化に際してキーボード44のサイズを必要以上に小
さくすることなく、小型拡声器S2の装着を実現できる
ので、小型拡声器S2からの音響情報の出力およびキー
ボード44の操作性を含めた情報処理装置60の全体の
操作性を一層向上させることが可能になる。
【0047】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0048】たとえば、情報処理装置としては、上述の
実施の形態において例示した携帯型の小型の情報処理装
置に限らず、デスクトップ型やタワー型の筐体形状を有
するものであってもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明の小型拡声器によれば、設置スペ
ースの低減と、操作者による音響情報の聴き取りやすさ
の向上とを両立させることができる、という効果が得ら
れる。
【0050】また、取り付け対象の情報処理機器の小型
化および操作性の向上を実現することができる、という
効果が得られる。
【0051】また、異物の侵入等による故障の発生を防
止することができる、という効果が得られる。
【0052】また、本発明の情報処理装置によれば、小
型拡声器から発生する音響情報の聴き取りやすさの向上
を実現することができる、という効果が得られる。
【0053】また、小型拡声器から発生する音響情報の
聴き取りやすさの向上と、小型化とを両立させることが
できる、という効果が得られる。
【0054】また、異物の侵入等に起因する小型拡声器
の故障を防止して、動作の耐久性や信頼性を向上させる
ことができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である小型拡声器の
構成の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態である小型拡声器の
構成の一例を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態である小型拡声器の
構成の一例を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態である小型拡声器の
構成の変形例を示す側面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態である情報処理装置
の構成の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態である情報処理装置
の構成の変形例を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態である情報処理装置
の構成の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態である情報処理装置
の構成の一例を示す側面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態である情報処理装置
の構成の一例を示す側面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態である情報処理装
置の構成の変形例を示す斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態である情報処理装
置の構成の変形例を示す側面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態である情報処理装
置の構成の変形例を示す側面図である。
【図13】考えられる従来の小型拡声器を具備した小型
電子計算機の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…カバー(カバー部材)、2…ヒンジ(第2のヒン
ジ)、3…ヒンジ(第1のヒンジ)、4…拡声器(スピ
ーカ部)、4a…スピーカ筐体、5…スライドレール、
6…スライド(スライド部材)、7…ばね、10…取り
付け面、10a…収納凹部、20…情報処理装置、21
…装置筐体、21a…操作主面、21b…主側面、21
c…主側面、22…ディスプレイ筐体、23…ディスプ
レイ、24…キーボード、25…カバーダウンスイッ
チ、30…情報処理装置、40…情報処理装置、41…
装置筐体、42…ディスプレイ筐体、43…ディスプレ
イ、44…キーボード、45…操作主面、45a…収納
凹部、45b…テーパ部、46…ヒンジ、47…キーボ
ード基板、48…逃げ溝、50…ヒンジ(第3のヒン
ジ)、51…スピーカ筐体、52…拡声器(スピーカ
部)、60…情報処理装置、S,S1,S2…小型拡声
器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ部と、このスピーカ部を支持す
    るスピーカ筐体と、前記スピーカ筐体を取り付け主面に
    変位自在に接続する接続構造とを含み、前記スピーカ部
    および前記スピーカ筐体の、前記取り付け主面からの突
    出動作および前記取り付け主面の内部への収納動作が行
    われるようにしたことを特徴とする小型拡声器。
  2. 【請求項2】 装置筐体の少なくとも一主面に、当該一
    主面内に引込み可能な小型拡声器を備えたことを特徴と
    する情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報処理装置において、 前記小型拡声器は、スピーカ部と、このスピーカ部を支
    持するスピーカ筐体と、一端縁に設けられた第1のヒン
    ジを介して前記一主面に揺動自在に支持され、他端縁に
    設けられた第2のヒンジを介して前記スピーカ筐体の一
    端縁を揺動自在に支持するカバー部材と、前記スピーカ
    筐体の他端縁を前記一主面に沿って案内するスライド部
    材を備え、前記スライド部材を前記第1のヒンジから遠
    ざかる方向に変位させることにより、前記スピーカ筐体
    を前記一主面から起立させ、前記スライド部材を前記第
    1のヒンジに接近する方向に変位させることにより、前
    記スピーカ筐体および前記カバー部材を前記一主面内に
    畳み込むように収納する第1の構成、 前記小型拡声器は、スピーカ部と、このスピーカ部を支
    持するスピーカ筐体と、前記スピーカ筐体の一端縁を前
    記一主面に揺動自在に支持する第3のヒンジとを含み、
    前記第3のヒンジを支点として前記スピーカ筐体を拡開
    変位させることによって、前記スピーカ筐体を前記一主
    面から起立させ、前記スピーカ筐体を縮閉変位させるこ
    とによって、前記スピーカ筐体を前記一主面内に収納す
    るようにした第2の構成、 のいずれかの構成を備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
JP8217043A 1996-08-19 1996-08-19 小型拡声器および情報処理装置 Pending JPH1063474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8217043A JPH1063474A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 小型拡声器および情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8217043A JPH1063474A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 小型拡声器および情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1063474A true JPH1063474A (ja) 1998-03-06

Family

ID=16697951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8217043A Pending JPH1063474A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 小型拡声器および情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1063474A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006134329A (ja) * 2004-11-03 2006-05-25 Hewlett-Packard Development Co Lp コンピュータ放熱システム
JP4599006B2 (ja) * 2001-09-14 2010-12-15 株式会社東芝 移動体情報機器
JP2011119918A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Toshiba Corp 電子機器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4599006B2 (ja) * 2001-09-14 2010-12-15 株式会社東芝 移動体情報機器
JP2006134329A (ja) * 2004-11-03 2006-05-25 Hewlett-Packard Development Co Lp コンピュータ放熱システム
US7871319B2 (en) 2004-11-03 2011-01-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Computer thermal dissipation system and method
JP2011119918A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Toshiba Corp 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5880928A (en) Notebook computer with audio and video effects
US8265716B2 (en) Mobile terminal device
US6078497A (en) Portable electronic device having an enhanced speaker system
JP4850716B2 (ja) 格納式キーボードを備えた拡張スタンドコンピュータシステム
JP2007058579A (ja) 電子機器
JP3051072B2 (ja) 音響信号受信装置
JP4852009B2 (ja) 電子機器
JP2007058583A (ja) 電子機器および組立部材
JP5141518B2 (ja) 携帯端末装置
US20050213249A1 (en) Portable information terminal
JPH1063474A (ja) 小型拡声器および情報処理装置
JP2003125053A (ja) 携帯電話
JP2002132418A (ja) 折畳式携帯型電子機器
JPH11113079A (ja) 音声ピックアップ装置
JP2005100043A (ja) 情報機器
JP4363381B2 (ja) 携帯端末機器
JP2002229674A (ja) 電子機器
JP2006014196A (ja) 携帯端末装置
JP2010187312A (ja) 通話装置における受話口の構造および携帯電話機
JP2001290559A (ja) 携帯型情報処理装置
JP2004343267A (ja) 携帯電話機
JPH09120354A (ja) 情報処理装置および情報処理装置の拡張ユニット
CN2804913Y (zh) 具有扬声装置的笔记本电脑
KR0121509Y1 (ko) 마이크가 내장된 모니터
JP2004266473A (ja) 携帯電話