JP2011119918A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】スピーカキャビネットの容積を可変設定可能なスピーカユニットを備えるとともに、全体としてより小型に構成することが可能な電子機器を得る。
【解決手段】スピーカユニット7は、スピーカキャビネット20を形成するとともに、相互に相対スライド可能に接続されて当該スピーカキャビネット20の内容積を可変可能な複数の分割体としての基端側分割体9と先端側分割体10と、を有し、スピーカ本体の取り付けられた先端側分割体10が第一の本体部2の筐体2a内に収容された収容状態と筐体2a外に突出した突出状態とをとり得る。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器に関する。
従来、所謂ノート型のパーソナルコンピュータ等の電子機器として、蛇腹型に拡縮するキャビネットを有するスピーカを備えたものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2003−323230号公報
しかしながら、上記特許文献1では、スピーカが、電子機器の筐体に外付けされ、しかも展開状態では大きく拡開されるため、電子機器が全体として嵩張ってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、スピーカキャビネットの容積を可変設定可能なスピーカユニットを備えるとともに、全体としてより小型に構成することが可能な電子機器を得ることを目的とする。
本発明の電子機器にあっては、筐体および電子部品を有する本体部と、スピーカ本体と、当該スピーカ本体が取り付けられて、前記筐体内に収容された収容状態と前記筐体外に突出した突出状態とをとり得るとともに、その内容積を可変可能なスピーカキャビネットと、を有するスピーカユニットと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スピーカキャビネットの内容積を可変設定可能なスピーカユニットを、電子機器の本体部の筐体内に収容することができるため、電子機器を全体としてより小型に構成することができる。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる電子機器の斜視図である。 図2は、電子機器の側面図であって、本体部の折り畳み状態およびスピーカユニットの先端側分割体の収容状態を示す図である。 図3は、電子機器の側面図であって、本体部の展開状態およびスピーカユニットの先端側分割体の突出状態を示す図である。 図4は、スピーカユニットの斜視図である。 図5は、スピーカユニットの縦断面図であって、収容状態を示す図である。 図6は、スピーカユニットの縦断面図であって、突出状態を示す図である。 図7は、本発明の第2実施形態にかかる電子機器のスピーカユニット、ヒンジ機構、および連動機構を示す斜視図であって、本体部の折り畳み状態およびスピーカユニットの先端側分割体の収容状態を示す図である。 図8は、本発明の第2実施形態にかかる電子機器のスピーカユニット、ヒンジ機構、および連動機構を示す斜視図であって、本体部の展開状態およびスピーカユニットの先端側分割体の突出状態を示す図である。 図9は、本発明の第3実施形態にかかる電子機器のスピーカユニットの縦断面図であって、スピーカユニットの先端側分割体の収容状態を示す図である。 図10は、本発明の第3実施形態にかかる電子機器のスピーカユニットの縦断面図であって、スピーカユニットの先端側分割体の突出状態を示す図である。 図11は、本発明の第4実施形態にかかる電子機器の縦断面図であって、スピーカユニットの先端側分割体の収容状態を示す図である。 図12は、本発明の第5実施形態にかかる電子機器の縦断面図であって、スピーカユニットの先端側分割体の収容状態を示す図である。 図13は、本発明の第6実施形態にかかる電子機器の側面図であって、本体部の展開状態およびスピーカユニットの先端側分割体の突出状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
まずは、図1〜6を参照して、本発明の第1実施形態にかかる電子機器について説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかる電子機器1は、所謂ノート型のパーソナルコンピュータとして構成されており、矩形状の扁平な第一の本体部2と、矩形状の扁平な第二の本体部3と、を備えている。これら第一の本体部2および第二の本体部3は、ヒンジ機構4によって、回動軸Ax回りに、少なくとも折り畳み状態(図2)と展開状態(図3)との間で相対回動可能に接続されている。
第一の本体部2の筐体2aの内部には、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、その他の電子部品等が実装された回路基板(いずれも図示せず)や、ハードディスク、冷却ファン等が収容されている。また、第一の本体部2の表面2bには、入力操作部としてのキーボード5が配置されている。一方、第二の本体部3の表面3bには、表示部としてのLCD(Liquid Crystal Display)6が配置されている。折り畳み状態では、図2に示すように、第一の本体部2の筐体2aの表面2bと、第二の本体部3の筐体3aの表面3bとが相互に対向するとともに、キーボード5およびディスプレイ6が相互に対向する。一方、展開状態では、図3に示すように、表面2b,3b、ならびにキーボード5およびディスプレイ6の双方が露出する。この展開状態で、ユーザが使用可能となる。なお、キーボード5ならびにディスプレイ6も電子部品に相当する。
図1に示すように、第一の本体部2には、スピーカユニット7が取り付けられている。スピーカユニット7は、第一の本体部2の第二の本体部3に近い側の角部の二箇所に設けられている。筐体2aには、表面2b側に開放される開口2fが形成されており、スピーカユニット7は、この開口2fより筐体2aの内側に収容されている。
図2,3に示すように、スピーカユニット7は、第一の本体部2に固定される基端側分割体9と、基端側分割体9に対して相対スライド可能に取り付けられた先端側分割体10とを有している。この先端側分割体10は、図2の折り畳み状態では、筐体2a内に収容され(収容状態)、図3の展開状態では、筐体2aの外側(本実施形態では表面2bより上方)に突出することができる(突出状態)。先端側分割体10の凸没は、ユーザが手指等によって手動で行うことができる。また、図3の展開状態から図2の折り畳み状態に変化させるときに、第二の本体部3によって先端側分割体10を第一の本体部2の筐体2a内に押し込むことができる。
スピーカユニット7は、本実施形態では、図4〜6に示すように、上方側(先端側)に向けて開放された略有底角筒状の基端側分割体9と、下方側(基端側)に向けて開放された略有底角筒状の先端側分割体10と、を有している。図5の収容状態では、基端側分割体9の周壁9bの外側を先端側分割体10の周壁10bが取り囲んでいる。これら周壁9b,10b同士が、基端側分割体9および先端側分割体10の収容状態と突出状態との間での相対移動のガイドとなる。図6の突出状態では、基端側分割体9の周壁9bの開口側の端縁部が、先端側分割体10の周壁10bの開口側の端縁部を取り囲む。基端側分割体9の底壁9aは、第一の本体部2の筐体2aに固定される。先端側分割体10の底壁10aには、先端側外方に向けて音声を出力するスピーカ本体8が取り付けられる。
これら基端側分割体9および先端側分割体10は、例えば合成樹脂や金属材料等で形成することができる。基端側分割体9および先端側分割体10の相対位置は、例えば周壁9b,10bのうち少なくともいずれか一方の弾性変形に伴って生じる摩擦力で維持することができる。よって、図5に示す収容状態や、図6に示す突出状態の他、これらの間の中間状態(半突出状態)とすることもできる。また、周壁9b,10bの相互に対向する部分(すなわち相互に対向する外周面および内周面)に凹凸形状(図示せず)を設け、当該凹凸形状同士の係合によって相対位置を維持することができるし、先端側分割体10が基端側分割体9から離脱するのを抑制する凹凸形状(図示せず)を設けることもできる。
図5,6から明らかとなるように、本実施形態では、基端側分割体9および先端側分割体10が、スピーカキャビネット20を形成しており、これらにより、スピーカユニット7の内部に、底壁9a,10aや周壁9b,10bで囲まれた音響室Sが形成される。そして、基端側分割体9と先端側分割体10との相対位置を可変設定することで、音響室Sの容積(スピーカキャビネット20の内容積)を可変設定し、音質を向上させることができる。すなわち、図6の突出状態では、図5の収容状態に比べて音響室Sが拡張され、音質(例えば低音域の音質等)を向上することができる。また、基端側分割体9に対する先端側分割体10の突出量を調整することで、音響室Sの容積を適宜に可変設定し、所望の音質を得るようにすることも可能である。なお、スピーカキャビネット20は、密閉型とせず、適宜な位置に開口を形成してもよい。
また、図3,5,6等から明らかとなるように、本実施形態では、先端側分割体10が基端側分割体9に対して、突出するにつれてディスプレイ6から離間する方向に湾曲する経路(曲がった経路)で相対スライドする。このような構成により、スピーカ本体8の音の放射方向をユーザの耳に近づけて体感音量を増大させることができる。
以上のように、本実施形態では、スピーカユニット7は、スピーカ本体8と、当該スピーカ本体8が取り付けられて、筐体2a内に収容された収容状態と筐体2a外に突出した突出状態とをとり得るとともに、その内容積を可変可能なスピーカキャビネット20と、を有する。また、スピーカキャビネット20は、相互に相対スライド可能に接続されて当該スピーカキャビネット20の内容積(音響室Sの容積)を可変可能な複数の分割体としての基端側分割体9と先端側分割体10と、を有し、スピーカ本体8の取り付けられた先端側分割体10が第一の本体部2の筐体2a内に収容された収容状態と筐体2a外に突出した突出状態とをとり得る。よって、音響室Sの容積を可変設定して音質を向上させることが可能なスピーカユニット7を、電子機器1の第一の本体部2の筐体2a内に収容することができるため、電子機器1を全体としてより小型に構成することができる。なお、筐体2a内に収容された収容状態では、スピーカユニット7が完全に筐体2aの内側に入る必要はなく、本実施形態のようにスピーカユニット7の一部が筐体2aの外側に露出した状態も、収容状態に含まれる。
また、本実施形態にかかる電子機器1は、入力操作部としてのキーボード5を有する第一の本体部2と、ディスプレイ6を有する第二の本体部3と、を備え、第一の本体部2と第二の本体部3とが、ヒンジ機構4を介して、少なくとも、図2の折り畳み状態と、図3の展開状態と、の間で相対回動可能に接続され、先端側分割体10が、折り畳み状態で収容状態となり、展開状態で突出状態となる。よって、ユーザの使用状態としての展開状態では、先端側分割体10を突出状態として音質を向上させ、ユーザの不使用状態としての折り畳み状態では、先端側分割体10を収容状態として、電子機器1の容積が嵩張るのを抑制することができる。
また、本実施形態では、突出状態では、先端側分割体10は、第一の本体部2の筐体2aの第二の本体部3の筐体3aとの対向面としての表面2bから外方に突出する。よって、第一の本体部2に対して第二の本体部3を展開状態から折り畳み状態に相対移動させるときに、折り畳み状態で第一の本体部2の筐体2aの表面2bに対向する第二の本体部3の筐体3aの表面によって、突出状態にある先端側分割体10を押し下げて、収容状態とすることができる。
また、本実施形態では、先端側分割体10が基端側分割体9に対して、曲がった経路で相対スライドする。よって、先端側分割体10に取り付けられたスピーカ本体8の筐体2aに対する姿勢(角度)を、収容状態と突出状態とで変化させることができ、突出状態においてスピーカ本体8をより好適な姿勢(角度)に設定しやすくなる。
<第2実施形態>
次に、図7,8を参照して、本発明の第2実施形態にかかる電子機器について説明する。
本実施形態では、第一の本体部2および第二の本体部3の回動軸Ax回りの相対回動に応じて先端側分割体10を基端側分割体9に対して相対移動させる連動機構11が設けられている。具体的には、ヒンジ機構4のアーム4aを介して第二の本体部3に接続された回動軸Ax回りに回動可能なシャフト4bに、先端側分割体10の周壁10bの一部と平行な状態で移動部材としてのプレート11aが固定されている。プレート11aには、スライダとしてのピン11bが周壁10bに向けて突設され、当該周壁10bには、ピン11bのガイドレールとしての凹溝11cが形成されている。シャフト4bは、第一の本体部2の筐体2aに回動可能に支持されている。このような構成によれば、凹溝11cの経路を適切に設定することにより、シャフト4bならびにプレート11aの回動軸Ax回りの回動に伴ってピン11bが凹溝11c内を相対移動し、この相対移動に伴ってピン11bにより、凹溝11cの縁、すなわち周壁10bの一部を押すことができる。図7,8の例では、第一の本体部2および第二の本体部3が折り畳み状態にあるときには、図7に示すように、プレート11aは反時計回り方向に回動して傾倒した位置にある。このとき、ピン11bと凹溝11cとの位置関係に応じて先端側分割体10は基端側分割体9に対して基端側(図7の下側)に位置して、収容状態となる。一方、第一の本体部2および第二の本体部3が展開状態にあるときには、図8に示すように、プレート11aは時計回り方向に回動して起立した位置にある。このとき、ピン11bと凹溝11cとの位置関係に応じて先端側分割体10は基端側分割体9に対して先端側(図8の上側)に位置して、突出状態となる。
上述した連動機構11を備える点以外は、上記第1実施形態にかかる電子機器と同様である。よって、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、第一の本体部2および第二の本体部3の回動軸Ax回りの相対回動に応じて、第二の本体部3に取り付けられた移動部材としてのプレート11aの第一の本体部2に対する相対移動によって、第一の本体部2に取り付けられた基端側分割体9に対して、先端側分割体10を相対スライドさせる連動機構11が設けられている。よって、ユーザは、第一の本体部2および第二の本体部3を折り畳み状態から展開状態に相対回動させるだけで、スピーカユニット7の先端側分割体10を収容状態から突出状態へ変化させることができる。また、第一の本体部2および第二の本体部3を展開状態から折り畳み状態に相対回動させるだけで、スピーカユニット7の先端側分割体10を突出状態から収容状態へ変化させることができる。すなわち、ユーザがスピーカユニット7を操作する手間を省くことができる。
<第3実施形態>
次に、図9,10を参照して、本発明の第3実施形態にかかる電子機器について説明する。
本実施形態では、第一の本体部2に取り付けられた基端側分割体9に対して、先端側分割体10を、収容状態から突出状態へ相対スライドする方向に付勢する付勢機構としてのコイルスプリング12が設けられている。具体的には、コイルスプリング12は基端側分割体9の底壁9aと先端側分割体10のスピーカ本体8との間に挟まれた状態で取り付けられ、圧縮バネとして機能する。このコイルスプリング12は、基端側分割体9と先端側分割体10を相互に伸ばす方向に付勢する。よって、スピーカユニット7の基端側分割体9が第一の本体部2に取り付けられた状態では、コイルスプリング12は、基端側分割体9に対して、先端側分割体10を、収容状態から突出状態へ相対スライドする方向に付勢する。なお、基端側分割体9の底壁9a上には、コイルスプリング12の底壁9aに沿う方向のずれを抑制する突起9cが設けられている。
このような構成により、本実施形態では、先端側分割体9は、折り畳み状態では、第二の本体部3の筐体3aの表面3bに押されて図9の収容状態となり、展開状態では、付勢機構としてのコイルスプリング12によって突出状態となる。よって、ユーザは、第一の本体部2および第二の本体部3を折り畳み状態から展開状態に相対回動させるだけで、スピーカユニット7の先端側分割体10を収容状態から突出状態へ変化させることができる。また、第一の本体部2および第二の本体部3を展開状態から折り畳み状態に相対回動させるだけで、スピーカユニット7の先端側分割体10を突出状態から収容状態へ変化させることができる。すなわち、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、ユーザがスピーカユニット7を操作する手間を省くことができる。
<第4実施形態>
次に、図11を参照して、本発明の第4実施形態にかかる電子機器について説明する。
本実施形態にかかる電子機器1Aでは、スピーカユニット7Aをなすスピーカキャビネット20Aの基端側分割体9Aが、筐体2aの一部として形成されている。具体的には、例えば、第一の本体部2の筐体2aの側壁2cに近い底壁2dの一部が、基端側分割体9Aの底壁9aとなっており、この底壁2d上に、基端側分割体9Aの周壁9bが立設されている。そして、基端側分割体9Aの先端側に、先端側分割体10Aが配置され、これら基端側分割体9Aと先端側分割体10Aとが、相対スライド可能に接続されている。そして、先端側分割体10Aは、筐体2a内に収容された収容状態と、開口2fを介して筐体2aの外方(表面2bの上方)に突出した突出状態と、を取り得る。
よって、本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、基端側分割体9Aを筐体2aの一部として形成した分、部品点数を減らすことができるため、製造の手間ならびにコストを低減することができる。
<第5実施形態>
次に、図12を参照して、本発明の第5実施形態にかかる電子機器について説明する。
本実施形態にかかる電子機器1Bでは、筐体2a内に収容された基板13に、スピーカユニット7Bをなすスピーカキャビネット20Bの基端側分割体9Bが取り付けられている。そして、基端側分割体9Bの先端側に、先端側分割体10Bが配置され、これら基端側分割体9Bと先端側分割体10Bとが、相対スライド可能に接続されている。そして、先端側分割体10Bは、筐体2a内に収容された収容状態と、開口2fを介して筐体2aの外方(表面2bの上方)に突出した突出状態と、を取り得る。
すなわち、基端側分割体は、筐体2aに直接取り付けることは必須ではなく、筐体2a内の部品(例えば基板13等)に取り付けることができる。このような構成によっても、基端側分割体を筐体2aに取り付けた構成と同様の効果を得ることができる。また、基板13に取り付けた分、スピーカ本体8に繋がるハーネス(図示せず)を短くできる上、当該ハーネスと基板13上の回路とを電気的に接続しやすくなるという利点がある。
<第6実施形態>
次に、図13を参照して、本発明の第6実施形態にかかる電子機器について説明する。
本実施形態にかかる電子機器1Cでは、スピーカユニット7C,7Dの取付位置が、上記各実施形態とは相違している。すなわち、スピーカキャビネット20Cの基端側分割体9Cは、第二の本体部3の第一の本体部2に近い側に設けられている。また、基端側分割体9Cは、第二の本体部3の角部(第一の本体部2に近い側の角部や遠い側の角部)の二箇所に取り付けることも可能である。スピーカキャビネット20Cの先端側分割体10Cは、第二の本体部3の筐体3aの表面3bから、当該表面3bと略垂直な外方に向けて突出することができる。
また、スピーカキャビネット20Dの基端側分割体9Dは、第一の本体部2の筐体2a内の、キーボード5に対して回動軸Axの反対側の端部に収容されている。そして、スピーカキャビネット20Dの先端側分割体10Dは、筐体2aの表面2bおよび底面ではない側面(本実施形態では、キーボード5に対して回動軸Axの反対側となる側面、使用状態でユーザから見て手前側となる側面)2eから、使用状態でユーザに対して手前側となる外方に向けて、表面2bに沿う方向(図13の左右方向)に突出する。すなわち、このスピーカユニット7Dは、引出状に構成されている。また、スピーカ本体8Dは、突出状態で表面2b側(机上等への電子機器1Cの設置状態で上方)に露出し、表面2bと交叉する上方へ向けて音声を出力する。
以上の本実施形態のように、スピーカユニット7Cは、第二の本体部3にも取り付けることができる。また、本実施形態のように、第一の本体部2および第二の本体部3の双方にスピーカユニット7C,7Dを取り付けることで、電子機器1Cに取り付けるスピーカユニット7C,7Dの数を増大しやすくなる。
そして、本実施形態のように、先端側分割体10Dが、第一の本体部2の筐体2aの側面2eから引出状に、外方に突出する構成とすることができる。さらに、先端側分割体10Dの、収容状態では筐体2a内に収容されるとともに突出状態で筐体2a外に露出する面(上面)に、スピーカ本体8Dを取り付けることができる。こうすることで、スピーカ本体8Dによる音声の出力方向をより適切に設定しやすくなる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、スピーカユニットは、上記各実施形態で示した設置箇所以外に設けることができるし、上記各実施形態を組み合わせて複数設けることができる。また、相対スライド可能な複数の分割体の構成は、上記実施形態には限定されない。また、三つ以上の分割体によってスピーカキャビネットを形成してもよい。また、複数の分割体の相対スライドの経路は、折れ曲がった経路(屈曲した経路)とすることができる。また、付勢機構を備えたスピーカユニットには、基端側分割体、筐体、もしくは基板と、先端側分割体との間に、ハートカム機構を設けるなどして、先端側分割体を筐体内側に押し込むと筐体内に収容されてロックされ、再び押し込むとロックが解除されて突出するという、所謂オルタネイト動作を行うように構成することができる。
以上のように、本発明は、スピーカユニットを備えた電子機器として有用である。
1,1A〜1C…電子機器、2…第一の本体部、2a…筐体、2b…表面(対向面)、2e…側面、3…第二の本体部、3a…筐体、3b…表面(対向面)、4…ヒンジ機構、5…キーボード(入力操作部)、6…ディスプレイ、7,7A〜7D…スピーカユニット、8,8D…スピーカ本体、9,9A〜9D…基端側分割体、10,10A〜10D…先端側分割体、11…連動機構、12…コイルスプリング(付勢機構)、13…基板、20,20A〜20D…スピーカキャビネット、Ax…回動軸。

Claims (11)

  1. 筐体および電子部品を有する本体部と、
    スピーカ本体と、当該スピーカ本体が取り付けられて、前記筐体内に収容された収容状態と前記筐体外に突出した突出状態とをとり得るとともに、その内容積を可変可能なスピーカキャビネットと、を有するスピーカユニットと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記スピーカキャビネットは、相互に相対スライド可能に接続された複数の分割体を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記本体部として、第一の本体部と、第二の本体部と、を備え、
    前記第一の本体部と第二の本体部とが、ヒンジ機構を介して、少なくとも、筐体の表面同士が対向する折り畳み状態と、それら表面の双方が露出する展開状態と、の間で相対回動可能に接続され、
    前記スピーカキャビネットが、前記折り畳み状態で前記収容状態となり、前記展開状態で前記突出状態となることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第一の本体部および前記第二の本体部の前記ヒンジ機構の回動軸回りの相対回動に応じて、前記第一の本体部および前記第二の本体部のうち一方に取り付けられた前記分割体としての基端側分割体に対して、前記スピーカ本体が取り付けられた先端側分割体を、前記第一の本体部および前記第二の本体部のうち他方に取り付けられた移動部材の前記一方に対する相対移動によって相対スライドさせる連動機構を備えることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記第一の本体部および前記第二の本体部のうち一方に取り付けられた前記分割体としての基端側分割体に対して、前記スピーカ本体が取り付けられた前記分割体としての先端側分割体を、前記収容状態から前記突出状態へ相対スライドする方向に付勢する付勢機構を備え、
    前記スピーカキャビネットが、前記展開状態では、前記付勢機構によって突出状態となることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  6. 前記突出状態では、前記スピーカ本体が取り付けられた前記分割体としての先端側分割体が、前記第一の本体部および前記第二の本体部のうち一方の筐体の他方の筐体との折り畳み状態での対向面から外方に突出することを特徴とする請求項3〜5のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  7. 前記突出状態では、前記スピーカ本体が取り付けられた前記分割体としての先端側分割体が、前記第一の本体部または前記第二の本体部の筐体の側面から外方に突出することを特徴とする請求項3〜5のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  8. 前記本体部に取り付けられた前記分割体としての基端側分割体が、前記本体部の筐体の一部として形成されたことを特徴とする請求項2〜7のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  9. 前記本体部に取り付けられた前記分割体としての基端側分割体が、前記本体部の筐体の内部に収容された基板に固定されたことを特徴とする請求項2〜7のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  10. 前記スピーカ本体が取り付けられた前記分割体としての先端側分割体が、前記本体部に取り付けられた前記分割体としての基端側分割体に対して、曲がった経路で相対スライドすることを特徴とする請求項2〜9のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  11. 請求項1〜10のうちいずれか一つに記載の電子機器で用いられる前記スピーカユニット。
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