JP5599689B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5599689B2
JP5599689B2 JP2010226833A JP2010226833A JP5599689B2 JP 5599689 B2 JP5599689 B2 JP 5599689B2 JP 2010226833 A JP2010226833 A JP 2010226833A JP 2010226833 A JP2010226833 A JP 2010226833A JP 5599689 B2 JP5599689 B2 JP 5599689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main surface
speaker
opening
main
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010226833A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012084943A (ja
Inventor
慎太郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010226833A priority Critical patent/JP5599689B2/ja
Priority to US13/253,448 priority patent/US8526663B2/en
Publication of JP2012084943A publication Critical patent/JP2012084943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5599689B2 publication Critical patent/JP5599689B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1684Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675
    • G06F1/1688Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675 the I/O peripheral being integrated loudspeakers

Description

本発明は、音声情報を出力するためのスピーカーを備えた電子機器に関する。
近年、電子機器の小型化が進み、平板型ディスプレイを用いた画像表示と、音声再生が可能な各種の携帯型電子機器が開発されている。これらの携帯型電子機器は、携帯性を考慮して厚さの薄い偏平な本体部を備え、この本体部自体に、または、本体部に回動可能な状態で取り付けられた表示部内に、画像情報を表示するための表示パネルを備えている。
このような携帯型の電子機器においては、機器自体の大きさを小さくする一方で、表示パネルの画像表示面積をなるべく大きくすることが求められる。このため、本体部とは別筐体の表示部に表示パネルを有する場合には、筐体の表面積に対する非表示部分の大きさであるいわゆる額縁面積を小さくするために、携帯電話などスピーカーの配置位置に用途上の制限がある場合を除いて、音声情報を出力するスピーカーが本体部内配置されることが多い。また、本体部に表示パネルが設けられている場合には、表示パネルが配置される本体部主面内の表示パネルの周辺部分にスピーカーが配置されることが多い。
図5に、従来の携帯型電子機器の例として、画像情報の表示と音声情報の出力が可能な情報処理端末の外観図を示す。
図5に示す、従来の情報処理端末500は、厚さ方向が薄い偏平な端末本体部501に表示パネル502を備えた構成である。具体的には、端末本体部501の主面501aの左右方向中央部分に、画像表示と情報入力を兼ねるタッチパネル付きの表示パネル502と、その他の電源のオンオフなどの諸操作を行うための複数の入力キー503が配置されている。
本体部501の主面501aの左右両端部には、スピーカー部504が配置されていて、表面部分はスピーカーネットで覆われているスピーカー部504の内部に、図5の例では左右にそれぞれ2つずつのスピーカー505が収容されている。スピーカー505は、本体部501の薄型化に対応するために、コーン部の開口面が本体部501の主面501aと平行になるように配置されている。
また、端末本体部501の背面側には、机などの載置台上に情報処理端末500を載置した際に、その主面501aをユーザが使用しやすい角度に保つことができるように、折りたたんで収納が可能なスタンド506が配置されている(特許文献1参照)。
特開2003−050642号公報
上記特許文献1に記載の情報処理端末500は、携帯性を確保しつつ高い音質での音声情報の再現を実現するため、コーン部の開口面の直径が比較的大きなスピーカー505を用いるとともに、スピーカー505が収容されるスピーカー部504の容積を大きく取っている。
しかし、音楽メディアの再生に特化された、特別に高音質での音声情報の再生が必要となる電子機器を除き、一般的な携帯型の電子機器では、ある一定以上の音質での音声再生が可能であれば、むしろ大きな画面での映像情報の再生や、機器全体の小型化が優先的に求められる。このため、携帯型の電子機器においては、スピーカーの小型化が避けられず、スピーカー配置部の構成としては、高い音質の音声情報の再生を実現するためだけにその容積を大きくすることは困難となっている。
本発明はこのような課題を解決するものであり、機器の携帯性を確保するためにスピーカーの小径化が避けられず、スピーカーを収容する空間の容積に制限がある場合でも、より高い音質での音声情報を再生することができる電子機器を得ることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の電子機器は、主面と、前記主面に垂直な小さな厚さ方向とを有する偏平な筐体と、コーン部の開口面が前記主面に平行となるように前記筐体内に配置されたスピーカーとを備えた電子機器であって、前記主面の裏側に、前記スピーカーの前記コーン部の開口面から連続した閉鎖空間が形成されるとともに、前記主面に形成された凹部内に前記筐体の厚さ方向に移動可能な入力キーを備えた入力操作部が配置され、前記凹部が、底面と、前記主面と前記底面とを接続する側壁とで形成され、前記入力操作部の上部側に位置する前記側壁が前記主面と前記底面と略直交し、前記閉鎖空間の開口部が前記凹部の前記入力操作部の上部側の側壁に形成されていることを特徴とする。
本発明の電子機器は、スピーカーのコーン部の開口面から連続して形成された閉鎖空間の開口部が、筐体の主面と平行ではない面に形成されているため、スピーカーから放出された音波が直接筐体の外部には放出されず、閉鎖空間内で効果的に反響を得ることができる。このため、薄型偏平の筐体内部の限られた空間に、筐体の主面と平行な方向にコーン部の開口面が配置されたスピーカーであっても、深みのある高い音質の音声を再現することができる。
本発明の実施形態にかかるノートパソコンの全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかるノートパソコンのキーボードと、キーボード収容部との構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態にかかるノートパソコンのキーボード収容部の壁面に形成された閉鎖空間の開口部を示す平面図である。 本発明の実施形態にかかるノートパソコンの閉鎖空間の構成を示す要部拡大断面図である。 従来の携帯型電子機器である情報処理端末を示す斜視図である。
本発明の電子機器は、主面と、前記主面に垂直な小さな厚さ方向とを有する偏平な筐体と、コーン部の開口面が前記主面に平行となるように前記筐体内に配置されたスピーカーとを備えた電子機器であって、前記主面の裏側に、前記スピーカーの前記コーン部の開口面から連続した閉鎖空間が形成され、前記閉鎖空間の開口部が前記筐体の前記主面と平行ではない面に形成されている。
このような構成を備えることにより、スピーカーのコーン部内に収容された振動板の振動により生じた音波は、そのほとんどが一旦閉鎖空間で反射してから筐体の外部へと放出される。このため、薄型偏平な筐体内に、コーン部の開口面が筐体の主面と平行となるように配置されたスピーカーからの音声に、効果的に閉鎖空間内での反響による厚みを与えることができ、コーン部の開口径が小さなスピーカーが用いられた場合でも、高い音質の音声を再生することができる。
上記の構成において、前記主面に凹部が形成され、前記凹部内に前記筐体の厚さ方向に移動可能な入力キーを備えた入力操作部が配置され、前記閉鎖空間の前記開口部が前記凹部の壁面に形成されることが好ましい。このようにすることで、筐体の主面に、筐体の厚さを大きくせずに入力操作部を配置する場合に形成される凹部の壁面を、スピーカーからの音声を筐体外部へと放出する閉鎖空間の開口部として利用することができ、筐体の小型化を実現したまま高音質の音声を再生できる。
また、前記入力操作部が、定められた配列で複数の入力キーが二次元状に配置されたキーボードであることが好ましい。このようにすることで、キーボードを備えた電子機器において、スピーカーからの音声を放出する開口部の有効な配置場所を得ることができる。
さらに、前記筐体が、その内部に主要回路が収容された電子機器の本体部を構成することが好ましい。各種主要回路が収容される本体部は、比較的大容量でかつ堅牢に構成されるため、スピーカーの配置位置の裕度が広がるとともに再生音声の音質の低下を防止することができる。
また、内部に表示パネルを収容した表示部をさらに備え、前記表示部が前記本体部に回動可能に取り付けられている構成とすることができる。このようにすることで、表示部において小さな額縁面積を確保しつつ高音質な再生音声を実現できる。
以下、本発明にかかる電子機器の実施形態として、スピーカーが収容された本体部の主面にキーボードが配置され、表示パネルを備えた表示部が本体部に回動可能に取り付けられたノートパソコンを例示して説明する。
図1は、本発明にかかる電子機器の実施形態であるノートパソコンの外観を示す斜視図である。
図1に示すように本実施形態のノートパソコン100は、CPUや各種メモリ、電源回路やディスクドライブなどの主要回路が収容された本体部10と、この本体部10にヒンジ部21によって回動可能に取り付けられた表示部20とを備えている。
本体部10は、主面10aと、この主面10aに垂直な小さな厚さ方向とを有する偏平な筐体によりその外郭が構成されている。なお、ここで、主面10aに垂直な厚さ方向が小さいとは、主面10aを構成する辺の長さよりも、主面10aに垂直な方向である筐体の厚さ方向の長さ(厚さ、高さ又は深さ)が小さいことを示し、本体部10が全体として厚さの薄い偏平形状であることを示している。
本体部10を構成する筐体の主面10aには、複数の入力キーが例えばJIS配列などの所定の二次元配列で配置された入力操作部であるキーボード11、ポインタを操作するためのタッチパッド12などが配置されている。
本実施形態のノートパソコン100では、主面10aのキーボード11の右上隅にあたる部分14の裏側に、本体部10内に収容された図1では図示しないスピーカーからの音声を反響させる閉鎖空間が形成されている。なお、この閉鎖空間については、後に詳述する。
本体部10に回動可能に取り付けられた表示部20には、ヒンジ部21によって回動されたときに本体部10を構成する筐体の主面10aと対向する表示面20a側に、表示パネルである液晶パネル22が配置されている。
なお、本実施形態のノートパソコン100は一般的なものであり、上記説明した構成要素の他にディスクドライブや無線LANアンテナ、バッテリーや各種の入出力端子、電源スイッチやカードスロットル、および、これらを駆動する各種回路基板などを備えているが、図1ではこれを示さずその説明は省略する。また、表示部20に配置される表示パネルは、液晶パネルに限らず、ELパネルやプラズマディスプレイパネルなど、各種の平板型表示デバイスを用いることができる。
図2は、本実施形態にかかるノートパソコンの、キーボードとキーボード収容部との構造を示す分解斜視図である。
図2に示すように、本実施形態のノートパソコン100では、本体部10を構成する筐体の主面10aにキーボード収容部としての凹部15が形成されていて、キーボード11がこの凹部15内にはめ込まれるようになっている。キーボード11は、例えばパンタグラフ構造が採用されて、それぞれの入力キーが本体部10の厚さ方向に移動可動となっていて、それぞれの入力キーが所定の距離押下されたことを検出して情報入力を行う。このため、キーボード11自体には所定の厚みが必要となり、キーボード11が本体部10の主面10aに配置された状態で入力キーが本体部10を構成する筐体の主面10aから大きく突き出た状態となることを防止するために、本体部10を構成する筐体の主面10aに凹部15が形成されるのである。
この凹部15を形成する4つの壁面の内の一つの側壁15aは、本体部10を構成する筐体の主面10aおよび凹部15の底面15bと略直交する、凹部15内における表示部20側に位置する平面である。図4を用いて後述するように、この側壁15aは、キーボード11に対向する平面である。本実施形態のノートパソコン100では、凹部15の側壁15aに、主面10aの部分14の裏側に形成された閉鎖空間の開口部が、側壁15a面に縦方向、すなわち凹部15の深さ方向のスリット16として形成されている。
ここで、図3と図4を用いて、本実施形態のノートパソコンのスピーカーが収容された部分の構造を詳しく説明する。図3は、本実施形態のノートパソコンにおける、本体部主面上のキーボードの右上隅部周辺の構成を示す拡大平面図である。また、図4は、本体部内部に収容されたスピーカーとその周囲の構成を示す要部拡大断面図であり、図3におけるA−A’矢視線部の構成を示している。
図3および図4に示すように、本実施形態のノートパソコン100では、本体部10を構成する筐体の主面10aに対してキーボード11が埋め込まれるように形成された凹部15の側壁15aに、閉鎖空間19の開口部であるスリット16が形成されている。
図3に示すように、平面視したときに円形のスピーカー18は、図4に示すように、音波を形成する振動板が収容されたコーン部31と、振動板を振動させるマグネット32,マグネット32に所定の電気信号を与えて音波の周波数や強度を調整するためのリード線33とを有していて、生成された音波が放出されるコーン部31の開放面31aが、本体部10を構成する筐体の主面10aと平行になるように、すなわち、本体部10の上面側に音声を放出する方向に配置される。
なお、ノートパソコン100に実装するスピーカー18としては、上述のようにマグネット方式でも適用することができるが、より軽量化を考慮すると、例えばポリフッ化ビニリデンフィルムのような電歪性を有する物質の電気振動をコーン部31に供するスピーカーを用いることができる。また、スピーカーのコーン部の平面形状は、上述した円形のものに限られず、楕円形や方形のものを用いることができる。
スピーカー18のコーン部31の開口面31aには、開口面31aの大きさと同じ大きさで形成された平面視円形の枠部17が当接している。この枠部17は、本体部10を構成する筐体の主面10aの裏側から延在されたものである。なお、本実施形態のノートパソコン100では、スピーカー18の一部が、キーボード11を収容するために主面10aに形成された凹部15の下側部分に配置されているため、この凹部15下側部分においては、枠部17が凹部15の底面15bの裏面から延在して形成されており、凹部15の底面15bの裏面から延在して形成された枠部17の高さは、主面10aの裏面から形成されている部分の枠部17よりも低くなっている。
このように、スピーカー18のコーン部31の開口面31aの前方、すなわちスピーカー18から音声が放出される側が枠部17で囲まれ、スピーカー18のコーン部31の開口面31aに対向する部分は、本体部10を構成する主面10aの裏側、もしくは、主面10aに形成された凹部15の底面15bの裏側となっているため、スピーカー18のコーン部31から連続して形成される閉鎖空間19が形成されている。
図4に示すように、本実施形態のノートパソコン100では、閉鎖空間19の開口部としての複数本のスリット16が、凹部15の側壁15aに形成されている。このため、スピーカー18のコーン部31で生成された音波は、コーン部31の開放面31aから前方に放出されて閉鎖空間19の内部で反射し、スリット16から筐体の外部へと放出される。また、キーボード11のキートップ側壁とスリット16との間隙を狭く構成することができ、例えば閉鎖空間19内に外界の塵埃等が混入されることも抑制できる。
このように、本実施形態のノートパソコン100では、スピーカー18からの音声が閉鎖空間19内で反響した後に本体部10の外部に放出されるため、再生される音声の音質を向上させることができる。特に、閉鎖空間19の開口部であるスリット16が、本体部10の主面10aと略垂直な、主面10aに形成された凹部15の側壁15aに形成されているため、スピーカー18のコーン部31から放出された音波は、そのほとんどが直接外部に放出されるのではなく、閉鎖空間19内で反射した後に本体部10の外部に放出される。したがって、再生される音声が深みのある高音質なものとなる。
なお、図4に示すように、本実施形態のノートパソコン100では、閉鎖空間19の開口部であるスリット16が、凹部15の側壁15aから底面15bに渡って形成されているが、凹部15の底面15bにスリット16の一部が形成されていることは本実施形態のノートパソコンにおいて必須ではない。閉鎖空間19の開口部であるスリット16は、主面10aと平行ではない面に形成されていることが必要であるが、本実施形態のノートパソコン100のように、開口部の一部が主面10aと平行な面15bに渡って形成されていてもよく、また主面10a自体に開口部が形成されていてもよい。
ただし、スリット16を延在等して主面10aにも閉鎖空間19の開口部を形成する場合には、その開口部を通ってスピーカー18のコーン部31aから放出された音声がそのまま本体部10の外部へと放出されることとなる。このような構成では、閉鎖空間19内部で反射した後に、スリット16を通して放出された音声と、主面10aと平行ではない面に形成された開口部を通って放出される音声との間に位相差が生じやすく、かえって音の濁りの原因となる場合がある。このため、開口部の配置位置とその形状、数は、閉鎖空間19から放出される音声全体の経路を考慮して設計すべきである。例えば、図4に示した本実施形態のスリット16の場合でも、スリット16の一方の端部である凹部15の底面15bにおける側壁15aに対向する端面15cを、側壁15aとほぼ面一となるように構成する等、スピーカー18のコーン部31aから放出される音声の音質が最適となるように設計することができる。
また、閉鎖空間19の開口部としては、本実施形態で示したようなスリット形状に限らず、微細な円形もしくは方形などのドットを複数個並べて形成することも可能であり、また、開口部として例えば矩形の比較的大きな面積の開口を形成して、これにスピーカーネットなどをかぶせてゴミなどが進入することを防止するようにしてもよい。さらに、閉鎖空間19の開口部が形成される面は、主面と略直交している面であることが好ましいが、主面に対して傾斜する傾斜面であってもかまわない。
本実施形態のノートパソコン100では、主面10aのキーボード11の右上隅の部分14に一つのスピーカー18が配置された例を示したが、スピーカー18をキーボード11の左上隅部や中央上部に配置してもよいし、左右両側の上部に配置してもよい。また、キーボードを配置するための凹部15を構成する上側の側壁15aにスリット16を設けた例を示したが、スリット16は、凹部15の他の壁面、例えば左右の少なくともいずれか一方の側壁に設けることができる。また、左右の少なくともいずれか一方の側面と上側の側面15aとに跨って、スリット16を設けることもできる。なお、凹部15を形成する壁面の内、ユーザに近い側の側壁にスリット16を設けることも可能ではあるが、この場合には、スリット16から放出された音声がユーザから離れる方向に向かうため、少し聞き取りにくくなる場合がある。
また、閉鎖空間の開口部を形成する、主面と平行ではない面としては、上記例示したキーボードを配置するための凹部を構成する壁面以外であってもかまわない。例えば、タッチパッドの配置部分の壁面に形成することができ、さらに、各種スイッチや操作ボタンを配置するため、さらには、デザイン上のために、主面に形成された凹部または凸部の側面部分に、閉鎖空間の開口部を形成することもできる。また、本体部を構成する筐体の主面に略垂直に形成される筐体の側面部分に、閉鎖空間の開口部を形成することもできる。
以上、本実施形態では、本体部10とこれに回動可能に取り付けられた表示パネル21を備えた表示部20とを有するノートパソコン100を用いて説明してきたが、これはあくまで例示に過ぎない。本体部とこれに回動可能に取り付けられた表示部を有する電子機器として、例えば携帯型ゲーム機器やPDA、ポータブルディスクプレヤー、電子辞書など各種のものに応用できる。
また、本体部に表示パネルを備えた一体型のいわゆるパッド型ノートパソコン、携帯型モバイルコンピュータ、メモリーオーディオなどに適用することもできる。さらには、本体部と回動可能に取り付けられた表示部とを備えた電子機器において、本体部ではなく表示部にスピーカーを配置することも可能である。
本発明にかかる電子機器は、スピーカーによって音声を再生する各種の電子機器、特に、筐体の薄型軽量化が要求される携帯型電子機器として有用である。
10 本体部(筐体)
10a 主面
11 キーボード
15 凹部
15a 側壁
15b 底面
16 スリット(開口部)
18 スピーカー
19 閉鎖空間
20 表示部
21 ヒンジ機構
22 表示パネル
31 コーン部
31a 開口面
100 ノートパソコン(電子機器)

Claims (5)

  1. 主面と、前記主面に垂直な小さな厚さ方向とを有する偏平な筐体と、コーン部の開口面が前記主面に平行となるように前記筐体内に配置されたスピーカーとを備えた電子機器であって、
    前記主面の裏側に、前記スピーカーの前記コーン部の開口面から連続した閉鎖空間が形成されるとともに、
    前記主面に形成された凹部内に前記筐体の厚さ方向に移動可能な入力キーを備えた入力操作部が配置され、
    前記凹部が、底面と、前記主面と前記底面とを接続する側壁とで形成され、前記入力操作部の上部側に位置する前記側壁が前記主面と前記底面と略直交し、
    前記閉鎖空間の開口部が前記凹部の前記入力操作部の上部側の側壁に形成されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記スピーカーの前記コーン部の開口面の一部が、前記底面の裏側に位置している請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記入力操作部が、定められた配列で複数の入力キーが二次元状に配置されたキーボードである請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記筐体が、その内部に主要回路が収容された電子機器の本体部を構成する請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 内部に表示パネルを収容した表示部をさらに備え、前記表示部が前記本体部に回動可能に取り付けられている請求項4に記載の電子機器。
JP2010226833A 2010-10-06 2010-10-06 電子機器 Active JP5599689B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010226833A JP5599689B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 電子機器
US13/253,448 US8526663B2 (en) 2010-10-06 2011-10-05 Electronic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010226833A JP5599689B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012084943A JP2012084943A (ja) 2012-04-26
JP5599689B2 true JP5599689B2 (ja) 2014-10-01

Family

ID=45925160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010226833A Active JP5599689B2 (ja) 2010-10-06 2010-10-06 電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8526663B2 (ja)
JP (1) JP5599689B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013141154A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Nikon Corp 部材および電子機器
US8976992B2 (en) * 2012-05-16 2015-03-10 Google Inc. Speaker porting around backlit keyboard

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11143579A (ja) * 1997-11-12 1999-05-28 Nec Corp 携帯用情報処理装置
JP3655107B2 (ja) * 1998-09-30 2005-06-02 富士通株式会社 電子機器のスピーカ固定構造及び電子機器
JP2003050642A (ja) 2001-08-03 2003-02-21 Nec Corp 携帯型情報端末装置
JP4210133B2 (ja) 2003-02-19 2009-01-14 京セラ株式会社 携帯端末機器
JP4196002B2 (ja) * 2003-03-28 2008-12-17 パナソニック株式会社 携帯型情報処理装置
US20040240688A1 (en) * 2003-05-28 2004-12-02 Hsin-Yuan Chiang Loudspeaking structure applied on a portable computer
US7230825B2 (en) * 2004-02-24 2007-06-12 Gateway Inc. Speaker grill-air vent combinations for a portable computer
JP4533712B2 (ja) * 2004-09-30 2010-09-01 株式会社東芝 電子機器
JP2006108791A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Toshiba Corp 電子機器
JP4853029B2 (ja) * 2006-01-20 2012-01-11 日本電気株式会社 携帯端末、スピーカ、及び携帯端末のスピーカ取付構造
JP4199292B1 (ja) 2007-12-28 2008-12-17 オリオン電機株式会社 表示装置
JP4551949B2 (ja) * 2008-05-30 2010-09-29 株式会社東芝 電子機器
US8170266B2 (en) * 2008-10-13 2012-05-01 Apple Inc. Portable computer speaker grill structures

Also Published As

Publication number Publication date
US8526663B2 (en) 2013-09-03
US20120087535A1 (en) 2012-04-12
JP2012084943A (ja) 2012-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6237768B2 (ja) 音声出力装置、音声出力方法および映像表示装置
US8644519B2 (en) Electronic devices with improved audio
JP5274421B2 (ja) 電子機器
JP2006108791A (ja) 電子機器
TWM508177U (zh) 具透明揚聲器的電子裝置
JP3959372B2 (ja) 電子機器
JP5599689B2 (ja) 電子機器
JP2010147924A (ja) 電子装置
TW201351016A (zh) 投影裝置
US20100046786A1 (en) Peripheral apparatus assembly for electronic device
JP2005100043A (ja) 情報機器
US20110075873A1 (en) Electronic device
KR200404505Y1 (ko) 회동 가능한 스피커를 갖는 휴대용 컴퓨터
JP2003280766A (ja) スピーカユニット内蔵情報処理装置
JP2011013779A (ja) 情報処理装置
JP2003032781A (ja) ポータブルサウンドステーション
JP6674116B1 (ja) 電子機器
JP2005286702A (ja) 携帯型電子機器
JP2004318843A (ja) 携帯型情報処理装置
JP5160799B2 (ja) 電子機器、音響システム及び音の出力方法
JP2008085833A (ja) 音響装置、置き台及び携帯端末装置
JP2003330572A (ja) 電子機器
JP2020074647A (ja) 携帯電子機器用スタンド
JP2005354377A (ja) 携帯端末の前面外装カバー、携帯端末及び携帯電話機
JP4177844B2 (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140813

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5599689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151