JP6124212B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、第1の筐体と第2の筐体とがヒンジ機構により連結された電子機器に関する。
特許文献1は、本体表面保護用のカバーがヒンジ軸を中心にして本体の裏側まで折り返し可能な電子機器を開示する。カバーと本体との間には、カバーと本体にそれぞれヒンジ軸を介して軸支されたヒンジユニットが設けられている。ヒンジユニット内には、本体を傾斜させるスタンド部材が収納されている。スタンド部材は、ヒンジユニット内から引き出し可能になっている。
特開平9−148575号公報
本開示は、第2の筐体の表面が第1の筐体の表面に重なる閉状態から、第1の筐体に対して第2の筐体が立ち上がった開状態を経て、第2の筐体の裏面が第1の筐体の裏面に重なる反転状態へ切り替え可能な電子機器において、有用な脚部材を備えた電子機器を提供する。
本開示における電子機器は、表面に操作部が設けられた第1の筐体と、表面にディスプレイが設けられた第2の筐体と、第1の筐体を第2の筐体に連結し、その連結箇所を支点にして第1の筐体に対して第2の筐体を回転させることによって、第2の筐体の表面が第1の筐体の表面に重なる閉状態から、第1の筐体に対して第2の筐体が立ち上がった開状態を経て、第2の筐体の裏面が第1の筐体の裏面に重なる反転状態へ当該電子機器を切り替え可能に構成されて、開状態と反転状態との切り替えの際の第2の筐体の回転に伴って回転するヒンジ機構と、当該電子機器の脚として機能する部材であって、開状態と反転状態との切り替えの際にヒンジ機構と共に回転するように設けられ、ヒンジ機構と共に回転することにより、開状態において第1の筐体の裏面に対して突出する状態と、反転状態において第1の筐体の表面に対して突出する状態とに切り替わる脚部材とを備えている。
本開示は、閉状態から開状態を経て反転状態へ切り替え可能な電子機器において、有用な脚部材を備えた電子機器を提供することができる。
実施の形態における電子機器の開状態の斜視図 実施の形態における電子機器の開状態の側面図 実施の形態における電子機器の開状態の上面図 実施の形態における第1の筐体の前側端面の正面図 実施の形態における第1の筐体の後ろ側端面の正面図 実施の形態における電子機器について、閉状態から開状態を経て反転状態へ電子機器を切り替える状態の遷移を説明するための斜視図 実施の形態における回転機構の正面図 実施の形態における回転機構の背面図 実施の形態における回転機構の側面図 実施の形態における回転機構のケーシングの分解斜視図 実施の形態におけるケーシング及び脚部材の断面図 実施の形態における電子機器を設置面に置いた状態を示す図 実施の形態における電子機器が閉状態である場合に脚部材を第1の筐体の後ろ側から見た斜視図 実施の形態における電子機器が閉状態又は開状態である場合に脚部材を第1の筐体の裏側から見た斜視図 実施の形態における電子機器が反転状態である場合に脚部材を第1の筐体の表側から見た斜視図 実施の形態における電子機器を閉状態から反転状態へ遷移させる場合のヒンジ機構及び脚部材の動きを説明するための断面図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
以下、図1〜16を用いて、実施の形態を説明する。
[1.電子機器の全体構成]
図1は、本実施の形態における電子機器100の開状態の斜視図である。図2は、本実施の形態における電子機器100の開状態の側面図である。図3は、本実施の形態における電子機器100の開状態の上面図である。図4は、本実施の形態における第1の筐体101の前側端面101cの正面図である。図5は、本実施の形態における第1の筐体101の後ろ側端面101dの正面図である。図6は、本実施の形態における電子機器100について、閉状態から開状態を経て反転状態へ電子機器100を切り替える状態の遷移を説明するための斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態の電子機器100は、情報処理装置の一種であるノート型パソコンである。電子機器100は、操作部110が表面101aに設けられた第1の筐体101と、ディスプレイ103が表面102aに設けられた第2の筐体102と、第1の筐体101の奥側を第2の筐体102の一端側(図1において下側)に連結するヒンジ機構120と、電子機器100の脚として機能する脚部材140とを備えている。操作部110は、電子機器100に対する使用者の操作を受け付ける部分であり、例えばキーボード、タッチパッド、及びタッチパネルにより構成されている。タッチパネルは、ディスプレイ103上に重ねられている。なお、以下では、第1の筐体101において、ヒンジ機構120側を「奥側」又は「後ろ側」といい、その逆側を「手前側」又は「前側」という。
図1及び図2に示すように、第1の筐体101は、平面視が略矩形状で薄型の筐体である。第1の筐体101は、表面101a、裏面101b、前側端面101c、及び後ろ側端面101d(奥側端面)を備えている。第1の筐体101は、CPU、メモリー、HDD、及びバッテリーなどを内蔵している(図示省略)。第1の筐体101の表面101aには、上述の操作部110のうち、キーボードとタッチパッドが設けられている。第1の筐体101の裏面101bには、バッテリーの取出部などが設けられている(図示省略)。第1の筐体101の外周面(第1の筐体101の厚さ方向に延びる面)には、電気コードの接続端子、及び周辺機器への接続口(例えば、USBポート)などが設けられている(図示省略)。
第1の筐体101では、図1に示すように、後ろ側端面101dに、第1の筐体101の手前側へ窪む第1のヒンジ用凹部131a、及び第2のヒンジ用凹部131bが形成されている。各ヒンジ用凹部131a,131bには、ヒンジ機構120が設けられている。第1のヒンジ用凹部131aは、図3において第1の筐体101の右奥の角の近傍に位置している。第2のヒンジ用凹部131bは、図3において第1の筐体101の左奥の角の近傍に位置している。
各ヒンジ用凹部131a,131bは、図3において第1の筐体101の左右方向の幅が上下方向(第1の筐体101の前後方向)の深さに比べて長い。各ヒンジ用凹部131a,131bを第1の筐体101の上側から見ると、手前側(図3の下側)に位置する直線状の底面の両端の各々から、略円弧状の壁面が幅方向(図3の左右方向)へそれぞれ広がるように奥側へ延びている。各ヒンジ用凹部131a,131bの幅は、第1の筐体101の前側に近づくに従って小さくなっている。
図1及び図2に示すように、第2の筐体102は、平面視が略矩形状で薄型の筐体である。第2の筐体102は、表面102a、裏面102b、基端面102c、及び先端面102dを備えている。第2の筐体102は、平面視の形状及び大きさが、第1の筐体101とほぼ同じである。第2の筐体102では、表面102aの大部分をディスプレイ103が占めている。第2の筐体102では、ディスプレイ103とは反対側の裏面102bが、電子機器100を保護するためのシールド面になっている。
第2の筐体102では、図1に示すように、基端面102cに、第2の筐体102の先端側へ窪む第1のヒンジ用凹部132a、及び第2のヒンジ用凹部132bが形成されている。各ヒンジ用凹部132a,132bは、第1の筐体101の各ヒンジ用凹部131a,131bに対応する位置に形成されている。各ヒンジ用凹部132a,132bには、ヒンジ機構120が設けられている。第1のヒンジ用凹部132aは、図4において第2の筐体102の右下の角の近傍に位置している。第2のヒンジ用凹部132bは、図4において第2の筐体102の左下の角の近傍に位置している。
各ヒンジ用凹部132a,132bは、図4において第2の筐体102の左右方向の幅が上下方向の深さに比べて長い。各ヒンジ用凹部132a,132bを第2の筐体102の正面から見ると、直線状の底面の両端から、直線状の壁面が略垂直に下方へ延びている。各ヒンジ用凹部132a,132bの幅は、その深さ方向に略一定である。各ヒンジ用凹部132a,132bの幅は、第1の筐体101のヒンジ用凹部131a,131bの開口の幅に略等しい。
ヒンジ機構120は、図5に示すように、それぞれに脚部材140が取り付けられた第1の回転機構120a及び第2の回転機構120bを備えている。第1の回転機構120aは、第1の筐体101の第1のヒンジ用凹部131aと、第2の筐体102の第1のヒンジ用凹部132aとに亘って配置されている。第1の回転機構120aは、第1の筐体101の第1のヒンジ用凹部131aにおいて第1の筐体101に回転可能に連結され、第2の筐体102の第1のヒンジ用凹部132aにおいて第2の筐体102に回転可能に連結されている。一方、第2の回転機構120bは、第1の筐体101の第2のヒンジ用凹部131bと、第2の筐体102の第2のヒンジ用凹部132bとに亘って配置されている。第2の回転機構120bは、第1の筐体101の第2のヒンジ用凹部131bにおいて第1の筐体101に回転可能に連結され、第2の筐体102の第2のヒンジ用凹部132bにおいて第2の筐体102に回転可能に連結されている。ヒンジ機構120及び脚部材140の詳細については後述する。
ヒンジ機構120は、第1の筐体101と第2の筐体102との連結箇所を支点にして第2の筐体102を回転させることによって、閉状態から開状態を経て反転状態へ電子機器100を切り替え可能に構成されている。第2の筐体102は、ヒンジ機構120により、第1の筐体101と第2の筐体102との連結箇所を支点として略360度回転可能である。閉状態では、図6(a)に示すように、第2の筐体102の表面102aが第1の筐体101の表面101aに重なるように電子機器100が閉じられている。閉状態では、ディスプレイ103が第1の筐体101のキーボードに対面する。
電子機器100は、閉状態から第2の筐体102を回転させると、図6(b)に示す開状態になる。開状態では、第1の筐体101の手前側から第2の筐体102が離れるように電子機器100が開けられている。開状態では、使用者が第1の筐体101の手前側からディスプレイ103を視認可能である。電子機器100は、図6(b)の状態から第2の筐体102をさらに回転させると、第2の筐体102の表面102aが第1の筐体101の表面101aと同一方向を向く図6(c)の開状態になる。電子機器100は、図6(c)の状態から第2の筐体102をさらに回転させると、第2の筐体102の表面102aが後ろ側を向く図6(d)の状態、第2の筐体102の裏面102bが第1の筐体101の裏面101bに接近した図6(e)の状態を経て、第2の筐体102の裏面102bが第1の筐体101の裏面101bに重なる図6(f)の反転状態に切り替わる。反転状態では、使用者が電子機器100をタブレット状態で使用できる。この場合は、例えば、使用者は、ディスプレイ103が上側を向き、第1の筐体の表面101aが下側を向く状態で電子機器100を使用できる。
なお、閉状態から反転状態までの切り替えとは逆の方向に第2の筐体102を回転させると、電子機器100は、反転状態から開状態を経て閉状態に戻る。また、図6(a)の状態から図6(c)の状態への切り替えでは、第2の筐体102が回転しても、第1の回転機構120a及び第2の回転機構120bは回転しない。一方、図6(c)の状態から図6(f)の状態への切り替えでは、第1の回転機構120a及び第2の回転機構120bが、第2の筐体102の回転に伴って、後述する第2の回転軸122を中心にして略180度回転する。
[2.ヒンジ機構及び脚部材の構成]
図7は、本実施の形態における回転機構120a,120bの正面図である。図8は、本実施の形態における回転機構120a,120bの背面図である。図9は、本実施の形態における回転機構120a,120bの側面図である。図10は、本実施の形態における回転機構120a,120bのケーシング123の分解斜視図である。図11は、本実施の形態におけるケーシング123及び脚部材140の断面図であり、図11(a)は短脚状態における図であり、図11(b)は長脚状態における図である。なお、回転機構120a,120bでは、電子機器100が閉状態及び開状態の場合に露出する側を正面といい、その反対側を背面という。
まずヒンジ機構120について説明する。
ヒンジ機構120は、上述したように、第1の回転機構120a及び第2の回転機構120bを備えている。第1の回転機構120a及び第2の回転機構120bは、開状態と反転状態の間の切り替えの際の第2の筐体102の回転に伴って回転する。なお、第1の回転機構120aと第2の回転機構120bは同じ構造であるため、以下では第1の回転機構120aについて説明する。
第1の回転機構120aは、図7、図8及び図9に示すように、第1の回転軸121と、第2の回転軸122と、箱状のケーシング123(外装部品)とを備えている。第1の回転軸121及び第2の回転軸122は、開閉用の回転軸である。第1の回転軸121及び第2の回転軸122は、共に略円柱状に形成されている。
ケーシング123は、図9に示すように、第1の主面123aと第2の主面123bが互いに平行になるように形成された箱体である。ケーシング123では、第1の側面123cと第2の側面123dも、互いに平行に設けられている。ケーシング123の一端面123e(図9において上面)は、断面視において略半円状に形成されている。また、ケーシング123の他端面123fは、図7及び図8に示すように、各側面123c,123dから延びる各部位が、内側に曲がる略円弧に形成されている。そのため、ケーシング123の他端側は、その他端に近づくに従って図7及び図8における左右方向の幅が小さくなっている。また、ケーシング123の他端側の略中央部には、脚用凹部124が形成されている。
脚用凹部124は、図7において左右方向の幅が上下方向の深さに比べて長い。ケーシング123の正面から脚用凹部124を見ると、直線状の底面の両端から、直線状の壁面が略垂直に図7の下方へ延びている。脚用凹部124の幅は、その深さ方向に略一定である。脚用凹部124は、ケーシング123の正面側が開放されている。脚用凹部124は、ケーシング123の背面側が後述する区画壁129により区画されている。
ケーシング123には、図9に示すように、第1の回転軸121を回転可能に支持する第1の軸受部151と、第2の回転軸122を回転可能に支持する第2の軸受部152とが設けられている。第1の軸受部151は、第1の側面123c及び第2の側面123dの各々において、ケーシング123の一端側(図9において上側)に形成された円形の貫通孔により構成されている。第2の軸受部152は、第1の側面123c及び第2の側面123dの各々において、ケーシング123の他端側(図9において下側)に形成された円形の貫通孔により構成されている。
第1の回転軸121は、第1の側面123c及び第2の側面123dの各々に設けられた第1の軸受部151(貫通孔)に挿入されて、第1の側面123c及び第2の側面123dの各々から突出している。第1の回転機構120aの第1の回転軸121は、第2の筐体102の第1のヒンジ用凹部132aにおいて第2の筐体102に固定されている。なお、第2の回転機構120bの第1の回転軸121は、第2の筐体102の第2のヒンジ用凹部132bにおいて第2の筐体102に固定されている。
第2の回転軸122は、第1の側面123c及び第2の側面123dの各々に設けられた第2の軸受部152(貫通孔)に挿入されて、第1の側面123c及び第2の側面123dの各々から突出している。第1の回転機構120aの第2の回転軸122は、第1の筐体101の第1のヒンジ用凹部131aにおいて第1の筐体101に固定されている。なお、第2の回転機構120bの第2の回転軸122は、第1の筐体101の第2のヒンジ用凹部131bにおいて第1の筐体101に固定されている。
ケーシング123は、図10に示すように、複数の部材(本実施の形態では、第1部材125と第2部材126の2つの部材)を組み立てることにより構成されている。第1部材125と第2部材126は、第1部材125に形成されたネジ挿通孔125aに挿入したネジを、第2部材126に形成されたネジ嵌合部126aに嵌め込むことにより一体化されている。
第2部材126には、一対の軸受部128が設けられている。各軸受部128は、脚用回転軸141を挿入する貫通孔142が形成された板状の部材である。各軸受部128は、貫通孔142の孔面において脚用回転軸141を回転可能に支持する軸受けとして機能する。一対の軸受部128は、第2部材126の内壁から突出している。ケーシング123では、一対の軸受部128が脚用凹部124の壁面を構成している。第2部材126は、第1部材125よりも強度が強い材料により構成されている。
また、第2部材126には、図11に示すように、ケーシング123の背面側から、脚用凹部124を区画する区画壁129が形成されている。区画壁129の内側には、脚用凹部124において脚用回転軸141へ向かって突出するラッチ部165が形成されている。ラッチ部165は、脚部材140が後述する短脚状態から長脚状態に到達すると、後述する脚用凸部149に引っ掛かる回転阻止壁としても機能する。
続いて脚部材140について説明する。
脚部材140は、電子機器100の脚になる部材である。脚部材140は、上述したように、第1の回転機構120a及び第2の回転機構120bにそれぞれ取り付けられている。脚部材140は、例えば弾力性を有する材料(例えば、ゴム)により構成されている。
脚部材140は、図10に示すように、断面形状が一様な柱状に形成されている。脚部材140の断面形状は、図11に示すように略卵状である。脚部材140は、断面において中間に位置する中間部144と、断面において中間部144の一端側に位置する基端部145と、断面において中間部144の他端側に位置する先端部146とを備えている。脚部材140の断面形状は、基端部145から先端部146へ向かって窄まっている。
脚部材140は、図10に示すように、ケーシング123の軸受部128に両端が支持された脚用回転軸141を介して、ケーシング123に取り付けられている。脚部材140は、脚用回転軸141を中心にしてケーシング123に対して回転可能になっている。脚部材140は、脚用回転軸141を支点にして回転させることにより、開状態において第1の筐体101の裏面101bに対して突出する短脚状態(図11(a)の状態)と、開状態において第1の筐体101の裏面101bに対する突出量が短脚状態よりも大きい長脚状態(図11(b)の状態)とに切り替わる。
基端部145は、長脚状態において、電子機器100の脚の基端側に位置する。脚部材140では、基端部145の側に、脚用回転軸141が挿入される円形の貫通孔140aが形成されている。貫通孔140aは、脚部材140の側面140b間に亘って形成されている。
また、基端部145の外周面には、図11に示すように、ロック用凸部147とラッチ用凸部148と脚用凸部149とが形成されている。基端部145の外周面では、図11(a)における反時計回りの方向において、ロック用凸部147、ラッチ用凸部148、脚用凸部149の順番で、これらの凸部147,148,149が配置されている。ロック用凸部147とラッチ用凸部148の間隔は、ラッチ用凸部148と脚用凸部149の間隔よりも広い。
ロック用凸部147とラッチ用凸部148は、図7において脚部材140の左右方向を脚部材140の幅方向として場合に、その幅方向に延びる細長い突起である。ロック用凸部147とラッチ用凸部148は、先端が丸みを帯びている。ロック用凸部147とラッチ用凸部148は略同じ大きさである。
短脚状態において、ロック用凸部147が、図11(a)に示すように、短脚状態の位置でラッチ部165の下壁165aに引っ掛かる。また、短脚状態から長脚状態への切り替えの際に、ロック用凸部147は、ラッチ部165に押されて突出量が小さくなることによりラッチ部165を通過する。
また、ラッチ用凸部148と脚用凸部149の間は、図11(b)に示すように、長脚状態においてラッチ部165が嵌り込むラッチ受けを構成する。ラッチ用凸部148と脚用凸部149の間隔は、ラッチ部165の先端面の断面幅にほぼ等しい。
また、脚用凸部149は、短脚状態において電子機器100の脚の先端側に位置する。脚用凸部149は、図11に示すように、ロック用凸部147とラッチ用凸部148に比べて断面幅が大きい。脚用凸部149を正面から見た形状は、図15に示すように、略矩形である。脚部材140の外周面では、脚用凸部149が基端部145から中間部144に亘って形成されている。脚用凸部149の先端面は、平坦面に形成されている。
先端部146は、長脚状態において、電子機器100の脚の先端側に位置する。先端部146には、図11に示すように、脚の先端面となる平坦面146aが形成されている。先端部146では、平坦面146aの片側(図11(a)において下側)に連続する第1の先端側曲面146bの方が、平坦面146aのもう片側(図11において上側)に連続する第2の先端側曲面146cよりも曲率が小さくなっている。第1の先端側曲面146bが形成された領域は、反転状態において露出する露出領域に相当し、第2の先端側曲面146cは、反転状態において露出しない非露出領域に相当する。
[3.脚部材の機能等]
まず、脚部材140を電子機器100の脚として使用している状態について説明する。
図12は、本実施の形態における電子機器100を設置面160に置いた状態を示す図である。図12(a)は、電子機器100が開状態において脚部材140を短脚状態にしている場合の図であり、図12(b)は、電子機器100が開状態において脚部材140を長脚状態にしている場合の図であり、図12(c)は、電子機器100が反転状態の場合の図である。図13は、本実施の形態における脚部材140を第1の筐体101の後ろ側から見た斜視図である。図13(a)は短脚状態の図であり、図13(b)は長脚状態の図である。図14は、本実施の形態における脚部材140を第1の筐体101の裏側から見た斜視図である。図15は、本実施の形態における電子機器100が反転状態である場合に脚部材140を第1の筐体101の表側から見た斜視図である。
図12(a)に示すように、脚部材140が短脚状態の場合には、脚部材140は、第1の筐体101の裏面101bに対して突出している。この場合に、電子機器100を机などの設置面160に置くと、脚部材140が電子機器100の後ろ脚として機能して、第1の筐体101の表面101aが手前側へ傾斜する。脚部材140では、脚用凸部149が設置面160に当接する。また、脚部材140が短脚状態の場合は、図13(a)に示すように、脚部材140の先端部146が、第1の筐体101のヒンジ用凹部131a,131bの外側を向いている。また、図12(a)に示すように、脚部材140の先端部146が、ケーシング123の第1の主面123aから突出すると共に、第1の筐体101の後ろ側端面101dから突出している。
電子機器100が閉状態又は開状態の場合に、脚用回転軸141を支点にして、図12(a)において時計回りに短脚状態の脚部材140を回転させると、ロック用凸部147が、ラッチ部165に押されて弾性変形する。ロック用凸部147は、その突出量が小さくなることによりラッチ部165を通過する。さらに、ロック用凸部147がラッチ部165を通過した後に、ラッチ用凸部148が、ラッチ部165に押されて弾性変形する。ラッチ用凸部148は、その突出量が小さくなることによりラッチ部165を通過する。ラッチ用凸部148がラッチ部165を通過し終わるとほぼ同時に、脚用凸部149の外周面がラッチ部165に当接して、脚部材140が、図12(b)、図13(b)、図14に示す長脚状態になる。
脚部材140が長脚状態の時に、電子機器100を机などの設置面160に置くと、短脚状態のときと同様に、脚部材140が電子機器100の後ろ脚として機能して、第1の筐体101の表面101aが手前側へ傾斜する。脚部材140では、先端部146の平坦面146aが設置面160に当接する。長脚状態では、図12(b)に示すように、第1の筐体101の裏面101bに対する脚部材140の突出量が短脚状態に比べて大きい。そのため、第1の筐体101の表面101aが、短脚状態よりも手前側へ大きく傾斜する。また、長脚状態の脚部材140は、第1の筐体101の裏面101bに垂直な方向よりも第1の筐体101の手前側へ傾斜している。特に、長脚状態の脚部材140は、脚部材140を脚にして電子機器100を水平な設置面160に設置した場合に、鉛直方向よりも第1の筐体101の手前側へ傾斜している。脚部材140の中間部144では、手前側の面よりも奥側の面の方が鉛直方向に対する傾きが大きくなっている。
また、脚部材140は、回転機構120a,120bと共に回転するように、回転機構120a,120bに可動に設けられている。脚部材140は、開状態と反転状態との切り替えの際に回転機構120a,120bと共に回転することにより、図12(a)に示す開状態において第1の筐体101の裏面101bに対して突出する状態と、反転状態において第1の筐体101の表面101aに対して突出する状態とに切り替わる。図12(c)に示すように、反転状態では、短脚状態の位置にある脚部材140が、第1の筐体101の表面101aに対して突出する。そのため、第1の筐体101の表面101aを下側にして電子機器100を設置面160に設置すると、脚部材140が電子機器100の脚になり、第2の筐体102の表面102aが手前側へ傾斜する。脚部材140では、脚用凸部149が設置面160に当接する。また、脚部材140が短脚状態の位置にある場合は、図15に示すように、脚部材140の先端部146が、第1の筐体101のヒンジ用凹部131a,131bの内側を向いている。
続いて、開状態から反転状態へ切り替わる際の脚部材140の動きについて説明する。
図16は、本実施の形態における電子機器100を閉状態から反転状態へ遷移させる場合のヒンジ機構120及び脚部材140の動きを説明するための断面図である。図16(a)は、電子機器100が閉状態において脚部材140を長脚状態にしている場合の図であり、図16(b)は、図16(a)の状態から第2の筐体102を略180度回転させた状態の図である。図16(c)〜図16(g)は、図16(b)の状態から第2の筐体102をさらに回転させた状態の図であり、図16(g)では、電子機器100が反転状態になっている。
図16(a)において脚部材140は長脚状態になっている。この状態では、第1の回転軸121及び第2の回転軸122は、電子機器100の厚み方向において上側から第1の回転軸121、第2の回転軸122の順番で並んでいる。この状態で、使用者が電子機器100を開けて第2の筐体102を後ろ側へ押すと、第2の筐体102が、第1の回転軸121を中心にして回転し、図16(b)に示す状態になる。この状態では、第2の筐体102の表面102aが第1の筐体101の表面101aと同一方向を向いている。図16(a)に示す状態から図16(b)に示す状態に至るまでは、第2の筐体102が回転しても、回転機構120a,120bは回転しない。
図16(b)に示す状態で、使用者が第2の筐体102を下側へ押すと、第2の筐体102が、第2の回転軸122を中心にして回転する。図16(b)に示す状態から図16(g)に示す状態に至るまでは、回転機構120a,120bが、第2の筐体102と共に回転する。
回転機構120a,120bが図16(c)に示す状態に到達すると、脚部材140の先端部146が、第1の筐体101の奥側の端部101e(具体的には、ヒンジ用凹部131a,131bの底面の角、及びその角近傍)に接触する。この状態から、第2の筐体102をさらに回転させると、第1の筐体101により脚部材140が押されて回転し、図16(d)の状態を経て、図16(e)に示すように脚部材140が短脚状態の位置まで移動する。図16(c)に示す状態から、図16(e)に示す状態に至るまでは、脚部材140が反時計回りに回転する。脚部材140の先端部146が接触する第1の筐体101の奥側の端部101eは、脚部材140が長脚状態に切り替えられている場合に、開状態から反転状態へ切り替わる過程で、脚部材140を短脚状態の位置へ切り替える脚切替部として機能する。
そして、図16(e)に示す状態から、第2の筐体102をさらに回転させると、図16(f)及び図16(g)に示すように、電子機器100は反転状態になる。反転状態では、第1の筐体101の表面101aを上側に向けた状態で、第1の回転軸121及び第2の回転軸122が、電子機器100の厚み方向において上側から第2の回転軸122、第1の回転軸121の順番で並んでいる。図16(e)に示す状態から図16(g)に示す状態に至るまでは、脚部材140が短脚状態の位置にある状態で、回転機構120a,120bが回転する。
また、閉状態と図16(b)の状態との間の切り替えでは、第2の筐体102が第1の回転軸121を中心にして回転する。図16(b)の状態と反転状態との間の切り替えでは、第2の筐体102が第2の回転軸122を中心にして回転する。図16(b)の状態では、第2の筐体102を下側へ押しても第1の回転軸121は回転しない。また、図16(b)の状態では、第2の筐体102を上側へ押して第2の回転軸122は回転しない。
[4.効果等]
本実施の形態では、脚部材140が、開状態と反転状態との切り替えの際にヒンジ機構120と共に回転することにより、開状態において第1の筐体101の裏面101bに対して突出する状態と、反転状態において第1の筐体101の表面101aに対して突出する状態とに切り替わる。そのため、閉状態、開状態及び反転状態で脚として機能する有用な脚部材140を備えた電子機器100を提供することができる。
また、本実施の形態では、脚部材140が、短脚状態と長脚状態とが切り替わるように、ヒンジ機構120に可動に設けられている。そのため、使用者は、閉状態又は開状態の電子機器100を設置する場合に、第1の筐体101の表面101aの傾きを調節することができる。また、長脚状態では、設置面160からの第1の筐体101の距離が大きくなる。そのため、使用者は、第1の筐体101の外周面の電気コードの接続端子及び周辺機器への接続口に対して、対象物を容易に接続することができる。
また、本実施の形態では、脚部材140が、長脚状態に切り替えられている場合に、開状態から反転状態へ切り替わる過程で、脚部材140を短脚状態の位置へ切り替える脚切替部101eをさらに備えている。脚切替部101eは、第1の筐体101の奥側の端部であり、開状態から反転状態へ切り替わる過程で、ヒンジ機構120と共に回転する脚部材140に当接して脚部材140を移動させることにより、脚部材140を短脚状態の位置へ切り替える。ここで、電子機器100が反転状態の場合に脚部材140が長脚状態の位置にある場合は、電子機器100を持ち上げて使用する使用者にとって、脚部材140が邪魔になるおそれがある。本実施の形態によれば、電子機器100を反転状態に切り替える場合に、脚部材140を短脚状態へ戻す手間を生じさせることなく、反転状態において脚部材140が邪魔になることを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、反転状態において、短脚状態の位置にある脚部材140が第1の筐体101の表面101aに対して突出する。そのため、使用者が反転状態のままディスプレイ103を上向きにして電子機器100を設置面160に置いた場合に、操作部110が設置面160に接触することを避けることができる。また、反転状態のまま置かれた電子機器100と設置面160との間に隙間ができるため、使用者は容易に電子機器100を設置面160から持ち上げることができる。
また、本実施の形態では、ヒンジ機構120には、脚部材140を回転可能に支持する脚用回転軸141が設けられている。脚部材140は、脚用回転軸141を支点にして回転させることにより、短脚状態と前記長脚状態とに切り替わる。そのため、使用者は脚部材140を押して回転させるだけで、第1の筐体101の表面101aの傾きを調節することができる。
また、本実施の形態では、脚用回転軸141を支点にして長脚状態の脚部材140を第1の筐体101の外側へ回転させて短脚状態へ切り替えると、長脚状態において先端側に位置する脚部材140の先端部146が、短脚状態において第1の筐体101の後ろ側端面101dから突出する。従って、使用者は短脚状態の脚部材140の先端部146に指を容易に引っ掛けることができるため、使用者は脚部材140を容易に長脚状態へ切り替えることができる。
また、本実施の形態では、第1の筐体101の後ろ側端面101dには、ヒンジ機構120が配置されるヒンジ用凹部131a,131bが形成されている。開状態では、脚部材140の先端部146がヒンジ用凹部131a,131bの外側を向き、反転状態では、脚部材140の先端部146がヒンジ用凹部131a,131bの内側を向く。そのため、反転状態では、脚部材140の先端部146に指を引っ掛けにくく、開状態に比べて、使用者の意思に反して脚部材140が長脚状態へ切り替わることを抑制することができる。また、脚部材140の先端部146では、反転状態において露出する第1の先端側曲面146bの曲率の方が、反転状態において露出しない第2の先端側曲面146cの曲率よりも小さい。そのため、反転状態において、開状態に比べて、脚部材140の先端部146に指をさらに引っ掛けにくくすることができる。
また、本実施の形態では、脚部材140の外周面には、短脚状態において電子機器100の脚の先端となる脚用凸部149が設けられている。従って、脚用凸部149の突出長を適切に設計することにより、短脚状態における第1の筐体101の表面101aの傾きを適正化することができる。
また、本実施の形態では、電子機器100が、脚用回転軸141へ向かって突出するラッチ部165をさらに備えている。脚部材140の外周面には、長脚状態においてラッチ部165が嵌り込むラッチ受けが、脚用凸部149との間に形成されるように、ラッチ用凸部148が設けられている。脚部材140は、ラッチ部165がラッチ受けに嵌り込んでいるため、短脚状態へ戻そうとしても比較的大きな力を加えなければ戻らない。従って、図12(b)に示す長脚状態で、電子機器100が設置面160に置かれた場合に使用者が電子機器100を手前側へ引き寄せても、脚部材140の先端部146と設置面160との摩擦力により、脚部材140が外側へ倒れることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、脚部材140の外周面には、短脚状態の位置でラッチ部165に引っ掛かるロック用凸部147が設けられている。ロック用凸部147は、短脚状態から長脚状態への切り替えの際に、ラッチ部165に押されて突出量が小さくなることによりラッチ部を通過する。そのため、短脚状態から長脚状態への切り替えを阻害することがなく、短脚状態の脚部材140が使用者の意思に反して回転することを抑制することができる。また、図11(a)に示す脚部材140の上面は脚用凹部124の壁面に当接している。従って、短脚状態において脚部材140がぐらつくことを抑制することができ、電子機器100を安定して支持することができる。
また、本実施の形態では、脚用凸部149の断面幅は、ラッチ用凸部148の断面幅に比べて大きい。そのため、かなり大きな力で脚部材140を回転させない限り脚用凸部149がラッチ部165を通過できないため、脚部材140が長脚状態の位置を超えて回転することを阻止することができる。
また、本実施の形態では、電子機器100が、脚部材140が短脚状態から長脚状態に到達すると脚用凸部149に引っ掛かる回転阻止壁165aをさらに備えている。そのため、脚部材140が長脚状態の位置を超えて回転することを抑制することができる。
また、本実施の形態では、長脚状態の脚部材140が、第1の筐体101の裏面101bに垂直な方向よりも第1の筐体101の手前側へ傾斜している。特に、長脚状態の脚部材140は、脚部材140を脚にして電子機器100を水平な設置面160に設置した場合に、鉛直方向よりも第1の筐体101の手前側へ傾斜している。そのため、長脚状態の脚部材140は奥側へ倒れにくい。従って、電子機器100が手前側へ引き寄せられた場合に、脚部材140の先端部146と設置面160との摩擦力により、脚部材140が倒れることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、ヒンジ機構120が、第1部材125と第2部材126の2つの部材を組み立てることにより構成されたケーシング123を備えている。ケーシング123では、第2部材126だけに脚用回転軸141の軸受部128が設けられている。そのため、例えば、ケーシング123の上下方向に荷重が作用して、第1部材125と第2部材126とが分離したとしても、脚部材140がケーシング123から外れることを阻止することができる。
また、本実施の形態では、ケーシング123において、第1部材125と第2部材126では、軸受部128が設けられた第2部材126の強度が、第1部材125よりも強度が大きい。電子機器100を設置すると、第2部材126には、脚部材140を介して下からの荷重が作用する。第2部材126は第1部材125よりも大きな荷重が作用する可能性がある。従って、第2部材126に比較的大きな荷重が作用する場合であっても、第2部材126が破損することを抑制することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかし、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態では、電子機器100の一例としてノート型パソコンを挙げたが、折り畳み型の携帯電話端末、折り畳み型の電子ゲーム機、折り畳み型の電子辞書端末などであってもよい。電子機器は、閉状態から開状態を経て反転状態へ切り替え可能に構成されたヒンジ機構120を備えた機器であればよい。
また、実施の形態では、脚部材140がヒンジ機構120に取り付けられているが、脚部材140がヒンジ機構120に一体化された別の部材に取り付けられていてもよい。
また、実施の形態では、脚部材140が回転することにより短脚状態と長脚状態とに切り替えられるが、脚部材140が所定の方向にスライドすることにより短脚状態と長脚状態とに切り替えられてもよい。
また、実施の形態では、脚切替部101eの一例として、第1の筐体101の壁面を説明した。しかし、脚切替部101eは、これに限定されない。脚切替部101eは、例えばモータの動力により、脚部材140の位置を切り替えてもよい。
また、実施の形態では、反転状態において、短脚状態の位置にある脚部材140が第1の筐体101の表面101aに対して突出しているが、長脚状態と短脚状態のうち長脚状態の位置にある場合にだけ、脚部材140が第1の筐体101の表面101aに対して突出するようにしてもよい。
また、実施の形態では、脚用回転軸141が第1の筐体101の奥側に沿って延びているが、脚用回転軸141の延伸方向はこれに限定されない。脚用回転軸141は、第1の筐体101の前後方向に沿って延びていてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。
従って、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須ではない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されているからといって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定を受けるべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等な範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、閉状態から開状態を経て反転状態へ切り替え可能な電子機器において、有用な脚部材を備えた電子機器等に適用可能である。
100 電子機器
101 第1の筐体
102 第2の筐体
103 ディスプレイ
110 操作部
120 ヒンジ機構
120a 第1の回転機構
120b 第2の回転機構
121 第1の回転軸
122 第2の回転軸
123 ケーシング
124 脚用凹部
125 第1部材
126 第2部材
131a 第1のヒンジ用凹部
131b 第2のヒンジ用凹部
132a 第1のヒンジ用凹部
132b 第2のヒンジ用凹部
140 脚部材
141 脚用回転軸
146 脚部材の先端部
146b 第1の先端側曲面(露出領域)
146c 第2の先端側曲面(非露出領域)
147 ロック用凸部
148 ラッチ用凸部
149 脚用凸部
151 第1の軸受部
152 第2の軸受部
165 ラッチ部
165a 回転阻止壁

Claims (21)

  1. 電子機器であって、
    表面に操作部が設けられた第1の筐体と、
    表面にディスプレイが設けられた第2の筐体と、
    前記第1の筐体を前記第2の筐体に連結し、該連結箇所を支点にして前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を回転させることによって、前記第2の筐体の表面が前記第1の筐体の表面に重なる閉状態から、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体が立ち上がった開状態を経て、前記第2の筐体の裏面が前記第1の筐体の裏面に重なる反転状態へ当該電子機器を切り替え可能に構成されて、前記開状態と前記反転状態との切り替えの際の前記第2の筐体の回転に伴って回転するヒンジ機構と、
    当該電子機器の脚として機能する部材であって、前記開状態と前記反転状態との切り替えの際に前記ヒンジ機構と共に回転するように設けられ、前記ヒンジ機構と共に回転することにより、前記開状態において前記第1の筐体の裏面に対して突出する状態と、前記反転状態において前記第1の筐体の表面に対して突出する状態とに切り替わる脚部材とを備えていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記脚部材は、前記開状態において前記第1の筐体の裏面に対して突出する短脚状態と、前記開状態において前記第1の筐体の裏面に対する突出量が前記短脚状態よりも大きい長脚状態とが切り替わるように、前記ヒンジ機構に可動に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記脚部材が前記長脚状態に切り替えられている場合に、前記開状態から前記反転状態へ切り替わる過程で、前記脚部材を前記短脚状態の位置へ切り替える脚切替部をさらに備えていることを特徴とする、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記脚切替部は、前記第1の筐体の奥側の端部であり、前記開状態から前記反転状態へ切り替わる過程で、前記ヒンジ機構と共に回転する前記脚部材に当接して前記脚部材を移動させることにより、前記脚部材を前記短脚状態の位置へ切り替えることを特徴とする、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記反転状態では、前記短脚状態の位置にある前記脚部材が前記第1の筐体の表面に対して突出することを特徴とする、請求項2に記載の電子機器。
  6. 前記ヒンジ機構には、前記脚部材を回転可能に支持する脚用回転軸が設けられ、
    前記脚部材は、前記脚用回転軸を支点にして回転させることにより、前記短脚状態と前記長脚状態とに切り替わることを特徴とする、請求項2に記載の電子機器。
  7. 前記脚用回転軸を支点にして前記長脚状態の脚部材を前記第1の筐体の外側へ回転させて前記短脚状態へ切り替えると、前記長脚状態において先端側に位置する前記脚部材の先端部が、前記短脚状態において前記第1の筐体の奥側の外周面から突出することを特徴とする、請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第1の筐体の奥側の外周面には、前記ヒンジ機構が配置されるヒンジ用凹部が形成され、
    前記脚部材のうち前記長脚状態において先端側に位置する部位を先端部とした場合に、前記開状態では、前記短脚状態の位置にある前記先端部が前記ヒンジ用凹部の外側を向き、前記反転状態では、前記脚部材の先端部が前記ヒンジ用凹部の内側を向くことを特徴とする、請求項6に記載の電子機器。
  9. 前記脚部材の先端部では、前記反転状態において露出する露出領域の曲率の方が、前記反転状態において露出しない非露出領域の曲率よりも小さいことを特徴とする、請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記脚部材の外周面には、前記短脚状態において当該電子機器の脚の先端となる脚用凸部が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の電子機器。
  11. 前記脚用回転軸へ向かって突出するラッチ部をさらに備え、
    前記脚部材の外周面には、前記長脚状態において前記ラッチ部が嵌り込むラッチ受けが前記脚用凸部との間に形成されるように、ラッチ用凸部が設けられていることを特徴とする、請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記脚部材の外周面には、前記短脚状態の位置で前記ラッチ部に引っ掛かるロック用凸部が設けられ、
    前記ロック用凸部は、前記短脚状態から前記長脚状態への切り替えの際に前記ラッチ部に押されて突出量が小さくなることにより前記ラッチ部を通過することを特徴とする、請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記脚用凸部は、前記ラッチ用凸部に比べて断面幅が大きいことを特徴とする、請求項11に記載の電子機器。
  14. 前記脚部材が前記短脚状態から前記長脚状態に到達すると前記脚用凸部に引っ掛かる回転阻止壁をさらに備えていることを特徴とする、請求項10に記載の電子機器。
  15. 前記長脚状態の前記脚部材は、前記第1の筐体の裏面に垂直な方向よりも前記第1の筐体の手前側へ傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載の電子機器。
  16. 前記長脚状態の前記脚部材は、該脚部材を脚にして当該電子機器を水平面に設置した場合に、鉛直方向よりも前記第1の筐体の手前側へ傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載の電子機器。
  17. 前記ヒンジ機構は、複数の部材を組み立てることにより構成されたケーシングを備え、
    前記ケーシングでは、前記複数の部材のうち1つの部材だけに前記脚用回転軸の軸受けが設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の電子機器。
  18. 前記ケーシングの前記複数の部材では、前記軸受けが設けられた部材の強度が、他の部材よりも強度が大きいことを特徴とする、請求項17に記載の電子機器。
  19. 前記ヒンジ機構は、前記閉状態と前記反転状態の切り替えの際に前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を回転させるための回転軸を備え、
    前記脚部材は、前記ヒンジ機構の前記回転軸が設けられた箱体である外装部品に設けられている、請求項1に記載の電子機器。
  20. 前記ヒンジ機構は、前記回転軸として、第1の回転軸と第2の回転軸を有し、
    当該電子機器は、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を回転させる際に前記第1の回転軸が支点となる第1の遷移状態の後に、前記第1の遷移状態に連続して、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を回転させる際に前記第2の回転軸が支点となる第2の遷移状態を経て、前記閉状態から前記反転状態へ切り替わり、
    前記外装部品は、前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸が設けられた箱体である、請求項19に記載の電子機器。
  21. 前記第1の遷移状態は、前記第1の筐体の前記操作部と、前記第2の筐体の前記ディスプレイとが180度未満の角度で向き合う状態を含み、
    前記第2の遷移状態は、前記第1の筐体の前記操作部と、前記第2の筐体の前記ディスプレイとが180度より大きな角度を形成する状態を含む、請求項20に記載の電子機器。
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