JPH1062051A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH1062051A
JPH1062051A JP22210196A JP22210196A JPH1062051A JP H1062051 A JPH1062051 A JP H1062051A JP 22210196 A JP22210196 A JP 22210196A JP 22210196 A JP22210196 A JP 22210196A JP H1062051 A JPH1062051 A JP H1062051A
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JP
Japan
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temperature
condenser
temperature sensor
refrigerator
capacity running
Prior art date
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Pending
Application number
JP22210196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Matsukawa
浩貴 松川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP22210196A priority Critical patent/JPH1062051A/ja
Publication of JPH1062051A publication Critical patent/JPH1062051A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高外気温時、送風ファンを停止させ、保存食
品に悪影響を与えることなく、コンプレッサの負荷を軽
減することを目的とする。 【解決手段】 電源投入直後に室温センサー14と冷凍
室温度センサー9の温度が設定温度以上を検知した際、
電源投入後所定時間経過後に、凝縮器温度センサー27
の温度DCが上限設定値DCmax以上あった場合、予
め設定された時間だけ容量小のランニングコンデンサ2
8から、前記容量大のランニングコンデンサ29へ切り
換えるものでありPSCファンモータ26の回転数がア
ップし機械室放熱器24の放熱性能が向上し、コンプレ
ッサー4の吐出側圧力の上昇も緩やかとなるためコンプ
レッサー4への負荷も軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫におけるコ
ンプレッサーへの負荷低減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫におけるコンプレッサーに
加わる負荷の低減を目的とした制御としては、例えば特
開平5−240554号公報が公知である。
【0003】以下、図9、図10、図11及び図12に
従い従来の冷蔵庫の一例について説明する。図9は従来
の冷蔵庫の縦断面図、図10は同冷蔵庫の概略電気構成
を示すブロック図、図11は同冷蔵庫の制御のフローチ
ャート、図12は同冷蔵庫におけるコンプレッサーの吐
出側圧力の変化特性図である。
【0004】図9において、冷蔵庫本体1は冷凍室2及
び冷蔵室3を備えた構造となっており、各室にはそれぞ
れ扉(冷凍室2、冷蔵室3用の扉についてそれぞれ符号
2a及び3aを符して示す)が取り付けられているとと
もに、その背面下部にはコンプレッサー4が配置されて
いる。
【0005】冷凍室2の背面部位には冷却室5が形成さ
れており、この冷却室5内に冷却器6、送風ファン7及
び除霜ヒータ8が設置され、該冷凍室2内の一部には冷
凍室温度センサー9が取り付けられている。
【0006】冷蔵室3の背面部位には、ダンパー装置1
0と冷蔵室温度センサー11を内蔵した温度調節装置1
2が設置され、該ダンパー装置10と前記冷却室5はダ
クト13により連結されている。前記冷凍室扉2aの前
面下部には室温センサー14が設置されている。
【0007】図10において、冷凍室温度センサー9は
冷凍室2の温度に応じた温度検出信号を発生し、冷蔵室
温度センサー11は冷蔵室3の温度に応じた温度検出信
号を発生し、室温センサー14は冷蔵庫本体1の設置雰
囲気温度DAに応じた温度検出信号を発生する機構とな
っており、これら各温度検出信号は制御回路15に与え
られる。
【0008】除霜タイマー16は所定の除霜周期毎に除
霜信号を発生し、該除霜信号は制御回路15に与えられ
るようになっている。制御回路15は例えばマイコンを
含んで構成されたもので、商用交流電源に接続されるプ
ラグ17から直流電流回路18を介して給電される構成
となっている。
【0009】この制御回路15は上述のような各入力信
号及び予め記憶した制御用プログラムに基づいて、前記
コンプレッサー4、送風ファン7、ダンパー装置10及
び除霜ヒータ8への通断制御をリレー19〜22を介し
て実行するように構成されている。
【0010】図11には制御回路15による制御のう
ち、本発明の要旨に関係する部分のみ示してあり、以下
これについて説明する。
【0011】電源が投入されると、コンプレッサー4及
び送風ファン7が運転を開始し(ステップS1)、この
状態で所定時間△T1が経過するまで待機する(ステッ
プS2)。
【0012】時間△T1が経過した時には、室温センサ
ー14による検出温度DSが所定の上限温度Dmax以
上あるか否かを判断する(ステップS3)。
【0013】そして検出温度DAが上限温度Dmax未
満であった場合には、そのまま通常制御ルーチンS7を
実行するが、検出温度DAが上限温度Dmax以上であ
った場合、即ちコンプレッサー4への入力負荷が増大し
ている状況下では、送風ファン7を停止させ(ステップ
S4)、予め設定した時間△T2経過するまで待機する
(ステップ5)。
【0014】その後△T2経過した後、送風ファン7へ
の通電を再開させ(ステップS6)その後通常制御ルー
チンS7へ移行する。
【0015】尚、この通常ルーチンS7はごく一般的な
もので、冷凍室温度センサー9からの温度検出信号に基
づいてコンプレッサー4と送風ファン7の運転制御を行
い、冷蔵室温度センサー11からの温度検出信号に基づ
いてダンパー装置10の開閉制御を行い、除霜タイマー
16からの除霜信号に基づいて除霜ヒータ8の通電制御
を行うようになっている。
【0016】このような制御における作用について図1
2を参照しながら説明する。冷蔵庫を夏場に運搬し、電
源を投入すると、コンプレッサー4の吐出側圧力は時間
の経過とともに急上昇し、それに比例してコンプレッサ
ー4に加わる負荷も増加してくる。その後△T1経過時
(吐出側圧力Pd1)に、室温センサー14の検出温度
DAが上限温度Dmax以上であった場合、△T2の時
間だけ送風ファン7が停止するため、この間は冷却器6
と庫内空気との熱交換量は減少し、コンプレッサー4の
吐出側圧力Pdも低下し、当然コンプレッサー4への入
力負荷も低下してくる。
【0017】但しこの間、コンプレッサー4の運転は継
続しているので冷媒は冷却システム内を循環し続け冷却
器6の温度は低下する。
【0018】その後、△T2経過後、送風ファン7の運
転が再開すると、コンプレッサー4の吐出側圧力Pdは
冷却器6の温度が十分低下しているため、相対的に低い
値を呈しながら電源投入時よりは緩やかなカーブを描い
て上昇し、最大値Pdmaxを示した後に冷却器6の温
度に応じた値に落ち着くようになり、コンプレッサー4
への入力負荷の上昇も抑制される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、高外気温時(即ちDA≧Dmax時)、
送風ファンが△T2の間、停止するため冷凍室及び冷蔵
室への励起の送風が停止し、所定温度にまで冷却する時
間が長くなり、保存食品に悪影響を与えるという課題を
有していた。
【0020】本発明は上記課題に臨み、送風ファンを停
止させることなく、コンプレッサーの付加を軽減するも
のである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷蔵庫は、コンプレッサーと凝縮器の一部で
ある機械室放熱器を収納した機械室と、機械室放熱器を
冷却する機械室ファンと、機械室ファンを駆動するPS
Cファンモータと、PSCファンモータの回路内に設け
られた容量小のランニングコンデンサと、容量大のラン
ニングコンデンサと、設置雰囲気温度を検知する室温セ
ンサーと、凝縮器の温度を検知する凝縮器温度センサー
と、冷凍室温度を検知する冷凍室温度センサーと、PS
Cファンモータの駆動を制御する手段と、容量小のラン
ニングコンデンサと、容量大のランニングコンデンサを
切り換える手段を備え、電源投入直後に冷凍室温度セン
サー及び前記室温センサーの温度が設定温度以上を検知
した際に電源投入後所定時間経過後、前記凝縮器温度セ
ンサー温度が上限設定温度以上を検知した場合には予め
設定された時間だけ容量小のランニングコンデンサか
ら、前記容量大のランニングコンデンサへ切り換える構
成としたものである。
【0022】また、設置雰囲気温度を検知する室温セン
サーと、凝縮器の温度を検知する凝縮器温度センサー
と、冷蔵室温度を検知する冷蔵室温度センサーを備え、
電源投入直後に冷蔵室温度センサー及び前記室温センサ
ーの温度が設定温度以上を検知した際に電源投入後所定
時間経過後、前記凝縮器温度センサー温度が上限設定温
度以上を検知した場合には予め設定された時間だけ容量
小のランニングコンデンサから、前記容量大のランニン
グコンデンサへ切り替える構成としたものである。
【0023】また、設定雰囲気温度を検知する室温セン
サーと、冷蔵庫本体の電源入力値を検知する手段と、冷
凍室温度を検知する冷凍室温度センサーを備え、電源投
入直後に冷凍室温度センサー及び前記室温センサーの温
度が設定温度以上を検知した際に電源投入後所定時間経
過後、前記電源入力検知手段が上限設定値以上を検知し
た場合には予め設定された時間だけ容量小のランニング
コンデンサから、前記容量大のランニングコンデンサへ
切り替える構成としたものである。
【0024】また、設置雰囲気温度を検知する室温セン
サーと、冷蔵庫本体の電源入力値を検知する手段と、冷
蔵室温度を検知する冷蔵室温度センサーを備え、電源投
入直後に冷蔵室温度センサー及び前記室温センサーの温
度が設定温度以上を検知した際に電源投入後所定時間経
過後、前記電源入力検知手段が上限設定値以上を検知し
た場合には予め設定された時間だけ容量小のランニング
コンデンサから、前記容量大のランニングコンデンサへ
切り替える構成としたものである。
【0025】これにより、送風ファンを停止させること
なく、コンプレッサーの負荷を軽減するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コンプレッサーと凝縮器の一部である機械室放熱器
を収納した機械室と、機械室放熱器を冷却する機械室フ
ァンと、機械室ファンを起動するPSCファンモータ
と、PSCファンモータの回路内に設けられた容量小の
ランニングコンデンサと、容量大のランニングコンデン
サと、設置雰囲気温度を検知する室温センサーと、凝縮
器の温度を検知する凝縮器温度センサーと、冷凍室温度
を検知する冷凍室温度センサーと、PSCファンモータ
の駆動を制御する手段と、容量小のランニングコンデン
サと、容量大のランニングコンデンサを切り替える手段
を備え、電源投入直後に室温センサーと冷凍室温度セン
サーの温度が設定温度以上を検知した際、電源投入後所
定時間経過後に、前記凝縮器温度センサー温度が上限設
定温度以上を検知した場合には予め設定された時間だけ
容量小のランニングコンデンサから、前記容量大のラン
ニングコンデンサへ切り替えるものでありその場合、容
量大のランニングコンデンサへ切り替えられるため、P
SCファンモータの回転数がアップし機械室放熱器の放
熱性能が向上し、コンプレッサーの吐出側圧力の上昇も
緩やかとなるためコンプレッサーへの負荷も軽減され
る。また、送風ファンを停止させることなく逆に機械室
放熱機の放熱性能が向上するため冷却性能が向上し、所
定の温度までの到達時間が短縮され、保存食品に悪影響
を与えることはなくなる。
【0027】本発明の請求項2に記載の発明は、コンプ
レッサーと凝縮器の一部である機械室放熱器を収納した
機械室と、機械室放熱器を冷却する機械室ファンと、機
械室ファンを駆動するPSCファンモータと、PSCフ
ァンモータの回路内に設けられた容量小のランニングコ
ンデンサと、容量大のランニングコンデンサと、設置雰
囲気温度を検知する室温センサーと、凝縮器の温度を検
知する凝縮器温度センサーと、冷蔵室温度を検知する冷
蔵室温度センサーと、PSCファンモータの駆動を制御
する手段と、容量小のランニングコンデンサと、容量大
のランニングコンデンサを切り替える手段を備え、電源
投入直後に室温センサーと冷蔵室温度センサーの温度が
設定温度以上を検知した際、電源投入後所定時間経過後
に、前記凝縮器温度センサー温度が上限設定温度以上を
検知した場合には予め設定された時間だけ容量小のラン
ニングコンデンサから、前記容量大のランニングコンデ
ンサへ切り換えるものでありその場合、容量大のランニ
ングコンデンサへ切り換えられるため、PSCファンモ
ータの回転数がアップし機械室放熱器の放熱性能が向上
し、コンプレッサーの吐出側圧力の上昇も緩やかとなる
ためコンプレッサーへの負荷も軽減される。また、送風
ファンを停止させることなく逆に機械室放熱機の放熱性
能が向上するため冷却性能が向上し、所定の温度までの
到達時間が短縮され、保存食品に悪影響を与えることは
なくなる。
【0028】本発明の請求項3に記載の発明は、コンプ
レッサーと凝縮器の一部である機械室放熱器を収納した
機械室と、機械室放熱器を冷却する機械室ファンと、機
械室ファンを駆動するPSCファンモータと、PSCフ
ァンモータの回路内に設けられた容量小のランニングコ
ンデンサと、容量大のランニングコンデンサと、設置雰
囲気温度を検知する温度センサーと、冷蔵庫の電源入力
を検知する手段と、冷凍室温度を検知する冷凍室温度セ
ンサーと、PSCファンモータの駆動を制御する手段
と、容量小のランニングコンデンサと、容量大のランニ
ングコンデンサを切り換える手段を備え、電源投入直後
に室温センサーと冷凍室温度センサーの温度が設定温度
以上を検知した際、電源投入後所定時間経過後に、前記
電源入力検知手段が上限設定値以上検知した場合には予
め設定された時間だけ容量小のランニングコンデンサか
ら、前記容量大のランニングコンデンサへ切り換えるも
のでありその場合、容量大のランニングコンデンサへ切
り換えられるため、PSCファンモータの回転数がアッ
プし機械室放熱器の放熱性能が向上し、コンプレッサー
の吐出側圧力の上昇も緩やかとなるためコンプレッサー
への負荷も軽減される。また、送風ファンを停止させる
ことなく逆に機械室放熱器の放熱性能が向上するため冷
却性能が向上し、所定の温度までの到達時間が短縮さ
れ、保存食品に悪影響を与えることはなくなる。
【0029】本発明の請求項4に記載の発明は、コンプ
レッサーと凝縮器の一部である機械室放熱器を収納した
機械室と、機械室放熱器を冷却する機械室ファンと、機
械室ファンを駆動するPSCファンモータと、PSCフ
ァンモータの回路内に設けられた容量小のランニングコ
ンデンサと、容量大のランニングコンデンサと、設置雰
囲気温度を検知する温度センサーと、冷蔵庫の電源入力
を検知する手段と、冷蔵室温度を検知する冷蔵室温度セ
ンサーと、PSCファンモータの駆動を制御する手段
と、容量小のランニングコンデンサと、容量大のランニ
ングコンデンサを切り換える手段を備え、電源投入直後
に室温センサーと冷蔵室温度センサーの温度が設定温度
以上を検知した際、電源投入後所定時間経過後に、前記
電源入力検知手段が上限設定値以上検知した場合には予
め設定された時間だけ容量小のランニングコンデンサか
ら、前記容量大のランニングコンデンサへ切り換えるも
のでありその場合、容量大のランニングコンデンサへ切
り換えられるため、PSCファンモータの回転数がアッ
プし機械室放熱器の放熱性能が向上し、コンプレッサー
の吐出側圧力の上昇も緩やかとなるためコンプレッサー
への負荷も軽減される。また、送風ファンを停止させる
ことなく逆に機械室放熱器の放熱性能が向上するため冷
却性能が向上し、所定の温度までの到達時間が短縮さ
れ、保存食品に悪影響を与えることはなくなる。
【0030】以下本発明の実施形態について、図1から
図7を用いて説明する。 (実施の形態1)本発明の第1の実施の形態を図1から
図4を用いて説明する。尚、従来と同一構成のものにつ
いては同一番号を符し、その詳細な説明は省略する。
【0031】図1は本発明の第1の実施の形態における
冷蔵庫の機械室部の正面図である。23は機械室であ
り、コンプレッサー4と凝縮器の一部である機械室放熱
器24が収納されている。25は機械室放熱器24を冷
却する機械室ファンであり、26は機械室ファン25を
駆動するPSCファンモータであり、27は凝縮器の温
度を検知する凝縮器温度センサーである。
【0032】図2は本発明の第1の実施の形態における
冷蔵庫の概略電気構成を示すブロック図、図3は本発明
の第1の実施の形態における冷蔵庫の制御のフローチャ
ートである。
【0033】図2において、制御回路33はマイコンを
含んで構成されたもので、商用交流電源に接続されるプ
ラグ17から直流電源回路18を介して給電コードされ
る構成となっており、冷凍室温度センサー9、冷蔵室温
度センサー11、室温センサー14、除霜タイマー1
6、凝縮器温度センサー27から発生された入力信号を
受け予め記憶した制御用プログラムに基づいて、前記コ
ンプレッサー4、送風ファン7、ダンパー装置10及び
除霜ヒータ8へ、また、前記PSCファンモータ26へ
は回路内に設けた容量小のランニングコンデンサ28及
び容量大のランニングコンデンサ29への通電制御をリ
レー19〜22及び容量小のランニングコンデンサ28
を接続するリレー31、容量大のランニングコンデンサ
29を接続するリレー32を介して実行するように構成
されている。図4は本発明の冷蔵庫におけるコンプレッ
サーの吐出側圧力の変化特性図である。
【0034】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その制御について説明する。図3には制御回路33
による制御のうち、本発明の要旨に関係する部分のみ示
してあり、以下これについて説明する。
【0035】電源が投入されるとコンプレッサー4、送
風ファン7及びPSCファンモータ26が容量小のラン
ニングコンデンサ28で運転が開始する(ステップP
1)。
【0036】その直後に室温センサー14の検出温度D
Aと冷凍室温度センサー9の検出温度DFがともに設定
値Dmax(例えば35℃)以上あるか否かを判断する
(ステップP2)。
【0037】そして検出温度DA及びDFがもとに設定
値Dmax未満であった場合には、そのまま通常ルーチ
ンP8を実行するが、検出温度DA及びDFがともに設
定値Dmax以上であった場合、すなわち高外気温時で
且つ未冷却時であることを検知するとこの状態で所定時
間△T1が経過するまで待機する(ステップP3)。
【0038】時間△T1が経過した時には、凝縮器温度
センサー温度27による検出温度DCが所定の上限温度
DCmax以上あるか否かを判断する(ステップP
4)。
【0039】そして検出温度DCが上限温度DCmax
未満であった場合には、そのまま通常制御ルーチンP8
を実行するが、検出温度DCが上限温度DCmax以上
であった場合、即ちコンプレッサー4への入力負荷が増
大している状況下では、容量大のランニングコンデンサ
29へ切り換え(ステップP5)、予め設定した時間△
T2経過するまで待機する(ステップP6)。その後△
T2経過した後、容量小のランニングコンデンサ28へ
切り換え(ステップP7)、その後通常制御ルーチンP
8へ移行する。
【0040】尚、この通常ルーチンP8はごく一般的な
もので、冷凍室温度センサー9からの温度検出信号に基
づいてコンプレッサー4と送風ファン7及びPSCファ
ンモータ26の運転制御を行い、冷蔵室温度センサー1
1からの温度検出信号に基づいてダンパー装置10の開
閉制御を行い、除霜タイマー16からの除霜信号に基づ
いて除霜ヒータ8の通電制御を行うようになっている。
【0041】このような制御における作用について図4
を参照しながら説明する。冷蔵庫を夏場に運搬し設置す
る条件下、即ち高外気温時で且つ未冷却時(DA≧Dm
ax且つDF≧Dmax)において、電源を投入される
と、コンプレッサー4の吐出側圧力は時間の経過ととも
に急上昇し、それに比例してコンプレッサー4に加わる
負荷も増加してくる。
【0042】その後△T1経過時(吐出側圧力Pd1)
に、凝縮器温度センサー24の検出温度DCが上限温度
DCmax以上であった場合、△T2の時間だけ機械室
放熱器24冷却用の機械室ファン25を駆動するPSC
ファンモータ26の回路を容量小のランニングコンデン
サ28から容量大のランニングコンデンサ29へ切り換
えるとPSCファンモータ26の回転数がアップし機械
室放熱器24の放熱性能が向上し、コンプレッサー4の
吐出側圧力Pdの上昇も緩やかとなるためコンプレッサ
ーへの負荷も軽減される。
【0043】その後△T2経過した後、容量大のランニ
ングコンデンサ29から容量小のランニングコンデンサ
28へ切り換えると、コンプレッサー4の吐出側圧力P
dは冷却器6の温度も低下しているため相対的に低い値
を呈しながら電源投入時よりは緩やかなカーブを描いて
上昇し、最大値Pdmaxを示した後に安定してゆき、
コンプレッサー4への入力負荷の上昇も抑制される。
【0044】また、送風ファン7を停止させることな
く、逆に機械室放熱器24の放熱性能が向上するため冷
却性能が向上し、所定の温度までの到達時間が短縮さ
れ、保存食品に悪影響を与えることはなくなる。
【0045】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態を図1、2、4、5を用いて説明する。尚、本発明の
第1の実施の形態と同一構成のものについては同一番号
を符し、その詳細な説明は省略する図1は本発明の第2
の実施の形態における冷蔵庫の機械室部の正面図であ
る。
【0046】25は機械室放熱器24を冷却する機械室
ファンであり、26は機械室ファン25を駆動するPS
Cファンモータであり、27は凝縮器の温度を検知する
凝縮器温度センサーである。
【0047】図2は本発明の第2の実施の形態における
冷蔵庫の概略電気構成を示すブロック図、図5は本発明
の第2の実施の形態における冷蔵庫の制御のフローチャ
ートである。
【0048】図2において、制御回路33はマイコンを
含んで構成されたもので、商用交流電源に接続されるプ
ラグ17から直流電源回路18を介して給電コードされ
る構成となっており、冷凍室温度センサー9、冷蔵室温
度センサー11、室温センサー14、除霜タイマー1
6、凝縮器温度センサー27から発生された入力信号を
受け予め記憶した制御用プログラムに基づいて、前記コ
ンプレッサー4、送風ファン7、ダンパー装置10及び
除霜ヒータ8へ、また、前記PSCファンモータ26へ
は回路内に設けた容量小のランニングコンデンサ28及
び容量大のランニングコンデンサ29への通電制御をリ
レー19〜22及び容量小のランニングコンデンサ28
を接続するリレー31、容量大のランニングコンデンサ
29を接続するリレー32を介して実行するように構成
されている。図4は本発明の冷蔵庫におけるコンプレッ
サーの吐出側圧力の変化特製図である。
【0049】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その制御について説明する。図5には制御回路33
による制御のうち、本発明の要旨に関係する部分のみ示
してあり、以下これについて説明する。電源が投入され
るとコンプレッサー4、送風ファン7及びPSCファン
モータ26が容量小のランニングコンデンサ28で運転
が開始する(ステップP1)。
【0050】その直後に室温センサー14の検出温度D
Aと冷蔵室温度センサー9の検出温度DPがともに設定
値Dmax(例えば35℃)以上あるか否かを判断する
(ステップP2)。
【0051】そして、検出温度DA及びDPがともに設
定値Dmax未満であった場合には、そのまま通常ルー
チンP8を実行するが、検出温度DA及びDPがともに
設定値Dmax以上であった場合、すなわち高外気温時
で且つ未冷却時であることを検知するとこの状態で所定
時間△T1が経過するまで待機する(ステップP3)。
【0052】時間△T1が経過した時には、凝縮器温度
センサー27による検出温度DCが所定の上限温度DC
max以上あるか否かを判断する(ステップP4)。
【0053】そして検出温度DCが上限温度DCmax
未満であった場合には、そのまま通常制御ルーチンP8
を実行するが、検出温度DCが上限温度DCmax以上
であった場合、即ちコンプレッサー4への入力負荷が増
大している状況下では、容量大のランニングコンデンサ
29へ切り換え(ステップP5)、予め設定した時間△
T2経過するまで待機する(ステップP6)。その後△
T2経過した後、容量小ランニングコンデンサ29へ切
り換え(ステップP7)、その後通常制御ルーチンP8
へ移行する。
【0054】このような制御における作用について図4
を参照しながら説明する。冷蔵庫を夏場に運搬し設置す
る条件下、即ち高外気温で且つ未冷却時(DA≧Dma
x且つDP≧Dmax)において、電源を投入される
と、コンプレッサー4の吐出側圧力は時間の経過ととも
に急上昇し、それに比例してコンプレッサー4に加わる
負荷も増加してくる。
【0055】その後△T1経過時(吐出側圧力Pd1)
に、凝縮器温度センサー24の検出温度DCが上限温度
DCmax以上であった場合、△T2の時間だけ機械室
放熱器24冷却用の機械室ファン25を駆動するPSC
ファンモータ26の回路を容量小のランニングコンデン
サ28から容量大のランニングコンデンサ29へ切り換
えるとPSCファンモータ26の回転数がアップし機械
室放熱器24の放熱性能が向上し、コンプレッサー4の
吐出側圧力Pdの上昇も緩やかとなるためコンプレッサ
ーへの負荷も軽減される。
【0056】その後△T2経過した後、容量大のランニ
ングコンデンサ29から容量小のランニングコンデンサ
28へ切り換えると、コンプレッサー4の吐出側圧力P
dは冷却器6の温度も低下しているため相対的に低い値
を呈しながら電源投入時よりは緩やかなカーブを描いて
上昇し、最大値Pdmaxを示した後に安定してゆきコ
ンプレッサー4への入力負荷の上昇も抑制される。ま
た、送風ファン7を停止させることなくま、逆に機械室
放熱器24の放熱性能が向上するため冷却性能が向上
し、所定の温度までの到達時間が短縮され、保存食品に
悪影響を与えることはなくなる。
【0057】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態を図1、4、6、7を用いて説明する。尚、本発明の
第1の実施の形態と同一構成のものについては同一番号
を符し、その詳細な説明は省略する。
【0058】図1は本発明の第3の実施の形態における
冷蔵庫の機械室部の正面図である。25は機械室放熱器
24を冷却する機械室ファンであり、26は機械室ファ
ン25を駆動するPSCファンモータである。
【0059】図6は本発明の第3の実施の形態における
冷蔵庫の外略電気構成を示すブロック図、図7は本発明
の第3の実施の形態における冷蔵庫の制御フローチャー
トである。
【0060】図6において、34は電源入力検知手段で
あり、電源入力値に応じた信号を発生している。制御回
路35はマイコンを含んで構成されたもので、商用交流
電源に接続されるプラグ17から直流電源回路18を介
して給電構成となっており、冷凍室温度センサー9、冷
蔵室温度センサー11、室温センサー14、除霜タイマ
ー16、電源入力検知手段34から発生された入力信号
を受け予め記憶した制御用プログラムに基づいて、前記
コンプレッサー4、送風ファン7、ダンパー装置10及
び除霜ヒータ8へ、また、前記PSCファンモータ26
へは回路内に設けた容量小のランニングコンデンサ28
及び容量大のランニングコンデンサ29への通電制御を
リレー19〜22及び容量小のランニングコンデンサ2
8を接続するリレー31、容量大のランニングコンデン
サ29を接続するリレー32を介して実行するように構
成されている。
【0061】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その制御について説明する。図7には制御回路35
による制御のうち、本発明の要旨に関係する部分のみ示
してあり、以下これについて説明する。電源が投入され
るとコンプレッサー4、送風ファン7及びPSCファン
モータ26が容量小ランニングコンデンサ28で運転が
開始する(ステップP1)。
【0062】その直後に室温センサー14の検出温度D
Aと冷凍室温度センサー9の検出温度DFがともに設定
値Dmax(例えば35℃)以上あるか否かを判断する
(ステップP2)。
【0063】そして検出温度DA及びDFがともに設定
値Dmax未満であった場合には、そのまま通常ルーチ
ンP8を実行するが、検出温度DA及びDFがともに設
定値Dmax以上であった場合、すなわち高外気温時で
且つ未冷却時であることを検知するとこの状態で所定時
間△T1が経過するまで待機する(ステップP3)。
【0064】時間△T1が経過した時には、電源入力検
知手段34の検知入力値Wが所定の上限設定値Wmax
以上あるか否かを判断する(ステップ4)。
【0065】そして検出入力値Wが上限設定値Wmax
未満であった場合には、そのまま通常制御ルーチンP8
を実行するが、検出入力値Wが上限設定値Wmax以上
であった場合、即ちコンプレッサー4への入力負荷が増
大している状況下では、容量大のランニングコンデンサ
29へ切り換え(ステップ5)、予め設定した時間△T
2経過するまで待機する(ステップP6)。
【0066】その後△T2経過した後、容量小のランニ
ングコンデンサ28へ切り換え(ステップP7)、その
後通常制御ルーチンP8へ移行する。
【0067】尚、この通常ルーチンP8はごく一般的な
もので、冷凍室温度センサー9からの温度検出信号に基
づいてコンプレッサー4と送風ファン7及びPSCファ
ンモータ26の運転制御を行い、冷蔵室温度センサー1
1からの温度検出信号に基づいてダンパー装置10の開
閉制御を行い、除霜タイマー16からの除霜信号に基づ
いて除霜ヒータ8の通電制御を行うようになっている。
【0068】このような制御における作用について図4
を参照しながら説明する。冷蔵庫を夏場に運搬し設置す
る条件下、即ち高外気温時で且つ未冷却時(DS≧Dm
ax且つDF≧Dmax)において、電源を投入される
と、コンプレッサー4の吐出側圧力は時間の経過ととも
に急上昇し、それに比例してコンプレッサー4に加わる
負荷も増加してくる。
【0069】その後△T1経過時(吐出側圧力Pd1)
に、電源入力検知手段34の検出入力値Wが上限設定値
Wmax以上であった場合、△T2の時間だけ機械室放
熱器24冷却用の機械室ファン25を駆動するPSCフ
ァンモータ26の回路を容量小ランニングコンデンサ2
9から容量大のランニングコンデンサ29へ切り換える
とPSCファンモータ26の回転数がアップし機械室放
熱器24の放熱性能が向上し、コンプレッサー4の吐出
側圧力Pdの上昇も緩やかとなるためコンプレッサーへ
の負荷も軽減される。
【0070】その後△T2経過した後、容量大のランニ
ングコンデンサ29から容量小のランニングコンデンサ
28へ切り換えると、コンプレッサー4の吐出側圧力P
dは冷却器6の温度も低下しているため相対的に低い値
を呈しながら電源投入時よりは緩やかなカーブを描いて
上昇し、最大値Pdmaxを示した後に安定してゆき、
コンプレッサー4への入力負荷の上昇も抑制される。ま
た、送風ファン7を停止させることなく、逆に機械室放
熱器24の放熱性能が向上するため冷却性能が向上し、
所定の温度までの到達時間が短縮され、保存食品に悪影
響を与えることはなくなる。
【0071】(実施の形態4)本発明の第4の実施の形
態を図1、4、6、8を用いて説明する。尚、本発明の
第1の実施の形態と同一構成のものについては同一番号
を符し、その詳細な説明は省略する。
【0072】図1は本発明の第4の実施の形態における
冷蔵庫の機械室部の正面図である。25は機械室放熱器
24を冷却する機械室ファンであり、26は機械室ファ
ン25を駆動するPSCファンモータである。
【0073】図6は本発明の第4の実施の形態における
冷蔵庫の概略電気構成を示すブロック図、図8は本発明
の第4の実施の形態における冷蔵庫の制御のフローチャ
ートである。
【0074】図2において、34は電源入力検知手段で
あり、電源入力値に応じた信号を発生している。制御回
路35はマイコンを含んで構成されたもので、商用交流
電源に接続されるプラグ17から直流電源回路18を介
して給電される構成となっており、冷凍室温度センサー
9、冷蔵室温度センサー11、室温センサー14、除霜
タイマー16、電源入力検知手段34から発生された入
力信号を受け予め記憶した制御用プログラムに基づい
て、前記コンプレッサー4、送風ファン7、ダンパー装
置10及び除霜ヒータ8へ、また、前記PSCファンモ
ータ26へは回路内に設けた容量小のランニングコンデ
ンサ28及び容量大のランニングコンデンサ29への通
電制御をリレー19〜22及び容量小のランニングコン
デンサ28を接続するリレー31、容量大のランニング
コンデンサ29を接続するリレー32を介して実行する
ように構成されている。
【0075】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その制御について説明する。図8には制御回路35
による制御のうち、本発明の要旨に関する部分のみ示し
てあり、以下これについて説明する。電源が投入される
とコンプレッサー4、送風ファン7及びPSCファンモ
ータ26が容量小のランニングコンデンサ28で運転が
開始する(ステップP1)。
【0076】その直後に室温センサー14の検出温度D
Aと冷蔵室温度センサー9の検出温度DPがともに設定
値Dmax(例えば35℃)以上あるか否かを判断する
(ステップP2)。
【0077】そして検出温度DA及びDPがともに設定
値Dmax未満であった場合には、そのまま通常ルーチ
ンP8を実行するが、検出温度DA及びDPがともに設
定値Dmax以上であった場合、即ち高外気温時で且つ
未冷却時であることを検知するとこの状態で所定時間△
T1が経過するまで待機する(ステップP3)。
【0078】時間△T1が経過した時には、電源入力検
知手段34の検知入力値Wが所定の上限設定値Wmax
以上あるか否かを判断する(ステップP4)。
【0079】そして検出入力値Wが上限値Wmax未満
であった場合には、そのまま通常制御ルーチンP8を実
行するが、検出入力値Wが上限設定値Wmax以上であ
った場合、即ちコンプレッサー4への入力負荷が増大し
ている状況下では、容量大のランニングコンデンサ29
へ切り換え(ステップP5)、予め設定した時間△T2
経過するまで待機する(ステップP6)。
【0080】その後△T2経過した後、容量小のランニ
ングコンデンサ28へ切り換え(ステップP7)、その
後通常制御ルーチンP8へ移行する。
【0081】このような制御における作用について図4
を参照しながら説明する。冷蔵庫を夏場に運搬し設置す
る条件下、即ち高外気温で且つ未冷却時(DA≧Dma
x且つDP≧Dmax)において、電源を投入される
と、コンプレッサー4の吐出側圧力は時間の経過ととも
に急上昇し、それに比例してコンプレッサー4に加わる
負荷も増加してくる。
【0082】その後△T1経過時(吐出側圧力Pd1)
に、電源入力検知手段34の検出入力値Wが上限設定値
Wmax以上であった場合、△T2の時間だけ機械室放
熱器24冷却用の機械室ファン25を駆動するPSCフ
ァンモータ26の回路を容量小ランニングコンデンサ2
8から容量大のランニングコンデンサ29へ切り換える
とPSCファンモータ26の回転数がアップし機械室放
熱器24の放熱性能が向上し、コンプレッサー4の吐出
側圧力Pdの上昇も緩やかとなるためコンプレッサーの
負荷も軽減される。
【0083】その後△T2経過した後、容量大のランニ
ングコンデンサ29から容量小のランニングコンデンサ
28へ切り換えると、コンプレッサー4の吐出側圧力P
dは冷却器6の温度も低下しているため相対的に低い値
を呈しながら電源投入時よりは緩やかなカーブを描いて
上昇し、最大値Pdmaxはを示した後に安定してゆ
き、コンプレッサー4への入力負荷の上昇も抑制され
る。
【0084】また、送風ファン7を停止させることな
く、逆に機械室放熱器24の放熱性能が向上するため冷
却性能が向上し、所定の温度までの到達時間が単出さ
れ、保存食品に悪影響を与えることはなくなる。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明は、凝縮器の温度を
検知する凝縮器温度センサーを設置し、電源投入直後に
冷凍室温度センサー及び室温センサーの温度が設定温度
以上を検知した際、もしくは冷蔵室温度センサー及び室
温センサーの温度が設定温度以上を検知した際、電源投
入後所定時間経過後、前記凝縮器温度センサー温度が上
限設定温度以上を検知した場合には予め設定された時間
だけ容量小のランニングコンデンサから、前記容量大の
ランニングコンデンサへ切り換える構成としたものであ
り、高外気温で且つ未冷却時においては、電源投入後の
コンプレッサーへの負荷を軽減し、コンプレッサーの信
頼性を確保しつつ、送風ファンを停止させることなく逆
に機械室放熱器の放熱性能が向上するため冷却性能が向
上し、所定の温度までの到達時間が短縮され、保存食品
に悪影響を与えることはなくなるという効果が得られ
る。また冷蔵庫本体の電源入力値を検知する手段を設
け、電源投入直後に冷凍室温度センサー及び室温センサ
ーの温度が設定温度以上を検知した際、もしくは冷蔵室
温度センサー及び室温センサーの温度が設定温度以上を
検知した際、電源投入後所定時間経過後、前記電源入力
検知手段が上限設定値以上を検知した場合には予め設定
された時間だけ容量小のランニングコンデンサから、前
記容量大のランニングコンデンサへ切り換える構成にす
ることにより、電源投入後のコンプレッサーへの負荷を
低減し、コンプレッサーの信頼性を確保しつつ、送風フ
ァンを停止させることなく逆に機械室放熱器の放熱性能
が向上するため冷却性能が向上し、所定の温度までの到
達時間が短縮され、保存食品に悪影響を与えることはな
くなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による冷蔵庫の機械室
部の正面図
【図2】本発明の第1の実施形態による冷蔵庫の概略電
気構成を示すブロック図
【図3】本発明の第1の実施形態による冷蔵庫の制御の
フローチャート
【図4】本発明の冷蔵庫におけるコンプレッサーの吐出
側圧力の変化特性図
【図5】本発明の第2の実施形態による冷蔵庫の制御の
フローチャート
【図6】本発明の第3の実施形態による冷蔵庫の概略電
気構成を示すブロック図
【図7】本発明の第3の実施形態による冷蔵庫の制御の
フローチャート
【図8】本発明の第4の実施形態による冷蔵庫の制御の
フローチャート
【図9】従来の冷蔵庫の縦断面図
【図10】従来の冷蔵庫の概略電気構成を示すブロック
【図11】従来の冷蔵庫の制御のフローチャート
【図12】従来の冷蔵庫におけるコンプレッサーの吐出
側圧力の変化特性図
【符号の説明】
2 冷凍室 3 冷蔵庫 4 コンプレッサー 6 冷却器 14 室温センサー 23 機械室 24 機械室放熱器 25 機械室ファン 26 PSCファンモータ 27 凝縮器温度センサー 28 容量小のランニングコンデンサ 29 容量大のランニングコンデンサ 34 電源入力検知手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室と、冷蔵室と、コンプレッサー、
    凝縮器、冷却器を備えた冷凍サイクルと、前記コンプレ
    ッサーと凝縮器の一部である機械室放熱器を収納した機
    械室と、前記機械室放熱器を冷却する機械室ファンと、
    前記機械室ファンを駆動するPSCファンモータと、前
    記PSCファンモータの回路内に設けられた容量小のラ
    ンニングコンデンサと、容量第のランニングコンデンサ
    と、設置雰囲気温度を検知する温度センサーと、前記凝
    縮器の温度を検知する凝縮器温度センサーと、前記冷凍
    室温度を検知する冷凍室温度センサーと、前記PSCフ
    ァンモータの駆動を制御する手段と、前記容量小のラン
    ニングコンデンサと、容量大のランニングコンデンサを
    切り換える手段とを備え、電源投入直後に前記冷凍室温
    度センサー及び前記室温センサーの温度が設定温度以上
    を検知した際に電源投入後所定時間経過後、前記凝縮器
    温度センサー温度が上限設定以上を検知した場合には、
    予め設定された時間だけ前記容量小のランニングコンデ
    ンサから前記容量大のランニングコンデンサへ切り換え
    ることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷凍室と、冷蔵室と、コンプレッサー、
    凝縮器、冷却器を備えた冷凍サイクルと、前記コンプレ
    ッサーと凝縮器の一部である機械室放熱器を収納した機
    械室と、前記機械室放熱器を冷却する機械室ファンと、
    前記機械室ファンを駆動するPSCファンモータと、前
    記PSCファンモータの回路内に設けられた容量小のラ
    ンニングコンデンサと、容量大のランニングコンデンサ
    と、設置雰囲気温度を検知する室温センサーと、前記凝
    縮器の温度を検知する凝縮器温度センサーと、前記冷蔵
    室温度を検知する冷蔵室温度センサーと、前記PSCフ
    ァンモータの駆動を制御する手段と、前記容量小のラン
    ニングコンデンサと、容量大のランニングコンデンサを
    切り換える手段とを備え、電源投入直後に前記冷蔵室温
    度センサー及び前記室温センサーの温度が設定温度以上
    を検知した際に電源投入後所定時間経過後、前記凝縮器
    温度センサー温度が上限設定温度以上を検知した場合に
    は、予め設定された時間だけ前記容量小のランニングコ
    ンデンサから前記容量大のランニングコンデンサへ切り
    換えることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷蔵庫の電源入力を検知する手段を備
    え、電源投入直後に前記冷凍室温度センサー及び前記室
    温センサーの温度が設定温度以上を検知した際に電源投
    入後所定時間経過後、前記電源入力検知手段が上限設定
    値以上を検知した場合には、予め設定された時間だけ前
    記容量小のランニングコンデンサから前記容量大のラン
    ニングコンデンサへ切り換えることを特徴とする請求項
    1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 冷蔵庫の電源入力を検知する手段を備
    え、電源投入直後に前記冷蔵室温度センサー及び前記室
    温センサーの温度が設定温度以上を検知した際に電源投
    入後所定時間経過後、前記電源入力検知手段が上限設定
    値以上を検知した場合には、予め設定された時間だけ前
    記容量小のランニングコンデンサから前記容量大のラン
    ニングコンデンサへ切り換えることを特徴とする請求項
    2記載の冷蔵庫。
JP22210196A 1996-08-23 1996-08-23 冷蔵庫 Pending JPH1062051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100595550B1 (ko) * 2004-02-20 2006-07-03 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기를 채용한 냉장고의 압축기 구동장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100595550B1 (ko) * 2004-02-20 2006-07-03 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기를 채용한 냉장고의 압축기 구동장치

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