JP2000179955A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2000179955A
JP2000179955A JP10351743A JP35174398A JP2000179955A JP 2000179955 A JP2000179955 A JP 2000179955A JP 10351743 A JP10351743 A JP 10351743A JP 35174398 A JP35174398 A JP 35174398A JP 2000179955 A JP2000179955 A JP 2000179955A
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refrigerant
compressor
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Masato Ono
正人 大野
Toshio Ohashi
利男 大橋
Koichi Ueki
浩一 植木
Shigenori Kinoshita
繁則 木下
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Fuji Electric Co Ltd
Marelli Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Calsonic Kansei Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/21Temperatures
    • F25B2700/2115Temperatures of a compressor or the drive means therefor
    • F25B2700/21154Temperatures of a compressor or the drive means therefor of an inverter

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンプレッサの駆動部の温度上昇が小さくて
信頼性の高い車両用空調装置を提供する。 【解決手段】 コンプレッサ1を駆動するインバータ8
およびコンバータ9を冷却する放熱器9aは、冷凍サイ
クル100の冷媒配管101aに取付けられており、冷
媒圧力が圧力センサ13によって検出され、コントロー
ラ11のCPU11aに入力される。CPU11aは、
メモリ11bに記憶された冷媒圧力の閾値Pthと検出
値との比較を行い、検出値が高い場合、冷却能力が低い
と判断してコンバータ9の出力電流を制限する。従っ
て、MOSFET等の内部の回路素子の温度上昇を抑制
され信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
係り、特に冷凍サイクルの冷媒を圧縮するコンプレッサ
の駆動部の温度上昇を抑える制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用空調装置では、コンプレ
ッサ、コンデンサ、リキッドタンク、エキスパンション
バルブ及びエバポレータが冷媒配管により連結され、閉
回路が構成される。この閉回路では、コンプレッサで加
圧され高温高圧となった冷媒が、コンデンサで冷却され
液化された後にエキスパンションバルブで膨張され、低
温低圧の冷媒となってエバポレータに導かれ、エバポレ
ータで空気との熱交換が行われ、当該空気を冷却するこ
とによりガス状冷媒となり、コンプレッサに戻されると
いう冷媒循環による、いわゆる冷凍サイクルが形成され
ている。
【0003】この冷凍サイクルにおいて、コンプレッサ
は、内蔵するモータの運動をピストン運動に変換して冷
媒圧縮を行う。このモータはインバータによって駆動さ
れ、インバータはバッテリから電力供給を受ける。バッ
テリ電圧よりも高電圧の安定化された電源が必要な場合
は、バッテリとインバータとの間にDC/DCコンバー
タが設置される。そして、インバータやDC/DCコン
バータは空冷や水冷の冷却装置で冷却されて適温に維持
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
車両用空調装置では、インバータやDC/DCコンバー
タから構成されるコンプレッサの駆動部は、空冷や水冷
の冷却装置で冷却されて適温に維持されていた。
【0005】しかし、この冷却方法では、通常は駆動部
の放熱器などに取付けられた温度センサにより、駆動部
の温度制御が行われたが、冷却能力に影響を及す周囲温
度の変化などにより温度制御を的確に行えないことか
ら、駆動部を適正な温度に保つには、駆動部内部の回路
素子の温度マージンを考慮して冷却装置を大型としなけ
ればならなかった。
【0006】そこで、本発明は、上記従来の課題を解決
すべくなされたものであり、コンプレッサの駆動部の温
度上昇が小さくて信頼性の高い車両用空調装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両用空調装置は、冷凍サイクルの冷媒を
圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサと前記冷凍
サイクルのエバポレータとを接続する冷媒配管に設けら
れ、前記コンプレッサを駆動する駆動部を冷却する冷却
手段と、前記冷凍サイクルの冷媒の圧力又は温度を検出
する検出手段と、この検出手段により検出された値に基
づいて前記コンプレッサの駆動部の出力を制限する出力
制限手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この発明では、冷凍サイクルのエバポレー
タとコンプレッサとを接続する低温の冷媒配管には、コ
ンプレッサを駆動する駆動部を冷却する冷却手段が設け
られており、検出手段が冷凍サイクルの冷媒の圧力又は
温度を検出し、出力制限手段は検出された値に基づいて
コンプレッサの駆動部の出力を制限するので、車両用空
調装置の始動直後の冷却手段の冷却能力が低いときには
駆動部の出力が制限される。
【0009】また、この発明の車両用空調装置は、前記
検出手段は、前記冷凍サイクルのエバポレータと前記コ
ンプレッサとを接続する冷媒配管内部の冷媒の圧力又は
温度を検出し、前記出力制御手段は、検出された値が所
定の値以上のときは、前記駆動部の出力を制限すること
を特徴とする。
【0010】この発明では、検出手段は、冷却手段が設
けられた冷凍サイクルのエバポレータとコンプレッサと
を接続する冷媒配管内部の冷媒の圧力又は温度を検出
し、出力制御手段は、検出された値が所定の値以上のと
きは冷媒温度が高く冷却能力が不十分と判定して、駆動
部の出力を制限するので駆動部の温度上昇が確実に回避
できる。
【0011】また、この発明の車両用空調装置は、前記
検出手段は、前記コンプレッサの排出側の冷媒配管内部
の圧力又は温度を検出し、前記出力制御手段は、検出さ
れた値が所定の値以上のときは、前記駆動部の出力を制
限することをを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、冷凍サイクルのエバ
ポレータとコンプレッサとを接続する低温の冷媒配管に
は、コンプレッサを駆動する駆動部を冷却する冷却手段
が設けられており、さらに冷凍サイクルの冷媒の圧力又
は温度を検出する検出手段および検出された値に基づい
てコンプレッサの駆動部の出力を制限する出力制限手段
とを設けたことにより、車両用空調装置の始動直後の冷
却手段の冷却能力が低いときには駆動部の出力が制限さ
れて、その内部の回路素子の温度上昇が抑制され、その
結果回路素子等を耐熱性の高い高価かつ大型なものから
安価かつ小型なものを使用でき、空調装置として低コス
ト・小型化が図れる。
【0013】また、冷却手段が設けられた冷凍サイクル
のエバポレータとコンプレッサとを接続する冷媒配管内
部の冷媒の圧力又は温度を検出し、検出された値が所定
の値以上のときは冷媒温度が高く冷却能力が不十分と判
定して、コンプレッサの駆動部の温度上昇が確実に回避
できる。
【0014】また、コンプレッサの吸入側の冷媒と排出
側の冷媒はその圧力および温度の上昇、下降に相関があ
る為、所定の値以上のときにコンプレッサの駆動部の出
力を制限すれば、同様に駆動部の温度上昇を抑制でき、
しかも従来からコンプレッサの排出側に備えられている
異常圧力検出用の圧力センサを共用することができて経
済的にも有利である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明による車両用空調
装置の実施の形態を、図1ないし図4を参照して詳述す
る。
【0016】図1は、この発明による車両用空調装置の
第1の実施の形態の構成図であり、冷凍サイクル100
の構成要素は以下の通りである。
【0017】コンプレッサ1は、低温低圧の冷媒を圧縮
するものであり、3相モータとピストン機構(共に図示
せず)を備えている。コンデンサ2は、コンプレッサ1
から流入した高温の気化された冷媒を冷却ファンモータ
6により冷却し液化するものである。リキッドタンク3
は液化した冷媒を貯蔵するものであり、減圧手段4は、
膨張弁であり、液冷媒を低温の霧状液とするものであ
る。エバポレータ5は、ブロアモータ7により車室外或
は車室内から吸入した暖気を冷媒の気化潜熱で冷却する
ものである。この空気は矢印aで示すように冷却風とな
り、送風ダクト12を通り車室内に送られる。尚、冷凍
サイクル100のこれら各構成要素は、冷媒配管101
(101a、101bを含む)で接続される。
【0018】インバータ8はコンプレッサ1に3相のパ
ルス電力を供給する駆動装置である。コンバータ9はバ
ッテリ10を昇圧してインバータ8に直流電力を供給す
るDC/DCコンバータ(安定化電源)である。これら
は、コンプレッサ1とエバポレータ5とを接続する部分
の冷媒配管101aに放熱器9aを介して取付けられ
て、その内部の低温冷媒により冷却される。尚、従来か
らの空冷あるいは水冷の冷却装置は取除かれている。
【0019】圧力センサ13は、冷媒配管101a内部
の冷媒圧力を検出するセンサである。そして、コントロ
ーラ11は、コンバータ9の出力、即ち出力電流とイン
バータの回転数出力を制御するものであり、プログラム
設定可能なCPU11a、およびメモリ11bから構成
される。CPU11aの入力ポートには、圧力センサ1
3からの検出信号が入力されている。CPU11aの出
力ポートはコンバータ9とインバータ8に接続されてい
る。コントローラ11は、通常は、図示しないエアコン
アンプ、あるいはインバータ、コンバータのいづれかに
設けられるが、説明のために分離して図示した。
【0020】上記構成の空調装置を始動すると、コンバ
ータ9はバッテリ10の電圧を昇圧安定化してインバー
タ8に給電し、インバータ8はコンプレッサ1を作動
し、冷凍サイクル100の冷媒が循環する。この動作に
伴い冷媒配管101aは冷却されていく。
【0021】冷媒配管101aの温度が定常状態(低温
状態)となるまでの間は、インバータ8は最大出力をコ
ンプレッサ1に供給しようとするので、コンバータ9か
らインバータ8への出力電流も最大となる。この期間に
おいては、コンバータ9の内部でスイッチング動作する
MOSFETのジャンクション温度が急激に上昇してい
るにも関わらず、冷却能力が不十分という状態となる。
特に真夏の炎天下に放置された自動車においては、冷凍
サイクル100は、過熱されて高温となっているので、
この傾向が顕著である。
【0022】図2は車両用空調装置における一般的な諸
特性を示す図であり、同図(a)は、冷媒配管内部の温
度と圧力との相関図である。同図(b)は、MOSFE
Tのジャンクション温度とオン抵抗値との相関図であ
り、また同図(c)はMOSFETのジャンクション温
度と発熱量との相関図である。
【0023】図2(a)に示すように、冷媒配管内部で
は冷媒温度の上昇(下降)に伴い冷媒圧力も上昇(下
降)する。この特性は、冷媒配管のどの部分でも同じで
ある。また図2(b)に示すように、MOSFETは、
ジャンクション温度が高くなるとオン抵抗が高くなるの
で、これに伴い図2(c)に示すように発熱量が増加す
る。
【0024】従って、MOSFETを使用するインバー
タ8やコンバータ9においては、この内部発熱が装置の
効率を下げてしまう。効率を維持するには、オン抵抗の
低い高価な素子を使用することとなりコストの上昇に繋
がる。
【0025】さらに、多大な発熱により、インバータ8
やコンバータ9に使用される電解コンデンサやコイルの
寿命が短くなり、信頼性も低下する。
【0026】この実施の形態では、図2(a)に示した
冷媒温度と冷媒圧力との関係から、冷媒圧力が高いとき
には冷却能力が低いと瞬時に判定して、コンバータ9の
出力を制限する。
【0027】即ち、冷媒配管101a内部の冷媒圧力の
範囲を区分して、コンバータ9の出力に制限をかけない
通常モードと、制限をかける制限モードの2種の動作モ
ードが切替可能となっている。これら動作モードは、C
PU11aに設定されたプログラムによって切替えられ
る。
【0028】動作に先だって、メモリ11bには通常モ
ードと制限モードとを区分する冷媒圧力の閾値Pthが
予め設定される。
【0029】図3は、CPU11aによるモード切替の
制御フローチャートである。
【0030】装置が始動すると、まず圧力センサ13に
より冷媒配管101a内部の冷媒圧力の検出を行う(S
1)。次に、メモリ11bから閾値Pthを読込む(S
2)。そして、冷媒圧力の検出値と閾値Pthとの比較
判定を行う(S3)。ここで、検出値が閾値Pthより
低い(YES)と判定されると、通常モードとする(S
4)。一方ステップS3で検出値が閾値Pth以上と判
定されたときは(NO)、制限モードとする(S5)。
ステップS4およびS5終了後は、ステップS1に制御
を移し、これら一連の動作が繰返し行われる。
【0031】図4は、この実施の形態における各部状態
を表すタイミングチャートである。同図(a)は、比較
の為に示すものであり上記出力制御をしない場合を表
し、同図(b)は、上記出力制御をした場合を表すもの
である。また、図4(a)、(b)それぞれにおいて、
は冷媒配管101a内部の冷媒圧力を、はその冷媒
の冷却能力(即ち温度)を、はコンバータ9の出力電
流を、そしてはコンバータ9内部に使用されるスイッ
チング用MOSFETのジャンクション温度をそれぞれ
示すものである。
【0032】空調装置が稼働していない状態では、冷凍
サイクル100の温度は、周囲温度と同じであり、冷媒
配管101a内部の圧力も高い状態にある。
【0033】コンバータ9の出力制御をしない場合は、
図4(a)に示すように、時刻t=0における起動直後
から、コンバータ9の出力電流は最大となって空調装
置がフル稼働するため、冷媒圧力が急激に降下すると
同時に、冷却能力も上昇する。
【0034】しかし、コンバータ9の出力電流は最大
であるため、ジャンクション温度は、急激に上昇し、
場合によっては動作温度範囲を越えてしまう。即ち、図
示した温度上昇ΔT1は非常に大きいものとなる。
【0035】これに対して、コンバータ9の出力制限を
行った場合は、起動直後の冷媒圧力が比較的高い間は
制限モードとなるので、コンバータ9の出力電流は低
い値となる。よって、ジャンクション温度は、緩やか
に上昇して、その温度上昇ΔT2は、ΔT1よりも小さ
くなる。そして、冷媒圧力が閾値Pthに達すると、
通常モードとなって出力制限が解除され、コンバータ9
の出力電流は最大となり空調装置がフル稼働する。
【0036】このように、冷媒配管内部の冷媒圧力を検
知することで、放熱器等の温度を検出するよりも、冷媒
温度即ち冷却能力の検知応答性を向上させることがで
る。
【0037】そして、冷却能力が低いときにはコンバー
タ9の出力を制限することで、コンバータ内部のMOS
FETのジャンクション温度の上昇を抑制でき、MOS
FETの他コイル等の発熱を伴う回路部品も適切な動作
温度範囲に保つことができる。従って、これら部品が長
寿命となり空調装置の信頼性が向上するという効果が得
られる。また、コンバータ9の出力が制限されることに
より、インバータ8での発熱も抑制され、その内部の回
路素子の温度上昇をも回避することができる。
【0038】従って、インバータやコンバータの信頼性
が向上し、また、回路素子を電流定格の小さい小型品と
し、或は放熱器を小さくして空調装置の小型化を図るこ
ともできる。
【0039】尚、始動時だけでなく、空調装置が何らか
の原因で停止した後の再始動の場合にも同様の効果を得
ることができる。
【0040】ところで、上記第1の実施の形態では、コ
ンプレッサ1の吸入側の冷媒圧力を検出し、この検出値
に基づいてコンバータ9の出力が制限されたが、コンプ
レッサ1の吸入側の冷媒圧力の下降に伴い、排出側の冷
媒圧力(図1の冷媒配管101b内部の冷媒圧力)も同
様に下降するので、この排出側の冷媒圧力を検出して、
同様の制御を行うことも可能である。
【0041】この場合、冷媒圧力の検出値が閾値Pth
以上のときは制限モードとし、閾値Pthより低いとき
は通常モードとすればよい。
【0042】従って、コンプレッサの排出側の冷媒圧力
の検出値によっても第1の実施の形態と同様の制御が可
能であり、しかも従来から車両用空調装置に備えられて
いる異常圧力検知用の圧力センサを共用することができ
るので、経済的にも有利である。
【0043】尚、冷凍サイクル内部の冷媒の温度は圧力
に伴って上昇下降するので、冷媒圧力を検出する代り
に、その温度を検出して冷却能力と判断しても同様の効
果が得られる。
【0044】また、上記第1の実施の形態は、コンバー
タの出力を制御することにより、コンバータおよびイン
バータを構成するMOSFET等の回路素子の温度上昇
を防ぐものであったが、CPUの出力ポートをインバー
タに接続してインバータの出力を制限すれば、コンバー
タの出力も結果的に減少することになり、コンバータお
よびインバータ双方において、その内部の回路素子の温
度上昇抑制が可能となる。
【0045】また、ソフトウェアによる制御の代りに、
ハードウェアを用いた制御も可能である。
【0046】この場合、CPU11aに代えて、コンパ
レータによって冷媒圧力の閾値と検出信号との比較を行
い、この出力を増幅してコンバータやインバータに入力
し、最大出力を制限させればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用空調装置の第1の実施の形
態における回路構成図である。
【図2】図1に示す装置の一般的な諸特性図であり、図
2(a)は、冷媒温度と冷媒圧力の相関図であり、同図
(b)は、MOSFETのジャンクション温度とオン抵
抗値との相関図であり、同図(c)はMOSFETのジ
ャンクション温度と発熱量との相関図である。
【図3】図1に示す装置のモード切替の制御フローチャ
ートである。
【図4】図1に示す装置のタイミングチャートであり、
図4(a)は、比較のために示した出力制御をしない場
合、同図(b)は、出力制御をした場合のものである。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 コンデンサ 3 リキッドタンク 4 減圧手段 5 エバポレータ 6 冷却ファンモータ 7 ブロアモータ 8 インバータ 9 コンバータ 9a 放熱器 10 バッテリ 11 コントローラ 11a CPU 11b メモリ 12 送風ダクト 13 圧力センサ 100 冷凍サイクル 101、101a、101b 冷媒配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 利男 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニック株式会社内 (72)発明者 植木 浩一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 木下 繁則 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクル(100)の冷媒を圧縮す
    るコンプレッサ(1)と、 このコンプレッサ(1)と前記冷凍サイクル(100)
    のエバポレータ(5)とを接続する冷媒配管(101
    a)に設けられ、前記コンプレッサ(1)を駆動する駆
    動部(8、9)を冷却する冷却手段(9a)と、 前記冷凍サイクル(100)の冷媒の圧力又は温度を検
    出する検出手段(13)と、 この検出手段(13)により検出された値に基づいて前
    記コンプレッサ(1)の駆動部(8、9)の出力を制限
    する出力制限手段(11)と、 を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段(13)は、前記冷凍サイ
    クル(100)のエバポレータ(5)と前記コンプレッ
    サ(1)とを接続する冷媒配管(101a)内部の冷媒
    の圧力又は温度を検出し、前記出力制御手段(11)
    は、検出された値が所定の値以上のときは、前記駆動部
    (8、9)の出力を制限することを特徴とする請求項1
    記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段(13)は、前記コンプレ
    ッサ(1)の排出側の冷媒配管(101b)内部の圧力
    又は温度を検出し、前記出力制御手段(11)は、検出
    された値が所定の値以上のときは、前記駆動部(8、
    9)の出力を制限することを特徴とする請求項1記載の
    車両用空調装置。
JP10351743A 1998-12-10 1998-12-10 車両用空調装置 Pending JP2000179955A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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