JPH08303921A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH08303921A
JPH08303921A JP7105479A JP10547995A JPH08303921A JP H08303921 A JPH08303921 A JP H08303921A JP 7105479 A JP7105479 A JP 7105479A JP 10547995 A JP10547995 A JP 10547995A JP H08303921 A JPH08303921 A JP H08303921A
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JP
Japan
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temperature
temperature sensor
condenser
pressure
detected
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Application number
JP7105479A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Mamemoto
壽章 豆本
Masato Sasaki
正人 佐々木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Publication of JPH08303921A publication Critical patent/JPH08303921A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/11Fan speed control
    • F25B2600/112Fan speed control of evaporator fans
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源投入時におけるコンプレッサーの動作信
頼性の向上を図るとともに、停電後における冷蔵庫庫内
温度が所定温度まで復帰するのに要する時間の短縮を図
る。 【構成】 電源投入直後、コンプレッサー6及び送風フ
ァン9への通電が開始された時、凝縮器温度センサー2
8の温度DSと冷凍室温度センサー11の温度DFがと
もに設定温度Dmax以上あった際、所定時間ΔT1経
過時点でさらに高圧圧力検知手段25の圧力Pdが上限
設定圧力Pdmax以上あった場合、その後所定時間Δ
T2だけ送風ファン9の回転数を低速にし、この低速回
転状態を経た後に通常の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間接冷却方式冷蔵庫に
おけるコンプレッサーへの負荷低減に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫におけるコンプレッサーに
加わる負荷の低減を目的とした制御としては、例えば特
開平5−240554号公報に開示されたものがある。
【0003】以下、図6、図7、図8及び図9に従い従
来の冷蔵庫の一例について説明する。
【0004】図6は従来の冷蔵庫の制御のフローチャー
ト、図7は同冷蔵庫の概略電気構成を示すブロック図、
図8は同冷蔵庫の縦断面図、図9は同冷蔵庫におけるコ
ンプレッサーの吐出側圧力の変化を示す特性図である。
【0005】図8において、冷蔵庫本体1は冷凍室2及
び冷蔵室3を備えた構造となっており、各室にはそれぞ
れ冷凍室扉4、冷蔵室扉5が取り付けられている。冷蔵
庫本体1の背面下部にはコンプレッサー6が配置されて
いる。
【0006】冷凍室2の背面部位には冷却室7が形成さ
れており、この冷却室7内に冷却器8、送風ファン9及
び除霜ヒータ10が設置され、冷凍室2内には冷凍室温
度センサー11が取り付けられている。冷蔵室3の背面
部位には、ダンパー装置12と冷蔵室温度センサー13
を内蔵した温度調節装置14が設定され、ダンパー装置
と冷却室7はダクト15により連結されている。冷凍室
扉4の前面下部には室温センサー16が設置されてい
る。
【0007】図7において、冷凍室温度センサー11は
冷凍室2の温度に応じた温度検出信号を発生し、冷蔵室
温度センサー13は冷蔵室3の温度に応じた温度検出信
号を発生し、室温センサー16は冷蔵庫本体1の設置雰
囲気温度DSに応じた温度検出信号を発生する構成とな
っており、これら各温度検出信号は制御回路17に与え
られている。
【0008】除霜タイマー18は所定の除霜周期毎に除
霜信号を発生し、除霜信号は制御回路17に与えられる
ようになっている。制御回路17は例えばマイコンを含
んで構成されたもので、商用交流電源に接続されるプラ
グ19から直流電源回路20を介して給電される構成と
なっている。
【0009】この制御回路17は上述のような各入力信
号及び予め記憶した制御用プログラムに基づいて、コン
プレッサー6、送風ファン9、ダンパー装置12及び除
霜ヒータ10への通断制御をリレー21〜24を介して
実行するように構成されている。
【0010】図6には制御回路17による制御のうち、
本発明の要旨に関係する部分のみ示してあり、以下これ
について説明する。
【0011】電源が投入されると、コンプレッサー6及
び送風ファン9が運転を開始し(ステップS1)、この
状態で所定時間ΔT1が経過するまで待機する(ステップ
S2)。時間ΔT1が経過した時には、室温センサー1
6による検出温度DSが所定の上限温度Dmax以上あ
るか否かを判断する(ステップS3)。
【0012】そして検出温度DSが上限温度Dmax未
満であった場合には、そのまま通常制御ルーチンS7を
実行するが、検出温度DSが上限温度Dmax以上であ
った場合、即ちコンプレッサー6への入力負荷が増大し
ている状況下では、送風ファン9を停止させ(ステップ
S4)、予め設定した時間ΔT2経過するまで待機する
(ステップS5)。
【0013】その後ΔT2経過した後、送風ファン9へ
の通電を再開させ(ステップS6)、その後通常制御ル
ーチンS7へ移行する。
【0014】尚、この通常ルーチンS7はごく一般的な
もので、冷凍室温度センサー11からの温度検出信号に
基づいてコンプレッサー6と送風ファン9の運転制御を
行い、冷蔵室温度センサー13からの温度検出信号に基
づいてダンパー装置12の開閉制御を行い、除霜タイマ
ー18からの除霜信号に基づいて除霜ヒータ10の通電
制御を行うようになっている。
【0015】このような制御における作用について図9
を参照しながら説明する。冷蔵庫を夏場に運搬し、電源
を投入すると、コンプレッサー6の吐出側圧力は時間の
経過とともに急上昇し、それに比例してコンプレッサー
6に加わる負荷も増加してくる。その後ΔT1経過時
(吐出側圧力Pd1)に、室温センサー16の検出温度
DSが上限温度Dmax以上であった場合、ΔT2の時
間だけ送風ファン9が停止するため、この間は冷却器8
と庫内空気との熱交換量は減少し、コンプレッサー6の
吐出側圧力Pdも低下し、当然コンプレッサー6への入
力負荷も低下してくる。
【0016】但しこの間、コンプレッサー6の運転は継
続しているので冷媒は冷却システム内を循環し続け冷却
器8の温度は低下する。その後、ΔT2経過後、送風フ
ァン9の運転が再開すると、コンプレッサー6の吐出側
圧力Pdは冷却器8の温度が十分低下しているため、相
対的に低い値を呈しながら電源投入時よりは緩やかなカ
ーブを描いて上昇し、最大値Pdmaxを示した後に冷
却器8の温度に応じた値に落ち着くようになり、コンプ
レッサー6への入力負荷の上昇も抑制される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、高外気温時(即ちDS≧Dmax時)、
冷凍室及び冷蔵室が十分冷却された状態で停電が発生
し、短時間で復帰した場合にも、電源投入時と同様にΔ
T1経過後、送風ファンがΔT2の間、停止するため結
果的に冷凍室及び冷蔵室が所定温度にまで復帰する時間
が長くなり、保存食品に悪影響を与えるという課題を有
していた。
【0018】本発明は上記解題に臨み、コンプレッサー
の信頼性を確保しつつ、停電後の冷凍室及び冷蔵室が所
定温度に復帰する時間を短縮するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷蔵庫は、冷凍室と、冷蔵室と、コンプレッ
サー、凝縮器、冷却器を備えた冷凍サイクルと、前記冷
却器で冷却した冷気を前記冷凍室及び冷蔵室に強制対流
させる送風ファンと、前記冷凍サイクルの高圧側圧力を
検知する高圧圧力検知手段と、前記冷凍室の温度を検知
する冷凍室温度センサーと、前記凝縮器の温度を検知す
る凝縮器温度センサーとを備え、電源投入直後に前記冷
凍室温度センサー及び前記凝縮器温度センサーの温度が
ともに設定温度以上を検知した際に、電源投入後所定時
間経過後に、前記圧力検知手段が上限設定圧力以上を検
知した場合には予め設定された時間だけ前記送風ファン
の回転数を低速にする制御回路を設けたものである。
【0020】また、冷蔵室の温度を検知する冷蔵室温度
センサーを備え、電源投入直後に前記冷蔵室温度センサ
ー及び前記凝縮器温度センサーの温度がともに設定温度
以上を検知した際に、電源投入後所定時間経過後に、前
記高圧圧力検知手段が上限設定圧力以上を検知した場合
には予め設定された時間だけ前記送風ファンの回転数を
低速にするファン制御回路を設けたものである。
【0021】
【作用】上記構成により本発明の冷蔵庫は、電源投入時
に凝縮器温度センサーと冷凍室温度センサーもしくは冷
蔵室温度センサーがともに設定温度以上の場合、即ち、
高外気温時で且つ未冷却時であることを検知した場合、
その後所定時間経過後、高圧圧力検知手段が上限設定値
以上、即ちコンプレッサーへの入力負荷が課題な場合の
み、予め設定した時間だけ送風ファンの回転数を低速に
するので、コンプレッサーに加わる負荷トルクが低減さ
れるとともに、十分冷却されている状態で停電が発生
し、短時間で復帰した際には、冷凍室温度センサー及び
冷蔵室温度センサーの温度は低く設定温度以下にあるの
で上記制御は行われず通常の制御のままとなる。従って
冷凍室及び冷蔵室が所定温度にまで復帰するまでの時間
が長引くことなく、保存食品に悪影響を与えることはな
くなる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例の冷蔵庫について図面
を参照しながら説明する。尚、従来例と同一構成のもの
については同一符号を符し、その詳細な説明は省略す
る。図1は本発明の第1の実施例における冷蔵庫の制御
のフローチャートである。図2は本発明の第1の実施例
及び第2の実施例における冷蔵庫の機械室部の正面図で
ある。
【0023】25は高圧圧力検知手段であり、冷凍サイ
クル中の高圧側配管26の一部に設置されており、コン
プレッサー6から吐出される冷媒の圧力に応じた圧力検
出信号を発生している。28は凝縮器温度センサーであ
り、冷凍サイクル中の凝縮器配管29の一部に金属等の
熱伝統率の高い材料にて形成された係止具30にて設置
されている。
【0024】図3は本発明の第1の実施例及び第2の実
施例における冷蔵庫の概略電気構成を示すブロック図で
ある。図3において、制御回路27はマイコンを含んで
構成されたもので、商用交流電源に接続されるプラグ1
9から直流電源回路20を介して給電される構成となっ
ており、冷凍室温度センサー11、冷蔵室温度センサー
13、室温センサー16、除霜タイマー18及び前記高
圧圧力検知手段25から発生された入力信号を受け予め
記憶した制御用プログラムに基づいて、コンプレッサー
6、送風ファン9、ダンパー装置12及び除霜ヒータ1
0への通電を制御をリレー21〜24を介して実行する
ように構成されている。
【0025】図4は本発明の第2の実施例における冷蔵
庫の制御のフローチャートである。図5は本発明の冷蔵
庫におけるコンプレッサーの吐出側圧力の変化特性図で
ある。
【0026】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その制御について説明する。まず第1の実施例では
図1及び図3において、電源が投入されるとコンプレッ
サー6及び送風ファン9が運転を開始し(ステップP
1)、その直後に凝縮器温度センサー28の検出温度D
Sと冷凍室温度センサー11の検出温度DFがともに設
定値Dmax(例えば35℃)以上あるか否かを判断す
る(ステップP2)。
【0027】そして検出温度DS及びDFがともに設定
値Dmax未満であった場合には、そのまま通常制御ル
ーチンP8を実行するが、検出温度DS及びDFがとも
に設定値Dmax以上であった場合、即ち高外気温時で
且つ未冷却時であることを検知するとその後所定時間Δ
T1(例えば20分)経過後(ステップP3)に、圧力
検知手段25の検出圧力Pdが上限設定値Pdmax
(例えば1.8MPa)以上あるか否かを判断する(ス
テップP4)。
【0028】そして検出圧力Pdが上限設定値Pdma
x未満であった場合には、そのまま通常制御ルーチンP
8を実行するが、検出圧力Pdが上限設定値Pdmax
以上であった場合、即ちコンプレッサー6への入力負荷
が過大な状況下では、制御回路27が送風ファン9へ通
電させる電流量を低減させ送風ファン9の回転数を低速
にさせ(ステップP5)、予め設定された時間ΔT2
(例えば45分間)経過するまでその状態を維持する
(ステップP6)。
【0029】その後ΔT2経過した後、制御回路27が
送風ファン9へ通電させる電流量を正規量に復帰させ
(ステップP7)、その後通常制御ルーチンP8へ移行
する。
【0030】次に第2の実施例では図3及び図4におい
て、電源が投入されると、コンプレッサー6及び送風フ
ァン9が運転を開始し(ステップP1)、その直後に凝
縮器温度センサー28の検出温度DSと冷蔵室温度セン
サー13の検出温度DPがともに設定値Dmax(例え
ば35℃)以上あるか否かを判断する(ステップP
2)。
【0031】そして検出温度DS及びDPがともに設定
値Dmax未満であった場合には、そのまま通常制御ル
ーチンP8を実行するが、検出温度DS及びDFがとも
に設定値Dmax以上であった場合、即ち高外気温時で
且つ未冷却時であることを検知するとその後所定時間Δ
T1(例えば20分)経過後(ステップP3)に、圧力
検知手段25の検出圧力Pdが上限設定値Pdmax
(例えば1.8MPa)以上あるか否かを判断する(ス
テップP4)。
【0032】そして検出圧力Pdが上限設定値Pdma
x未満であった場合には、そのまま通常制御ルーチンP
8を実行するが、検出圧力Pdが上限設定値Pdmax
以上であった場合、即ちコンプレッサー6への入力負荷
が過大な状況下では、制御回路27が送風ファン9へ通
電させる電流量を低減させ送風ファン9の回転数を低速
にさせ(ステップP5)、予め設定された時間ΔT2
(例えば45分間)経過するまでその状態を維持する
(ステップP6)。
【0033】その後ΔT2経過した後、制御回路27が
送風ファン9へ通電させる電流量を正規量に復帰させ
(ステップP7)、その後通常制御ルーチンP8へ移行
する。
【0034】次に第2の実施例では図3及び図4におい
て、電源が投入されるとコンプレッサー6及び送風ファ
ン9が運転を開始し(ステップP1)、その直後に凝縮
器温度センサー28の検出温度DSと冷蔵室温度センサ
ー13の検出温度DPがともに設定値Dmax(例えば
35℃)以上あるか否かを判断する(ステップP2)。
【0035】そして検出温度DS及びDPがともに設定
値Dmax未満であった場合には、そのまま通常制御ル
ーチンP8を実行するが、検出温度DS及びDFがとも
に設定値Dmax以上であった場合、即ち高外気温時で
且つ未冷却時であることを検知するとその後所定時間Δ
T1(例えば20分)経過後(ステップP3)に、圧力
検知手段25の検出圧力Pdが上限設定値Pdmax
(例えば1.8MPa)以上あるか否かを判断する(ス
テップP4)。
【0036】そして検出圧力Pdが上限設定値Pdma
x未満であった場合には、そのまま通常制御ルーチンP
8を実行するが、検出圧力Pdが上限設定値Pdmax
以上であった場合、即ちコンプレッサー6への入力負荷
が過大な状況下では、制御回路27が送風ファン9へ通
電させる電流量を低減させ送風ファン9の回転数を低速
にさせ(ステップP5)、予め設定された時間ΔT2
(例えば45分間)経過するまでその状態を維持する
(ステップP6)。
【0037】その後ΔT2経過した後、制御回路27が
送風ファン9へ通電させる電流量を正規量に復帰させ
(ステップP7)、その後通常制御ルーチンP8へ移行
する。
【0038】以上のような制御における作用について図
5を参照しながら説明する。冷蔵庫を夏場に運搬し設置
する状況下、即ち高外気温で且つ未冷却時(DS≧Dm
ax且つDF≧Dmax、またはDS≧Dmax且つD
P≧Dmax)において、電源が投入されると、コンプ
レッサー6の吐出側圧力は時間の経過とともに急上昇
し、それに比例してコンプレッサー6に加わる負荷も増
加してくる。
【0039】その後ΔT1経過時(吐出側圧力Pd1)
に、高圧圧力検知手段25の検出圧力Pdが上限設定値
Pdmax以上であった場合、その後ΔT2の時間だけ
送風ファン9の回転数が低速になるため、この間は冷却
器8と庫内空気との熱交換量は減少し、コンプレッサー
6の吐出側圧力Pdも低下し、当然コンプレッサー6へ
の入力負荷も低下してくる。
【0040】但しこの間、コンプレッサー6の運転は継
続しているので冷媒は冷却システム内を循環し続け冷却
器8の温度は低下する。
【0041】その後、ΔT2経過後、送風ファン9の回
転数が正規にもどると、コンプレッサー6の吐出側圧力
Pdは冷却器8の温度が十分低下しているため、相対的
に低い値を呈しながら電源投入時よりは緩やかなカーブ
を描いて上昇し、最大値Pdmaxを示した後に冷却器
8の温度に応じた値に落ち着くようになり、コンプレッ
サー6への入力負荷の上昇も抑制された状態で安定運転
になる。
【0042】その後、T3時点において停電が発生し、
ごく短時間T4の時点で通電が再開した場合、制御回路
27は電源投入時として認知するが、冷凍室2もしくは
冷蔵室3は所定温度よりは高いものの、まだ冷却された
状態にあり、冷凍室温度センサー11の検出温度DF及
び冷蔵室温度センサー13の検出温度DPはともに上限
設定温度Dmax未満であるため、その後の制御は通常
制御に従って遂行される。
【0043】従って従来例では、停電後通電が再開され
た後、T4時点からΔT1経過後にもΔT2の時間送風
ファン9が停止していたが、本実施例においては送風フ
ァン9は停止することなく、通常制御に従って運転を続
けることになる。
【0044】要するに本実施例の構成によれは、高外気
温時で且つ、未冷却時においては、コンプレッサー9に
加わる負荷を低減し、コンプレッサー6の信頼性を確保
しつつ停電時には、通電再開後、冷凍室2及び冷蔵室3
の庫内温度が所定の温度にまで復帰する時間を不必要に
長引かせることなく、貯蔵食品への影響を低減し得るよ
うになる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、冷凍室と、冷蔵
室と、コンプレッサー、凝縮器、冷却器を備えた公知の
冷凍サイクルと、前記冷却器で冷却した冷気を前記冷凍
室及び冷蔵室に強制対流させる送風ファンと、前記冷凍
サイクルの高圧側圧力を検知する高圧圧力検知手段と、
前記冷凍室の温度を検知する冷凍室温度センサーと、前
記凝縮器の温度を検知する凝縮器温度センサーとを備
え、電源投入直後に前記冷凍室温度センサー及び前記凝
縮器温度センサーの温度がともに設定温度以上を検知し
た際に、電源投入後所定時間経過後に、前記圧力検知手
段が上限設定圧力以上を検知した場合には予め設定され
た時間だけ前記送風ファンの回転数を低速にする制御回
路を設ける構成としたものであり、高外気温時で且つ未
冷却時においては、電源投入後のコンプレッサーに加わ
る負荷を低減し、コンプレッサーの信頼性を確保しつ
つ、停電時には、通電再開後、冷凍室及び冷蔵室の庫内
温度が所定の温度にまで復帰する時間を不必要に長引か
せることなく貯蔵食品への影響を低減するという効果が
得られる。
【0046】また、前記冷蔵室の温度を検知する冷蔵室
温度センサーを備え、電源投入直後に前記冷蔵室温度セ
ンサー及び前記凝縮器温度センサーの温度がともに設定
温度以上を検知した際に、電源投入後所定時間経過後
に、前記高圧圧力検知手段が上限設定圧力以上を検知し
た場合には予め設定された時間だけ前記送風ファンの回
転数を低速にする制御回路を設ける構成としたものであ
り、高外気温時で且つ未冷却時においては、電源投入後
のコンプレッサーに加わる負荷を低減し、コンプレッサ
ーの信頼性を確保しつつ、停電時には、通電再開後、冷
凍室及び冷蔵室の庫内温度が所定の温度にまで復帰する
時間を不必要に長引かせることなく貯蔵食品への影響を
低減するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の制御の
フローチャート
【図2】本発明の第1の実施例及び第2の実施例におけ
る冷蔵庫の機械室部の正面図
【図3】本発明の第1の実施例及び第2の実施例いおけ
る冷蔵庫の概略電気構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における冷蔵庫の制御の
フローチャート
【図5】本発明の冷蔵庫におけるコンプレッサーの吐出
側圧力の変化特性図
【図6】従来の冷蔵庫の制御のフローチャート
【図7】従来の冷蔵庫の概略電気構成を示すブロック図
【図8】従来の冷蔵庫の縦断面図
【図9】従来の冷蔵庫におけるコンプレッサーの吐出側
圧力の変化特性図
【符号の説明】
2 冷凍室 3 冷蔵室 6 コンプレッサー 9 送風ファン 11 冷凍室温度センサー 13 冷蔵室温度センサー 16 室温センサー 25 圧力検知手段 27 制御回路 28 凝縮器温度センサー 29 凝縮器配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室と、冷蔵室と、コンプレッサー、
    凝縮器、冷却器とを備えた冷凍サイクルと、前記冷却器
    で冷却した冷気を前記冷凍室及び冷蔵室に強制対流させ
    る送風ファンと、前記冷凍サイクルの高圧側圧力を検知
    する高圧圧力検知手段と、前記冷凍室の温度を検知する
    冷凍室温度センサーと、前記凝縮器の温度を検知する凝
    縮器温度センサーとを備え、電源投入直後に前記冷凍室
    温度センサー及び前記凝縮器温度センサー温度がともに
    設定温度以上湯を検知した際に、電源投入後所定時間経
    過後に、前記圧力検知手段が上限設定圧力以上を検知し
    た場合には予め設定された時間だけ前記送風ファンの回
    転数を低速にする制御回路を設けたことを特徴とする冷
    蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷凍室と、冷蔵室と、コンプレッサー、
    凝縮器、冷却器とを備えた冷凍サイクルと、前記冷却器
    で冷却した冷気を前記冷凍室及び冷蔵室に強制対流させ
    る送風ファンと、前記冷凍サイクルの高圧側圧力を検知
    する高圧圧力検知手段と、前記冷蔵室の温度を検知する
    冷蔵室温度センサーと、前記凝縮器の温度を検知する凝
    縮器温度センサーとを備え、電源投入直後に前記冷蔵室
    温度センサー及び前記凝縮器温度センサーの温度がとも
    に設定温度以上を検知した際に、電源投入後所定時間経
    過後に、前記高圧圧力検知手段が上限設定圧力以上を検
    知した場合には予め設定された時間だけ前記送風ファン
    の回転数を低速にする制御回路を設けたことを特徴とす
    る冷蔵庫。
JP7105479A 1995-04-28 1995-04-28 冷蔵庫 Pending JPH08303921A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1655558A1 (en) * 2004-11-04 2006-05-10 Matsushita Electric Industries Co., Ltd. Control method of refrigeration cycle apparatus and refrigeration cycle apparatus using the control method
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