JPH1061863A - 分岐管継手 - Google Patents
分岐管継手Info
- Publication number
- JPH1061863A JPH1061863A JP21713796A JP21713796A JPH1061863A JP H1061863 A JPH1061863 A JP H1061863A JP 21713796 A JP21713796 A JP 21713796A JP 21713796 A JP21713796 A JP 21713796A JP H1061863 A JPH1061863 A JP H1061863A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- spigot
- saddle
- branch pipe
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L41/00—Branching pipes; Joining pipes to walls
- F16L41/04—Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 土圧、輪荷重等が継手に作用しても、継手本
体やサドル継手が破損することのない分岐管継手を提供
する。 【解決手段】 一端に拡径受口１１を有し、他端が差口
１２となった継手本体１と、サドル２１のほぼ中央に貫
通孔を設けると共に該貫通孔の周縁から筒体２２を立ち
上げたサドル継手２とからなり、継手本体１の差口１２
をサドル継手２の筒体２２に嵌挿して差口１２の外面に
設けた弾性体ａ1 を筒体２２の端面に係止させると共
に、差口１２の外面と筒体２２とを接着接合する。
体やサドル継手が破損することのない分岐管継手を提供
する。 【解決手段】 一端に拡径受口１１を有し、他端が差口
１２となった継手本体１と、サドル２１のほぼ中央に貫
通孔を設けると共に該貫通孔の周縁から筒体２２を立ち
上げたサドル継手２とからなり、継手本体１の差口１２
をサドル継手２の筒体２２に嵌挿して差口１２の外面に
設けた弾性体ａ1 を筒体２２の端面に係止させると共
に、差口１２の外面と筒体２２とを接着接合する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、本管から枝管を取
り出す際に使用する分岐管継手に関する。
り出す際に使用する分岐管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】本管から枝管を取り出すとき、図３に示
したような分岐管継手が使用されている。この分岐管継
手は、一端に拡径受口５１を有し、他端に差口５２が形
成された継手本体５と、サドル６１のほぼ中央に貫通孔
を設けると共に該貫通孔の周縁から筒体６２を立ち上げ
たサドル継手６とからなり、継手本体５の差口５２をサ
ドル継手６の筒体６２に嵌挿したのち、サドル６１の裏
面を本管３の外周面に載置固定すると共に、継手本体５
の受口５１に枝管４の端部を挿入して接続していた。
したような分岐管継手が使用されている。この分岐管継
手は、一端に拡径受口５１を有し、他端に差口５２が形
成された継手本体５と、サドル６１のほぼ中央に貫通孔
を設けると共に該貫通孔の周縁から筒体６２を立ち上げ
たサドル継手６とからなり、継手本体５の差口５２をサ
ドル継手６の筒体６２に嵌挿したのち、サドル６１の裏
面を本管３の外周面に載置固定すると共に、継手本体５
の受口５１に枝管４の端部を挿入して接続していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この分岐管
継手の場合には、受口５１の基部が筒体６２の端面に当
接するまで押込んで接着接合していたので、配管施工後
に土圧、輪荷重等が継手本体５に作用して、受口５１の
基部が筒体６２の端面に押付けられたとき、受口５１の
基部が変形したり、サドル継手６が破損する危険性があ
った。
継手の場合には、受口５１の基部が筒体６２の端面に当
接するまで押込んで接着接合していたので、配管施工後
に土圧、輪荷重等が継手本体５に作用して、受口５１の
基部が筒体６２の端面に押付けられたとき、受口５１の
基部が変形したり、サドル継手６が破損する危険性があ
った。
【０００４】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、土圧、輪荷重等が継手本体に作用しても、継手本体
やサドル継手が破損することのない分岐管継手を提供す
るものである。
て、土圧、輪荷重等が継手本体に作用しても、継手本体
やサドル継手が破損することのない分岐管継手を提供す
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の分岐管継手は、
一端に拡径受口を有し、他端が差口となった継手本体
と、サドルのほぼ中央に貫通孔を設けると共に該貫通孔
の周縁から筒体を立ち上げたサドル継手とからなり、継
手本体の差口をサドル継手の筒体に嵌挿して差口の外面
に設けた弾性体を前記筒体の端面に係止させると共に、
差口の外面と筒体の内面とを接着接合したことを特徴と
する。
一端に拡径受口を有し、他端が差口となった継手本体
と、サドルのほぼ中央に貫通孔を設けると共に該貫通孔
の周縁から筒体を立ち上げたサドル継手とからなり、継
手本体の差口をサドル継手の筒体に嵌挿して差口の外面
に設けた弾性体を前記筒体の端面に係止させると共に、
差口の外面と筒体の内面とを接着接合したことを特徴と
する。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面にて
詳細に説明する。図１は本発明の一実施例を示す分岐管
継手の半断面図、図２は本発明の他の実施例を示す分岐
管継手の半断面図であって、図中１は継手本体、２はサ
ドル継手、３は本管、４は枝管である。
詳細に説明する。図１は本発明の一実施例を示す分岐管
継手の半断面図、図２は本発明の他の実施例を示す分岐
管継手の半断面図であって、図中１は継手本体、２はサ
ドル継手、３は本管、４は枝管である。
【０００７】まず、図１に示した分岐管継手について説
明すると、継手本体１は硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹
脂で形成されており、その一端に拡径受口１１が設けら
れている。そして、受口１１の端部内周には環状溝が設
けられており、該環状溝にシールパッキン１３が装着さ
れている。また、継手本体１の他端には差口１２が設け
られており、該差口１２の外周にエラストマー樹脂から
なる弾性体ａ 1が一体的に設けられている。
明すると、継手本体１は硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹
脂で形成されており、その一端に拡径受口１１が設けら
れている。そして、受口１１の端部内周には環状溝が設
けられており、該環状溝にシールパッキン１３が装着さ
れている。また、継手本体１の他端には差口１２が設け
られており、該差口１２の外周にエラストマー樹脂から
なる弾性体ａ 1が一体的に設けられている。
【０００８】前記弾性体ａ1 は継手本体１を射出成型す
る際に一体的に設けてもよく、別体に成型した弾性体ａ
1 を接着剤を用いて差口１２の外面に接合してもよい。
図１に示した如く、弾性体ａ1 は円周上の４ケ所に設け
てもよく、差口１２の外周に連続して一周して設けても
よい。尚、弾性体ａ1 を構成するエラストマー樹脂とし
ては、アクリロニトリルーブタジエンゴム、スチレンー
ブタジエンゴム、スチレンーブタジエンスチレンゴム、
スチレンーイソプレンースチレンゴム、エチレンープロ
ピレンゴム、エチレンープロピレンージエンゴム等が挙
げられるが、この中でもエチレンープロピレンゴム、エ
チレンープロピレンージエンゴムが好適に使用できる。
る際に一体的に設けてもよく、別体に成型した弾性体ａ
1 を接着剤を用いて差口１２の外面に接合してもよい。
図１に示した如く、弾性体ａ1 は円周上の４ケ所に設け
てもよく、差口１２の外周に連続して一周して設けても
よい。尚、弾性体ａ1 を構成するエラストマー樹脂とし
ては、アクリロニトリルーブタジエンゴム、スチレンー
ブタジエンゴム、スチレンーブタジエンスチレンゴム、
スチレンーイソプレンースチレンゴム、エチレンープロ
ピレンゴム、エチレンープロピレンージエンゴム等が挙
げられるが、この中でもエチレンープロピレンゴム、エ
チレンープロピレンージエンゴムが好適に使用できる。
【０００９】一方、サドル継手２は、本管３の外周とほ
ぼ同じ曲率で湾曲したサドル２１のほぼ中央に貫通孔を
穿設すると共に、該貫通孔の周縁から筒体２２を立ち上
げた構成からなっており、筒体２２の内径は前記継手本
体１の差口１２の外径より若干小径に形成されている。
ぼ同じ曲率で湾曲したサドル２１のほぼ中央に貫通孔を
穿設すると共に、該貫通孔の周縁から筒体２２を立ち上
げた構成からなっており、筒体２２の内径は前記継手本
体１の差口１２の外径より若干小径に形成されている。
【００１０】この実施例の場合、継手本体１の差口１２
の外面に接着剤を塗布してからサドル継手２の筒体２２
に挿入し、差口１２の外面に設けた弾性体ａ1 を筒体２
２の端面に当接させる。そして、本管３の適所に接続孔
３１を穿設してから、該接続孔３１の外周縁にサドル２
１の裏面を押し付け、バンド等の適宜の締付具を本管３
とサドル２１の外周に巻回して締結固定する。
の外面に接着剤を塗布してからサドル継手２の筒体２２
に挿入し、差口１２の外面に設けた弾性体ａ1 を筒体２
２の端面に当接させる。そして、本管３の適所に接続孔
３１を穿設してから、該接続孔３１の外周縁にサドル２
１の裏面を押し付け、バンド等の適宜の締付具を本管３
とサドル２１の外周に巻回して締結固定する。
【００１１】この様にして、分岐管継手を本管３の外周
に固定したのち、継手本体１の受口１１に枝管４の端部
を挿入する。すると、継手本体１は弾性体ａ1 によって
サドル継手２に係止されると共に、継手本体１の差口１
２の外面とサドル継手２の筒体２２の内面とが接着接合
され、本管３と枝管４とが本発明の分岐管継手を介して
伸縮自在に接続される。
に固定したのち、継手本体１の受口１１に枝管４の端部
を挿入する。すると、継手本体１は弾性体ａ1 によって
サドル継手２に係止されると共に、継手本体１の差口１
２の外面とサドル継手２の筒体２２の内面とが接着接合
され、本管３と枝管４とが本発明の分岐管継手を介して
伸縮自在に接続される。
【００１２】図２に示した分岐管継手は、湾曲したサド
ル２１に対し、継手本体１の軸芯を垂直状態から任意の
角度θだけ傾斜させると共に、差口１２の外周にエラス
トマー樹脂からなるリング状の弾性体ａ2 を着脱自在に
装着したものである。この分岐管継手の場合には、継手
本体１に接続する枝管４の長さに合わせて弾性体ａ2の
装着位置を変更することができる。この実施例の場合に
も、前記実施例と同様に継手本体１はリング状の弾性体
ａ2 によってサドル継手２に係止され、継手本体１の差
口１２の外面とサドル継手２の筒体２２の内面とが接着
接合される。
ル２１に対し、継手本体１の軸芯を垂直状態から任意の
角度θだけ傾斜させると共に、差口１２の外周にエラス
トマー樹脂からなるリング状の弾性体ａ2 を着脱自在に
装着したものである。この分岐管継手の場合には、継手
本体１に接続する枝管４の長さに合わせて弾性体ａ2の
装着位置を変更することができる。この実施例の場合に
も、前記実施例と同様に継手本体１はリング状の弾性体
ａ2 によってサドル継手２に係止され、継手本体１の差
口１２の外面とサドル継手２の筒体２２の内面とが接着
接合される。
【００１３】尚、前記実施例では、継手本体の一端に拡
径受口を設けると共に、該受口の端部内周に環状溝を形
成してシールパッキンを装着したゴム輪型受口を例示し
たが、本発明はこれに限定されない。このゴム輪型受口
に代えて、受口に嵌挿した枝管の端部を接着接合する接
着型受口とすることもできる。
径受口を設けると共に、該受口の端部内周に環状溝を形
成してシールパッキンを装着したゴム輪型受口を例示し
たが、本発明はこれに限定されない。このゴム輪型受口
に代えて、受口に嵌挿した枝管の端部を接着接合する接
着型受口とすることもできる。
【００１４】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の分岐管継手
は、継手本体の差口をサドル継手の筒体に嵌挿して差口
の外面に設けた弾性体を筒体の端面に係止させると共
に、差口の外面と筒体の内面とを接着接合したので、土
圧、輪荷重等が継手本体に作用しても、継手本体が本管
内に落ち込むことがなく、土圧、輪荷重等の外力が弾性
体によって吸収緩和されるため、継手本体やサドル継手
が破損することもない。
は、継手本体の差口をサドル継手の筒体に嵌挿して差口
の外面に設けた弾性体を筒体の端面に係止させると共
に、差口の外面と筒体の内面とを接着接合したので、土
圧、輪荷重等が継手本体に作用しても、継手本体が本管
内に落ち込むことがなく、土圧、輪荷重等の外力が弾性
体によって吸収緩和されるため、継手本体やサドル継手
が破損することもない。
【図１】図１は、本発明の一実施例を示す分岐管継手の
半断面図である。
半断面図である。
【図２】図２は、本発明の他の実施例を示す分岐管継手
の半断面図である。
の半断面図である。
【図３】図３は、従来の分岐管継手を示す半断面図であ
る。
る。
１ 継手本体 ２ サドル継手 ３ 本管 ４ 枝管
Claims (3)
- 【請求項１】 一端に拡径受口（１１）を有し、他端が
差口（１２）となった継手本体（１）と、サドル（２
１）のほぼ中央に貫通孔を設けると共に該貫通孔の周縁
から筒体（２２）を立ち上げたサドル継手（２）とから
なり、継手本体（１）の差口（１２）をサドル継手
（２）の筒体（２２）に嵌挿して差口（１２）の外面に
設けた弾性体（ａ1 ，ａ 2）を前記筒体（２２）の端面
に係止させると共に、差口（１２）の外面と筒体（２
２）の内面とを接着接合したことを特徴とする分岐管継
手。 - 【請求項２】 差口（１２）の外面に複数の弾性体（ａ
1 ）を一体的に突設したことを特徴とする請求項１記載
の分岐管継手。 - 【請求項３】 差口（１２）の外面にリング状の弾性体
（ａ2 ）を着脱自在に装着したことを特徴とする請求項
１記載の分岐管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21713796A JPH1061863A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 分岐管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21713796A JPH1061863A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 分岐管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1061863A true JPH1061863A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16699441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21713796A Pending JPH1061863A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 分岐管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1061863A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105508791A (zh) * | 2016-02-17 | 2016-04-20 | 泸州益和纸品包装有限公司 | 压力管道引流装置 |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP21713796A patent/JPH1061863A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105508791A (zh) * | 2016-02-17 | 2016-04-20 | 泸州益和纸品包装有限公司 | 压力管道引流装置 |
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