JPH1061841A - 伸縮継手および配管修理法 - Google Patents

伸縮継手および配管修理法

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Publication number
JPH1061841A
JPH1061841A JP24001296A JP24001296A JPH1061841A JP H1061841 A JPH1061841 A JP H1061841A JP 24001296 A JP24001296 A JP 24001296A JP 24001296 A JP24001296 A JP 24001296A JP H1061841 A JPH1061841 A JP H1061841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
pipes
tube
tubes
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP24001296A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Kubota
操 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Corp
Original Assignee
Riken Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Riken Corp filed Critical Riken Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏水等により切断された管の間に短管を配
し、継手を用いて管と短管とを結合させるに際し、短管
を接続されようとする管の間の寸法に関係なく、使用可
能とさせる。 【解決手段】 短管を入れ子式の第1と第2の管(2、
3)より構成し、両管(2、3)を袋ナット(6)とく
い込みリング(7)を用い固定関係可能とさせる。使用
に際しては、袋ナット(6)をゆるめ、両管(2、3)
を接続されようとする管に固定し、次いで、袋ナット
(6)を締め、両管(2、3)を固定状態とさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮継手および配
管補修法に関する。特に詳述すれば、本発明は、漏水部
を切断した管の接続に適する継手および管補修法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水道管や機器廻りの配管には、漏水とい
う問題が常に生じ、その対策がいくつか提案されてい
る。一般的対策は、図5に示すように、水道管100等
の配管途中に管割れ200が生じ、漏水という事態(図
5の(a)参照)となると、図5の(b)に示すよう
に、管割れ200部分を含めて管100の一部を切断
し、管100の切断部にメカニカル式継手300、30
0を挿入させ(図5の(c)参照)、その間に短管40
0を管100、100と同心関係に配し(図5の(d)
参照)、次いで、メカニカル式継手300、300を用
いて、両管100、100と短管400を連結させる作
業を行なう(図5の(e)参照)。
【0003】メカニカル式継手は、継手本体と、継手本
体の両外周面のねじ部と、該ねじ部に螺合する袋ナット
と、袋ナットの継手本体のねじ部への締付により管に喰
い込む抜け止めリングと、水封のためのパッキンと、ワ
ッシャとを有し、管端防食のためのコアを継手本体内周
面に一体成形する構成となっている。これとは別に、管
端防食コアを継手本体とは一体とせず、別部材とし、該
防食コアを管端に挿入するタイプのメカニカル式継手も
提案されている。
【0004】メカニカル式継手は、ねじ込み式管継手と
異なり、管へのねじ加工を必要としないことから、管の
補修用の継手として多用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、管端防食コアを
一体成形したメカニカル式継手(図3の300)では、
図5の(c)、(d)の状態をつくることができない。
即ち、継手全体に接続すべき管100を通すことは不可
能である。それ故、管の補修は極めて困難となってい
る。近年は赤水発生を防止する目的から管端防食機能付
きの継手の要求が高まってきており、図5に示す従来の
工法ではこの要求に対応不可能である。なお、防食コア
を継手と別部材とし、この防食コアを管端に挿入するタ
イプのメカニカル式継手では図5の工法は可能である
が、短管400の長さが適切に選択されるとは限らず短
い場合が多い。この場合、管と短管とへのメカニカル式
継手の挿入長さが不十分となり、管と短管とメカニカル
式継手との結合が極めて弱いものとなる。
【0006】それ故に、本発明は、前述した不具合を解
消させることを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、入れ子式の継手本体を
用い、継手本体の長手方向の寸法を伸縮自在とさせる技
術的手段を用いる。
【0008】より具体的には、本発明は、入れ子式に組
合された第1と第2の管と、第2の管の端部に螺着され
かつ抜け止めリングを第1の管の外表面にくい込み可能
とさせる袋ナットとを有し、第1と第2の管の端部をメ
カニカル式継手を介して切断された接続されようとする
管に固定可能な伸縮継手を提供する。
【0009】さらに、本発明は、切断された接続されよ
うとする管の間に入れ子式の対の管を配すること、入れ
子式の対の管の端部を接続されようとする管に固定させ
ること、および入れ子式の対の管の重なり部を固定関係
とさせることよりなる配管修理法を提供する。
【0010】
【発明の実施の態様】本発明の一例による伸縮継手1
は、対の入れ子式の第1と第2の短管2、3を有し、第
1の管2の一端はフランジ4を有し、第2の管3は大径
部5を有し、大径部5内に第1の管2が挿入される。大
径部5は第2の管3の長さの約3分の1の長さを、好ま
しくは有す。両管2、3の両端の径は、接続されようと
する管の径と同一である。
【0011】第2の管3の大径部5の端部にオネジを切
り、このオネジに袋ナット6を螺着させる。袋ナット6
の内部と大径部5の端面との間に抜け止めリング7、ワ
ッシャ8、パッキン9を順次常法に従い配す。袋ナット
6を大径部5に対して締付けていないときは、第1の管
2は第2の管3に対し出入れ自在で、伸縮継手1の長手
方向の長さを自在に調整可能である。袋ナット6を大径
部5に対して締付けると、抜け止めリング7が第1の管
2の外表面に喰い込み、両管2、3は固定関係となる。
第1の管2は第2の管3に対して、フランジ4がパッキ
ン9に当接する迄、引き出すことが可能である。
【0012】第1と第2の管2、3は、樹脂ライニング
などの防食処理を受けたものか、或いは、ステンレス、
銅合金或いは樹脂材等から成形されたものとするのがよ
い。
【0013】使用に際し、伸縮継手1の長さが、両管
2、3を最大限接近させても、それでも長いときは、両
管2、3の端を切断すればよい。図2に示す例は、第2
の管3′に分岐管10を一体に設けたもので、他の構成
は、図1の例と同じであり、その説明を省略する。図2
に示す例は、既設管に枝管を付ける場合に適するもので
ある。
【0014】図3と図4を用いて管の補修法について述
べる。図3は図5(d)に、図4は図5(e)に相当す
るものである。同一部品には、同一符号を用いる。切断
された各管100の端部に公知のメカニカル式継手30
0を組付ける。図示例のメカニカル式継手300は、そ
の内周面に断面H形のコア防食部301を有するが、そ
の一方の内筒と外筒との間に管100を挿入、当接さ
せ、この状態で袋ナット302を締付け、抜け止めリン
グを管100にくい込ませ、メカニカル式継手300を
管100に夫々固定させる。本発明の一例の伸縮継手1
を、両管100、100の間に配し、袋ナット6をゆる
め、両管2、3を互いに出入れ自在とさせる。第1の管
2の端部をメカニカル式継手300のコア防食部301
の内外筒の間に挿入、当接させ、第1の管2の端面をコ
ア防食部301で保護した状態を作り、袋ナット303
を締めつけ、抜け止めリングを第1の管2にくい込ま
せ、両者を固定させる。同様に、第2の管3を右方のメ
カニカル式継手300に挿入、袋ナット303を締め付
け、第2の管3と右方のメカニカル式継手300とを固
定関係とさせる。かくして、切断された管100、10
0は、入れ子式の第1と第2の管2、3を介して接続さ
れる。次いで、袋ナット6を締め、くい込みリング7を
第1の管2の外表面にくい込ませ、両管2、3を固定関
係とさせる。
【0015】図2の例も、図3と図4に示す手法で、接
続されようとする管に結合される。その後、分岐管10
に枝管をメカニカル式継手300を用いて接続すればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の伸縮継手の上側を断面とした正
面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図1と同様の正面図
である。
【図3】接続されようとする管の間に伸縮継手を配した
平面図である。
【図4】伸縮継手を接続されようとする管に固定した状
態を示す平面図である。
【図5】従来の継手の使用手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 伸縮継手 2、3 管 5 大径部 6 袋ナット 7 抜け止めリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入れ子式に組合された第1と第2の管
    と、第2の管の端部に螺着されかつ抜け止めリングを第
    1の管の外表面にくい込み可能とさせる袋ナットとを有
    し、第1と第2の管の端部をメカニカル式継手を介して
    切断された接続されようとする管に固定可能な伸縮継
    手。
  2. 【請求項2】 第1の管の端部にフランジを有し、第2
    の管がフランジを有する第1の管の端部を内部に受ける
    大径部を有する請求項1記載の伸縮継手。
  3. 【請求項3】 切断された接続されようとする管の間に
    入れ子式の対の管を配すること、入れ子式の対の管の端
    部を接続されようとする管に固定させること、および入
    れ子式の対の管の重なり部を固定関係とさせることより
    なる配管修理法。
JP24001296A 1996-08-23 1996-08-23 伸縮継手および配管修理法 Pending JPH1061841A (ja)

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JP24001296A JPH1061841A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 伸縮継手および配管修理法

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JPH1061841A true JPH1061841A (ja) 1998-03-06

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JP24001296A Pending JPH1061841A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 伸縮継手および配管修理法

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JP (1) JPH1061841A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247959A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 耐酸性固定シール用ジョイント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007247959A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 耐酸性固定シール用ジョイント

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