JPH1061445A - 内燃機関の過給装置 - Google Patents

内燃機関の過給装置

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JPH1061445A
JPH1061445A JP9033835A JP3383597A JPH1061445A JP H1061445 A JPH1061445 A JP H1061445A JP 9033835 A JP9033835 A JP 9033835A JP 3383597 A JP3383597 A JP 3383597A JP H1061445 A JPH1061445 A JP H1061445A
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Japan
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intake passage
cylindrical member
intake
passage portion
internal combustion
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Sadaaki Muramatsu
完昭 村松
Isao Matsumoto
功 松本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B27/0226Use of kinetic or wave energy of charge in induction systems, or of combustion residues in exhaust systems, for improving quantity of charge or for increasing removal of combustion residues the systems having variable, i.e. adjustable, cross-sectional areas, chambers of variable volume, or like variable means characterised by the means generating the charging effect
    • F02B27/0247Plenum chambers; Resonance chambers or resonance pipes
    • F02B27/0257Rotatable plenum chambers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気系が異常に大型化することなく、極低回
転時から高回転時まで慣性過給を実現可能な内燃機関の
過給装置を提供すること。 【解決手段】 第1吸気通路部分9が筒状部材の内側に
軸線方向に延在し、第1吸気通路部分の下流側の第2吸
気通路部分14が筒状部材の外側に軸線方向に隣接配置
された二つの側壁の互いに対向する二つの側面によって
筒状部材の周方向に延在するように形成され、筒状部材
を軸線回りに回動させることによって第1吸気通路部分
と第2吸気通路部分とを連通する開口部が軸線回りに移
動し第2吸気通路部分における有効吸気通路長が変化す
る。一方、側面間隔変化手段が、筒状部材の回動動作に
伴って二つの側壁の互いに対向する二つの側面の間隔を
変化させ、それにより、第2吸気通路部分における有効
吸気通路長が長くなるほど、互いに対向する二つの側面
の間隔は小さくされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、慣性過給効果を利
用する内燃機関の過給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸気通路長及び吸気管径等を適切に選択
すると、特定機関回転領域において慣性過給が実現さ
れ、吸気充填効率が増加し機関出力が向上することが公
知である。このような慣性過給を各機関回転数において
実現するために、吸気通路長を変化させる種々の提案が
なされている。例えば、実開昭63−96230号公報
には、円筒状のケース内に配置された円筒状のサージタ
ンクを有し、ケースとサージタンクとによって形成され
る環状空間を吸気通路の一部として使用する吸気装置が
開示されている。
【0003】この吸気装置において、サージタンクは、
軸線方向に流入した吸気を側壁に形成された開口部から
流出させるものであり、それにより、サージタンクを回
動させることによって、吸気通路として使用する環状空
間の長さが連続的に変化し、低回転時から高回転時まで
慣性過給を実現することが可能となる。
【0004】この吸気装置によって、比較的広い回転領
域で慣性過給が可能となるが、慣性過給に非常に長い吸
気通路長を必要とする極低回転時まで含めようとする
と、前述の環状空間長さを周方向に長くするためにサー
ジタンクの径を大きくしたり、また、各気筒毎に、軸線
方向に隣接する例えば二つの環状空間を利用して吸気通
路長さを長くすると、サージタンクの軸線方向長さが長
くなり、いずれの場合も吸気系の車両搭載が不可能とな
る。
【0005】この問題を解決することを意図して、特開
昭62−214223号公報には、ケースに対してサー
ジタンクを偏心配置し、サージタンクの開口部近傍にお
ける吸気通路断面積を、吸気通路長が長くなるほど小さ
くすることが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】確かに、吸気通路長を
長くすると同時に吸気通路断面積を一様に小さくすれ
ば、吸気系が大型化することなく極低回転時まで完成過
給を実現することができる。しかしながら、前述の従来
技術において、吸気通路長を長くした時に、サージタン
ク出口部における吸気通路断面積は小さくされるが、下
流にいくに従って吸気通路断面積は徐々に大きくなって
おり、このように、吸気通路における一部の断面積を絞
っただけでは慣性過給を実現することはできない。
【0007】従って、本発明の目的は、吸気系が大型化
することなく、極低回転時から高回転時まで慣性過給を
実現可能な内燃機関の過給装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
による内燃機関の過給装置は、筒状部材を有し、吸気系
の一部を成す第1吸気通路部分が前記筒状部材の内側に
軸線方向に延在し、前記第1吸気通路部分の下流側にお
いて前記吸気系の一部を成す第2吸気通路部分が前記筒
状部材の外側に軸線方向に隣接配置された二つの側壁の
互いに対向する二つの側面によって前記筒状部材の周方
向に延在するように形成され、前記筒状部材には前記第
1吸気通路部分と前記第2吸気通路部分とを連通するた
めの開口部が形成され、前記筒状部材を軸線回りに回動
させることによって前記開口部が軸線回りに移動し前記
第2吸気通路部分における有効吸気通路長が変化する内
燃機関の過給装置において、前記筒状部材の回動動作に
伴って前記二つの側壁の互いに対向する二つの側面の間
隔を変化させる側面間隔変化手段を具備し、前記側面間
隔変化手段によって、前記筒状部材の回動動作により前
記第2吸気通路部分における有効吸気通路長が長くなる
ほど、前記互いに対向する二つの側面の間隔は小さくさ
れることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の本発明による内燃機関の
過給装置は、請求項1に記載の内燃機関の過給装置にお
いて、前記側面間隔変化手段は、前記側壁の少なくとも
一方を前記筒状部材の軸線方向に可動とし、前記筒状部
材の回動動作を前記一方の側壁の軸線方向動作に変換
し、前記筒状部材の回動動作によって前記第2吸気通路
部分における有効吸気通路長が長くなるほど、前記一方
の側壁が他方の側壁に近づき、前記互いに対向する二つ
の側面の間隔を小さくさせることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の本発明による内燃機関の
過給装置は、請求項1に記載の内燃機関の過給装置にお
いて、前記側面間隔変化手段は、前記二つの側壁におけ
る前記互いに対向する二つの側面を前記筒状部材の回動
軸線に対して螺旋状とし、一方の側壁を前記筒状部材と
共に回動させ、前記筒状部材の回動動作によって前記第
2吸気通路部分における有効吸気通路長が長くなるほ
ど、前記互いに対向する二つの側面の間隔を小さくさせ
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による内燃機関の
過給装置の第1実施形態を示す概略断面図である。同図
において、1は四気筒内燃機関本体、2はピストン、3
は燃焼室、4は吸気弁、5は吸気ポート、6は排気弁、
7は吸気通路枝管、8は吸気通路長可変装置をそれぞれ
示している。図2は、吸気通路長可変装置8の断面を示
す図1のA−A断面図である。図1及び2を参照する
と、吸気通路長可変装置8は、円筒状の固定のケース1
1と、ケース11内に同心配置された円筒状の筒状部材
12を具備している。ケース11と筒状部材12との間
の空間は、略C形状の三つの仕切壁13によって軸線方
向に四分割されている。分割された四つの空間は、それ
ぞれ、一方の端部において端部壁15によって閉塞さ
れ、他方の端部において気筒毎の吸気ポート5を介して
各燃焼室3に連通している。
【0012】筒状部材12には、前述の四つの空間全て
に開口する細長い開口部16が形成されている。この開
口部16は、筒状部材12への加工を容易にするため
に、単一の開口部としたが、各空間に開口する四つの開
口部としても良い。筒状部材12は、軸線方向の一端部
において閉塞され、他端部において軸線方向に延在する
接続部10によって吸気管17に接続されている。吸気
管17内にはスロットル弁18が配置されている。
【0013】このような構成において、筒状部材12内
の空間9は、サージタンクとして機能する吸気系の一部
を成す第1吸気通路部分9であり、筒状部材12の軸線
方向に延在している。また、前述の四つの空間内には、
仕切壁13と同様な形状の可動側壁21(詳しくは後述
する)が配置され、図2において各可動側壁21の左側
の各空間14は、それぞれ、サージタンク等の吸気系拡
管部の下流側で吸気系の一部を成す第2吸気通路部分1
4として、筒状部材12の外側に周方向に延在してい
る。筒状部材12に形成された開口部16によって第1
吸気通路部分と第2吸気通路部分とは連通されている。
それにより、吸気は、吸気管17からスロットル弁18
を介して第1吸気通路部分9に流入し、開口部16を介
して各第2吸気通路部分14へ流入し、各吸気通路枝管
7及び各吸気ポート5を介して各気筒へ供給される。
【0014】筒状部材12は、閉塞側端部において、駆
動軸19を介して回動駆動装置20に接続されている。
筒状部材12の接続部10と吸気管17との接続は、回
動時においてもシール性を保証する構造となっている。
それにより、筒状部材12は、回動駆動装置20によっ
て、固定のケース11及び吸気管17に対して軸線回り
に回動可能となっている。
【0015】前述の可動側壁21は図3にその形状が示
されている。可動側壁21の外周部には、適当な角度間
隔で三つの第1溝21aが形成されている。これらの第
1溝21aは、前述の四分割された各空間内においてケ
ース11の内面11aに設けられた三つのガイド23に
嵌合するものである。これらの三つのガイド23は、筒
状部材12の軸線方向に延在するものである。
【0016】一方、可動側壁21の内周部には、等角度
間隔で四つの第2溝21bが形成されている。これらの
第2溝21bは、前述の四分割された各空間内において
筒状部材12の外面12aに設けられた四つのスプライ
ン24に嵌合するものである。これらの四つのスプライ
ン24は、筒状部材12の軸線方向に対して螺旋状に延
在するものであり、それにより、各第2溝21bは筒状
部材12の軸線に対して斜めとされている。また、四つ
のスプライン24は、筒状部材12の開口部16を横断
しないように形成されている。
【0017】また、可動側壁21の吸気通路枝管7側端
部には、その幅と等しい幅の膜部材22の一端部が取り
付けられており、この膜部材22の他端部は、対応する
可動側壁21の図2において右側に位置する仕切壁13
又はケース11の側壁11bに取り付けられる。この膜
部材22によって、前述の四分割された空間における可
動側壁21より右側は、吸気流れが遮断される。この膜
部材22は、ゴム等の容易に曲がる材質から形成されて
おり、可動側壁の21の動作に伴って膜部材22の両端
部が近づく時には容易にU字形に変形して、吸気流れの
遮断を維持するものである。
【0018】機関吸気系の諸元によって特定機関回転数
において吸気充填効率が向上する慣性過給効果を得るこ
とができる。この特定機関回転数Nは、次式で示す吸気
系諸元によって表される。 N=30C(S/L・Vh)1/2 /2π ここで、Cは音速、Sは吸気通路断面積、Lは吸気通路
長、Vhはエンジン行程容積である。
【0019】本実施形態の吸気通路長可変装置8は、回
転センサ等によって検出される機関回転数に基づき、筒
状部材12を、機関回転数が低い時ほど図1において反
時計方向に回動させ、機関回転数が高い時ほど図1にお
いて時計方向に回動させるようになっている。それによ
り、機関回転数が低い時ほど、筒状部材12の開口部1
6は、吸気通路枝管7側から離間し、各第2吸気通路部
分14における有効吸気通路長が長くなる。すなわち、
機関回転数が低い時ほど、吸気系における吸気通路長L
が長くされる。
【0020】前述の可動側壁21は、ケース11に設け
られたガイド23によって筒状部材12の軸線方向には
可動であるが回動しないようになっており、筒状部材1
2の反時計方向の回動に伴うスプライン24の回動によ
って、図2において回動することなく左方向に徐々に移
動する。この時、前述した四分割された各空間における
可動側壁21の図2において右側の部分は、前述した膜
部材22によって閉鎖されているために吸気が通過する
ことはなく、各第2吸気通路部分14における吸気通路
断面積、すなわち、慣性過給に影響する吸気系拡管部よ
り下流側の吸気通路断面積Sが、機関回転数が低い時ほ
ど小さくされる。
【0021】こうして、本実施形態の吸気通路長可変装
置8は、吸気通路長を長くすると同時に吸気通路断面積
が小さくされるために、単に第2吸気通路部分14の有
効吸気通路長を変化させるだけの従来に比較して、慣性
過給を実現可能な最大機関回転数を合わせれば、上式か
ら明らかなように、極低回転数まで慣性過給を実現する
ことができる。
【0022】ところで、上式から明らかなように、所定
機関回転数において慣性過給効果が得られる吸気通路長
L及び吸気通路断面積Sの組み合わせは無数に存在す
る。しかしながら、選択した吸気通路断面積Sによって
充填効率に違いが発生する。これは、吸気通路断面積S
によって通路抵抗に違いが生じるためである。仮に、所
定回転数において慣性過給効果を実現する場合におい
て、吸気通路断面積Sを小さく選択し過ぎると、それに
伴い吸気通路長Lは非常に短くなり、吸気流速は非常に
速くなるが通路抵抗が大きく、充填効率を十分に高める
ことができない。
【0023】また、吸気通路断面積Sを大きく選択し過
ぎると、それに伴い吸気通路長Lは非常に長くなり、吸
気流速は非常に遅くなってやはり充填効率を十分に高め
ることができない。図4は、特定機関回転数における吸
気流速に対する良好充填効率領域面積を示すグラフであ
る。この良好充填効率領域面積とは、特定機関回転にお
いて慣性過給を実現するために吸気通路断面積S及び吸
気通路長Lを適当に選択し、この時に得られる機関回転
数に対する充填効率のグラフにおける所定充填効率以上
の面積であり、言わば選択した吸気通路断面積S及び吸
気通路長Lの効果に相当する値である。選択した種々の
吸気通路断面積S及び吸気通路長Lに対する良好充填効
率面積を吸気流速に基づき整理したグラフが図4であ
り、このグラフから吸気流速を40〜50m/sの時が
良好充填効率面積が大きくなることがわかる。吸気流速
を支配するのは、吸気通路断面積であり、従って、吸気
流速が40〜50m/sとなるように吸気通路断面積S
を選択し、この吸気通路断面積Sに合わせて吸気通路長
Lを選択するようにすれば、良好な慣性過給効果が得ら
れることがわかる。また、この吸気流速は、各機関回転
数において良好な慣性過給効果を実現することがわかっ
ている。
【0024】各機関回転数の慣性過給に適した吸気通路
断面積Sは、機関回転数が高いほど大きくなる。本実施
形態において、各機関回転数で吸気流速が40〜50m
/sとなる最適吸気通路断面積Sが実現されるように、
可動側壁21の位置が制御されることが好ましく、この
時、この吸気通路断面積Sに対する慣性過給が実現され
る吸気通路長Lが実現されるように、前述の第2スプラ
イン24の形状を選択することが好ましい。
【0025】前述した実施形態において、各気筒の第2
吸気通路部分14は互いに近接配置されているために、
吸気通路枝管7を使用して各気筒の吸気ポート5への接
続を可能にしている。従って、吸気ポート5に加えて吸
気通路枝管7は吸気通路断面積を変化させることはでき
ないが、これらの部分の長さは、第2吸気通路部分14
の長さに比較して非常に短く、第2吸気通路部分による
吸気系の断面積変化に、大きな影響を与えることはな
い。
【0026】例えば、図5に示すように、筒状部材1
2′を延長して各気筒の第2吸気通路部分14′を互い
に離間させ、各気筒の吸気ポート間距離に一致させれ
ば、吸気通路枝管7を使用することなく吸気ポート7へ
の接続が可能となる。それにより、断面積が変化しない
部分は吸気ポート7だけとなり、前述の影響をさらに小
さくすることができる。このような構成においては、筒
状部材12′の開口部16′は、各第2吸気通路部分1
4′毎に形成され、隣の第2吸気通路部分14′までの
デッドスペースが存在するために、可動側壁21の移動
に伴い開口部16′を閉鎖する遮蔽板22′を、このデ
ッドスペースを利用して可動側壁21に取り付けること
ができ、これを前述の実施形態における膜部材22の代
わりに使用しても良い。
【0027】また、このような構成において、吸気ポー
ト5における上流側部分を第2吸気通路部分14と同様
な矩形断面とし、可動側壁21を下流側に延在させてこ
の上流側部分に挿入するようにすれば、吸気ポート5に
おけるこの上流側部分も断面積が変化し、断面積が変化
しない部分の長さをさらに短縮することができ、前述の
影響をほぼ完全に無くすことができる。
【0028】図6は、本発明による内燃機関の過給装置
の第2実施形態を示す概略断面図である。図7は、本実
施形態の吸気通路可変装置38の断面を示す図6のB−
B断面図である。これらの図において、第1実施形態と
同じ部材は同じ参照番号で示されている。以下に、第1
実施形態との違いについてのみ説明する。本実施形態の
吸気通路可変装置38は、円筒状の固定ケース41と、
ケース41内に同心配置された円筒状の筒状部材42を
具備している。この筒状部材42は、回転駆動装置20
の駆動軸19に、半径方向に延在する接続部材30によ
って接続され、固定のケース41に対して軸線回りに回
動可能となっている。スロットル弁18が配置された吸
気管47は、回転駆動装置20とは反対側においてケー
ス41へ略同心状に接続されている。
【0029】筒状部材42は部分的に長手方向に切除さ
れ、筒状部材42には開口部49が形成される。筒状部
材42の外側には、周方向に延在する第1及び第2隔壁
45,46が互いに離間して接続されている。これらの
第1隔壁45と第2隔壁46との間において、ケース4
1の内側には、周方向に延在する第3隔壁43が接続さ
れている。図7において、第1隔壁45の左側面45a
とケース41内側の左側面41aとによって最も軸線方
向回転駆動装置側に位置する第2吸気通路部分44が形
成され、同様に、第2隔壁の右側面45bと第3隔壁4
3の左側面43aとによって、また、第3隔壁43の右
側面43bと第2隔壁46の左側面46aとによって、
また、第2隔壁46の右側面46bとケース41内側の
右側面41bとによって、それぞれ他の第2吸気通路部
分44が形成される。ケース41内側の左側面41a
は、筒状部材42の軸線に対して螺旋状に形成され、第
1隔壁45の左側面45aは、ケース41内側の左側面
41aと略平行に螺旋状に形成されている。
【0030】図6及び図7は極低回転時を示している。
これらの図において、ケース41内側の左側面41a及
び第1隔壁45の左側面45aの螺旋形状を説明する。
ケース41内側の左側面41aは、第2吸気通路部分4
4の周方向最上流側端面位置Cにおいて最も軸線方向ス
ロットル弁18側に位置しており、第2吸気通路部分4
4の下流側に向かい徐々に軸線方向回転駆動装置20側
となり、吸気通路枝管37との周方向接続位置Dにおい
て最も軸線方向回転駆動装置20側に位置している。ま
た、周方向接続位置D以降においては、第2吸気通路部
分44の周方向最上流側端面位置Cまで周方向接続位置
Dにおける軸線方向位置のままであり、段部によって周
方向上流側端面位置Cにおける軸線方向位置に接続され
る。一方、第1隔壁45の左側面45aは、周方向接続
位置Dまでケース41内側の左側面41aに略平行であ
るが、周方向接続位置D以降においては終端部まで徐々
に軸線方向回転駆動装置20側となる。
【0031】第1隔壁45の右側面45b及び第3隔壁
43の左側面43aは、それぞれ、第1隔壁45の左側
面45a及びケース41の左側面41aと、ケース41
の軸線に対する垂直な平面に対して対称に形成されてい
る。また、第3隔壁43の右側面43b、第2隔壁46
の左側面46a、第2隔壁46の右側面46b、及びケ
ース41の右側面41bは、それぞれ、第3隔壁45の
左側面43a、第1隔壁45の右側面45b、第1隔壁
45の左側面45a、及びケース41の左側面41a
と、ケース41の軸線に対する垂直な平面に対して対称
に形成されている。
【0032】このように構成された本実施形態の吸気通
路長可変装置38は、図6に示す極低回転時から機関回
転数が高くなるほど、筒状部材42を図6において時計
方向に回動させるようになっている。それにより、機関
回転数が高くなるほど、筒状部材42の開口部49は、
吸気通路枝管37側へ接近し、各第2吸気通路部分44
における有効吸気通路長が短くなる。すなわち、機関回
転数が高いほど吸気系のおける吸気通路長Lが短くさ
れ、機関回転数が低いほど吸気系のおける吸気通路長L
が長くされる。
【0033】このような筒状部材42の回動に伴って、
例えば、最も軸線方向回転駆動装置側に位置する第2吸
気通路部分44で説明すれば、ケース41aの左側面4
1aと第1隔壁45の左側面45aとの間の第2吸気通
路部分44における間隔は、極低回転時が最も小さく、
機関回転数が高くなるほど大きくなる。他の第2吸気通
路部分44においても同様であり、このように、各第2
吸気通路部分44の吸気通路断面積、すなわち、慣性過
給に影響する吸気系拡管部より下流側の吸気通路断面積
Sが、機関回転数が高い時ほど大きく、機関回転数が低
い時ほど小さくされる。
【0034】こうして、本実施形態の吸気通路長可変装
置38は、第1実施形態と同様に、吸気通路長を長くす
ると同時に吸気通路断面積が小さくされるために、吸気
系を異常に大型化することなく、極低回転時から高回転
時まで慣性過給を実現することができる。本実施形態に
おいて、各第2吸気通路部分を形成する二つの側面は略
平行としたが、これは本発明を限定するものではなく、
これら二つの側面を同一方向に傾く螺旋状とすれば、特
に平行とする必要はない。
【0035】本実施形態において、このような慣性過給
効果を得るためには、吸気がケース41と筒状部材42
との間の空間を図6において反時計方向に通過して吸気
通路枝管37内へ流入することを防止しなければならな
い。以下に、このための構造について説明する。
【0036】図8は図6のE−E拡大断面図であり、図
9は図8のF−F断面図である。本実施形態における吸
気通路枝管37は、全気筒一体式で全体的に矩形断面形
状を有しケース41に一体的に接続されている。吸気通
路枝管37内の空間は、筒状部材42の第1及び第2隔
壁45,46に接触する二つの仕切壁(第1隔壁45に
接触するものが37aによって示されている)と、ケー
ス41の第3隔壁43に接続される仕切壁(図示せず)
とによって四分割されている。第1及び第2隔壁45,
46に接触する二つの仕切壁は、第1及び第2隔壁4
5,46に対して摺動して吸気通路枝管37内を分離す
るために、第1及び第2隔壁45,46の半径と略等し
い曲率半径を有する円弧状端面を有している。
【0037】吸気通路枝管37の上側壁37bは、ケー
ス41内における第2吸気通路部分44の周方向接続位
置Dまで延在しているが、第1及び第2隔壁45,46
の回動を可能とする切欠き37cが形成されている。前
述した吸気の反時計方向の通過を防止するためには、こ
の切欠き37cと第1及び第2隔壁45,46の両側面
45a,45b,46a,46bとの間の隙間を閉鎖し
なければならない。図8において、前述の切欠き37c
は、点線a、実線b、及び点線cで示されている。ま
た、点線dは筒状部材42の開口部49における端面を
示し、点線eは第2隔壁45の端面を示している。
【0038】前述の隙間を閉鎖するために、各側面45
a,45b,46a,46bに当接する垂直壁50a
と、吸気通路枝管37の上側壁37bに当接する水平壁
50bとを有する閉鎖部材50が配置されている。前述
の隙間は、この閉鎖部材50の水平壁50bによって閉
鎖される。各閉鎖部材50は、それぞれ、例えば、バネ
部材51によって第1及び第2隔壁45,46の各側面
45a,45b,46a,46b方向に押圧されてい
る。それにより、筒状部材42の回動に伴う第1及び第
2隔壁45,46の回動に際して、各側面45a,45
b,46a,46bの筒状部材軸線方向位置(図8にお
いては上下方向位置)が変化し、前述の隙間の大きさが
変化しても、各閉鎖部材50は、各側面45a,45
b,46a,46bの軸線方向位置の変化に追従し、常
時、隙間を閉鎖することが可能となる。閉鎖部材50の
水平壁50bを吸気通路枝管37の上側壁37bに常に
密着させると共に、閉鎖部材50を軸線方向だけ移動さ
せるために、吸気通路枝管37の上側壁37bには、筒
状部材軸線方向に延在する台形断面の溝70が形成さ
れ、閉鎖部材50の水平壁50bには、この溝70に嵌
合する台形断面の嵌合部71が形成され、こうしてガイ
ド機構が構成されている。
【0039】図8は、第2吸気通路部分の有効吸気通路
長さが最も長く、その断面積が最も小さくされた状態を
示しているために、第1及び第2隔壁45,46の各側
面は、それぞれが対向するケース41内側の各側面及び
第3隔壁43の各側面に対して最も接近している。それ
により、この時においてバネ部材51は最も圧縮されて
いる。
【0040】閉鎖部材を第1及び第2隔壁の各側面に常
時当接させる構造は、前述のバネ部材等の付勢手段に限
定されず、例えば、閉鎖部材の垂直壁と各側面とが離間
せずに摺動可能となるように工夫された溝及び嵌合部を
利用するものとしても良い。このような溝及び嵌合部の
一例を以下に説明する。図10は、図8と同一方向から
見た閉鎖部材50’を第1隔壁45’に当接させる別の
構造を示す図である。図11は、図10のG矢視図であ
る。これらの図において、理解を容易にするために、閉
鎖部材50’及び第1隔壁45’以外の部材は全て省略
されている。この閉鎖部材50’の垂直壁50a’に
は、摺動面の略中央部近傍に軸52’が固定されてい
る。軸52’は、垂直壁50a’の摺動面に対して略垂
直とされ、その端部には軸52’より大きな径を有する
ディスク形状の嵌合部53’が閉鎖部材50’の摺動面
と略平行に延在するように固定されている。
【0041】一方、第1隔壁45’の摺動面、すなわ
ち、側面45a’には、前述の軸52’を受け入れる開
口溝54’が形成され、第1隔壁45’の内部には、こ
の開口溝54’に連通して嵌合部53’を受け入れる内
部溝55’が形成されている。開口溝54’の幅は軸5
2’の径よりわずかに大きく、内部溝55’の幅は嵌合
部53’の径よりわずかに大きくされている。また、開
口溝54’及び内部溝55’は、筒状部材42と同心状
に形成されている。
【0042】閉鎖部材50’の水平壁50b’と吸気通
路枝管37の上側壁37bとの間には、前述同様な溝と
嵌合部によるガイド機構が形成されている。このように
して、第1隔壁45’に対して閉鎖部材50’を嵌合部
53’を介して接続すれば、閉鎖部材50’の水平壁5
0b’を吸気通路枝管37の上側壁37bに常に密着さ
せると共に、閉鎖部材50’の垂直壁50a’は、第1
隔壁45’の側面の軸線方向位置の変化に追従し、常
時、隙間を閉鎖することが可能となる。
【0043】吸気通路枝管の上側壁と筒状部材との間、
吸気通路枝管の仕切壁と第1及び第2隔壁との間、及び
閉鎖部材の水平壁と吸気通路枝管の上側壁との間等の摺
動部には、気密性を向上させるためにシール材を配置し
ても良い。第1実施形態及び第2実施形態において、第
2吸気通路部分は、吸気通路枝管の上側に延在するよう
にしたが、もちろん、吸気通路枝管の下側に延在させる
ようにしても良い。それにより、内燃機関の下部から吸
気系の上部までの高さが低くなり、車両搭載性が向上す
る。
【0044】
【発明の効果】このように、本発明による内燃機関の過
給装置によれば、筒状部材を軸線回りに回動させること
によって筒状部材の開口部が軸線回りに移動し第2吸気
通路部分における有効吸気通路長が変化する内燃機関の
過給装置において、筒状部材の回動動作に伴って二つの
側壁の互いに対向する二つの側面の間隔を変化させる側
面間隔変化手段を具備し、側面間隔変化手段によって、
筒状部材の回動動作により第2吸気通路部分における有
効吸気通路長が長くなるほど、互いに対向する二つの側
面の間隔は小さくされるために、有効吸気通路長が長く
なるほど第2吸気通路部分における断面積が小さくさ
れ、非常に長い吸気通路長を必要とすることなく高回転
時から極低回転時まで慣性過給を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内燃機関の過給装置の第1実施形
態を示す概略断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】可動側壁の斜視図である。
【図4】特定機関回転数における吸気流速に対する良好
充填効率面積を示すグラフである。
【図5】図2とは別の形状の図1のA−A断面図であ
る。
【図6】本発明による内燃機関の過給装置の第2実施形
態を示す概略断面図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】図6のE−E拡大断面図である。
【図9】図8のF−F断面図である。
【図10】図8と同一方向から見た閉鎖部材を第1隔壁
に当接させる別の構造を示す図である。
【図11】図10のG矢視図である。
【符号の説明】
1…機関本体 4…吸気弁 5…吸気ポート 7,37…吸気通路枝管 8,38…吸気通路長可変装置 9…第1吸気通路部分 12,42…筒状部材 14,44…第2吸気通路部分 21…可動側壁 23…ガイド 24…スプライン 43…第3隔壁 45…第1隔壁 46…第2隔壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状部材を有し、吸気系の一部を成す第
    1吸気通路部分が前記筒状部材の内側に軸線方向に延在
    し、前記第1吸気通路部分の下流側において前記吸気系
    の一部を成す第2吸気通路部分が前記筒状部材の外側に
    軸線方向に隣接配置された二つの側壁の互いに対向する
    二つの側面によって前記筒状部材の周方向に延在するよ
    うに形成され、前記筒状部材には前記第1吸気通路部分
    と前記第2吸気通路部分とを連通するための開口部が形
    成され、前記筒状部材を軸線回りに回動させることによ
    って前記開口部が軸線回りに移動し前記第2吸気通路部
    分における有効吸気通路長が変化する内燃機関の過給装
    置において、前記筒状部材の回動動作に伴って前記二つ
    の側壁の互いに対向する二つの側面の間隔を変化させる
    側面間隔変化手段を具備し、前記側面間隔変化手段によ
    って、前記筒状部材の回動動作により前記第2吸気通路
    部分における有効吸気通路長が長くなるほど、前記互い
    に対向する二つの側面の間隔は小さくされることを特徴
    とする内燃機関の過給装置。
  2. 【請求項2】 前記側面間隔変化手段は、前記側壁の少
    なくとも一方を前記筒状部材の軸線方向に可動とし、前
    記筒状部材の回動動作を前記一方の側壁の軸線方向動作
    に変換し、前記筒状部材の回動動作によって前記第2吸
    気通路部分における有効吸気通路長が長くなるほど、前
    記一方の側壁が他方の側壁に近づき、前記互いに対向す
    る二つの側面の間隔を小さくさせることを特徴とする請
    求項1に記載の内燃機関の過給装置。
  3. 【請求項3】 前記側面間隔変化手段は、前記二つの側
    壁における前記互いに対向する二つの側面を前記筒状部
    材の回動軸線に対して螺旋状とし、一方の側壁を前記筒
    状部材と共に回動させ、前記筒状部材の回動動作によっ
    て前記第2吸気通路部分における有効吸気通路長が長く
    なるほど、前記互いに対向する二つの側面の間隔を小さ
    くさせることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の
    過給装置。
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