JPH1061045A - 収納体の換気構造 - Google Patents

収納体の換気構造

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Publication number
JPH1061045A
JPH1061045A JP8222696A JP22269696A JPH1061045A JP H1061045 A JPH1061045 A JP H1061045A JP 8222696 A JP8222696 A JP 8222696A JP 22269696 A JP22269696 A JP 22269696A JP H1061045 A JPH1061045 A JP H1061045A
Authority
JP
Japan
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storage body
wall
opening
air
storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP8222696A
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English (en)
Inventor
Shinobu Sato
しのぶ 佐藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封鎖型の収納体において、その内部に湿気が
籠もらないように換気することが可能な収納体の換気構
造を提供する。 【解決手段】 建物の壁体13の内壁面に隣接して設け
られた収納体2の背面及び壁体に開口21が設けられ、
この開口21を通じて収納体2の内部が上記壁体13の
裏側の小屋裏に通ずる通気路16に連通されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建物内に
設置される収納体の換気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の建物内に設置される収納
体は、一般的に各室を仕切る壁体の内壁面に隣接して設
けられる。このような例としては、例えば、実開昭58
−141948号公報に記載された建物の壁体の内壁面
に沿って水密性を有する箱体が設置された収納装置が挙
げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
実開昭58−141948号公報に記載されているよう
な内壁面に沿って設置された収納装置において、この収
納装置が下駄箱や玄関収納体のような扉等が設けられた
閉鎖型の場合には、内部に湿気が籠もり、収納品に悪影
響を及ぼすといった問題がある。
【0004】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、上記のような封鎖型の収納体に
おいて、その内部に湿気が籠もらないように換気するこ
とが可能な収納体の換気構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
収納体の換気構造においては、建物の壁体の内壁面に隣
接して設けられた収納体の背面及び壁体に開口が設けら
れ、この開口を通じて収納体の内部が上記壁体の裏側の
小屋裏に通ずる通気路に連通されていることを特徴とす
る。又、請求項2記載の本発明の収納体の換気構造にお
いては、請求項1記載の収納体が下駄箱であることを特
徴とする。
【0006】
【作用】請求項1記載の本発明の収納体の換気構造にお
いては、収納体の背面に設けられた開口が、壁体の裏側
の小屋裏に通ずる通気路に連通されているので、常時換
気が行われ、その内部に湿気が籠もるのを防止すること
ができる。又、請求項2記載の本発明の収納体の換気構
造においては、収納体が特に湿気が籠もり易い下駄箱で
あるから、靴や下履き等の収納品を効果的に除湿させる
ことが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の収納体の換気構
造一例を示す断面図である。図1において、建物1は、
隣接する1階の居室11、11と、その上階である2階
の隣接する居室12、12により構成されている。又、
隣接する1階の居室11、11、及び2階の居室12、
12間に設けられたそれぞれの壁体13、14との間に
は、1階より2階の上方の小屋裏に連通する通気路16
が確保された構造となっている。更に、小屋裏15の空
気は、軒下の通気口17や屋根の棟の通気口18より屋
外に排気される仕組みとなっている。
【0008】上記居室11の一方側の壁体13の内壁面
に沿って、その背面を隣接して収納体である下駄箱2が
設置されている。上記下駄箱の背面には、開口21が設
けられており、この開口21が壁体13に穿設された開
口13aと連通されている。
【0009】従って、下駄箱2内の密閉状態の湿気を帯
びた空気は、上記開口21より壁体13の開口13aを
通り、上記通気路16を経て小屋裏15に流動してゆ
く。更に、小屋裏15まで流動してきた湿気を帯びた空
気は軒下の通気口17や屋根の棟の通気口18より屋外
に排気され、下駄箱内の湿気を帯びた空気、或いは臭気
等は、居室の乾燥した空気の流入により入れ代わること
となり、内部の靴や下履き等の収納品が湿気を帯びるの
を防止するとともに、臭気等も取り除くことが可能であ
る。
【0010】上記実施例は、収納体として下駄箱の例を
説明したが、居室等の壁面に沿って設置される玄関収納
や押入れ等の場合であっても、同様に効果的に適用させ
ることが可能である。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の収納体の換気構
造においては、収納体の背面に設けられた開口が、壁体
の裏側の小屋裏に通ずる通気路に連通されているので、
常時換気が行われ、その内部に湿気が籠もるのを防止す
ることができる。又、請求項2記載の本発明の収納体の
換気構造においては、収納体が特に湿気が籠もり易い下
駄箱であるから、湿気を帯びた空気、或いは臭気等は、
居室の乾燥した空気の流入により入れ代わることとな
り、収納された内部の靴や下履き等の収納品が湿気を帯
びるのを防止するとともに、臭気等も取り除くことがで
き、衛生的な収納が可能である。従って、収納体の換気
構造として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収納体の換気構造の一例を示す側面
図。
【符号の説明】
1 建物 2 下駄箱 11、12 居室 13、14 壁体 13a (壁体の)開口 通気孔 15 小屋裏 16 通気路 17、18 通気口 21 (収納体の)開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の壁体の内壁面に隣接して設けられ
    た収納体の背面及び壁体に開口が設けられ、この開口を
    通じて収納体の内部が上記壁体の裏側の小屋裏に通ずる
    通気路に連通されていることを特徴とする収納体の換気
    構造。
  2. 【請求項2】 上記収納体が下駄箱であることを特徴と
    する収納体の換気構造。
JP8222696A 1996-08-23 1996-08-23 収納体の換気構造 Pending JPH1061045A (ja)

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JP8222696A JPH1061045A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 収納体の換気構造

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JP8222696A JPH1061045A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 収納体の換気構造

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JPH1061045A true JPH1061045A (ja) 1998-03-03

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ID=16786487

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JP8222696A Pending JPH1061045A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 収納体の換気構造

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JP (1) JPH1061045A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105534063A (zh) * 2016-01-29 2016-05-04 成都森绿家具有限公司 一种通风透气性良好的衣柜
CN105595630A (zh) * 2016-01-29 2016-05-25 成都森绿家具有限公司 一种能够主动换气的鞋柜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105534063A (zh) * 2016-01-29 2016-05-04 成都森绿家具有限公司 一种通风透气性良好的衣柜
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