JP4320468B2 - 地下室用床下換気構造 - Google Patents

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この発明は、建造物地下室の床下の空気を換気する地下室用床下換気構造に関する。
一般に、高気密・高断熱住宅では、気密性が良すぎて自然換気が期待できない状態になっており、炭酸ガス、たばこの煙、ホルムアルデヒド等による室内汚染、湿気による結露、かびの発生、又は、においの問題等、そこに住む人にとって深刻な事態が発生する場合がある。
例えば、近年問題となっているシックハウス症候群は、住宅の内装材等から発生する化学物質を体内に取り込むと発症すると言われており、頭痛や目がちかちかするといった症状が多い。代表的な化学物質としては、建材の接着剤に使われるホルムアルデヒド等がある。
このような状況の下、2003年7月から改正後の建築基準法が施行されており、原則として2時間で室内の空気を全部入れ替える換気能力が必要とされ、室内換気の重要性はますます高まってきている。また、住宅の中でも特に地下室は、地上の部屋に比較して自然換気が期待できないので、室内換気の必要性が高い。
この地下室内の換気を目的とした発明は、従来にもあり、特許文献1に記載されたようなものがある。この特許文献1には、「立設された基礎と前記基礎上に構築された床部とに囲まれた床下部の換気構造において、前記床部上に構築された壁部と、前記壁部の外面に上下方向にわたって配設された胴縁を介して取付けられた外装材との間に形成され、軒裏において建物外方と連通する間隙からなる通気部と、前記基礎外面に設けられ、前記間隙と連通する連通部と、を含み、前記連通部は、前記基礎を貫通して形成され、前記床下部と連通する開口部を有し、前記通気部と前記連通部を介して、前記床下部と前記建物外方とを連通させたことを特徴とする床下部の換気構造。」が紹介されている。
これによれば、「湿気等の障害から建物を保護する床下スペースの換気、特に、建物の床下スペースに地下室を形成して物入れ等に利用する場合に人が出入りする空間として、確実な換気が可能となる。」旨記載されている。
特開平08−209814号公報。
しかしながら、このような従来のものは、1階部分の床下が半地下室となっていて人が出入りすることができる地下室の換気を目的としたものとなっており、床下の換気といっても、それは、1階部分の床下にあたる地下室の室内自体の換気を目的としたものであるから、これを直接に地下室の床下構造に当てはめることは困難である。
また、一般に、住宅用地下室においてスラブ上に置床を配設する場合に、置床とスラブとの間の空間までは換気されていないから、床が湿気を帯びてカビが生える虞がある。その他にも、前述したような炭酸ガス、ホルムアルデヒド等による室内汚染、湿気による結露、又は、においの問題等、そこに住む人にとって深刻な事態が発生する虞もある。
そこで、この発明は、地下室の床下換気構造の構築にあたり、構造が簡単で、地下室の置床の下側を換気して地下室の床を乾燥した状態に維持することができる地下室用床下換気構造を提供することを課題とする。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、外気を取り入れ排出するための吸気排気部は内部を吸気通路と排気通路に分けた箱形状で構成され、吸気排気部は地下室内の階段部の、階段を上った壁面の内部に形成され、地下室の置床面から建物の1階部分の側壁面に対して取り付けられると共に、地下室内の階段部は、ボードにより地下室内で区画され、地下室内の階段部が壁によって隔てられた状態に構成され、階段部には地下室に出入りする為のドアが取り付けられ、側壁を貫通して外部から空気の吸気を行う入口である吸気口が吸気排気部の側壁側の上部に設けられると共に、外部へと空気の排気を行う出口である排気口が、吸気口の下部の側壁側に構成され、吸気通路の地下室内の途中には、空気を地下室内へと進入させるための地下室進入口である吸気ガラリが設けられ、地下室から置床の下側に空気を導入するための床ガラリは、吸気ガラリから遠方の3つの角部に優先して形成され、吸気ガラリの近傍の角には設けないように構成され、地上部分の壁に設けられて空気の吸気を行う吸気口から取り入れられた新鮮な空気は、該吸気通路を経由して地下室の吸気通路に設けられた吸気ガラリから地下室内に給気され、吸気された空気は、地下室内を循環して置床の床ガラリを介して置床の下側の隙間に吸込まれると共に、置床の下側の隙間を通って排気通路へと導かれ、排気口に備えられたファンの動力により建物の外に排気されるようにした事を特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、外気を取り入れ排出するための吸気排気部は内部を吸気通路と排気通路に分けた箱形状で構成され、吸気排気部は地下室内の階段部の、階段を上った壁面の内部に形成され、地下室の置床面から建物の1階部分の側壁面に対して取り付けられると共に、地下室内の階段部は、ボードにより地下室内で区画され、地下室内の階段部が壁によって隔てられた状態に構成され、階段部には地下室に出入りする為のドアが取り付けられ、側壁を貫通して外部から空気の吸気を行う入口である吸気口が吸気排気部の側壁側の上部に設けられると共に、外部へと空気の排気を行う出口である排気口が、吸気口の下部の側壁側に構成され、吸気通路の地下室内の途中には、空気を地下室内へと進入させるための地下室進入口である吸気ガラリが設けられ、地下室から置床の下側に空気を導入するための床ガラリは、吸気ガラリから遠方の3つの角部に優先して形成され、吸気ガラリの近傍の角には設けないように構成され、地上部分の壁に設けられて空気の吸気を行う吸気口から取り入れられた新鮮な空気は、該吸気通路を経由して地下室の吸気通路に設けられた吸気ガラリから地下室内に給気され、吸気された空気は、地下室内を循環して置床の床ガラリを介して置床の下側の隙間に吸込まれると共に、置床の下側の隙間を通って排気通路へと導かれ、排気口に備えられたファンの動力により建物の外に排気されるようにしたため、地下室の気密性が良いために自然換気が期待できない状態であっても、地下室の置床下側の換気をすることができるので、置床の上下の空気が換気され、置床において、湿気による結露、カビの発生、又は臭いの発生等が生じにくくなる。また、炭酸ガス、ホルムアルデヒド等による室内汚染も生じにくくなる。さらに、置床が乾燥した状態にできることから、置床から地下室の側壁等への汚染が進むことも防止できるので、地下室内全体の汚染も防止されて地下室内を適度の乾燥した健全な状態に維持することができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図3には、この発明の実施の形態を示す。
まず構成を説明すると、図1及び図3で示すように、住宅の地下室10は、地下室10のスラブ22上に一定間隔をおいて置床20が配設され、置床20に形成されて地下室10内から置床20の下側に空気を導入する導入口としての床ガラリ12が設けられ、空気の吸気及び排気をする吸気排気部11が設けられ、床下の隙間23及び地下室10内を換気する地下室用床下換気構造を構成する。
置床20は、スラブ22上で支持金具によって支持されて配設される複数の床パネルにより構成され、置床20とスラブ22との間には、10cm位の隙間23が形成される。
前記導入口である床ガラリ12は、地下室10内から置床20の下側に空気を導入する開口であり、図1で示すように、地下室10の置床20の3つの角部に形成される。床ガラリ12は、置床20上において、吸気排気部11から遠方の角に優先して設けられ、近傍の角に設けないようにされており、遠方の床ガラリ12から空気を吸気する吸気力が弱くならないように配設されている。
また、この吸気排気部11は、1階の側壁9に隣接して設けられ、外部の空気を地下室10内へと吸気する機能及び地下室10内の空気を外部へと排気する機能を有する。図2で示すように、側壁9を貫通して外部から空気の吸気を行う入口である吸気口16と外部へと空気の排気を行う出口である排気口17とが形成されている。
吸気口16は、地下室10へ空気を導く吸気通路18へと繋がっており、吸気通路18の途中に空気を地下室10内へと進入させる地下室進入口である吸気ガラリ19が設けられている。
排気口17は、置床20の床下の隙間23と排気通路21で繋がれ、図示しないファンが取り付けられているので、ファンの回転によって、置床20の下側の空気を強制的に排気通路21を通して排気口17から外部へと排気できるようにされている。また、ファンは、少なくとも、地下室内の24時間換気が可能な程度の耐久性のものが使用される。
地下室10内では、階段部13が、吸気排気部11と、これに取り付けられたドア14と、ボード15a,15bとによって区画されている。このように区画されて地下室10が壁によって隔てられた状態に構成し、吸気排気部11から吸気された空気が、階段から上方へと逃げることがないようにされ、区画しない場合に比較して地下室10内の空気の換気及び地下室10の床下における空気の換気が効率よくできるように構成されている。
次に、地下室用床下換気構造における換気方法を述べる。
まず、排気口17の図示しないファンが駆動されると、外部の空気が、図2で示す吸気口16から進入し、吸気通路18を通って地下室進入口である吸気ガラリ19から地下室10内へと導かれる。そして、この空気は、図1の実線矢印で示すように、地下室10内を循環してこの地下室10内を換気した後、床ガラリ12を介して置床20の下側の隙間23へと吸い込まれる。そして、図2及び図3の破線矢印で示すように隙間23を通って吸気排気部11へと流れて行き、図2で示すように排気通路21を通って排気口17に備えられるファンの動力によって外部へと放出される。
また、このような換気は、最低限、24時間換気が可能な程度に行われる。
このような地下室用床下換気構造によれば、地下室10の気密性が良いために自然換気が期待できない状態であっても、地下室10内の空気を換気することができると共に、その換気に用いた空気を利用して地下室10の置床20の下側における隙間23の空気の換気も行うことができるので、置床20の上下の空気が換気され、置床20において、湿気による結露、カビの発生、又はにおいの発生等が生じにくくなり、又、炭酸ガス、ホルムアルデヒド等による室内汚染も生じにくくなる。
また、ファンを24時間換気に十分な程度に稼働させれば、地下室10内の24時間換気が可能になると共に、地下室10の床下の隙間23における24時間換気も可能になる。
さらに、置床20が乾燥した状態にできることから、置床20から地下室10の側壁等へ汚染が進むことも防止でき、地下室10内の全体を適度の乾燥した状態に維持することができる。
また、地下室10の床下空間の隅々まで空気の換気ができるので、特に湿気の溜まりやすい地下室10における床の角部においても、カビの発生を防止できる。
なお、この発明の実施の形態では、吸気排気部11は、階段を登り切った位置に設けられている。
この発明の実施の形態に係る地下室用床下換気構造が適用される地下室の平面図である。 同実施の形態に係る図1中のA−A線に沿う断面図である。 同実施の形態に係る図1中のB−B線に沿う断面図である。
符号の説明
10 地下室
11 吸気排気部
12 床ガラリ
13 階段部
14 ドア
15a,15b ボード
16 吸気口
17 排気口
18 吸気通路
19 吸気ガラリ
20 置床
21 排気通路
22 スラブ
23 隙間

Claims (1)

  1. 外気を取り入れ排出するための吸気排気部は内部を吸気通路と排気通路に分けた箱形状で構成され、吸気排気部は地下室内の階段部の、階段を上った壁面の内部に形成され、地下室の置床面から建物の1階部分の側壁面に対して取り付けられると共に、地下室内の階段部は、ボードにより地下室内で区画され、地下室内の階段部が壁によって隔てられた状態に構成され、階段部には地下室に出入りする為のドアが取り付けられ、側壁を貫通して外部から空気の吸気を行う入口である吸気口が吸気排気部の側壁側の上部に設けられると共に、外部へと空気の排気を行う出口である排気口が、吸気口の下部の側壁側に構成され、吸気通路の地下室内の途中には、空気を地下室内へと進入させるための地下室進入口である吸気ガラリが設けられ、地下室から置床の下側に空気を導入するための床ガラリは、吸気ガラリから遠方の3つの角部に優先して形成され、吸気ガラリの近傍の角には設けないように構成され、地上部分の壁に設けられて空気の吸気を行う吸気口から取り入れられた新鮮な空気は、該吸気通路を経由して地下室の吸気通路に設けられた吸気ガラリから地下室内に給気され、吸気された空気は、地下室内を循環して置床の床ガラリを介して置床の下側の隙間に吸込まれると共に、置床の下側の隙間を通って排気通路へと導かれ、排気口に備えられたファンの動力により建物の外に排気されるようにした事を特徴とする地下室用床下換気構造。
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