JPH1060905A - アンカーボルト - Google Patents

アンカーボルト

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Publication number
JPH1060905A
JPH1060905A JP23722996A JP23722996A JPH1060905A JP H1060905 A JPH1060905 A JP H1060905A JP 23722996 A JP23722996 A JP 23722996A JP 23722996 A JP23722996 A JP 23722996A JP H1060905 A JPH1060905 A JP H1060905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor
anchor bolt
bolt
male screw
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23722996A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiyuki Kamogawa
富幸 鴨川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP23722996A priority Critical patent/JPH1060905A/ja
Publication of JPH1060905A publication Critical patent/JPH1060905A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Foundations (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎が不同沈下した場合にあってもアンカー
ボルトのレベルの再調整がなし得るアンカーボルトを提
供する。 【解決手段】 アンカーボルト本体10と、ボルトケー
ス20とを備え、アンカーボルト本体10をボルトケー
ス20に昇降自在に収納してなるアンカーボルトBであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンカーボルトに関
する。さらに詳しくは、ジャッキアップ機能を有するア
ンカーボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅においては、図2に示す
ように、布基礎aにアンカーボルトbを埋設し、そのア
ンカーボルトbにより溝型鋼からなる土台cを固定する
構造が採られている。
【0003】しかしながら、かかる構造では地震などに
より基礎が不同沈下した場合、あるいは軟弱地盤のため
に基礎が不同沈下した場合に、アンカーボルトbのレベ
ルの再調整がなし得ないため、基礎の不同沈下に容易に
対処できないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、基礎が不同沈下
した場合にあってもアンカーボルトのレベルの再調整が
なし得るアンカーボルトを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のアンカーボルト
は、ジャッキアップ機能を有することを特徴とする。
【0006】より具体的には、本発明のアンカーボルト
は、アンカーボルト本体と、ボルトケースとを備え、ア
ンカーボルト本体をボルトケースに昇降自在に収納して
なることを特徴とする。
【0007】本発明のアンカーボルトにおいては、前記
アンカーボルト本体が土台を昇降させるリフト部材の載
置部を有してなるのが好ましい。
【0008】
【作用】本発明のアンカーボルトは、前記のごとく構成
されているので、基礎が不同沈下した場合であっても容
易にアンカーボルトのレベルの再調整がなし得、それに
ともない土台の復旧も容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はかか
る実施の形態のみに限定されるものではない。
【0010】本発明の一実施の形態のアンカーボルトB
を図1に示し、このアンカーボルトBは、アンカーボル
ト本体10と、このアンカーボルト本体10を昇降自在
に保持しているボルトケース20とを主要構成要素とし
てなる。
【0011】アンカーボルト本体10は、土台1をアン
カーナット2との協働により固定する上部のアンカー雄
ねじ部11と、このアンカー雄ねじ部11の下部に設け
られたアンカー雄ねじ部11よりも太くされ、かつ外形
が六角形とされている六角部12と、この六角部12の
下部に設けられた逃げ部13と、この逃げ部13の下部
に設けられた昇降用の昇降雄ねじ部14とからなる。
【0012】ボルトケース20は、前記昇降雄ねじ部1
4と螺合される上部のナット体21と、このナット体2
1の側面のほぼ中央部に上端22aが回転自在に係合さ
れている筒状体22と、この筒状体22の下端22bに
上面中央の突出部23aが内嵌されて溶接接合されてい
る底板23とからなる。ここで、このナット体21と筒
状体22との回転自在な係合は、例えばナット体21の
側面のほぼ中央部に1条の環状溝21aを形成するとと
もに、筒状体22の上端22aを内側に折り曲げ成形し
て係合爪22cとなし、この係合爪22cを前記環状溝
21aに遊嵌させることによりなされる。
【0013】この場合、係合を安定させるため、図1に
示すようにナット体21の下部21bを円柱状とし、こ
の下部21bを筒状体22のこのナット体21の下部2
1bに対応する部分に遊嵌させるとともに、ナット体2
1の底部21cを筒状体22の対応部分を内側に折り曲
げ成形してなる段22dによりガイドしてなるのが好ま
しい。つまり、ナット体22の下部21bを筒状体22
の上部により袋ナット状に覆うのが好ましい。また、筒
状体22は、アンカーボルト本体10が所望の昇降がな
し得る長さとされている。
【0014】次に、かかる構成とされているアンカーボ
ルトBの施工について説明する。
【0015】(1)昇降雄ねじ部14をナット体21に
螺着する。
【0016】(2)ボルトケース20を基礎の所定位置
にセットする。
【0017】(3)アンカー雄ねじ部11にリフト座金
3を装着する。
【0018】(4)六角部12を所定方向に回転させて
アンカー雄ねじ部11のレベル調整をして、リフト座金
3の上面3aをコンクリート天端に一致させる。
【0019】(5)アンカー雄ねじ部11に土台1を装
着する。
【0020】(6)アンカー雄ねじ部11にアンカー座
金4を装着し、ついでアンカーナット2を螺着して土台
1を固定する。これにより、土台1の固定が完了する。
【0021】その後、基礎の不同沈下が生じた場合、六
角部12を所望方向に回転させて昇降雄ねじ部14を上
昇させる。それにより、土台1を所定位置まで復帰させ
ることができる。
【0022】このように、この実施の形態においては、
アンカーボルトBをアンカーボルト本体10とボルトケ
ース20とから構成し、アンカーボルト本体10をボル
トケース20に昇降自在に収納させて、アンカーボルト
Bにジャッキアップ機能を持たせているので、基礎に不
同沈下が生じても土台1およびアンカー雄ねじ部11を
所定位置まで簡易にジャッキアップできる。つまり、ア
ンカーボルトBのレベルの再調整が簡易になし得、基礎
の不同沈下に対する対処が容易となる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明において
は、アンカーボルトをアンカーボルト本体とボルトケー
スとから構成し、アンカー本体をボルトケースに昇降自
在に収納させて、アンカーボルトにジャッキアップ機能
を持たせているので、基礎に不同沈下が生じても土台を
所定位置まで簡易にジャッキアップできるとともに、ア
ンカーボルトのレベルの再調整が簡易になされるという
優れた効果が得られる。そのため、基礎に不同沈下が生
じた際の土台の補修が容易になるという優れた効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のアンカーボルトの断面
図である。
【図2】従来のアンカーボルトにより固定されている土
台の概略図である。
【符号の説明】
1 土台 2 アンカーナット 3 リフト座金 4 アンカー座金 10 アンカーボルト本体 11 アンカー雄ねじ部 12 六角部 13 逃げ部 14 昇降雄ねじ部 20 ボルトケース 21 ナット体 22 筒状体 23 底板 B アンカーボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャッキアップ機能を有することを特徴
    とするアンカーボルト。
  2. 【請求項2】 アンカーボルト本体と、ボルトケースと
    を備え、アンカーボルト本体をボルトケースに昇降自在
    に収納してなることを特徴とする請求項1記載のアンカ
    ーボルト。
  3. 【請求項3】 前記アンカーボルト本体が土台を昇降さ
    せるリフト部材の載置部を有してなることを特徴とする
    請求項2記載のアンカーボルト。
JP23722996A 1996-08-19 1996-08-19 アンカーボルト Pending JPH1060905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23722996A JPH1060905A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 アンカーボルト

Applications Claiming Priority (1)

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JP23722996A JPH1060905A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 アンカーボルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1060905A true JPH1060905A (ja) 1998-03-03

Family

ID=17012303

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23722996A Pending JPH1060905A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 アンカーボルト

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JP (1) JPH1060905A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015209695A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 三井ホーム株式会社 アンカーユニット、アンカー構造および水平復旧方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050517

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050927