JPH1059877A - メタノールを抽出剤としたジメチルエーテルおよびクロロメタンの混合物の製造および分別法 - Google Patents

メタノールを抽出剤としたジメチルエーテルおよびクロロメタンの混合物の製造および分別法

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JPH1059877A
JPH1059877A JP9167695A JP16769597A JPH1059877A JP H1059877 A JPH1059877 A JP H1059877A JP 9167695 A JP9167695 A JP 9167695A JP 16769597 A JP16769597 A JP 16769597A JP H1059877 A JPH1059877 A JP H1059877A
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chloromethane
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ペーター・ロート
Erhard Dipl Ing Leistner
エルハルト・ライストナー
Wolfgang Dr Wendel
ウオルフガング・ウエンデル
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    • C07C41/01Preparation of ethers
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    • C07C41/40Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of physical state, e.g. by crystallisation
    • C07C41/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of physical state, e.g. by crystallisation by distillation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/34Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping with one or more auxiliary substances
    • B01D3/40Extractive distillation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/16Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydroxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C41/01Preparation of ethers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 純粋なジメチルエーテルとクロロメタンのど
ちらも製造できる製造法および分別法を改善することに
ある。 【解決手段】 この発明は、メタノールを抽出剤として
用いた抽出蒸留によってジメチルエーテルおよびクロロ
メタンの混合物を製造および分別する方法に関する。混
合物をメタノールと塩化水素とを反応させることで分解
する。次いで、混合物から水を取り除き、メタノールを
抽出剤として抽出蒸留することを条件とすると、上部生
成物としてクロロメタンが生じる。次の抽出段階で残っ
たジメチルエーテルをメタノールから分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジメチルエーテル
およびクロロメタンの混合物の製造方法、およびメタノ
ールを抽出剤とした抽出蒸留によってそれらを分別する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】クロロメタンは、エアゾールパックの噴
射ガスとして使用されているクロロフルオロカーボンを
製造するための原料として工業的に重要である。ジメチ
ルエーテルはハロゲンを含まず、それ故にオゾン分解能
が小さいためエアゾールパックの噴射剤としてますます
多く使用されている。
【0003】これらの両化合物は、反応速度を上げるた
めに通常γ−Al2O3 触媒を用いて工業的に実施される、
以下の化学反応式(I)および(II)によるメタノール
とHClとの反応によって製造される。
【0004】
【化1】 従来は、クロロメタンの製造において同時に生成したジ
メチルエーテルを通例は廃棄物とみなし、硫酸で加水分
解することによって処分してきた。しかしながら、ジメ
チルエーテルは噴射剤として使用できることから重要な
物質であるので、上のように不可避的に製造されるジメ
チルエーテルを工業的に活用することを可能にする方法
に対する要望があった。
【0005】ジメチルエーテルおよびクロロメタンの混
合物は、これらの成分の沸点が互いにとても近く(ジメ
チルエーテル:沸点=−24.9℃,クロロメタン:沸
点=−23.7℃)、その上これら両成分が共沸混合物
を形成するため、従来技術では蒸留によって処理するこ
とはできなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明の課題
は純粋なジメチルエーテルとクロロメタンのどちらも製
造できる製造法および分別法を開発することであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、二段階合成
法と、それに次ぐメタノールによる抽出蒸留からなる三
段階後処理法によって本発明により達成される。従って
本発明は、ジメチルエーテルおよびクロロメタンの混合
物の製造および分別法において、 a)メタノールと過剰のHClとを反応させ、 b)段階a)で得られた混合物と過剰のメタノールとを
反応させ、 c)段階b)で得られた混合物を第1蒸留塔に供給し、 d)第1蒸留塔の底部生成物から水を取り出し、 e)第1蒸留塔の頂部に現れるメタノール、ジメチルエ
ーテルおよびクロロメタンから成る混合物を取り出し、 f)段階e)で得られた混合物を抽出蒸留塔に供給し、 g)メタノールを抽出剤として抽出蒸留塔の上部に添加
し、 h)抽出蒸留塔の底部生成物からメタノールとジメチル
エーテルとの混合物を取り出し、 i)抽出蒸留塔の頂部からクロロメタンを引き抜き、 k)段階h)で取り出した混合物を第2蒸留塔に供給
し、 l)第2蒸留塔の底部生成物からメタノールを取り出
し、 m)第2蒸留塔の頂部でジメチルエーテルを取り出し、 n)段階l)で得られたメタノールの一部を段階a)お
よびb)に記載の反応に供給し、および、 o)段階l)で得られたメタノールの残部を、段階g)
に記載の抽出蒸留塔の上部への供給メタノールに供給す
る、ことを特徴とする、上記方法に関する。
【0008】段階a)およびb)に記載のエステル化反
応に触媒を使用することが好ましい。適当な例としてγ
−Al2O3 触媒がある。段階c)に記載の混合物の送出
は、凝縮器において気体として生じる混合物を液化さ
せ、ポンプで凝縮物を送出し、次いで第1蒸留塔に供給
する前に再び気化させることによって行うのが有利であ
る。
【0009】抽出蒸留は、1〜25barの間の圧力下
で運転するのが好ましい。用いる全ての塔は目的に適し
た型であればどのような型でもよく、充填塔が好ましく
使用される。本発明の1つの実施形態においては、段階
m)で得られた生成物の一部を取り出し、次いで段階
a)およびb)に記載の反応に供給する。このような実
施形態により、平衡関係の変化によって、生ずるクロロ
メタンおよびジメチルエーテルの量比に影響を与えるこ
とができる。
【0010】図1は、これ以降に詳細に説明される本発
明による方法の一つの好ましい実施形態の流れ系統図を
示す。メタノール(1)蒸気をライン(3)を通して二
段階のエステル化反応装置(6)に供給する。さらに、
気体状のHCl(2)をライン(5)を通して反応装置
(6)に供給する。二段階のエステル化反応装置は二段
階の管状反応装置型に設計することができる。第一段階
でHClおよびメタノールを反応装置に添加する。各反
応体の量は、HClの質量が、メタノールとの反応に化
学量論的に必要とされる質量より20%まで多くなるよ
うにする。HClとメタノールとの混合物は、触媒が装
填されていてもよい反応装置の第一段階を貫流する。気
相の反応の場合、反応は発熱するので冷却を反応装置の
両段階に備えなければならない。反応装置の第一段階か
ら生じるクロロメタン、水およびHClの混合物は、こ
の混合物中に含まれるHClとの反応に化学量論的に必
要とされる質量よりも20%まで多い量のメタノールと
混合する。この混合物は、同様に触媒を装填してもよい
反応装置の第二段階を貫流する。この反応は液体または
気体状の反応体で行うことができる。化学反応式(I)
および(II)に記載の反応が、反応装置(6)において
起こる。ジメチルエーテル、クロロメタン、水およびメ
タノールから成る生じた反応混合物はライン(10)を
介して反応装置(6)から排出され、そしてこれは凝縮
器(11)において凝縮することができる。そこからラ
イン(12)を通してポンプ(13)に、次いでライン
(14)を通して気化器(15)に移す。気化した反応
混合物をライン(16)を通して第1蒸留塔(17)に
供給する。反応水(25)は第1蒸留塔(17)におい
て、他の成分、つまりジメチルエーテル、クロロメタン
およびメタノールから分離される。反応水(25)は第
1蒸留塔(17)での底部生成物であり、ライン(2
4)を通して引き抜く。第1蒸留塔(17)からの頂部
生成物であるジメチルエーテル、クロロメタンおよびメ
タノールから成る蒸気は、場合によっては、ライン(1
8)を通して凝縮器(19)に供給する。第1蒸留塔
(17)からの頂部生成物の一部をライン(21)を通
して第1蒸留塔(17)の頂部に戻し、残部をライン
(20)を通して抽出蒸留塔(26)に供給する。ある
いは、生成物流も抽出蒸留塔(26)に蒸気として供給
することができる。ジメチルエーテルおよびクロロメタ
ンの分離は、抽出蒸留塔(26)において行われる。メ
タノールをライン(56)を通して抽出蒸留塔(26)
の上部に抽出剤として添加する。5〜50℃の間の温度
でメタノールを添加することが好ましい。ジメチルエー
テルはメタノールに溶解し、底部生成物として集まる。
抽出蒸留塔(26)からのジメチルエーテルおよびメタ
ノールから成る底部生成物をライン(34)、ポンプ
(35)、ライン(36)、場合によっては、熱交換器
(37)およびライン(38)を通して第2蒸留塔(3
9)に供給する。抽出蒸留塔(26)からライン(2
7)を通して取り出した頂部生成物は純粋なクロロメタ
ンであり、これは凝縮器(28)において液化すること
ができる。この頂部生成物をライン(29)を通して取
り出し、次いで一部をライン(30)を通して抽出蒸留
塔(26)に戻すことができる。さもなければ、それの
全部または一部をライン(31)を通して生成物貯蔵容
器(32)に供給する。ジメチルエーテルおよびメタノ
ールの分離は第2蒸留塔(39)において行われる。第
2蒸留塔(39)からの頂部生成物は純粋なジメチルエ
ーテルである。これはライン(40)を通して凝縮器
(41)に供給することができる。この頂部生成物の一
部は、ライン(42)および(43)を通して第2蒸留
塔(39)に戻すことができ、さもなければ、それの全
部または一部をライン(42)、(44)および(4
6)を通して生成物貯蔵容器(47)に供給する。
【0011】また、ジメチルエーテルの部分流は、ライ
ン(44)からライン(45)を通してエステル化反応
装置(6)に供給することができる。ジメチルエーテル
をエステル化反応装置(6)へ装填することによって、
平衡関係への影響によりジメチルエーテル生成物とクロ
ロメタン生成物との比を変えることができる。第2蒸留
塔(39)からの底部生成物は純粋なメタノールであ
る。それをライン(49)を通してポンプ(50)に、
次いでそこからライン(52)を通し、一部はライン
(51)を通して気化器(57)に供給し、次いでライ
ン(58)を通してエステル化反応装置(6)に供給す
る。他のメタノール部分流はライン(53)を、場合に
よっては熱交換器(37)、ライン(54)、冷却器
(55)およびライン(56)を通して抽出蒸留塔(2
6)の上部に供給する。新しいメタノール(60)は、
損失を補うためにライン(59)を通してシステムに供
給する。3つの蒸留塔(17)、(26)および(3
9)からの底部生成物は、どれも気化器(23)、(3
3)および(48)で加熱する。
【0012】以下の表は、好ましい圧力の範囲において
塔内で現出する頂部および底部の温度を℃でまとめたも
のである。
【0013】
【実施例】7.1t/h メタノールおよび5.3t/h HC
lをエステル化反応装置(6)に供給する。250℃、
4barの圧力下でγ−Al2O3 触媒を用いる二段階の反
応は、以下の組成の反応ガスを生成する。 ジメチルエーテル:1.8t/h メタノール :0.01t/h クロロメタン :7.3t/h H2 O :3.29t/h この反応ガスを、約4barおよび約10℃の最低温度
下で凝縮器(11)において完全に液化させる。生じた
凝縮物を気化器(15)にポンプ(13)によって送出
する。凝縮物をここで10barおよび約100℃で部
分的に気化させる。このためには、凝縮器(11)で放
出された凝縮熱を加熱媒体として使用することができ
る。気化器(15)からの蒸気/液体混合物を第1蒸留
塔(17)に全て供給する。後者は同様に、約10ba
rの圧力および45℃の頂部温度および177℃の底部
温度下で運転する。底部生成物は、約3.3t/h 反応水
(25)から成る。反応水は他の生成物を含まず、生物
的水処理に供給することができる。凝縮器(19)の下
流の頂部生成物蒸気は、 ジメチルエーテル:1.8t/h メタノール :0.01t/h クロロメタン :7.3t/h と少量の水(約5ppm H2O )から成る。
【0014】これを、ライン(20)を通して抽出蒸留
塔(26)に供給する。ジメチルエーテルは、抽出剤と
しての42t/h メタノールの中に溶解する。ある程度の
クロロメタンも抽出剤に溶解するので、それを抽出蒸留
塔(26)の下部においてストリッピングする。気化器
(33)からの加熱蒸気は底部の加熱に用いることがで
きる。抽出蒸留による底部生成物は、 1.8t/h ジメチルエーテル 42t/h 抽出剤メタノール 0.01t/h 反応からの過剰のメタノールから成る混合
物である。
【0015】この底部生成物は約1ppm のクロロメタン
を含む。抽出蒸留塔(26)からの頂部生成物は、20
ppm より少ないジメチルエーテルを含む7.3t/h クロ
ロメタンである。抽出蒸留塔(26)は同様に10ba
rの圧力下で運転する。抽出剤メタノールはできる限り
冷却し、好ましくは35℃に冷却して、ライン(56)
を通して供給しなければならない。抽出蒸留塔(26)
の頂部の温度は約40℃であり、これにより再循環冷却
水で頂部生成物を凝縮することができる。底部の温度は
124℃であり、そのため低圧の蒸気で加熱することが
可能である。抽出蒸留塔(26)の底部からの廃液をポ
ンプ(35)を通して熱交換器(37)において予熱
し、次いで第2蒸留塔(39)に供給する。この塔も1
0bar下で運転する。頂部生成物は、約40℃で約
1.8t/h 液体ジメチルエーテルである。ジメチルエー
テルにおけるクロロメタン含有率は20ppm より少な
い。
【0016】第2蒸留塔(39)からの底部生成物は1
32℃の温度を有し、20ppm より少ないジメチルエー
テルを含む純粋なメタノールである。それは、“抽出剤
メタノール”および反応からの“過剰のメタノール”か
らなる。“過剰のメタノール”(0.01t/h )はライ
ン(51)を通して反応に戻し、一方“抽出剤メタノー
ル”はライン(56)を通して抽出蒸留塔(26)に再
び供給するために熱交換器(37)および(55)で冷
却する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による方法の一つの好ましい実
施形態の流れ系統図を表している。
【符号の説明】
1・・・メタノール 2・・・気体状のHCl 6・・・エステル化反応装置 11、19、28、41・・・凝縮器 15、23、33、48・・・気化器 17・・・第1蒸留塔 25・・・反応水 26・・・抽出蒸留塔 32、47・・・生成物貯蔵容器 37・・・熱交換器 39・・・第2蒸留塔 55・・・冷却器 60・・・新しいメタノール

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジメチルエーテルおよびクロロメタンの
    混合物の製造および分別法において、 a)メタノールと過剰のHClとを反応させ、 b)段階a)で得られた混合物と過剰のメタノールとを
    反応させ、 c)段階b)で得られた混合物を第1蒸留塔に供給し、 d)第1蒸留塔の底部生成物から水を取り出し、 e)第1蒸留塔の頂部に現れるメタノール、ジメチルエ
    ーテルおよびクロロメタンから成る混合物を取り出し、 f)段階e)で得られた混合物を抽出蒸留塔に供給し、 g)メタノールを抽出剤として抽出蒸留塔の上部に添加
    し、 h)抽出蒸留塔の底部生成物からメタノールとジメチル
    エーテルとの混合物を取り出し、 i)抽出蒸留塔の頂部からクロロメタンを引き抜き、 k)段階h)で取り出した混合物を第2蒸留塔に供給
    し、 l)第2蒸留塔の底部生成物からメタノールを取り出
    し、 m)第2蒸留塔の頂部でジメチルエーテルを取り出し、 n)段階l)で得られたメタノールの一部を段階a)お
    よびb)に記載の反応に供給し、および、 o)段階l)で得られたメタノールの残部を、段階g)
    に記載の抽出蒸留塔の上部への供給メタノールに供給す
    る、ことを特徴とする、上記方法。
  2. 【請求項2】 段階m)で得られた生成物流の一部を段
    階a)およびb)に記載の反応に供給することを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 段階i)およびm)で得られた頂部生成
    物を、それの次の使用前に凝縮させることを特徴とする
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 段階e)で得られた混合物を凝縮させ、
    液相として以後の処理に供給することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 段階c)に記載の供給の間に気体として
    生成した反応混合物を最初に凝縮させ、次いで再び気化
    させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 段階f)後に行われる抽出蒸留を1〜2
    5barの間の圧力下で実施することを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 用いるすべての塔が充填塔として設計さ
    れていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つ
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 段階g)において、抽出剤メタノールを
    5〜50℃の間の温度で抽出蒸留段階に供給することを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 段階k)に記載の混合物を第2蒸留塔に
    添加する前に加熱し、および段階o)に記載のメタノー
    ルを抽出蒸留塔に添加する前に冷却することを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 段階k)に記載の混合物の加熱を熱交
    換器で行い、および段階o)に記載のメタノールの冷却
    も同様に熱交換器で行い、かつメタノールを冷却器にお
    いてできる限り低い温度にすることを特徴とする請求項
    9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 段階a)およびb)に記載の反応を触
    媒の存在下に実施することを特徴とする請求項1〜10
    のいずれか一つに記載の方法。
  12. 【請求項12】 段階a)およびb)に記載の出発物質
    の過剰分が反応に必要とされる化学量論量の20%まで
    であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つ
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】1)段階e)で得られた混合物の一部を
    第1蒸留塔の頂部に戻し、および/または、 2)段階i)で得られた生成物を抽出蒸留塔の頂部に一
    部戻し、および/または、 3)段階m)で得られた生成物の一部を第2蒸留塔の頂
    部に戻す、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか
    一つに記載の方法。
JP9167695A 1996-06-25 1997-06-24 メタノールを抽出剤としたジメチルエーテルおよびクロロメタンの混合物の製造および分別法 Withdrawn JPH1059877A (ja)

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DE (2) DE19625282A1 (ja)
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