JPH01199935A - プロピオン酸エステルの製造方法 - Google Patents

プロピオン酸エステルの製造方法

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JPH01199935A
JPH01199935A JP63314013A JP31401388A JPH01199935A JP H01199935 A JPH01199935 A JP H01199935A JP 63314013 A JP63314013 A JP 63314013A JP 31401388 A JP31401388 A JP 31401388A JP H01199935 A JPH01199935 A JP H01199935A
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    • C07C67/36Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロピオン酸エステルの製造方法に関する。
プロピオン酸エステルは、エチレンをアルコールとカル
ボニル化触媒との存在下に反応式A:CHx=CHz+
CO+ROH−−’pcHscHxcco>OR(A)
〔式中、Rは有i基を示す〕 にしたがい−酸化炭素でカルボニル化して製造すること
ができる。この方法においては、アルコールROHとし
てのメタノールから出発してプロピオン酸メチルを製造
することができる。プロピオン酸メチルとメタノール以
外のアルコールのプロピオン酸エステルとの同時生成は
、このような2つのカルボニル化工程(一方の工程はメ
タノールから出発しかつ他方の工程はメタノール以外の
アルコールから出発)によって行なうことができる。
このような全部で2回のカルボニル化工程を行なうより
も著しく簡単である、プロピオン酸メチルとメタノール
以外のアルコールの第二プロピオン酸エステルとを同時
生成させるための一体化方法が今回見出された。
したがって本発明は、次の工程:すなわち工程1:エチ
レンをメタノールおよびカルボニル化触媒の存在下に一
酸化炭素で カルボニル化してプロピオン酸メチ ルを生成させ: 工程2:プロピオン酸メチルを工程1で得られた反応混
合物から単離し; 工程3:エステル交換触媒の存在下にメタノール以外の
アルコールとの反応によ りプロピオン酸メチルをエステル交 換し; 工程4:前記メタノール以外のアルコールのプロピオン
酸エステルと、メタノー ルおよびプロピオン酸メチルからな る共沸混合物とを工程3で得られた 反応混合物から蒸留によって単離し; かつ 工程5:前記工程4で単離さた共沸混合物を工程1のカ
ルボニル化に循環させる ことにより、プロピオン酸メチルとメタノール以外のア
ルコールのプロピオン酸エステルとを同時に生成させる
ことを特徴とするプロピオン酸エステルの製造方法を提
供する。
以下に一層充分説明するように、本発明による方法の簡
単さは、メタノール以外の如何なるアルコールを工程3
で使用したとしても、メタノール−プロピオン酸メチル
の共沸混合物を工程4で掻めて容易に単離しかつ工程1
のカルボニル化反応に再使用しうるという事実にある。
「メタノール以外のアルコ一ル」を以下「第二アルコー
ル」とも称する。「メタノール以外のアルコールのプロ
ピオン酸エステル」を以下「第二エステル」とも称する
工程3のためのプロピオン酸メチルは任意の原料から得
ることもできるが、このプロピオン酸メチルは工程lで
単離したものとするのが本発明の好適特徴である。工程
lにおけるカルボニル化は、エチレンと一酸化炭素およ
びメタノールとの反応によるプロピオン酸メチルの生成
を伴う。したがって、工程1で得られる反応混合物はプ
ロピオン酸メチルとメタノールと一酸化炭素とエチレン
とカルボニル化触媒とを含有する。本発明の好適倶体例
によれば、工程2は工程lで得られた反応混合物の気−
液分離の後に得られた液相を蒸留によりメタノールとプ
ロピオン酸メチルとの共沸混合物からなる軽質フラクシ
ョンと、プロピオン酸メチルからなる重質フラクション
と、カルボニル化触媒を含有する残留フラクションとに
分離して行なわれる。「重質」と言う用語は、このフラ
クションの沸点が軽質フラクションの沸点よりも高いこ
とを意味する。気−液分離は一般に「フラッシュ」と呼
ばれ、したがってフラッシュ除去される気相が実質的に
一酸化炭素とエチレンとで構成されるような温度および
圧力にて行なわれる。前記共沸混合物は約50重量%の
メタノールと約50重量%のプロピオン酸メチルとを含
有し、かつ大気圧にて62°Cの沸点を有する。このよ
うにして、99.9重量%より多いプロピオン酸メチル
含有量を有する重質フラクションが得られる。軽質フラ
クションには任意所望の用途を与えうるが、好ましくは
工程lにおけるカルボニル化に循環し、ここに存在する
メタノールを再使用してさらに所定量のプロピオン酸メ
チルを製造することにより、共沸混合物をその2種の成
分まで同時に分離する。
好適には、工程2の蒸留はメタノールとプロピオン酸メ
チルとからなる非共沸塔頂フラクションとカルボニル化
触媒を含有する前記残留フラクションとが得られる第1
カラム、および第1カラムからの塔頂フラクションを共
沸混合物(これは上記軽質フラクションである)とプロ
ピオン酸メチルからなる重質フラクションとに分離する
第2カラムとで行なうことができる。カルボニル化触媒
を含有する前記残留フラクションおよび若干のプロピオ
ン酸メチルには任意所望の用途を与えることができるが
、好ましくは工程1におけるカルボニル化に循環してさ
らに所定量のエチレンをカルボニル化する。
本発明の他の具体例によれば、工程2は工程1で得られ
た反応混合物をフラッシュ後にメタノールとプロピオン
酸メチルとからなる気体フラクションとカルボニル化触
媒を含有する液体フラクションとに分離することにより
行なわれる。気体フラクションを凝縮させ、かつこのよ
うに得られた凝縮液を蒸留によって(a)メタノールと
プロピオン酸メチルとの共沸混合物(この共沸混合物は
工程1におけるカルボニル化まで循環することができる
)からなる塔頂フラクションと、 (b) 99.9重
量%より大きい純度としうるプロピオン酸メチルからな
る中間フラクションと、(C)比較的少ない残留フラク
ションとに分離する。カルボニル化触媒を含有する液体
フラクションは、工程1におけるカルボニル化に循環す
ることができる。
工程3で得られた反応混合物は第二エステルとメタノー
ルとプロピオン酸メチルと第二アルコールとエステル交
換触媒とを含有しくここでエステル交換は平衡反応であ
る)、かつ工程4で蒸留されてメタノールとプロピオン
酸メチルとの共沸混合物を単離する。本発明による方法
は、工程1のカルボニル化へこの共沸混合物の循環がそ
の成分への同時的分離を伴うので簡単さの点で優れてお
り、分離されたメタノールは工程lにおけるさらに所定
量のプロピオン酸メチルの製造に使用され、かつ分離さ
れたプロピオン酸メチルは最終的に工程2で使用するこ
とができる。
工程5の代りに共沸混合物を工程3のエステル交換に循
環させることにより本発明の方法を改変すれば、次式: プロピオン酸メチル+第ニアルコールイ;、−゛;、°
・≧第二エステル+メタノール にしたがうエステル交換の平衡反応が左側に移動し、こ
の共沸混合物は復3:lのモル比にてメタノールとプロ
ピオン酸メチルとを含有する。
工程4における蒸留は、好ましくはメタノール以外のア
ルコール(第二アルコール)からなる中間フラクション
と前記メタノール以外のアルカノールのプロピオン酸エ
ステル(第二エステル)からなる中間フラクションとエ
ステル交換触媒を含む残留フラクションとを生成するよ
うに行なわれる。
第二エステルからなる中間フラクションは99.9重量
%より大きい純度を有することができる。第二アルコー
ルからなる中間フラクションとエステル交換触媒を含む
残留フラクションとは任意所望の用途を与えることもで
きるが、好ましくは工程3のエステル交換に循環される
メタノール以外の広範な種類のアルコールを工程3のエ
ステル交換に使用することができる。これらアルコール
は脂肪族、JI!i環式もしくは芳香族とすることがで
き、かつたとえば1個もしくはそれ以上のハロゲン原子
またはシアノ、エステル、アルコキシ、カルボキシもし
くはアリール基のような1個もしくはそれ以上の置換基
により置換することもできる。したがって、このアルコ
ールはフェノールであってもよい、好ましくは、これら
アルコールは1分子当り20個より多い炭素原子を持た
ず、特に1分子当り2〜10個の範囲の炭素原子を有す
る。アルカノール類が特に好適である。これらのうち、
2−ブタノールにより極めて良好な結果が得られた。適
するアルコールの他の例はエタノール、プロパツール、
2−プロパツール、ブタノール、t−ブチルアルコール
、ペンタノール、2−ペンタノール、2−メチルブタノ
ール、2−メチルペンタノール、ヘキサノール、ヘプタ
ツール、オクタツール、ノナノール、デカノール、ステ
アリルアルコール、ベンジルアルコール、シクロヘキサ
ノール、クロルカプリルアルコールおよびフェネチルア
ルコールである。このアルコールは多価アルコールであ
ってもよく、その例はエチレングリコール、lI2−プ
ロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1.3−ブ
タンジオール、グリセリン、ペンタエリスリトール、ピ
ナコール、1.6−ヘキサンジオールおよびポリエチレ
ングリコールである。他の例はフェノール、0−lm−
およびp−クレゾール、2−ナフトールおよび9−アン
スロールである。
本発明による方法の工程lは、任意のカルボニル化触媒
の存在下に行なうことができる。好ましくは、 (a)パラジウム化合物、 (b)パラジウム1グラム原子当り少なくとも5モルの
一般式■: z R’−P−R”        (1)〔式中、R1、
R2およびR3はそれぞれ適宜置換されるアリール基を
示す〕 を有するホスフィン、および (c)水溶液中18°Cで測定して2未満のPkaを有
するプロトン酸(ただしハロゲン化水素酸およびカルボ
ン酸を除く) とを組合せて製造されたカルボニル化触媒が挙げられる
この種のカルボニル化触媒は、BP−A−106,37
9号公報に記載されている。
これらカルボニル化触媒を用いれば、極めて高い反応速
度が得られる。均質および不均質の両カルボニル化触媒
を使用しうるが、均質カルボニル化触媒が好適である。
工程1は、臨界的ではないが好ましく↓よo、1;1〜
It): 1、特に0.2:1〜litの広範囲で変化
しうるエチレン対メタノールのモル比を用いて行なうこ
とができる。
工程1で使用される一酸化炭素は純粋であっても或いは
たとえば窒素、希ガスもしくは二酸化炭素のような不活
性ガスで希釈されていてもよい。
−Cに、IO容容量上り多い水素の存在は望ましくない
、何故なら、カルボニル化条件の下でエチレンの水素化
が生じうるからである。一般に、好ましくは一酸化炭素
または5容量%未滴の水素を含有する一酸化炭素を含ん
だ気体の使用が挙げられる。
本発明による方法の工程3では、広範な種類のエステル
交換触媒を使用することができる。この種の触媒は[ア
ルコール分解触媒Jとも呼ばれ、酸性もしくは塩基性と
することができる。適する触媒は硫酸、オルト燐酸、p
−)ルエンスルホン酸、硫酸エチル水素、エタン硫酸、
塩化アルミニウム、塩化亜鉛、ナトリウムイソブトキシ
ド、アルミニウムイソブトキシドおよびメタンスルホン
酸を包含する。
工程3におけるエステル交換は、臨界的でないが広範囲
で変化しうるエステル交換触媒対プロピオン酸メチルの
モル比および第二アルコール対プロピオン酸メチルのモ
ル比並びに温度および圧力を用いて行なうことができる
。好ましくは、1:2〜1 : 1000の範囲のエス
テル交換触媒対プロピオン酸メチルのモル比と、1:0
.2〜1:5の範囲の第二アルコール対プロピオン酸メ
チルのモル比と、50〜150°Cの範囲の温度と、1
〜10バールの範囲の圧力とが用いられる。
災−施一斑 以下、添付図面を参照して本発明を実施例により一層詳
細に説明する。
第1図を参照して、反応器9には一酸化炭素が経路l、
経路2および経路3を介して供給され、エチレンが経路
4および経路3を介して供給さ杵、メタノールが経路5
および経路6を介して供給され、かつ触媒系が経路7.
経路8および経路6を介して供給される。圧縮循環ガス
は経路10並びに経路2および3を介して反応器9に導
入される。
共沸混合物の循環は、経路11〜経路8を介して行なわ
れる。反応器9には攪拌ja12と冷却手段13とを設
ける。反応器における温度は110°Cであり、圧力は
40バールでありかつ反応混合物の滞留時間は2時間で
ある。
反応器9(工程1)で生成された反応混合物を経路14
を介して反応器から抜取りかつフラッシュ容器15に導
入し、ここで液相と気相とに分離し、フラッシュ容器1
5から経路16および経路17を介してそれぞれ抜取る
。経路16を介して抜取られた液相はさらに経路18を
介して移送され、次いで蒸留塔19に導入され、ここで
メタノールとプロピオン酸メチルとからなる非共沸塔頂
フラクションとカルボニル化触媒を含有する残留フラク
ションとに分離し、これらをそれぞれ経路20および経
路21を介しカラム19から抜取る。
経路20を介し移送された非共沸塔頂フラクションは凝
縮器22での凝縮により凝縮液と気体フラクションとに
分離され、これらをそれぞれ凝縮器22から経路23お
よび経路24を介して抜取る。
経路23を介して移送された凝縮液の一部を経路25を
介して蒸留塔19へ還流液として戻す。残部は経路26
を介し蒸留塔27まで移送され、ここでメタノールとプ
ロピオン酸メチルとの共沸混合物からなる塔頂フラクシ
ョンとプロピオン酸メチルからなる重質フラクションと
に分離され、それぞれ経路28および経路29を介して
カラム27から抜取られる。経路29における重質フラ
クションは99.9重量%より多いプロピオン酸メチル
含有両を有する。このプロピオン酸メチルの一部を工程
3および4に供給し、これらをさらに第2図を参照して
後記に説明する。
経路28を介して移送された塔頂フラクションは、凝縮
器30における凝縮によりメタノールとプロピオン酸メ
チルとの共沸混合物からなる凝縮液と気体フラクション
とに分離され、それぞれ経路31および経路32を介し
て凝縮器30から抜取られる。経路31を介して移送さ
れた凝縮液の一部は経路33を介して蒸留塔27まで還
流液として戻され、かつ残部は経路34.経路35およ
び経路11を介し経路8に戻される。
第2図に関連して後記する工程3および4から得られる
メタノールとプロピオン酸メチルとの共沸混合物を、経
路36を介して経路11に導入する。
経路32を介して搬送された気体は経路38゜経路39
および経路40を介して移送され、経路24からの気体
は経路39および経路40を介しかつ経路17からの気
体は経路40を介してコンプレッサ41まで移送される
。コンプレッサ41で圧縮された気体は前記した圧縮循
環ガスとして使用することができ、経路10を介して移
送される。
カルボニル化触媒を含有しかつ経路21を介して移送さ
れる残留フラクションは一部が経路42を介して反応器
9まで循環されかつ一部が経路43を介しストリッパ4
4まで移送され、ここでプロピオン酸メチルをストリッ
プ除去しかつ経路45を介して経路18まで移送するこ
とにより少量の重質残留物を残し、これを経路46を介
してストリッパ44から抜取る。
放出流を経路47を介して経路38から抜取ると共に、
経路48を介し経路34から抜取る。
次の物質バランスを第1図に適用する:(以下余白) 抜入 経路 量(kg/h)   痙且 経路 量(k
g/h)1  2.000         29  
6.9034  2.003        46  
0.0945  1.662        47  
0.09036  1.382        48 
 0.0037  0.043 7.090             7.090第2
図を参照して、反応器54にはプロピオン酸メチルが経
路50および経路51を介して供給されかつ2−ブタノ
ールが経路52.経路53および経路51を介して供給
される。経路50におけるプロピオン酸メチルは第1図
に示した経路29から得られ、従って工程1および工程
2により生成されたものである。経路29からのプロピ
オン酸メチルの残部には他の用途が与えられている。プ
ロピオン酸メチルと2−ブタノールとの混合物は、反応
器54に流入する前に加熱器55にて加熱される。エス
テル交換触媒は経路56および経路57を介して経路5
3まで供給される。反応器54は90°Cの温度かつ6
バールの圧力にて栓流で操作される。
反応器54(工程3)で生成された反応混合物を経路5
8を介してそこから抜取りかつ蒸留塔59に導入し、こ
こで経路36を介してカラム59から抜取られる塔頂フ
ラクションと、経路60を介して抜取られる中間フラク
ションと経路61を介して抜取られる塔底フラクション
とに分離する。塔頂フラクションはメタノールと工程4
で単離されたプロピオン酸メチルとからなる共沸混合物
であり、第2図における経路36は第1図における経路
36と同じ経路である。
経路61を介して抜取られた塔底フラクションを蒸留塔
62に導入し、ここで99.9重量%より多いプロピオ
ン酸5ee−ブチルの含有量を有しかつ経路63を介し
て抜取られる塔頂フラクションと、経路64を介して抜
取られる塔底フラクションとに分離する。この塔底フラ
クションを、さらに経路65および経路66を介し経路
57まで移送すると共に、経路60からの中間フラクシ
ョンを経路66中に導入する。放出流は経路64から経
路67を介して抜取られる。
次の物質バランスを第2図に適用する:流入 経路 量
(kg/h)   痙■ 経路 量(kg/h)50 
2.4B3      63 2.54052  1.
446      36  1.38256 0.00
8  、    67 0.0153.937    
     3.937几較尖狂 第1図を参照して実施例で説明した実験を反復したが、
ただし経路36を介する共沸混合物の供給を停止させた
。次いで、次の物質バランスを第1図に適用した: 抜入 経路 量(kg/h)   孟且 経路 量(k
g/h)1  2.000      29 6.13
3・4 2.003      46 0.0945 
2.2B4      47 0.09036   0
       48 0.0037 0.043 6.330         6.330
【図面の簡単な説明】
第1図は工程1.2および5の略工程流れ図であり、 第2図は本発明による方法の工程3および4の略工程流
れ図である。 9・・・反応器      12・・・攪拌機13・・
・冷却手段    15・・・フラッシュ容器19・・
・蒸留塔     22・・・凝縮器代理人の氏名  
 川原1)−穂

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の工程:すなわち 工程1:エチレンをメタノールおよびカルボニル化触媒
    の存在下に一酸化炭素で カルボニル化してプロピオン酸メチ ルを生成させ; 工程2:プロピオン酸メチルを工程1で得られた反応混
    合物から単離し; 工程3:エステル交換触媒の存在下にメタノール以外の
    アルコールとの反応によ りプロピオン酸メチルをエステル交 換し; 工程4:前記メタノール以外のアルコールのプロピオン
    酸エステルと、メタノー ルおよびプロピオン酸メチルからな る共沸混合物とを工程3で得られた 反応混合物から蒸留によって単離し; かつ 工程5:前記工程4で単離さた共沸混合物を工程1のカ
    ルボニル化に循環させる ことにより、プロピオン酸メチルとメタノール以外のア
    ルコールのプロピオン酸エステルとを同時に製造するこ
    とを特徴とするプロピオン酸エステルの製造方法。
  2. (2)工程3にてエステル交換させるべきプロピオン酸
    メチルが工程2で単離されたものである請求項1記載の
    方法。
  3. (3)工程1で得られた反応混合物を気−液分離した後
    に得られた液相を、蒸留によりメタノールとプロピオン
    酸メチルとの共沸混合物からなる軽質フラクションと、
    プロピオン酸メチルからなる重質フラクションと、カル
    ボニル化触媒を含有する残留フラクションとに分離して
    工程2を行なう請求項1または2記載の方法。
  4. (4)共沸混合物からなる軽質フラクションを工程1の
    カルボニル化に循環する請求項3記載の方法。
  5. (5)工程4における蒸留がメタノール以外のアルコー
    ルからなる中間フラクションと、前記メタノール以外の
    アルコールのプロピオン酸エステルからなる中間フラク
    ションと、エステル交換触媒を含む残留フラクションと
    をさらに生成する請求項1〜4のいずれか一項に記載の
    方法。
  6. (6)メタノール以外のアルコールからなる中間フラク
    ションと、エステル交換触媒を含む塔底フラクションと
    を工程3のエステル交換に循環する請求項5記載の方法
  7. (7)工程1で使用されるカルボニル化触媒が(a)パ
    ラジウム化合物と、 (b)一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ適宜置
    換されたアリール基を示す〕 を有し、パラジウム1グラム原子当り少なくとも5モル
    のホスフィンと、 (c)水溶液中、18℃で測定して2未満のPkaを有
    するプロトン酸(ただしハロゲン化水素酸およびカルボ
    ン酸を除く)と を組合せて作成されてなる請求項1〜6のいずれか一項
    に記載の方法。
  8. (8)工程3で使用されるメタノール以外のアルコール
    が1分子当り2〜10個の範囲の炭素原子を有する請求
    項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. (9)アルコールがアルカノールである請求項8記載の
    方法。
  10. (10)アルコールが2−ブタノールである請求項9記
    載の方法。
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