JPH1059667A - 昇降機の停止階ドアのための耐火トリム - Google Patents

昇降機の停止階ドアのための耐火トリム

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JPH1059667A
JPH1059667A JP9117412A JP11741297A JPH1059667A JP H1059667 A JPH1059667 A JP H1059667A JP 9117412 A JP9117412 A JP 9117412A JP 11741297 A JP11741297 A JP 11741297A JP H1059667 A JPH1059667 A JP H1059667A
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リパモンティ ロドルフォ
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ノベッラティ ジアンルカ
Haegg Jori
ハッグ ヨリ
Lehtonen Mika
レトネン ミカ
Pugliese Giuseppe
プグリエゼ ジュセッペ
Pierpaolo Piccin
ピッチン ピエルパオロ
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    • E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
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    • E06B1/62—Tightening or covering joints between the border of openings and the frame or between contiguous frames

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  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降機の停止階ドアフレームの脇柱および横
材とドア開口の側面または表面との間の領域における効
果的な耐火機能を確保し、製造が簡単かつ経済的であ
り、設置が容易で、外観が審美的な耐火トリムを提供す
る。 【解決手段】 本トリムは不燃性の材料、特に鋼からな
る耐火異形要素11を含む。これはＬ字型の断面を有し、
その第一の腕11a は、ドアフレームの脇柱１、２または
横材３に固定され、その第二の腕11b はドア開口の対応
する側面または表面４〜６に隣接して配置される。耐火
要素11の正面には、異形被覆要素14が存在する。これは
溝型の断面を有し、その第一の腕14a はドアフレームの
脇柱１、２または横材３を圧しており、その第二の腕14
b は、耐火要素11の第二の腕11b とそれに対応するドア
開口の面４〜６との間で押圧固定される。固定装置15
は、被覆要素14の第二の腕14b をドア開口の対応する面
４〜６に抗して締めつける。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降機の停止階ド
アのための耐火トリム、特に、２つの側柱または脇柱
と、上方の１つの交差要素すなわち横材とによるフレー
ムであって、ドア開口の対応する側面または表面に固定
されるように構成されたフレームを有する停止階ドアの
ための耐火トリムに関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フレームの
脇柱および横材とドア開口の側面または表面との間の領
域における効果的な耐火機能を確保するためのトリムで
あって、また、製造するのが簡単かつ経済的であり、設
置が容易で、外観が審美的なトリムを提供することを目
的とする。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、次のようなトリムによって達成される。すなわ
ち本発明に係るトリムは、ドアフレームの各脇柱および
横材について、不燃性の材料、特に金属による耐火異形
要素であって、実質的にＬ字型の断面を有し、その断面
の第一の腕は、脇柱または横材の停止階に面している表
面に抗してあてがわれ、かつ、固定されるように構成さ
れ、その断面の第二の腕は、ドア開口の対応する面に隣
接して配置されるように構成される耐火異形要素と、耐
火要素の正面に位置するように構成された溝型の断面を
有し、その溝は耐火要素に面し、脇柱または横材の停止
階に面している表面を圧するように構成される第一の
腕、および耐火要素の第二の腕とドア開口の対応する面
との間で押圧固定されるように構成される第二の腕を有
する異形被覆要素と、ドアフレームの脇柱または横材に
装着が可能であって、被覆要素の第二の腕をドア開口の
対応する面に抗して締め付ける固定手段とを含むことを
特徴とする。
【０００４】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して、本発明
による耐火トリムの更なる特徴と利点を、非制限的な実
施例により理論的かつ詳細に説明する。
【０００５】図２は昇降機の停止階ドアを示す。このド
アは、２つの側柱または脇柱１、２と、上方の交差要素
すなわち横材３とを有するフレームを含む。このフレー
ムは、ドア開口の対応する側面および上方の面４、５、
６に固定されている。
【０００６】図２ではドアは、隣接する停止階Ｌから見
たものとして示されている。
【０００７】例示された実施態様によれば、ドアは２枚
のスライドするパネル７、８を有する。
【０００８】脇柱１、２と、それらに対応するドア開口
の面４、５との間において、それぞれ、本発明による耐
火トリムが存在する。同様のトリムが横材３とそれに対
応するドア開口の上方の面６との間に配置される。
【０００９】これらの耐火トリムのうちの１つのみを、
以下において図１を参照して説明する。ここでは特に、
脇柱１とそれに対応するドア開口の面４との間にはめ込
まれたトリムについて説明する。ドアフレームの他の脇
柱および横材と隣接する耐火トリムも、ここに示すもの
と同様の構造を有する。
【００１０】図１を参照すると、本発明による耐火トリ
ム10は、不燃性の材料、特に鋼による耐火異形要素11を
含み、これは実質的にＬ字型の断面を有する。この要素
11は、脇柱１の停止階に面している表面に抗してあてが
われ固定される第一の腕11aを有する。図３に見られる
ように、耐火要素11の第一の腕11a は、その利点とし
て、長手方向に細長い複数の穴12を有する。この穴12を
通って固定ねじ13（図１）が伸び、ねじ13は、耐火要素
をドアフレームの対応する脇柱１に接続する。
【００１１】耐火異形要素11は第二の腕11b を有してお
り、これは、昇降機シャフトすなわち昇降路Ｓに面して
いて、ドア開口の対応する面４に隣接して配置される
（図１）。
【００１２】異形被覆要素14は、実質的に溝型の断面を
有し、耐火要素11の正面に、その溝が耐火要素に面する
ように配置される。
【００１３】被覆要素14は、脇柱１の停止階に面してい
る表面を圧する第一の腕14a と、耐火要素11の腕11b と
ドア開口の対応する面４との間で押圧固定される第二の
腕14b とを有する。
【００１４】図１に例示された実施態様において、被覆
要素14の腕14b は、その終端が耐火要素11の腕11b を越
えて昇降機シャフトすなわち昇降路Ｓに向かって突出す
る部分を有する。
【００１５】ドアフレームの脇柱１は、対応する複数の
固定ボルトを有し、それらのうちの１本のみを図１に示
し、全体を15で表わす。これらのボルトは、それらの終
端が、被覆要素14の腕14b の一部で耐火要素11の腕11b
を越えて突出する部分を圧するようにねじ締めされる。
これによって被覆要素14は、ドア開口の面４に抗して締
め付けられる。
【００１６】火事の際は、たとえドアとドアフレームが
熱膨張の結果として変形しても、ドアフレームとドア開
口の対応する面４〜６との間に生じた隙間または継ぎ目
は、閉じられたままで保たれる。これは、固定ねじ13で
係止された穴12が細長く、さらに、被覆要素14の腕14b
がスライド面の役割を果たすことにより、耐火要素11が
フレームに対してスライドできるためである。
【００１７】言うまでもないが、以上の非制限的な例に
より理論的に記述されまた図示された発明について、本
発明の原理を同一に保ちつつ、本発明の範囲を離れるこ
となく、実施態様の形態および構成の詳細を広く変形可
能である。
【００１８】
【発明の効果】本発明による耐火トリムは、主として停
止階から設置を行なうことができるため、設置が容易で
ある。また非常に迅速かつ簡便に構成し、組み立てるこ
とができる。
【００１９】加えて、設置時、トリムは審美的にも好ま
しい。
【図面の簡単な説明】
【図１】図２の直線II-II で切断した断面を矢印方向か
ら見た拡大図である。
【図２】本発明による耐火トリムを備えた昇降機の停止
階ドアの正面図である。
【図３】本発明によるトリムに含まれる耐火要素の一部
を示す斜視図である。
【符号の説明】
１、２ 脇柱 ３ 横材 ４、５ ドア開口側面 ６ ドア開口上面 ７、８ ドアパネル 10 耐火トリム 11 耐火異形要素 11a 、11b 耐火異形要素の腕 12 穴 13 固定ねじ 14 異形被覆要素 14a 、14b 異形被覆要素の腕 15 固定ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨリ ハッグ フィンランド共和国 リイヒマキ 11310、 イルマリンティエ 10 (72)発明者 ミカ レトネン フィンランド共和国 リイヒマキ 11120、 ブイ．オー． マキセンカトゥ 11 (72)発明者 ジュセッペ プグリエゼ イタリア共和国 ミラノ、 アールエイチ オー、 ビア エス． カプアナ 50 (72)発明者 ピエルパオロ ピッチン イタリア共和国 ミラノ、 ビア エス. デルピオンボ ５

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 停止階ドアがドア開口の対応する側面ま
    たは表面に固定されるように構成される２つの脇柱と１
    つの横材とによるドアフレームを有する、昇降機の停止
    階ドアのための耐火トリムにおいて、該耐火トリムは、 前記各脇柱と前記ドアフレームの横材とについて、 不燃性の材料、特に金属による耐火異形要素であって、
    実質的にＬ字型の断面を有し、該断面の第一の腕は、前
    記脇柱または前記横材の停止階に面している表面に抗し
    てあてがわれ、かつ、固定されるように構成され、前記
    断面の第二の腕は、ドア開口の対応する面に隣接して配
    置されるように構成される耐火異形要素と、 前記耐火異形要素の正面に位置するように構成された溝
    型の断面を有し、該断面の溝は、前記耐火要素に面し、
    前記被覆要素は、前記脇柱または前記横材の停止階に面
    している表面を圧するように構成される第一の腕、およ
    び前記耐火要素の第二の腕と前記ドア開口の対応する面
    との間で押圧固定されるように構成される第二の腕を有
    する異形被覆要素と、 前記ドアフレームの前記脇柱または前記横材に装着が可
    能であって、前記被覆要素の第二の腕を前記ドア開口の
    対応する面に抗して締め付ける固定手段とを含むことを
    特徴とする昇降機の停止階ドアのための耐火トリム。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載のトリムにおいて、前記
    各被覆要素の第二の腕は、該腕の終端が前記耐火要素の
    第二の腕を越えて昇降機空間または昇降路に向かって突
    出する部分を有し、前記固定手段は、ドアのそれぞれの
    前記脇柱または前記横材と対応するボルトを含み、該ボ
    ルトの終端は、前記被覆要素の第二の腕の部分であって
    前記耐火要素の第二の腕を越えて突出する部分を圧する
    ことを特徴とする耐火トリム。
  3. 【請求項３】 請求項１または２に記載のトリムにおい
    て、前記各耐火要素は、長手方向に細長い複数の穴を有
    し、該穴を通って、前記耐火要素を前記ドアフレームの
    対応する前記脇柱または前記横材に接続するねじ固定要
    素が伸びていることを特徴とする耐火トリム。
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